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【DEEP】速報中!DEEP TOKYO IMPACT 2025 1st ROUND

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【オープニングファイト第1試合 アマチュアSルール 68kg契約】
×有馬雄生(JAPAN TOP TEAM)
(1R TKO)
○佐藤カナウ(クロスポイント・パラエストラ吉祥寺)
1R、グラウンドで激しく上下が入れ替わるスクランブルの展開からスタンドに戻ると両者足を止めての激しい打ち合い。左右のパンチを振り回すと佐藤の右フックがクリーンヒット。ダウンした有馬にパウンドを落とすとレフェリーが試合を止めた!


【オープニングファイト第2試合 アマチュアSルール フェザー級】
○菊川イサム(KATANA GYM)
(判定3-0)
×柿沼和敬(THE BLACKBELT JAPAN)
1R、開始直後から前に出てプレスを掛ける菊川。積極的にパンチを出す。それに対して柿沼は組み付く試合展開。ケージ際での差し合いの時間が多くなる。差し合いから柿沼が首投げのようにテイクダウンしたが菊川はすぐに立ち上がってラウンドを終えた。
2R、やはり前進する菊川。ボディを交えて果敢にパンチを出す。嫌った柿沼は組み付くとテイクダウンに成功。バックに周るとチョークを狙う。立ち上がる菊川だが柿沼は背中に張り付いて側頭部のフックを入れて試合終了。判定は菊川に軍配。


【オープニングファイト第3試合 アマチュアSルール フェザー級】
×井上セナ(K-Clann)
(判定1-2)
○小笠原孝成(ISHITSUNA MMA)
1R、開始直後に井上がタックルで組み付く。ケージに押し込んで長い差し合い。その流れから小笠原がフロントに投げを打つが井上がいなしてバックに周る。立ち上がった小笠原だが井上は離れずスタンドでバックに周るとそのままグラウンドに持ち込む。しかしここでタイムアップ。
2R、開始直後の奇襲をかける小笠原。しかし井上は組み付いて首投げ。しかし小笠原が上になってスタンドを要求。スタンドに戻ると小笠原の右フック。一瞬井上の腰が落ちる。それでもすぐに立て直してしつこく組み付く井上。スタンドでバックに周って背中に飛び乗る。バックをキープしつつコツコツと削って試合終了。判定はスプリットで小笠原に軍配!


【第1試合 ライト級】
×真野亜三瑠(NEX SPORTS)
(判定0-3)
○野尻大輔(パラエストラ八王子)
1R、開始直後にタックルでテイクダウンした野尻。しかし真野はすぐに立ち上がってスタンドで差し合い。野尻が投げを放ってスクランブル。何とか野尻がテイクダウンに成功。それでも真野は立ち上がる。スタンドでの差し合いでラウンドを終えた。
2R、開始直後にタックルで組み付いた野尻。足を掛けてテイクダウンに成功。しかし真野はスイープ。立ち上がる野尻のバックに周る。だが野尻は正対すると柔道仕込みの投げでテイクダウンに成功。上をキープすると終了間際にパウンドで削って試合終了。判定は野尻に軍配!


【第2試合 フェザー級】
×石塚一(神龍ワールドジム)
(2R TKO)
○藤井連(FIGHTER’S FLOW)
1R、開始直後にタックルでテイクダウンした藤井。しかし石塚は下から足関節を仕掛ける。そのまま組み付くと押し倒してテイクダウンに成功。だが藤井もすぐに立ち上がる。ローブローによる中断から開始直後に石塚がタックルでテイクダウン。だが藤井はスイープ。石塚も下からバックに周る。そのまま下になりつつ三角絞め。だが藤井は脱出。スタンドに戻ると首相撲からの膝蹴り。さらにフックを打ち込むと石塚は腰を落とす。何とかタックルで誤魔化してラウンドを終えた。
2R、開始直後に組み付く石塚に対してパンチを浴びせる藤井。さらに組みついて膝蹴り連打。ここでレフェリーが試合を止めた!藤井の攻撃が鮮烈!


【第3試合 フェザー級】
×佐々木耀(K-Clann)
(判定0-3)
○権藤大剛(クロスポイント・パラエストラ吉祥寺)
1R、開始直後にテイクダウンした権藤。しかし佐々木はスイープ。バックに周るとチョークを狙う。権藤は立ち上がるが佐々木は離れない。さらにグラウンドに誘うとバックから腕十字!しかし権藤は回避すると上になってアームロック。あわやの場面だったが佐々木は脱出。スタンドに戻るとスクランブル。権藤が上になるとパウンドを乱射してラウンドを終えた。
2R、圧力を掛ける佐々木。組み付く権藤はバックに周ってジャーマンでテイクダウンに成功。佐々木は立ち上がるが権藤はまたもジャーマンでテイクダウン。マウントを奪取するとパウンドを乱打。佐々木が立ち上がるが権藤はすぐに投げでテイクダウン。権藤はアームロックを狙うが佐々木も下から腕を狙うスリリングな展開。だが権藤はサイドをキープしてパウンドを落として試合終了。判定は権藤に軍配!


【第4試合 フェザー級】
×平石光一(PUREBRED)
(1R チョーク)
○鈴木大晟(パラエストラ八王子)
1R、至近距離でのスタンドの攻防。鈴木はカーフキックを蓄積。さらに組みつくと足を掛けてテイクダウン。すると鈴木がグラウンド状態での平石の頭部に膝蹴りを放ったため試合が中断。インターバルとが取られる。再開すると平石が前に出る。打ち合いから鈴木がタックルでテイクダウン。だが平石が立ち上がって差し合い。すると鈴木がスタンドでバックに張り付くとチョーク。このままグラウンドに持ち込むとさらに絞め上げると平石は失神。レフェリーが試合を止めた!鈴木が圧巻の一本勝ち!


【第5試合 ライト級】
○山田聖真(JAPAN TOP TEAM)
(判定3-0)
×井上竜旗(AACC)
1R、開始直後の差し合いから投げでテイクダウンした山田。簡単にマウントを奪取。その後大きな展開は作れないものの、常に上のポジションをキープしてラウンドを終えた。
2R、開始直後に組み付いた山田。簡単にテイクダウンに成功。バックからツイスターを狙うなど果敢に仕掛ける。井上はどうにもこうにも逃げる事が出来ない。終了間際には山田がマウントを取ってパウンドを連打したところで試合終了。判定は山田に軍配。


【第6試合 DEEPフェザー級GPリザーブマッチ】
×畠山祐輔(ボンサイ柔術)
(2R TKO)
○狩野優(TRIBE TOKYO MMA)
1R、パンチをヒットさせてプレスを掛ける狩野。パンチの精度では狩野が優勢。畠山が組み付いてくるとギロチンチョークを狙うが不発。スタンドに戻ると差し合いから下になった畠山にサカボキックを見舞う。だが畠山も組み付いて回避してラウンドを終えた。
2R、開始直後から狩野がパンチで攻勢を掛ける。畠山も打ち合いに応じるがやはり精度では狩野が上手。終了間際にフックでダウンを奪うと躊躇なく踏みつけ。動きがないのを見てレフェリーが試合を止めた!狩野が圧巻の踏みつけ!


【第7試合 バンタム級】
○杉山廣平(THE BLACKBELT JAPAN)
(判定2-1)
○濱口奏琉(パラエストラ和泉)
1R、開始直後に杉山が片足タックルで組み付く。濱口は尻餅をつくがすぐに立ち上がってケージ際ので激しい組み合い。杉山がスタンドでバックを狙うが濱口はなんとか堪えて正対。身体が離れると至近距離での打ち合い。互いにパンチをヒットさせてラウンドを終えた。
2R、スタンドの打撃で勝負したい濱口に対して杉山はしつこく組み付く。組むとスタンドでバックに周って濱口の動きを封じる。身体が離れる場面はあったが杉山はすぐに組み付いて濱口の光を消す。離れ際にも杉山も細かいパンチをヒットさせて攻勢のままラウンド終了。
3R、やはり杉山はしつこくタックルで組み付く。スタンドでバックに張り付いて濱口の動きを封じる。それでも正対すると濱口のパンチがヒット。決定的な場面はないが有効打が上か。しかし杉山もしっかり打ち返して組み付くとスタンドでバックに周って動きを封じて試合終了。判定はスプリットで杉山に軍配。


【第8試合 セミファイナル 58kg契約】
○力也(FIGHT FARM)
(1R TKO)
×原虎徹(CAVE)
1R、開始直後のパンチの交差。原のパンチがヒットしたかと思いきや、力也の右フックがクリーンヒット。ぐにゃりとダウンした原を見てレフェリーが試合を止めた!圧倒的なパンチ力!やばい!14秒決着!


【第9試合 メインイベント ライト級】
○倉本大悟(JAPAN TOP TEAM)
(3R TKO)
×トミー渡部(KATANA GYM)
1R、パンチの連打で突っ込んでいく渡部。組み付くとケージ際での差し合い。しかし倉本の膝がローブローになって試合は中断。再開するとパンチを振るって前に出る倉本。スタンドの打撃は倉本優勢かと思いきや、渡部もパンチを打ち返すと右ストレートで倉本はダウン。すぐに立ち上がるが渡部は畳みかける。さらに寝かせるとパウンド連打からバックに周るとチョークを狙うが不完全。倉本は何んとか耐え切ってラウンドを終えた。
2R、倉本は距離を置いてカーフキックを蓄積させる。渡部は効いたか。それでも右ストレートを打ち返して組み付くスタンドでバックに周る。だが倉本はテイクダウンを許さず膠着。終了間際に渡部はグラウンドに持ち込むがタイムアップ。
3R、倉本は距離を置いてカーフキックと前蹴りを蓄積。渡部は距離を詰めてパンチを出すが倉本はかわす。倉本は徐々にカーフを効かせるとさらに右フックを当てると渡部はダウン。亀になったところにパウンドを浴びせるとレフェリーが試合を止めた!
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【DEEP Tokyo Impact2025#01&DEEP JEWELS48】計量よもやま話。浜崎朱加に疲れ…&彩綺「タワンチャイ」

【写真】須田の柔術に対する──浜崎の剛の寝技。どのような攻防になるのか楽しみ (C)MMAPLANET

明日23日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact2025#01とDEEP JEWELS48の計量が22日(土)に新宿区のSAP新大久保で行われた。
Text Manabu Takashima

ここで午後2時から実施されたDEEP JEWELS48の計量会場で見聞きしたよもやま話をお届けしたい。

まずMMAPLANETが独自に調査を続けるフェイスオフ前後の握手問題。女子は握手をしない説だがキック及びアママッチも含め10試合で両者が手を合わせたのは、ぽちゃんZとエレナのみ。実に10パーセントで、女子は握手をしない説がまたしても立証されることとなった。加えて海外女子選手は握手、ハグをするという説もあるが、ここに関してもエレナはフランス女子で、この説もさらに信ぴょう性が高まってきている。


そんな計量でひと際目立っていたのが、島村優花とキックで戦う中村サキの水着のきわどさだ。

イーファイトと熊久保英幸が決して黙っているはずがない布地面積の少なさと、頭には被り物。これに青野ひかると対戦する彩綺が帯同していたHearts腕白兄弟の弟・天弥は、「試合でテイクダウンされたら、次の計量はあの恰好でな」と注文をつける。

「無理。絶対」という彩綺は、「なら、これで」とウルトラマンのポーズを。腕白兄弟・兄の海飛のキメショットを罰則の対照としてしまうと「明日は早く勝って、タワンチャイを見に行きます」とまさかのONE観戦宣言まで飛び出した。

また10年ぶりのJEWELS登場が話題の浜崎朱加だが、会場入りした時から永遠の少年と一部で言われているベテランは、須田萌里と比較すると明らかに疲れている。いの一番のスケール登壇に如何にも疲労困憊の様子で、頬のげっそり感が現実以上に増幅されたような印象を与えていた。

体重調整に問題があったのか、浜崎に真意を確かめると──。なんと、会場までの電車が遅れており遅刻しそうになった気疲れと、最寄り駅から計量会場までダッシュで駆け付けたため本当に疲れてしまっていたそうだ。

とはいえ減量は問題なく。体の変化も「あるのかもしれないけど、鈍感だから感じていない」とリカバリー云々でなく計量終了後には完全に元気さを取り戻していた。

■DEEP JEWELS48 視聴方法(予定)
3月23日(日)
午後5時25分~ YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT

■DEEP JEWELS48計量結果

<49キロ契約/5分3R>
浜崎朱加:48.85キロ
須田萌里:48.4キロ

<バンタム級/5分3R>
東よう子:61.5キロ
MANA:61.4キロ

<49キロ契約/5分2R>
青野ひかる:48.95キロ
彩綺:48.8キロ

<ミクロ級/5分2R>
山﨑桃子:44.10キロ
ジャカ季美香:44.65キロ ※1回目オーバー

<ミクロ級/5分2R>
ちびさいKYOKA:43.55キロ
古林礼名:44.2キロ

<49キロ契約/5分2R>
須田美咲:48.9キロ
SAAYA:48.7キロ

<63キロ契約/5分2R>
ぽちゃんZ:63.0キロ
エレナ:60.65キロ

<ストロー級/5分2R>
堀井かりん:52.35キロ
横瀬友愛:52.45キロ

<49キロ契約/5分2R>
横瀬美久:48.8キロ
横江明日香:48.65キロ

<キック・ストロー級/2分2R>
島村優花:51.8キロ
中村サキ:52.15キロ

<アマ・ストロー級/3分2R>
せりな:51.8キロ
あきぴ:51.05キロ

■DEEP Tokyo Impact2025#01視聴方法(予定)
3月23日(日)
午後12時05分~ YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT

■DEEP Tokyo Impact2025#01計量結果

<ライト級/5分3R>
倉本大悟:70.75キロ
トミー渡部:70.7キロ

<58キロ契約/5分3R>
力也:57.9キロ
原虎徹:57.9キロ

<バンタム級/5分3R>
杉山廣平:57.15キロ
濱口奏琉:57.15キロ

<DEEPフェザー級GP1回戦リザーブマッチ/5分3R>
畠山祐輔:66.2キロ
狩野優:66.25キロ

<ライト級/5分2R>
山田聖真:70.65キロ
井上竜旗:70.5キロ

<フェザー級/5分2R>
平石光一:※交通の事情で遅れる → 66.15キロ
鈴木大晟:65.75キロ

<フェザー級/5分2R>
佐々木耀:65.9キロ
権藤大剛:65.7キロ

<フェザー級/5分2R>
石塚一:66.25キロ
藤井連:66.3キロ

<ライト級/5分2R>
真野亜三瑠:70.6キロ
野尻大輔:70.65キロ

<アマ・バンタム級/3分2R>
井上セナ:61.6キロ
小笠原孝成:61.45キロ

<アマ・フェザー級/3分2R>
菊川イサム:65.95キロ
柿沼和敬:65.75キロ

<アマ68キロ契約/3分2R>
有馬雄生:67.9キロ
佐藤カナウ:67.7キロ

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45 AB DEEP DEEP JEWELS DEEP122 GFG GFG04 KENTA MMA MMAPLANET o YouTube 佐伯繁 新井丈 石塚一 神龍誠

【DEEP122】共同取材から。神龍誠「大晦日はズールーと」&佐伯代表「パッと頭に浮かぶ選手がいない」

【写真】前夜のGFG04で勝利した神龍ワールドジムの石塚一の勝利に、「セコンドに就きたかったけど、計量だったので。今度、取材してやってください」と一族の長の顔を覗かせていた神龍だった(C)MMAPLANET

昨日4日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP122。メインでKENTAを激闘の末下した神龍誠の試合後の会見から、MMAPLANETの質問への返答を抜粋してお届けしたい(※要約)。
Text by Manabu Takashima

代表質問では固くなったという話をしていた神龍は、メディアの質疑応答のタイミングでコーナーよりファンタグレープを受け取ると、心底美味しそうに一飲みし質問を待った。


──ファンタグレープを美味しそうに、一飲みされました(笑)。いつも、試合後にはソーダ系ドリンクを飲むのですか。

「はい、減量で飲めなかったので祝勝会です(笑)。ファンタはグレープが一番好きですね」

──そんななか、話せる範囲で構いませんが試合前にインタビューをお願いした時に負傷があって計量の時までインタビューは控えたいということでした。

「体の調子……試合前に大風邪をひきました(笑)。危なかったですよ、水抜き直前に風邪をひいて。朝、寒すぎて。ヤバかったですね」

──熱も出た?

「僕、熱を測って、あると弱っちゃうんで。絶対にヤバいなと思いながら、インフルでないことを祈って全力で寝て治しました」

──体調は回復できたのですか。

「ある程度は戻したッスね。1日ズレていたら、水抜きがヤバかったです。だから本当に怖かったです。水抜きの日がインフルだったら……多分、ヤバかったです」

──今日の動きを見ていると、それまでの仕上がりは上々だったということでしょうか。

「そこまでの仕上がりは、特に大丈夫でした。直前に大風邪をひいたぐらいです」

──固くなったということでしたが、ピンチになった時こそ、本来の力が出しきれるような。そんな強さが感じられました。

「う~ん、出るんスかね。そこは分からないです。エへへへ」

──大晦日、今回の試合に合格になるのか。

「いやぁ、ハイ」

──そこは我々には分からないところなのですが、出場できたら誰かと戦いたいというのはありますか。

「強い外国人選手が入ってきているんで、そこらへんとやりたいですね。今でいうと、この前に新井丈選手に勝ったズールー選手とか空いていると思うんですよ。ズール選手とやりたいですね」

──17日のLANDMARKに来日するフライ級3人の外国人選手のなかで、気になるファイターはいますか。

「全員です。全員、気になります。同じ階級の……同じ戦場のファイターなんで。そこは皆、気になります」

■大晦日の神龍の試合に関して、佐伯繁代表は大会総括の囲み取材に以下のように話した(※要約)。
佐伯繁
「大晦日に出ることが難しい。ワンチャンあるかもしれないですが、事実上ないと思っているので12月の出場希望選手が多いです。ゼロではないですよ、だから神龍選手とケイト(ロータス)さんは今日戦った。ケイトさんに関しては合格として良いと思います。ただ神龍選手、ケイトさんにしても大晦日に誰と戦うのか──という問題ですよね。ケイトさんはDEEP JEWELSがあることでほぼ日本人選手とは戦っています。

今、2人ともパッと頭に浮かぶ選手が俺にはないです。例えば、この間──新井選手に勝ったズールーとか、名古屋に出る外国人選手も俺だったら神龍と大晦日に当てたくないですよ。もう1試合、2試合を戦ってあげてこないと。この大晦日に神龍選手、扇久保(博正)さんと戦って潰しちゃうかもしれないので。だから、もう1試合、2試合とやった後だと思います」

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45 AB DEEP GFC GFG GFG04 Gladiator Grachan MMA MMAPLANET NEXUS o YouTube   エスカル御殿 パンクラス 中川涼 中村友哉 佐々木郁矢 修斗 大石真丈 峰田悠生 平野唯翔 新岡理貴 村田在音 松藤冬馬 櫻庭泰裕 海外 石塚一 石塚将也 細川勇哉 萩原和飛 藤田成保 長谷川暢哉

【GFG04】青森から、全国へ。本州最北のMMA大会から、再確認──J-MMA界における地方独立大会の重要性

【写真】第3試合の勝者・中村友哉とGFGを主催する藤田氏(C)MMAPLANET

3日(日)、青森県五所川原市のプラザマリュウ五所川原でGlobal Fightingsports Gameの第4回大会が開催された。
Text by Manabu Takashima

年に一度の津軽、いや東北MMAの祭典は立ち見客が出るほどの盛況な会場内で、友人たちを応援する声が絶えず響き渡るアットホームなイベントだった。

同市の市議である藤田成保氏の尽力もあり、協賛企業数はパンフに掲載されているだけでも61社!! これぞ町興しMMAといえる協力者と集客といえる。

それでもMMAはMMA、メインで地元の佐々木郁矢が石塚将也に判定負けを喫したようにシビアな現実がある。

特に東北のMMAを支えてきた世代、左東伸哉、石塚丈人の完敗劇は考えさせられるモノがあった。GFGが持つ東北にMMAを根付かせ、盛り上げる基盤を築くというミッションを持つ限り、格闘技にとって第一に守るべき安全面も浸透させる必要がある。


ご当地ファイターとして欠かせないベテラン選手達が、体力のピークやピークに向かうファイターの相手を務めるマッチアップも、昨日の大会を見る限り考える時を迎えようとしていることは間違いない。若い選手も、ベテランも時が過ぎるのは平等だ。と同時に、このGFGならではという部分でベテラン、東北レジェンドや各地域の大ベテラン選手とのマッチアップはMMAでも、グラップリングでも特色となる可能性は十分にある。

そんななか1993年11月に修斗で初マットを踏んだ大石真丈が、平野唯翔を三角絞めで下した直後に、引退を明らかとした。パウンド解禁前、修斗がシューティングと呼ばれた時代を知る最後の1人が現役生活に別れを告げた。

修斗フェザー級(現バンタム級)のベルトを巻いた時点で、33歳。既にいぶし銀の異名を取っていた大石は、それから22年の間に国内ではZST、パンクラス、Cage Force、Grachan、HEAT、Grandslam、DEEP、GLADIATOR、NEXUSで戦い続け、海外もキャリアを通してハワイ、ブラジル、豪州、ロシア、韓国、リトアニアで足跡を残してきた。

そして、2024年11月3日に──K’z Factory時代のジム仲間も駆けつけるなか、3年半振りの勝利=31勝目を手に(※26敗9分)、GFGで現役生活に区切りをつけることとなった。

鉄人・大石が最後の戦いに挑んだGFG04では、多くのデビュー戦も組まれていた。安全面に話を戻すと、技量とそこは表裏一体だ。17歳でデビューを迎えた新岡理貴をはじめ、何人かの出場選手は明らかに寝技という面で技術力不足も見られた。同時に東北のMMAの普及に、若い力の台頭は欠かせない。そんな若い選手たちに試合機会を与えるために、ハードルを下げて試合を組むことは絶対的に否定しない。ばかりか、多いに賛同できる。

そのためにもGFGから他のイベントにステップアップを図る際に、この青森の地での戦績を首都圏や他の地域での戦績と同等としない交渉術も必要だ。事実、他の大会でなかなか勝ち星に恵まれていないファイターも、ここでは勝利を挙げることができている。日本という括りで考えると、彼らを起用する首都圏のプロモーターの理解も欠かせないだろう。

第2試合でデビュー戦の激闘で判定勝ちをした塩屋亮平、兄の優斗はPFCからNEXUSで既にキャリアを踏み始めている。「青森のMMAといえば塩屋兄弟」というメイクには、この日一番の歓声が挙がっていた。

オープニングファイト2試合目で勝利した村田在音、新岡に勝利した中村友哉第6試合で勝利した峰田悠生、メインで勝利した石塚将也という岩手や山形の近隣県の選手は、青森で戦うだけでも東京~名古屋間、それ以上の移動が必要となる。

地方在住の若い選手がキャリアを踏み始める。そして、若い選手以上に首都圏での試合のハードルが厳しくなるベテラン選手がキャリアを全うするためにGFGのような地域大会は欠かせない。

加えて石塚のようにNEXUSやパンクラスでキャリアを積む選手にとって、首都圏以外の試合機会は絶対的にポジティブな要素だ。

年に一度だからこその協賛金、集客という側面はあるだろうが、現地でGFGの盛り上がりを見て、このような地方の草の根大会の継続こそが、J-MMAの底上げに欠かせないと改めて感じられた。それゆえに「青森から、世界へ」ではなく「青森から、全国へ」というGFGが、予定する本州で二番目に北の街で開催が予定されている──八戸大会が実現と定期化を期待してやまない。

■GFG04試合結果

<フェザー級/5分2R>
石塚将也(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
佐々木郁矢(日本)

<フェザー級/5分2R>
櫻庭泰裕(日本)
Def.3-0:20-18.19-18.19-19(must)
松藤冬馬(日本)

<バンタム級/5分2R>
大石真丈(日本)
Def.1R1分14秒by 三角絞め
平野唯翔(日本)

<バンタム級/5分2R>
吹田琢(日本)
Def.1R4分23秒by TKO
加藤慎一(日本)

<ウェルター級/5分2R>
石塚一(日本)
Def.1R2分19秒by TKO
佐東伸哉(日本)

<フライ級/5分2R>
萩原和飛(日本)
Def.1R0分39秒by TKO
西塚丈人(日本)

<フライ級/5分2R>
細川勇哉(日本)
Def.1R4分13秒by TKO
澤田良(日本)

<バンタム級/5分2R>
峰田悠生(日本)
Def.2R1分11秒by 腕十字
寺田隆(日本)

<フライ級/5分2R>
苫侑我(日本)
Def.
名久井悠成(日本)

<フェザー級/5分2R>
エスカル御殿(日本)
Def.2R2分22秒by TKO
武田光信(日本)

<ライト級/5分2R>
中村友哉(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.20-18
新岡理貴(日本)

<フェザー級/5分2R>
塩谷亮(日本)
Def.2-1:20-18.20-18.19-19(must中川)
中川涼(日本)

<フライ級/5分2R>
吉田龍馬(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
ベアー誠(日本)

<OPライト級/5分3R>
村田在音(日本)
Def.1R0分58秒by TKO
三浦康平(日本)

<OPフライ級/5分2R>
長谷川暢哉(日本)
Def.1R3分42秒by TKO
上井友斗(日本)

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