カテゴリー
YouTube   杉本孝

【JBJJF全日本マスター柔術2021】マスター3黒帯ライトフェザー級

00:00 1回戦 森下悠助 vs 岩井晃久
06:07 1回戦 河村英知 vs 石山知宏
12:05 準決勝 岩井晃久 vs 杉本孝
15:03 準決勝 西林浩平 vs 石山知宏
20:36 決 勝 西林浩平 vs 杉本孝

第15回全日本マスター柔術選手権
15th All Japan Master JIU-JITSU Championship
2021年9月24日~26日
横浜 / 横浜武道館メインアリーナ

■株式会社フルフォース・プロダクション
http://fullforce-pro.com
■フルフォース ONLINE SHOP
http://shop.fullforce-pro.com

カテゴリー
IRE05 JJ Globo Report ブログ 寒河江寿泰 杉本孝

【IRE05】ルールに則し(時には破り)、掌底駆使の杉本孝をOTで寒河江寿泰が破り決勝へ

【写真】OT勝利の寒河江はこの表情。不慣れな掌底攻撃がどのような心理的影響を与えのか。戦った当人、同時インタビューの第2弾は近日中にアップ予定です (C)MMAPLANET

14日(土)に東京都港区のリバーサルジム東京スタンドアウト田町芝浦スタジオで開催されたIRE(Imanari Roll Ecstasy)05。ここでは掌底有りのコンバット柔術70キロ級トーナメント準決勝第1試合──寒河江寿泰✖杉本孝の練習仲間対決の模様をお届けしたい。

<コンバット柔術70キロT準決勝/10分1R>
寒河江寿泰(日本)
Def.OT
杉本孝(日本)

練習仲間が相対する準決勝。握手から試合が始まり、寒河江のアンクルピックで下になった杉本は一旦立ち上がっても、直ぐに座り直し飛び上がるように掌底を伸ばす。続いて寒河江の手首を掴んだ杉本は、立ち上がった状態で掌底を繰り出したが、これは反則だ。

寒河江に詫びた杉本は、座った寒河江に容赦なく掌底を落とす。初戦とは戦い方を完全に変えてきた杉本は足を絡まられても、それ以上深くいれないために掌底を落とし、一旦離れるや太腿や背中と打撃を続ける。

対して寒河江は足を絡めていくが、ここに付き合ってもらえず同じように太腿や腕までも叩くというビンタ合戦に。ついには両者スタンドの状態で杉本は掌底を使ってしまい「ゴメン」と声を出して謝る場面も。寒河江もデラヒーバから回転しリバーサル、上を取って立ち上がるが、下から掌底を打たれ飛び込むように殴りに行くと前方にバランスを崩して腹ばいになる場面も。

杉本は仕掛けの前にまず殴るという戦法を取るも、殴られると寒河江も接近度がルーズになるため結果的に、自分から詰めないとグラップリングの攻防は生まれないという状況に。両者スタンドの状態でジャンピンガードのような仕草を見せた杉本は、入れないと見ると座ってカカトを取りながら掌底を打っていく。

両者が片ヒザをついた状態で、かなりの勢いで杉本が寒河江の頬を張る。

続くスタンドの攻防で、ついにジャンピンガードに捕えた杉本だったが、スタンドの状態にもかかわらず勢い余って掌底を連打してしまう。

掌底という要素が、両者のグラップリングの形を崩しているともいえる一戦で、スラム気味に背中を落とした寒河江に対し、杉本もクローズドをすぐに解く。

もう一度ガード中に入れようとしたが、寒河江が離れる。ここは杉本がクローズドからラバーに移行すれば、上から殴らせない10thPlanet柔術の流れになるかという局面だったが、成立しなかった。

グラップリングに限らず打撃でも、MMAでも相手の仕掛けに付き合うか、かわすかという状況はいくらでも見られるが、この試合の場合は掌底という要素が、より相手の懐に入らない心理的な影響を与えているか。杉本もこれ以降はガードに入れようとはせず、片ヒザ&飛び上がって掌底、寒河江がシッティングから足を絡める……あるいは頭を押し込んでいても掌底という流れに戻る。

残り2分を切り、杉本が座ったケースでは、寒河江は上から掌底を落として足を取りにいく。足を抜いて立ち上がった杉本の手首を両手で掴んだ寒河江は、座って掌底へ。続いて杉本が立場を変え、座ってから張っていく。ここまでの試合と同じで、掌底があることで緊張感ではなく、弛緩するという本場のコンバット柔術では感じられない場内の空気感のなか、戦っている当人は如何に極めに入るかと、思案しているように映る。

と、下になった寒河江は杉本が立ったまま掌底を落としてきたところで、後方回転で杉本右足を取り、足関へ。足を抜かれそうになると、バックテイクを狙う。杉本も寒河江にトーホールドを仕掛けつつ、足を抜いて立ち上がった。この一戦でピークといえる攻防が見られ、試合タイムは残り30秒に。

ここで座った寒河江は、スタンドの杉本と掌底を繰り出し時間を迎えた。OTは先攻の杉本が50/50を選択も、寒河江が5秒でエスケープ。後攻の寒河江はサドルを選び、杉本はエスケープに8秒を要し、ファイナル進出は寒河江となった。


The post 【IRE05】ルールに則し(時には破り)、掌底駆使の杉本孝をOTで寒河江寿泰が破り決勝へ first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
IRE05 MMA 杉本孝 高橋秀彰

【IRE05】コンバット柔術70キロT準々決勝第1試合は、杉本孝がRNCで高橋秀彰を一蹴

【写真】長袖ラッシュにロングスパッツの杉本。ノーギグラップリングは装いで、何狙いかを考えるのも楽しい (C)MMAPLANET

14日(土)に東京都港区のリバーサルジム東京スタンドアウト田町芝浦スタジオで開催されたIRE(Imanari Roll Ecstasy)05。ここでは掌底有りのコンバット柔術70キロ級トーナメント準々決勝から、和製10thPlanet柔術家でありながら、ラペルとワーム系を道着では使いこなす杉本孝と高橋秀彰戦=クォーターファイナル第1試合の模様をお伝えしたい。

<コンバット柔術70キロT準々決勝/10分1R>
杉本孝(日本)
Def.2分48秒by RNC
高橋秀彰(日本)

ケージ際で首を取ってギロチンスイープでトップを取った杉本が、がぶりからバックへ回ると、足をフックする前に高橋が胸を合わせる。ここで両者が軽く掌底を見せるが、空振りに。試合はスタンドに戻ると組んでバックに回った杉本が、後方に倒れてバックを伺う。

前方に落とされそうになったが、両足フックもトラックを狙いつつ、左腕ごとフックしてRNCでタップを奪った。


The post 【IRE05】コンバット柔術70キロT準々決勝第1試合は、杉本孝がRNCで高橋秀彰を一蹴 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Interview JJ Globo ネイト・オーチャード ブログ 寒河江寿泰 杉本孝

【Special】10th Planet柔術にハマった柔術家、杉本孝─01─「道着もノーギも、両方やった方が面白い」

【写真】10th Planetの技術ではラバーガードが好きだという杉本(C)MMAPLANET

現在発売中のGONG格闘技#310で寒河江寿泰を受け手に、10 th Planetメソッドのデッドオーチャードの技術解説をしてくれた杉本孝。

柔術歴8年の杉本が10th Planetになぜハマったのは2年前。ATOS修行を行う柔術家にとってエディ・ブラボー系の技術はどのような意味を持つのかを尋ねた。


──デッドオーチャードの技術解説、ありがとうございました。10th Planetにハマった杉本選手ですが、柔術はもともとどちらの道場で始めたのでしょうか。

「パラエストラTBですね。元々は鶴屋(浩)先生のお弟子さんの廣瀬(貴行)さんが葛西で創られた道場です。柔術を始めてからは8年になります」

──そして10th PLANETの技術に目覚めたのは、いつからですか。

「一昨年ですね。2年前に柔術の出稽古のために柔術アカデミーの多いサンディエゴを訪れました。言ってみるとATOSに行きたくて。何度か行っていたのですが、一昨年はたまたまノーギもやってみようかと思って、10th PLANETサンディエゴに行ってみたんです。

あの頃は別に10th PLANETに詳しいわけでもなかったのですが、そこリッチー・マルチネスがいて」

──ブギーマンですね。

「ハイ。そして練習をさせてもらうことになり、初日がコンペティション・クラスで……衝撃を受けました。レベルの高さと人数の多さ、そしてノーギの楽しさに。

その時に黒帯が何人かいて、日本だとノーギでも道着でも有名どころとスパーをさせてもらっても、勝てはしないのですが、そこまでやられるほどではなかったです。それがスパーリング一本で3回、4回と足関、ダース、ギロチンで極められました。とにかく技術力が高くて、そこで目覚めました。ノーギをやろうと」

──IBJJF柔術とは全く別物だと思いますが、技術的にどのようにすみ分けるようになったのですか。

「確かに全くの別物です。道着とノーギは近いとか似ているという人もいますが、僕は全然違うと思います。ガードワークにしても、感覚が全く別モノだと僕は捉えています。ノーポイント&オンリー・サブはポジションを取らずに、一気に極めに行く。それは10th PLANETだけでなくグラップリング全てに言えると思います。

柔術だとポイント、ポジションを取って勝つというスタイルだったので、全然違う考え方の組み技があって新たに勉強ができたので喜びじゃないですけど、そこからですね──ハマっていったのは」

──今、10th Planetへ行くとIBJJFスタイルの柔術を全くしていない人がいますが、エディ・ブラボー自身はジャンジャック・マチャドの黒帯でいわばオールドスクールのブラジリアン柔術を身につけている人じゃないですか。ノーギ・グラップラーとしては、IBJJF柔術の練習は必要ないのでしょうか。

「僕は両方やっている方が良いと思っています。自分がグラップラーといえるほどではないですが、柔術をずっとやってきて今はグラップリングの比重が増えた者として、柔術の良さもあるし、グラップリングの技術の凄さもある。なので両方を知っている方が楽しいし、両方をやった方が絶対に面白いと思います」

──さすがATOSと10th PLANETを行き来できる杉本選手です。

「アハハハハ。日本はグラップリングをやらない人って多いじゃないですか。でも米国って、そんな人は絶対にいない。絶対に両方出ています。だから柔術のトップの人たち、嶋田裕太選手や橋本知之選手のような姿勢が当たり前です。日本のシーンも、そういう風になった方が楽しいなって思います」

──私が初めてブラジリアン柔術の稽古を見たのが、1994年なのですが──トーランスのグレイシー・アカデミーは女性の護身クラスで見学させてもらえなくて(笑)。マチャド柔術ではいわゆる道着の稽古を見させてもらいました。そしてサンパウロに行ってベーリンギ柔術で上は裸、下は道着という格好でスパーリングをしているのを目撃したんです。

「凄いですね!!」

──で、なぜ道着を着ないのって聞いたら、マルセーロ・ベーリンギが『暑いからだよ』って(笑)。

「アハハハハ。発想がブラジルっぽいですね。それで発展してきて」

──そして別物になった。エディ・ブラボーという人はMMAで柔術の技を極めたい人だと思うんです。でも今や寝技で攻め合おうという意識が合致しないと寝技の攻防にはMMAはおろか、グラップリングもならない。そのなかでエディがコンバット柔術を始めた。MMAで戦おうと思っていないグラップラーが、掌底有りのコンバット柔術を戦うことをどう思いますか。

「全然ありだと思います。MMAはやらないけど、新たな技術的な発見があると思います。今成さんがコンバット柔術に出場する前に練習をさせてもらった時に、掌底があるだけで技術が全然違いました。叩かれるだけでポジションが変わります。頭の位置が変わるので。MMAはできないけど、ちょっとチャレンジできるというルールで戦うと、またグラップリングの裾野が広がると思います。技術も広がりを見せるでしょうし」

──今日はデッドオーチャードの技術解説をしていただいたのですが、杉本選手は10th PLANETの技術だとどの技術が一番のお気に入りなのですか。

「ラバーガードが楽しいです。展開が多いし、自分は柔術家なのでオモプラッタや三角絞めがフィニッシュする技としては好きで。オモプラッタや三角はRNCとかフットロックと違って、組み技だと柔術にしかない技じゃないですか。そういう技にシンパシーを感じていて、そこと融合できるラバーガードが好きですね。フィニッシュに繋がるポジションなので」

<この項、続く>

The post 【Special】10th Planet柔術にハマった柔術家、杉本孝─01─「道着もノーギも、両方やった方が面白い」 first appeared on MMAPLANET.