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【ONE NEXTGEN】平田樹欠場の知らせ前に──スタンプ・フェアテックスが話していたこと

【写真】インタビューの翌日に練習風景の写メをスタンプ自身が送って来てくれた (C)STAMP FAIRTEX

明日29日(金・現地時間)に開催されるONE NEXTGENでジュリー・メザバルバと対戦するスタンプ・フェアテックス。女子アトム級ワールドGP準決勝で本来ハム・ソヒと対戦する予定が、欠場でメザバルバと戦うことになったスタンプだが、この変更をそれほど気にする素振りはなかった。

このインタビュー後、平田樹の欠場が決まったが、スタンプが決勝では平田と戦うことになると予想していた。底抜けに明るいスタンプは、何があっても動じない強さが感じられた。


──ジュリー・メザバルバと来週の金曜日に対戦します(※取材は10月22日に行われた)。

「100パーセント、試合に向けて準備はできているわ。あとは体重だけね」

──もともとはハム・ソヒと対戦予定でしたが、3週間ほど前に彼女の欠場が決まり対戦相手が代わったという経緯があります。

「最初、彼女が欠場すると知った時、そのままトーナメントの決勝に行けたらなって思ったわ(笑)。でもジュリーと戦うことになって、ハム・ソヒも彼女もストライカーだから、そんなに違いはないから心配はしていなかったわ」

──体はハム・ソヒより大きく、力も強そうですが。

「確かにそうかもね。ジュリーはもともとストロー級の選手だし、メイ・ヤマグチとの試合では本当にサイズが違っていたわね。あれだけ体格差があれば、メイ・ヤマグチのテイクダウンを切るのも簡単だったと思う。私よりも彼女の方が大きいと思うけど、そんなにパワーは違わないだろうし、いつも男の選手と練習しているからこの練習環境が次の試合に役立つはずよ」

──スタンプは常にMMAらしい試合を心掛けているように見えますが、メザバルバが打撃で来るようだといつも以上にムエタイの技術が使える試合になると思いますか。

「彼女が打撃戦を仕掛けてきても全く苦にならないわ。私はムエタイで戦うだけだから。この試合が決まった時に彼女は私をKOするって言っていたの。彼女の方がキックボクシングが上手くて、私のスピードは彼女の半分しかないんだって(笑)。私は自分がどういう選手か理解しているし、打撃で来るなら大歓迎よ」

──アリョーナ・ラソヒーナとの2試合を終えて、どれだけMMAファイターとして成長できたと思っていますか。

「打撃に自信があるのは絶対よね。でも柔術は自分のレベルがまだ分からないの。ただアリョーナとの1回目の試合と再戦を比較すると、アップグレードできていることは分かった。でも、それがどの程度なのか分からないわ」

──この試合で勝つと、決勝戦です。リトゥ・フォーガットと平田樹選手、どちらが上がってくると思っていますか。

「難しい質問ね……ただイツキ・ヒラタかな。彼女の方がウェルラウンディット・ファイターだから。リトゥはまだ打撃が十分じゃないしね」

──それは優勝するために平田選手の方が組みしやすしということではなく?

「ノー、そういうことじゃないわ。イツキ・ヒラタもリトゥも私にとっては簡単な相手じゃないし。ただ、次にどっちと戦うのかって考えると、イツキかなって思うだけで。リトゥよりMMAファイターとしてバランスが取れているから。彼女と戦うことは私にとっても新しい挑戦で、それが楽しみなの」

──MMAだけでなく、ダンスバトルも楽しみにしています(笑)。

「アハハハハ。彼女がTikTokでよく踊っているのを見るわ。ダンス・コンペティションでも、皆に喜んでもらって私は負けないわ(笑)」

──ところでハム・ソヒ✖デニス・ザンボアンガ、クリスチャン・リー✖オク・レユンという風に裁定にブレが見られると、ゲームプランを立てるのに影響はでないでしょうか。

「とにかく、一つ一つの攻撃、動きで対戦相手を上回り、私の方が上だとクリアに理解できるよう戦うことを心掛けるわ。もちろんKOできれば判定は関係ないけど、3Rが終わった時点で私が文句なしに勝っている──そういう戦いをしようと思っているわ。全てをクリアにするためにね。そういう風に戦える自信もあるわ」

──スタンプ、では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「オハヨー。全ての私のファンにベストを尽くすことを約束するわ」

■視聴方法(予定)
10月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE NEXTGEN対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP準決勝/5分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
ジュリー・メザバルバ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP準決勝/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
ジェネリン・オルシム(フィリピン)

<キック・ヘビー級/3分3R>
イラジ・アジスプール(イラン)
アンダーソン・シウバ(ブラジル)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)
ダスティン・ジョインソン(カナダ)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
ミャオ・リータオ(中国)
ジェレミー・ミアド(フィリピン)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イスアエフ(ロシア)
ボグダン・ストイカ(ルーマニア)

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【ONE NEXTGEN】平田樹が体調不良で女子アトム級ワールドGPを欠場。代役はジェネリン・オルシム

【写真】 今はとにかく回復に努めてほしい(C)MMAPLANET

25日(月・現地時間)、ONE Championshipが29日(金・同)に開催されるONE NEXTGENで行われる予定だった女子アトム級準決勝を平田樹が欠場、ジヒン・ラズワンと補欠戦を戦う予定だったチームラカイ所属のジェネリン・オルシムがリトゥ・フォーガットと女子アトム級ワールドGP準決勝を戦うこととなった。

平田の欠場という、なんともショッキングな発表があった。今回のリリースでは体調不良で欠場が決まったという説明がなされているが、彼女が変調を訴えたのは金曜日に夜だったという話が伝わっている。

発熱があったためPCR検査を受け、結果は陰性だった。それでも当初の予定では日曜日のフライトで現地入りの予定も、熱が下がらなかったために渡航を取りやめ、本日のフライトに変更し様子を見守ることになっていた。

PCR検査はその後も続けられ陰性のままではあったが、熱が下がらないために現状では飛行機に搭乗することができない。また日本を出る際に平熱であっても、シンガポール到着時に熱が上がっていれは入国もできない。このような状況を踏まえ、今日のフライトに搭乗できないことで回復を待つのもタイムリミットを迎え、平田は準決勝戦を欠場するが決まった。

今日の昼の時点でコロナ陽性でなく、インフルエンザでもないことは確認が取れているようだが、発熱の原因を明らかしまずは体を休めるしかない。

なお今大会のメインが、イラジ・アジズプールと世界ヘビー級王座を賭けて対戦予定だったONEキックボクシング世界ライトヘビー級王者ローマン・クリークリャも体調不良で欠場が決まった。そして代役アンダーソン・シウバがアジズプールとノンタイトル戦で戦うことも合わせて明らかになっている。

結果、一つのGP準決勝スタンプ・フェアテックスとハム・ソヒの代役=ジュリー・メザバルバ戦がメインで組まれている。


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【ONE】平田樹 女子アトム級ワールドGP準決勝を欠場!

ONE Championshipが満を持して開催している女子アトム級ワールドGP。10月29日にシンガポール・インドアスタジアムで準決勝2試合が行われる予定でしたが、出場予定だった平田樹が体調不良により欠場する事が発表されました。平田に代わってジェネリン・オルシム(フィリピン)が参戦し、準決勝でリトゥ・フォガットと対戦します。

同GPの欠場はハム・ソヒに続いて2人目。4人中2人が入れ替わるというトーナメントの根幹を揺るがしかねない事態に発展しました。平田の体調不良は高熱が続き、PCRテストは陰性だったものの、今は歩くこともできない状態との事。

日本では新型コロナウイルスが落ち着いてきたとはいえ、世界的に見ればまだまだ予断を許さない状況。それを考えれば決して無理するタイミングではありません。まずは体調の回復最優先。しっかり治して万全の状態で復帰してもらいましょう。

それにしても笑えないのはワールドGP。日本にゆかりの深いソヒと日本代表の平田が欠場となると、日本と韓国のファンの関心が薄らぐのは仕方ないか。2人の状況が落ち着いたらGP組にうまく絡ませてくれたらと。
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【Fight&Life】平田樹と対戦。リトゥ・フォーガット──ダンガルと父と、クシュティ、そしてMMA

【写真】このロングヘアーにも彼女のファミリーの秘話が背景にある(C)MMAPLANET

本日22日(金)発売のFight&Life#87には10月29日にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE NEXTGENで、平田樹と対戦するリトゥ・フォーガットのレポートが掲載されている。

インド映画史上最大級のヒットとなった「ダンガル きっと、つよくなる」で自身の父と姉が題材となり、インドで最も有名なレスラーとなったリトゥだが、彼女の姿をスクリーンで追うことできない。

映画では描かれなかった3女とクシュティの時代、そしてMMA転向時の父の言葉、さらには平田樹の印象など同レポート用の取材で話したリトゥの言葉をここで紹介したい。


(C)ONE

──リトゥ、9月3日のモン・ボー戦でもレスリングと並ぶ最大の武器、ハートの強さを見せてアッパーカットでダウンを喫した展開から逆転勝ちを収めました。

「前回の試合はかなり難しい展開になり、まっすぐ勝つことはできかったわ。アッパーカットを受けてノックアウト寸前だったけど、私は子供の頃から絶対に諦めないことの大切さを学んできたから、レスリングを使って2Rからテイクダウンを決めて、パウンドで攻めることができたの」

──MMAデビュー当初よりも、今の方がテイクダウンも思い切りが良くなり、シングルレッグやダブルレッグ以外にも多岐にわたるテイクダウンを仕掛けるようになりました。

「確かに最初のころは普通のコンビネーションしか見せることはできなかったけど、過去数戦ではもっと色々と使うことができて……私自身MMAを始めてからもレスリングは日に日に上達しているわ。次の試合ではどれだけ私のレスリングと打撃が進化したのかを見てもらうわ」

──リトゥはインド一有名なレスリング一家で育ち、姉妹もレスリングで活躍しています。そして「ダンガル きっと、つよくなる」がヒットしたことにより、世界中に存在が知られるようになりました。映画が大ヒットしたことで、リトゥと家族はどのような影響を受けましたか。

「映画の公開後、私と家族の生活は大きく変わったわ。インドだけでなく、世界中の人が私の家族のことを知るようになったから。それまでは近所の人しか私たちのことを知らなかったのに、国民的な英雄みたいになって、それ自体はとても嬉しいことだけど、それまで以上に責任を感じるようになったわ」

──映画では2人の姉ギータとバビータだけを追っていましたが、リアルな人生ではリトゥとギータはわずか5歳違い。映画では映されていない、リトゥと他の姉妹のレスリング人生も存在しています。映画のようにリトゥもクシュティからレスリングを始めたのですか。

「全てはインドの伝統的なレスリング、クシュティから始まり、そこからフリースタイルレスリングに進んだの。クシュティを始めたのは8歳だったわ」

──映画ではインドでは普通の女の子はレスリングをしないように描かれていましたが、本当にそのような状況だったのでしょうか。

「私がクシュティを始めたころは、確かにレスリングは男のスポーツだったわ。でも父が現状を打破しようとしたから私たちはクシュティを始めたの。確かに簡単ではなかったけど、努力を続けていれば難しくなかったわ。男性社会が、女性を認めることで女子もレスリングができるわけだから」

──今、リトゥは長髪ですが、クシュティを始めた時は映画のようにお父さんから髪の毛を切られてしまったのでしょうか。

「父は男の子のようになれということではなくて、レスリングをするのに長髪は邪魔だと考えていたの。それにショートだと手入れが簡単だから(笑)」

──コーンロウという判断はなかった?

「あぁ、コーンロウ自体をインドではほとんど見ることがなかったの。クシュティは土に水をまいたり、油を落として戦うから練習中でも髪の毛が泥だらけになるの。だからショートの方が適していたのは間違いないわ」

──なるほどぉ!! そのクシュティの経験はMMAを戦ううえで生きていますか。

「クシュティはグラウンドの展開が多くて、一度寝技になるとフォールを狙ってずっとグラウンドの攻防になるから、コントロールという点では役立っていると思う。

その一方でフリースタイルレスリングはクシュティよりもテクニック、スピード、敏捷性が求められるからMMAを戦う場合はフリースタイルレスリングの方がアドバンテージになっているという面は否定できないかな。

たださっきも言ったようにMMAではコントロールも重視されるのでクシュティの経験が、私の武器になっていることは間違いないと思う。と同時にMMAはパウンドがあるなかでコントロールをするので、スペースが必要でよりコントロールする力が必要になるから、そこを練習しているの」

──リトゥは有名なファミリーの一員で、U23世界大会では銀メダルを獲得。インドのプロ・レスリング・リーグ(フリースタイルレスリングのチーム対抗戦リーグ)でももっとも契約金の高いレスラーでした。なぜMMAへの転向を考えたのでしょうか。

「確かにMMAに転向したとき、私はインドのレスリング界のスター選手の1人だった。でもMMAにはずっと興味があって、注目していたの。子供の頃から人とは違う挑戦をすることが好きだったから、インド人初のMMAチャンピオンになりたいと思ったの」

──お父さんの反応はいかがでしたか。

「MMAに転向することを伝えた時、父はまず『オリンピックが近づいているのにか?』とは言っていたわ。でも私がMMAを戦いたい気持ちを無碍に否定することはなかった。そうね父は全く反対せず、『どんな競技だろうが、インドの誇りになってくれ』と言って、私の考えを尊重してくれたわ」

──素晴らしいですね。インド人初のMMA世界チャンピオンはアルジャン・ブラーが4月のONE ダンガル大会でONE世界ヘビー級チャンピオンとなりましたが、女子アトム級GPは世界挑戦権が賭けられたトーナメントで2週間後に準決勝で平田樹選手と戦います。その一方で、シンガポールはコロナ陽性者が爆発的に増えました。ただし、政府は重症化率が非常に低いことでロックダウンはせずに、コロナと共生すると宣言しています。このような状況でイヴォルブMMAの練習は制限を受けていないですか。

「一度ジムが3日連続で閉鎖となったほか、スパーリング相手は1人限定で、交代が認められていない状態ね。私はサイズも同じで、レスリングができるリュート(澤田龍人)がいつもパートナーよ」

──澤田選手は以前からリトゥは本当にレスリングが強いと言っていました。

「(笑)。リュートは私にとって最高のスパーリング・パートナーよ」

──では平田選手の印象を教えてください。

「打撃では彼女の方が上ね。経験も私よりあるし。ただし、私のレスリングの方が彼女の柔道より強力よ。私のパワーこそ最強で、誰も対抗することはできない。ファンにとっても面白い試合になると思うけど、私が最強だと証明する試合にしたい……そうなるわ」

──ところで今回のGPではハム・ソヒとデニス・ザンボアンガの判定が問題となり、結局ハム・ソムは負傷で準決勝を欠場しました。

「あの試合が論争になったことは私には関係ないわ。私は私の試合に集中するだけだから。最強の選手がチャンピオンになるべきで、私はGPで優勝する準備はできているから」

※リトゥ・フォーガットのファミリー構成などが記されたレポート掲載のFight&Life#87は22日(金)より発売されています。

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【ONE NEXTGEN】青木真也と組み技打ち込み練習開始、平田樹「やっぱりグラウンドが好きだから」

【写真】まとう空気が変わってきた。この選手は、試合がコンスタントにある方が吹っ切れるようだ(C)MMAPLANET

29日(金・現地時間)に開催されるONE NEXTGENで女子アトム級GP準決勝でリトゥ・フォーガットと戦う平田樹が──青木真也と組み技の練習を行っている。

MMA転向から打撃を磨いてきた平田は、試合になると柔道流の腰に乗せた投げから袈裟系の抑え込み&パウンドや関節技で勝利をしてきた。しかし、この柔道流の組技からの脱却が、必要だという青木の指摘を受け、週に2度一緒に練習を行うようになった。

22日発売のFight&Life誌では青木真也✖平田樹の組技練習対談を掲載。ここでは、さらに練習を続けてきた平田に現状とフォーガット戦について尋ねた。


──木曜日にIGLOOで青木選手とマンツーマンでグラップリングの練習をして、土曜日にはTRIBEの青木クラスにも参加しているということですか、他のメンバーはどういった面子なのでしょうか。

「はい。8時45分から若松(佑弥)君、後藤丈治さん、小川徹さん、(平田)直樹、自分です」

──若松選手は君付けなのですね(笑)。

「アハハハ、確かに。丈治さん、小川さんって呼んでいるけど、若松選手は若松君ですね(笑)。若松君と丈治さんは同じREBELLIOUSのスポンサードを受けていて、何度も遊んでいますし、小川さんとは何回かご飯を一緒したことがあって、凄く気の知れたメンバーで練習できています。いつもの面子って感じで。優しいお兄さんたちばかりなので、練習も入っていきやすかったです」

──土曜日の方はどのような練習をしているのでしょうか。

「木曜日と同じで、30分ぐらいひたすら打ち込みをやって、そのあとは参加メンバーの疑問に青木さんが答えてくれる感じで研究しています。合計で90分ぐらいやっていて、凄く楽しいです」

──木曜日のマンツーマンと、土曜日のグループレッスン。違いはどこにありますか。

「皆でやっているとそれぞれの意見があって、技の幅が広いです。練習中に出た技術について直樹とまた話して、煮詰めていくような感じで。本当に面白いです」

──手応えの方は?

「こないだの土曜日に壁レスの打ち込みをして、それが一昨日のKRAZYBEEでのプロ練習でめちゃくちゃ使えました(笑)。直樹もその日に自分のジムでプロ練があって、夜に電話で話した時に『試してみたけど、ちょっと出来そう』って言っていました。2人で習うから、意見の交換も電話でできて良い感じです」

──土曜日はスパーリングの方は?

「ないです。それも木曜日と同じで。ひたすら打ち込みをやっています。パートナーもずっと直樹で、青木さんもそれをジッと見てくれて、間違っていると指摘してくれます。手本を示してくれますし、ホントにここでの練習と変わりないです。

で若松君たちが青木さんに質問し始めると、自分たちも動くのを止めてジッと聞くような感じで。皆が動画を撮っていますし、凄く勉強になります。

マンツーマンは、自分がどういう技を指導してもらっているのか、受け手をしているので分からないことがありますけど、回りを気にすることなく自分の教えて欲しいこと、どんどん質問できます。

土曜日は質問をしたい人が、他にもたくさんいるので。そこは譲り合いっていう風になっちゃうんですけど、尋ねたいことも同じようになってきますね。今日の練習も直樹が一緒に来る予定だったんですけど、ケガで暫らく無理になってしまって」

──これまでやってきた組みの練習とは違うように感じますか。

「壁レスも勉強することが多いですけど、それでもやってきたことがあるので何とかなります。ただ直樹も樹もテイクダウンの打ち込みが超下手クソなんです(笑)。直樹も、そこは注意されていました。どうしても投げようとしてしまうんですよね」

──あぁ、腰の乗せてしまうということですね。

「そうなんですよ。ダブルレッグとかシングルレッグなんて、自分が沈めば良いって言われて。自分達は沈んでいるつもりでも、全然できない。どうしても投げようとしているようで青木さんには『そんなのやらなくて良いよ。沈めば良いのに、大回りする癖がある、お前たちは』って言われました。壁レスの時も、ボディロックの時も」

──ボディロックを取って、大腰で担ぐような形になってしまう?

「ホント、そうなんです。直樹も本当にそういう癖があって、その場に座れって指摘されていました。自分ら的には座っているつもりなんですけど、どうも腰に乗せる癖があるみたいです。直樹も、その修正に手間取っていました。どうしても柔道になってしまうので。青木さんとしては、力を使っているから疲れるので、沈めば良いんだっていうことなんですけど、なかなかできなかったです。足の使い方、踏み込み方、一番難しいって直樹も言っていました」

──直樹選手が困っているのを見ると、一番勉強になるのではないですか。

「ハイ、いつも直樹に教えてもらっていたので、『直樹も知らなかったんだ』って。青木さんは自分のことを『不真面目で優等生』って言っていたんですけど、直樹は真面目で優等生だから『真面目過ぎちゃダメだ』って言われていました。

私も自分のことは真面目だと思っていたんですけど……」

──えっ?! 

「アハハハ、ダメでした。不真面目だったって分かりました。でも、本当に面白かったです」

──平田樹という選手の練習をこれまでも幾度となく取材させてもらってきましたけど、一番楽しそうに見えました。

「そうですね。やっぱりグラップリングが好きなんだなって。これまで試合のなかで、何度もあったのに仕掛けることができていなかった。それが改善できそうで。練習でも得意なところを伸ばすべきだって改めて思っています」

──そこをKRAZYBEEに持って帰って、試しているのですね。

「美憂さんとかレスラーの人が多いので、そこで如何にできるか──ですね。そこを試しているのが、今は楽しいです。この練習の成果が、そこで発揮できるか」

──時間をかけて身につけていくモノだと青木選手も言っていましたが、試合まで3週間となり、この練習をしていても試合のことが頭に過るということはないですか。

「どうしても考えてしまいますね。週に2回で、これだけできる。時間はそれほどないですけど、これだけできるようになったので。相手がやって来ることも分かっていますし、そこで習ったことが使えるか……というのは考えますね」

──とはいえ、組んできたことを切る。今日は自ずとフォーガット戦に生きることを指導してもらっていたようにも見えました。

「ホントは極めまではなくて、スプロールからがぶってバックに回るまでの予定が、切った時に何か技があるのかって尋ねられて『ダースができます』って答えて。

そこでも修正や新しいことを教えてもらえました。極まったところは形になっていたのですが、入り方ができていなかったので、入る前の打ち込みをやってフィニッシュまでの動きを完成させました」

──新しいおもちゃを手にしたように喜んでいますね。

「ハイ。明日、早速スパーリングで試してみます」

──その流れというのは、平田選手からリクエストしたのですか。

「いえ、青木さんがテイクダウンを切ったところからやるぞって。もうリトゥがやって来ることですよね。『お前から仕掛けないだろ? なら、切ってこれやっていこう』という風に教えてくれました」

──ではリトゥ・フォーガット戦、切ってダース、がぶってバックが狙いですね。

「きっと相手はやることを変えてこないだろうし、そこは狙って行きます。打撃もやりたいですけど、フィニッシュして勝ちたいです。しっかりと青木選手の指導で、打ち込みをやっていけば穴はないかと思います。そうはいっても、試合になるとうまくは行かないんですよね」

──いざとなったら、これまでの培ってきた技が出ることは十分に考えられます。そうなると組みあったなかで、リトゥを内股で投げることができるのか、と。

「青木さんからも、内股ならやって良いって言われました。首投げだとバックに回れる恐れがありますけど、内股ならその次の動きに入りやすいです。内股は小学生の頃から、高校までずっと得意技でした。朝起きて、100回打ち込みをやって学校へ行く──みたいなことをずってやってきました。大胆な大きな技しか、やりたくなかったので。

アニキは逆で足技とかが得意だったから、今でも足技を使っていて。そこでもタイプが全然違っていました」

──青木選手が準決勝を戦う選手は横一戦だと言っていましたが、どのように捉えていますか。

「優勝候補のハム・ソヒがいなくなって、誰が優勝候補か分からなくなった。ということは期待されていたのはハム・ソヒだったんだなって。でも、ここはしっかりと勝って……いずれ、ハム・ソヒとも戦いたいと思っています。

ハム・ソヒがいなくなって、想像と違うトーナメントになりましたけど、この先にベルトがあることは変わりないので。それにハム・ソヒもONEを離れるわけではないし、いずれ絶対に戦う相手だと思っています。このトーナメントは優勝してもチャンピオンじゃなくて、その先にアンジェラ・リーがいるということも、しっかりと頭に入れています。

決勝に上がってくるのは絶対にスタンプだろうし。普通に当たり前に勝って来る。やっと、スタンプと戦えますね」

──いやぁ、そのまえにリトゥがいますし(苦笑)。リトゥの一番嫌なところはどこでしょうか。

「パンチは右のオーバーハンドとしかないんで、そういうことよりもしつこさですね。潰して、絶対に足を取って来るので。あのモン・ボーにも右が当たっていたのは、テイクダウンがあるからだと思います」

──この間の試合で、一発貰ってもすぐに組みに行けました。あそこが一番良かったかと。シュンとならなかったですし、あのシーンが平田樹のキャリア、唯一のピンチだったと言えるかと。対してリトゥは、このところドロドロの根性勝負をしています。あの経験で彼女はMMAファイターとして成長できたかと。

「気持ちですよね。あの人は3Rが一番強いと思います。だから、そこまで行かせずにフィニッシュできれば一番手っ取り早いです。大丈夫です。初回で寝技に持ち込んで、フィニッシュしたいです」

──切ることができず、下になった場合というのは?

「固められた時に逃げる練習はやっているし、大丈夫だと思います。そんな心配していないです。どれだけ抑え込みが強いのか。そんなに立てないモノなのか、そこは戦ってみないと分からないです。体もぐっと詰まってガッチリしていて、でも手首や足首は細くて胴が大きいですよね。そこ踏まえて、どこがそんなに強いのか……でも、四つに組まれても大丈夫だと思うし、そんなに心配していないです。

リトゥはグラウンドの技術がないし……多分。試してもないから、本当に持っていないはず。その点、自分は持っているけど出せてないだけで」

──そんなに断言されても……(笑)。

「ここは思い切ってやってみようって。今回の試合はグラウンドの時間が長くなると思うので、色々と挑戦してみます。そこが楽しみです。やっぱりグラウンドが好きだから、思い切りやりたいです。寝技をもっと究めたくて。直樹は青木さんや北岡さんに『上手い』って褒められるんです。樹の方が先に始めたのに……イラっとしちゃいますよね。でも、今は本当に練習が楽しいですし、今年はこのまま勝ち続けます」

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【ONE NEXTGEN】女子アトム級GP準決勝から、ハム・ソヒOUT。メザバルバ IN。GPは混戦模様に

【写真】残念だが、初戦の戦い方を見ると万全の状態でサークリケージに戻ってきてほしいハム・ソヒ。メザバルバは飛躍のチャンスを得た (C)ONE

29日(木・現地時間)、ONE Championshipが公式SNS及びホームページで10月29日(金・同)に開催されるONE NEXTGENで行われる予定だった女子アトム級準決勝をハム・ソヒが負傷欠場することが発表されている。

今月3日に開幕した同GP、初戦を勝ち残った4選手はファン投票の結果、ハム・ソヒ✖スタンプ・フェアテックス、リトゥ・フォーガット✖平田樹という準決勝が決定していた。

24日のONE Revolutionの中継内でこの2試合が発表されてから僅か5日後、初戦の判定勝ちが論争となったものの優勝候補筆頭のハム・ソヒが姿を消し、代役として補欠戦で山口VV芽生を下したジュリー・メザバルバがスタンプと戦うこととなった。


デニス・ザンボアンガ戦を左手一本で戦っていたハム・ソヒ。試合後のリモート会見では、それを「作戦の一部」という風に振り返っていたが、MMAPLANETでは会見終了時には信頼おける韓国MMAメディア経由でチームMADのヤン館長から、腕を負傷していたという情報を得ていた。

ハム・ソヒ陣営としては2カ月以内に訪れる準決勝を想定し、ケガを公表したくはなかったのだろうが──現時点でONEの発表が「負傷」としかないので断定はできないが──、恐らくは腕の負傷が癒えずにGP欠場を断腸の想いで決断したと予想される。

ハム・ソヒが消えたワールドGPは、28歳のメザバルバ✖24歳のスタンプ、27歳のリトゥ✖22歳の平田と登竜門的なステップアップ争いとなる。

メザバルバは未知数な部分も残っているが、しいていえば強味は総合力か。他の3人は攻撃面で組み技の成長が著しいが防御面に穴があるムエタイのスタンプ、勢いのある打撃もディフェンス面が十分でないレスラーのリトゥ、この面子では十分に柔道の投げは通用することが予想されるが、極めという絶対的な部分の成長が欠かせない平田。

長所と短所を併せ持つ3者と、未知数のメザバルバ。誰が頂点に立ってもおかしくない混戦模様のアトム級ワールドGPといえる。

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Column ONE ONE Championship   ジュリー・メザバルバ スタンプ・フェアテックス ハム・ソヒ 平田樹

ハム・ソヒがONE女子アトム級WGPを負傷欠場、準決勝は平田樹 vs. リトゥ・フォガット、スタンプ・フェアテックス vs. ジュリー・メザバルバに


 10月29日に開催するONE女子アトム級ワールドGP準決勝に出場予定だったハム・ソヒが負傷欠場、代わりにリザーブマッチで山口芽生に判定勝ちしたジュリー・メザバルバがスタンプ・フェアテックスと対戦するとのこと。もうひとつの組み合わせは平田樹 vs. リトゥ・フォガットです。続きを読む・・・
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【ONE】ハム・ソヒが怪我により女子アトム級ワールドGPから離脱

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34: 実況厳禁@名無しの格闘家 2021/09/29(水) 21:21:02.92 ID:sscD7bt00


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ONE:ハム・ソヒがONEアトム級GPを負傷欠場。

3日のアトム級一回戦でランキング1位のデニス・ザンボアンガを破り、試合後には判定が審議入りとなったものの、結果に変更はなく準決勝進出が決まっていたハム・ソヒだが、10月29日に行われる準決勝を負傷欠場。代役はリザーバーのジュリー・メザバルバ。ルール通りなのだから当然ではあるが、負けたサンボアンガにチャンスが回っても面白くなった気がする。

トーナメントは総合的にレベルが高い選手がいなくなり、平田にも十分優勝のチャンスが出てきた。