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【Shooto2022#02】バンタム級ケジメの世界戦=岡田遼×安藤達也。石井×石橋、後藤×ライトイヤーも

【写真】前回の対戦後の両者の表情。決着を見なければキャリア、そして人生で先に進めないだろう (C)MMAPLANET

16(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2022#01中に3月21日(月・祝)の後楽園ホール大会=Shooto2022#02の対戦カード3試合がアナウンスされた。

修斗世界ライト級王者の西川大和がウェルター級で山田崇太郎と戦う一戦に続き、世界戦を含むバンタム級3試合が明らかとなった。


まず修斗世界バンタム級チャンピオンの岡田遼が、1年振りの修斗公式戦出場で安藤達也の挑戦を受ける。この両者、2019年9月に当時は環太平洋王者だった岡田に安藤がチャレンジするという形で拳を交えており、痛み分けに終わっている。

岡田は昨年3月に大塚隆史を下して同タイトルの初防衛に成功するとRIZINバンタム級GPに参戦し、元谷友貴に敗れて以来の試合となる。一方、安藤は昨年9月に石井逸人を下し環太平洋王座を防衛、川原波輝に影響を受けてアルファメールでついに覚醒した感がある。

岡田は現在ラスベガスのエクストリーム・クートゥアーで4週間の出稽古に入ったばかりだ。ゴールを見て戦っている感もある岡田が、前回の安藤戦のように全てをぶつけ──修斗愛を貫けるのか。そして安藤は底の見えないポテンシャルをさらに掘り起こしているのか──。2022年3月の両者の現実が浮き彫りになる戦いとなるだろう。

タイトル戦以外では石井逸人と石橋佳大、後藤丈治×ダイキライトイヤー戦が発表されている。激闘否定の激闘王=石橋は昨年9月に石井のチームメイト後藤との──やっぱり激闘を制しており、ダイキライトイヤーは11月のRIZIN TRIGGERで釜谷真に引導を渡した。

一方、TIRIBEの朋友コンビ=石井と後藤は上記にあるように安藤、石橋戦で共に勝機を掴みながら敗れ再起戦となる。混戦修斗バンタム級で突き抜けることを期待されてきたが、石井は前述したように安藤に敗れ、インフィティリーグでも野尻定由&小野島とドロー。後藤は石橋だけでなく藤井伸樹に遅れを取っている。

両者が目指すのは世界。ならば、もう足踏みは許されない3月の石橋、ライトイヤー戦──5日後にONE世界フライ級王者アドリアーノ・モライシュに挑戦する若松佑弥にバトンをつなぐ勝利が絶対だ。

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ABEMA DEEP MMA ONE Shooto2021#06 修斗 安藤達也 川原波輝 石井逸人

【Shooto2021#06】石井逸人の挑戦受ける、安藤達也─01─「つもり…ずっと取り組み方が中途半端だった」

【写真】ユライアが見守る中でスパーリング。アルファメールでの練習以前に、川原波輝の言葉が眠れる大器の目を覚ませたか(C)MICHINORI TANAKA

9月20日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2021#06で、環太平洋バンタム級王者の安藤達也が石井逸人を挑戦者に迎え、タイトルの初防衛戦を行う。
Text by Shojiro Kameike

昨年11月、元DEEP王者で修斗初参戦の大塚隆史と対戦し、1Rに右足を痛めTKO負けを喫した安藤にとっては、この試合が復帰戦となる。

防衛戦を控えて米国で練習を行っていたという安藤に、帰国直後にインタビューしたところ、彼の口から発せられたのは大きな意識改革だった。


――環太平洋王座の防衛戦を控え、今回はアルファメールで練習していたそうですね。どれくらいの期間、どこに行っていたのでしょうか。

「7月27日に日本を出発して、8月24日まで練習していました。アルファメール所属の川原(波輝、DEEPストロー級王者)選手から、『米国で一緒に練習しよう』と誘われたんですよ。

以前、川原選手が日本に帰ってきている時、KRAZY BEEで練習したことがあって。そこから川原選手と一緒に練習したいと思うようになったんです」

――そのように思ったのは?

「川原選手と僕ではスタイルが違っていて、お互いに無いものを交換できるんです。フリーになってから、一緒に練習する仲間はいるけど、『誰かが見てくれる練習』というのは少なかったんですよね。

僕も4年前にアルファメールで練習したことがあったし、今回誘われてアルファメールに行こうと決めました。自分の中では、去年11月の敗戦も大きくて……」

――大塚隆史戦で、1Rに足を傷めてTKO負けとなった試合ですね。

「はい。あの試合は、自分でも一番納得していない負け方でした。『今のままじゃダメだ』ってことが、身に染みて分かりましたね。お灸を据えられたというか。今まで自分のやり方でやってきたけど、あの負けが反省するキッカケをくれました。MMAには、いろんな攻め方がある。もっと高い水準で練習していかないとダメだと思ったんです」

――カーフを効かされたのか、アクシデントだったのか。その敗北でアクシデントとはとらえなかったということですね。

「アクシデントも含めて、負けは負け。それが格闘技じゃないですか。僕たちが求めているものは結果であり、勝利でしかなくて」

――確かに、そのとおりです。

「周りの人からも、『あれはアクシデントだったよね』と声をかけられることもありました。でも、そう言われると逆に――自分の中では、アクシデントというだけで終わらせることができなかったんです。

何よりも、完全燃焼できなかったことが、一番悔しかったです。何も出せずに、1Rにあんな形で試合が終わってしまったので。あの試合に向けて、それまでのキャリアの中で一番練習していたし、調子も良かったんですよ。それで何も出すことができずに終わって……3カ月ぐらい気持ちも引きずっていました」

――その状態を、どうやって克服したのですか。

「そんな時に、KRAZY BEEで川原選手と一緒に練習したんです。川原選手が、僕の気持ちを変えるキッカケを作ってくれました。川原選手は僕より1歳上だけど、MMAのキャリアは僕より短いんですよね」

――プロデビューは、安藤選手のほうが1年早いですね。

「でも遅く始めている分、意識が高い。そんなキャリアの差を乗り越えて、DEEPのチャンピオンになっているし、ONEにも出場しているじゃないですか。何て言うんだろう……言っていることと、やっていることが伴っているというか。ファイターとしての意識を背中で教えてくれるし、直接言ってくれることもあるので」

――川原選手からは、どのようなことを言われたのですか。

「格闘技は千日修行だと思え、と」

――千日修行……比叡山をはじめとして、天台宗の「千日歩いて悟りに近づく」ための千日回峰という修行のことですね。

「引退するまでファイターとして何ができるか毎日考えろ、と言われました。引退したら何でもできる。でもファイターとしての時間は今しかない、と。そうやって僕の意識をリマインドしてくれたんです」

――引退するまで……今、ファイターとして引退のことを考えたりすることはありますか。

「僕も、もう31歳になりました。プロデビューから8年経っているんですよ。正直、どれだけ選手を続けられるのかは分からないです。今はMMAも選手の年齢が上がっているし、頑張っている先輩方もたくさんいます。

でも、大塚さんとの試合でケガをして負けた時、『今回これぐらいで終わってよかったけど、後遺症が残るケガだったら引退だったな』と思いました。そこでファイターとしての最後を意識したんです。残りの格闘技人生、終わりを意識しながら、今できることを精一杯やらないといけないなって」

――なるほど。

「ずっと格闘技への取り組み方が中途半端だったんだと思います。もちろん自分の中では、その時にできることを全力で頑張ってきたつもりですよ。でも今思うと、それは『つもり』でしかなかったんだなって。ノラリクラリやっていたんじゃないかと思いました」

――その気持ちは、アルファメールでの練習でどう変わったのでしょうか。

「大塚さんとの試合前は、『それまでのキャリアの中で一番練習していた』って言いましたけど、そんなもんじゃないです。高いレベルで、ガッチリ練習することができました」

<この項、続く>

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Fury FC48 Interview other MMA ブログ リヴァイ・モウルズ 中本龍平 川原波輝 石原夜叉坊

【Fury FC48】明日、リヴァイ・モウルズ戦。崖っぷちの石原夜叉坊「自分のやりたいことなんで……」

【写真】パブリック計量で、体重オーバーだったモウルズとのフェイスオフを行う夜叉坊 (C)FURY FC

25日(日・現地時間)、テキサス州ヒューストンのナイトクラブ=エスケーペード2001で開催されるFury FC48で、リヴァイ・モウルズと対戦するに石原夜叉坊。

UFCを再び目指す、それ以外は目に入っていない。その知名度やキャラを生かせる場所もあるはずだと思われてきた夜叉坊だが、4連敗のどん底を経験してなお彼の択もアルファメールとUFCだった。

テキサス──決して脚光を浴びる場でないFury FCという場で、これまでの自分の全てを肯定し、夜叉坊は再びケージに足を踏み入れる。


川原波輝、中本龍平と

──ご無沙汰しています。

「お早ようございます!!」

(リカバリー食を持ってきた)川原波輝 あっ、おはようございます!!

──おお、川原選手も。今回の試合前、川原選手から『祖根戦の時とは別人です』と連絡を貰い、夜叉坊選手の話を試合前に聞きたくなりました。

川原 アハハハハ。BLOWSの中本龍平選手も、今一緒なんですよ。

「中本龍平、コイツはやりますよ。ワンパンマンです。高校から野球で一緒で、コイツはやりよる。サポートにしてくれて、今、僕の家に住んでアルファメールで練習しているんですよ」

川原 これから、要チェックでお願いします。

──了解しました。しかし、朝の8時から計量というのは早いですね。頬もこけていますが、計量直後のタイミングでインタビューを受けていただきありがとうございます。

「いえ、今ちょうど終わりました。135ポンド、しっかり落としましたよ」

──試合前日ですが、正直1月の試合ほどガッカリさせられたことはなかったです。

「だいぶ散らかしましたからね」

──あの日の石原夜叉坊は何だったのでしょうか。格闘家というより、フィジークでもやっている体つきの良いお兄ちゃんがケージの中にいるように見えました。

「I was not there。ホンマ、ガッカリさせてもうたと思うんですけど……もう、どこまでアカンのか隠さずに見せることができました。アハハハハ」

──ポジティブなのか、何なのか。まぁ、試合前ですし……あの日を振り返って、明日への気持ちに影響するのも何ですしね。

「もう何もないです。何もなかったんです。ホンマ、一番の裸の俺なんやと。俺って、こんな弱いんやって……。でも、なんか……ここにおるわけですよ。アレがどうとか……なんていうのか、勉強になりました。

あそこまで曝け出せたことで、何もないなって。でも、そうやって過程を踏んでいるんですよ。アカンことも良いことも、過程を踏んで今があるんで。

もう長編小説の目次と各章のタイトルみたいなもんです。一歩一歩しっかりと獲り返します」

──あの後、いつアルファメールへ?

「試合が終わってすぐに、削り残ったモノが自分のなかにあって。一旦、それを纏めるというか……そこに集中したいなって。僕のなかで、それは日本ではできへんから、とりあえずこっちに戻ってきて……最後まで残った自分が信じているモノに取り組もうかと。

やるべきことをやるためにも、戻ってきたって感じですかね。やりたいことをとことんやらんと、それをこっちでやりたかったんです」

──アルファメールで、できていますか。

「できてます。朝から晩まで、世界中から強くなりたい強いヤツが来ていて……プロ練習を20人、30人でやって。仲間やけど、ライバルで。『お前が休むんやったら、俺はやる』って感じで。ホンマ、学校の部活ですよね。そこで差がでるから、皆がやりよるんですよ。で、練習中も気を抜けないです。

自分の国や街から出てきているヤツらばっかりやから、国の代表じゃないけど、やっと僕も日本人として……どうなるべきか、日本人として戦う状態になってきたんかなって。

アルファメールって月曜日から金曜日まで、1日、1日を抜けずに練習をしているのを、ユライアが見ているんです。水曜日に強度の高いMMAスパーがあって、次の日のレスリングがまたハードで、一気に参加人数が減るんです。でも、そこでユライアが『ここが一番苦しい。ここで勝負をしないとダメなんだ』って、皆のケツを叩くんです」

──素晴らしいリーダーシップですね。あれって、英語だから余計に伝わってくるんですよね。海外のプロモーターも大会前に選手を集めて叱咤激励していますが、あれを国内で日本語でやったら、自分なんて大笑いしてしまいますけどね。「いや、俺たち、そういう文化じゃないし。日本語はそういう言葉じゃないから」って。

「分かります。ソレは、そうですよね。ユライアにアレをやられると、ホンマにやり切ってやろうって思うんです。ドンピシャで心に突き刺さるんです。シンプルに響いて、俺のことを言われているって思うんです。日本語だったら、アレは入ってこないですよね。アレ、何なんですかね?」

──日本語はヒザを詰めてゆっくり話す。その方が伝わるかと思います。

「あぁ、なるほど」

──とにかく、そういう環境でもう結果を残すしかないですね。

「あれなんですよ……ピョートル・ヤンを倒せるのは、日本人しかいないんです。僕しか」

──……。

「アイツをしばかな気がすまへん。それだけです」

──今回、FURY FCで戦うようになったのは?

「待っていたら、向うから来ました。Road to UFC シーズン2です。僕にとっては。レコードも汚れて、散らかしましたからね。でも、もう数字とか考えずに──それがなんなんって気持ちでやるだけです」

──心機一転、仕切り直しということでしょうか。

「仕切り直しというか……ここまであって次の章に進める。ページをめくって、いよいよ本番入りますよ。アクションッ!!

試合でキレーごとなしに、世界にリンクしたい。皆がウチから叫べるような元気な試合をして、首を刈っていきます」

──リヴァイ・モウルズ、強敵といって良い相手かと。

「アイツ、2ポンド・オーバーでそこで死んでますよ」

──なんと、尚更負けていられないですね。

「ハイ。FURYとは4試合契約ですけど、アイツ喰うて。相手ももうしぼれてくると思います。そいつらを逃がさないです。ここでやっていれば、UFCに戻れると思います。とりあえず、明日……自分のやりたいことなんで一生懸命、楽しんでやります」

──今の石原夜叉坊が、全て出る……出し切る試合を期待しています。

「俺はMMAが大好きです。愛を持って、一生懸命戦います。俺には皆がついている。いつも、ありがとう!!」

■視聴方法(予定)
7月26日(月・日本時間)
午前6時30分~UFC FIGHT PASS

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ONE Result ONE Unbreakable ONE116 ザキムラッド・アブデュラエフ ジェイムス・ナカシマ ブログ モン・ボー リト・アディワン 川原波輝 青木真也

【ONE116】試合結果 青木真也がナカシマに一本勝ち、川原波輝はアディワンにKO負け

【写真】コロナ時代のMMAファイターを地で行った川原波輝。敗れはしたが、目標を目指せる位置に立てることになったのは絶対だ(C)ONE

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されたONE116「Unbreakable」。

セミで青木真也がジェイムス・ナカシマに激勝、9日のオファーを受けた川原波輝はリト・アディワンにKO負け、ザキムラッド・アブデュラエフというダゲスタンの恐怖が初陣を飾った同大会の試合結果は以下の通りだ。

ONE116「Unbreakable」
<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
○カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)2R1分56秒
KO
×アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
○青木真也(日本)1R2分42秒
フェイスロック
詳細はコチラ
×ジェイムス・ナカシマ(米国)
<キック・ヘビー級/3分3R>
○ラーデ・オバチチッチ(セルビア)2R1分11秒
判定
×ブルーノ・スサノ(ポルトガル)
<<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>>
○ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)1R2分08秒
ネッククランク
詳細はコチラ
×ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
<54.8キロ契約/5分3R>
○モン・ボー(中国)3R
判定
詳細はコチラ
×サマラ・サントス(ブラジル)
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
○リト・アディワン(フィリピン)2R2分02秒
KO
詳細はコチラ
×川原波輝(日本)

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ONE ONE Unbreakable ONE116 Report ブログ リト・アディワン 川原波輝

【ONE116】川原波輝、リト・アディワンの左で一発KO負け。柔軟性と対応力見せられず──完敗

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
Def.2R by KO
川原波輝(日本)

まず右カーフを見せたアディワン、川原は間合いを図りつつフェイクを見せる。ローに右を合わせようとしたアディワンは、左リードフックには左フックを繰り出す。スイッチした川原に右ミドルから右ローを2発蹴ったアディワン。川原は組んでいくが切られる。

離れて蹴りを見せ合い、飛び込むアディワンの圧に川原が下がる。左ボディを入れたアディワンが序盤をリード。アディワンは冷静に川原の動きを見て、一気に飛び込む。ローから右ストレートを被弾した川原が笑みを見せ、右ミドルハイ。中間距離の打ち合いではアディワンが上回っているが、川原も右のカウンターを狙う。

残り1分、ようやく動きが柔らかくなりつつある川原だが、カーフを蹴られる。さらにアディワンはミドルを2つ入れ、ここから続くオーバーハンドも怖い。右の空振りから後ろ回し蹴り、右を見せた川原だが初回はリードを許した。

2R、川原が左ロー、右ミドルからの右を避ける。後ろ回し蹴りもしっかりと見ている川原は、ミドルに右を打っていく。頭から飛び込み左フックのアディワン、川原のローが急所に入りインターバルが入る。即再開となり、カーフに川原の体が回る。

アディワンの圧力を打ち破りたい川原の飛び込み際に、アディワンが左フック一閃。アディワンがこの一発で川原をKO。柔軟性、対応力──見せるべきことを見せることができなかった川原はONE初陣でアディワンに完敗した。

「凄くエモーショルだ。この勝利が成功へのスタートだよ」──12月30日に母を亡くしたエディワンは「家族の皆、愛している」と涙を浮かべた。


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Interview ONE ONE Unbreakable ONE116 ブログ リト・アディワン 川原波輝 石原夜叉坊

【ONE116】アディワン戦へ、川原波輝─02─「ステップを踏んで、動き続ける。ヨガと水泳で養ってきた」

【写真】取材の途中から同席していた──31日に祖根寿麻戦が決まっている石原夜叉坊と(C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」でリト・アディワンと対戦する川原波輝インタビュー後編。

スクランブル発進、それができる練習への取り組み方。そして、その練習の選択肢の多さが川原の最大の特徴だ。開かれた目と心が、彼を特別な存在にしようとしている。

<川原波輝インタビューPart.01はコチラから>


──股関節が柔軟になったことで、寝技で下になった時や壁に詰められた時の足の動きが違っていると感じることがあります。

「それに股関節が柔らかいと、パウンドも打ちやすいですよ。ガードの中でも良い姿勢で打てます」

──ところで2日間の東京滞在、体を動かすことはできましたか。

「あまりできていないですけど、水泳とランはしました。打ち込みがしたかったんですけど、それは大阪に戻って明日、モンキー(柴田モンキー有哉)とやります」

──えっ、明日の便ですよね? シンガポールへ向かうのは。

「ハイ。夜なんで午前中に大阪に戻って、モンキーと打ち込みをしてから向かいます。ホント、やってくることはワンパターンなんで対策練習をしておきます」

──対策、打ち込み、シンガポールに行ってもセコンドと肌を合わせることができる時間は非常に限られているかと思います。

「2日間隔離があるので、打ち込みはそのあとですね。アハハハ、チャレンジです」

──だからこそ、この間培ったところが重要になるかと。

「そうですね」

──では、8月の試合以降で何を培ってきましたか。

「とにかく自分のMMAは、足を動かして攻撃することなので動けなかったから話にならないです。ステップを踏んで、動き続けることができればどうにかなります。それをヨガと水泳で、養ってきました」

──またここでも水泳ですか!! つまり水泳でスタミナを養ってきたということでしょうか。

「ハイ。それとインターバルで呼吸を整えることを水泳でやってきました。というのもアルファメールで、プールでのMMAファイターメニューっていうのがあって」

──!!

「それを持ち帰ってきて、夜叉坊と一緒にやってきたんです」

──夜叉坊選手がしんどい練習を一緒に続けているのですか。

「いや、やっていますよ。水泳は好きなんじゃないでしょうか」

(実はインタビューの途中から、取材場所にやってきていた)石原夜叉坊「好きではない。やってはいるけど(笑)」

──ついに話に入ってきましたね(笑)。でも夜叉坊選手にイニチアチブを握られると、川原波輝インタビューにならないので……。

夜叉坊「でも水泳の練習、イイっすよ。だから、また見に来た方がエェですよ。めっちゃエェ画も撮れるし」

──是非、お願いします、しかし、MMAファイター用のプールトレーニングまで存在しているのですね。

「僕思うんですけど、バレーボールでもバスケットボールでもMMAに生きると思うんですよ。バレーボールやバスケットにしかない動きで、打ち方とかジャンプとか。得られるモノはどこからでもあるはずです」

──素晴らしいオープンマインドですね。MMAのためにヨガをする選手も、ほぼほぼ日本にはいないでしょうし。MMAを強くなるためのふり幅が大きいです。

「やっぱり選手によって、その選手独特の動きがあるじゃないですか。それが柔道やレスリングだけでなく、バスケットボールでもあると思うんです。バスケットボールのステップとか、ジャンプ。サッカーやったら蹴りが強いんちゃうん?って。MMAは全ての競技から学べるものがあるやろうし、むしろスポーツ以外の日常生活での会話からでも、MMAに必要な心技体の心の部分を補えると僕は思っています。

技と体はスポーツから。どんなスポーツからでも学べるモノはあります。そのなかで自分が好きになったのは水泳であるということだけで。ヨガもやっていて強くなれるから、続けています。ホント、バスケで何か感じることがあったらバスケもやりますよ」

──ではぜひカポエイラを。以前、金沢に拠点があるGuetoカポエイラで子供たちの練習を見せてもらったのですが、あの動きを子供の頃からしていると、その後はどんな運動にも生きると思いました。格闘技でも体操でも、ダンスでも。

夜叉坊「カポエイラ良いっスね。ちょうど今日、カポイエラの話をしていたんですよ。馬込にカポエイラのジムがあって。カポエイラあるやん? これえぇんちゃうんって2人で話していて。カポエイラは路上でいきなり回りだしたり、アレ凄いですよね」

──カポエイラこそ、ブラジルですよね。自分にとってブラジルとは柔術ではなくて、カポエイラなんです。上層階級でないところに存在してきたので。いや、夜叉坊選手のペースに巻き込まれてかポイエラに話題が移りそうだったので、話を戻します。今回の対戦相手、リト・アディワンは本当に強いです。ただし、川原選手はここから先を見ているはずです。

「勿論です。そしてリト・アディワンは内藤のび太や猿田とやるより嫌な相手やと思っています。ソイツが一発目で来るというのは、運命やと思うので。思い切りやるだけです」

──リト、ボカン・マスンヤネ。フィジカル・モンスターのなかで、日本人がどう戦っていくのか。川原波輝が何を魅せてくれるのか。相当に楽しみです。

「対応力ですよね。ホンマに対応力やと思っています。同じ動きをすることはないですね。それやったらハメられることがあるんで。UFCを見ていて分かったことなんですけど、強い選手は毎試合スタイルが変わります。

ただヌルマゴメドフとかっていう領域は分からないですけど。でものレベルでも変えているところは変えていると思います。コイツにはこういう動き、そういう風に対応していくことやと」

──ONEで戦うなら、海外の選手という日本人選手の意見は理解できますか。

「やはり違う国のチャンピオンのヤツをブッ飛ばしたいですね。でも、そこにいくまでに日本人対決が必要ならやりますよ。ただただ全く負ける気がしないんで。

日本人対決には自信しかないですね。どこで負けるのって。日本人の方が考え方が分かるから攻略できるのかな。外国人の方が何を考えているか、分からないですしね」

──言語、文法が違うと思考って変わりますよね。

「ひたすら組んでくるっ相手より、ワンパンがある方が怖いですからね。でも、凄いヤツいっぱいおるから。ホンマに半端ないヤツいっぱいおるんで。そう考えたら、そこまで……アディワンやったら打ち合える。

同じ階級やったら、行けるんちゃう? ラグビーもやってきたし、同じ階級っていうのはホンマに有難いです」

──では、最後に22日のアディワン戦で『ここを見てほしい』という一言をファンにお願いします。

「ここを見てほしい……? そうですね、海外でもフィニッシュできるところ。誰が来ても、コイツを倒すんやって……とにかくフィニッシュ力を見てほしいです。何でも決めることができるので」

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチチッチ(セルビア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
川原波輝(日本)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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Interview ONE ONE Unbreakable ONE116 ブログ リト・アディワン 川原波輝

【ONE116】「思考も自信も100 パーセントの状態にある」リト・アディワン、川原波輝戦へ─02─

【写真】心身ともに絶好調──かつ、川原波輝を認めてケージへ。やはりリト・アディワンは怖い(C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」で、川原波輝と対戦するリト・アディワン・インタビュー後編。

試合の9日前に出場の意志を示し、全ての準備が整った1週間前にアディワンが川原と戦うことを知った。

「試合がなくなるより、良い」と断言してしまう強心臓、シンガポール入りしてからの彼は箕輪ひろば戦で犯したミスを消化し、自信に満ち溢れた状態で試合開始の刻を待つ。

<リト・アディワン インタビューPart.01はコチラから>


──箕輪戦の敗戦から、何を学ぶことができましたか。

「色々と学ぶことができた。だからこそ、今回の試合に関してはしっかりと準備をしてきたんだ。あの試合で一番の間違いは、ヒロバ・ミノワの力を軽視していたことだ。油断があった。試合ができる状態を作っていなかった。

ただ試合場で相手を破壊する。それしか考えていなくて、しっかりと仕上げる時間がないことに気付いた時は手遅れだったんだ。それこそが僕が犯した間違いさ」

──調整不足はCOVID19の影響がありましたか。

「確かにコロナウィルスは一つの原因だよ。調整期間はチーム・ラカイのあるラ・トリニダードの街に、僕が住んでいるバギオから入るには書類の提出が必要で、ジムで練習することができなかったんだ。

ミノワとの試合はケージのなかではなく、準備段階に敗因がある。それに加えて減量の失敗があったからね。減量の方が影響は大きかったかな」

──10月30日に試合をしたチーム・ラカイのメンバーは、ジェヘ(ユースタキオ)こそ勝利したもののエドゥアルド・フォラヤン、ケビン・ベリンゴンと明らかに動きが重く、ラカイ勢は調整不足だという風に見えました。

「そうだよね。皆、調子は悪かったよ」

──あのショーのあと、今回の試合に向けて練習状況は改善されましたか。

「もちろん。改善が必要だった。ジムで練習ができないなら、山に登って練習してきた。だから今回の試合に関してはずっと良い準備ができているよ」

──ところで10月末に敗れ、2021年最初のショーで試合機会が与えられると思っていましたか。

「う~ん……そうだね、前回の試合はスプリットで負けた。そして、少しジャッジの裁定に関して色々な意見も出ていた。だからリベンジの機会がないかとは期待していたよ。それが無理なら、他の相手でも良いから試合がしたいってね」

──ところでZoomの画面からも肌艶が良いですね。減量も順調ですか。

「絶対的に前回より上手くいっているよ。あの時は練習のことだけを考えて、体重のことを忘れてしまっていた。今回は練習も体調も両方を考えてきたからね」

──計量前にホテルから配られる食事で、大丈夫ですか。

「実はシンガポールに住んでいるフィリピン人の友人が、食事を用意して届けてくれているんだ。今日もほら、野菜とチキンのスープを届けてくれた。こうやって問題なく、食事は摂ることができているよ」

──それは最高ですね。対戦相手が変わったとはいえ良い準備ができたことで、今回の試合はどれほどの自信を持っていますか。

「ナミキ・カワハラのことは本当に尊敬しているよ。彼のファイティングスピリットには感服するしかない。日本の選手は常にそうだ。タフで勝利を目指し、心が折れない。

ナミキはしっかりと戦える状態にあるだろう。そして彼を倒すためにラカイでは、ちゃんとシナリオを揃えてくれた。最高のゲームプランが用意されているんだ。ナミキがいくら素晴らしい選手でも、僕は思考も自信も100 パーセントの状態にある。この試合に勝って、再びランキング入りする。勝つためにベストを尽くすよ」

──では最後に川原選手に一言、お願いします。

「ナミキ、金曜日は良い試合をしよう。幸運を、そして神の御加護があらんことを」

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチチッチ(セルビア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
川原波輝(日本)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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Interview ONE ONE Unbreakable ONE116 ブログ リト・アディワン 川原波輝

【ONE116】川原波輝を迎え撃つ、リト・アディワン─01─「殴り合いたいなら受けて立つよ。レッツゴー」

【写真】当然のように自信満々で川原波輝との一戦を迎えるリト・アディワン(C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」で、川原波輝と急遽戦うことが決まったリト・アディワン。

中国のハシガトゥと対戦予定だったが、都市封鎖でシンガポール入りが叶わなくなったため、9日前に川原が出場を決め、アディワンがその事実を知ったのはシンガポール入りした試合の1週間前だった。

「試合がなくなるより、対戦相手が代わるほうがずっと良い(笑)」。10月の箕輪ひろば戦で判定負けを喫したアディワンは、その敗北を糧に対戦相手が急遽変更されようが、まるで動揺が見られないほど心身ともに絶好調だ。


──急なインタビューの依頼に応えてもらってありがとうございます。

「こちらこそありがとう」

──調子はどうですか。

「グッド!!(笑)」

──シンガポールでの隔離期間は?

「今回の隔離措置は凄く短かったんだ。PCRの検査が出るまでだったから。でも部屋に1人で誰も入ることができない状態が続いているし、隔離措置のようなモノだよ(笑)」

──ところで対戦相手が代わりました。川原選手は試合の9日前にリトとの対戦を受けました。いつ川原選手と戦うことになると知ったのですか。

「シンガポールに到着した15日(金・同)だったと思う。僕の記憶が間違っていなければ、試合の1週間前だよ」

──その話を聞いた時、どのような気持ちになりましたか。

「僕にとっては大した問題じゃない。しっかりと練習はしてきていたし、最低限対戦相手がいるってことだからね(笑)。試合がなくなるより、対戦相手がいる方が良いからね」

──では川原選手のことを研究する時間はありましたか。

「彼と戦うことを聞かされた直後にプロフィールをチェックして、スタイルを調べたよ」

──試合映像も視ましたか。

「いくつかね」

──では川原選手の印象を教えてください。

「ナミキは良い選手だ。ウェルラウンダーでエキサイティングな選手だよ」

──彼は立ち技に自信を持っています。インタビューでも『殴り合う』と宣言していました。

「ワクワクするねぇ(笑)。やろうぜ!! アハハハハ」

──望むところですか。

「向うがそう思っているならね。僕の方がナミキよりウェルラウンダーだけど、殴り合いたいなら受けて立つよ。レッツゴー(笑)。凄く楽しみだ」

──自分の方がウェルラウンダーでも、殴り合いたいものなのでしょうか。

「ストライカーと向き合う日を楽しみにしてきたんだ。これまでの相手はウェルラウダーとはいえ、サブミッション・ファイターやレスラーが多かったから。

僕のバックグランドは打撃だ。だから純粋な打撃戦を戦いたい。彼がそれを望むならね。なにより良い試合にしたいね。それが僕の望みだ」

──しかし、MMAはMMAです。組みや寝技の展開になることは十分にあり得ます。殴り合うといって、テイクダウンを決める選手は山ほどいました。

「もしナミキが寝技を仕掛けてくるなら……寝技は僕の方が上手いし、強い。寝技で戦いたいと彼が思うようなら、それは大きな間違いだよ。僕は過去の経験をいかし、課題を克服してきたからね。

寝技でも立ち技でも問題ない。だから、今回の試合のオファーを受けたんだ。どっちでも戦える。だから、とやかく言っていないでガンガンやり合おう(笑)」

──なるほど。ところで前回の試合ですが、圧倒的有利とみられていた箕輪ひろば選手との試合で判定負けを喫しました。

「あの試合は……準備段階を多くの失敗をしてしまった。特に減量でね。体重の調整を失敗したせいで、試合では力を出すことができなかった。まるでエネルギーがなかったし、全く体が想うように動かなくて焦ってしまった。自分がやろうと思っていたことは何一つできなかったんだよ。自分の状態の悪さにただ驚くばかりだった」

──それでも2度に渡りキムラで肩を破壊しかけました。あの局面で取り切れず、試合の流れも箕輪選手のモノになっていきました。

「逃げられたこと自体が、僕のミスだよ。最初の仕掛けは、かなりタイトに極まっていた。で、あの時に『折りたくない。タップを待とう』って思ってしまったんだ。そうしたらエスケープされ、僕はポジションを失った」

<この項、続く>

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチチッチ(セルビア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
川原波輝(日本)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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Interview ONE ONE Unbreakable ONE116 ブログ リト・アディワン 川原波輝

【ONE116】アディワン戦にスクランブル発進、川原波輝─01─「打ち合ってくる奴が日本にいなかった」

【写真】カンフーではない。ブドコン(武道魂)だ (C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」。同大会にDEEPストロー級チャンピオン川原波輝が9日前に出場を決め、リト・アディワンと対戦することを決めた。

試合決定から離日まで4日間、東京で2泊をしてメディカルやペーパーワークを済ませる必要があった。そんな多忙な川原がインタビューを試みた。アディワン戦=ONE初陣は、川原にとって世界進出への一歩であり、これまでやってきたことの集大成──全てを見せる場でもある。


──水曜日(13日)に来週22日にONEでリト・アディワンと戦うことに合意し、翌朝に東京に来てメディカルやPCR検査、そして共同会見と怒涛の2日間だったと思います。選手として弱気な言葉は吐きたくはないでしょうが、実際にこのドタバタを経験していかがですか。

「あんまりそういうことは言いたくないし、だから一言で済ませます。キツイっすね(笑)。でもMMAファイターだし、試練ですよね。戦うことを含めて全て自分がこなすこと。9日しかなくても、如何に対応するか。自分が試されていると思っています」

──コロナ禍だからこそ、生まれたスクランブル発進ですね。国内外でこのような機会をステップアップにつなげた選手がいます。米国ではブランドン・ロイヴァルやジミー・フリック、国内では西川大和選手のケースです。

「さっきは試練って言いましたけど、試練3割、チャンス7割です。とりあえず準備はしていました。夜叉坊の追い込みにも付き合っていたし。どこかでこういう話があるとしても、このタイミングや相手がリト・アディワンとは思っていなかったです。

ただ、試合が決まっていない時にどれだけ準備できるのか。自分を追い込むことができるのかということを意識してずっとやってきたので。自分がこうやってきたから、今回の話もあったんかと思います」

──そうでないとイエスと即答はできなったでしょうしね。

「ハイ。やってないと無理だし、相手も考えたりして……でも、受けてたかな(笑)。リト・アディワンは打ち合える相手だし、打ち合いには自信があるので」

──共同取材の際も『打ち合う』という発言が目立っていましたが、正直なところ川原選手の試合で打ち合いのイメージはないです。

「あぁ、打ち合ってくる奴が日本国内にいなかったですからね。そこを世界で試せるということで意識していたのが、リト・アディワンとかジョシュア・パシオだったんです。

猿田選手とか内藤選手、箕輪がやることを考えると、試合で打ち合えないですよね。テイクダウンを狙って、寝技で削ろうとする。でも、アディワンはそういう概念はないと思うので来ると思います」

──つまり実戦では打ち合ったことがないわけで……。

「なるほど、そうですよね。皆、組みに来ていましたからね。村元戦はチョロッと打ち合いましたけど、確かに人前で打ち合いを見せたことはないかもしんないですね」

──組んでくる相手と、打ってくる相手では川原波輝の打撃は変わって来るのではないでしょうか。

「そこが本来の僕の居場所や思っています。試合で見せたことがないから捉えようがない部分はあるかもしれないですけど、僕はそこをアルファメールでやってきました。そこで意地を見せてきたつもりです。誰とやっても。

何ていうんか……負けず嫌いなんですよ(笑)。アルファメールに行くんじゃなくて、アイツらに分からせたいっていうつもりで打ち合ってきたので、アディワン戦でもそこを見せたいですね」

──ストロー級の選手はアルファメールでも、なかなかいないですよね。

「正直、MMAの練習だったらバンタム級より上のUFCファイターが相手になると厳しいです……組みあると。でも、ボクシング、パンチだけやったらUFCの選手が相手でもガンガンいけました。そこは気落ちの勝負やと思っているんで。16オンスやし、コディー(ガーブラント)とかともガンガンやってきました。

僕、あのデカいグローブでコディーに、アバラ骨を折られて、銀歯をブッ飛ばされましたからね(笑)」

──銀歯……差し歯でなくて。

「銀歯ですねぇ(笑)。残り2週間あったのに、マジだるかったです。アハハハハ」

──ボクシングでそれができる。ただし、川原波輝の打撃は拳だけではないと思っています。

「ハイ。それは考えています。もちろん」

──アディワンはラカイといっても系統が違うのですが、ラカイは基本打ち合わない。距離を取って自分だけ当てる打撃です。

「そうですよね。そのなかでアディワンは相手を追いかけ回しています。そんなに考えていないでしょうし。一発で倒すパンチを振るってくる。アッパー、右フックを4発ぐらい打ってきて組む。で首投げからアメリカーナ。やってくる形があります。相手がバックに回ってくると、キムラ。パターンがありますよね。

それを信じてアイツは戦っています。やってくることは分かっているので、そういう相手をハメる戦い方を僕はアルファメールで身につけてきたので。それがUFCという最高峰でやっている連中の技術なんです。僕はそれをやってきたから、ここでアディワンにハメることができなければ、この先は無いと思っています」

──もう一つ、フィリピン勢のフィジカルの強さ。このフィジカルというものに対して、川原選手はヨガを採り入れて他とは違うアプローチで取り組んできました。いわゆるフィジカル・ストレングスではなく、体の使い方で伍するというか。

「真正面でぶつかるとやられます。力と力の勝負になると。でも、そこでやるつもりがないからヨガをやってきたわけですし。僕は軟体。柔らかくやっていきます。どう地面を掴み、どう体を使うのかでパワーが出ると思っています。

普段から『ここで、そんな返し方するん?』って。筋量があるから出るパワーじゃなくて、体の使い方で出せる力があると僕は思っています」

<この項、続く>

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチチッチ(セルビア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
川原波輝(日本)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

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【ONE116】川原波輝が9日前のスクランブル発進で、ONEデビュー決定。リト・アディワン戦へ

【写真】盟友、石原夜叉坊は31日に修斗出場。そして川原はONEデビューが決まった (C)KEISUKE TAKAZAWA

15日(金・現地時間)、ONE Championshipより22日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」にDEEPストロー級チャンピオン川原波輝が出場することが発表された。

今大会でリト・アディワンと対戦予定だったハシガトゥ春節(旧正月)を前にした中国共産党政府が河北省などを対象に2800万人規模の封鎖政策を取ったため国外に出ることが不可能となった。急遽、代役が必要となったONEから13日(水)にこの知らせが川原の耳に入り、僅か9日前のオファーを承諾しスクランブル発進を決めた。


昨年8月に越智晴雄をRNCで下し、伝統派空手ベースの打撃だけでなく組み技での成長を見せつけた川原。ベルトを巻いた時点でONEストロー級戦線への殴り込みをアピールし、翌月に行われたRoad to One03では猿田洋祐✖内藤のび太という修斗系ONEストロー級世界王者経験者対決をケージサイドで観戦し、静かに存在感を示していた。

とはいえ現状、ONEストロー級戦線には上記の2人以外にも仙三、箕輪ひろば、澤田龍人が在籍している。世界に広がりを見せつつあるストロー級戦線といえども6人目の日本人がロースターに加わるのは簡単ではない。川原も十分に理解しているからこそ、このスクランブル発進を受けたに違いない。

川原はメディカルチェックや書類作成のために東京を訪れ、都内で練習をしながら取材もこなし、一旦大阪に戻って明日にも離日する予定だ。

世界で戦うためにコロナ禍より、肉体改造を図ってきた川原はエアリアル・ヨガやブドコンを採り入れ──足の裏で地面を掴む感覚を掴むなど、独自の強化策を続けてきた。

打撃、組み技、寝技にしても体の使い方が変わったことで、より自身の効果的に動かせるMMAには欠かせないセルフ・コーディネイトがより進んでいる川原のサークルケイジ挑戦は非常に楽しみた。

アディワンは仙三に勝ち、箕輪ひろばの腕を折る寸前まで追い込んだチーム・ラカイの強豪──この一戦で、将来が左右されるといっても過言でない一番に川原は挑む。

MMAPLANETでは同意書がONEから届いた時点で、川原に今回のONE参戦に掛ける気持ちを訊いた。

──急遽、ONE出場が決まりました。

「来たぁ!! でも、このタイミングかって思いました。でも、ずっと準備してきたので。僕が今、ONEで戦えるとしたら誰かの代役で、急なオファーに応じること。そのために正月も休みなく調整していて……ずっと体重も60キロを超えることはなかったです。正直9日前かってのは、ありました(笑)。ただ、ここで断るヤツは多いと思うけど、僕は断るとチャンスがなくなりますからね。それにこのために練習してきたんやんって」

──アディワンが対戦相手です。

「超フィニッシャーですね。僕とタイプは同じ。えぇマッチアップやと思います。どっちかがフィニッシュする試合になるでしょうね。自分の番が来たので、やります。リト・アディワンは強いですけど、箕輪選手に負けているし。とりあえずはフィニッシュすることですね。レベルの違いを見せたいッスね」

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチチッチ(セルビア)
パトリック・シミッド(スイス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
川原波輝(日本)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

The post 【ONE116】川原波輝が9日前のスクランブル発進で、ONEデビュー決定。リト・アディワン戦へ first appeared on MMAPLANET.