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F1 o RIZIN YouTube   アリ・アブドゥルカリコフ ルイス・グスタボ 山本空良 朝倉未来 武田光司 牛久絢太郎 金原正徳

『RIZIN CONFESSIONS』第123回動画

ゴング格闘技 2023年 7月号 [雑誌]




 『RIZIN CONFESSIONS』第123回動画。今回は『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』から牛久絢太郎 vs. 朝倉未来、金原正徳 vs. 山本空良、雑賀“ヤン坊”達也 vs. アリ・アブドゥルカリコフ、武田光司 vs. ルイス・グスタボを振り返っています。続きを読む・・・
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DEEP KINGレイナ MMA o RIZIN SASUKE カルリ・ギブレイン キック ソルト パンクラス ビクター・ヘンリー 上田幹雄 中井りん 中村大介 佐々木憂流迦 修斗 原口央 大島沙緒里 山本空良 巌流島 後藤丈治 新居すぐる 昇侍 栗山葵 武田光司 浅倉カンナ 矢地祐介 神田コウヤ 遠藤来生 鈴木博昭 関鉄矢 須藤拓真 飯田健夫 高木凌 高野優樹

RIZIN.43:矢地 vs. ザック・ゼイン等、追加カード発表

ライト級・矢地祐介 vs. ザック・ゼイン

ハワイで行われたトライアウトで合格し、昨年10月の武田光司戦でRIZINデビューしたが、1Rキムラで一本負けしたゼイン。もう一回呼ぶレベルとは思えなかっただけに、矢地は今度こそフィニッシュが必要であるということを理解した上で戦う必要がある。

フェザー級・鈴木博昭 vs. 西谷大成

鈴木はMMAデビュー戦の奥田は明らかにRIZINレベルではなく、2戦目は昇侍が打撃に付き合ってくれてのKO勝ちで2連勝としたが、そこから平本・青井に連続判定負け中。

トライフォース赤坂所属の西谷は先週行われたDEEPで初めて3Rマッチに出場し、ベテランの高野優樹に判定勝ち。MMA6勝5敗。

ヘビー級・関根"シュレック"秀樹 vs. 上田幹雄

昨年7月にスダリオに秒殺KO負けしたシュレック。その後、GLEATのグラップリングマッチで判定勝ち、巌流島では押し出しで勝利で、MMAはスダリオ戦以来。今年8月に50歳になる。

昨年4月のMMAデビュー戦で引退試合の高阪に秒殺KO負けした元極真の上田。12月にはプロデビュー戦の韓国人ファイターに秒殺KO勝ち。4月にカルリ・ギブレイン戦が組まれていたが、ギブレインがブラジルを出国できず中止となっていた。

フェザー級・新居すぐる vs. 飯田健夫 

新居はRIZIN中村大介・山本空良に2試合連続1R負けしたが、昨年はパンクラスで2試合連続得意のアームロックで勝利。

飯田は3月に修斗でSASUKEのフェザー級世界王座に挑戦するも、2RバックブローでKO負け。

ともに北海道出身のジモMMA

52.5kg契約・大島沙緒里 vs. ソルト

JEWELSアトム級(47.6kg)・DEEPミクロ級(44kg)王者の大島が、階級を上げて4月にパンクラス女子ストロー級王者となった地元のソルトと対戦。RIZINでは浅倉カンナ山本美憂に勝っているのにこんな理不尽なマッチメイクを受けるしかなかったのか?

バンタム級トレント・ガーダム vs. 後藤丈治

MMAでビクター・ヘンリーに一本負け、2020年の井上直樹のデビュー戦では敗れたが判定まで持ち込んだガーダムだが、その後はMMAの試合には出ておらず、昨年10月肘ありキックルールで出場した梅野戦ではロー一発で足を負傷しKO負け。3年ぶりMMAの相手は地元出身でパンクラスでプロデビュー、現在は修斗ランカーの後藤。

後藤は昨年11月、RIZINにも出場した須藤拓真にヒールで足を破壊され一本負けして以来の試合。

フェザー級・関鉄矢 vs. 遠藤来生

ZST王者関はRIZINでは神田コウヤにKO勝ち・堀江にKO負け、原口央に判定勝ち。昨年7月には佐々木憂流迦の代役で中原由貴戦が直前で決まったが、明らかにコンディション不十分で判定負け。

地元北海道在住の遠藤は最近はパンクラスを主戦場とし2勝3敗。直近は3月の高木凌戦で2RKO負け。

女子バンタム級・熊谷麻理奈 vs. 栗山葵

地元の熊谷はDEEPでKINGレイナとキックルールで対戦するも、謎の判定負け。翌月組まれたダイレクトリマッチでは判定勝ちでリベンジ。その後はMMAに主軸を置き、4連敗していたが、そこから3連勝中。ただし、相手のレベルはいずれも0勝か1勝クラス。

栗山は本来階級下のフライ級の選手だが、昨年のJEWELSフライ級トーナメントでは体重オーバーで失格。ワンデートーナメントだったため、中井りんが1日2試合のハンデキャップマッチをすることになった。今年2月に中井りんと対戦したが2R一本負け。

オープニングファイトMMA特別ルール55kg契約5分2R・丸山大輝 vs. 早坂優瑠

オープニングファイトMMA特別ルールライト級5分2R・渡辺トシキ vs. 安海健人

他、オープニングファイトでジモキック。

上の3カード以外は地元勢が絡むカード。まあ地方大会あるあるだが。出場予定選手に入っていた山本空良の名前がないが、4月の試合も負傷を押しての出場だったとのことなので、無理をしないでほしい。

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o RIZIN YouTube 修斗 山本健斗デリカット 山本琢也 山本空良 横山武司

【RIZIN】山本琢也1.6kg体重超過 試合は条件付きで実施


5月6日に有明アリーナで開催されるRIZIN.42の前日計量が行われました。続々とクリアする中、第3試合で横山武司(Swells柔術ジム)と対戦する山本琢也(パラエストラ千葉)がフェザー級の66.0kgの契約体重を1.6kgオーバー。協議の結果、試合は条件付きで行われる事が発表されました。ゴング格闘技に掲載されたRIZINのプレスリリースは次の通り。

試合実施の条件
1. 山本琢也の勝利は記録されず、次に掲げるとおり裁定される。
(1)横山武司が勝った場合、その結果を公式記録とする。
(2)横山武司が負けるか、引き分けた場合、記録はノーコンテストとする。

2. 山本琢也に減点を課した上で、試合を開始する。
本試合は階級超過体重が0.5kg以上につき減点(レッドカード:50%減)とする。

修斗で山本健斗デリカットをTKOで下し、復調ムードだった山本。それだけにこの大舞台での計量失敗は残念です。しかも1.6kgの大幅超過。この差で試合を行う事自体は条件があるとはいえ、フェアではないしリスクもある。でも山本空良を寝技で圧倒した横山のRIZINでの試合が流れるのは残念すぎる。。。という複雑な心境で観戦します。大きな事故が起きませんように。
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BELLATOR MMA NEXUS o RIZIN UFC キム・スーチョル スパイク・カーライル ダン・イゲ ホジェリオ・ボントリン 伊藤裕樹 佐々木憂流迦 修斗 元谷友貴 山本健斗デリカット 山本琢也 山本空良 巌流島 摩嶋一整 斎藤 横山武司 竿本樹生 芦田崇宏

RIZIN.42:オッズ/予想と展望

いつも通りMMAの試合のみ。

ラマザン・テミロフ 1.25
浜本“キャット”雄大 3.75

征矢の代役で出場が決まった浜本。相手の初参戦テミロフはウズベキスタンカザフスタンでキャリアを積んだ未知の強豪。戦績だけでは判断できない部分もあるものの、NEXUSで王者浜本が対戦してきた相手とはレベルが違う。

テミロフKO勝ち。

山本琢也 1.91
横山武司 1.83

2021年10月にRIZINで白川に敗れてから、1年3ヶ月のブランク明けで修斗世界1位の山本健斗デリカットに2RKO勝ちした山本琢也が再登場。相手の横山はプロ4戦目となる昨年11月に山本空良のNEXUS王座に挑み、僅差の判定でタイトルを獲得した。柔術で全日本王者となり、モテるためにMMAを始めた異色のファイター。

MMAとしてのキャリアの差があり、横山は山本空良戦でも柔術の延長の技術がメインで、MMAに対応しきっていなかった。寝技に付き合わず、相手の良さを消す戦い方に専念された時に、横山にどういった引き出しがあるかに興味がある。

山本KO勝ち。

伊藤裕樹 1.22
山本アーセン 4.00

アーセンが今大会一番のアンダードッグ。最後に負けてから2年4ヶ月のブランク。ずっとトレーニングを続けてきたのだとしても(違うと思うが)、試合に出ずに強豪の伊藤に勝つレベルまで達しているとは思えない。

伊藤KO勝ち。

岸本篤史 2.40
ビクター・コレスニック 1.53

ロシアのコレスニックはロシアのM-1チャレンジで4勝2敗1分けだが、2敗の相手は今週末のUFCセミ前に出場し、ランカーのダン・イゲに挑戦するネイト・ランドワー。UFCのリサーチに引っかかる一歩手前の選手。が、本来はフェザーが主戦場で、今回は階級上のライトでの試合となる。

ボクサーの岸本とは打撃戦になるか。体格差の影響も気にかかるが。コレスニックKO勝ち。

佐々木憂流迦 1.44
ボイド・アレン 2.63

昨年10月、連敗中の矢地に塩漬けにされて敗れたアレン。本来より階級上の試合だったとはいえ、再度呼ぶほどの実力には思えなかった。安全策に徹してフィニッシュを狙わなかった矢地は勝手にも関わらず昨年末は巌流島送りとなり、ミックスルールで木村フィリップミノルにKO負けしている。

同じく連敗中の佐々木ではあるが、矢地の処遇を見ていればフィニッシュが必要なことはわかるはず。佐々木一本勝ち。

芦田崇宏 1.91
摩嶋一整 1.83

RIZIN0勝3敗の摩嶋だがフェイバリット。3敗の相手が斎藤・クレベル・金原とトップ相手というのがちゃんと評価されているか。RIZINでの試合は1Rは互角以上の内容でも、中盤失速してのフィニッシュ負け。今回はペース配分にも慎重になると思うが。

摩嶋判定勝ち。

ジョン・ドッドソン 1.95
竿本樹生 1.80

意外にも元UFCドッドソンがアンダードッグ。が、ドッドソンも所戦では圧勝したとはいえ、ピークは過ぎている。竿本が序盤に勢いで攻め込まれた時に飲み込まれず、組んでスローペースに持ち込めば、後半失速する可能性は十分ある。

竿本判定勝ち。

三浦孝太 -
YA-MAN -

この試合はオッズなし。MMAデビュー戦のYA-MANと、これが3戦目となるカズジュニア。これまでチャレンジマッチで3分3Rでしか戦ってこなかったカズジュニアだが、今回のルールは5分2Rというのが恣意的なものを感じる。3分3Rならいい勝負になると思うのだが。

三浦一本勝ち。

ホベルト・サトシ・ソウザ 1.29
スパイク・カーライル 3.40

カーライルはUFCデビュー戦で勝利した後、2連敗でリリースされたが、そこから5連続フィニッシュ勝利(すべて一本勝ち)。武田にもレスリングで圧される展開からギロチンでの逆転勝ち。前戦はBellatorでライト級デビュー戦となるA.J.マッキーに序盤からエンジン全開で攻めたがスタミナ切れ。しかしフィニッシュは許さなかった。サトシにとっては地味にグスタボよりも嫌な相手かもしれない。

サトシ1R一本勝ち。

井上直樹 2.30
フアン・アーチュレッタ 1.57

昨年大晦日、1年ぶりの試合で瀧澤に2Rアームロックで一本勝ちした井上。アーチュレッタはRIZINとの対抗戦で、キム・スーチョルからテイクダウンを奪い続けての判定勝ち(謎に1者スーチョルのアグレッシブを取ってスプリットとなったが)。

扇久保戦同様、テイクダウンで削られると厳しいか。アーチュレッタ判定勝ち。

朝倉海 1.44
元谷友貴 2.63

拳の負傷で長期欠場となり、一昨年大晦日以来1年半ぶりの試合となる朝倉海。その間、昨年1年で4試合し4連勝して、ようやく上位と対戦する場所まで戻ってきた元谷。前戦は元UFCのホジェリオ・ボントリンをフィニッシュしている。元谷の組みを朝倉が凌ぐ展開になり、元谷にも十分勝機があると見る。ただ、元谷のフィニッシュまではない。となると、一発でも効かせる打撃を入れれば、RIZINルールではそのダメージのみで判定を持っていかれる。

朝倉判定勝ち。

第1試合開始は6日14時開始。速報します。

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MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK05 キック 山本空良 金原正徳

【RIZIN LANDMARK05】右ストレート&右カーフで山本を完封した金原がケラモフとの対戦をアピール

【写真】初回は山本がカーフを狙ったが、2R以降は金原がカーフで優位に立った(C)RIZIN FF

<フェザー級/5分3R>
金原正徳(日本)
Def.3-0
山本空良(日本)

ローからハイを見せる山本に対し、金原は中央を取って圧を掛けようとする。山本は右カーフ、距離が近くなると金原が左右のパンチを入れる。さらにカーフをチェックした金原は、ダブルレッグを潰してトップを取るとパスのプレッシャーを高める。山本は首を抱えるが、左に足を一本抜き、一気にマウント取り肩固めをセットしていく。

足を戻しても、すぐに抜かれた山本は肩固めの仕掛けを懸命に耐え、クラッチは組ませない。しっかりと山本を制し、ブリッジを潰した金原が右のパンチを打っていく。さらに左エルボーを入れ、十字狙いを察知するとハイマウントへ移行した金原が背中に乗る。落とされそうになり、スクランブルから山本のワンツーに右を2発当てた金原は、ダウンをした山本にジャンプしてスタンプ。初回を取った。

2R、右カーフを蹴った金原が、左三日月。さらにカーフを入れて、右を見せる。大きく反応すると、カーフを入れるなど完全に山本を掌握した感のある金原は、ジャブを被弾してもワンツーで右を伸ばす。金原は圧を掛け、右カーフを連続で入れ山本の反撃を許さない。フェイクを交え、虚実入り混じった攻撃のなかでや山本が右オーバーハンドを繰り出す。山本の蹴りに左を返し、カーフを続ける金原が左三角蹴りを決める。左だけでなく右足を蹴られた山本は、懸命に圧から抜け出そうとするがついにカーフで姿勢を乱し、さらにサッカーボールキックを蹴られそうになり、ラウンドを終えた。

最終回、山本のローをかわしワンツーを入れた金原。左ハイからカーフを蹴っていく。間合いというよりも、完全に間を掴んだ感のある金原が、右ストレートを決めてダウンを奪う。さらに足関狙いを余裕で防いでトップを取り切ると、ギロチンも肩を押して防ぎ、腰を上げることで山本の腰も浮かせ威力を半減させる。そのままケージに押し込み、ワキ腹を殴る。

残り2分、山本はギロチンを続けるが、抱えるのみという状態になっている。金原は足を抜いて、マウントを取ると頭も抜いて肩固めへ。自由な方の右腕を腹の下に入れ、さらに足をすくうように耐えようとした山本だが、最後はマウントを許してしまう。パンチを受け、背中を向けてスクランブル狙いも落としきる前に時間となった。

スタンド、グラウンド、ともに山本の真骨頂である動き続ける展開を許さなかった金原が3-0で判定勝ち――「20年間、MMAという競技を強さだけを求めてやってきました。その答え合わせをしたいと思います。榊原さん、僕がフェザー級で一番強いと思うケラモフとやらせてください」とマイクでアピールし、大きな声援を受けた。


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ABEMA MMA MMAPLANET o RENA RIZIN RIZIN LANDMARK05 V.V mei   アリ・アブドゥルカリコフ クレア・ロペス スダリオ剛 ルイス・グスタボ 倉本一真 太田忍 山本空良 平本蓮 斎藤裕 朝倉未来 武田光司 浅倉カンナ 牛久絢太郎 金原正徳 雑賀ヤン坊達也

【RIZIN LANDMARK05】計量終了 バスローブで登壇の平本蓮は、そのままバスローブ姿で会場を去る

【写真】とにかく、明日 (C)MMAPLANET

明日29日(土・祝)、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05のセレモニアル計量がメディア及びファンクラブ当選者限定/会場非公開で行われている。

9試合、18出場選手は全て計量をクリアしており、メインとコメインに出場する4選手がステージ上でマイクで意気込みを話した。

なお公開計量のスタートが遅れた原因となった平本蓮はグリーンのバスローブでセレモニアル計量に姿を現し、出場選手全員の撮影終了後はそのままの姿でエレベーター乗り、計量会場を後にしている。

4選手のコメントは以下の通りだ。


牛久絢太郎
「お互いコンディション、バッチリなので明日、最高の試合期待してください」

朝倉未来
「明日は俺の試合楽しんでください。PPVを購入していない方は購入して。必ずKOします」

斎藤裕
「試合──1年振り凄く良い練習というか準備ができて、自分でも凄く良いと思っているので。明日は期待してもらって良いかなと。会場に来れない方はPPVお願いします」

平本蓮
「明日から僕の時代です」

■視聴方法(予定)
4月29日(土)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

■RIZINLANDMARK05計量結果
※赤字の選手はクリックすると、事前インタビューに跳びます

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎:65.8キロ
朝倉未来:65.85キロ

<フェザー級/5分3R>
斎藤裕:65.85キロ
平本蓮:65.75キロ

<バンタム級/5分3R>
倉本一真:60.8キロ
太田忍:60.9キロ

<ライト級/5分3R>
武田光司:キ70.85ロ
ルイス・グスタボ:71.0キロ

<女子アトム級/5分3R>
浅倉カンナ:48.8キロ
V.V Mei:48.8キロ

<51キロ契約/5分3R>
RENA:50.9キロ
クレア・ロペス:50.75キロ

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛:117.2キロ
ロッキー・マルチネス:115.2キロ

<フェザー級/5分3R>
金原正徳:65.85キロ
山本空良:65.75キロ

<ライト級/5分3R>
雑賀ヤン坊達也:70.8キロ
アリ・アブドゥルカリコフ:70.9キロ

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ABEMA BELLATOR Combate Global KAREN MMA MMAPLANET o RENA RIZIN RIZIN LANDMARK05 UFC V.V mei   アリ・アブドゥルカリコフ キック クレア・ロペス スダリオ剛 ボクシング ルイス・グスタボ 倉本一真 太田忍 山本空良 平本蓮 斎藤裕 朝倉未来 武田光司 浅倉カンナ 牛久絢太郎 猿田洋祐 猿飛流 金原正徳 雑賀ヤン坊達也

【RIZIN LANDMARK05】RENAと対戦、知性と野生の融合クレア・ロペス「最後は私がRENAをKOしている」

【写真】キャリア7勝4敗、34歳で9歳の息子がいるというクレア・ロペスの話を聞いている間中、脳内でシルヴィ・バルタンのIrrésistiblement が流れまくっていました……(C)MMAPLANET

明日29日(土・祝)、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05に、クレア・ロペスがRENAと対戦する。

フランスで幼少期から器械体操を続け、南米は仏領ギアナでは指導者に。同時にムエタイを始めると、出産を経て柔術を嗜むようになる。「人生に次のレベルに行くことが必要」というロペスは、フランスに戻りMMAファイターとなる。

その後、英国に移り住みロンドンでブラッド・ピケット門下のMMAファイターとして、アグレッシブな打撃の展開が世界一多いといっても過言でないコンバテ・グローバルで活躍すると、適正体重階級のあるRIZINで戦うことを実現させた。

器械体操を続けてきた選手のコーディネーションとアジリティに関しては、GSPが真っ先に認め、このスポーツ経験者では猿田洋祐や猿飛流などが、国内外MMAシーズンで結果を残してきた。

完璧な動きを求める姿勢と、自在に肉体を操る能力が空いての動きを察知し、抜群のタイミングを生み出す。それでいて喧嘩ファイト上等──人生を謳歌するロペスはRENAとの体格差を越えてKO勝ちする気満々だ。


RENAが50.9キロ、クレア・ロペスが50.75キロで計量を終えている

──RIZINのクレアのプロフィールを見て、とてもユニークだと感じました。器械体操をやっていて、ムエタイからMMAに転向。しかも仏領ギアナに10年も住んでいてブラジルでMMAを見たのがきっかけとか。

「私はニースで生まれて、今もフランスの南部に家はあるけどMMAの練習のためにロンドンに住んで3年になるの。ずっと器械体操をやっていて17歳で競技活動をやめ、両親をはじめ一族の多くが住んでいる仏領ギアナに私も移り、器械体操のジムを創って指導を始めた。その2年後にムエタイの練習をするようになったわ」

──フランスではなくて仏領ギアナで?

「そうよ」

──欧州ではオランダが一番のキック王国ではありますが、ムエタイでいえばフランスという風に1990年代の終わり頃に思っていました。

「デニー・ビル、シャルル・スカボロスキーっていう素晴らしい選手が90年代のフランスにはいたし。私のコーチはパリから仏領ギアナに移り住んだ人で、ムエタイをフランスから持ち込んだ人だった。だから、しっかりとフレンチ・ムエタイを教わることができたわ。

アマチュアだったけど仏領ギアナ、ブラジルやスリナム、フランス領のマルティニークやグアドループというカリブの島々、パリでも試合をして。タイに行ってアマ世界大会にも出場したわ。でも、息子ができて試合に出ることは控えるようになって──」

──お子さんがいるのですか。

「えぇ、もう9歳よ(笑)。ムエタイは辞めたけど、すぐに柔術を習うようになったわ。ムエタイ、そして柔術をやっていると──もうMMAをするしかないじゃない?」

──そうとも限らないかと思いますが(笑)。クレアの場合はそうだったのですね。

「ブラジルのマカパやベレンでバーリトゥードを見て本当に凄かった。私はムエタイの試合をしたんだけど、もう会場の雰囲気も凄くて。そこでバーリトゥードが始まって。大興奮したわ。『クレイジー!! 血まみれじゃない』って。

目力が強い

でも、『やってみたい』って思った。

なぜ、そういう風に思ったのか自分でも分からないけど、またムエタイのようにファイトしたくなったの。本当にあの日々は楽しくて充実していたから。そんな私にとって柔術は十分じゃなかったみたいで。柔術ではアドレナリンが分泌されなかったわ(笑)」

──アハハハハ。クレアは殴る女だと。

「ファイターでいたかったのかも。バーリトゥードを見た時、見た目は残酷で怖そうだったけど、私にとってはそれだけではなかった。何より、生きるうえで次のレベルに進みたいし(笑)。

10年間、仏領ギアナで生活をしていて、新しいことがしたくなった。それが一番ね。24歳で子供ができ、3歳の時にMMAを始めようと思った。でも、仏領ギアナではMMAの練習は十分にできないから5年前にフランスに戻って」

──その時のファミリーの反応は?

「ムエタイや柔術の時は、そうでもなかったけどMMAに関しては母を怖いと思っていたけど、私がやろうと思ったことに反対はしなかった。母は私の性格が分かっているから。とても協力的で、練習をする私に代わって息子の面倒を見てくれるようになって。でもフランスでも思ったようにMMAのトレーニングをすることは無理だと分かり、ロンドンに拠点を置くようにしたの」

──フランスは長い間、パウンドが認められていなかったですが、強い選手も輩出されています。それでもクレアは十分だと思えなかったのですね。

「それとフルMMAルールの試合も許されてなかったから、試合は他の国で戦わないといけない。やっぱりフランスのMMAは米国や日本ほど発展していないわ。空手やムエタイのようにトップの国と同じような規模にはなっていない。私は今、34歳でもう若くない。だから自分のキャリアを考えて、3年前にフランスを離れることにしたの。

MMAって打撃とレスリング、柔術をそれぞれやれば良いってものじゃないから。その繋ぎが大切で。ケージっていう要素も忘れてはいけないし。そこがフランスの練習では欠けていると感じて……。だからロンドンに行き、ブラッド・ピケットの下でMMAのトレーニングをするようになった。ブラッドはMMAとして、全てを融合している。ムエタイと柔術、レスリングじゃない、全てが混ざったファイトを習うことができた」

──別々で考えると、戦い方も別々になりますね。ただ組みと打撃では、基本的に体の使い方が違う。全てを混ぜて戦うということが頭で分かっても、体に馴染ませることはまた別だと思うのですが、その辺りに苦労はなかったでしょうか。

「そこは器械体操の経験が生きた部分ね。器械体操で敏捷性がついていて、頭で思ったことはスムーズに体を動かせることができたの。それに寝技になっても、自分の位置、相手との距離を体で察知すること可能で。それにレスリングに関しては、器械体操の動きと類似点があってすんなり動けるという利点もあったわ。

加えて器械体操をやってきたことで、フィジカル的にMMAを戦うことで対して体を創る必要がなかったの。器械体操の経験があったおかげで、MMAを始めるスタート時点で随分と恩恵を受けることになったのは間違いないわ」

──クレアのMMAの試合を見て、ハッとさせられたことがありました。それはパンチを打つ姿勢と、ダブルレッグを仕掛ける姿勢が同じだったことです。打撃から組みにタイムラグがない。

「それも器械体操のおかげよ。器械体操では全く妥協が許されず、パーフェクトな動きが求められる。MMAを技術的に理解したうえで、パーフェクトな動きをするには距離、タイミング、角度を考慮した動きが必要で。ブレの無い動きをするために、そこを見極めることが自然とできたみたい。もちろん、そのための練習は必要だけどね」

──ムエタイ、レスリング、柔術は全てリズムが違いますからね。

「そう、MMAで一番重要なのはタイミング。全てはタイミングに掛かっていて、そのために同じリズムを刻むのが一番。そこに関しては、とにかく練習するしかなくて。ただ、器械体操で創られた体は、しっかりとフィットできたわ。結果的に私と戦う相手は、私が何をするのか読めなくて、混乱する。色々と余計なことを考えないといけなくなる。結果、防御のことばかりに頭がいって、向うから私が攻撃する機会を与えてくれるようになるの」

──すでにMMA IQの高さが伺えます。

「ありがとう(笑)」

──そんなクレアですが、正直、器械体操がベースなのだから体が大きいわけがない。これまでコンバテ・グローバルではストロー級で戦っていましたが、体格のことがあって──今回は51キロとはいえ49キロのアトム級が盛んなことでRIZINをターゲットにしたということはありますか。

「RIZINはアトム級、スーパーアトム級で良い選手がいるから常に頭にあったわ。私がMMAファイターになろうと思ったのは、人生を謳歌したいから。それにはファイトだけで生活できないといけない。なるべく長く、この生活がしたい。だからストロー級までのUFCや、フライ級までのBellatorで活躍することは私のゴールにはなりえない。

RIZINって、仕掛けも凄くてファイト以外でも楽しめるし。あの環境はより、ファイターの気持ちを盛り上げてくれると思う。だから……できればRIZINで戦い続けたい。そうなれば、最高ね。日本で戦い、息子と生きていけるようになりたいと思っている。

まだ昨日の夕方に東京に着いたばかりで(※取材は27日に行われた)、日本がどういう感じか分かっていないけど……とにかくホテルにいて、RIZINの人々とメディアデーを過ごすことで、皆がどれだけ礼儀正しくて誠実かが伝わって来たわ」

(C)COMBATE GLOBAL

──そんなRIZINで戦う以前の主戦場コンバテは、その対極にあるファイトが全てのようなイベントでした。

打撃も組み技も、とにかく荒々しい。あのなかでは喧嘩に強くないと、勝ち残れないという空気があります。テクニック重視、ファイトIQの高さを誇るクレアは、コンバテの戦いは何をもたらしましたか。

「コンバテではトーナメント、一晩で3試合戦ったこともあった。そういう戦いのなかで、3人を相手にすることはMMAを戦う上でパズルの組み立てがとても困難で。しかも、対戦相手が誰になるのか分からないなかで戦うわけだし。

そういうなかで落ち着いて、自分の試合をやり切る。あの経験は私を本当に強くしてくれた。でもコンバテでは52キロで戦っていたの。48キロのアトム級では対戦相手が見つからなかった。だからノーマルウェイトに近いストロー級で戦うしかなかった。そこも含めて、コンバテの経験で私は強くなった」

──今回は51キロということは、通常体重に近いわけですね。

「そうね、私は普段は53キロぐらいで契約体重まで、もう1キロぐらい落とせば良いだけ。だから明日の計量までしっかりと創って、ファイトに向かいたい。サウナに入る必要もないから」

──ではRENA選手の印象を教えてください。

「実はRENAとは3年……コロナ前に一度、戦う話があったけど実現しなかったの。だから、ずっと彼女とは戦いたいと思っていた。今回、こうやって戦う機会が巡って来て凄く嬉しい。彼女はRIZINのスーパースターだし、良いファイターだわ。ただ、私の方がウェルラウンディットで穴がない。だから彼女がシュートボクシングのチャンピンだったとしても、打撃でも私の方が思い切りアグレッシブに戦える。

きっとRENAは私のようなパワフルで何でもできるファイターと戦った経験がないはず。彼女を驚かせる準備はできているわ。例え51キロでもね。私はフィニッシュする。彼女が戦う気持ちを持ち続ける限り、攻撃を止めない。そして心を折るわ。

(C)COMBATE GLOBAL

寝技になっても私がコントロールする。

ただのグラップリングじゃない。どの位置からパウンドを落とせば一番効かせることができるのか……そういうことが理解できているから。それにRIZINは寝技でのヒザ蹴り、それにサッカーボールキックが認められているでしょ。これまで未体験だけど、だからこそしっかりと練習してきたわ」

──人の頭を寝技で蹴ってきたわけですね。

「もちろん、パートナーの頭を蹴ったり、踏みつけることはできないけど(笑)。そういうことがデキるよう準備してきた。このルールは最高、私の戦いを完璧なモノにするわ。ノックダウンを奪ってバックを制してチョークも良いけど、倒れた相手の顔面を蹴り上げることができるって最高!! もちろん、私もそうされる可能性はあるわけだけど、MMAは危険なスポーツ。勝つために相手がケガをするかもしれないアタックをしないといけない。

だからこそ、チャレンジのしがいがあるわけで。RENAが私の顔を踏みつけてきても平気、そうするのがMMAだから。だから、私も彼女の顔にサッカーボールキックできる場面が訪れることを楽しみにしているわ」

──そんな戦いを前にしてエキサイト気味ですが、同時に凄くリラックスしていますね。

「戦いの前はいつもリラックスできる。ドクターにも『本当にいつも通りだ。落ち着いているね』って言われるの(笑)。だって、こんなに楽しいことができるのに。ナーバスになるわけがないし」

──母は強し、です。

「その通りね。きっと負けることを恐れていないからだと思う。負けても、私のMMAが終わるわけじゃない。今、RIZINで戦うために日本に来ていることが楽しいし。土曜日にケージの中に入ることを想像すると、楽しくてしょうがないわ。好きでやっていることだし、とにかくエンジョイしたいの」

──押忍。では試合では、ファンに何を見せたいですか。

「良い試合をしたい。退屈な試合は絶対にしたくない。判定まで行かない、動きの多い楽しい戦いをしたい。そして、私が戦っている時の気持ちをファンの皆に伝えたいの。そのためにベストを尽くす。そして、最後は私がRENAをKOしているわ」

■視聴方法(予定)
4月29日(土)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

■RIZINLANDMARK05対戦カード

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎:65.8キロ
朝倉未来:65.85キロ

<フェザー級/5分3R>
斎藤裕:65.85キロ
平本蓮:65.75キロ

<バンタム級/5分3R>
倉本一真:60.8キロ
太田忍:60.9キロ

<ライト級/5分3R>
武田光司:キ70.85ロ
ルイス・グスタボ:71.0キロ

<女子アトム級/5分3R>
浅倉カンナ:48.8キロ
V.V Mei:48.8キロ

<51キロ契約/5分3R>
RENA:50.9キロ
クレア・ロペス:50.75キロ

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛:117.2キロ
ロッキー・マルチネス:115.2キロ

<フェザー級/5分3R>
金原正徳:65.85キロ
山本空良:65.75キロ

<ライト級/5分3R>
雑賀ヤン坊達也:70.8キロ
アリ・アブドゥルカリコフ:70.9キロ

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【RIZIN】RENA、浅倉カンナら女子選手が鍛え上げた肉体美披露 ハプニングも発生!? 『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』公開計量

あす29日に開催される格闘技『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』(国立代々木競技場第一体育館)の前日公開計量が行われた。

◆『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』対戦カード
牛久絢太郎 VS 朝倉未来
斎藤裕 VS 平本蓮
倉本一真 VS 太田忍
武田光司 VS ルイス・グスタボ
浅倉カンナ VS V.V Mei
RENA VS クレア・ロペス
スダリオ剛 VS ロッキー・マルティネス
金原正徳 VS 山本空良
雑賀“ヤン坊”達也 VS アリ・アブドゥルカリコフ

◆『FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI 』ABEMA PPVで全試合完全生中継!
4/29 (土) ごご2時30分〜配信開始 / ごご4時〜試合開始
PPV購入・詳細はこちらから▶https://abe.ma/41gTfNK

#RENA #浅倉カンナ #RIZIN #RIZINLANDMARK5

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【RIZIN LANDMARK05】不規則リズム=山本空良戦へ、金原正徳「僕にしかないできないMMAがある」

【写真】1日1日が楽しいMMAファイター人生──。とはいえダブルメインの前に組まれるなど、裏番長の実力は誰もが認めているはずだ(C)MMAPLANET

29日(土・祝)、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05で金原正徳が山本空良と対戦する。

牛久絢太郎✖朝倉未来、斎藤裕✖平本蓮、そしてクレベル・コイケ✖鈴木千裕──さらにヴガール・ケラモフというフェザー級のRIZINトップ戦線で、誰もが認める実力を持ちながら、彼らとの対戦が実現しない。

今回の対戦相手となった山本の力を認めつつも、意中の相手ではないと言い切った金原だが、彼にはどのような疑問も凌駕するMMA愛が存在している。


──金原選手のインタビューはMMAPLANETでは、4年5カ月振りです。実は昨年4月のRIZIN TRIGGER03前に取材させていただいているとばかり思っていました。

「あの時、ケージの試合だったのに摩嶋(一整)選手の方をやって、俺にはなかったから怒ったんですよ。で試合が終わったら『やっぱ、強いよ』みたいな感じで言ってきて。『この野郎、コイツも掌返ししやがって』って(笑)」

──アハハハハ。ということで、今日は貴重な話をありがとうございました。また試合後に話をきかせてもらいます。

「いやいやいや、冗談っスよ(笑)」

──まぁ、それでFIGHT&LIFEで2月に話を聞かさせてもらった時に4月29日に試合がある。ただし、目当ての相手と戦うことは難しそうだということでした。あの直後に山本空良選手との試合が決まったのですが……。

「インタビューの時点で『かもね』ということは聞かされていて、『まぁ、しょうがないか』という気持ちではいました。あと、何試合できるか分からないから自分のなかでは、自分が強いと思っている選手と戦いたいというのがあって。『1年待って、こうか』というのが正直な感想ッスよね。

RIZINのなかで戦いたい選手はいます。でも、自分とかは煙たがれる存在ですしね。フェザー級でこれだけの試合が組まれているのだから、まぁしょうがないですよ。ただ日々、自分の想うところも変って来て。クレベル(コイケ)と戦いたい、上の選手と戦いという気持ちもありますけど、消化していくしかねぇっていうのが今の気持ちです。

そりゃあ強いヤツ、名前のあるヤツと戦いたいです。でも、一周してくるとMMAができりゃ良いやっていうことになってくるんですよね。誰と戦おうが、どこで戦おうが自分がMMAに携われる期間って凄く大切だと思うし。この1日、1日が楽しいから。そういう意味では満足していますしね」

──金原選手とは練習場所で顔を合わせる機会がありますが、どこにいても楽しそうです。

「それは詰まるところ、格闘技がバカみたいに好きなんだって。そう改めて思うし。今、『寝技が詰まらない』とか『MMAは格闘技じゃない』とか、色々と言われる時代ですけど──そんなのに反論するのが、馬鹿馬鹿しくなるくらいMMAが好きだなって自分で思っちゃいます。

MMAって究極の格闘技、究極のスポーツだと思うし。でもキックだって、ムエタイだって、柔術だって、何だって皆が一生懸命にやっていることで。だからMMAや寝技に関して、誰が何を言おうが何とも思わない」

──まぁ何でも話題になりゃ良いのと、そうではないけどその世の中にいるという感じになりますか。そんななか意中の対戦相手か否かという部分で、強い選手と戦いたいという意志を持ち続けているからこそ、年齢を重ねると上だけでなく、下から突き上げてくる選手も強くはなってくるのでその範疇に入って来ることがあるかと。

「今、自分に求められているのはこういうことで。時代に合わせてやっていかないといけないから。今もトップを目指してやっているつもりではいますけど、今更スターになりたいとかっていう気持ちはないから。自分が楽しめて、周りが笑ってくれる。ホント、それだけッスね。他のモノは求めていない」

──では山本空良選手のことは、MMAファイターとしてどのように評価していますか。

「山本空良選手のこと、決して凄く弱いなんて思っていないし。空良君はカイル・アグオンに勝っていますし、強くなっています。かといって自分が求める相手かといえば、それは違う相手だけど……。実は今日、初めて対戦相手として試合映像を視ました」

──そうなのですか!! 試合が決まって2カ月以上経っているかと思うのですが。

「彼との試合が決まった時に八隅(孝平)さんとミットを持ってもらっているトレーナーに映像を視てもらって、その時にこうやって創っていこうというアドバイスがありました。それを1カ月半ぐらいかけて創って来て──今日、最後のスパーリング(※取材は20日に行われた)だったので映像を視て、今まで創り上げてきたモノの確認作業をしました。ここまでやってきたことは、間違っていなかったです」

──山本選手、もちろんMMAを戦っているのですが、金原選手とは明らかに違うリズムというか。相手の攻撃を見る。付き合うというのか、それでいて自分の攻撃になっている。自分のエゴをぶつけるMMAとは明らかに違う、異文化MMAに感じます。そして、あの間が実はガチガチのMMAファイターである金原選手にとって、何か嫌なリズムになるのではないかと。

「不規則なリズムだなとは思いました。自分はリズムを大切にして戦うタイプなので、空良君との試合では自分のリズムが狂ってしまうことを一番警戒していました」

──個々の局面では金原選手、MMAとして全てを合わせても金原選手。ただし、あのリズムや間で、金原選手の動きを狂わせる可能性があるのではないかと。

「それは自分も思っていて、一番気を付けるべき点です。自分がこれまでやっていないタイプの選手が、空良君なのかなって。『アレ、やりにくいな』と思うこともあるだろうし、気付いた時にはやられてしまっていることもあるかもしれない。そこだけは気を付けていきたいと思っています。あっ、あと──怖さがない」

──あっ、それですね。まさに、それです。だから、妙な間というか。

「八隅さんが言うには、だからこそ『暴力に屈しない』と。もしかすると、俺のプレッシャーにも屈しない可能性がある。良くも悪くも敏感ではない。だから空良君は誰と戦っても良い試合になります。ヴガール・ケラモフと戦っても、ネクサスで若い子と戦っても判定になってしまう。突出して何かが強い相手よりも、やりにくさはあります。何よりフィニッシュされていないのが、彼の強味だと思います。だからこそこの試合、自分は完全に制したいです。制圧、フィニッシュしたい。

それに何だかんだと言って、自分がやってきたベースを空良君が崩すのは難しいことだと思いますよ。しっかりとベースを創りながら、打撃にしてもレスリングにしても、柔術にしても向うに付き合わずに戦う。そこだけは創っていきたいです」

──金原正徳が創り上げてきたMMAは、ファンも堪能できるモノかと思います。金原選手は自身で「マニアック」と卑下するところがありますが。

「そこは……僕がやってきたMMA、僕にしかないできないモノがあるので。今更トラッシュトークとかして試合を盛り上げようとは思わないですし、自分がやってきたMMAを否定するようなことはしない。自分がこれまでやってきたことを一つの作品として、皆さんに見てもらう。これが今まで僕が真剣にやってきたMMAですよ──というのを見てもらいたいです。

それを見て納得してもらえないなら、自分はそれまでの選手です。時代に合わせて選手生活は送るけど、時代に合わせて自分のMMAのスタイルを変えることはない。もちろんルール、ジャッジの裁定基準に適応して戦いますけど、無理から派手な試合をしようとか、目立とうとか、そういうことはないです。自分にしか出せない緊張感、MMAという作品を皆さんに見てもらいたい。そういう気持ちはあります」

充実という一言が、その表情に表れている

──その結果、意中の選手との対戦に結び付けたい?

「なかなか、そこを正当化するのは難しいです。それはRIZIN側が決めることだし、お客さんが決めることです。今年でデビュー20年、今も皆とこうやっていられるのが楽しいですし、注目された舞台で試合ができることも幸せで。他に何を望むのっていうことになっちゃいますね」

■視聴方法(予定)
4月29日(土)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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BELLATOR o RIZIN UFC YouTube   ストラッサー起一 チャンネル ルイス・グスタボ 山本空良 平本蓮 斎藤裕 武田光司 金原正徳

【RIZIN LANDMARK5 勝敗予想】斎藤裕 vs. 平本蓮、武田光司 vs. ルイス・グスタボ、金原正徳 vs. 山本空良

最後までご視聴ありがとうございました。
また次回の動画でお会いしましょう。

▼【RIZIN】斎藤裕 vs 平本蓮!忖度なしに勝敗予想❗️

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ストラッサー起一経歴【主戦場】
2014〜2017  UFC(アメリカ)
2017〜2019  RIZIN(日本)
2019〜2020  Bellator(アメリカ)
2021〜. RIZIN(日本)

—-目次—-
0:00 オープニング
2:45. 武田光司 vs. ルイス・グスタボ 勝敗予想
8:04. 金原正徳 vs. 山本空良 勝敗予想
15:11. 斎藤裕 vs. 平本蓮 勝敗予想
21:48. 次回

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