
30日(月)東京都渋谷区の国立代々木競技場第二体育館で開催されるKNOCK OUT60「K.O CLIMAX 2025」にて、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70キロ)王者・海人×挑戦者シッティチャイ・シッソンピーノンが発表された。
Text Takumi Nakamura
シッティチャイは元GLORYライト級(70キロ)王者で、GLORY時代にはロビン・ファン・ロスマーレンから王座を奪取し、マラット・グレゴリアン、ディラン・サルバドール、テイジャニ・ベスタティらを下して6度の防衛に成功し、一時代を築いた。
2020年からONEに戦いの場を移し、スーパーボン・シンハ・マウィン、タワンチャイ・PK・センチャイ、チンギス・アラゾフ、グレゴリアンといったトップ選手たちと対戦。タワンチャイにはスプリット判定で勝利し、2024年6月には野杁正明のONEデビュー戦の相手を務め、野杁からも勝利を収めている。
その後はMMAグローブのムエタイルールでシャドウ・シンハ・マウィンとニコ・カリロに連敗を喫してONEをリリースされることとなるが、次なる舞台としてKNOCK OUTを選択。KNOCK OUTと複数試合契約を結び、今大会が待望のKNOCK OUT初参戦となる。
迎え撃つ海人はシュートボクシング(SB)世界スーパーウェルター級(70キロ)王者にして、KNOCK OUT-BLACKとRISEの70キロ王座を保持。国内70キロのトップ選手として世界の強豪たちと鎬を削ってきた。
11.24SB両国大会で海人は元GLORYライト級1位のエンリコ・ケールに勝利し「SBのエースという座を次の世代、若い選手に譲りたい。僕は世界最強を目指しているので、来年は世界最強を証明できる場所に挑戦したい」とSB卒業を宣言。来年から主戦場を変える意向を明かしていたが、2025年を締める戦いとしてシッティチャイ戦に臨むことになった。
ONEではベルトに手が届かなったシッティチャイだが、70キロの世界トップレベルの一角であることは確か。野杁、安保瑠輝也、和島大海らが続々とONEに参戦する中、海人とシッティチャイの一戦は国内のキック団体で実現できる最高級のカードだと言えるだろう。
会見には海人、UNLIMITEDルールで対戦するKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70キロ)暫定王者・漁鬼と松嶋こよみ、元ルンピニー王者ゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッーとREDルールでリマッチする軍司泰斗も出席し、それぞれ試合への意気込みを語った。会見出席者のコメント、MMAPLANETとの質疑応答は以下の通りだ。
海人
「世界トップのシッティチャイ選手と日本で試合できること、このベルトをかけてKNOCK OUTで試合ができるということに本当にワクワクしてるし、純粋にありがとうございますという気持ちです。僕は世界最強を目指しているので、しっかり倒して、KNOCK OUTらしく、KNOCK OUTのチャンピオンらしく倒して決着をつけたいと思っています」
軍司泰斗
「8月にゲーオガンワーンにKOで負けて、11月に試合をやって(セーンサックグン・オー.カムインに勝って)、早い段階で再戦という形になったので、すごく感謝しています。8月のKO負けを払拭して、今回はしっかりKOで倒したいと思います」
松嶋こよみ
「こういった機会をいただけてありがたいと思うのと、前回ジャン・チャオ選手を仕留めきれなかった部分もあるので、その経験を生かして、しっかり年末にいい仕事をしたいなという風に思っています」
漁鬼
「今回の試合はキックボクサー対MMAファイターの異種格闘技戦だと思っているので、キックボクサーとしてスカッと倒して勝ちたいと思います」
――松嶋選手、前回8月の試合は実戦から離れていたというところで、UNLIMITEDルールで戦い切れなかったと話していました。この数か月で3試合目ということで、前回と違う動きを出せるとするなら、どういうところでしょうか。
「やっぱり距離の部分などは今までと違って詰まってしまった部分を感じたので、もうちょっと左右の動きだったりを入れて、ノクタゴンを縦横無尽に使えるようにやっていきたいなと思ってます」
――続けて松嶋選手、UNLIMITEDルールを少し理解したということで、もう少しルールを理解すればできることもあるんじゃないかと言っていましたが、そのあたりで今回の試合に向けて何か出来そうなことはありますか。
「それこそブレイクの部分だったりも考えて、すごくMMAの練習になると思うので、しっかりポジションを取って殴るということをできたらいいなと思っています。そこが前回はできなかったんで、そういう部分もやっていきたいです」
――漁鬼選手は今の松嶋選手のコメントを受けて、ぼんやりとどう戦おうかと思い浮かぶものはありますか。
「前回の試合で倒せなかったと言っていたので、結構来ると思うんですけど、来てくれた方がカウンターが当たる可能性があるので、慎重に戦ってくれるより、思いっきり来てほしいなと思っています」
――海人選手、シッティチャイはこれまでヨーロッパでもキックルールの試合を多くやってきた選手で、過去に海人選手が戦ってきた70キロの外国人選手のなかで、どのくらいの強さ、一番強いと言ってもいいくらいの選手だと考えていますか。
「一番に近いと思います。先日やらせてもらったケール選手もそうですし、本当に強い選手とたくさんやらせてもらっていますが、その中でも本当一、二を争うレベルの選手だと思っています」
――それと同時に、シッティチャイ選手はこれだけ長く戦ってきた選手なので、最近はダメージも蓄積していると思う部分もあります。今後のことも踏まえて、勝つこと、もしくは倒すこと、どちらを考えて戦いますか。
「倒すことです。KNOCK OUTのチャンピオンらしい試合をしたいので、倒すことだけを考えてやっていきます」
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【KO CLIMAX2025】注目の一戦、海人×シッティチャイが決定!「倒すことだけを考えて戦う」(海人) first appeared on
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