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【SUPER RIZIN04】フライ級復帰、GP1回戦の相手はヒロヤ。元谷友貴「何をしとったんやろうって思います」

【写真】7月20日に行われた公開練習で、ヒロヤと並んだ元谷は厳しい表情を見せた(C)MMAPLANET

27日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される超RIZIN04で開幕するRIZIN World GP2025フライ級トーナメント。その1回戦で元谷友貴がヒロヤと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

今回のフライ級GPで最大のサプライズの一つが、元谷の参戦だった。3月の香川大会で井上直樹の持つRIZINバンタム級王座に挑み、敗れた元谷。再起戦の舞台として選んだフライ級で戦うのは2015年12月のフェリペ・エフライン戦以来だ。

翌年4月、アラン・ナシメント戦で計量オーバーした元谷は、そのままドクターストップで試合に臨むことができず。当時保持していたDEEPフライ級のベルトも返上し、バンタム級に転向している。前回のインタビューでは「少しずつバンタム級の体になってきた」と語っていた元谷は、なぜここでフライ級に復帰するのか。そして、その初戦となるヒロヤ戦について訊いた(※取材は7月9日に行われた)。


フライ級に向けて体重を落としてみたら、バンタム級の時と力も変わらないし、体が軽くて調子が良い

――今回、米国から帰国したのは抽選会の直前だったのですか。

「抽選会の数日前ですね。自分はいつも試合の1カ月前ぐらいに帰国して、石川の家に荷物を置いてから、練習の準備をして名古屋に向かいます」

――すると家族と会うのは、本当に年何回かで……。

「試合があると帰国して、その時に数日間いるぐらいです」

――石川にいる期間は、どのように過ごすのでしょうか。

「子供たちが遊びに行きたいという場所に連れていきます。ウチは石川にいる頃から朝から晩まで、行きたいところに連れて行っていました。今でも同じように、朝にココへ行って、夕方にはココへ――と。その時だけはオフで、リラックスできますね」

――それは良かったです。さて、今回のフライ級GPで最大のサプライズは元谷選手の出場でした。

「GPが行われると聞いて、僕のほうから『しっかりフライ級まで体重を落とすので、もし出場できるならお願いします』と伝えていたんです。ただ、出場できるかどうか分からない状態で米国に行って」

――そうだったのですか。井上戦前のインタビューでは「少しずつバンタム級の体になってきた」と言っていたので、ここでフライ級に落とすのかというのが驚きの理由でもあります。

「バンタム級の体になっていたかどうかで言えば――現時点で体重を落としてみたら実際はただ脂肪が乗っていただけで、バンタム級の体は出来上がっていなかったというか(笑)。

3月に負けて、またバンタム級でタイトルマッチまで辿り着くには2~3年かかる。僕ももう若くないし、2~3年先はどうなっているか見えないです。だったら半年で新しいチャンピオンが決まるフライ級のほうが魅力的でした。僕自身も体重は落ちるという感覚がありましたし」

――これは結果論ですが、元谷選手がYouTubeチャンネルで「体重を落とすことができている」という動画を視たあと、改めて井上戦の試合映像を視直すと確かに……。

「そうなんですよ。自分の中で、デカくなったつもりでいました。でもフライ級に向けて体重を落としてみたら、バンタム級の時と力も変わらないし、体が軽くて調子が良い。だから本当に脂肪が乗っていただけでした」

――前回フライ級で戦ったのが約10年前、その時は減量のためにドクターストップに終わりました。とすれば今回フライ級で戦うことに躊躇があって然るべきだとは思います。

「あの時に減量をミスったのも、体重の落とし方を間違えていましたよね。探り探り、いろいろ試していたものが合わなかった、という感じで」

――フライ級時代の元谷選手といえば、かなり過酷な落とし方をしている印象が強かったです。対して脂肪が乗っていただけとはいえバンタム級の体をつくることができていた。さらに今はフライ級リミットまでスッキリ落とすことができている。それは米国に行って技術的な面や練習方法だけでなく、体づくりも大きく変化したのでしょうか。

「体づくりの面はあまり分からないです。ただ、10年前と比べたら――食事やトレーニングに関する知識も増えたし、昔より落としやすくなったと思いますね」

――普段食べるものから変わりましたか。

「そうですね。クリーンなものしか食べていないです。以前フライ級で戦っていた時は、メチャクチャな減量をしていたので、その反動で結構食べていました。試合が終わったら減量からのストレス解放でバカみたいに食って。だから試合が終わると体重もかなり増えていたんですよ。でも今は、この減量だとストレスはないので」

――さらにGPが行われることも、フライ級に戻る要因になったのですね。

「そうです。GPがあって、半年で新しいチャンピオンが決まる。それなら2~3年かかって、どうなるか分からんバンタム級で戦い続けるより、半年でベルトを獲りたいと思いました。3年後なんてもう38~39歳ですから、自分でも想像できないんですよ」

――今はバンタム級にも海外から新しい選手が来ており、また潰し合いで新しいタイトル戦線が構築されていくでしょうし。

「そのあとでタイミングが合えば――というぐらいの気持ちですね。バンタム級で戦うことについては」

――タイトルマッチでの敗戦については、バンタムという階級が要因だった面はありますか。

「いや、それはないですね。あの時はあの時で、僕がバンタム級でつくれる最高のコンディションでした。ただ試合内容として、自分が攻めていれば判定でも勝つことができていたと思うんです。『相手はこう来るやろうな』と考えすぎて攻めて出ないよりも、もっとアタックすれば良かった。本当にそれだけです」

――そう聞くと、躍動感のある動きで、自分からガンガン動いていたフライ級時代が思い起こされます。特に2013年あたり……清水清隆戦、今成正和戦、前田吉朗戦、そして和田竜光選手にリベンジしてDEEPフライ級のベルトを再び巻いた頃とか。

「あの時はそれこそヨーイドンで、何も考えずに動いていましたね。当時は試合が始まった瞬間から全速力で行くという感じで。若さという面では良かったと思います(笑)」

――あれからキャリアを重ねて、技術も戦略も上積みしてきた。そんななか、再びフライ級に落とすことで自分自身に対する期待も大きいですか。

「楽しみですね。体重を落としてみて分かったのは、『本当に重りを背負って戦っていたんだなぁ』と。何をしとったんやろうって思いますよ」

戦績って過去のものだから現在には関係ない。格闘技はその時、対戦相手に勝てばそれで良い

――フライ級GPは当初、元谷選手を含む8人でトーナメントが行われると発表されていました。それが急きょ10人が出場し、準決勝進出者は1回戦の勝者からファン投票で選ばれることになっています。

「僕は別に、10人で良いじゃんって思いました。それも征矢貴選手とホセ・トーレス選手が入ってくれるなら、余計に優勝しがいがあるというか。

公開練習では寒天マンを相手に笑顔を見せていた元谷だったが……(C)MMAPLANET

ファン投票については――まず誰が投票するのかが分かっていないんですよ(笑)。ただ、もともとショッパイ試合をして勝とうなんて思っていませんから。フィニッシュしてもファン投票で落とされるなら、『自分は人気ないんだな』というだけの話で。戦うからにはフィニッシュして勝ち上がりたいです。

だから対戦相手がどう、というわけでもなくて。抽選会でもアリベク・ガジャマトフ選手とヒロヤ選手のどちらを選ぶか、という状況になったじゃないですか。でもガジャマトフ選手って正直、どんな選手か分からないんですよ。そんな分からない相手とよく分からない試合になっても――だからヒロヤ選手を選びました」

――YouTubeチャンネルで元谷選手が「ガジャマトフから逃げた、という声もあった」と言っていて驚きました。そう考える人もいるのか、と。

「言う人は言いますよ。『強いヤツから逃げた』とか……。でも1回戦を勝ち上がることを考えたら、情報が多いヒロヤ選手のほうが研究しがいもあるし、研究できたほうが勝率も上がりますよね。それよりまず抽選会は選びづらいんですよ。『主催者で決めてくれ!』と思っていました。アハハハ」

――ヒロヤ選手の場合、人気だけではなく最近の伸びは大きいです。決して楽ではない。ある意味、楽ではないけど勝ったら一番オイシイ相手ではあります。

「そうですね。抽選会の時は自分もそこまで考えていなかったけど、あとあと考えたら選択は間違っていなかったと思います。

自分もヒロヤ選手のことを低くは見ていないんですよね。負け越してはいるけど、僕の中で負け越しとかは関係ないと思っていて。別に負け続けていても、急に伸びて来る選手もいますし。

戦績って過去のものじゃないですか。だから現在には関係なくて。格闘技はその時、対戦相手に勝てばそれで良いんですから」

――ヒロヤ選手にとっても、元谷選手に勝てば今までのキャリアをひっくり返すことができる。元谷選手こそ、それだけの実績と価値を持っているファイターです。ではヒロヤ選手について、ファイターとしての印象を教えてください。

「1試合1試合、成長している。米国にも行っていて、格闘技に懸けていることは分かりますよね。若さもありますし――若い選手って、1年1年の成長が読めないんですよ」

――最近はテイクダウンから抑え込みまで小技を利かせるようになっています。

「ボコボコにしますよ」と言ったヒロヤに対して元谷は「おう、やってみぃや」と凄みを見せた(C)MMAPLANET

「ヒロヤ選手の中で、何かが繋がったのでしょうね。負けていても、その中で何か繋がって来る瞬間ってあるんですよ。前回の試合から2~3カ月で、別人のように変わることはないと思います。でも少しずつ穴がなくなっている。短期間で繋がることもあるので、確実に強くなっているでしょう。特に最後の試合で勝っている、というのはファイターにとって一番大きいんですよ」

――対して、元谷選手は前回の敗戦から4カ月の間、何が変わりましたか。

「先ほど言ったとおり、前回は自分から出ていかなったのが敗因でした。あれからずっと意識しているのは、まず自分から試合をつくっていくこと。米国でも、自分からペースを取ることを意識して練習してきました」

――ちなみにATTでは、パントージャのUFC世界フライ級王座防衛で盛り上がっていますか。

「あの時はもう僕が帰国していて、現地の状況は分からないです。でもパントージャとは普段から一緒に練習していて、分が気になったことをパントージャに聞いたりしますね。彼のファイトキャンプでもスパーリングの相手を頼まれたり」

――パントージャに何を聞き、どんなこと言われたのでしょうか。

「テクニック的なことですね。僕は気になったことがあれば、すぐに聞くんですよ。スパーが終わったらすぐ『今のどうやったん?』と聞いて、『あぁ、こういうことね』って。それで試合を視ても『こういうことか』って分かりますし。でも内容は秘密です、フフフ」

――なるほど。その内容は、次の試合で見られるか楽しみにしています。

「GPはまず1回戦でしっかり勝ち、もちろん優勝するつもりです。もう不完全燃焼で終わりたくないので、持っているものは全部出し切りたい。調子も良いので、皆さん楽しみにしていてください」

■視聴方法(予定)
7月27日(日)
午後1時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

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バンタム級タイトルマッチ 井上直樹 vs. 元谷友貴
鈴木千裕 vs. カルシャガ・ダウトベック
ルイス・グスタボ vs. 野村駿太
スパイク・カーライル vs. 泉武志
伊藤裕樹 vs. トニー・ララミー
前田吉朗 vs. 横内三旺
横山武司 vs. 木村柊也
越智晴雄 vs. 中務修良
酒井リョウ vs. エドポロキング
魚井フルスイング vs. 赤田プレイボイ功輝
萩原京平 vs. トビー・ミセッチ
万智 vs. パク・ソヨン
OPENING FIGHT 稲井良弥 vs. 加古稟虎
OPENING FIGHT 龍生 vs. 香川刻
OPENING FIGHT 高岡宏気 vs. 飴山聖也
OPENING FIGHT 吉岡龍輝 vs. 切詰大貴
OPENING FIGHT 大谷翔司 vs. 足利也真登
RIZIN.50香川大会 大会情報/チケット

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【RIZIN50】前田吉朗が4年振りのMMAで、プロデビュー戦の横内をRNC葬。香川大会の継続をアピール

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
Def.3R2分55秒 by RNC
横内三旺(日本)

前田は香川県高松市出身。共にサウスポー同士で開始早々、前田がシングルレッグのフェイントを見せる。インサイドからパンチを着く横内に対し、前田が大きく左右に回る。横内のローを食らった前田は、効いていないとアピールしてシングルレッグで飛び込んだ。コーナーでバックコントロールに入った前田だが、差し返される。大外でグラウンドに持ち込む横内。立ち上がった前田が倒し返すも、スクランブルから横内がスタンドに戻った。

互いに飛びヒザを見せたあと、横内が両腕を差し上げてロープに押し込む。背中を見せた前田が横内の左腕をキムラで抱えるも、横内が腕を抜いて離れた。しかし再びボディロックで組んだ横内が崩しにかかる。コーナー際でバックコントロールの横内は、またもキムラを狙われて離れる。前田は首相撲で抱えられると、ボディにパンチを連打で突き刺していく。前田が組んで横内をコーナーに押し込み、左縦ヒジを打ち込んだ。

2R、横内の左カーフに前田が左ストレートを合わせた。バランスを崩した横内は体勢を戻し、前田のパンチに対して右フックを狙う。オーソドックスにスイッチした横内だが、前田がカウンターを合わせる。スイッチを繰り返す横内が、前田の右スピニングバックキックをかわした。横内の跳びヒザをかわす前田だが、シングルレッグは切られてしまう。横内が左ストレート、左ヒジを前田の顔面に打ち込む。

ノーガードで距離を詰めていく前田の右フックが横内の顔面を捉えた。引き込むように尻もちを着いた前田に対し、横内がトップからバックコントロールへ。前田が突き放すと、横内は側転で離れた。横内のスピニングバックフィストをかわして組み付く前田。ここは倒せなかったが、続いて横内にヒザを着かせると即パウンドを連打する。立ち上がる横内をバックコントロールで制し、ラウンド終了を待った。

最終回、ノーガードの前田に対して、横内が右ジャブと左インローを見せる。距離が近くなるとインサイドワークでかわす前田は、横内の左ミドルをキャッチする。疲労のためか横内の動きに合わせてキャッチしにいくことが多くなる。横内は前田にロープを背負わせると、ダブルレッグからバックコントロールへ。しかし展開がなくブレイクが掛かる。

横内の口から出血が見られる。横内の左ミドルが前田のボディに突き刺さるも、続いて左ハイをかわされて尻もちをつく横内。前田は内ヒールから回転する横内をトルコ刈りで固める。。さらに右腕を横内の首に回し、ロープ際まで回転していった横内からRNCでタップを奪った。

香川県高松市の前田が地元で一本勝ち。四国勢は3連勝となったが、前田はマイクで佐伯繁DEEP代表への拍手を要請したあと、香川大会継続をアピールした。


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【RIZIN50】計量終了。初の香川大会は既にソールドアウト&競技運営よもやま話

【写真】グスタボの挑発に対する野村の笑み――少しゾッとするほど強さを示している(C)SHOJIRO KAMEIKE

29日(土)、翌31日に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50のセレモニアル計量が会場非公開で行われた。
Text by Shojiro Kameike

計量スタート前には、大会チケットはソールドアウトであることが発表された。RIZIN初となる香川大会、スパイク・カーライル以外の全選手が計量をパスしている。


香川県のMMA興行といえば、プロ修斗「FORCE」が年2回のペースで開催されている。そのFORCEではプロモーターを務める豊島孝尚FORCE GYM代表は、RIZINの競技運営を統括するJMOC(日本MMA審判機構)のジャッジでもある。

今大会では地元・香川でRIZINが開催されるとあって、豊島氏が主宰するFORCE GYMからは高岡宏気が参戦。そのため豊島氏は今回、競技運営陣には加わっていない。本来、スポーツとしては不正行為が疑われないよう、出場選手や所属ジムの関係者と競技運営陣が同じであったり、試合前後に接触することは可能なかぎり避けるべきだ。そんな論理がまかり通らないケースも見られる業界にあって、今回の対応はMMAというスポーツのために支持したい。

なお、カーライルはセレモニアル計量の前に行われた公式計量でリミットを2キロオーバーしていること、そしてリカバリーに努めていることが発表された。両陣営とプロモーターが競技した結果、泉×カーライルの一戦は泉が勝利した場合のみ、公式結果として扱われる(ノーコンテストルール)ことも併せて明らかになっている。

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■計量結果
※試合前のインタビューを掲載している選手は、名前をクリックすると記事にリンクします

<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹:60.95キロ
[挑戦者] 元谷友貴:60.90キロ

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕:66.0キロ
カルシャガ・ダウトベック:66.0キロ

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ:70.85キロ
野村駿太:70.95キロ

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ:112.6キロ
エドポロキング:120キロ

<フェザー級/5分3R>
萩原京平:65.75キロ
トビー・ミセッチ:65.95キロ

<フェザー級/5分3R>
横山武司:65.80キロ
木村柊也:66.0キロ

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹:59.0キロ
トニー・ララミー:58.80キロ

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗:58.65キロ
横内三旺:59.0キロ

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル:73キロ
泉武志:71キロ
※カーライルが計量オーバーのため協議の結果、カーライルにレッドカード1枚・減点50の状態で試合を実施。泉が勝利した場合のみ公式記録となり、カーライルが勝利した場合はノーコンテストとなる。

<女子ストロー級/5分3R>
万智:51.85キロ
パク・ソヨン:51.65キロ

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄:52.95キロ
中務修良:52.85キロ

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング:60.95キロ
赤田プレイボイ功輝:61.0キロ

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥:67.5キロ
加古稟虎:67.35キロ

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝:63.2キロ
切詰大貴:63.2キロ

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司:62.9キロ
足利也真登:62.95キロ

<フライ級/5分2R>
高岡宏気:56.9キロ
飴山聖也:56.85キロ

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生:54.95キロ
香川刻:55.0キロ

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【RIZIN50】伊藤裕樹がトニー・ララミーと59キロ契約戦。役立つのは「フィジカル、6。ギャンブル、4」

【写真】現在RIZINで4連勝中。フライ級トップを狙える位置にいる伊藤だ(C)MMAPLANET

昨年11月、伊藤は地元愛知県で伊藤は、これがRIZIN初参戦となるトニー・ララミーと同じケージで戦って勝利を収めた。試合後のバックステージで伊藤と談笑中、その後ろを偶然にもララミーが通りかかる。伊藤に「ララミー、どうですか?」と訊くと、伊藤は満面の笑みを浮かべながら「強かったッスね! やりたいですよ」と答えた。その気持ちこそが、伊藤にとって最大の武器だ。そんな伊藤に、改めてララミー戦について語ってもらった。


――伊藤裕樹✕トニー・ララミー。来たぞ、というカードが発表されました。伊藤選手は大晦日出場がなかったですが、ここでフライ級のマニア垂涎の試合が組まれましたね。

グラップリングが強いストライカー同士の好カード!(C)MMAPLANET

「去年の11月のイ・ジョンヒョン戦で久しぶりにフィニッシュできて、大晦日があるかなって思ったんですけど(笑)。大晦日が終わって、3月に大会があるって分かってからも試合の話が来なくて。『あぁ3月もないし、5月ぐらいか』って思っていると先週にララミーって言われて。すぐに『やります』って返事をしました(※取材は1月31日に行われた)。ただ59キロ契約で。試合まで2カ月あって『なんで?』となったんすけど……。なんかララミーが、体重が落ちないと言っているようで」

──それではバンタム級ファイターですね。

「ハイ、バンタム級でやれよって思ったんスけど(笑)。正直フライ級が盛り上がってきて、トーナメントもあるかもしれないので57キロで戦いたかったです。まぁ自分も減量が楽になるんですけど、相手が大きくなってしまうので……」

──良いようにとらえると、フライ級に落とせないなら伊藤選手に潰してほしいというRIZIN側の願望が含まれているかもしれないです。

「おお、それでバンタム級に行けよって。でも僕としても、ここで勝てばRIZINで5連勝。しっかりフィニッシュをして、タイトル挑戦に近づいて、GPにも確実に出られるようにしたいです」

──ところで、今回のように試合があるかないか分からないときでも、一度DEEPで戦うという風にはならないぐらいにRIZINに集中しているということでしょうか。

「それは縁ですし。タイミングですね。色々な要素が絡んできますけど、今はRIZINでトップを取りたいという気持ちが大きいです。DEEPもタイトルが懸かった試合はやりたいです。ただRIZINで連勝をしているので、そこは大切にしたい。

それに試合が決まっていないから、練習を休むということでもないんで。いつでも戦うことができる準備をしているので、話があれば二つ返事でやるって感じです」

──出場できなかった大晦日にホセ・トーレスがやってきて、神龍誠選手に勝った。堀口恭司選手はズールーを相手にきっちりとフライ級王座を防衛した。あの2試合で、自身の立ち位置をどのように考えましたか。

「強い外国人選手が集まってきましたよね。当日は客席で観ていたんですけど、『俺、勝てるわ』って思いました」

──外国人選手にですか。

「いえ、堀口さんや神龍選手にです。以前は『まだ堀口さんは……』とか。『神龍は……』っていう気持ちを少なからず持っていました。でも試合経験を積んでくると、だんだんと自信がわいてきたというか。今やっても負けんし、俺だったらズールーもトーレスもフィニッシュできたと思いました。トーレスは、俺の方が噛み合ったでしょうね。そんな風に自分に置き換えて見ていました」

──得意な打撃を使うにしても、MMAファイターとして完成度が上がった今と以前では違いますか。

「以前は組まれたり、寝技になるが嫌で打撃で戦おうとしていたのはあるかと思います」

──佐賀大会の上田将年戦ぐらいから、キレと殺気の帯び方が変わったように感じました。

「嬉しいっスねぇ(笑)。そのちょっと前の話になるのですが、アーセン選手に負けた後からフィジカルの強化を凄くするようになって。その成果が出てくるようになると、自信もついてきて。もう組まれようが、何されようが切って剥がしてトップを取って打撃で倒す。自分の理想としている形に、戦い方が近づいてきました。組みに自信がつくと、打撃もガンガンいけます。そこで一段階、レベルアップしたと思います」

──以前の引き籠るようなことがあった頃と比較して、その自信で性格も変わったようなことは?

「あんな風にクヨクヨしている場合じゃないです。こんなに多くの人が応援してくれるなかで、昔から応援してくれる人の期待に応えたいです。やっぱ、人生って山と同じでずっと上にいるってことはなくて。下から上に上がっていく。底辺から上がっていくのを見ている人も気持ち良いと思うので。スロットも同じですよ(笑)」

──スロットの話になりましたが、空気とか大丈夫なのですか。

「今は分煙されているんですよ。隣でセブンスターを吸う人とかいなくて(笑)」

──そうなのですか。

「禁煙ルームだったり、電子タバコならOKだとか。女性1人でも入れるように、環境が凄く変わっています」

──不健全なのか、健全なのか。分からないです(笑)。

「ハハハハハハ。健全といえば健全で……難しいところです」

──スロットで勝負勘を養うことなどできるのですか。

パチンコ&パチスロ店のイベント仕事にも呼ばれるほど、その界隈では知られている伊藤。公開練習でもパチンコのPUSHボタンを持ち込んでいた(C)MMAPLANET

「僕はそれがあったからこそ、スロットにハマったというのはあると思います。やっぱり、常に勝つ姿勢って大切じゃないですか。何事にも。私生活においても妥協して負けるってことが、僕は嫌いなんで。試合でもギャンブルでも、スロットだったり、競馬だったり、常に勝ちに行くので。負けると思ってやる奴はいないし。絶対に勝つとイメージして、何事にもトライしています。

そのイメージすることって、MMAの試合にも通じてきます。何で倒すのか。イメージを具現化させることで。なんでギャンブルも格闘技も似ているところはあります」

──フィジカルとどちらが役に立ちますか。

「フィジカル、6。ギャンブル、4ですかね。ハハハハ」

──アハハハハ。そんななかフライ級戦線に話を戻すと、いや他の階級も含めてですね。強い外国人選手が出てくると、戦いたがらない。「呼んじゃダメだ」という声がファイターから聞かれるという話もあります。

「僕は福田龍彌選手のように試合、戦いが好きっていう感覚ではないです。でも、オファーがあるのに、断るのは意味が分からないです。オファーがあること自体がありがたくて、ファイトマネーももらえます。それに自分より弱いヤツとやって微妙だって言われるより、強い相手に勝つからこそ面白い。逆境を跳ね返すのが好きで。無理だろうと言われている奴を倒しに行くのが、俺は好きです」

──そこでララミー戦です。個人的に11月の試合前はアリベク・ガジャマトフより、期待値は上でした。

「村元君との試合は、相性もあったんだろうけど十分に強いと思いました。でも熱が出ていたと知って……。体調が悪くて、本来のララミーと比較すると動きはパッとしていなかったんだと思います。それであの強さなので、完全体できたらめちゃくちゃ強いですよ。ただ格闘技の相性でいったら……当日はめちゃくちゃ体が大きいだろうし、僕は自分の距離にいて。来たら合わせる。そういう戦い方をしていれば、全然勝てると思います」

──ではホセ・トーレスもそうですが、北米のフライ級選手の近い距離で打ち合い、あの距離で戦えることをどのように思いますか。

「正直に言えば、怖いですよね。11月の試合でララミーは当日、72キロあったそうで。もうライト級やんって思って。体の強さがもとからあるので、近い距離はフィジカルの差が出ると思います。だから打ち合うよりも、当てて外す。アウトボクシングで戦おうと思います」

──それにはララミーのプレッシャーに負けないことが重要になってきますね。

「圧力……この記事、ララミーは読まないですよね(笑)。まぁ外してカウンターと✕✕✕✕✕✕では、✕✕✕✕✕✕✕と✕✕✕✕✕✕を今めっちゃ練習しているので」

──なるほどです。その練習環境ですが、NEXイチムエという拠点以外で出稽古をすることはありますか。

「春日井(寒天たけし)さんのプロ練習には、たまに行かせてもらっています。春日井さんのおかげもあって、ジムの壁を取り払って良い練習ができるようになりました。名古屋を強くするために、誰でも来てくださいっていう感じなので。凄く練習環境は良くなりました」

──寒天練習会はストライカーのグラップリング強化にもってこいではないでしょうか。

「凄く良い環境です。組み技の強い選手、パンクラスでチャンピオンになった三宅(輝砂)君、トッキー(透暉鷹)も強いですしね。皆で切磋琢磨して、名古屋全体がレベルアップしています」

──では今後も踏まえて、59キロ契約のララミー戦で何を見せたいと思っていますか。当日は相当な体重差があるかもしれないですが……。

「10キロは違うと想定しておきます。でも、僕のスピードについてこられないですよ。戻した分、遅くなるので」

──そのスピードも伊藤選手はメリハリがついてきたように感じます。出すときと、そうでないときの。

「練習を頑張っているので(笑)。今回のテーマは、封印と解放なんです。なんでもやって良いMMAだけど、自分の得意なところで勝負して、今まで出せていなかった部分も出していきたいと思っているんで。ばっちり香川の人にも、RIZINのフライ級全員にも『こいつ、ヤベェな』って思わせるぐらいのド派手なKOを見せて、トーナメントに名乗りを挙げたいですね」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
足利也真登(日本)

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【RIZIN50】平均試合タイム63秒の木村柊也、横山武司戦は「上と下の勝負に。その間の駆け引きはない」

【写真】ビシッとスーツ姿の木村(C)MMAPLANET

30日(日)に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50で、木村柊也が横山武司と対戦する。
Text by Manabu Takashima

3歳から日本拳法を始めた木村は2度の全日本優勝を果たしたあと、MMAに転向。2023年のプロデビュー以降は圧倒的なスピードと打撃の威力を武器に4連続KO勝ち--しかも平均試合タイムは63秒と驚異的なレコードを誇る。そんな木村が地元・徳島県のお隣で開催されるRIZINで、柔術ベースのMMAファイター横山と対戦することとなった。この対決を「日本拳法×柔術」と見る向きもあるが、木村は自身の持ち味を生かしたMMAで戦う。


――昨年10月のキム・ウィジョン戦から半年ほど空けて、RIZIN50で横山武司戦を戦うことになりました。10カ月で4試合をこなしたデビューイヤーと対照的です。

「ここに出たかった。そこがあります。この試合がない期間をどう捉えるのか。それを準備期間として考えたので、全然気持ち的には何ともなかったです。四国でRIZINがあるというのは、前回の試合の時点で聞いていたので。そこから逆算して、調整しようと思っていました。

もう1試合を挟むことで、ケガをするかもしれない。そこを一番考えていましたね。例えケガがなくても、もう1試合をすることで減量や練習を考えて、休む時間が創れないというのもあったので。その状態で3月のRIZINに出たとして、体が休まっていないから体調が悪くて、パフォーマンスが落ちることが最悪なので。100パーセントで出たい。それが一番でした」

──4戦目にしてAngel’s FC王者を初回でKOしたことは、RIZIN出場へ自信となりましたか。

「あのKO勝ちは、ただただ嬉しかったです。正直、ちょっとは手こずると思っていたので。もちろんKOは狙っていましたけど、その前の3試合のように1R中に倒せない可能性は十分にある。韓国人選手で体も頑丈ですし。ケージの中をいっぱいに使って、相手を倒すために研究する必要があると感じていました。そんな試合で1Rに、いつも通りに倒せたので自分のなかでも上出来でした。

公開練習には日本拳法の道着姿で臨んだ(C)MMAPLANET

ただ、あの試合も相手の変更が多くて、対策練習ができた時間は1カ月あったかぐらいでした。そうなると、自分のできることを伸ばすしかできない。ただ対戦相手が決まってから短い時間で割とシミュレーションができたので、そこは良かったです」

──ではRIZIN四国大会に向け、対戦相手が決まるまでにMMAファイターとして、強化してきたのはどのような部分でしたか。

「全体的に強化できました。よりMMAにスタイルを近づける練習をしてきました。1戦目は誰が見ても日本拳法、そのままでしたよね。そこから日本拳法を残すスタイルで、MMAをやってきて。ローを蹴りながら、テイクダウンに来られそうだけどギリギリで入れない距離とかをずっと研究してきました。

その絶妙な距離で、自分の打撃だけを当てる。相手の攻撃は捌ける距離感ですね。そこは日本拳法でやってきたことが、MMAでも生きました。そこから今では、自分の反応が遅れて組まれかけても、捌けるようになってきたという実感がありあす」

──そのようななかで横山選手との対戦が決まったのは?

「2週間ぐらい前ですかね(※取材は1月31日に行われた)」

──その決定までに、引き込んでくる選手がいると考えて練習をしたことはありましたか。

「想定していなかったです。寝かされたら完全に相手の土俵で、そうでなければ僕の土俵です。上と下の勝負になる。その間の駆け引きはない。現時点で下の対策はやっていますが、これからやっても柔術は追いつけないです。だから重点を置いているのは、触らせないこと。それは絶対にできます。変に今から柔術をやっても、寝かされると一瞬にして極められてしまいます。なので、触らせないことに集中して練習をしています。掴まれると、一気にやられる。組まれた場合の練習を全くしないわけではないです。でも、持たせない方が大切で。だから、その練習に重点を置いています。試合でも、持たせないです」

──触らせない木村選手と、殴らせない横山選手。絶妙か微妙な試合になるのか。少し怖いです。

柔術衣の横山と並ぶ。柔術×日本拳法――それは触るか触らせないか緊張感のあるMMAだ(C)MMAPLANET

「お客さんが楽しめない試合はやりたくないです。勝ち負けは絶対に大事ですけど、プロとしてそれ以上にRIZINという大きな舞台でやるのだから、まずはお客さんを盛りあげること。それができないなら、次に出る資格はないです。だから取られるかもしれないけど、殴ることができる距離。そういうギリギリのところで戦う。そのためにストレスのたまる練習をしています」

──どのような打撃が見られるのか、楽しみです。現時点で理想的な試合展開は、どのように考えていますか。

「さっき言った絶妙な距離を掴んできているので、掴んできてもすぐにバックステップできる。でも、自分の打撃はギリギリで当たる。そういう距離で戦うことですね。難しさはあります。でも、それを打開してくのが僕の拳です」

──この試合を経て、外国人選手が闊歩しているRIZINフェザー級戦線に乗り込みをかけるわけですが。

「その場で戦う機会を与えられると正直、多少の恐怖を感じると思います。その恐怖を自分の強さに変えるのが、僕の仕事です。それができれば、勝てる。だから、楽しみです。段階を踏んで、でも少しでも早くそのレベルでやりたいというのはあります」

──生まれ故郷から1時間、錦を飾る試合にはどれだけの大応援が集まるのか。大阪開催のグラジにあれだけの応援団が、徳島から来てくれる木村選手ですので。

「たくさんの人に応援してもらって、勝って気持ちよく帰りたいというのはあります(笑)」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
足利也真登(日本)

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【RIZIN50】元谷友貴とバンタム級王座防衛戦、井上直樹「相手の嫌がることとか、やっていますよ」

【写真】2020年大晦日の初戦では、元谷をRNCで下している井上。今回は王者として再び相まみえる(C)MMAPLANET

30日(日)に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50にて、井上直樹が元谷友貴を挑戦者に迎え、同バンタム級王座の防衛戦を行う。
Text by Manabu Takashima

2017年、日本人史上最年少の19歳でUFCと契約した井上も、現在27歳に。2020年からRIZINに参戦し、昨年9月にはキム・スーチョルをKOして同バンタム級のベルトを巻いている。その井上がUFCフライ級での試合、米国ニューヨークのセラ・ロンゴ・チームでの練習、そして4年前の元谷との初戦――様々な経験を経て成長した姿、そして元谷とのリマッチについて語る。


――宇野薫選手のブランドであるONEHUNDRED ATHLETICのTシャツを着ていたのが新鮮に映りました。これまでも着用していましたっけ?

「宇野さんがソニックスクワッドに時々、練習に来られていて。今年はまだ一本ぐらいしか、肌を合わせていないですけど安田(けん代表)さんが、つなげてくださって。前回の試合の時から、サポートをしていただいています」

──試合まで3週間(※取材は6日に行われた)、シェイプされているだけでなく大きさも感じられます。

「普段は70キロで、抑えていると68キロ。今もそれぐらいですね。徐々に体重を落とし始めていて。減量はバンタムにあげて、フィジカルをやり始めた時の方が減量は厳しかったです。今はかなり落ち着いてきて、体に馴染んできた感がありますね。パワーが使えるようになり、今の方が調子も良くて。減量も厳しいのは、最後の水抜きぐらいですね。でも前日で3キロぐらいで。ただ最後の何百グラムはきついです。一度、止まると落ちないと聞きますし。自分はなったことがないのですが、そうなるのが怖くて。今回は東京でなく地方での試合なので、余計に怖いです」

──高松での大会ですが、イベントスケジュールではメディアデーは岡山のホテルで行われます。つまり岡山に宿泊するということでしょうか。

「そうですね。メディアデーが岡山で。公開計量が高松です」

──うどんでなく、きびだんごを食べて帰るような感じですね(笑)。

「アハハハハ。うどん、食べたかったです」

──ところでRIZINバンタム級の頂点に立ち、勝率も8割。それでいて期待値の高さから、いつまで国内の選手と戦っているのかという想いも正直あります。今回の元谷選手との試合を否定するわけではないですが、4年を経ての再戦です。

「それは昔から見てくれている人は、皆が思っていることだと思います。5年前ぐらいにRIZINに出させてもらうようになった時と、今の自分は違うと思っています。あの時はすぐにまた海外に挑戦するという気持ちでした。でもRIZINで戦っていくうちに色々と経験して、まだ早いんだと実感して。しっかりと実力をつけてから行かないと、また負けてしまうので。ここまでは成長する期間だったと、今は思っています」

──そういう意味でいうとこの1年、フェザー級とフライ級は中央アジアやコーカサス、そして北米からも強力な海外勢が流入してきたのに対し、バンタム級はそうでない。

「そうですね、だからこそ絶対的な強さが必要だと思います。そのためにも元谷選手を圧倒するぐらいでないと、それを証明することにならないです。ここでそうやって勝って、今後は海外で名前のある選手たちと戦っていく方が僕の評価が上がる。RIZINでは次に繋がるような試合をして、勝っていきたいです」

──元谷選手はATTの所属になり、基本はフロリダ在住です。対して5年以上の前にNYを拠点しセラ・ロンゴMMAで練習をしてきた直樹選手は、キルクリフに行くことはありましたが最近は横浜在住を続けています。

「僕は日本にいる方が、調子が良いです。ただ20、21や22歳の時に向こうで練習をしていたことは良い経験になっています。アルジャメインやマラブもいたし。そこでも意外と通用すると実感もできました。レスリングができていなかったので、その面では凄く勉強になりました。けど打撃だけを切り取ると、別にアルジョやマラブも上手いわけじゃない。

僕としては日本で練習するようになってからの方が、自分のスタイルに合わせた戦い方ができると思ってます」

──それは移動が大変だったNYでなく、一つの場所で全ての練習ができるフロリダでも同じでしたか。

「NYとフロリダなら、フロリダの方が移動の負担は少ないですよね。いずれにしても、コーチは素晴らしいです。打撃のコーチもコンビネーションのバリエーションも多いですし。戦い方の幅は広がると思います。でも試合前の調整は日本の方が良いです。安田さん、水垣(偉弥)さん、ニック(末吉)さんというトレーナーとの息が合っていますし。色々と勉強させてもらって、技術力もついている。

SONIC SQUAD安田けんコーチと(C)MMAPLANET

米国が進んでいるのは分かります。でも、身につくかどうか。僕の場合は教わるよりも、自分で考える方が自分のスタイルに合わせていきやすくて。その方が合っています」

──打撃単体、レスリング単体だと日本は後れを取っていないかと。ただし柔術、そしてレスリングと柔術の融合という部分において、米国の方が進んでいるかと。

「あぁ、フロリダはレスリングと柔術の融合という感じが強かったです。ただ柔術に関しても、なんなら浜松にいってサトシ選手と練習をすれば良い。向こうより強いです。あっ、でもNYの方の柔術はヤバかったですね。1Rで何本も取られて。知っていれば大丈夫ですけど、知らない技はかかってしまう。でも、それはどこでも同じですよね(笑)。だから日本でもデキると僕は思っています」

──米国で強くなることを選んだ元谷選手ですが、前回対戦した時と変わった点は見当たりますか。

「技術は覚えたかもしれないです。でも、癖とかってそんなに変わらないんですよね(笑)。ちゃんとやることを決めてきている。それは感じます」

──対して、直樹選手はどこが変わりましたか。

「全部違うと思います。あの時はまだ筋量もない状態でのバンタム級だったので。あれからボクシング技術、寝技とかも色々と通えるようになって。100パーセント、レベルアップしている自信はあります。ただ向こうに行って強い選手と練習しているという点は、元谷選手も自信をつけていると思います。そこが怖いところ、不安にさせられるところですね。いえば、そこぐらいです。僕も向こうで練習をして自信にはなったので。そこからディフェンスの仕方とか、攻撃の持って行き方は自分アレンジして、やってきたのが今の自分なので。元谷選手は自信にはなっていると思いますけど、分からないですね」

──フィニッシュとか、試合タイムを比較するのでなくて、どのような試合ができれば直樹選手は自身の成長を確認できると思っていますか。

公開練習で挑戦者の元谷友貴と並び立つ。初戦の印象については元谷インタビューも併せてお読みください(C)MMAPLANET

「前回も実力差なく、元谷選手のミスをついて一本取った感じなんです。元谷選手は組めば安定しているのですが、打撃が全くな時もあります。スタンドで持って行かれると、4年前に自分とやった時みたいにミスをすることがある。そんなミスを誘うことができれば良いのですが、そればかりを狙わずに自分で攻めて展開を創りたいですね」

──直樹選手は正々堂々と戦いますよね。駆け引きも正直というか。反則をするとかでなく、意地悪なMMAをすることもありますか。

「意地悪!! 相手の嫌がることとか、やっていますよ。それが勝負だから」

──お姉ちゃんなら、平気でやりそうなことで。

「ハハハハハハ。間違いないです。でも、全然僕もやりますよ。鼻が折れれば、そこばかり殴りますし」

──そのようなイメージはなかったですが、それこそが戦いですよね。今回の試合はこれから先を見据え、またRIZINのバンタム級で強くなっていくのであれば、「もっと強いヤツを呼んでこないと勝負にならない」くらいの印象を残すことも大切かと。

「そのうえで見てくれる人が納得できる試合をしたいです。打撃でもレスリングでも、寝技でも。ちゃんと完勝して、『海外に行けよ』と言われるくらいにはなりたいです」

──一方でダニー・サバテロがRIZINと契約。シェイドゥラエフもバンタム級でも戦えると明言しています。

「やっぱり実績と実力がある選手がRIZINに来て、そういう相手に勝つと見返りも大きくなるので楽しみです」

──パッチー・ミックスも来いよ、と。

「そうですね(笑)。呼べるなら、呼んでほしいです」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
足利也真登(日本)

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【RIZIN50】木村柊也と対戦、横山武司「将光先生のおかげで、僕はめちゃくちゃ変わりました」

【写真】柔術VS日本拳法という要素もありつつ、佐藤将光と共に作り上げている横山のMMAに注目したい(C)TAKUMI NAKAMURA

30日(日)に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50で、横山武司が木村柊也と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

網膜剥離の怪我を乗り越えて、昨年8月にFighting NEXUSでMMA復帰戦&保持しているフェザー級王座の防衛戦を行い、岸野”JUSTICE”紘樹選手に三角絞めで一本勝ちした横山。10月にJAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUEでのQUINTET提供試合出場を経て、今大会で約1年半ぶりにRIZINの舞台に帰ってくる。

その間、横山はMMAで勝つべく柔術・寝技だけに頼らないファイトスタイルを“先生”と呼ぶ佐藤将光のもとで磨き続けてきた。そして対戦相手の木村も日本拳法というバックボーンを活かしつつ、自身のMMAを磨いてきたファイター。柔術VS日本拳法というエッセンスが透けて見えるMMAの戦いに臨む横山に話を訊いた。


――昨年8月のFighting NEXUSでMMA復帰戦を行い、岸野”JUSTICE”紘樹選手に三角絞めで一本勝ちしました。久々のMMAの試合はいかがでしたか。

「RIZIN復帰戦は今回なんですけど、もうMMAはやめようと思ってたところで決まったのが8月の試合だったんです。自分にとってはあれが本当の復帰戦で、減量から何から全部できるのかなって感じだったんですけど、ちゃんとあそこで復帰を遂げることができて、ほっとしました。で、試合にも勝ててよかったです」

――試合は横山選手らしい寝技での一本勝ちでしたが、試合前に不安や恐怖心はなかったですか。

「ありましたね。でも試合が決まって、試合に向けた練習をして、それで自分の動きが良くなっていっていたので、あの試合でさらに強くなった、MMAファイターとして強くなった手応えがあります」

――練習面では具体的にどこに力を入れてやっていたのですか。

「寝技にはすごく自信があるんで、やっぱり打撃の部分ですよね。目の怪我もあったから不安はありましたけど、打撃をできないと総合格闘家になれないなと思ってたんで、しっかり打撃は練習しました。もちろん最後の極めは一本ですけど、自分で打撃から繋いで組んでいく。そうやってMMAらしくできるようにはなってきたと思います」

――先日の公開練習でもお話されていましたが、MMAにおけるメインのトレーナーが佐藤将光選手になるんですよね。

「そうですね。色んな人に教わって、色んな練習仲間に支えられてますけど、週4回は将光先生のところに行っています。しかも将光先生のところには、先生以外にも良いアドバイスをくれる先輩たちがいっぱいいるので、いい練習ができてますね」

――横山選手からこういう試合をしたいとリクエストして、佐藤選手と一緒にMMAのスタイルを作り上げているのですか。

「最初は父と兄がずっとセコンドをやってくれていて、RIZINに出た時にセコンドが3人まで入れるということで、弟を入れたんです。で、自分は摩嶋(一整)選手に負けるまで無敗だったんで、リングに立てば勝てるみたいな感じに思っていて、その時に将光先生から『こうした方がいい』と色々アドバイスを受けてたんですけど、正直そういうのをあんまり聞かずに試合をしちゃって(苦笑)。その結果、試合に負けて、試合が終わったあと『将光先生が言う通りにやってたら勝てたじゃん』『将光先生が言ってた通りだよ』と思ったんです」

――負けたからこそ、いかに佐藤選手のアドバイスが的確だったかを感じたわけですね。

「はい。摩嶋選手に負けてこれじゃ駄目だと思って、先人の言うことを聞くじゃないけど、レベルの高い人のいうことはちゃんと聞いて、ちゃんと学びたいなと思いました。そこから練習量そのものも増えたし、将光先生とやる練習量も増えて、NEXUSの復帰戦が決まって『今回からセコンドついてほしい』とお願いしました。もちろんセコンドに着くとなったら、より具体的なアドバイスももらえるし、それで確実にレベルが上がりましたね」

――佐藤選手の指導を受けて、佐藤選手のすごさを感じていますか。

「選手としても太田忍選手に勝って、井上直樹選手には負けちゃったけどすごくいい試合をして、自分と仲がいい牛久(絢太郎)先輩にも勝って。僕は練習だと牛久先輩にボコボコにされるんで、その牛久先輩と将光先生はこんな風に戦うんだと思って試合を見てました。自分は普通に将光先生の一般クラスにも参加するんですけど、その時の指導や言葉もすごいんですよ。ホントに将光先生の言うことを聞いていれば間違いないと思います」

――また横山選手のInstagramを見ると、走り込みなどのトレーニングにも時間を割いていますよね。

「あの走り込みもやばいですね。とにかく今は練習量が増えたので、練習しているか、家で寝てるか。可能な限り練習しています」

――元々持っている寝技以外の部分を強化していかないと、RIZINで勝っていくことは難しいと感じましたか。

「寝技のレベルだけめちゃくちゃ上げて、組んだら100%勝つけど、組めなかったら負けるみたいなスタイルを極めていく方針もあると言えばあると思うんですよ。でも将光先生はそういう教えじゃない。ちゃんと総合格闘家として上手くなるという意識がある。それで僕もいろいろ考えた結果、しっかりMMAをやろうと思いました」

――その一方でMMAの試合が決まっても、柔術・道衣の練習は継続されているのですか。

「はい。道衣の練習に関しては、ジムでクラスをやっているので、そこで会員さんと一緒にスパーリングしています。逆にクラス以外の時間はMMAのための練習だけで、グラップリングとMMAの選手練って感じです」

――そして今大会では木村選手と対戦が決まりました。改めて対戦相手の印象はいかがですか。

「いや~怖いですよね。僕がRIZINに出た時と同じで4連勝で負けなし、みたいな。しかも全部1分ぐらいで倒してきてるんで。僕自身もがっつりしたストライカーとやるのは今回が初めてなんですよ。最初は怖いけど組めたらいけるみたいなストライカーVSグラップラーの試合が初めてなので、そこはすごい楽しみです。乗り越えなきゃいけないですけどね」

――試合に向けて佐藤選手とはかなり対策も練っていますか。

「もちろんです。動画を見てシミュレーションして、何か上手くいかないことがあったら修正して…を繰り返してやってます」

――公開練習では横山選手も木村選手も道衣を着ていて、お互いのバックボーンが明確になって、こういったMMAの試合は久しぶりだなと思って見ていました。

「僕も柔術がバックボーンで、そのスタイルは変わらないし、木村選手も3歳から大学まで日本拳法をやっていて、それがバックボーンになっている。お互いにああいう場面に道衣を着てくるというのは、競技に対する愛があるからだと思うし、異種格闘技戦じゃないけど面白いですよね」

――申し合わせてないのにお互い道衣を着てきたわけですもんね。

「びっくりしました、僕も(笑)」

――いい意味で古き良き時代の総合格闘技という色がある試合ですよね。

「木村選手は日本拳法では他の選手と比べものにならないくらいの実績を残してるんですよね? 僕の柔術の成績は日本一になったことがあるぐらいですけど、この試合はグラップラーVSストライカーっていう漠然としたものじゃなくて、柔術VS日本拳法だと思います」

――観客にはどちらがフィニッシュするかの試合を見せたいですか。

「もちろんそうですね。判定はないっすね」

――また横山選手がRIZINに戻ってきて、この試合を楽しみにしてるファンのみなさんもたくさんいると思います。摩嶋戦からどう変わった姿を見せたいですか。

「摩嶋戦の僕からはマジでめちゃくちゃ変わってます。やっぱり負けを経験すると人間ってすごく変わるし、摩嶋戦がMMAでは初めての負けだったんで。今は先輩たちの言うことをちゃんと聞くようになったし、何よりもちゃんと将光先生というMMAの先生がついてくれたことが大きいです。実際どこまでのパフォーマンスを本番で出せるか分からないけど、MMAとしてちゃんと作り上げているので、中身も考え方もめちゃくちゃ変わってます」

――ここからのRIZINやMMAでも目標を聞かせてもらえますか。

「僕、RIZINでデビューした時にも目標を聞かれて、モテるために始めた総合なんですけど結婚しちゃったんです(笑)。で、網膜?離で欠場している時に娘が生まれて、欲しいものは一通り揃いました。でもMMAはすごく楽しいし、まだまだ体も元気なので続けたい。家族のためにもこれ(MMA)でお金を稼ぎたいですね。そのためにも勝たないと次に繋がっていかないし、目の前の試合に勝って、次の試合のオファーをもらって…を続けて、家族みんなでどこかに遊びに行きたいですね。僕の格闘技でみんなをハッピーにします!」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
足利也真登(日本)

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【RIZIN50】伊藤裕樹と対戦、トニー・ララミー「最もハードな局面で簡単に勝利を手にしたい」

【写真】現在26歳のララミー。前回は試合内容に納得いかず――だが強い(C)MMAPLANET

30日(日)に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50で、トニー・ララミーが伊藤裕樹と対戦する。
Text by Manabu Takashima

昨年11月のRIZIN初戦でララミーが村元友太郎に判定勝ちを収めた試合内容は、同フライ級にとって大きな脅威となった。極真空手をルーツに持つMMAファイターは、村元を相手にパワフルで多彩な打撃を披露し、かつテイクダウンの攻防でもその強さを見せている。まさに自身の言うオールラウンダーぶりを示したララミーの次戦の相手は、こちらもRIZINで連勝中の伊藤裕樹だ。ストライカーである伊藤との戦い、そしてRIZINフライ級戦線についてララミーに訊いた。


――今月末に伊藤裕樹選手との試合が控えています。今の心境を教えてください(※取材は6日に行われた)。

「キャンプも順調で、凄く良い感じだよ。質の高いトレーニングパートナーと、しっかりと調整できている。精度が高く動けるなかで、決めるところは決める。そんな風に仕上がってきた」

──実は2週間ほど前にナイアガラを挟んで、トニーの住むオンタリオ州の真向かいを訪れていたのですが、その寒さに驚きました。

「こっちはそれほどでもないかな。でも、まぁ大体の日は摂氏だと氷点下ではあるよ。今日は零度。全く悪くない。良い天気だ(笑)」

──そもそも基準が我々と違うようですね(笑)。

「室内でずっと練習をするわけだし。ファイトキャンプは常に対戦相手のことを頭に入れて、その対策練習をするようにしている。と同時に体重も落とし始めて、試合の時に体調をピークにもっていきたい。キャンプはさっきも言ったけど、凄く順調に消化できているよ」

──ところで昨年11月のRIZIN初戦は村元友太郎選手と戦い、ほぼ試合をコントロールしました。正直なことをいえば、期待通りではなかったです。ただ試合当日は相当に体調が悪かったと後から伺いました。

「朝を起きた瞬間から、コンディションが凄く悪いことが分かった。過去最悪の体調で試合をすることになると覚悟しなければならなかった。38度ぐらいの熱は大したことないって思われるからもしれないけど、15分間を戦うのは本当に厳しかったよ」

──それは当然です。というか、よく15分間あれだけの動きができましたね。

「とにかく練習はやってきた。同じように戦えば勝てる。そういう風に気持ちを強くもって臨んだよ。ベストバージョンの自分ではなかった。でも、できるだけのことをしようと思った。練習をしてきたことを、試合で出そうと。リングに上がれば、どんな体調だろうがベストを尽くすことには変わりない。最悪なシナリオを考えつつもね。

コンディションが優れなかったという村元戦だが、その強さは証明。伊藤も当日バックステージで「ララミーと戦いたい」と言っていた(C)RIZIN

試合中だけでなく、減量や準備期間から何が起こるかは分からない。最低の状態でも、一方的な展開にはできた。判定になっても勝利に疑いを持つようなこともなかったし、思われることもなかったはずだ」

──減量中から体調は悪かったのですか。

「計量までは全く問題なかったんだ。過去一、二といって良いほどの仕上がりだった。それがさっきも言ったように試合当日の朝、目が覚めると……『なんてことだ』って愕然としたよ。とにかく体中の筋肉が悲鳴をあげていた。そして震えが止まらなくなったんだ。会場に行っても、体は熱を帯びたままで、口を開くこともなかった」

──欠場するという考えが、頭をよぎることは?

「ノー。絶対ないよ。とにかく、できることをやると決めていた」

──自分などは締め切りの週に微熱でもあると、全てを悪い方に考えてパニックに陥りそうになるので。トニーは本当にメンタルもタフなのですね。

「人生を賭けて戦ってきた。試合のために本当に厳しいトレーニングを課していたしね。あの試合のためだけじゃない。14歳の時から続けてきたんだ。自分が居たい場所に居続けるためだよ。仮にナーバスになって、試合をめちゃくちゃにしてしまったとしよう。それでも、僕は自分の居たい場所にいることができている。自分のやりたいことが、できる居場所にいるんだ。自分のキャリアを積むうえで、ケガのせいでアップダウンがあるなんて言いたくもない。

自分がしたいからMMAを戦い。MMAの試合会場にいるわけで。自分自身に尋ねたよ、『戦いたくないのか?』って。そんなわけがない。僕は戦う。戦い続けるという意志が僕を支えていた」

──結果、最低の体調でも結果を残しRIZINフライ級のマスターピースになるかと期待されています。そのなかで大晦日にホセ・トーレスが神龍誠選手を破り、堀口恭司選手がズールーを下してフライ級王座防衛を果たしました。あの2試合はどのようにトニーの目に映りましたか。

「2試合とも良い試合だった。いずれ、彼らと戦うことになると思って試合を視ていた。フライ級トーナメントが実現するなら、あの4人のうち誰かと戦うことが現実的に考えられる。当然のようにどのような形でも戦うけど、トーナメントならよりハッピーだ。どうせなら最初から良い相手と戦いたい。トップと戦って、自分の力を試したいんだ。そして、僕ならやれるという自信もある。

ホセ・トーレスのような名前のあるファイターが、同じ階級にいることは競争力が高まるし、大歓迎だ。ホリグチの試合はずっと見てきた。本当に優れたファイターだ。世界のフライ級でベストの1人であることは間違いない。彼がいることが、RIZINで戦う理由の一つでもある。ただしホリグチやトーレスを含め、あの4人は僕に狩られるために存在している。その準備はもうできているよ。

もちろんイージーファイトにはならないし、そんなことを期待もしていない。でもRIZINフライ級で僕がトップになる自信はある。ベストと戦うことで、トレーニングもよりハードになり成長を促してくれる。その場に足を踏み入れないと、人間は成長できない。そのために僕は誰とでも戦うつもりだ」

──伊藤選手との戦いは、そのために大切なプロセスとなるかと思われます。その伊藤選手の印象は?

「サウスポーで、真っすぐが強いファイターだ。若いけど、僕より年上で。打撃勝負になって、KOするベクトルで戦う。ファンが喜ぶ試合になるだろう。体調不良を理由にしたくないけど、前回の試合はKOできなかった。フィニッシュできなかったことは、自分の持ち味を出すことができなかったことになる。

僕はKOするか、相手に試合を諦めさせるか。そこをゴールに戦ってきた。イトーはストライカーだ。僕もそう。グラップリングやレスリングより、打撃を見せたい。ストライカー同士の試合だと、なおさらそうだ。ぶちのめしたいと思う。相手が組んで、寝技を狙ってきても立ち上がる術はある。

そして、打撃でケリをつけたい。勝つことが目標なのか。勝つ以上のことが目標なのか。僕が狙うのはイージーウィン。ファイトのなかで、最もハードな局面で簡単に勝利を手にしたい。それこそがファンが求めるエキサイティングな試合だろう」

──現状、アリベク・ガジャマトフの評価がRIZINファンの間でも高いです。ファイターの口からは「ガジャマトフは、しばらく様子を見たい。ララミーなら戦う」という声が聞かれたのも事実です。

「もう、そこはしょうがない。実際に前回、そう思われる試合をしてしまったんだ。SNSでもロシア人の方が評価され、話題になっていることも分かっている」

──と同時に体調不良で、あの試合ができた。MMAファイターとしてトニーの完成度の高さを指摘する意見もあります。

「僕の試合を見てくれたファンが、楽しんでほしいと思っている。そうさせる自信もある。これまでも、そうやって戦ってきた。ファイトタイムが50秒を切っても、距離を外すような戦いはしない。とくにユーキ・イトーのようなファイターと戦うと、危ない打ち合いもあるだろう。でも、自信をもって殴る。次の試合はジャッジが勝者を選ぶ必要はない。必ずKOするよ」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
足利也真登(日本)

The post 【RIZIN50】伊藤裕樹と対戦、トニー・ララミー「最もハードな局面で簡単に勝利を手にしたい」 first appeared on MMAPLANET.