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【RIZIN50】伊藤裕樹がトニー・ララミーと59キロ契約戦。役立つのは「フィジカル、6。ギャンブル、4」

【写真】現在RIZINで4連勝中。フライ級トップを狙える位置にいる伊藤だ(C)MMAPLANET

昨年11月、伊藤は地元愛知県で伊藤は、これがRIZIN初参戦となるトニー・ララミーと同じケージで戦って勝利を収めた。試合後のバックステージで伊藤と談笑中、その後ろを偶然にもララミーが通りかかる。伊藤に「ララミー、どうですか?」と訊くと、伊藤は満面の笑みを浮かべながら「強かったッスね! やりたいですよ」と答えた。その気持ちこそが、伊藤にとって最大の武器だ。そんな伊藤に、改めてララミー戦について語ってもらった。


――伊藤裕樹✕トニー・ララミー。来たぞ、というカードが発表されました。伊藤選手は大晦日出場がなかったですが、ここでフライ級のマニア垂涎の試合が組まれましたね。

グラップリングが強いストライカー同士の好カード!(C)MMAPLANET

「去年の11月のイ・ジョンヒョン戦で久しぶりにフィニッシュできて、大晦日があるかなって思ったんですけど(笑)。大晦日が終わって、3月に大会があるって分かってからも試合の話が来なくて。『あぁ3月もないし、5月ぐらいか』って思っていると先週にララミーって言われて。すぐに『やります』って返事をしました(※取材は1月31日に行われた)。ただ59キロ契約で。試合まで2カ月あって『なんで?』となったんすけど……。なんかララミーが、体重が落ちないと言っているようで」

──それではバンタム級ファイターですね。

「ハイ、バンタム級でやれよって思ったんスけど(笑)。正直フライ級が盛り上がってきて、トーナメントもあるかもしれないので57キロで戦いたかったです。まぁ自分も減量が楽になるんですけど、相手が大きくなってしまうので……」

──良いようにとらえると、フライ級に落とせないなら伊藤選手に潰してほしいというRIZIN側の願望が含まれているかもしれないです。

「おお、それでバンタム級に行けよって。でも僕としても、ここで勝てばRIZINで5連勝。しっかりフィニッシュをして、タイトル挑戦に近づいて、GPにも確実に出られるようにしたいです」

──ところで、今回のように試合があるかないか分からないときでも、一度DEEPで戦うという風にはならないぐらいにRIZINに集中しているということでしょうか。

「それは縁ですし。タイミングですね。色々な要素が絡んできますけど、今はRIZINでトップを取りたいという気持ちが大きいです。DEEPもタイトルが懸かった試合はやりたいです。ただRIZINで連勝をしているので、そこは大切にしたい。

それに試合が決まっていないから、練習を休むということでもないんで。いつでも戦うことができる準備をしているので、話があれば二つ返事でやるって感じです」

──出場できなかった大晦日にホセ・トーレスがやってきて、神龍誠選手に勝った。堀口恭司選手はズールーを相手にきっちりとフライ級王座を防衛した。あの2試合で、自身の立ち位置をどのように考えましたか。

「強い外国人選手が集まってきましたよね。当日は客席で観ていたんですけど、『俺、勝てるわ』って思いました」

──外国人選手にですか。

「いえ、堀口さんや神龍選手にです。以前は『まだ堀口さんは……』とか。『神龍は……』っていう気持ちを少なからず持っていました。でも試合経験を積んでくると、だんだんと自信がわいてきたというか。今やっても負けんし、俺だったらズールーもトーレスもフィニッシュできたと思いました。トーレスは、俺の方が噛み合ったでしょうね。そんな風に自分に置き換えて見ていました」

──得意な打撃を使うにしても、MMAファイターとして完成度が上がった今と以前では違いますか。

「以前は組まれたり、寝技になるが嫌で打撃で戦おうとしていたのはあるかと思います」

──佐賀大会の上田将年戦ぐらいから、キレと殺気の帯び方が変わったように感じました。

「嬉しいっスねぇ(笑)。そのちょっと前の話になるのですが、アーセン選手に負けた後からフィジカルの強化を凄くするようになって。その成果が出てくるようになると、自信もついてきて。もう組まれようが、何されようが切って剥がしてトップを取って打撃で倒す。自分の理想としている形に、戦い方が近づいてきました。組みに自信がつくと、打撃もガンガンいけます。そこで一段階、レベルアップしたと思います」

──以前の引き籠るようなことがあった頃と比較して、その自信で性格も変わったようなことは?

「あんな風にクヨクヨしている場合じゃないです。こんなに多くの人が応援してくれるなかで、昔から応援してくれる人の期待に応えたいです。やっぱ、人生って山と同じでずっと上にいるってことはなくて。下から上に上がっていく。底辺から上がっていくのを見ている人も気持ち良いと思うので。スロットも同じですよ(笑)」

──スロットの話になりましたが、空気とか大丈夫なのですか。

「今は分煙されているんですよ。隣でセブンスターを吸う人とかいなくて(笑)」

──そうなのですか。

「禁煙ルームだったり、電子タバコならOKだとか。女性1人でも入れるように、環境が凄く変わっています」

──不健全なのか、健全なのか。分からないです(笑)。

「ハハハハハハ。健全といえば健全で……難しいところです」

──スロットで勝負勘を養うことなどできるのですか。

パチンコ&パチスロ店のイベント仕事にも呼ばれるほど、その界隈では知られている伊藤。公開練習でもパチンコのPUSHボタンを持ち込んでいた(C)MMAPLANET

「僕はそれがあったからこそ、スロットにハマったというのはあると思います。やっぱり、常に勝つ姿勢って大切じゃないですか。何事にも。私生活においても妥協して負けるってことが、僕は嫌いなんで。試合でもギャンブルでも、スロットだったり、競馬だったり、常に勝ちに行くので。負けると思ってやる奴はいないし。絶対に勝つとイメージして、何事にもトライしています。

そのイメージすることって、MMAの試合にも通じてきます。何で倒すのか。イメージを具現化させることで。なんでギャンブルも格闘技も似ているところはあります」

──フィジカルとどちらが役に立ちますか。

「フィジカル、6。ギャンブル、4ですかね。ハハハハ」

──アハハハハ。そんななかフライ級戦線に話を戻すと、いや他の階級も含めてですね。強い外国人選手が出てくると、戦いたがらない。「呼んじゃダメだ」という声がファイターから聞かれるという話もあります。

「僕は福田龍彌選手のように試合、戦いが好きっていう感覚ではないです。でも、オファーがあるのに、断るのは意味が分からないです。オファーがあること自体がありがたくて、ファイトマネーももらえます。それに自分より弱いヤツとやって微妙だって言われるより、強い相手に勝つからこそ面白い。逆境を跳ね返すのが好きで。無理だろうと言われている奴を倒しに行くのが、俺は好きです」

──そこでララミー戦です。個人的に11月の試合前はアリベク・ガジャマトフより、期待値は上でした。

「村元君との試合は、相性もあったんだろうけど十分に強いと思いました。でも熱が出ていたと知って……。体調が悪くて、本来のララミーと比較すると動きはパッとしていなかったんだと思います。それであの強さなので、完全体できたらめちゃくちゃ強いですよ。ただ格闘技の相性でいったら……当日はめちゃくちゃ体が大きいだろうし、僕は自分の距離にいて。来たら合わせる。そういう戦い方をしていれば、全然勝てると思います」

──ではホセ・トーレスもそうですが、北米のフライ級選手の近い距離で打ち合い、あの距離で戦えることをどのように思いますか。

「正直に言えば、怖いですよね。11月の試合でララミーは当日、72キロあったそうで。もうライト級やんって思って。体の強さがもとからあるので、近い距離はフィジカルの差が出ると思います。だから打ち合うよりも、当てて外す。アウトボクシングで戦おうと思います」

──それにはララミーのプレッシャーに負けないことが重要になってきますね。

「圧力……この記事、ララミーは読まないですよね(笑)。まぁ外してカウンターと✕✕✕✕✕✕では、✕✕✕✕✕✕✕と✕✕✕✕✕✕を今めっちゃ練習しているので」

──なるほどです。その練習環境ですが、NEXイチムエという拠点以外で出稽古をすることはありますか。

「春日井(寒天たけし)さんのプロ練習には、たまに行かせてもらっています。春日井さんのおかげもあって、ジムの壁を取り払って良い練習ができるようになりました。名古屋を強くするために、誰でも来てくださいっていう感じなので。凄く練習環境は良くなりました」

──寒天練習会はストライカーのグラップリング強化にもってこいではないでしょうか。

「凄く良い環境です。組み技の強い選手、パンクラスでチャンピオンになった三宅(輝砂)君、トッキー(透暉鷹)も強いですしね。皆で切磋琢磨して、名古屋全体がレベルアップしています」

──では今後も踏まえて、59キロ契約のララミー戦で何を見せたいと思っていますか。当日は相当な体重差があるかもしれないですが……。

「10キロは違うと想定しておきます。でも、僕のスピードについてこられないですよ。戻した分、遅くなるので」

──そのスピードも伊藤選手はメリハリがついてきたように感じます。出すときと、そうでないときの。

「練習を頑張っているので(笑)。今回のテーマは、封印と解放なんです。なんでもやって良いMMAだけど、自分の得意なところで勝負して、今まで出せていなかった部分も出していきたいと思っているんで。ばっちり香川の人にも、RIZINのフライ級全員にも『こいつ、ヤベェな』って思わせるぐらいのド派手なKOを見せて、トーナメントに名乗りを挙げたいですね」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
足利也真登(日本)

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【RIZIN50】平均試合タイム63秒の木村柊也、横山武司戦は「上と下の勝負に。その間の駆け引きはない」

【写真】ビシッとスーツ姿の木村(C)MMAPLANET

30日(日)に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50で、木村柊也が横山武司と対戦する。
Text by Manabu Takashima

3歳から日本拳法を始めた木村は2度の全日本優勝を果たしたあと、MMAに転向。2023年のプロデビュー以降は圧倒的なスピードと打撃の威力を武器に4連続KO勝ち--しかも平均試合タイムは63秒と驚異的なレコードを誇る。そんな木村が地元・徳島県のお隣で開催されるRIZINで、柔術ベースのMMAファイター横山と対戦することとなった。この対決を「日本拳法×柔術」と見る向きもあるが、木村は自身の持ち味を生かしたMMAで戦う。


――昨年10月のキム・ウィジョン戦から半年ほど空けて、RIZIN50で横山武司戦を戦うことになりました。10カ月で4試合をこなしたデビューイヤーと対照的です。

「ここに出たかった。そこがあります。この試合がない期間をどう捉えるのか。それを準備期間として考えたので、全然気持ち的には何ともなかったです。四国でRIZINがあるというのは、前回の試合の時点で聞いていたので。そこから逆算して、調整しようと思っていました。

もう1試合を挟むことで、ケガをするかもしれない。そこを一番考えていましたね。例えケガがなくても、もう1試合をすることで減量や練習を考えて、休む時間が創れないというのもあったので。その状態で3月のRIZINに出たとして、体が休まっていないから体調が悪くて、パフォーマンスが落ちることが最悪なので。100パーセントで出たい。それが一番でした」

──4戦目にしてAngel’s FC王者を初回でKOしたことは、RIZIN出場へ自信となりましたか。

「あのKO勝ちは、ただただ嬉しかったです。正直、ちょっとは手こずると思っていたので。もちろんKOは狙っていましたけど、その前の3試合のように1R中に倒せない可能性は十分にある。韓国人選手で体も頑丈ですし。ケージの中をいっぱいに使って、相手を倒すために研究する必要があると感じていました。そんな試合で1Rに、いつも通りに倒せたので自分のなかでも上出来でした。

公開練習には日本拳法の道着姿で臨んだ(C)MMAPLANET

ただ、あの試合も相手の変更が多くて、対策練習ができた時間は1カ月あったかぐらいでした。そうなると、自分のできることを伸ばすしかできない。ただ対戦相手が決まってから短い時間で割とシミュレーションができたので、そこは良かったです」

──ではRIZIN四国大会に向け、対戦相手が決まるまでにMMAファイターとして、強化してきたのはどのような部分でしたか。

「全体的に強化できました。よりMMAにスタイルを近づける練習をしてきました。1戦目は誰が見ても日本拳法、そのままでしたよね。そこから日本拳法を残すスタイルで、MMAをやってきて。ローを蹴りながら、テイクダウンに来られそうだけどギリギリで入れない距離とかをずっと研究してきました。

その絶妙な距離で、自分の打撃だけを当てる。相手の攻撃は捌ける距離感ですね。そこは日本拳法でやってきたことが、MMAでも生きました。そこから今では、自分の反応が遅れて組まれかけても、捌けるようになってきたという実感がありあす」

──そのようななかで横山選手との対戦が決まったのは?

「2週間ぐらい前ですかね(※取材は1月31日に行われた)」

──その決定までに、引き込んでくる選手がいると考えて練習をしたことはありましたか。

「想定していなかったです。寝かされたら完全に相手の土俵で、そうでなければ僕の土俵です。上と下の勝負になる。その間の駆け引きはない。現時点で下の対策はやっていますが、これからやっても柔術は追いつけないです。だから重点を置いているのは、触らせないこと。それは絶対にできます。変に今から柔術をやっても、寝かされると一瞬にして極められてしまいます。なので、触らせないことに集中して練習をしています。掴まれると、一気にやられる。組まれた場合の練習を全くしないわけではないです。でも、持たせない方が大切で。だから、その練習に重点を置いています。試合でも、持たせないです」

──触らせない木村選手と、殴らせない横山選手。絶妙か微妙な試合になるのか。少し怖いです。

柔術衣の横山と並ぶ。柔術×日本拳法――それは触るか触らせないか緊張感のあるMMAだ(C)MMAPLANET

「お客さんが楽しめない試合はやりたくないです。勝ち負けは絶対に大事ですけど、プロとしてそれ以上にRIZINという大きな舞台でやるのだから、まずはお客さんを盛りあげること。それができないなら、次に出る資格はないです。だから取られるかもしれないけど、殴ることができる距離。そういうギリギリのところで戦う。そのためにストレスのたまる練習をしています」

──どのような打撃が見られるのか、楽しみです。現時点で理想的な試合展開は、どのように考えていますか。

「さっき言った絶妙な距離を掴んできているので、掴んできてもすぐにバックステップできる。でも、自分の打撃はギリギリで当たる。そういう距離で戦うことですね。難しさはあります。でも、それを打開してくのが僕の拳です」

──この試合を経て、外国人選手が闊歩しているRIZINフェザー級戦線に乗り込みをかけるわけですが。

「その場で戦う機会を与えられると正直、多少の恐怖を感じると思います。その恐怖を自分の強さに変えるのが、僕の仕事です。それができれば、勝てる。だから、楽しみです。段階を踏んで、でも少しでも早くそのレベルでやりたいというのはあります」

──生まれ故郷から1時間、錦を飾る試合にはどれだけの大応援が集まるのか。大阪開催のグラジにあれだけの応援団が、徳島から来てくれる木村選手ですので。

「たくさんの人に応援してもらって、勝って気持ちよく帰りたいというのはあります(笑)」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
足利也真登(日本)

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【RIZIN50】元谷友貴とバンタム級王座防衛戦、井上直樹「相手の嫌がることとか、やっていますよ」

【写真】2020年大晦日の初戦では、元谷をRNCで下している井上。今回は王者として再び相まみえる(C)MMAPLANET

30日(日)に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50にて、井上直樹が元谷友貴を挑戦者に迎え、同バンタム級王座の防衛戦を行う。
Text by Manabu Takashima

2017年、日本人史上最年少の19歳でUFCと契約した井上も、現在27歳に。2020年からRIZINに参戦し、昨年9月にはキム・スーチョルをKOして同バンタム級のベルトを巻いている。その井上がUFCフライ級での試合、米国ニューヨークのセラ・ロンゴ・チームでの練習、そして4年前の元谷との初戦――様々な経験を経て成長した姿、そして元谷とのリマッチについて語る。


――宇野薫選手のブランドであるONEHUNDRED ATHLETICのTシャツを着ていたのが新鮮に映りました。これまでも着用していましたっけ?

「宇野さんがソニックスクワッドに時々、練習に来られていて。今年はまだ一本ぐらいしか、肌を合わせていないですけど安田(けん代表)さんが、つなげてくださって。前回の試合の時から、サポートをしていただいています」

──試合まで3週間(※取材は6日に行われた)、シェイプされているだけでなく大きさも感じられます。

「普段は70キロで、抑えていると68キロ。今もそれぐらいですね。徐々に体重を落とし始めていて。減量はバンタムにあげて、フィジカルをやり始めた時の方が減量は厳しかったです。今はかなり落ち着いてきて、体に馴染んできた感がありますね。パワーが使えるようになり、今の方が調子も良くて。減量も厳しいのは、最後の水抜きぐらいですね。でも前日で3キロぐらいで。ただ最後の何百グラムはきついです。一度、止まると落ちないと聞きますし。自分はなったことがないのですが、そうなるのが怖くて。今回は東京でなく地方での試合なので、余計に怖いです」

──高松での大会ですが、イベントスケジュールではメディアデーは岡山のホテルで行われます。つまり岡山に宿泊するということでしょうか。

「そうですね。メディアデーが岡山で。公開計量が高松です」

──うどんでなく、きびだんごを食べて帰るような感じですね(笑)。

「アハハハハ。うどん、食べたかったです」

──ところでRIZINバンタム級の頂点に立ち、勝率も8割。それでいて期待値の高さから、いつまで国内の選手と戦っているのかという想いも正直あります。今回の元谷選手との試合を否定するわけではないですが、4年を経ての再戦です。

「それは昔から見てくれている人は、皆が思っていることだと思います。5年前ぐらいにRIZINに出させてもらうようになった時と、今の自分は違うと思っています。あの時はすぐにまた海外に挑戦するという気持ちでした。でもRIZINで戦っていくうちに色々と経験して、まだ早いんだと実感して。しっかりと実力をつけてから行かないと、また負けてしまうので。ここまでは成長する期間だったと、今は思っています」

──そういう意味でいうとこの1年、フェザー級とフライ級は中央アジアやコーカサス、そして北米からも強力な海外勢が流入してきたのに対し、バンタム級はそうでない。

「そうですね、だからこそ絶対的な強さが必要だと思います。そのためにも元谷選手を圧倒するぐらいでないと、それを証明することにならないです。ここでそうやって勝って、今後は海外で名前のある選手たちと戦っていく方が僕の評価が上がる。RIZINでは次に繋がるような試合をして、勝っていきたいです」

──元谷選手はATTの所属になり、基本はフロリダ在住です。対して5年以上の前にNYを拠点しセラ・ロンゴMMAで練習をしてきた直樹選手は、キルクリフに行くことはありましたが最近は横浜在住を続けています。

「僕は日本にいる方が、調子が良いです。ただ20、21や22歳の時に向こうで練習をしていたことは良い経験になっています。アルジャメインやマラブもいたし。そこでも意外と通用すると実感もできました。レスリングができていなかったので、その面では凄く勉強になりました。けど打撃だけを切り取ると、別にアルジョやマラブも上手いわけじゃない。

僕としては日本で練習するようになってからの方が、自分のスタイルに合わせた戦い方ができると思ってます」

──それは移動が大変だったNYでなく、一つの場所で全ての練習ができるフロリダでも同じでしたか。

「NYとフロリダなら、フロリダの方が移動の負担は少ないですよね。いずれにしても、コーチは素晴らしいです。打撃のコーチもコンビネーションのバリエーションも多いですし。戦い方の幅は広がると思います。でも試合前の調整は日本の方が良いです。安田さん、水垣(偉弥)さん、ニック(末吉)さんというトレーナーとの息が合っていますし。色々と勉強させてもらって、技術力もついている。

SONIC SQUAD安田けんコーチと(C)MMAPLANET

米国が進んでいるのは分かります。でも、身につくかどうか。僕の場合は教わるよりも、自分で考える方が自分のスタイルに合わせていきやすくて。その方が合っています」

──打撃単体、レスリング単体だと日本は後れを取っていないかと。ただし柔術、そしてレスリングと柔術の融合という部分において、米国の方が進んでいるかと。

「あぁ、フロリダはレスリングと柔術の融合という感じが強かったです。ただ柔術に関しても、なんなら浜松にいってサトシ選手と練習をすれば良い。向こうより強いです。あっ、でもNYの方の柔術はヤバかったですね。1Rで何本も取られて。知っていれば大丈夫ですけど、知らない技はかかってしまう。でも、それはどこでも同じですよね(笑)。だから日本でもデキると僕は思っています」

──米国で強くなることを選んだ元谷選手ですが、前回対戦した時と変わった点は見当たりますか。

「技術は覚えたかもしれないです。でも、癖とかってそんなに変わらないんですよね(笑)。ちゃんとやることを決めてきている。それは感じます」

──対して、直樹選手はどこが変わりましたか。

「全部違うと思います。あの時はまだ筋量もない状態でのバンタム級だったので。あれからボクシング技術、寝技とかも色々と通えるようになって。100パーセント、レベルアップしている自信はあります。ただ向こうに行って強い選手と練習しているという点は、元谷選手も自信をつけていると思います。そこが怖いところ、不安にさせられるところですね。いえば、そこぐらいです。僕も向こうで練習をして自信にはなったので。そこからディフェンスの仕方とか、攻撃の持って行き方は自分アレンジして、やってきたのが今の自分なので。元谷選手は自信にはなっていると思いますけど、分からないですね」

──フィニッシュとか、試合タイムを比較するのでなくて、どのような試合ができれば直樹選手は自身の成長を確認できると思っていますか。

公開練習で挑戦者の元谷友貴と並び立つ。初戦の印象については元谷インタビューも併せてお読みください(C)MMAPLANET

「前回も実力差なく、元谷選手のミスをついて一本取った感じなんです。元谷選手は組めば安定しているのですが、打撃が全くな時もあります。スタンドで持って行かれると、4年前に自分とやった時みたいにミスをすることがある。そんなミスを誘うことができれば良いのですが、そればかりを狙わずに自分で攻めて展開を創りたいですね」

──直樹選手は正々堂々と戦いますよね。駆け引きも正直というか。反則をするとかでなく、意地悪なMMAをすることもありますか。

「意地悪!! 相手の嫌がることとか、やっていますよ。それが勝負だから」

──お姉ちゃんなら、平気でやりそうなことで。

「ハハハハハハ。間違いないです。でも、全然僕もやりますよ。鼻が折れれば、そこばかり殴りますし」

──そのようなイメージはなかったですが、それこそが戦いですよね。今回の試合はこれから先を見据え、またRIZINのバンタム級で強くなっていくのであれば、「もっと強いヤツを呼んでこないと勝負にならない」くらいの印象を残すことも大切かと。

「そのうえで見てくれる人が納得できる試合をしたいです。打撃でもレスリングでも、寝技でも。ちゃんと完勝して、『海外に行けよ』と言われるくらいにはなりたいです」

──一方でダニー・サバテロがRIZINと契約。シェイドゥラエフもバンタム級でも戦えると明言しています。

「やっぱり実績と実力がある選手がRIZINに来て、そういう相手に勝つと見返りも大きくなるので楽しみです」

──パッチー・ミックスも来いよ、と。

「そうですね(笑)。呼べるなら、呼んでほしいです」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
足利也真登(日本)

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【RIZIN50】木村柊也と対戦、横山武司「将光先生のおかげで、僕はめちゃくちゃ変わりました」

【写真】柔術VS日本拳法という要素もありつつ、佐藤将光と共に作り上げている横山のMMAに注目したい(C)TAKUMI NAKAMURA

30日(日)に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50で、横山武司が木村柊也と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

網膜剥離の怪我を乗り越えて、昨年8月にFighting NEXUSでMMA復帰戦&保持しているフェザー級王座の防衛戦を行い、岸野”JUSTICE”紘樹選手に三角絞めで一本勝ちした横山。10月にJAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUEでのQUINTET提供試合出場を経て、今大会で約1年半ぶりにRIZINの舞台に帰ってくる。

その間、横山はMMAで勝つべく柔術・寝技だけに頼らないファイトスタイルを“先生”と呼ぶ佐藤将光のもとで磨き続けてきた。そして対戦相手の木村も日本拳法というバックボーンを活かしつつ、自身のMMAを磨いてきたファイター。柔術VS日本拳法というエッセンスが透けて見えるMMAの戦いに臨む横山に話を訊いた。


――昨年8月のFighting NEXUSでMMA復帰戦を行い、岸野”JUSTICE”紘樹選手に三角絞めで一本勝ちしました。久々のMMAの試合はいかがでしたか。

「RIZIN復帰戦は今回なんですけど、もうMMAはやめようと思ってたところで決まったのが8月の試合だったんです。自分にとってはあれが本当の復帰戦で、減量から何から全部できるのかなって感じだったんですけど、ちゃんとあそこで復帰を遂げることができて、ほっとしました。で、試合にも勝ててよかったです」

――試合は横山選手らしい寝技での一本勝ちでしたが、試合前に不安や恐怖心はなかったですか。

「ありましたね。でも試合が決まって、試合に向けた練習をして、それで自分の動きが良くなっていっていたので、あの試合でさらに強くなった、MMAファイターとして強くなった手応えがあります」

――練習面では具体的にどこに力を入れてやっていたのですか。

「寝技にはすごく自信があるんで、やっぱり打撃の部分ですよね。目の怪我もあったから不安はありましたけど、打撃をできないと総合格闘家になれないなと思ってたんで、しっかり打撃は練習しました。もちろん最後の極めは一本ですけど、自分で打撃から繋いで組んでいく。そうやってMMAらしくできるようにはなってきたと思います」

――先日の公開練習でもお話されていましたが、MMAにおけるメインのトレーナーが佐藤将光選手になるんですよね。

「そうですね。色んな人に教わって、色んな練習仲間に支えられてますけど、週4回は将光先生のところに行っています。しかも将光先生のところには、先生以外にも良いアドバイスをくれる先輩たちがいっぱいいるので、いい練習ができてますね」

――横山選手からこういう試合をしたいとリクエストして、佐藤選手と一緒にMMAのスタイルを作り上げているのですか。

「最初は父と兄がずっとセコンドをやってくれていて、RIZINに出た時にセコンドが3人まで入れるということで、弟を入れたんです。で、自分は摩嶋(一整)選手に負けるまで無敗だったんで、リングに立てば勝てるみたいな感じに思っていて、その時に将光先生から『こうした方がいい』と色々アドバイスを受けてたんですけど、正直そういうのをあんまり聞かずに試合をしちゃって(苦笑)。その結果、試合に負けて、試合が終わったあと『将光先生が言う通りにやってたら勝てたじゃん』『将光先生が言ってた通りだよ』と思ったんです」

――負けたからこそ、いかに佐藤選手のアドバイスが的確だったかを感じたわけですね。

「はい。摩嶋選手に負けてこれじゃ駄目だと思って、先人の言うことを聞くじゃないけど、レベルの高い人のいうことはちゃんと聞いて、ちゃんと学びたいなと思いました。そこから練習量そのものも増えたし、将光先生とやる練習量も増えて、NEXUSの復帰戦が決まって『今回からセコンドついてほしい』とお願いしました。もちろんセコンドに着くとなったら、より具体的なアドバイスももらえるし、それで確実にレベルが上がりましたね」

――佐藤選手の指導を受けて、佐藤選手のすごさを感じていますか。

「選手としても太田忍選手に勝って、井上直樹選手には負けちゃったけどすごくいい試合をして、自分と仲がいい牛久(絢太郎)先輩にも勝って。僕は練習だと牛久先輩にボコボコにされるんで、その牛久先輩と将光先生はこんな風に戦うんだと思って試合を見てました。自分は普通に将光先生の一般クラスにも参加するんですけど、その時の指導や言葉もすごいんですよ。ホントに将光先生の言うことを聞いていれば間違いないと思います」

――また横山選手のInstagramを見ると、走り込みなどのトレーニングにも時間を割いていますよね。

「あの走り込みもやばいですね。とにかく今は練習量が増えたので、練習しているか、家で寝てるか。可能な限り練習しています」

――元々持っている寝技以外の部分を強化していかないと、RIZINで勝っていくことは難しいと感じましたか。

「寝技のレベルだけめちゃくちゃ上げて、組んだら100%勝つけど、組めなかったら負けるみたいなスタイルを極めていく方針もあると言えばあると思うんですよ。でも将光先生はそういう教えじゃない。ちゃんと総合格闘家として上手くなるという意識がある。それで僕もいろいろ考えた結果、しっかりMMAをやろうと思いました」

――その一方でMMAの試合が決まっても、柔術・道衣の練習は継続されているのですか。

「はい。道衣の練習に関しては、ジムでクラスをやっているので、そこで会員さんと一緒にスパーリングしています。逆にクラス以外の時間はMMAのための練習だけで、グラップリングとMMAの選手練って感じです」

――そして今大会では木村選手と対戦が決まりました。改めて対戦相手の印象はいかがですか。

「いや~怖いですよね。僕がRIZINに出た時と同じで4連勝で負けなし、みたいな。しかも全部1分ぐらいで倒してきてるんで。僕自身もがっつりしたストライカーとやるのは今回が初めてなんですよ。最初は怖いけど組めたらいけるみたいなストライカーVSグラップラーの試合が初めてなので、そこはすごい楽しみです。乗り越えなきゃいけないですけどね」

――試合に向けて佐藤選手とはかなり対策も練っていますか。

「もちろんです。動画を見てシミュレーションして、何か上手くいかないことがあったら修正して…を繰り返してやってます」

――公開練習では横山選手も木村選手も道衣を着ていて、お互いのバックボーンが明確になって、こういったMMAの試合は久しぶりだなと思って見ていました。

「僕も柔術がバックボーンで、そのスタイルは変わらないし、木村選手も3歳から大学まで日本拳法をやっていて、それがバックボーンになっている。お互いにああいう場面に道衣を着てくるというのは、競技に対する愛があるからだと思うし、異種格闘技戦じゃないけど面白いですよね」

――申し合わせてないのにお互い道衣を着てきたわけですもんね。

「びっくりしました、僕も(笑)」

――いい意味で古き良き時代の総合格闘技という色がある試合ですよね。

「木村選手は日本拳法では他の選手と比べものにならないくらいの実績を残してるんですよね? 僕の柔術の成績は日本一になったことがあるぐらいですけど、この試合はグラップラーVSストライカーっていう漠然としたものじゃなくて、柔術VS日本拳法だと思います」

――観客にはどちらがフィニッシュするかの試合を見せたいですか。

「もちろんそうですね。判定はないっすね」

――また横山選手がRIZINに戻ってきて、この試合を楽しみにしてるファンのみなさんもたくさんいると思います。摩嶋戦からどう変わった姿を見せたいですか。

「摩嶋戦の僕からはマジでめちゃくちゃ変わってます。やっぱり負けを経験すると人間ってすごく変わるし、摩嶋戦がMMAでは初めての負けだったんで。今は先輩たちの言うことをちゃんと聞くようになったし、何よりもちゃんと将光先生というMMAの先生がついてくれたことが大きいです。実際どこまでのパフォーマンスを本番で出せるか分からないけど、MMAとしてちゃんと作り上げているので、中身も考え方もめちゃくちゃ変わってます」

――ここからのRIZINやMMAでも目標を聞かせてもらえますか。

「僕、RIZINでデビューした時にも目標を聞かれて、モテるために始めた総合なんですけど結婚しちゃったんです(笑)。で、網膜?離で欠場している時に娘が生まれて、欲しいものは一通り揃いました。でもMMAはすごく楽しいし、まだまだ体も元気なので続けたい。家族のためにもこれ(MMA)でお金を稼ぎたいですね。そのためにも勝たないと次に繋がっていかないし、目の前の試合に勝って、次の試合のオファーをもらって…を続けて、家族みんなでどこかに遊びに行きたいですね。僕の格闘技でみんなをハッピーにします!」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
足利也真登(日本)

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バンタム級タイトルマッチ 井上直樹 vs. 元谷友貴
鈴木千裕 vs. カルシャガ・ダウトベック
ルイス・グスタボ vs. 野村駿太
スパイク・カーライル vs. 泉武志
伊藤裕樹 vs. トニー・ララミー
前田吉朗 vs. 横内三旺
横山武司 vs. 木村柊也
越智晴雄 vs. 中務修良
酒井リョウ vs. エドポロキング
魚井フルスイング vs. 赤田プレイボイ功輝
萩原京平 vs. トビー・ミセッチ
万智 vs. パク・ソヨン
OPENING FIGHT 稲井良弥 vs. 加古稟虎
OPENING FIGHT 龍生 vs. 香川刻
OPENING FIGHT 高岡宏気 vs. 飴山聖也
OPENING FIGHT 吉岡龍輝 vs. 切詰大貴
OPENING FIGHT 大谷翔司 vs. 足利也真登
RIZIN.50香川大会 大会情報/チケット

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【RIZIN50】伊藤裕樹と対戦、トニー・ララミー「最もハードな局面で簡単に勝利を手にしたい」

【写真】現在26歳のララミー。前回は試合内容に納得いかず――だが強い(C)MMAPLANET

30日(日)に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50で、トニー・ララミーが伊藤裕樹と対戦する。
Text by Manabu Takashima

昨年11月のRIZIN初戦でララミーが村元友太郎に判定勝ちを収めた試合内容は、同フライ級にとって大きな脅威となった。極真空手をルーツに持つMMAファイターは、村元を相手にパワフルで多彩な打撃を披露し、かつテイクダウンの攻防でもその強さを見せている。まさに自身の言うオールラウンダーぶりを示したララミーの次戦の相手は、こちらもRIZINで連勝中の伊藤裕樹だ。ストライカーである伊藤との戦い、そしてRIZINフライ級戦線についてララミーに訊いた。


――今月末に伊藤裕樹選手との試合が控えています。今の心境を教えてください(※取材は6日に行われた)。

「キャンプも順調で、凄く良い感じだよ。質の高いトレーニングパートナーと、しっかりと調整できている。精度が高く動けるなかで、決めるところは決める。そんな風に仕上がってきた」

──実は2週間ほど前にナイアガラを挟んで、トニーの住むオンタリオ州の真向かいを訪れていたのですが、その寒さに驚きました。

「こっちはそれほどでもないかな。でも、まぁ大体の日は摂氏だと氷点下ではあるよ。今日は零度。全く悪くない。良い天気だ(笑)」

──そもそも基準が我々と違うようですね(笑)。

「室内でずっと練習をするわけだし。ファイトキャンプは常に対戦相手のことを頭に入れて、その対策練習をするようにしている。と同時に体重も落とし始めて、試合の時に体調をピークにもっていきたい。キャンプはさっきも言ったけど、凄く順調に消化できているよ」

──ところで昨年11月のRIZIN初戦は村元友太郎選手と戦い、ほぼ試合をコントロールしました。正直なことをいえば、期待通りではなかったです。ただ試合当日は相当に体調が悪かったと後から伺いました。

「朝を起きた瞬間から、コンディションが凄く悪いことが分かった。過去最悪の体調で試合をすることになると覚悟しなければならなかった。38度ぐらいの熱は大したことないって思われるからもしれないけど、15分間を戦うのは本当に厳しかったよ」

──それは当然です。というか、よく15分間あれだけの動きができましたね。

「とにかく練習はやってきた。同じように戦えば勝てる。そういう風に気持ちを強くもって臨んだよ。ベストバージョンの自分ではなかった。でも、できるだけのことをしようと思った。練習をしてきたことを、試合で出そうと。リングに上がれば、どんな体調だろうがベストを尽くすことには変わりない。最悪なシナリオを考えつつもね。

コンディションが優れなかったという村元戦だが、その強さは証明。伊藤も当日バックステージで「ララミーと戦いたい」と言っていた(C)RIZIN

試合中だけでなく、減量や準備期間から何が起こるかは分からない。最低の状態でも、一方的な展開にはできた。判定になっても勝利に疑いを持つようなこともなかったし、思われることもなかったはずだ」

──減量中から体調は悪かったのですか。

「計量までは全く問題なかったんだ。過去一、二といって良いほどの仕上がりだった。それがさっきも言ったように試合当日の朝、目が覚めると……『なんてことだ』って愕然としたよ。とにかく体中の筋肉が悲鳴をあげていた。そして震えが止まらなくなったんだ。会場に行っても、体は熱を帯びたままで、口を開くこともなかった」

──欠場するという考えが、頭をよぎることは?

「ノー。絶対ないよ。とにかく、できることをやると決めていた」

──自分などは締め切りの週に微熱でもあると、全てを悪い方に考えてパニックに陥りそうになるので。トニーは本当にメンタルもタフなのですね。

「人生を賭けて戦ってきた。試合のために本当に厳しいトレーニングを課していたしね。あの試合のためだけじゃない。14歳の時から続けてきたんだ。自分が居たい場所に居続けるためだよ。仮にナーバスになって、試合をめちゃくちゃにしてしまったとしよう。それでも、僕は自分の居たい場所にいることができている。自分のやりたいことが、できる居場所にいるんだ。自分のキャリアを積むうえで、ケガのせいでアップダウンがあるなんて言いたくもない。

自分がしたいからMMAを戦い。MMAの試合会場にいるわけで。自分自身に尋ねたよ、『戦いたくないのか?』って。そんなわけがない。僕は戦う。戦い続けるという意志が僕を支えていた」

──結果、最低の体調でも結果を残しRIZINフライ級のマスターピースになるかと期待されています。そのなかで大晦日にホセ・トーレスが神龍誠選手を破り、堀口恭司選手がズールーを下してフライ級王座防衛を果たしました。あの2試合はどのようにトニーの目に映りましたか。

「2試合とも良い試合だった。いずれ、彼らと戦うことになると思って試合を視ていた。フライ級トーナメントが実現するなら、あの4人のうち誰かと戦うことが現実的に考えられる。当然のようにどのような形でも戦うけど、トーナメントならよりハッピーだ。どうせなら最初から良い相手と戦いたい。トップと戦って、自分の力を試したいんだ。そして、僕ならやれるという自信もある。

ホセ・トーレスのような名前のあるファイターが、同じ階級にいることは競争力が高まるし、大歓迎だ。ホリグチの試合はずっと見てきた。本当に優れたファイターだ。世界のフライ級でベストの1人であることは間違いない。彼がいることが、RIZINで戦う理由の一つでもある。ただしホリグチやトーレスを含め、あの4人は僕に狩られるために存在している。その準備はもうできているよ。

もちろんイージーファイトにはならないし、そんなことを期待もしていない。でもRIZINフライ級で僕がトップになる自信はある。ベストと戦うことで、トレーニングもよりハードになり成長を促してくれる。その場に足を踏み入れないと、人間は成長できない。そのために僕は誰とでも戦うつもりだ」

──伊藤選手との戦いは、そのために大切なプロセスとなるかと思われます。その伊藤選手の印象は?

「サウスポーで、真っすぐが強いファイターだ。若いけど、僕より年上で。打撃勝負になって、KOするベクトルで戦う。ファンが喜ぶ試合になるだろう。体調不良を理由にしたくないけど、前回の試合はKOできなかった。フィニッシュできなかったことは、自分の持ち味を出すことができなかったことになる。

僕はKOするか、相手に試合を諦めさせるか。そこをゴールに戦ってきた。イトーはストライカーだ。僕もそう。グラップリングやレスリングより、打撃を見せたい。ストライカー同士の試合だと、なおさらそうだ。ぶちのめしたいと思う。相手が組んで、寝技を狙ってきても立ち上がる術はある。

そして、打撃でケリをつけたい。勝つことが目標なのか。勝つ以上のことが目標なのか。僕が狙うのはイージーウィン。ファイトのなかで、最もハードな局面で簡単に勝利を手にしたい。それこそがファンが求めるエキサイティングな試合だろう」

──現状、アリベク・ガジャマトフの評価がRIZINファンの間でも高いです。ファイターの口からは「ガジャマトフは、しばらく様子を見たい。ララミーなら戦う」という声が聞かれたのも事実です。

「もう、そこはしょうがない。実際に前回、そう思われる試合をしてしまったんだ。SNSでもロシア人の方が評価され、話題になっていることも分かっている」

──と同時に体調不良で、あの試合ができた。MMAファイターとしてトニーの完成度の高さを指摘する意見もあります。

「僕の試合を見てくれたファンが、楽しんでほしいと思っている。そうさせる自信もある。これまでも、そうやって戦ってきた。ファイトタイムが50秒を切っても、距離を外すような戦いはしない。とくにユーキ・イトーのようなファイターと戦うと、危ない打ち合いもあるだろう。でも、自信をもって殴る。次の試合はジャッジが勝者を選ぶ必要はない。必ずKOするよ」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
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【RIZIN50】パク・ソヨン戦へ、万智「ストロー級に人が集まるようにする作戦です」

【写真】この明るさは本物!!(C) MMAPLANET

30日(日)に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50で、万智がパク・ソヨンと女子ストロー級で対戦する。
Text by Manabu Takashima

万智といえば、いつも明るく元気なイメージを持つファンも多いだろう。彼女のこれまでの言動を見れば、当然だ。なんせRIZIN50合同練習会でも公開書道と銘打ち、SARAMIとスパーしながら得意の習字を披露してしまうぐらいだ。

その実、試合前は不安にさいなまれ、体を動かすことで気持ちを前向きにしようと無理を重ねるという一面も持つ。真剣にMMAに取り組んできたが故に、自身のパフォーマンスに不安を覚えることも少なくなかった。短期間で力をつけ、結果を残してきたことでストロー級の選手として、なかなかクリアな展望が見えない状況も気に病む対象となっていた。

そんな万智が今回のインタビューでは、自身のキャリアの積み方に関して勢いでなく理路整然とした意見を口にした。この変化の裏に何があったのか。そして、この変化は万智のパフォーマンスとキャリアアップにどのような影響を与えるのだろうか。その好影響が高松で確認できるのか。確かな前進が見られる万智の言葉を伝えたい。


――2025年の初戦はRIZIN、高松でパク・ソヨンとの一戦となります。昨年はパク・シウ戦こそ惜敗しましたが、その後は国際戦で2連勝。11月は元王者アム・ザ・ロケットから、ついにヒールを取りました

「極めちゃいましたよ。実は得意技なんだって(笑)。ちょうど1年前、松田亜莉紗選手に負けた日で。嫌な空気があったんですよね。でもプロデビューの日でもあって。良いこともあった日なので、松田さんとの負けをもう引きずらないようにしたいと思っていて。そういう面では吹っ切れたかと」

──1カ月後の大晦日を密かに狙っていたというのは?

「それはないです。大晦日はまだ。それに最近は負けが目立つ相手なので。ただ1Rに打撃をして、実戦で試すことができた試合でした。まぁ体も小さいし、それができる相手だったということで」

──あれ、一気にトーンダウンですか。

「今、悩んでいるんですよ」

──いきなりですね。

「いえ、今の話の流れですよ。対戦相手とキャラ……そこが中途半端で万智の悩みなんです」

──ひとまずキャラはおいて、対戦相手という点でいえばパク・ソヨンは修斗でKAREN選手、古賀愛蘭選手に敗れている選手です。

「もともと3月はもう皆の試合が決まっているだろうなっていうのはあったんです。そうなると韓国人選手かなって思っていたら、実際にそうなって。でも、最初に言われていた相手はケガをしてしまって。だから……中途半端というか、微妙で。みんな、特に万智を知っている女子選手は『楽勝じゃん』って思っているはずですよ。私もそう思っているし。もう、絶対に勝ちますよぉ!! でもRIZINだけ見ているファンの人の前でドカーンと勝つから、おいしい相手だなって」

──そういう風にポジティブに考えることができているなら、素晴らしいことかと。

「実はメンタル・トレーニングを受けていて、頭の中を整理できるようになったんです」

────おお!!

「SARAMIさんとか知っているんですけど、私って試合前はゴチャゴチャしやすいんですよ。自分でマネージメント業務みたいなこともしないといけなくて。試合中でも『どうしよう?』って考えちゃうことがあって。なんか、ぽあぁとしてしまって。それが松田戦で。試合中なのに自問自答するような状態で。

これからもっと強い相手と戦っていくなかで、そんな風になるのは絶対に良くない。そう思ってメントレを受けるようになったんです」

──いつ頃から、メントレを?

「9月のスーリ・マンフレディ戦の前からですね。中村剛士さんに指導をしてもらうようになって」

──中村倫也選手の弟の?

「ハイ!! もともと高校の時に、レスリングを習っていたことがあったんです。剛士さんのメントレのおかげで、考え方が変わったというか……。自分のやらないといけないことが、明確になりました。そうしたら練習の質も上がりました」

──どのような指導を受けて、そのような気持ちになっていけるのでしょうか。

「話し合い……。剛士さんが質問をしてくれることに返答をすると、自分が思っていることが分かってくるんです。剛士さんと話すことで、練習でも普段のことでも何をやっているのかクリアになって。その順序立てることができるようになってきて。

練習だと『万智は今、こうしていかないといけない。なら一番にやるのかコレで』、『こういう状況になれば、こういう気持ちでいれば良い』とか分かってくるんです」

──時折り、取材をしていてもおかしなテンションの時があり、元気という言葉に包みこむように表現していたこともあったのは事実です。

「試合前って、緊張していたんですよね。でもアムとの試合でも、何をすべきか『やることリスト』が頭のなかで整理されているから、集中して挑めました。だから練習に関しても『違うな』って思うことがあれば考えなおして、自分で練習を組み立てることができていて。結果、試合を想定した練習が充実するようになったと思います」

──本当に偶然ですが昨夜、今や名指導者の元UFCファイターとやりとりをしているなかで「米国のようなシステム化されたチームでヘッドコーチに引っ張ってもらっていける状況でなければ、選手は全てを自分で決める方が良いかと思います。MMAはやることが多いので、色々な意見が耳に入ってくると考えが乱れてしまう」という話が出ました。

「分かるわぁ……。万智たちはフリーだから、そうやって自分で考えないといけないというか、自分たちで組み立てることができるし。もちろん、剛士さんとのメントレがあるからなんですけど、今の自分の状況は良いとは思います」

──RIZINという大舞台です。万智選手への期待の大きさを考えると求められる結果は自ずと理解できるかと。

「ハイ。今回は圧倒して勝たないといけないです。相手が何もできない。何も出せないぐらい全部潰します。相手がやりたいことは何もさせない。向こうも万智のことを研究しているはずで。万智の仕掛けを読んで、対策をしてくる。でも、万智はその相手のやることの先をいって戦うので」

──やるべきことがクリアになった万智選手が、この先に見ているものは?

「この試合、52キロなんですよね。49キロじゃない」

──つまりはストロー級であって、スーパーアトム級ではないと。

「ハイ。私は階級を下げるつもりは全くないので。マジで」

──RIZINは明らかにスーパーアトム級が一番盛り上がる階級ですが。

「絶対に階級は変えないです。なぜなら…………」

──ためますね(笑)。

「落とせないから」

──そうなので、ありますか。

「落・と・せ・ま・せ・ん。若いうちは無理な減量は良くないですよ。好きなモノを食べたほうが良いと思います。カツどんを食べることができますか。ラーメンはどうですか」

──同世代と比べると圧倒的に食べることができると思います。ただし、ラーメンもあっさり系にはなっています。

「もうヤングじゃないですね」

──ヤング……。

「私はヤングだから、ラーメンも食べたいし。好きなモノを食べたいと思います。まぁ、ラーメンは食べないですけど」

──アハハハハ。このやりとり、必要ですか。

「とにかく、世界の基準でいえばストロー級なんです。だから、そこは曲げないですよ。スーパーアトムじゃない。チャンスがあるなら、海外で戦いたいという気持ちでいるので。まぁ、それはすぐじゃないと自分で思っています。フィジカルも技術も十分じゃないから。

でも国内だと相手がいない。国際戦を組んでもらわないと。だから強くなるための海外での試合もしたいです」

──最高峰でなく、最高峰で戦う力を備えるために?

「ハイ。チャンスがあるなら。若いうちに挑戦した方が良いと思います」

──そこでいえば、49キロの方が相手の選択肢も増えるかと。

「49キロは役者が揃っていて、選手も多いです。それに落とそうと思えば、落とせます。正直。でも落とさないから、落とせない。だって49キロに落としたからといって、その先に何かがあるわけじゃないじゃないですか」

──あれだけ憧れていたRIZINの女子で一番華やかな階級ですが。

「RIZINのなかで、日本で有名になっても世界の基準にない階級です。世界にはない階級だから。だから、私はしっかりと52キロの体を創って戦っていこうと思っています」

──それこそメントレの成果ではないですか。万智選手の口から、ここまでクリアに今後のことが聞かれるとは。

「イエーイ(笑)。世界でやっていくには、皆がストロー級の体を創っていかないと。だから万智が日本でストロー級の人気をあげて……人気っていう言葉は嫌ですけど、ストロー級を引っ張って人気を出して、この階級に人が集まるようにしていく。それが今の作戦です」

──簡単ではないことも分かって、口にしているのだと思います。悩みという言葉が聞かれていたのですが、それはやるべきことが分かっていて、現状とのギャップが悩みだったと。とにかく頭がクリアになったことで、視界良好のようですね。

「ハイ。まだ、できていないけど今年の目標は軸を創ることなんです。そのためにも今回の試合は圧倒するのは絶対です。どう圧倒するのかというと、相手がやりたいことを全部潰す。相手が出してくるものは、万智は全部想定しているので。それを一つずつ潰して、相手の心を折って。最後は泣きたくなるぐらい圧倒して、勝ちます」


■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
大谷翔司(日本)
足利也真登(日本)

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【RIZIN50】井上直樹のベルトに挑戦、MMA50戦目の元谷友貴「少しずつバンタム級の体になってきた」

【写真】肉体が技術を向上させる。だからこそ元谷は50戦を経て、これからも戦い続けることができる(C)SHOJIRO KAMEIKE

30日(日)に香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で開催されるRIZIN50にて、元谷友貴が井上直樹の持つ同バンタム級王座に挑戦する。
Text by Shojirio Kameike

元谷と井上の初対決は2020年の大晦日。この時、元谷は1RにRNCで敗れている。その後、井上は昨年9月にキム・スーチョルとのRIZINバンタム級王座決定戦を制し、ベルトを巻いた。一方、元谷はMMA50戦目となるRIZIN50で、初めて同王座に挑む。そんな元谷が語る、この4年間での成長とは。


思った以上に打撃のプレッシャーが強くて、自分が焦って組んでしまいました

――すでに米国から帰国し、名古屋で調整されているとのことですが、今回はいつ頃からATTに行っていたのでしょうか。

「1月の半ばから2カ月いっぱいまで行っていました」

――――それは昨年大晦日の試合前から決まっていたスケジュールだったですか。

「いえ、結果次第で――と考えていました。でも勝ったら次は3月にタイトルマッチを、という話はしていましたし、勝ったので『すぐにATTへ行かないといけない』とは思っていましたね」

――大晦日は秋元強真選手に判定勝ちを収めました。まずは秋元戦の感想からお願いします。

「内容的には、フィニッシュできなかったのが良くなかったですね」

――2Rと3Rに元谷選手がバックからパウンドを連打する場面もありました。あの時にレフェリーストップになるとは思いませんでしたか。

「いや、時間が足りないと思いました。もっとパウンドの時間が長ければストップもあるかもしれないけど、自分もそれほど手応えがなく、ガッツリ効いていたという感じもなかったですし。僕がRNCにこだわりすぎて、自分のほうが消耗してしまいました」

――秋元選手はまだ10代です。元谷選手は2015年のRIZINスタート時から出場していて、これだけ年齢差のある選手と対戦することになるとは考えていましたか。

「正直、RIZINがこれだけ続くとは思わなかったというか、10年後にこれだけ盛り上がるようになるとは思っていなかったですよね。あの時はどうなるか全く分かっていない状態で」

――確かにRIZINがスタートした2015年時点は、日本のMMAがどうなるか先は読めなかったです。かつコロナ禍もあって。そんななかで、元谷選手にとっては今回が初のタイトルマッチなのですね。

「そうですね。たまたま、今回が初めての挑戦になりました(笑)」

――この10年の間に「そろそろタイトルマッチをやらせてくれても良いんじゃないか」と思う時はありましたか。

「タイミング的には何回かあったような気はします。でもそこで――『あと一歩』というところで試合を落としていて」

――2019年から連勝後に敗戦、というケースが何度かありました。井上選手との初戦もその一つです。『あと一歩』が続くなかで、当時は何を目標にして戦っていたのですか。

「目標はずっとベルトでした。『まだ頑張れる。上を目指すことができる』という気持ちもありましたし『次、次――』という感じで頑張っていましたね」

――対して井上選手は昨年9月、キム・スーチョルを下してRIZINバンタム級王者となっています。「井上選手に先を越された」という気持ちはなかったでしょうか。

「いや、それは何も思わなかったです。実力の世界ですからね。自分が弱いからタイトルマッチに行けなかった。井上選手は強かったから挑戦できた、というだけで」

――なるほど。元谷選手と井上選手は4年前に対戦しており、初戦では井上選手が元谷選手をRNCで下しています。元谷選手がシングルレッグで入った時、井上選手がRNCを取りに来ることは想定していましたか。

「何て言うか、自分が焦ってミスをしてしまったんですよね。思った以上に打撃のプレッシャーが強くて、自分が焦って組んでしまいました。普段ああいう組み方はしなくて」

――はい。元谷選手があの形でシングルレッグに入る展開は、それまで見たことがなかったです。

「練習でもああいう形で入ると自分が極められてしまうぐらい、隙のある組み方で。シングルレッグからバックを取られてからは全て後手に回ってしまい、自分がリカバリーできなかったですね」

――あの敗戦から4年が経ちました。

「4年前……らしいです」

――「らしいです」という言い方になるのは、それだけの年月が経っているという感覚がないでしょうか。

「もっと前に行われていた、というイメージですね。あの試合については印象がない、と言ったら変なんですけど。自分が変なミスをしてしまった、という――何なんですかね?」

――この4年間で、まず井上選手は何が変わったと思いますか。

「何が変わったかというと、まだ見えていない部分もあると思うんですよ。体は大きくなったという印象はあります。打撃はもともと速くて巧かったし、最近見せていないのはグラウンドですかね。見せていないけどグラウンドの部分が進化しているんじゃないか、とは思います」

――対して元谷選手は、この4年でどんなところが進化しましたか。

「特にコレというのはなく、全体的に――特にATTに行ってから全体的に上がってきた気はしますね。今、ATTに行ってから2年経つのかな? ここ1年ぐらいで特に変わってきたのかな、って思います」

ベルトのことを考えずに――と言ったら変かもしれないけど、井上直樹という相手に集中して戦いたい

――これはリモート画面が繋がった瞬間から気になっていたのですが、以前よりも体が大きくなっていませんか。肩回りから胸のあたりまでTシャツもパンパンになっています。

こちらは昨年5月の平松翔戦直前――肩から胸の厚みが増しているように感じられる。それだけ組みの力が増しているか(C)SHOJIRO KAMEIKE

「それ、よく言われるんですよ。一応フィジカルはやっていますけど、自分は筋力的なものよりスタミナ系トレーニングをしていて。そんなに筋肥大するようなトレーニングはしていなくて。練習している相手がデカいからなのか……。ATTではバンタム級なのにデカイ練習相手ばかりなんです」

――ATTではバンタム級の選手でも通常体重は何キロぐらいですか。

「バンタム級というかフライ級でも普段75キロあったりとか、意味わからないぐらいデカイ選手がいるんですよ」

――練習拠点をATTに移してから、日本にいる時よりも体格が大きい相手との練習で力を使っているということでしょうか。

「相手が巧いからか気候のせいなのか、ATTでは日本にいる時より練習で2~3倍疲れますね。テイクダウンしようと思っても、なかなか取れなかったり。それで体も大きくなっていくのかな? 確かに少しずつ体は変わってきているとは思います」

――スタミナと筋力が変わってきたことを試合で実感する場面はありましたか。

「ここ最近は、試合の中で際が強くなっているように感じます。勘違いでなければ良いですけど(笑)」

――アハハハ。実際にフィニッシュ率は上がってきていますよね。

「あぁ、なるほど。前回はフィニッシュできなかったけど、確かに最近はフィニッシュすることがありますね。そう言われてみると、練習方法で変わるのかもしれないです」

――それはフィニッシュを意識した練習をしているということですか。

「改めて考えてみないと分からないところですけど、毎回『この時期はこういう練習』と練習内容を変えていて。『この時期はこういう練習をしていたな』と思い出していけば、その時期の試合内容や結果と繋がっていくかもしれないですね」

――太田忍戦も秋元戦も、最後まで攻め切ることができていました。それだけスタミナ系トレーニングの効果が出ていたのでしょうか。太田戦は『このまま判定か』と思っていると、試合終了間際にRNCで仕留めました。

「そうですね。あの試合は自分もどうなるかと思っていたけど、意外とスクランブルで勝負できていて」

――次の試合でも、それだけのスタミナとフィジカルが生かされる試合になるでしょうか。

「少しずつバンタム級の体になってきたかな、という思いはあります。これが生きてくれればいいですね」

――フライ級で戦っていた頃の元谷選手が、相手の背中をスルスルと昇ってRNCを極めるような動きを見せていました。対してバンタム級、特に井上選手との初戦では体格差を感じていましたか。

「試合で感じたのは、『触ろうと思っても触れない』という点ですね。井上選手はバックステップが速い。自分の制空圏を持っているので『すごくやりにくいタイプだな』と感じましたね。次の試合で触っていけるかどうかは、やってみないと分からないけど、自分から積極的に行きたいと思っています」

――なるほど。井上選手とのタイトルマッチに向け、意気込みをお願いします。

「RIZINのベルトはすごく欲しいです。でもベルトのことを考えずに――と言ったら変かもしれないけど、試合は試合で集中して。井上直樹という相手に集中して戦いたいですね」

――リベンジという面については、いかがですか。

「もちろんですよ。前回やられているので、やり返したいです」

■視聴方法(予定)
3月30日(日)
午前11時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■対戦カード
<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 井上直樹(日本)
[挑戦者] 元谷友貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
ルイス・グスタボ(ブラジル)
野村駿太(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
泉武志(日本)

<59キロ契約/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<59キロ契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
横内三旺(日本)

<フェザー級/5分3R>
横山武司(日本)
木村柊也(日本)

<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
中務修良(日本)

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
赤田プレイボイ功輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
萩原京平(日本)
トビー・ミセッチ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
万智(日本)
パク・ソヨン(韓国)

<キックボクシング67.5キロ契約/3分3R>
稲井良弥(日本)
加古稟虎(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
龍生(日本)
香川刻(日本)

<フライ級/5分2R>
高岡宏気(日本)
飴山聖也(日本)

<キックボクシング63.5キロ契約/3分3R>
吉岡龍輝(日本)
切詰大貴(日本)

<キックボクシング63.0キロ契約/3分3R>
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RIZIN.50 見所紹介!! チャーリーガイド

▼NEXT EVENT
「RIZIN.50」
in あなぶきアリーナ香川
2025年3月30日(日)11:00開場(予定)/13:00開始(予定)
https://jp.rizinff.com/_ct/17744266

「RIZIN男祭り」
in 東京ドーム
2025年5月4日(日)12:00開場(予定)/14:00開始(予定)

「RIZIN in KOREA」
in PARADISE CITY(韓国・仁川)
2025年5月31日(土)※開場開始時間未定

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ーーーーーーーーーーーーー
<目次>
00:00 オープニング
00:57 伊藤裕樹 vs.トニー・ララミー
02:56 前田吉朗 vs.横内三旺
06:12 魚井フルスイング vs.赤田プレイボイ功輝
09:02 万智 vs.パク・ソヨン
10:58 越智晴雄 vs.中務修良
12:52 酒井リョウ vs.エドポロキング
15:09 横山武司 vs.木村柊也
16:55 萩原京平 vs.トビー・ミセッチ
19:27 スパイク・カーライル vs.泉武志
21:42 ルイス・グスタボ vs.野村駿太
24:07 鈴木千裕 vs.カルシャガ・ダウトベック
28:55 井上直樹 vs.元谷友貴
33:38 エンディング
ーーーーーーーーーーーーー
#RIZIN
#RIZIN50
#RIZIN男祭り

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【新居すぐる】「昔のK-1とかは..」他2選手と共にトニー・ララミーについて語る / RIZIN.50出場選手:井上直樹・元谷友貴・鈴木千裕・萩原京平・伊藤裕樹・赤田プレイボイ功輝・エドポロキング 他

RIZIN魂(切り抜き)動画をご視聴ありがとうございます‼
チャンネル登録、高評価宜しくお願い致します‼
皆でRIZINを盛り上げましょう‼

↓↓元動画URL↓↓
1.【番組】RIZIN CONFESSIONS 166

2.RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA 事前番組

3.RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA 追加対戦カード発表記者会見 – 2024/10/07

4.【RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA】決戦2日前の選手たち

5.【Trailer】2025 Season Start | 10th Anniversary

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