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【RIZIN男祭り】ヘビー級GP開催、ダニー・サバテロ×太田忍などワンマッチ4試合が追加決定

【写真】5月・7月・9月にまたがって行われるヘビー級GP。上田、スダリオ、シビサイの参戦が決まった(C)RIZIN FF

26日(水)、都内にて、5月4日(日)に東京ドームで開催されるRIZIN男祭りの追加対戦カードが発表された。

既に発表されていたフェザー級選手権試合=クレベル・コイケvsラジャブアリ・シェイドゥラエフ、ヒロヤvs篠塚辰樹に続いて、以下のMMAルール4カードが発表された。

さらに8名参加のヘビー級トーナメント、RIZIN WORLD GP 2025の開催も発表。この東京ドーム大会で一回戦を行ない、7月にセカンドラウンド、9月に決勝戦を行なう。優勝賞金は2000万円で、準優勝には500万。この日は8名中、日本人選手3名、海外選手3選手の6名の参加が発表された。残り2枠の選手とマッチメイクも含め、4月上旬には発表する意向のようだ。


フライ級:平本丈vs田丸辰
フライ級:山本アーセンvs富澤大智
フライ級:ジョン・ドットソンvs征矢貴
バンタム級:ダニー・サバテロvs太田忍

[RIZIN WORLD GP 2025参加選手]
スダリオ剛
シビサイ頌真
上田幹雄
ジョゼ・アウグスト
アレクサンダー・ソルダトキン
マレク・サモチェク

ワンマッチの注目はダニー・サバテロ。元Titan FC王者で、2022年のBellatorバンタム級ワールドGPでは準決勝まで勝ち進んだ。今年2月にRIZINと契約を結んだことが報じられており、いよいよ今大会でRIZIN初登場を果たす。(2023年7月の超RIZIN02でのBellatorパートでの来日経験はあり)またRISEでスーパー・フライ級、フライ級の2階級制覇を果たしたキックボクサーの田丸辰もRIZIN初参戦。東京ドームという大舞台でMMAに初挑戦する。

RIZIN WORLD GP 2025に参戦するヘビー級のジョゼ・アウグスト、アレクサンダー・ソルダトキン、マレク・サモチェクの3選手もRIZIN初参戦。アウグストはLFA代表選手としてのGP参戦で、戦績は10勝4敗。フィニッシュ率が80%というストライカーだ。Bellator参戦時のアンソニー・ジョンソン戦では試合中に右手を負傷しながらジョンソンをKO寸前まで追い込んだこともあり、LFAサイドが「男祭りに合う」とのことで自信を持って送り出すファイターだ。

ソルダトキンを送り出すFNC(Fight Nation Championship)は2019年に設立、クロアチアをベースに南ヨーロッパをメインターゲットに大会を開催しており、石井慧も参戦したことがある団体だ。ソルダトキンはFNCと契約→RIZIN参戦&GP出場のチャンスを掴んだ形で、MMA戦績は14勝5敗。フィニッシュ率は85%と高く、軍隊格闘技の使い手でもある。

サモチェクはKSWからの参戦選手で、KSWは2015年からRIZINが協力体制を築いている、日本でもお馴染みのヨーロッパ最大の団体。サモチェクはMMA戦績7勝4敗、フィニッシュ率56%で、打撃で前に出るアグレッシブなファイトスタイルが特徴。若手の名勝負製造機と呼び声が高いという。各選手のコメントは以下の通り。

田丸辰
「RIZINファンの皆さん、はじめまして。RISE二階級王者、キックボクサーの田丸辰です。今回MMAデビュー戦で、東京ドームという素晴らしい舞台を用意してくださったRIZIN関係者の皆さん、そして僕が今ここに立てているのはRISEのキャリアのおかげなので、RISEの関係者の皆さんにも本当に感謝しています。

RISEで年間MVPとか獲って、次のモチベーションを考えた時に新しいことにチャレンジしたいなと思ってて、今回いいタイミングでMMAの話が来て、東京ドームで試合ができるってことでとてもワクワクしています。僕の打撃はRIZINに出ている選手の中でも技術だけだったら誰にも負けていないと思うんで、今回打撃でしっかりKOしたいと思っているんで、楽しみにしていてください」

平本丈
「平本丈ですね。……皆様、はじめまして。RIZINが5月……これで以上です(笑)」(※明らかに別人が会見に登壇)

富澤大智
「まずこのRIZIN男祭りに参戦できることをとても嬉しく思っています。東京ドームは僕にとって凄い夢舞台で、今から正直凄い緊張しています。僕はBREAKING DOWNに出ているんで何かと色物扱いされることが凄い多いんですけど、俺は色物じゃねえよっていう。格闘家やってんだよっていうのをこの試合に勝ったらちゃんと証明できると思ってるんで、アーセン選手、俺、別にあなたのことを嫌いとか苛ついてるとか一切ないですけど、俺、試合当日はあなたのことをぶっ殺しに行くんで、混じりっけのない殺意でお会いしましょう」

山本アーセン
「どうも、お久しぶりです。KRAZY BEE&AUGHTY HOUSE所属の山本アーセンです。自分も前回の試合からちょっと間が空いちゃって、いろいろ不具合があったんですけど、やっと完璧になって自分が望んでいるようなチームもゲットしたタイミングで、榊原さんからこの東京ドームで試合させていただけるっていう、こんな光栄なことはなくて。

今、言ってもらった通り、本当に凄え真面目に格闘技をやってて、凄え心優しいファイターだって知っているから。でも、リングの上では殺し合うのが当たり前だからもちろん殺しに来てほしいし、俺も殺す気で行くから面白い試合しようね。絶対会場で面白いバチバチな試合するんで見ててください」

ジョン・ドットソン(※代読)
「アイ・アム・バック! 5月に征矢とリマッチすることになった。前回ベアナックル・ボクシングでボコしたが、今度は俺がMMAルールで全ての武器を解禁して、真の男がどのように戦うのか見せてやる。拳だけじゃなく、ヒジ、ヒザ、テイクダウンと柔術のフルコースを堪能してもらいたい。だからみんなには5月4日、会場で俺がベアナックルボクシングとMMAで、同じ相手に勝つ姿を観に来てもらいたい。征矢、準備はできているか? 俺はできている。やろうぜ」

征矢貴
「ドットソンのコメント、本当に素晴らしいコメントだったと思うんですけど、ベアナックルファイト、前回やったんですけど、2分5Rというね、短いラウンドでちょっと決着をつけるのは僕的には短かったかなと。5分3R、15分の中で必ずどちらかが倒れる、そんな試合をしたいと思っております。これはまあ仕切り直し、というかあの日の続きを東京ドームでやりたいと思っているので、1R目からお互いに正面衝突で、こっちもヒジ、ヒザ、蹴り、柔術、タックルなんでもありで、本当に正面から迎撃したいと思っています。

必ずあの日と違った結果になると思うので、僕がKOします。ドットソンにはベストコンディションで来てほしいですね。前回フライトのトラブルがあってゴチャゴチャやってたんで、今回は早めに日本に来てもらって、ベストコンディションのドットソンと正面切って殴り合いをします。応援よろしくお願いします」

ダニー・サバテロ(※代読)
「RIZINのみんな、ダニー・“イタリアンギャング”・サバテロだ。みんなに俺が日本で戦えるということに対して、どれだけ興奮しているかわかってもらいたい。日本に来て戦うことは長年の夢だった。だが、勘違いするな。俺はただリング上の相手をボコすために来るわけじゃない。RIZINバンタム級のタイトルを狙っている。俺はRIZINのバンタム級世界チャンピオンになる。必ず実現させる。それも最高に魅せるやり方でだ。RIZINルールは世界一魅力的なルールだ。

試合が圧倒的に面白くなる。俺にとっても最高だ。目の前に立つマザーファッカー全員の頭蓋骨にヒザを打ち込めるからだ。ダニー・サバテロの試合は例外なくエキサイティングなものになる。俺は相手を精神的に折るのではなく、圧倒的に潰す。最初の獲物はシノブ・オオタだ。心を折って、ビッチ野郎を圧倒的に潰してやる。数年前に奴を日本のリングでぶっ飛ばすと約束した。その約束を果たす時が来た。日本のファンはイタリアンギャングスターの来日に備えてほしい。そして、シノブ・オオタ、覚悟しておけ」

太田忍
「(サバテロは)口悪すぎないですかね。大丈夫ですか? THE BLACKBELT JAPAN、太田です。今回復帰戦で、前回怪我してしまって、手術明けの復帰戦なんですけど、いい相手を準備していただいて、榊原社長、ありがとうございます。向こうも気合い入っていると思うんですけど、僕もやっと戦えるようになったんで、しっかり準備して、ぶっ飛ばせるように準備したいなと思います。当日は全局面で圧倒して、僕の強さをしっかり見せつけたいと思っています。サバテロをもうRIZINに出たくないなって思うぐらい、RIZINルールでボコボコにしたいと思います。

あと男祭りなんでちょっと言わせていただきたいんですけど、秋元強真の相手はまだ決まっていないんですよね、榊原さん? 動画でも観たんですけど、僕、去年の年末から今年の年始、SNS上で結構やり合っていたんですけど、一回りも違う歳下に喧嘩売られてナメられて、僕はこのままで終わりたくないんで、良かったら男祭りなんで僕は全然1日2試合するんで。サバテロのことをナメてるわけじゃないですけど、サバテロの試合前のアップ代わりに1試合組んでいただけたら。検討お願いします」

ジョゼ・アウグスト(※代読)
「皆さん、ジョゼ・アウグストです。LFAを代表してヘビー級GPに参戦します。以前、ベラトールの93kg級で戦っていた時、RIZINとの対抗戦に呼ばれると思っていましたがそれは叶いませんでした。今はヘビー級に階級を上げて、未だ負けていません。私はプロで10勝をあげて、ようやく格闘技が生まれた国・日本で試合をすることができます。私は長年日本のファンで、今回の機会をもらえて日本の文化に触れ合えること、知ること、日本のファンと会えること、非常に嬉しく思います。私の試合は必ず気に入ってもらえます。だから皆さん、必ず会場に観に来てください」

アレクサンダー・ソルダトキン(※代読)
「アレクサンダー・ソルダトキンだ。私は軍隊格闘技の達人であり、MMAの達人だ。軍隊格闘技ワールドカップで2度優勝し、世界大会のメダリストでもある。そしてロシアの軍隊格闘技チャンピオンだ。RIZINに参戦することを嬉しく思う。試合に向けての準備は万全だ。次の試合に向けて、既に2カ月半のファイトキャンプを行なっている。RIZINは非常に大きくて有名な大会で、質の高いファイターが多く、話題になる試合を組んでいる。だからここで戦えることを嬉しく思う。こ

のグランプリは私にとって大きなチャンスであり、自分の実力を発揮し、日本のファンに見せる場所でもある。日本のファンに楽しんでもらうパフォーマンスをする準備と覚悟はできている。社長にも気に入ってもらえると嬉しい。早いペースで試合を作り、前進しかしない覚悟だ。今回、快く送り出してくれたFNCに感謝したい。オーナーのトライセンさん、マッチメイカーのアンテさんがくれた機会を活かしたい。私の試合を見ている人は既に知っていると思うが、私の試合は動きが多い。打撃で飽きさせない試合を提供する。格闘技の美しい動きを見せる。RIZINの母国で戦えることを光栄に思う。そして、私の実力を評価してくれたことに感謝したい。それには素晴らしくエキサイティングで美しい内容でお返しをしようと思っている」

マレク・サモチェク(※代読)
「はじめまして、マレク・サモチェクです。世界トップ団体の一つであるRIZINで戦えることは私にとって大変名誉なことであり、楽しみなチャレンジです。武道の国である日本で、自分の試合を見せられることが待ちきれません。このグランプリで自分のホームであるKSWと、母国ポーランドを代表して戦えることを誇りに思います。KSWの実力を世界に示して、母国のみんなに胸を張れるような戦いをしたいと思っています。

私は絶対に後ろに下がらない選手です。相手が誰であろうと、不屈の魂で戦い抜く覚悟でいます。私が格闘技を始めたのは、日本で活躍したミルコを見たからです。今度、様々な歴史が作られてきたこの舞台に私が立つ番です。必ず素晴らしい試合を見せますので、みんなで歴史に残るようなトーナメントにしましょう。では、5月にお会いできることを楽しみにしています」

スダリオ剛
「こんにちは、お久しぶりです。僕の予想よりはだいぶ早くグランプリをやることになったっていうのもあるんですけど、僕としては参戦してくる外国人の決まっている3人の選手、凄くやれるのは楽しみでもあるんですけど、シビサイさん、一緒に練習させてもらっていますけど、4年前ですかね?東京ドームで負けていますし、まあ僕はまだその時は格闘技を始めて半年の時なんですけど、そこから一昨年の年末に負けた上田幹雄もいるし、リベンジしたいその2人の選手もいる。僕は非常にモチベーションが高いし、一回戦目からやっていいと思っていますし、まあやらないとは思うんですけど、決勝か準決勝かで必ず3選手に勝ち上がってもらって、しっかりリベンジを果たさせてもらえたらと思っています。頑張ります」

シビサイ頌真
「大変お久しぶりです。シビサイです。しばらく怪我でちょっと試合を休んだりしていたんですけど、今回復帰戦、5月4日東京ドームでグランプリで復帰戦できることに大変感謝しております。前回も怪我してその復帰戦が東京ドームだったので、東京ドームで復帰戦をするというのは凄く縁があるように感じました。自分が試合休んでいる間もこのスダリオ選手、上田選手がヘビー級で試合をして盛り上げてくれたおかげで、今回このようなヘビー級グランプリを榊原さんがやっていただいたのかなというふうに思っております。

自分は練習で上田選手とかスダリオ選手ともやったりもしているんですけど、試合で戦うことになったら僕たちファイター、格闘家なんで、その時は心を鬼にしてやるしかないかなと思っております。僕ももう10年以上格闘技をやってきて、ヘビー級で戦ってきて、5月4日、自分のやってきたものを全てをぶつけていけるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

上田幹雄
「こんにちは、上田幹雄です。やっと来たという気持ちで本当にワクワクします。榊原社長、RIZIN関係の皆様、またファンの皆様、本当にありがとうございます。勝手ながら自分が日本を代表するエースとしてこのトーナメント、絶対に優勝したいと思います。僕は空手の時から日本を背負って戦って、世界も優勝して、その背負うっていうことには凄く意識が強いです。

今回のWORLD GP、他の日本人選手も参加しますが、俺が優勝すると、そういう気持ちでこの5月からの大会、3回ぶっちぎりで勝って、RIZINファンの皆様にまたヘビー級が一番盛り上がるような、そんな試合をしたいと思っています。今回のトーナメントを経て、軽い階級よりもやっぱりデカいヘビー級の試合が面白いと、そう思ってもらえるように原点回帰のつもりで戦って、自分が優勝するので、東京ドーム応援よろしくお願いします」

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【RIZIN】速報中!RIZIN男祭り追加対戦カード発表!


ONEでひとしきり盛り上がった後はRIZIN。5月4日に東京ドームで開催されるRIZIN男祭りの追加対戦カードが発表されました。


【MMAバンタム級(61kg)】
ダニー・サバテロ
太田忍

【MMAフライ級(57kg)】
山本アーセン
冨澤大智

【MMAフライ級(57kg)】
平本丈
田丸辰

【MMAフライ級(57kg)】
ジョン・ドッドソン
征矢貴


【MMAヘビー級トーナメント出場選手】
スダリオ剛
シビサイ頌真
上田幹雄
ジョゼ・アウグスト(米国/LFA推薦)
アレクサンダー・ソルダトキン(ドイツ・ロシア/FNC推薦)
マレク・サモチュク(ポーランド/KSW推薦)
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【Road FC72】ベルト&リベンジを賭けてキム・テインと再戦、関野大成「前回のKO負けが屈辱的でした」

【写真】(C)SHOJIRO KAMEIKE

16日(日・現地時間)に韓国はソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FC72で、関野大成が同ヘビー級王者キム・テインに挑戦する。
Text by Shojiro Kameike

関野はDEEP、豪州ビートダウンを経て、2023年よりRoad FCヘビー級に戦いの場を移す。3連続KO勝ちを収めたあと、翌2024年4月にキム・テインと空位のヘビー級王座を争ったが、1R KOで敗れていた。その関野が水野竜也戦、シム・ゴンオ戦の連続KO勝ちから、再びキム・テインと相対することとなった。MMAPLANTでは初のインタビューとなる今回、日本で苦杯を舐め続け、韓国の地で花開いた関野のキャリアをたどる。


打撃の面でMMAの距離を掴み始めているんです

――MMAPLANET初インタビューとなります。よろしくお願いします。現在はどちらにいらっしゃるのでしょうか。

「今は東京に来ていて、友人の家に泊まらせてもらっています」

――活動の拠点は茨城ですよね。現在はどのような練習環境にあるのでしょうか。

「もともと自分は茨城の三河幕府というところに所属していたんですけど、DEEPに出始めて何戦かしてフリーになりました。今もたまに三河幕府に行きますが、茨城では三崎和雄さんのKASHIMA DOJO、東京だとAACCやアライアンスとか、いろんなところに行かせてもらっていますね。試合がないシーズンは日・月・火が茨城で、水曜日の夜にAACCで練習し、そこから日曜日に茨城へ帰るまで東京にいるといった感じです」

――昨年12月はRoad FCで上下の打ち分けを効果的に使い、シム・ゴンオにKO勝ちして王座挑戦をアピールしました。

「そう言ってもらえると嬉しいです。あの試合は相性が良かったですね。シム・ゴンオは動きが遅いじゃないですか。自分はスピードタイプで、遅い相手は得意なんですよ。あと今まではずっと力み癖が抜けなくて、『相手をいたぶって楽しもう』というぐらいの気持ちで戦ったほうが調子は良いです」

――キム・テインは初めて対戦した時、スピードが速く感じられましたか。

「思ったより速い、というぐらいでした。それよりも、とにかく力が強かったです。特に四つの組み力が強くて。自分も今回はレスリングとか――それこそ自衛隊体育学校へレスリングの練習に行かせてもらっています。まだ数回しか行けていないけど四つの展開、グレコスタイルを練習するために今後も通う予定です」

――Road FCに出る前……DEEPで戦っていた時は、打撃戦からテイクダウンを奪われて敗れる場面も多かったと思います。しかし昨年9月の水野戦は、明らかにこれまでの試合内容とは違いました。しっかりテイクダウンを切って、打撃で倒すという内容で。

「最近、まず打撃の面でMMAの距離を掴み始めているんですよ。剛毅會の大珠君というトレーナーさんにミットをもらっていて――平本蓮君や篠塚辰樹君も指導している人です。大珠君は俺より身長も低いし体重も軽いのに、めちゃくちゃミットを受けてくれて。大珠君のミットのおかげで、MMAの距離を掴めるようになってきました」

――それまでMMAの距離は掴みづらかったということですか。

「試合の時は喧嘩みたいなイメージになってしました。それがキム・テインとの初戦ではモロに出ちゃって――自分の距離じゃないのに、感情的になって1Rからガンガン行ってしまう。でもKO負けしたことで反省して、水野戦からは距離を修正できましたね」

――喧嘩、ですか。DEEP参戦時はそのようなイメージがなかったです。距離を保ち、関節蹴りから相手の出方を窺っていくスタイルでした。

「もともとは距離を取って戦うほうが得意なタイプでした。でもDEEPで戦っていた時に、周りの人から地下格闘技に出ていた頃の大成のほうが強かったよ』って言われたんですよ。技術を身につけた分、荒々しさがなくなった。その面がもっと試合で出せれば――確かに自分もDEEPに出るようになってから、縮こまっている部分はあったんですよね。『プロとして、しっかり技術を見せていかない』とか考えたり。

国内での負けを経て、ボクシングの距離でガンガン行くようにしました。Road FCもそうだし、豪州のビートダウンに出た時も。さらにキム・テイン戦のKO負けのあと試行錯誤しながら、今は良い感じの距離で戦うことができるようになっています」

16歳でバカだったから、暴れ回っていたら好き放題できるのかなと思っていました

――格闘技のベースは柔道ですか。

「はい、中学3年の夏まで柔道をやっていました。ウチは両親が柔道をやっていて、道場も運営していたんです。俺も中学ではある程度の実績を残していたから、高校の柔道部からも誘いが来ていて。親も『柔道を続けてほしい』と言っていたけど、自分は燃え尽きたというか……。当時は友達と夜遊びするほうが楽しくなっちゃっていましたね」

――柔道を辞めたあとは、道を外してしまったとか……。

「そうですね。中学時代からチンピラみたいな人と喧嘩したりとか、ソッチの世界の人たちと揉めたりしていました。そういう喧嘩を通じて、自分も東京へ行ってソッチの道に進んだほうが良いと思ったんですよ。

ただ、新宿の歌舞伎町に行ってからのほうが、いろいろと分かってきましたね。たまたま自分がお世話になったところだけがそうなのか知らないけど、すごく大人な方たちばかりでした。『まだ16歳だから、自分たちの仕事を手伝わせることはできない。本当にやりたいなら20歳になってからだ』とか言われて」

――……。

「そこから2年ぐらい歌舞伎町にいたんですけど、何か違うなと思って。何て言うんだろう……、自分も16歳でバカだったから、暴れ回っていたら好き放題できるのかなと思っていました。でも周りはちゃんとした人たちが多くて。やっぱり漫画や映画の世界とは違うし、現実問題として生活していかないといけない。そのために皆が真面目にやっていたんですよ。

そういう姿を見ていて、自分も本当に好きなことをやろうと思いました。まず自分の環境を変えてみようと思って、19歳の時にセキュリティの会社に入ったんですよ。そこは格闘技をやっている人が多かったから、自分も一緒に自分も一緒に格闘技の練習をするようになりました。セキュリティの夜勤が終わって、朝方から練習して……。当時から地下格闘技に出ていたので、地下格闘技でベルトを取ってからプロのMMAに出ています」

――柔道ベースでありながら、打撃が中心のスタイルになった理由は何だったのですか。

「15歳から地下格闘技に出ていて、打ち合いを求められていましたからね。寝技は5秒まで、というルールもありましたし」

――その後、DEEPを経て豪州ビートダウン、韓国Road FCと海外で戦うようになったのは、どのような経緯があったのでしょうか。

「DEEPであまり勝てていなかった頃、DEEPを通じて海外の試合を紹介してくれるようになったんですよ。たぶん佐伯(繁DEEP代表)さんからすれば、『才能はあるけど練習しないヤツ』みたいな感じだったんじゃないですか(苦笑)。だから海外の試合を経験すれば、自分が成長するんじゃないか――と思ってくれたのか。毎回『今のままじゃ勝てないよ。頑張ってこい』とか言われながら、海外で試合していました」

DEEPとRoad FCのベルトを巻いて、両団体を背負って戦いたい

――豪州や韓国での試合を通して、自分自身の意識は変わりましたか。

「海外で試合するのって、アスリートっぽくて良いかなと思いました(笑)。あとは周りの目も気にしなくて良いじゃないですか。相手は何を喋っているかも分からないし。むしろ自由に、好き放題できるんじゃないかなと」

――キム・テインとの初戦では、計量前日の会見で乱闘騒ぎがありました。最近はRoad FCでも会見で乱闘劇が行われることがあります。関野選手の場合、プロモーター側から乱闘求められたのですか。

「いや、違います。俺は『乱闘してくれ』と言われたら、逆にやらないですね。人の言うことを聞かないタイプだから(苦笑)。あれは裏でキム・テインがずっと『来いよ、来いよ』と煽ってきていたんですよ。『俺のことをナメてんな』と思って、挑発に乗ってしまいました。もう二度と暴れないです」

――なるほど。試合スタイルはパンチ中心で、会見でも暴れるし、正直なところ「そういう選手なのか……」と思っていました。それゆえに水野戦の冷静な試合運びは、ギャップが大きくて。

「ギャップですか(笑)。ここ数年は先輩や友達、スポンサーさんに自分の試合を生で観てもらう機会がなかったじゃないですか。その前は韓国でキム・テインに負けていたし、みんなに成長した姿を見てほしくて。

水野さんは実績もあって強い選手です。そういう相手に圧勝できないと『この先はない』と考えていました。あの頃から、『これが最後の試合になっても良いぐらい頑張ろう』という気持ちで試合に臨んでいます」

――再びRoad FCのベルトを目指すなかで、DEEPメガトン級のベルトを狙うという気持ちはなかったですか。

「Road FCのベルトを獲ってからはRIZINに出るのが良いのかなとは思っています。でも持っているベルトが一つだけだったら、ありきたりですよね。Road FCとDEEPのベルト、2つあればRIZINに出る時も注目度が違うでしょうし。DEEPとRoad FCのベルトを巻いて、両団体を背負って戦いたいです。いろんな人に反対されたりしているんですけど」

――反対とは?

「……『DEEPだけでいい、Road FCにこだわらなくていいじゃん』とか言われたりするんですよ。でも自分はRoad FCにこだわりたい。やっぱり前回のKO負けが屈辱的でした。実力的には負けたと思っていないです。自分が舞い上がって、勢いだけで戦っちゃって……。次やったら絶対に勝てる。前回は負けた直後に、ジョン代表にも言ったんですよ。『すぐリベンジマッチを組んでほしい』って。そこからRoad FC側も僕のために試合を組んでくれたので、まずはRoad FCのベルトを獲りたいです」

――そのタイトルマッチの前に、昨年大晦日のRIZINでキム・テインが上田幹雄選手に敗れていることについては、どう感じていますか。

「う~ん、そこはそんなに……。『思っていたより上田君は組みが上手くなっていたな』という感じですね。キム・テインも途中まで押していたけど、やっぱり自分と似ている部分があります。スタミナがないところとか、一発もらったら絶対に返してやるって気が強いところとか(笑)」

――昨年4月から約1年、再戦でキム・テインに勝てるという自信は高まっていますか。

「もちろんです。この間、韓国の記者会見では『90パーセント勝てる』と答えたけど、今は95パーセントぐらいに近づいていますね。自分はいつも日本を代表している気持ちで、韓国で戦っている。今回も『負けたら日本に戻れない』という気持ちでいます。必ず勝って日本の皆さんにベルトを見せますので、応援よろしくお願いします!」

■Road FC72視聴方法(予定)
3月16日(日)
午後14時~ カカオTV、SOOP(旧アフリカTV)

■メイン対戦カード
<Road FCヘビー級選手権試合/5分3R>
[王者] キム・テイン(韓国)
[挑戦者] 関野大成(日本)

<Road FCミドル級王座統一戦/5分3R>
[正規王者] ファン・インス(韓国)
[暫定王者] イム・ドンフアン(韓国)

<ライト級/5分3R>
パク・シウォン(韓国)
ナンディンエルデン・キム・インソォン(韓国)

<Road FCフライ級王座決定戦/5分3R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
コ・ドンヨク(韓国)

<66キロ契約/5分3R>
キム・ヒョンウ(韓国)
黒井海成(日本)

<68キロ契約/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)
原口央(日本)

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【細バレ討論】鈴木千裕vsクレベル2!サトシvsケラモフ!秋元強真vs元谷友貴!他小さな島国の手だけルール元王者とRIZIN49観戦後に感想!後編!

あの動きに感じた壊れそうな怖さと違和感。これでRIZIN最後という今の堀口はUFCに通用するのか
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Yogibo presents RIZIN.49 試合順
雷神番外地
第7試合/安保瑠輝也 vs. シナ・カリミアン
第6試合/細川一颯 vs. 宇佐美正パトリック
第5試合/野田蒼vs.篠塚辰樹
第4試合/冨澤大智 vs. 三浦孝太
第3試合/YURA vs. 朝久泰央
第2試合/安井飛馬 vs. 黒薔薇くん
第1試合/五明宏人 vs. 赤田プレイボイ功輝
Yogibo presents RIZIN.49
第14試合/フェザー級タイトルマッチ 鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ
第13試合/フライ級タイトルマッチ 堀口恭司 vs. エンカジムーロ・ズールー
第12試合/ライト級タイトルマッチ ホベルト・サトシ・ソウザ vs. ヴガール・ケラモフ
第11試合/伊澤星花 vs. ルシア・アプデルガリム
第10試合/元谷友貴 vs. 秋元強真
第9試合/久保優太 vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
第8試合/YA-MAN vs. カルシャガ・ダウトベック
第7試合/福田龍彌 vs. 芦澤竜誠
第6試合/上田幹雄 vs. キム・テイン
第5試合/神龍誠 vs. ホセ・トーレス
第4試合/矢地祐介 vs. 桜庭大世
第3試合/武田光司 vs. 新居すぐる
第2試合/貴賢神 vs. エドポロキング
第1試合/大雅 vs. 梅野源治
第0試合/RIZIN甲子園 決勝戦 横内三旺 vs. ⻫藤健心
【延期】ライアンvs.安保その他は2025年春へ試合延期

#細川バレンタイン
#雷神番外地
#RIZIN49

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Yogibo presents RIZIN.49 試合順
雷神番外地
第7試合/安保瑠輝也 vs. シナ・カリミアン
第6試合/細川一颯 vs. 宇佐美正パトリック
第5試合/野田蒼vs.篠塚辰樹
第4試合/冨澤大智 vs. 三浦孝太
第3試合/YURA vs. 朝久泰央
第2試合/安井飛馬 vs. 黒薔薇くん
第1試合/五明宏人 vs. 赤田プレイボイ功輝
Yogibo presents RIZIN.49
第14試合/フェザー級タイトルマッチ 鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ
第13試合/フライ級タイトルマッチ 堀口恭司 vs. エンカジムーロ・ズールー
第12試合/ライト級タイトルマッチ ホベルト・サトシ・ソウザ vs. ヴガール・ケラモフ
第11試合/伊澤星花 vs. ルシア・アプデルガリム
第10試合/元谷友貴 vs. 秋元強真
第9試合/久保優太 vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
第8試合/YA-MAN vs. カルシャガ・ダウトベック
第7試合/福田龍彌 vs. 芦澤竜誠
第6試合/上田幹雄 vs. キム・テイン
第5試合/神龍誠 vs. ホセ・トーレス
第4試合/矢地祐介 vs. 桜庭大世
第3試合/武田光司 vs. 新居すぐる
第2試合/貴賢神 vs. エドポロキング
第1試合/大雅 vs. 梅野源治
第0試合/RIZIN甲子園 決勝戦 横内三旺 vs. ⻫藤健心
【延期】ライアンvs.安保その他は2025年春へ試合延期

#朝倉未来
#平本蓮
#RIZIN49

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RIZIN49の感想【RIZIN DECADE】

◾︎試合結果
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Yogibo presents RIZIN.49
第14試合/フェザー級タイトルマッチ 鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ
第13試合/フライ級タイトルマッチ 堀口恭司 vs. エンカジムーロ・ズールー
第12試合/ライト級タイトルマッチ ホベルト・サトシ・ソウザ vs. ヴガール・ケラモフ
第11試合/伊澤星花 vs. ルシア・アプデルガリム
第10試合/元谷友貴 vs. 秋元強真
第9試合/久保優太 vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
第8試合/YA-MAN vs. カルシャガ・ダウトベック
第7試合/福田龍彌 vs. 芦澤竜誠
第6試合/上田幹雄 vs. キム・テイン
第5試合/神龍誠 vs. ホセ・トーレス
第4試合/矢地祐介 vs. 桜庭大世
第3試合/武田光司 vs. 新居すぐる
第2試合/貴賢神 vs. エドポロキング
第1試合/大雅 vs. 梅野源治
第0試合/RIZIN甲子園 決勝戦 横内三旺 vs. ⻫藤健心

総合格闘家です。

第10代修斗世界フェザー級チャンピオン、
RIZIN初代フェザー級王者の総合格闘家・斎藤裕の
選手としての活動情報を伝える動画を投稿しています。

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【お知らせ】

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■斎藤裕の公式インフォメーション
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■パラエストラ小岩(所属)
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■修斗公式
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■RIZIN
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〒133-0057
東京都江戸川区西小岩2-17-1ライオンズマンション1階(101)
TEL:03-5668-0047
パラエストラ小岩 斎藤裕 宛

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#RIZIN #斎藤裕 #格闘技

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【RIZIN DECADE】上田幹雄がヒザ蹴りを一閃。ROAD FC王者キム・テインに豪快KO勝利

<ヘビー級/5分3R>
上田幹雄(日本)
Def.2R by KO
キム・テイン(韓国)

サウスポーの上田が左ミドルを蹴ると、テインがパンチで突っ込む。上田は前蹴りで距離を取って、構えをスイッチする。テインは右ストレートや右の前蹴りからパンチをまとめる。上田は前蹴りで距離を取る。テインは右から連打をまとめ、組みになると両差しで上田を押し込んでパンチを打ちながらテイクダウンを狙う。上田もロープとコーナーに体に預けてヒザ蹴り。態勢を入れ替えてヒザを入れると、テインが上田の体を左右に振ってテイクダウンしてバックへ。上田が立ち上がり、テインはスタンドバックでコーナーに押し込む。ここで上田が正対して、試合がスタンドに戻る。

テインが右ストレートから左フック、今度は上田が組んでテインをロープに押し込んでヒザ蹴り。ブレイク後、上田はサウスポーに構えて左ミドル。テインも左フックを打つが、上田も構えをスイッチしてプレッシャーをかける。テインが左フックからパンチをまとめて組みつく。ここも動きが止まってブレイクとなる。再開後、上田はスイッチしながら左ミドル・左ストレートを効かせるが、テインが組んでテイクダウンしてバックについた。

2R、上田が構えをスイッチしながら前に出て左ミドルから右フック。打ち合いになるといテインが左フックを当てるが、組みの攻防になると両者の動きが止まってブレイクとなる。再開後、パンチを振って前に出るテイン。上田が右ストレートを当ててヒザ蹴り。テインが必死に組んでテイクダウンすると、テインが立ち上がったところで上田も立ち上がる。

試合がスタンドに戻ると上田が右ストレート、左のヒザ蹴り。上田がテインをロープに押し込むがブレイクとなる。再開後、上田が左ミドル。テインのテイクダウンを切って、テインをコーナーに押し込む。ここで上田がボディ→顔面にヒザ蹴り。これでテインが崩れ落ち、上田が豪快なKO勝利を収めた。試合後、上田はヘビー級王座の新設&トーナメント開催をアピールした。


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貴賢神 vs. エドポロキング【RIZIN 49】

#rizin #rizin49
RIZIN 49 Decade
第7試合/安保瑠輝也 vs. シナ・カリミアン
第6試合/細川一颯 vs. 宇佐美正パトリック
第5試合/野田蒼vs.篠塚辰樹
第4試合/冨澤大智 vs. 三浦孝太
第3試合/YURA vs. 朝久泰央
第2試合/安井飛馬 vs. 黒薔薇くん
第1試合/五明宏人 vs. 赤田プレイボイ功輝
Yogibo presents RIZIN.49
第14試合/フェザー級タイトルマッチ 鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ
第13試合/フライ級タイトルマッチ 堀口恭司 vs. エンカジムーロ・ズールー
第12試合/ライト級タイトルマッチ ホベルト・サトシ・ソウザ vs. ヴガール・ケラモフ
第11試合/伊澤星花 vs. ルシア・アプデルガリム
第10試合/元谷友貴 vs. 秋元強真
第9試合/久保優太 vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
第8試合/YA-MAN vs. カルシャガ・ダウトベック
第7試合/福田龍彌 vs. 芦澤竜誠
第6試合/上田幹雄 vs. キム・テイン
第5試合/神龍誠 vs. ホセ・トーレス
第4試合/矢地祐介 vs. 桜庭大世
第3試合/武田光司 vs. 新居すぐる
第2試合/貴賢神 vs. エドポロキング
第1試合/大雅 vs. 梅野源治
第0試合/RIZIN甲子園 決勝戦 横内三旺 vs. ⻫藤健心

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【RIZIN DECADE】計量終了 ライト級王者サトシ「ベルトは日本に」×挑戦者ケラモフ「新しい王者を」

【写真】RIZIN、10回目の大晦日。ライト級王座を争うサトシ、ケラモフともに笑顔でコメントした(C)RIZIN FF

明日31日(火)に、さいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN DECADEの公開計量が、30日(月)にさいたまスーパーアリーナ内コミュニティアリーナで行われた。出場選手は全員、前日計量をクリアしている。
Text by Shojiro Kameike


メインのフェザー級選手権試合を含め、3大タイトルマッチが並ぶ今年の大晦日。ライト級は王者ホベルト・サトシ・ソウザが、元フェザー級王者ヴガール・ケラモフを挑戦者に迎え、ベルトの防衛戦に臨む。

11月のRIZIN LANDMARK名古屋大会で摩嶋一整をわずか28秒、右ロングフックで沈めたケラモフが1カ月の短いインターバルで大晦日に参戦する。しかも従来のフェザー級ではなく1階級上のライト級王座に挑む。王者サトシは2024年に入り、中村K太郎とルイス・グスタボをいずれも1RでKOしている。

サトシ=柔術、ケラモフ=レスリングという組み技の強さに加え、一撃の威力も証明し続けてきた両者。もちろんグラウンドでもパウンド×サブミッションでフィニッシュできる。相手がどう出て来るか――読み違えると一瞬で勝負が決まる、スリリングな試合になりそうだ。計量ではサトシが「明日絶対に面白い試合を見せて、ベルトは日本にあるまま」、ケラモフは「明日は新しいチャンピオンをご覧いただけると思います」と意気込みを語っている。

一方、ケラモフにとってこのライト級王座挑戦は大晦日イベントのチャレンジであり、今後はフェザー級のベルトも狙っていくという。そうなると気になるのは、メインの鈴木千裕×クレベル・コイケ、そして久保優太×ラジャブアリ・シェイドゥラエフ、YA-MAN×カルシャガ・ダウとベックのフェザー級戦だ。キックボクシング出身MMAファイターが躍進しているRIZINフェザー級において、MMA4戦目のYA-MANが超MMAストライカーのダウトベックと、どのような試合を展開するのか興味深い。

MMAで現在7連続KO中のダウトベック、しかもフィニッシュはいずれも左ストレート、左ボディ、左ヒジ――と左の攻撃である。それだけ左が得意であることが分かっているにも関わらず、仕留められる攻撃はまさに必殺技だ。ただ、ダウトベックが左を打つ前にプレスをかけても、YA-MANが簡単に下がるとは思えない。反対に、YA-MANの打撃に対するダウトベックが如何に反応するのか。互いのMMAストライキングの真価が見られる試合になるだろう。

■RIZIN DECADE 視聴方法(予定)
12月31日(火)
午後1時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN DECADE / RIZIN49 計量結果

<RIZINフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 鈴木千裕:66.00キロ
[挑戦者] クレベル・コイケ:66.00キロ

<RIZINフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 堀口恭司:56.95キロ
[挑戦者] エンカジムーロ・ズールー:56.95キロ

<RIZINライト級選手権試合/5分3R>
[王者] ホベルト・サトシ・ソウザ:70.90キロ
[挑戦者] ヴガール・ケラモフ:70.65キロ

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花:48.90キロ
ルシア・アプデリガルリム:49.00キロ

<バンタム級次期挑戦者決定戦/5分3R>
元谷友貴:60.95キロ
秋元強真:60.95キロ

<フェザー級/5分3R>
久保優太:65.95キロ
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ:65.15キロ

<フェザー級/5分3R>
YA-MAN:65.90キロ
カルシャガ・ダウトベック:65.70キロ

<バンタム級/5分3R>
福田龍彌:60.95キロ
芦澤竜誠:60.70キロ

<ヘビー級/5分3R>
上田幹雄:107.85キロ
キム・テイン:103.70キロ

<59キロ契約/5分3R>
神龍誠:59.00キロ
ホセ・トーレス:58.80キロ

<ライト級/5分3R>
矢地祐介:70.85キロ
桜庭大世:70.60キロ

<フェザー級/5分3R>
武田光司:66.00キロ
新居すぐる:65.70キロ

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神:118.05キロ
エドポロキング:117.85キロ

<バンタム級/5分3R>
大雅:61.00キロ
梅野源治:61.00キロ

<RIZIN甲子園決勝戦/5分2R>
横内三旺:60.60キロ
斉藤健心:60.70キロ

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【RIZIN DECADE】神龍誠と対戦。小さな巨人ホセ・トーレス「ショーティー航空だ。僕が宙を舞わすから」

【写真】待望というか、来日を期待することができなかったフライ級の実力者がRIZINフライ級戦線へ(C)BRAVE CF

31日(火)、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN DECADE。その第2部=RIZIN49にホセ・トーレスが初来日を果たし、59キロ契約マッチで神龍誠と対戦する。
Text Manabu Takashima

IMMAF二連覇、プロ転向後は3戦目でTitan FCフライ級王座を獲得すると5戦目でバンタム級を制し2連覇を達成。合計4度の王座防衛の末に契約を果たしたUFCだったが、フライ級冬の時代と重なり1勝1敗で階級閉鎖の流れのなか、バンタム級転向&契約続行でなくリリースを選択した。

トーレスが選んだ再就職先は、バーレーン王国が所有するBRAVE CFだった。結果的に未完に終わったフライ級王座決定トーナメントに出場後に、階級を上げてバンタム級でBRAVE CFの頂点に立った。

厚待遇、レスト・オブ・ザ・レスト級の未知強と戦える砂漠のMMA独立王国で、トーレスはファイター人生のピークを過ごすものかと思われた。そんな身長163センチ、ショーティーと呼ばれる小さな巨人が思いもしないRIZIN参戦へ。しかも今後はフライ級に戻すことも明言した。

ボクシングの距離で戦い続けることができるトーレスは、レスリングでなく柔道、キックでなくムエタイと散打を重視する。そんな北米MMAの枠を飛び越えた――北米MMAの実力者が心躍る日本初戦への想いを語った。


BRAVE CFを日本の人達に知ってもらうためのファイト

──まさかショーティーの試合が、大晦日に日本で見られる日が来るとは思ってもいなかったです。

「ようやくこの日を迎えることができたよ。僕が最初にMMAに夢中になったのはPRIDEを視たからだった。ストリートでPRIDEのDVDを打っている人間がいて(笑)。それを買ってランペイジのスープレックス、皇帝ヒョードルや多くのファイターの試合を夢中になって視ていた。そして今回、PRIDEが行われていて会場で、PRIDEのようにリングで戦うことができる。こんな環境で戦えるなんて、めちゃくちゃエキサイトしているよ。楽しみでしょうがない」

――BRAVE CFに属してギャリアを全うするように感じていたので、この日が来ることが本当に嬉しいです。

「僕は今もBRAVE CFのファイターだ。彼らが僕にこのDECADEイベントで戦う機会を与えてくれた。そしてポケモン、デジモン、ドラゴンボールZと僕が夢中になった夢のような国で戦うことができる。BRAVE CFの元チャンピオンとして、BRAVEのショーツ、BRAVEのTシャツを着て、BRAVEとは違うマーケットで、BRAVEのブランドを知らしめるために戦う。32歳になった僕には、そういう役割もある。BRAVE CFを日本の人達に知ってもらうためのファイト。その機会をマッチメイカーが僕に設けてくれた。

ただ、それとは別に本当に訪れたかった場所に行けるという喜びがあるんだ。最高にファイターを尊敬してくれるところで戦うことができる。今回の試合だけでなく、観光客として日本に行く日が来ることを願っているよ(笑)」

――ではこの話が決定した時、ショーティーは本当に嬉しかったのでしょうね。

「もう言葉に言い表すことはできないよ。かつての練習仲間だったキョージ・ホリグチがチャンピオンのフライ級まで、すぐに体重を落とすことはできなかった。でもキャッチウェイトでマコト・シンリュウと戦うという話に、即イエスと答えたよ。ホントはキャッチウェイトでない正規の階級で戦いたいけど、今は自分のオリジナルウェイトに落とす過程にあるから、今回は59キロで戦うことにしたんだ。

怖いモノ知らずの若くて、強いファイターと戦う。彼はフライングニーやフライングハイキックをリングで使っているよね。最高にエキサイティングなファイターだ。ただ、僕の武器はシンリュウにとって最悪だ。この試合で、僕の名前を日本のファンの心にしっかりと刻むことできるに違いない。心の底からワクワクしている」

――ショーティーは自分にとって、MMAの打撃戦がボクシングの距離で続くことを初めて見せてくれたファイターです。ただ、それゆえにダメージの蓄積もあったかと思います。そして、最近ではバンタム級でレスリング重視の試合をしてきました。日本のファンはグラップリングを熟知していますが、どのような試合をしたいと考えていますか。

(C)BRAVE CF

「まず、RIZINでは僕にとって未体験の技が許されている。

グラウンドでヒザやキックを使うことができる。それに日本のファンが柔道やレスリングが分かっているといっても、RIZINという場所で見たいのはファイトだ。それに現実的なことをいえばレスリングは嫌いだ。ボクシングが好きなんだ」

レスリングで勝負してくるなら、柔道で迎え撃つ

――アハハハハ。言い切りましたね。

「前に出て殴る。若い頃のマニー・パッキャオのように、スピードに乗って飛び込むようにパンチを繰り出したい。戦いたいんだ。ただ、ここ2年間で3度戦ったンコシ・ンデベレは、背の高いパワーあふれるファイターだった。あの相手に勝つには、テイクダウンを選択するしかない。

ンコシと僕の試合はイスラエル・アデサニャとケルヴィン・ガステラムのマッチアップと同じだよ。ボクシング、テイクダウンと必死に懐に入っていった。ジョン・ジョーンズと戦った時のダニエル・コーミエーのようにね。五輪レスラーのDCが、テイクダウンを狙って苦労し続けた。もう、これはサイズとレンジの問題なんだ。

でも、ついに自分のサイズの相手と戦うことができる。懐に跳びこんで、顔面を殴ることができるんだ。もちろん彼だって僕を殴ることができる。そういう戦いのなかで、スタンドでもグラウンドでも僕には仕留める力があることを見せたい。

シンリュウがテイクダウンを仕掛け、レッスルしたいことは分かっている。試合がグラウンドになっても、構わない。立ちレスになっても、内股や払い腰で投げることが可能だ。ただ日本のファンに最高にエキサイティングな試合を見せたいから、僕のゴールはKOすることになる」

――神龍選手は拳の届く距離に立ち続けることはないかと予想されます。

「僕のボクシングは徹底的にプレッシャーを与えるなかで、カウンターを決めること。マコトの打撃は、カラテやテコンドーのように遠い距離から出入りを多用する。その先にあるのはテイクダウンをすること。でも、僕はカウンターファイターだ。掴んできても、さっきも言ったように投げることができる。それがショーティー・エアラインだ。無料でマイル・ポイントを獲得できるんだ。僕が宙を舞わすから」

――ショーティー航空で、投げを食らうといことですね(笑)。

「そう。でも、決して自分が思うような飛行はできないからね。マコトがレスリングで勝負してくるなら、柔道で迎え撃つ。打撃の間合いなら、殴って来ればよい。その時点でカウンターを打ち込む。彼はまだ若い。そういう経験をしたことがない。それでもマコトのように前に出てくる相手と戦うことは、楽しみでならないよ。それにレスリングと柔術にしても、僕は彼より優れている。テイクダウンをしたいなら、してくれば良い。

僕の爆発力を試合開始直後から、ぶつけるよ。その仕掛けに5分間耐えることができれば、彼は徹底して2Rと3Rを組み続けてくるようになるだろう。でも僕は皆に楽しんでもらいたい。例え、そういう風に攻めてきても僕のペースにマコトはついてくることができるかな?

特にラウンド毎の裁定でなく、試合を通じてダメージを与えた方が勝てる判定基準は、絶対的に僕に有利に働く。本当にシンリュウにとって、しんどい試合になるはずだよ。初回を戦い切ることができたとしても、ね」

――リングで戦うことに対して、免疫はありますか。

「リング、90度のコーナーがあることは僕のようなプレッシャーファイターにとってアドバンテージでしかない。オクタゴンやサークルは、足を使われると先回りすることが難しい。でもコーナーがあれば、サイドステップで先回りして簡単に追い込むことができる。

それに散打の経験が絶対的に生きてくる。散打はリングが舞台だった。ボクシングとレスリングをミックスして、リングで戦っている。リングで戦うことで、何かマイナスがあるとすればケージを背負って仕掛けるサブミッション、ギロチンが極めづらくなることだろう」

――柔道に散打ですか……ショーティーのことを単なる北米スタイルのMMAファイターとは思わない方が良いですね。

「これは僕も分かっていなかったんだけど、ダゲスタンで練習したときに僕のレスリングや柔術は凄くサンボ的だったことを知った。トップから攻めるのが好きで、柔術プレーはしたくない。リバーサルは立ち技に戻るための手段で。それに散打の投げも大好きだけど、僕が本当に得意にしていて皆に見て欲しい攻撃はボクシング。そして組まれたときの柔道とムエタイ・クリンチだ。

首相撲からヒザやヒジを叩きこむこと。ボクシング、柔道、ムエタイを見て欲しい。それを同じサイズのファイターにぶつけることができる。いやぁ、本当に楽しみで仕方ないよ(笑)。上のクラスから、フライ級に戻ることもね」

フライ級で再び戦う。この階級でトップになるために

――さきほどのフライ級でという言葉が聞かれ、実は鳥肌が立っていました。

「アハハハハ。僕はフライ級で戦う。UFCフライ級トップファイターのアミール・アルバジに僕は勝っている。UFCで戦っていた頃、いやそれ以前もだ。僕は世界で有数のファイターたちとトレーニングをしていた。ブランドン・モレノ、アレッシャンドリ・パントージャ、キョージ、多くのフライ級トップファイターとね。もちろん練習は練習だ。

でも、本当に良い日々だった。そしてフライ級で彼らとやり合える自信がある。君がさっき言ったように、僕はダメージが蓄積していた。だから少し体を休めためにクリスマスを楽しんだり、サンクスギビングデーに好きなだけ食べるという生活を数年してきた。そしてフライ級で再び戦う。この階級でトップになるために」

――いやぁ、本当にRIZINフライ級が楽しみになってきます。ショーティーがロースターに加わればRIZINフライ級は、UFCフライ級に続き世界から選手があつまるタフな階級になりますね。

「日本という北米マーケットとは異質のグループが、力をつけることは本当に楽しみだ。カイ・アサクラはUFCで、他のプロモーションからやってきいきなり世界戦を戦えることを証明した。キョージ・ホリグチはRIZINとBellatorの二冠王、カイ・アサクラはRIZINで2度ベルトを巻いた男。マネル・ケイプ、イリー・プロハースカというRIZIN出身のファイター達はUFCファイター達を相手に、その強さを見せてきた。

今回の試合に勝って、フライ級GPのメンバーに入りたい。素晴らしい経験になるだろうから。そしてキョージに挑戦したいんだ。それは彼がチャンピオンというだけでなく、如何に強い人間か知っているからで。大晦日、キョージは問題なくズールーに勝つ。間違いないよ」

――フライ級GPの正式発表の日を指折り数えて待ちたいと思います。ところでショーティーは今、メキシコシティにいるそうですね(※取材は22日に行われた)。どのジムで試合の準備をしてきたのでしょうか。

「それがクレイジーなことに、ここにジムはないんだ。僕がコーナーに就く一人ロナルド・ロドリゲス(17勝2敗、UFCフライ級ファイター)がメキシコシティに住んでいて、マイク・ミゲール・ゴンザレスの指導を受けている。彼が『ジムはないけど、色々なところを回ってファイトキャンプをしないか』って誘ってきたんだ。今回は5、6人のチームで色々なジムを回って練習してきた。なかでもUFC PIメキシコシティは数多く使ってきた。

いずれこのメンバーで、ジムを持ちたいと思っている。それだけ最高のメンバーが揃っているんだ。でも日本とメキシコは凄く似ていると思うよ。日本人、ハワイアン、メキシカンは共通点がある」

――えぇ? ハワイの人は日本の血が流れていることも多いのですが、メキシコ人と日本人が似ている?

「自分より強い相手にも、一歩も引かない。スピードがあってパワフルだ。ハワイアンは、めちゃくちゃテクニカルでタフ。メキシカン・ファイターとの戦いでは、こっちが倒さない限り倒される。とにかく彼らは前に出てファイトを続けるから。最高のテクニシャンじゃない。でも諦めることなく戦い続ける。日本とメキシコは、ボクシングも優秀だし。メキシコではボクサーからMMAに転じるファイターが多くなっている。もちろん柔術やレスリングというように身に着けないといけないことは残っている。でも最高のボクサーが投げを習い、レスリングの指導を受けている。

僕自身、ここではレスリングの指導を徹底してやっている。それぞれ別の特色があるファイターだけど、揃ってずば抜けてタフで才能にあふれている」

――メキシコで準備をしてきた神龍誠戦、日本でどのような試合を見せたいと思っていますか。

「小さな紫色のヘアーカラーをした男が、デッカイことをやってのけるところを見て欲しい。フライ級に戻れば、僕がどれだけのファイターなのか。そう期待してもらえるよう戦う。長い間、1人で戦ってきたけど、今は最高のチームに支えてもらっている。日本で絶対に勝ちたい、メキシコ代表としてね。そしてBRAVE CFの了解を得て、フライ級GPで戦いたい」

■RIZIN DECADE 視聴方法(予定)
12月31日(火)
午後1時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN DECADE / RIZIN49 対戦カード

<RIZINフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 鈴木千裕(日本)
[挑戦者] クレベル・コイケ(ブラジル)

<RIZINフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 堀口恭司(日本)
[挑戦者] エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)

<RIZINライト級選手権試合/5分3R>
[王者] ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
[挑戦者] ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花(日本)
ルシア・アプデリガルリム(アルゼンチン)

<バンタム級次期挑戦者決定戦/5分3R>
元谷友貴(日本)
秋元強真(日本)

<フェザー級/5分3R>
久保優太(日本)
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
YA-MAN(日本)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

<バンタム級/5分3R>
福田龍彌(日本)
芦澤竜誠(日本)

<ヘビー級/5分3R>
上田幹雄(日本)
キム・テイン(韓国)

<59キロ契約/5分3R>
神龍誠(日本)
ホセ・トーレス(米国)

<ライト級/5分3R>
矢地祐介(日本)
桜庭大世(日本)

<フェザー級/5分3R>
武田光司(日本)
新居すぐる(日本)

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神(日本)
エドポロキング(日本)

<バンタム級/5分3R>
大雅(日本)
梅野源治(日本)

<RIZIN甲子園決勝戦/5分2R>
横内三旺(日本)
斉藤健心(日本)

The post 【RIZIN DECADE】神龍誠と対戦。小さな巨人ホセ・トーレス「ショーティー航空だ。僕が宙を舞わすから」 first appeared on MMAPLANET.