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45 AB Brave CF Breakthrough Breakthrough Combat02 MMA MMAPLANET o UAEW UAEW58 UFC YouTube アムル・マゴメドフ キック シンバートル・バットエルデネ ライニ・サーディ リネット・ハバロフ ヴィニシウス・オリヴェイラ 吉野光 川北晏生

【UAEW58】吉野光、再び砂漠へ。組む前が重要、サーディ戦へ。メインは非UFC最高のライト級タイトル戦?!

【写真】自信の長所を生かすために、どのようなアジャストが見られるか。楽しみな吉野だ (C)UAEW

21日(金・現地時間)にUAEはアルアインのADNECセンター・アルアインで開催されるUAEW58のコメインに吉野光が出場し、ライニ・サーディと対戦する。
Text Manabu Takashima

アブダビではなく、オマーンとの国境の街でアブダビ首長国第2の都市アルアインでの開かれる今大会は、ドバイやアブダビなど沿岸部でなく、まさに砂漠のオアシスが舞台となる。吉野のUAEW出場は2023年10月以来、1年4カ月振り。昨年は砂漠から招待状が滞り、2年8カ月振りに国内=Breakthrough Combatで戦いシンバートル・バットエルデネにまさかの判定負けを喫し、UAEWから続く連敗がついに3を数えてしまった。

それでも12月にBreakthrough Combat02で川北晏生のエルボーに苦戦しながらも判定勝ちを収め、2年2カ月振りの勝利を手にしている。この間にUAEWからオファーが届くようになっていた吉野が、砂漠に戻り戦績14勝4敗のサーディと戦う。


ドイツのベルリン在住のサーディだが、過去5年はBRAVE CFからUAEWという中東でキャリアを積んできた。それ以前は英国のBAMMAでフライ級王座を獲得、ACBオーストリア大会に出場するなどヨーロッパをベースで戦ってきたファイターだ。

柔術は黒帯でここ2試合はRNCとヒールで一本勝ちを手にしているが、打撃もテイクダウンも使いこなすウェルランディット・ファイターのサーディ。特に打撃は蹴りの距離、接近戦でも戦えるので吉野としては、組みにいくタイミング&それ以前の打撃をしっかりと考えて仕掛ける必要がある。

サーディにはミドル、ボディと腹を狙う攻撃も遠近両用でステップインに合わせてヒジ、さらに首相撲からヒザという武器もある。UAEW以前は組み伏せて勝ってきた吉野だが、ヴィニシウス・オリヴェイラ、リネット・ハバロフ、そしてシンバートルと組み勝つことができなかった。そのうえで打撃、あるいは組みで敗れた吉野は、川北戦ではフィジカルで上回るもそのスタイルを研究され、組んだ状態でヒジを受けて苦戦を強いられている。

つまり強度の高い相手だけでなく、柔の川北にも苦しんだ吉野にとって、強度が高く柔の戦い方もできるサーディは、相当に厄介な相手となることが予想される。サーディが川北のように吉野のスタイルを細部に渡りチェックしてくることはないだろうが、それでもクリンチの前後については何らかの準備をしているはず。吉野としても自らに変化を必要なことを理解しているだろうが、この試合間隔では劇的な変化は望めない。それでも今後を見据えた吉野に些細な点でも動きや思考にいかなる変化が見られるのか。非常に気になる、そして大切なサーディ戦だ。

今大会のメインはUAEWライト級王者アムル・マゴメドフが、アレックス・ダ・シウバの挑戦を受け同王座2度目の防衛戦に臨む。ヌルマゴ軍団25歳の新鋭で、キャリア8勝0敗のマゴメドフは当然のように力強いレスリング、高いテイクダウン能力を誇っている。が、ゴリゴリのレスラーでというわけでもなくシャープな打撃の持ち主で、首相撲&ヒザ蹴りからレスリングに移行するなど、組みへのエントリーも豊富だ。

近い距離での打撃は粗いが、遠目のミドルやカーフ、何よりジャブを効かせる拳の力を持っている。組めばバックを制してRNCという勝利のパターンが確立しており、マゴメドフはUFCで戦う力を十分に有している。

対して、挑戦者のシウバはUFCで1勝3敗だったブラジリアン。リリース後はUAEWで3勝1敗という戦績を残している。伸びのあるハイキック、距離を詰めてのアッパーなどKOパワーを秘めている。それ以上に左に威力があり、マゴメドフも打撃が粗くなった時に被弾すると即昇天ということもあり得るだろう。

テイクダウン狙いにヒザ蹴り、ギロチンというカウンターアタックも持つシウバ。このアムル・マゴメドフとアレックス・ダ・シウバの戦いは、レスト・オブ・UFCで最もレベルの高いライト級タイトルマッチの一つといえる――注目の一番だ。

■視聴方法(予定)
2月23日(日・日本時間)
午前0時00分~UFC FIGHT PASS

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45 AB o UFC UFC Fight Night   サイド・ヌルマゴメドフ ボグダン・グラッド ヴィニシウス・オリヴェイラ

『UFC Fight Night 250: Adesanya vs. Imavov』パフォーマンスボーナス




 UFCが『UFC Fight Night 250: Adesanya vs. Imavov』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・ヴィニシウス・オリヴェイラ vs. サイド・ヌルマゴメドフ

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ナッソーディン・イマヴォフ、ボグダン・グラッド


 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN250 ウマル・マゴメドフ キック サイド・ヌルマゴメドフ ヴィニシウス・オリヴェイラ

【UFN250】サイド・ヌルマゴメドフとの激闘に勝利したオリヴェイラが、ウマル・ヌルマゴをコールアウト

<バンタム級/5分3R>
ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)

サウスポーのオリヴェイラに、右インローを蹴るヌルマゴメドフ。続いてヒザから先の軌道が変わる右ハイ、インローからスピニングバックキックを腹に決めてオリヴェイラをぶっ飛ばす。さらにローを効かせたヌルマゴメドフは、組まれてもニンジャを狙う。離れたオリヴェイラは、飛び蹴りをガードしスピニングバックフィストにダブルレッグを合わせる。尻もちをつかされたヌルマゴメドフはレッスルアップ&リバーサル。すぐに立ち上がったオリヴェイラがクリンチで、ケージにヌルマゴメドフを押し込む。ここにニンジャを合わせにいったヌルマゴメドフ。オリヴェイラが早々に対処し押し返す。この際にアイポークがあったとヌルマゴメドフがアピールし、回復時間を与えられた。

再開後、ヌルマゴメドフのハイキックを受けてもワンツーを放つオリヴェイラだったが、頭が当たり後退させられる。ヌルマゴメドフは飛びヒザ、直後にオリヴェイラが組み付いてテイクダウンを決める。カンヌキ&ガードのヌルマゴメドフに対し、起き上がったオリヴェイラが勢いのあるパンチを落とし、シングルレッグにバックに回り込む。後方からヒザを入れたオリヴィエらが、前方に崩していく。ヌルマゴメドフはバックを許したまま時間を迎えた。

2R、スピニングバックキックのオリヴェイラ。ヌルマゴメドフはスピニングバックフィストを空振りする。初回と同じようにハイキックを受けそうになっても、ワンツーを返すオリヴェイラが、打撃で押す展開のなかでダブルレッグを切ってヌルマゴメドフをケージに押し込む。首相撲のヌルマゴメドフのヒザはクリーンヒットせず、離れて打撃戦のなかでオリヴェイラがハイキックを狙う。ヌルマゴメドフはスピニングバックフィストの空振りに、再びダブルレッグを合わされてテイクダウンを許す。

立ち上がってクリンチの中で、ヌルマゴメドフの首狙いは不発に。打撃の間合いに戻ると、オリヴェイラが腹、顔面に拳を打ち込み──荒い展開のなかで優位に立つ。ヌルマゴメドフはここでもアイポークがあったとアピールするが、レフェリーが流す。この間にパンチを振るっていったヌルマゴメドフは、遠い距離から低い姿勢で放たれたダブルレッグで尻もちをつかされる。スクランブル後にもう一度テイクダウンを許したオリヴェイラも、相当に疲弊している。それでもロングフックを振り回すオリヴェイラの勢いに、ヌルマゴメドフは打ち勝てず、大きく息をする。両者、体の軸を乱しながらも打撃戦を終え──ラウンド終了ともにキャンバスに座り込んだ。

最終回、荒くもスピードのある打撃を繰り出すオリヴェイラが、姿勢を乱して倒れたヌルマゴメドフにパンチを落とす。スクランブルでバックを伺るオリヴェイラに対し、ヌルマゴメドフがシングルを仕掛ける。根負けのヌルマゴメドフは正対して、引き込むように下になる。それでもケージキックからシングルに出たヌルマゴメドフ。がぶったオリヴィエらダースチョークへ。ヌルマゴメドフが腹ばい、ヒザをついて耐えるとオリヴェイラがパンチ&ヒジに切り替える。ボディを殴られ、足に飛び込んだヌルマゴメドフのシングルは切られる。ワキを潜ってバックを狙ったヌルマゴメドフだが、オリヴェイラが反応する。

離れた両者、荒い打撃戦のなかでヌルマゴメドフの蹴りが当たる。直後のダブルレッグを切られバックを許しそうになるが、必死にシングルに出たヌルマゴメドフ。しかしオリヴェイラの防御の前に、またも引き込んでしまう。直後に時間を迎え、オリヴェイラは笑みを浮かべ、3-0で判定勝ちを手にした。

「3カ月前、わき腹が痛みだした。そして10日前に再発して息もできず、歩けないぐらいだった。欠場も考えたけど、体の中から前に進めという声が聞こえたんだ。戦わないわけにはいかなかった。そしてダゲスタン方面から、悪口が聞こえた。声の主はウマル・マゴメドフだった。ダナ、アイツと戦いたい。どうぜ、ビビッて受けないだろうけど。コーチが1R後に『向こうは疲れている』と言ってくれて。僕もワキ腹が痛くて、息もできないぐらいだから疲れたよ。でも父のようなコーチのおかげで勝てた」とオリヴェイラは話した。


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【PFL2024#10】MENAバンタム級決勝へ、UFC級=アリ・タレブ「拳が爆発するところを楽しみにしてくれ」

【写真】UAEWバンタム級のベルトと。あのヴィニシウス・オリヴェイラに勝っている──弱いわけがない。MENAで優勝し、北米進出を目指すアリ・タレブ。果たしてバンタム級ファイターに、その機会は与えられるのだろうか (C)PFL

29日(金・現地時間)、サウジアラビアはリヤドのKSU(キング・サウジ大学)アリーナで開催されるPFL2024#10「Championships」。同大会では今年から活動を介したPFL MENAの決勝戦4試合も組まれている。
Text by Manabu Takashima

中東&北アフリカの地区リーグ=MENAは、当然のようにアラビック&ムスリム人選手が中心に活躍している。そして、その地を持ち当地で戦うファイターも少なくない。バンタム級決勝でラシッド・ハズと対戦するアリ・タレブもその1人だ。

戦禍のイラクを逃れ、スウェーデンに移住したタレブはUAEW時代に吉野光を倒し、コンテンダーシリーズからUFCにステップアップしたヴィニシウス・オリヴェイラをKOしバンタム級のベルトを巻いた実力者だ。そのタレブ、PFLファイナルとの合体したビッグショーで、その名を世界に轟かせようと気概に満ち溢れていた。


(C)PFL

――PFL MENAバンタム級決勝でラシッド・ハズと対戦します。

アリの国籍がイランだったりスウェーデンになっていたりするのですが、スウェーデン生まれのイラク系ということで宜しいでしょうか。

「いや、俺が生まれたのはイラクだよ。1997年に生まれて、2009年にスウェーデンに移住した。イラクは米国とサダム・フセインの間で紛争状態に陥り、逃れるために父、弟、妹と一緒にスウェーデンに移り住んだ。でも兄は今もイラクに住んでいるよ。より良い人生を求めて、スウェーデンにやってきたんだ」

──コンバットスポーツに出会ったのは、スウェーデンに移り住んでからですか。

「ブラザー。今、言ったように俺は5年間も紛争状態の国に住んでいたんだ。ガキのころから、頭の中も戦争状態だった。言葉が通じないスウェーデンにやってきて、拍車がかかった。でもスウェーデン語が分かるようになってから、落ち着いてサッカーにこうじるようになった。そのうち週に2度ほど、格闘技のトレーニングを始めるようになったんだ」

──どのようなスタイルの格闘技の練習を始めたのでしょうか。

「ノーギグラップリングだ。ただ楽しむために始めて、シリアスではなかった。でも2年、3年と練習をすると、真剣さが増してアマチュアの試合に出るようになった。プロデビューは2019年だ。2勝したらコロナになった。そして2021年の3月に10日前のショートノーティスでUAEWからオファーがあった。相手は7勝2敗のヌーラズ・アブザグだ。その試合に勝って、ブラザー。俺はそのままUAEWと契約をした。強い相手が続いたけど4連勝して5戦目で今はUFCで戦っているヴィニシウス・オリヴェイラとバンタム級王座決定戦を戦い、3RKO勝ちでチャンピオンになった。UAEWではほんとうに良い経験をさせてもらったよ」

──イラクの血もあってUAEWと契約したのですか。そのまま欧州でキャリアップということは考えずに?

「それは関係ない。チャンスがあったから、跳びついた。とにかく強い相手と戦いたかった。だからUAEWと契約して良かった。正直、それからCage WarriorsやUFCに進もうという考えは持っていた。でもオリヴェイラに勝った後に、PFLから連絡がきたんだ。PFLと契約できて満足している。彼らとはファミリーのような人間関係を築くこともできた」

──ただPFL欧州でなく、PFLレギュラーシーズンに参戦したいという想いはなかったですか。

「ブラザー、それはどうでも良かった。強いヤツと戦いたいというのが一番だったから。実際、PFLヨーロッパでキャリア初黒星を喫したわけだし。PFLはベストファイターを用意してくれ、俺は負けた。そして今年はMENAでのチャンスを貰ったんだ。

戦って稼いでいるんだ。文句はない。それにMENAにも良い選手が揃っている。なんといっても選手へのケアが違う。ヨーロッパの多くの大会は、ここまで選手ファーストのイベントを開くことはできない」

──MENAが活動開始をした。抜群のタイミングでしたね。

「中東のMMAは日々、成長している。サウジアラビアは多くのスポーツに投資をしていて、MMAやボクシングにも力をいれているんだ。レベル的にもUAEWが次々とUFCに選手を送りだしたように、中東のMMAはコンペティションとしても成長し続けている。ローカルファイターも力をつけているしね。ファンも熱狂的だ」

──今大会はMENAのファイナルだけでなく、PFL Globalシーズンの決勝戦も行なわれるビッグショーになりますね。

「ブラザー、これは大きな一歩だよ。ここで勝って、もっと前に進む。このショーで戦うことで、多くの人がアリ・タレブの名をその胸に刻み込んで欲しい」

(C)PFL

──では対戦相手の印象を教えてください。

「ブラザー、ラシッドは良い相手だ。でも俺の方が優れている。どこが優れているかは、試合を見てもらうと分かるだろう。ブラザー、俺の拳が爆発するところを楽しみにしてくれ。試合に関してベラベラと話すつもりはない。日本のファンにもファイトをしっかりとチェックしてもらえると、アリ・タレブがどういうファイターが分かってもらえると信じている」

■視聴方法(予定)
11月29日(金)
午後11時15分~U-NEXT

■PFL2024#10対戦カード

<フェザー級決勝/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
チムール・カイズリエフ(ロシア)

<女子フライ級決勝/5分5R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
シャミル・ムサエフ(ロシア)

<ライト級決勝/5分5R>
ブレント・プリマス(米国)
ガジ・ラバダノフ(ロシア)

<ヘビー級決勝/5分5R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
オレッグ・ポポフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
コステリョ・ファン・スティーニス(オランダ)
ジョアォン・ヴィトー・ダンタス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<フェザー級/5分3R>
アザエル・アジョウジ(フランス)
ホセ・ペレス(米国)

<MENAウェルター級決勝/5分5R>
ムハマド・アラクラー(クウェート)
オマール・エル・ダフラウイ(エジプト)

<アマチュア女子アトム級/3分3R>
ハッタン・アルセイフ(サウジアラビア)
リリア・オスマニ(アルジェリア)

<MENAバンタム級決勝/5分5R>
アリ・タレブ(スウェーデン)
ラシッド・ハズ(スペイン)

<MENAライト級決勝/5分5R>
ムーセン・ムハマドサイファイ(イラン)
ジョージ・エイド(レバノン)

<ライト級/5分3R>
マンスール・ベルナウイ(フランス)
アルフィー・デイビス(英国)

<ライトヘビー級/5分3R>
スリム・トラベルシ(チュニジア)
アブラハム・バブリー(英国)

<MENAフェザー級決勝/5分5R>
アブドゥルラフマン・アリヤサット(ヨルダン)
アブドゥラ・アルカタニ(サウジアラビア)

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45 MMA MMAPLANET Report UFC UFC303 ブログ リッキー・シモン ヴィニシウス・オリヴェイラ

【UFC303】カーフをチェックされスネを負傷。大振りで疲れてもオリヴェイラがシモン越えを果たす

<バンタム級/5分3R>
ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
リッキー・シモン(米国)

UAEWで吉野光に勝利し、コンテンダーシリーズがUFCとサインし2戦目のオリヴェイラが、オクタゴン13戦目のシモンと対戦。前者が20勝3敗、後者は20勝5敗のキャリアの持ち主だ。

構えを変えるオリヴェイラがオーソから右を伸ばし、スイッチして左前蹴り。右を伸ばして前に出るシモンはカーフを蹴られる。ノーガードで前に出るオリヴェイラは、リーチの差を生かした距離を取る。そこからフリッカーのようなジャブ、カーフ、そして右を伸ばすオリヴェイラに対し、シモンはなかなか飛び込めないが、一瞬の組みから尻もちをつかせる。即、立ち上がったオリヴェイラが右ストレート、シモンは左フックを返す。

カーフ、インローとシモンの前足を狙うオリヴェイラ。シモンはジャブ、前に出たオリヴェイラがハイキック、続いてワンツーからハイを蹴っていく。真っ直ぐ入ったシモンはダブルを切られ、圧を掛けられる。右アッパーのタイミングで組んだシモンだが、すぐに離れる。残り15秒でシモンが左ジャブを当てると、オリヴェイラはカーフから思い切りパンチを振るった。

2R、ローから左フック、ダブルレッグのシモン。切ったオリヴェイラは右カーフ、左インローから右ジャブを伸ばす。さらに左フック、カーフを続けるオリヴェイラが圧を掛けるが、1分を過ぎたところでシモンがダブルレッグを決める。背中をつけたオリヴェイラに対し、シモンは抑えて疲れるのを嫌がったか簡単にスタンドに戻る。と、再びダブルレッグに出たシモンがバックを伺う。ここも拘らずに打撃の間合いに戻ったシモンは、ジャブ、ボディショットを当てる。

続いてローに右を当て、左ジャブを入れるシモン。オリヴェイラは大きくな振りのパンチで疲れたか。それでもカーフは蹴り、左右のフックを振るうオリヴェイラは、後ろ回し蹴りを空振りする。と、粗くなっているパンチでシモンをケージ際に追いやる。しかしオリヴェイラは右カーフをチェックされ、足が痛めて後退する。距離を詰めるシモン、ホーンが鳴っても両者は何やら言葉をかわし、オリヴェイラが両手でシモンを押してブーイングを浴びた。

最終回、サウスポーの構えて大振りのオリヴェイラ。かわして前に出るシモンだが、右の蹴りを使えなくなってもなかなか懐に入れない。オリヴェイラはダブルレッグを切ると、ローに蹴ってみろと挑発。直後にシモンはレベルチェンジから絶妙もダブルレッグも、オリヴェイラはケージに押し込まれながら防ぐ。

スタミナ切れと思いきや、ワイルドなパンチは途絶えないオリヴェイラがワンツーから左ハイを繰り出す。オリヴェイラの空振り後のテイクダウン狙いも決まらないシモンは逆に残り15秒でパンチに反応したところでダブルレッグで倒される。スクランブルからスタンドに戻ったシモンに対し、オリヴェイラはコミカルな動きを見せてタイムアップに。

結果、3-0でオリヴェイラがシモン越えを果たした。


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【UFC303】バンタム級の新鋭ペイトン・タルボット「安全なポイントゲームなんて、やりたくない」

【写真】スクショを撮る際に、5秒以上も目を剝いて待ってくれていたタルボット。実はいいヤツ (C)MMAPLANET

29日(土・現地時間)、米国ネヴァダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催されるUFC303「Pereira vs Prochazka 2」で、ペイトン・タルボットがヤニス・ゲムリと戦う。
Text by Manabu Takashima

2023年のコンテンダーシリーズでUFCと契約し、2試合連続でKO勝ちのタルボット。キャリアは8戦8勝、負け無しの新鋭は自らの一番の武器はペースだと言い切った。


MMAに求められるのは、アクションだから

――今週末にヤニス・ゲムリ戦を控えたペイトンです。調子はいかがですか(※取材は26日に行われた)。

「最高だよ。ヤニス・ゲムリとは良い顔合わせだと思う。殴り合って、エキサイティングなファイトをするよ」

──UFCで2度戦って2つのKO勝ち、判定勝ちだったコンテンダーシリーズのファイトも素晴らしいパフォーマンスでした。そんなペイトンのことを我々は、まだまだ分かっていないのですが、なぜMMAを始めたのですか。

「2017年、18歳の時にコナー・マクレガーの影響を受けて、試しにジムに行くようになった。すぐにマーシャルアーツに夢中になったよ。トレーニングをしていると、試合に出るようになって。そうなると、日に日にMMAへの想いが強くなっていった」

──MMAを始める前に格闘技の経験はあったのでしょうか。

「凄く小さな時にボクシングをやったことがあったけど、全然ダメで2カ月ほどで辞めてしまった。経験という経験があったのはレスリングだけで。レスリングはハイスクールを中心に4年ほどやっていた。けど、コレといって目立った戦績は残していない」

──それでもレスリングというベースがあったのですね。ファイトスタイルから、打撃系格闘技の経験の持ち主だと勝手に思っていました。

「う~ん、打撃が自分の一番の武器だとは思っていないよ」

──そうなのですか。

「僕の武器は体力だ。ハイペースで15分間、戦い続けることができる。結果、対戦相手は疲れて僕の打撃の餌食になるんだ」

──まさに現代MMAの申し子ですね。

「だって皆、それが見たいだろう? テイクダウンをされて、ガードの中に相手を入れて止まるなんて試合は誰も見たくないはずだ。MMAに求められるのは、アクションだから。それにケージのなかでは動きが多い方が、勝つ確率も高くなる。だから、常に動いてペースの速い試合を心掛けている」

──そして、フィニッシュを狙うのがコンテンダーシリーズ世代ですね。

「もちろん、フィニッシュを狙うのは当然だ。もともと、組んで倒してコントロールする試合なんか、好きじゃなかったし。そうやって勝つファイターがいることは分かっている。それはそれで構わないけど、そんなことがしたくてMMAを戦っているわけじゃないから。

結果的に僕は自分がやりたいことをするためにオクタゴンに上がっている。それこそが、コレをやって金を稼ぐのに相応しいファイトだと思っている。安全なポイントゲームなんて、やりたくない」

日本のアニメから受けた影響も絶大だよ

──それこそ、コナー・マクレガーに感化されてMMAを始めたペイトンらしいファイト・フィロソフィーですね。

「実際にMMAのトレーニングを始めてからも、コナーから受けた影響は大きい。あとはマックス・ホロウェイ、そしてネイト・ディアズ……でも、子供の頃に日本のアニメから受けた影響も絶大だよ(笑)。ドラゴンボールZに、幽遊白書からファイティング・スプリットとは何かを学んだんだ」

──なるほどぉ。では日本のMMAに興味を持ったことは?

「それは……余りないかなぁ。なんか、凄いステージがあって、ダンスをしたりしているのは受けたけど(笑)。ファイターでは、UFCとサインをしたばかりの……。そう、カイ・アサクラだ。彼のハイライトは見たよ。良い選手だよね」

──では同じバンタム級でUFCデビューを果たし、連勝中の中村倫也選手の印象を教えてください。

「う~ん、ちょっと分からないなぁ……。あのレスラーかい?」

──そうです、レスリングがベースです。

「まぁ、視界に入ってくれば気にかけるようにするよ」

──……押忍。では、土曜日に戦うゲムリの印象は?

「きっと、たくさん蹴ってくるだろうね。そしてカウンターの一発を狙って、我慢強く戦ってくるはずだ。ちょっとフラストレーションがたまる試合になるかもね。あの動きを僕のグルーブに誘い込むのは、ちょっと面倒くさいと思う。

ちょっと変な打撃だろう? なんか蹴りとパンチのコンビネーションがおかしいんだよ」

──確かに。構えも特徴的で。ただ、時折り力強いクリンチゲームも展開します。

「あんまり寝技の展開は見たことがないけど、上半身を固める組みを使うのは確かだ。でも、あんな風に固めてくるとスタミナを無駄にするだけだ。そこから先は、彼のやりたい試合にはならない。まぁ、何分間も相手をケージに押し込むようなヤツだよ。

だからこそ、動きまくって肉弾戦を皆に見てもらいたい。まだ僕のことを認識していないファンがいれば、きっと考え方が変わる試合になる。もう意識しないわけにはいかなくなるよ。しっかりと皆が喜ぶ試合をし続けるよ」

──その先に狙うは、タイトル挑戦と。

「そうだね、上手くいけば1年半後ぐらいにはトップに立っているだろう」

──ペイトン、今日はインタビューに時間を割いてくれてありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いします。

「ハイ。アリガトゴザイマス。オヤスミ」

■視聴方法(予定)
6月30日(日・日本時間)
午前7時分~UFC FIGHT PASS
午後11時~PPV
午前6時30分~U-NEXT

■ UFC303対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ポアタン・フェレイラ(ブラジル)
[挑戦者] イリー・プロハースカ(チェコ)

<ライト級/5分3R>
ブライアン・オルテガ(米国)
ディエゴ・ロピス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ロマン・デリツ(ジョージア)

<女子バンタム級/5分3R>
マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)
メイシー・シェエソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
マイケル・ペイジ(英国)

<ミドル級/5分3R>
ジョー・パイファー(米国)
マフクアンドレ・バリユー(カナダ)

<フェザー級/5分3R
カブ・スワンソン(米国)
アンドレ・フィーリ(米国)

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
ジアン・シウバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ペイトン・タルボット(米国)
ヤニス・ゲムリ(フランス)

<女子ストロー級/5分3R>
ミッシェレ・ウォーターソン・ゴメス(米国)
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)
マルティン・ブダイ(スロバキア)

<フライ級/5分3R>
カーロス・ヘルナンデス(米国)
鶴屋怜(日本)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)

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【PFL MENA2024#01】中東&マグレブ発、世界へ。PFL第2の地域戦はフェザー級&バンタム級で開幕

【写真】サウジMMA界期待のハッタン・アルセイフが、アマ女子アトム級でエジプトのナダ・ファフィマルと戦う一番も、現地では非常に注目を集めている(C)PFL

10 日(金・日本時間)、サウジアラビアはリヤドのザ・グリーンホールズで欧州に次ぎPFLの地域リーグ戦が、戦いの幕を切って落とす。
Text by Manabu Takashima

MENAとはMiddle East & North Africaの略称で中東&北アフリカ地域を指す言葉だ。特に明確な地域の特定はないが、PFLにおけるMENAとはアラビック&ムスリム世界で、今大会の出場選手を見る限りカナダやスウェーデン、フランスなど欧州や北米からもアラビックファイターが参戦している。


メインではご当地ファイターで2月のPFL vs Bellatorにも出場していたアブドゥラ・アルカタニが、ヨルダンのヤジット・ハサネインと戦う。もともとはラスベガス在住のモロッコ人ファイター=タハ・ベンドウドと対戦予定だったが、ベンドウドの計量失敗でハサネインと戦うことが決まった。

しかし145.6ポンドで計量をクリアしたアルカタニに対し、ハサネインは146.6ポンドとフェザー級リミットをオーバーしての対戦。この点についてPFLのリリースでは試合が実行されること以外、ペナルティなどが存在するかは明らかとされていない。リヤド大会でアルカタニの試合は欠かせないのは確かだが、プレーオフ進出を賭けたフォーマットだけに、この辺りは明確にしてほしいところだ。

資金が豊富な中東ではMMAは国家レベルで奨励されており、既に個人の能力でワールドクラスとなったアフリカ勢に続き、この中東&マグレブのファイターの強化が進むと、MMAはまさにサッカーと並ぶ、世界中で広まったスポーツとなる。現状は日本では知られていないファイターばかりなのは否めないが、将来(いや既に)日本勢のライバルとなりうる可能性を今回のPFL MENAが後押しすることになる。

そんななかメイン出場のアルカタニ以外の注目すべきファイターは、コメインでノウラス・アブザクと対戦するアリ・タレブか。タレブは吉野光に勝ち、コンテンダーシリーズからUFC進出を果たしたヴィニシウス・オリヴェイラを破り、UAEWバンタム級のベルトを巻いていた選手だ。その後、PFL欧州に転じ――PFLとUAEWで通算7勝1敗というレコードを残している。

そのオリヴェイラに敗れ、ベルトを失ったザビエル・アラウイはカナダ人の元UAEWバンタム級王者で、PFL欧州ベテランのスペイン人ラシッド・ハズと相対する。タレブ、アラウイの両者はバンタム級の本命という見方ができるだろう。

そんなバンタム級の対抗馬にはプレリミ出場となったエリアス・ブグズダムの名を挙げたい。アルジェリア国籍として出場となるブグズダムだが、フランス生まれフランス育ちのアルジェリア系フランス人ファイターは元BRAVE CFフェザー級王者で、そのBRAVEだけでなくUAEW、アレスFCで積み上げてきたキャリア18勝8敗。MENA大会では頭一つ抜けた試合数を誇る。

破れはしたがスティーブン・ローマン、ババ・ジェンキンスというレベルのファイターと戦ってきた経験値も他のファイターにはない。8人トーナメント形式のシーズン制、この3者の戦績を踏まえた上で、パフォーマンスを確認しアラビック&イスラム社会のMMAの今――を判断したい。

■視聴方法(予定)
5月11日(日・日本時間)
午前0時15分~U-NEXT

■ PFL MENA01対戦カード

<フェザー級/5分3R>
アブドゥラ・アルカタニ(サウジアラビア)
ヤジット・ハサネイン(ヨルダン)

<バンタム級/5分3R>
アリ・タレブ(スウェーデン)
ノウラス・アブザク(ヨルダン)

<バンタム級/5分3R>
ザビエル・アラウイ(カナダ)
ラシッド・ハズ(スペイン)

<フェザー級/5分3R>
イスラム・レダ(エジプト)
アダム・メスキニ(フランス)

<バンタム級/5分3R>
タリク・イスマイル(カナダ)
ジャラル・アルダジャ(ヨルダン)

<バンタム級/5分3R>
エリアス・ブグズダム(フランス)
ハッサン・マンドール(エジプト)

<アマチュア女子アトム級/3分3R>
ハッタン・アルセイフ(サウジアラビア)
ナダ・ファフィマル(エジプト)

<フェザー級/5分3R>
メラウン・ベラジュイット(モロッコ)
ミド・モハマッド(エジプト)

<フェザー級/5分3R>
アフマッド・ターラク(エジプト)
アブドゥルラフマン・アリヤサット(ヨルダン)

<アマ・フライ級/3分3R>
マリク・バサハル(サウジアラビア)
ハーシュ・パンディア(インド)

■放送予定
5月11日(土・日本時間)
午前0時15分~U-NEXT

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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN238 キック ヴィニシウス・オリヴェイラ

【UFN238】オリヴェイラ、飛びヒザ蹴りでソパイをKO「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトは僕のモノ」

<バンタム級/5分3R>
ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.3R4分41秒by KO
ベルナルド・ソパイ(スウェーデン)

サウスポーのオリヴェイラに対し、ソパイは構えをスイッチしながら前に出る。オーソドックスのソパイは右ミドル、シングルレッグでテイクダウンを狙う。離れたオリヴェイラは左の前蹴り。オーソドックスにスイッチして右カーフ、右ストレート。ソパイは左フックで前に出る。

ソパイはオリヴェイラの左の前蹴りを流して右ストレート。続くオリヴェイラのスピニングバックキックを空振りさせると、組んでテイクダウンする。オリヴェイラは足関節を狙いつつ、ソパイの身体を蹴って立ち上がる。ソパイはすぐ距離を詰めて左フックから右ストレートと左ミドルを蹴る。

オリヴェイラは左ハイと右カーフ、ソパイは右ボディと左フックで前に出て、オリヴェイラは左ミドルと右カーフ、右ハイを蹴る。ソパイは右ストレート、シングルレッグからテイクダウンすると、そのままマウントポジションを取る。足を戻したオリヴェイラだが、ソパイがトップキープしてパンチを落とす。

2R、オーソドックスのオリヴェイラは右カーフ、ソパイがシングルレッグから組む。オリヴェイラも倒れずボディロックで組むが、逆にソパイがテイクダウンしてバックへ。半身になるオリヴェイラにパンチを連打する。

ソパイはハーフガードでトップキープし、バックに移行して身体を伸ばして殴る。オリヴェイラも再び足を入れてハーフガードに戻すが、ソパイはバックに移行して殴る。オリヴェイラはソパイを背負って立ち上がると、ソパイの腕を持って前方に落とし、離れたところから勢いよくパンチとヒジで飛び込む。

ソパイはケージに身体を預けて立つが、オリヴェイラがすぐにテイクダウンして、立った状態から足を振って殴る。オリヴェイラは肩固めも狙いつつ、パンチとヒジ。ソパイが背中を見せて立つと、その際を狙って左ハイ。ソパイも左ストレートを連打するが、オリヴェイラは右アッパーと左ハイキックを当てて、ソパイをぐらつかせる。

3R、オリヴェイラが左ミドルと右カーフ、ソパイはサウスポーに構えて左ストレートを返す。オーソドックスのオリヴェイラは右ストレートから前に出て、右フックと右ハイ、インロー、右カーフと手数を増やす。動きが止まるソパイに対し、オリヴェイラは左の三日月蹴りからパンチをまとめる。

サウスポーのソパイは左ストレートを返すが、オリヴェイラは右ストレートから左フック、右フックを強振すると右カーフを2連発。歩きながらパンチを繰り出すとダブルレッグも見せつつ、右カーフから左フック。これを効かせて右の飛びヒザ蹴り。この一撃でソパイが前のめりにバタリと倒れ、オリヴェイラが衝撃的なKO勝利を収めた。

試合後、オリヴェイラは「問題は俺にあったんだ。ミスをしてしまった。対戦相手に感謝している。ボーナスが欲しい。今週、子供が生まれたんだ。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトは僕のモノだろう」と語った。


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