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【LFA200】暫定王者マゴメドフが完璧にTD&コントロールから、アントニスをRNCで仕留め統一王者に

<LFAウェルター級王座統一戦/5分5R>
シャミドカン・マゴメドフ(ロシア)
Def.1R4分36秒by RNC
ヴァニウト・アントニス(ブラジル)

戦前の予想では暫定王者マゴメドフに分があるとみられている一戦。ダブルのリードフック、右カーフを蹴ったマゴメドフに対し、アントニスがジャブを当てる。マゴメドフを左フックからレベルチェンジ、そのままアブルレッグでテイクダウンを決める。ケージを背負ってヒジを落とすアントニスだが、マゴメドフがリストを取って寝かせにいく。サイドバックでパンチ&エルボーを打ち付けるマゴメドフは、ハーフガードのアントニスからしっかりとトップを奪取する。

マゴメドフはニースライスの圧をかけ、右の拳を打ちつける。アントニスは背中を譲らないようスクランブルを狙い、背負って座る。マゴメドフはボディロックでコントロールし、マウントを奪取する。アントニスはケージキックでスクランブルに持ち込み、スタンドへ。直後にマゴメドフはダブルレッグでテイクダウンし、バックに回る。ボディトライアングルからRNCをセットしたマゴメドフが一本勝ちで統一王者となった。

チャンピオンベルトともに黒帯を巻かれたマゴメドフは「アメージングだ。正直、彼はタフでグラウンドでパンチを入れるのも簡単じゃなかった。コーナーマンからタイムを聞かされ、極めにいくかスタミナを浪費を控えるか。極めることを選んだ。5R戦というのは十分に理解していたんだけどね」と話した。


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【LFA200】UFCのないサタデーナイト(※現地時間)に、LFAが200回記念大会で3階級の王座統一戦

【写真】3つの統一戦、勝ち残った選手にUFCが与えるスポットも気になる(C)LFA

25 日(土・現地時間)、ミネソタ州プライヤーレイクのミスティックレイク・カジノホテルでLFA200「Jonhs vs Douglas」が開催される。2017年1月13日の第1回大会から、7年と13日でイベント数が200を迎えるLFA。つまり年間28イベントというハイペースで大会を行ってきたことになる。
Text Manabu Takashima

そんな記念すべきイベントらしく、今大会には過去に例がない3階級の王座統一戦が組まれ、計6人のベルトホルダーが登場する。3つのユニフィケーション・バウトの中でメインを張るのはフェザー級正規王者アライジャ・ジョンズと、暫定王者レリアン・ドゥグラスだ。


ベイビー・ジョンズことアライジャ・ジョンズは、元LFAバンタム級王者で現UFCのマイルズ・ジョンズの実弟だ。2022年8月に河名マストを下したことで日本のファンに名が通っているかもしれない。そのアライジャはアマMMAファイター時代にLFA01に出場(※結果はTKO負け)しており、この歴史的大会のヘッドライナーを務めるのにふさわしいといえる。

今年の2月にアルフレッド・ウォーカーとの王座決定戦で勝利したアライジャは、昨年12月にドゥグラスと統一戦を戦う予定だったが負傷欠場、両者の対戦は今大会にスライドされた。対するドゥグラスは昨年8月にハビエル・レイエスを左フックでKOし暫定王座を獲得している。

レスリング・ベースで、相手によっては徹底してテイクダウン狙いを貫くジョンズ。そんなねちっこい展開になるとドゥグラスがいかに遮断し、トレーニングパートナーのクリス・サイボーグと磨いた打撃を打ち込むことができるか。

女子フライ級王座統一戦は正規王者シャノン・クラークも、アライジャと小名育昨年2月ベルトを巻いている。しかし9月にコンテンダーシリーズで73秒TKO負けを喫し、今回が再起戦となる。同じ9月の終わり、シャイアン・バワースはクラークがUFCとサインしていれば、正規王者に昇格していた暫定王者ヴェロニカ・ボリソワを130秒で腕十字に切って落とし、暫定タイトルを獲得している。

カナダのカレッジ・サッカー・プレイヤーで、パワフルなファイトが信条の正規王者。暫定王者は高校時代にクロスカントリーと陸上出身でミネソタ州を代表するランナーで、ご当地ファイターということになる。

ウェルター級正規王者ヴァニウト・アントニスもコンテンダーシリーズで敗れ、世界最高峰を目指すためにLFAに戻ってきた選手だ。今年の3月に手にしたベルトを掛けて戦うシャミドカン・マゴメドフは、その1カ月前に暫定ベルトを腰に巻いているが、直後にTUFシーズン32に出演したことでLFAから離れていた。

そのマゴメドフはTUFで勝ち上がることができず、去年の10月にアルフォンソ・レイアを倒し暫定王座の防衛に成功している。

ところでアントニスが2つのベルトを掛けて戦うのは、今回が初めてではない。2022年12月に当時Conguerorウェルター級王者だった彼は、ライバル団体のFavela Kombatウェルター級チャンピオンで元UFCファイターのヴァンデル・オリヴェイラを破り、2団体のチャンピオンになった過去を持つ。

ダゲスタン出身、IMMAFと合体するまで世界最強のアマMMA組織だったWMMMAの世界王者だったマゴメドフはLFAでは無敗、4連勝中で3試合がフィニッシュ勝利というフィニッシャーだ。

既にショートノーティスでUFC出場リストに名前があるであおう6人のチャンピオン達。勝てば近づき、負けると遠ざかる世界最高峰を目指し、サバイバル・タイトル戦に挑む。現地ではUFCのライブ中継がない土曜日の夜にFight Passで全米に流れる──人生を賭けた戦いだ。

■視聴方法(予定)
1月26日(日・日本時間)
午前11時00分~UFC FIGHT PASS


■ LFA200メイン対戦カード

<LFAフェザー級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] アライジャ・ジョンズ(米国)
[暫定王者] レリアン・ドゥグラス(ブラジル)

<LFA女子フライ級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] シャノン・クラーウ(カナダ)
[暫定王者]シャイアン・バワース(米国)

<LFAウェルター級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] ヴァニウト・アントニス(ブラジル)
[暫定王者] シャミドカン・マゴメドフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーイ・ハート(米国)
クリス・ミクセン(米国)

<130ポンド契約/5分3R>
デヴォン・ロジェイ(カナダ)
エンリケ・パチェコ・パラ(チリ)

<ヘビー級/5分3R>
アルヴィン・ハインズ(米国)
マーク・カーリア(米国)

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45 LFA LFA179 MMA MMAPLANET o ジェラウド・ネト ヴァニウト・アントニス

【LFA179】ヴァニト・アントニスが右スでダウンを奪い、ネトをパウンドアウト。新ウェルター級王者に

<LFAウェルター級選手権試合/5分5R>
ヴァニウト・アントニス(ブラジル)
Def.1R3分41秒by TKO
ジェラウド・ネト(ブラジル)

キャリア18勝6敗の王者ネトに対するは、15勝6敗のアントニス。そろそろメジャー昇格がないと先が見えるキャリアになりつつある両者のウェルター級選手権試合。間合いを測るネトが前蹴り、アントニスがワンツーを振るう。前に出てワンツーからダブルレッグのネトが、ケージにアントニスを押し込みテイクダウンを狙うが、スイッチで姿勢を崩されボディロック&パンチの連打を受ける。

立ち上がったチャンピオンはアントニスのヒザを急所に受けて試合が中断される。再開後、左ハイをかわしたネロが再度ワンツーからテイクダウンを狙うも、距離が合わない。続いてシングルのチャンピオン、切ったアントニスが右を当てる。ややワイルドなパンチで圧を掛けるアントニスに対し、ネトが右カーフ、左フックは空振りに。それでも右を当て、ワンツーから左ミドルと攻勢のネトが再び左ミドルを決める。

アントニスのロングをかわしたネトもパンチが長くなっている。と、アントニスの右ストレートがネトをまともに捕らえダウンを奪う。足を払われたネトは、鉄槌を受けると背中を見せて亀で動きを止める。右の鉄槌を連打したアントニスがTKO勝ちで新チャンピオン。となり、ベルトが巻かれると涙を流した。


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