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UFC Fight Night266:第4試合・ジャビッド・バシャラート vs. ジアニ・ヴァスケス

バンタム級。Tapologyのランキングでは76人中バシャラート48位。直前出場のヴァスケスが計量で5ポンドオーバーしキャッチウェイトになっている。

アフガニスタンのバシャラート兄は30歳。UFC3勝2敗1NC(3判定勝ち)。キャリア14勝2敗1NC(5KO、6一本勝ち)。メインカードに登場する弟のファリドもバンタム級で、UFCでは初となる同階級で戦う兄弟ファイター。アフガン難民からロンドンに移住しMMAを始め、現在はATTに所属している。UFC5戦全勝の弟に対し、兄もUFCデビューから3連勝していたが、4戦目のビクター・ヘンリー戦ではローブローを打ち込んでしまいノーコンテスト。エイマン・ザハビにはタックルを切られる展開でキャリア初黒星。昨年2月のリッキー・シモン戦では、1Rにシモンのワンツーでアゴを撃ち抜かれて意識を飛ばされてのKO負けを喫した。3年間勝ち星ないが続いている。

当初はサイード・ヌルマゴメドフがバシャラートと対戦予定だったが、ビザの問題により欠場。試合3日前に急遽バスケスUFCと契約し、代役出場する。

メキシコのバスケスは31歳。13勝4敗1分(4KO・3一本勝ち)。本来はフライ級で、直前のため階級を上げての出場となる。カリフォルニアのUNFフライ級王者。2023年のFury FCでエドガー・チャイレスに4R腕十字で敗れてから5連勝中(チャイレスはその試合後にDWCSに出場が決まり、緊急の代役として平良達郎戦でUFCデビュー。平良には判定負けしたが、現在UFC2勝2敗)。

オッズはバシャラート1.14倍、ヴァスケス6.00倍。本来UFCと契約する実績がない上に、準備期間もないヴァスケスが大幅なアンダードッグに。

両者オーソドックス。カーフを蹴るバシャラート。ヴァスケスもカーフキックを返す。詰めるバシャラートがインローをヒット。バシャラートは距離をキープする。カーフの蹴り合い。ヴァスケスの右オーバーハンドをかわしてバシャラートが左フックをヒット!ヴァスケスダウン!パウンド連打。ガードで凌ぐヴァスケス。背中を向けて立った。正対すると離れる。バシャラートが間合いを詰めていく。ワンツー。バックスピンキック。左フックがアゴをかすめる。バシャラートが左右のパンチをヒットさせていく。倒しに行っているバシャラート。残りわずかでケージに詰めて右ボディを入れた。ホーン。

1Rバシャラート。

2R。左右のフックで出るヴァスケス。効いた!バシャラート下がる。タックルに入るが切ってダースに捕らえたヴァスケス。しかし自ら放してバックに回ろうとする。回らせずに立ったバシャラートだが、ヴァスケスがなおもパンチで出る。タックルに行くバシャラートだが、ヴァスケスが切ってアッパー。バシャラートシングルレッグ。軸足を払ってテイクダウン。すぐにオモプラッタに入ったヴァスケスだが、外したバシャラート。今度はヒールに。回転して外したバシャラート。レッグドラッグハーフに。おきあがてきたヴァスケス。ハーフからスイープを狙う。こらえるバシャラート。ヴァスケスはヒールに切り替えた。しかし回転して足を抜いたバシャラートがまた上に。パウンド連打。マウント!ヒジ連打。ホーン。

最後に盛り返したバシャラートだが、パンチを効かせたヴァスケスのラウンドか。

3R。ヴァスケスがパンチで出る。距離を取り前蹴りを入れるバシャラート。パンチを出した際に体が流れるバシャラート。バシャラートタックルに。ヴァスケスはギロチンに抱えて引き込んだが、外れて下に。すぐに立ちに行くヴァスケス。バシャラートはスタンドバックから後方に倒した。今度はサイドでがっちりと押さえ込む。ガードに戻したヴァスケスだが、バシャラートはヒジ・パンチを入れながらパスを狙っていく。背中を向けたヴァスケスから四の字ロックに。バックキープして殴るバシャラート。残り15秒で反転に成功したヴァスケス。パウンドで飛び込んだが、ガードで凌ぐバシャラート。タイムアップ。

判定三者30-29でバシャラートが連敗ストップ。

直前出場のヴァスケスだが、2Rにダウンを奪い見せ場は作った。

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UFC Fight Night266:オッズ/予想と展望

マリオ・バティスタ 1.54
ヴィニシウス・オリヴェイラ 2.60
アミル・アルバジ 3.90
堀口恭司 1.27
ジャイルトン・アウメイダ 1.67
リズヴァン・クニエフ 2.29
ミハル・オレクシェイチュク 1.22
マルク・アンドレ・ベリオー 4.50
ジェアン・マツモト 3.35
ファリド・バシャラート 1.36
ダスティン・ジャコビー 1.56
ジュリアス・ウォーカー 2.55
アレックス・モロノ 5.25
ダニール・ドンチェンコ 1.15
ニコライ・ヴィリテンニコフ 1.40
ニコ・プライス 3.11
ブルーナ・ブラジル 2.40
ケトレン・ソウザ 1.63
イード・ヌルマゴメドフ 2.10
ジャビッド・バシャラート 1.77
ワン・ツォン 1.29
エドゥアーダ・モウラ 3.85
ムイン・ガフロフ 1.83
ヤクブ・ヴィクワチ 2.01
クラウディア・シグワ 1.69
プリシラ・カショエイラ 2.25

どうでもいいことだが、昨年まではESPN(ケーブルTVチャンネル)かESPN+(サブスク)かABC(地上波)の中継局ごとに(勝手に)ナンバリングしていたのが、パラマウント+移籍後はなくなってしまった。APEX開催は「UFC Vegas113」のようにナンバリングされるが、それ以外の場合はイベント名が「UFC Fight Night: Strickland vs. Hernandez」のようにFight Night+メインカードのみで不便なので、今後はナンバーシリーズ以外のイベントはすべて「UFC Fight Night○○」とFight Night+ナンバリングで表記する。

メインはバンタム級ランカー対決。両者とも初のメイン抜擢となる9位バティスタと11位オリベイラの対戦。

バティスタは昨年6月にパッチー・ミックスUFCデビュー戦で、距離を取っての打撃で圧倒して判定勝ちしたが、10月のアブダビ大会では、ウマル・ヌルマゴメドフと対戦。勝てば一気にタイトル挑戦圏内に入るところだったが、2Rにハイキックでダウンを奪ったのが唯一の見せ場で、あとはひたすらウマルのタックル→テイクダウンで固められる展開で判定負け。連勝が8でストップしている。

オリヴェイラUFCデビューから4連勝中。2戦目・3戦目と元ランカーのリッキー・シモン、サイード・ヌルマゴメドフと当てられたが、打撃の手数で上回り判定勝ち。4戦目でランカーのカイラー・フィリップスとの対戦が組まれると、打撃を効かされて劣勢の1Rから、2Rにパンチでダウンを奪って形勢逆転して判定勝ちした。キック&柔術がバックボーン。UFC参戦前にはUAEウォリアーズを主戦場としており、RIZINにも参戦した吉野光にKO勝ちしている。パンチとヒザが武器のストライカー。

UFC無敗のオリヴェイラだが、オッズは前戦で連勝が止まったバティスタがフェイバリット。バティスタアウトボクシングオリヴェイラがどこまで対応できるか。両者とも初の5Rだが、長期戦で戦うスタミナがあるのはバティスタか。

バティスタ判定勝ち。

セミでは、11月のカタール大会でのUFC復帰戦を一本勝ちで飾った堀口が2か月半のインターバルで出場。相手は6位のアミル・アルバジ。

アルバジはイラク生まれ・スウェーデン育ち。柔術がバックボーンのグラップラーで、現在でもUFCの試合の合間にグラップリングマッチにも出場している。UFCデビューからノーランカー相手に4連勝すると、2023年の5戦目で当時3位のカイ・カラフランスとの対戦が組まれ、スプリット判定勝ちしたことで一気にトップランカーとなった。しかし、カイ・カラ戦は21のメディアのうち19がカイ・カラ勝利を支持する微妙な判定だった。その後は首の負傷により長期欠場。1年半のブランク明けで、当時2位のブランドン・モレノと対戦。組みに行かず終始打撃戦となったものの、モレノのボクシングに一方的に圧され続ける展開で判定負け。昨年8月には平良戦が組まれたが、これも負傷欠場しており、またも1年以上のブランク明けになる。Road to UFC出場前の鶴屋玲がラスベガスに出稽古に行った際にアルバジとスパーリングしており、鶴屋曰く「余裕でボコった」とのこと(アルバジがどの程度のコンディションでどの程度本気だったかは不明だが)。

堀口としては、一発のあるストライカーは嫌な相手だが、組み主体で倒せる打撃のないアルバジは怖くはない。組みでも堀口を脅かすものはないはず。オッズも、前回のウランベコフ戦ではアンダードッグだったが、今回は大幅なフェイバリット。一方で、タイトル挑戦レースで考えると、アルバジに完勝したモレノをフィニッシュした平良、その平良に勝ったロイバルをKOしたケイプには、アルバジ相手にどんな勝ち方をしても追いつくのは難しい。ヴァンとのタイトル戦が組まれなかった方と、次期挑戦者決定戦で対戦するというのが現実的なところか。

堀口がパウンドでKO勝ちと予想。

プレリムでは、パッチー・ミックスに勝ったもう1人の男・元KSW王者ヴィクワチの試合が第2試合に組まれている。相手は昨年1月にRoad to UFCシーズン1ウィナー・中村倫也にキャリア初黒星をつけたムイン・ガフロフ。Bellator王者をスプリット判定で破ったヴィクワチだが、UFC2勝2敗のガフロフ相手にオッズではほぼ五分。中村に組ませず打撃で削ったガフロフは、スタイル的に相性が悪いか。

第1試合は8日朝7時から。速報します。

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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN264 ハオーニ・バルセロス リッキー・シモン

【UFN264】シモンのハイスピード&ハイペースMMAを、TD融合の接近打撃戦でバルセロスが判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
リッキー・シモン(米国)

シモンの前蹴りに、ローを蹴ったバルセロスは右オーバーハンドを空振りする。跳びヒザのフェイクで前に出たシモンは、間合いを取り直し右を伸ばす。バルセロスは右アッパーを入れ、カーフでシモンを一回転させる。ジャブを入れたシモンがダブルレッグ、受けて投げようとしたバルセロスは同体からスタンドに戻る。しかしケージに詰まってしまい連打を許す。それでもバルセロスは右を打ち返すと、直後にダブルレッグでテイクダウンを奪う。

スクランブルでバックを狙うが、シモンは前方にバルセロスを落とすと勢いのある鉄槌を連打。さらに抑えてコツコツとワキ腹を殴っていく。ここから勢いのあるエルボーに繋げたシモンは、蹴り上げからスタンドに戻りバルセロスの右をかわす。それでも踏み込んで右オーバーハンドを入れたバルセロスは、テイクダウンを織り交ぜて試合を組み立てようとする。シモンは左ハイで牽制し、ジャブ。バルセロスがワンツーを決める。さらにダブルレッグを切られると同時に右エルボーを決めたバルセロスが、シモンのステップインをサークルアウトした。

2R、互いにパンチを被弾するが、ヘッドムーブを駆使して接近戦を繰り広げる。シモンはヒザ、バルセロスはアッパーを入れる。バルセロスはレベルチェンジでシングルレッグへ。切ったシモンだが、意識が組みにいったか右ストレート&右アッパーを打ち込まれる。たまらず組みついたシモンは、ケージに詰めて時間を使い間合いを取り直した。

一旦はバルセロスの勢いを遮断したシモンだが、ダブルレッグで尻餅をつかされる。即スクランブル、スタンドに戻ると互いにアッパーを狙い、バルセロスがコンビで前に出る。右ボディストレート入れたバルセロスは、ジャブに右&右ストレートに右ショートアッパーを合わせる。シモンは左リードフックを入れるも、バルセロスは頭を振ってカウンターからコンビをつなげる。シモンはダブルジャブから右、シングルレッグへ。バルセロスは反応よく反転して足を抜いた。

最終回、何気に凄まじく高レベルの攻防を繰り返す両者。シモンの右フックをヘッドムーブでかわしたは、ダブルレッグもスプロールして右カーフを蹴る。ワンツー&右アッパーのシモンだが、右ストレートを被弾する。組みと打撃の融合させ、ハイペースで動くシモンのMMAが、それ以上に動き続けるバルセロスのMMAに封じ込まれる。

バルセロスは近い距離でフック&アッパーのコンビを繰り出す。シモンもその距離で右フックを入れ、一旦下がってから右アッパーで前に出る。かわしたバルセロスはヒザ蹴りからアッパー。そしてシングルレッグへ。シモンが足を抜くと、ショートのワンツーを入れたバルセロスが左ヒザを狙う。ダブルのフェイクで、シモンを動かせたバルセロスが右を決める。シモンは左レバーショットを決め、頭を振って接近戦へ。ならばとヒザを突き上げるバルセロス。最後の10秒は覚悟を決めたようなフック&ステップインのシモンだが、バルセロスはここでもヒザを見せてタイムアップに。

ハイスピード&ハイペースが信条のシモンは、近距離のコンビ&組みとの融合で攻撃を上下を散らしたバルセロスに巻き込まれ、28-29×3で下った。「リッキー・シモンが激闘を望んでいることは分かった。そこを受けて立ち、勝てたことが嬉しい」と勝者は話した。


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45 o UFC キック ペドロ・ムニョス リッキー・シモン ロブ・フォント 吉野光

UFC318:第9試合・カイラー・フィリップス vs. ヴィニシウス・オリベイラ

バンタム級。フィリップス12位、オリベイラ15位。

フィリップスはUFC6勝2敗(1KO・1一本勝ち)の30歳。バックボーンは柔道・柔術レスリングで、柔道は中学時代に州大会で優勝経験がある。4年前、現ランキング5位のソン・ヤドンにテイクダウンを奪う展開でUFC初黒星をつけている。その後、禁止薬物での半年の欠場などブランクが開いたこともあり、その間にヤドンに追い抜かれ、昨年3月にペドロ・ムニョスを下してようやくランクイン。前戦はロブ・フォントとの対戦で、1Rはテイクダウンから押さえ込む展開で制圧したものの、2R以降はフォントにすぐ立たれる展開で、打撃で劣勢となり判定負け。連勝が3でストップしている。

オリベイラはUFC3勝0敗(1KO勝ち)の29歳。3勝のうち2試合でファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞している。キャリアでは22勝3敗(16KO・2一本勝ち)。昨年3月にUFCデビューしてから1年間で3連勝しランキング入り。直近2戦は元ランカーのリッキー・シモンとサイード・ヌルマゴメドフに競り勝っての判定勝ち。UFC出場前にはUAEウォリアーズで吉野光に1RKO勝ちしている。KOパワーのある右のパンチとヒザが武器。

オッズはフィリップス2.45倍、オリベイラ1.57倍。

オーソのフィリップスにサウスポーのオリベイラ。いきなり出るオリベイラだがフィリップスのパンチがヒットしぐらついた。フィリップス飛び込んで右。ステップインしてジャブ。さらに右。バックスピンキックを放ったが空振り。オリベイラのローに右を合わせてヒット。また右が入りぐらついたオリベイラ。ノーガードで出るオリベイラ。前蹴り。フィリップストビ膝。オリベイラの蹴り足をキャッチして出たフィリップス。ケージ際で放して右を入れた。前蹴り。オリベイラどんどん詰める。右を打ち込むフィリップスだが次第に詰められてきた。オリベイラ荒いパンチを振る。フィリップスのヒザがヒットしまたぐらついたオリベイラ。しかしまだ出ていく。プレスして左右のパンチを打ち込むオリベイラ。カーフキック。右。残りわずかでケージに詰めて左右のパンチからハイ。ホーン。

1Rは効かせた打撃でフィリップスのラウンド。

2R。オリベイラの左が入りフィリップスダウン!後転して立ったが底にまたパンチを打ち込むオリベイラ。離れるところにハイ。追っていくオリベイラ。左右のパンチを打ち込むが、バックにつこうとしたオリベイラがすべって下に。逆にバックについたフィリップス。背中に乗ろうとしたが、今度はフィリップスがすべって下に落ちたた。フィリップスのガード。オリベイラパウンド。足をサバいてパス。フィリップスタックルに入ると立ってスタンド。オリベイラカーフキック。足も効いている。詰めて左右の荒いパンチを入れるオリベイラ。完全にノーガード。フィリップスタックルにしかし受け止めたオリベイラが逆にテイクダウン。ガードのフィリップスにパウンド。鉄槌。ホーン。

2Rオリベイラ。形勢逆転。

3R。詰めるオリベイラ。ケージ際まで下がったフィリップス。オリベイラカーフキック。右ボディ。サークリングで距離を取るフィリップスに。ケージに詰めたオリベイラがワンツー。ロー。どんどん詰めるオリベイラ。左ボディ。ワンツーがヒット。フィリップスも下がりながら手を出している。大振りのパンチを打ち込むオリベイラだがヒットが少ない。フィリップスタックル。切られた。右を打ち込んでオリベイラ。下がるフィリップス。左右のパンチを打ち込みながらタックルに入ったオリベイラ。立ち際に首相撲ヒザ。ホーン。

終盤まで互角だったが、最後はオリベイラが取ったか。

三者29-28でオリベイラがUFC4連勝。上位ランカーを下した。

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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN69 キャメロン・スマーザーマン リッキー・シモン

【UFC ESPN69】冴えるレベルチェンジ、パンチ&跳びヒザからTDへ。シモンがスマーザーマンを判定で下す

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
キャメロン・スマーザーマン(米国)

開始早々、跳び出した両者。スマーザーマンが左ジャブを突くと、シモンは右カーフから右ハイへ。左ジャブからのレベルチェンジで、シングルレッグでドライブするシモン。スマーザーマンに尻もちを着かせると、ケージ際で左足を差し入れてバックに回った。シモンは腰を起こしたスマーザーマンを引き戻すが、グラウンドの展開に観客がブーイングを送る。

ハーフガードで正対するスマーザーマン。シモンは胸を合わせて背中を着かせた。潜るスマーザーマンの首を抱え、さらに右腕をキムラで抱えたあと、その腕を伸ばしにかかる。ここは凌いだスマーザーマンだが、マウントを奪われてしまう。背中を見せたスマーザーマンの首に左腕を回したシモンは、立ち上がった相手にバックからパンチとヒザを入れる。正対したスマーザーマンを、そのままケージに押し込み続けた。

2R、スマーザーマンがガードを固めて距離を詰める。シモンは左フックを空振り。スマーザーマンの左ジャブがシモンの顔面をかすめる。シモンが左ボディを突き上げた。スマーザーマンは距離が詰まると左右フックを振るう。右跳びヒザで距離をつくったシモンがニータップでクリーンテイクダウン。スマーザーマンに背中を着かせる。

左腕を差し上げ、パスを狙うシモン。ハーフガードで耐えるスマーザーマンを左ヒジで削っていく。潜るスマーザーマンをガブり、亀になったところでバックへ。立ち上がったスマーザーマンがケージ際で正対した。ダブルレッグに切り替えるシモンの首をニンジャチョークで捕らえるスマーザーマン。首を抜いたシモンが離れ、ケージ中央でワンツー、左ボディを当てる。スマーザーマンも右アッパーをかわし、左右のフックを入れていった。

最終回、前に出て来るスマーザーマンを左フックで迎え撃つシモン。右カーフを当てて右に回るが、スマーザーマンも左右のフックを繰り出す。左ジャブを突いて、右を当てたシモンがボディロックで組んだ。バックからリフトして揺さぶるシモン。ケージ際で正対したスマーザーマンに対し、レベルチェンジで崩しにかかる。離れて左右フックからレベルチェンジし、ダブルレッグですくい。スマーザーマンに尻もちを着かせた。スマーザーマンが立ち上がるとシモンも離れる。

スマーザーマンは左ジャブから右ヒザを突き上げた。フックの打ち合いで、シモンの右がスマーザーマンの顔面を捉える。ケージ中央で、ダブルレッグで組んだシモン。スマーザーマンがケージまで下がると、そのまま押し込んでいく。離れ際にスマーザーマンが左ジャブ、左ボディを当てていく。スイッチしながら距離を詰めていくスマーザーマンだが、良いパンチを当てるもシモンを追い詰めることはできずに試合を終えた。

裁定はジャッジ2名がフルマークをつけるユナニマス判定で、シモンが勝利した。


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【UFC ESPN69】バルセロス戦へ、コディ・ガーブラントが戦い続ける理由「毎日が新しい挑戦。それが人生」

【写真】ヒロヤ、高木凌とアトランタで行動を共にしていたガーブラント (C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ジョージア州アトランタのステートファーム・アリーナで開催されるUFC on ESPN69「Usman vs Buckely」。同大会では元UFC世界バンタム級王者コディ・ガープラントが14カ月振りの再起戦でハオーニ・バルセロスと相対する。
Text by Manabu Takashima

25歳でMMAの頂点を究めたガーブラントは、王座転落後もタフなUFCのロースターのなかで現実を生きている。一度は栄華を極めながら、今もUFCという厳しい環境のなかでMMAというタフなスポーツに向き合うことができるのか。

早熟の天才のMMAへの取り組みと、The Way of Lifeを尋ねた。


――コディ、インタビューを受けていただきありがとうございます。

「グッド・シーユーアガイン、ブラザー」

――あっ、今は車で移動中ですか。

「そうなんだ。日本のトレーニングパートナーたちと一緒だよ(※後部座席に高木凌、ヒロヤが同席していた)」

高木凌 こんにちは。

ヒロヤ こんにちは。

――今週末にはハオーニ・バルセロスと戦います(※取材は10日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「最高だよ。キャンプが最高だったからね。どの試合でもヘルシーで、ハングリーであることが重要で。その状態を保っているから、エネルギーが満ち満ちてくる」

――14カ月ものオフを経て、今週末のファイトとなります。コディ・ガーブラントではなければ32歳のファイターが1年以上のブランクがあったとしても『引退』や『UFCで最後の試合になる』という雑音を聞かされることはないと思います。

「そういう意見も聞いているよ。それだけなく、ドラッグがどうこうだとかネガティブなことも言われ続けている。世の中は、そういう意見に覆われているんだ。でも、構わない。僕はいつだって自分を信じているから。

僕は人生の節目において、常にそういう風に悪く言われてきた。でも最終的には自分は何者か、僕が一番分かっている。そしてケージに上がって、自分が何者かを証明するんだ。僕はMMAを愛しているし、世界チャンピオンとして最高の時を過ごした。と同時に、色々なことを学んできた。ファイトって、本当にタフなんだよ。

前回の試合、デイヴィソン・フィゲイレド戦でも初回は良いように戦えていたけど、2RにRNCで敗れた。でも、健康であることが今の僕には一番大切なことで。体があってこそ、追い込んでファイトに向かうことできる。それが僕らしさといえ、ファンにとっても最高のKO勝ちに通じているんだ」

――ヘルシーであること。戦い続けることで心のヘルシーさを保てるということもありますか。

「その通りだ。体の健康と心の健康によって、バランスをキープできる。気持ちに問題があれば、ちゃんと練習することもできない。それは体のケガも同じで。自分をプッシュできないと、このタフなスポーツを続けることはできないからね。だからさっきも言ったように健康が一番で、自分を信じて、チームの皆に支えてもらってケージに向かうんだ。

日々、自分でコントロールできるところはコントロールして。毎日の練習を昇華させていく。健康かつ成長を感じることができてこそ、戦える。そうやって1カ月半を過ごしてコーチ、チームの皆とファイトの日を迎えることができる。

前回の試合から課題を見つけて、取り組んできた。UFC PIのドクターにも支えてもらった。そうやって再び、戦いの場に戻ることができた。この14カ月間、色々なことをいわれてきたけど、このファイトウィークもヘルシーでエナジーが満ちているよ」

――25歳でUFC世界王者となり、このスポーツの頂点を究めた。そして王座転落後の8年間は、厳しい時間を経験している。それでいて、今話してくれたように戦い続けるモチベーションを如何に持ち続けることができるのですか。

「何度も何度も、自分との戦いを繰り返してきた。成長すること……成長したいと毎朝起きた時に思えるか。課題を課して、そこを乗り越えようと思えるのか。僕にとって毎日が新しい挑戦だ。それが僕の人生なんだ。何度も負けようが、そう思えるのか。言い訳をしたくなることもある。でもファイトライフは決して長くない。限られた日々をエンジョイするんだ。練習はいつだって、最高というわけにはいかない。良くない日だってある。でも、またジムに戻る。

マットに足が向かえば、そこには兄弟といえるチームメイトが待っている。皆と夢、情熱を共有している。だから戦い続けることができるんだよ」

――押忍。素晴らしいですね。そんな日々を過ごしてオクタゴンを共有するハオーニの印象を教えてください。

「経験豊かな素晴らしいファイターで、2連勝中だ。UFCというタフな環境で、長い間戦い続けている猛者だよ。最高にエキサイティングな試合になるだろう」

――ベテランのハオーニが、打撃寄りからグラップリング寄りのファイトを前回は見せました。

「それはペイトン・タルボットにグラップリング面で穴があったからだろう。対戦相手によって、そこはアジャストして相手の弱点をついていた。何より、もともと柔術の黒帯だからああいう試合もできて然りだ。自信のあるところで戦っている。

僕も同じだ。自分のスキルを信じているし、これまで通り速いペースで戦う」

――ファンにどのような戦いを見せたいですか。

「勇気、心、規律、MMA愛かな」

――コディ、今日は忙しいなかありがとうございました。ここで高木選手とヒロヤ選手にコディって、どんな人か伺って良いですか。

「もちろんだよ」

ヒロヤ コディはとてもテイクダウンディフェンスが強くて、日本人にはない打撃のスピードがあります。人間的にも最高で、めちゃくちゃ優しいです。

高木 自分は練習はこれから一緒にやることになるのですが、人としてイケイケで最高です。凄く優しくて。想像していた5倍は優しいです(笑)。そして色々、デカいです。

ヒロヤ 色々なところが大きいです(笑)。

――色々なところですね。なるほどです。ではコディ、最後に日本のファンに一言お願いできますか。

「彼らが何か日本語を教えてくれたんだよ。なんだっけな……。応援いつもありがとう。〇〇〇〇、見せて」

高木 アハハハハハハハハ。

ヒロヤ ヤバい(笑)。

「オハイオ出身の田舎者には、意味が分からないんだけど(笑)。それがGood Byeだって教えてもらったんだ」

――いやぁ……もう中学生のノリですね(苦笑)。

「とにかく僕は日本のファンの応援に感謝している。日本はいつだって僕にとって最高の場所なんだ。なんせ、初めての海外が東京だったから。あの時に触れたファンの皆、食事、文化と僕の目を広くしてくれた。相撲レスラーのトレーニングも見させてもらったよ。それから日本人ファイターとも、よく練習してきた。

そうだ、ヒロヤの試合の時は日本に行きたいと思っている。その時にまた皆と触れ合いたいね」


■視聴方法(予定)
6月15日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前7時45分~U-NEXT

■UFC ESPN69対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
カマル・ウスマン(米国)
ジョアキン・バックリー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ローズ・ナマジュナス(米国)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

<ミドル級/5分3R>
エドマン・シャバジアン(米国)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ガーブラント(米国)
ハオーニ・バルロセス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
コディ・ブランデージ(米国)
マンスール・アブドゥルマリック(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド(米国)
ウマル・シ(フランス)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ(英国)
ホドルフォ・ベラート(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ(米国)
コート・マッギー(米国)

<バンタム級/5分3R>
マルコム・ウェルメーカー(米国)
クリス・モウティーニョ(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・デーデン(米国)
ホセ・オチョア(ペルー)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
キャメロン・スマーザーマン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
フィル・ロウ(米国)
アンジェ・ルーザ(スイス)

<女子フライ級/5分3R>
ヴァネッサ・デモポウロス(ギリシャ)
ジェイミーリン・ホース(カナダ)

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【UFC ESPN69】ファイトウィークに対戦相手変更、リッキー・シモン「それもファイトゲームの一部」

【写真】ハビエル・バスケス風になっていたシモン(C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、ジョージア州アトランタのステートファーム・アリーナでUFC on ESPN69「Usman vs Buckely」が開催されリッキー・シモンがキャメロン・スマーザーマンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

本来はシャルル・ジョーダンと対戦予定だったが、ファイトウィークになって欠場が決まり、大会開催地への移動が迫った状態で新たな相手が決まった。そんな事態にも慌てず、騒がす。ケージのなかで見せる目まぐるしい動きとは対照的に、シモンは落ち着き払った強心臓ぶりを発揮していた。


――インタビューの直前に対戦相手がシャルル・ジョーダンからキャメロン・スマーザーマンに変わったことをUFCのPRチームから聞きました(※取材は10日に行われた)。

「僕は昨日の朝、ジョーダンの欠場を知らされた。新しい対戦相手が決まったのは夜だった。まぁ、どうなろうが戦うためにジョージアに来るしかなかったけど、そのまま未明にワシントン州を飛び立ってジョージアにやってきた。

MMAではこういうことは起こり得ることだ。そして僕はずっとこのスポーツをやってきたから、動揺することはなかった。UFCなら対戦相手を見つけることができるだろうし、気持ちを切らすことなくアトランタにやってくることができたよ。もう、戦う気持ちは創られているからね」

――以前もファイトウィークにこのような事態に陥ったことはあったのですか。

「UFCで戦う前に何度かあったよ。それもファイトゲームの一部だ。誰が相手になろうが、結局のところは僕自身がファイトしたい気持ちでいるわけだし。影響を受けることはない」

――とはいえジョーダン対策を数カ月行ってきて、違うスタイルのファイターと戦うことになります。

「相手のことを考えてもしょうがない。自分がどうあるべきか。僕はフルMMAファイターだから、ボクサー、キックボクサー、ムエタイファイターの誰が相手になっても削っていくだけ。自分のやるべきことをやる。何も問題ないよ」

――素晴らしい心構えですね。ところで前回のジャビット・シャバラット戦ですが、3連敗という苦しいなかで14勝1敗の新鋭との試合が組まれた。本当にUFCらしい厳しいマッチアップでした。

「それもワシントン州でのイベント、僕のホームでの試合だったからね。それがUFCだよ。世界のベストが集まっている。タフでない相手なんて存在しない。それに自分のスキル、戦略には自信を持って戦っている。このクレイジーなスポーツで、僕が負けたのはトップファイターばかりだ。2018年から7年間、将来のチャンピオンに過去のチャンピオン。元チャンピオンに勝ったことがファイター。そんな選手ばかりと戦ってきた。結果、自分に自信を持つことができるようになったんだ。

フィジカルもそうだし、メンタルも鍛え上げられたよ。と同時に前回の試合でKO勝ちをできたことで、自信を持って今回の試合に臨むことができる」

――今回も地元を離れて、アーヴァインのチーム・オーヤマでキャンプを行ったのですか。

「その通りだ。ほとんど、チーム・オーヤマで調整してきた。ジョニー・ヴァスケス、フェルナンド・パディーリャらタフな練習仲間が揃っている。特にジョーダンはフェザー級から階級を落としてきたから、今回はフェザー級のファイターと数多くスパーをこなしていたんだ。だからボディ的には、完全に整っている。コーチ・オーヤマもすぐにアトランタにやってきてくれるしね」

――しっかりと研究する時間はなかったと思いますが、スマーザーマンの印象を教えてください。

「タフな相手だよ。優れたボクサーで、パンチ力もある。でもさっきも言ったように、ここはUFCだから。弱い相手なんているわけがない。このタイミングで決まった試合だということを考えても、良い相手だよ。

ただ12勝5敗だろ。僕は21勝6敗だ。経験が違う。UFCでは3戦目と15戦目、この差は大きい。僕はオールドマンだけど、経験の差がモノをいうだろう。それにグラップリングではバンタム級でのトップだと自負している。誰とでも、この武器で戦うことができるよ」

――32歳。経験豊富だというのは絶対です。とはいえオールドマンではない。あのハイペースファイトが見られる限り、リッキーが年を取ったとは誰も思わないです。

「素晴らしいコーチの助けがあって、最高のゲームプランに基づいて動いている。だからプレッシャーを掛け続けることができるんだ」

――しんどい試合をいつも、やってのけていますね。

「この戦い方が好きなんだ。そして、年を重ねたことでリカバリーには時間を掛けているし、しっかりと体調管理をしている。セラピーも受けているんだ。そこは本当に気を付けている。本当のプロフェッショナルとして、体のケアはできるだけのことをしている。大きなケガもないし、32歳になってキャリア最高のコンディションを誇っているよ」

――では土曜日の夜も、ノンストップアクションに期待しています。

「そうだね。またドミネイトして勝つよ。そして、君にそっくりなヘアーを皆に披露する(笑)。見た目も良くなって、またボーナスを取りに行くよ」

――アハハハ。私の場合は地毛、本当にただのグレーヘアーです。ただリッキーは、ブロンドに染めましたね(笑)。リフレッシュしたかったのでしょうか。

「前回の試合の時に、弟が染めればクールだといってブロンドにしたんだ(笑)。で、結果が良かったから今回も染めたんだよ」

――ゲンを担いだわけですね。

「その通りだ(笑)。日本のファンにも、このヘアも含め僕の試合を楽しんでほしい」


■視聴方法(予定)
6月15日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午前7時45分~U-NEXT

■UFC ESPN69対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
カマル・ウスマン(米国)
ジョアキン・バックリー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ローズ・ナマジュナス(米国)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

<ミドル級/5分3R>
エドマン・シャバジアン(米国)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ブランデージ(米国)
ハオーニ・バルロセス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
コディ・ブランデージ(米国)
マンスール・アブドゥルマリック(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド(米国)
ウマル・シ(フランス)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ(英国)
ホドルフォ・ベラート(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ(米国)
コート・マッギー(米国)

<バンタム級/5分3R>
マルコム・ウェルメーカー(米国)
クリス・モウティーニョ(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・デーデン(米国)
ホセ・オチョア(ペルー)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
キャメロン・スマーザーマン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
フィル・ロウ(米国)
アンジェ・ルーザ(スイス)

<女子フライ級/5分3R>
ヴァネッサ・デモポウロス(ギリシャ)
ジェイミーリン・ホース(カナダ)

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BELLATOR MMA o PFL UFC ジョゼ・アルド マゴメド・マゴメドフ マルロン・ヴェラ リッキー・シモン

UFC316:第10試合・マリオ・バティスタ vs. パッチー・ミックス

バンタム級バティスタ10位。当初マルロン・ヴェラがバティスタと対戦予定だったが欠場。ちょうどそのタイミングでPFLからFAになったミックスがUFCと契約し、初戦でトップ10ランカーと対戦することに。

バティスタは31歳でUFC9勝2敗(1KO・3一本・5判定勝ち)。UFCデビュー戦でコーリー・サンドヘイゲンに敗れるなど、最初の4戦は2勝2敗だったが、そこから7連勝中。昨年1月にランカーのリッキー・シモンと対戦し、打撃で押し続けて判定勝ちしてランキング入り。10月にはビッグネームのジョゼ・アルドとの対戦が組まれ、組んでケージに押し込むだけという退屈な展開が続き、スプリット判定勝ち。メディアのジャッジはアルド支持とバティスタ支持がほぼ半々に割れたが、ファンの支持は圧倒的にアルド支持だった。柔術レスリングがバックボーンで、スタンドで頻繁に出入りして打撃をヒットさせ、チャンスがあればテイクダウンからの一本も狙える。

ミックスは31歳でUFCデビュー戦。MMA20勝1敗(2KO・13一本・5判定勝ち)。2019年にBellatorでデビュー。翌年、堀口が返上したベルトの王座決定戦でファン・アーチュレッタと対戦するが、判定負けでキャリア初(現在まで唯一)の黒星を喫する。2022年に開催されたバンタム級GPでは、一回戦で元王者の堀口と対戦。打撃で押す堀口・組んでバックキープするミックスで2Rずつ取り合った最終5Rにまたバックキープして判定勝ち。マゴメド・マゴメドフ、ラウフェオン・ストッツをフィニッシュして優勝すると、セルジオ・ペティスを破りバンタム級王者に。昨年5月には初防衛戦でマゴメドフと再戦。1~4Rまでジャッジの意見が全部割れるという接戦で、一者はマゴメドフに49-46をつけたが、ニ者がミックスを支持してスプリット判定勝ちしている。

オッズはバティスタ2.42倍、ミックス1.59倍。

オーソドックスのバティスタにミックスはサウスポー。バティスタがジャブから右を出して先に仕掛けていく。ミックスは様子見なのか、牽制の蹴りを見せるのみで手が出ない。パンチをボディに入れるバティスタ。パンチに対する反応が悪いミックス、バティスタの右を被弾している。バティスタが飛び込んだところで組んだミックスだがすぐに離れる。バティスタの飛び込んでの右が顔面にヒット。手数が多い。喧嘩四つで前足をミックスの右足の外側に回っていくバティスタ。右ボディから右ミドルを入れる。残り1分。ミックスも左を出したが当たりが浅い。飛び込んで右を入れるバティスタ。ミックス下がる。ホーン。

ミックスが手数で押したラウンドに。U-NEXT解説の堀口は「ミックスは立ち上がりけっこう見るので、これから出てくるのかと。それとも調子が悪いのか」とコメント。

2R。前に詰めてきたミックスあが、変わらずバティスタが左に回りながらパンチを出していく。バティスタのミドルをキャッチしたミックスだが足を引き抜いて離れるバティスタ。ミックスも手を出しているが、バティスタが手数を出していく。サウスポーにスイッチしたバティスタ。ミックスも手数を増やしてきた。詰めて組もうとしたミックスだがバティスタ離れる。バティスタの右がミックスの顔面にヒット。追っていくミックスだがサークリングしてかわすバティスタ。サウスポーの左ストレートを打ち込むバティスタ。右ボディ。右がヒット。ケージ際まで下がるミックスに右ボディ。2R終了。

インターバル中、ミックス陣営からはテイクダウンを狙えとの指示が出る。

3R。ミックスのシングルレッグをかわしてパンチを入れたバティスタバティスタは手数を出し続ける。ジャブを出すミックスだが、距離が合わず届いていない。圧を掛けてきたミックスだが、サークリングして詰めさせないバティスタ。ワンツーを入れたバティスタ。ボディ・顔面に打ち分ける。ミックスは両手を上げて打ち合えとアピールするが、苛立ちが見える。残り1分。バティスタがステップしながら打撃を打ち込む展開が続く。左を一発ヒットさせたミックス。バティスタが最後に飛び膝を見せてタイムアップ。

29-28、30-27、30-27の3-0でバティスタ勝利。Bellator王者ミックス、初戦は判定負け。

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UFC316:オッズ/予想と展望

メラブ・ドバリシビリ 1.29
ショーン・オマリー 3.70
ジュリアナ・ペーニャ 5.55
ケイラ・ハリソン 1.16
ケルヴィン・ガステラム 4.10
ジョー・パイファー 1.25
マリオ・バティスタ 2.42
パッチー・ミックス 1.59
ビセンテ・ルーケ 2.85
ケビン・ホランド 1.44
ブルーノ・シウバ 5.00
ジョシュア・ヴァン 1.19
ブレンドソン・ヒベイロ 5.00
アザマト・ムルザカノフ 1.19
セルゲイ・スピバック 1.80
ワルド・コルテス・アコスタ 2.05
ケイオス・ウィリアムス 1.42
アンドレアス・ガスタフソン 3.05
アリアネ・ダ・シウバ 3.95
ワン・ツォン 1.28
ジェカ・サラギ 4.50
ユ・ジュサン 1.22
クイラン・サルキルド 1.24
ヤナル・アシュモズ 4.30
マルケル・メデロス 1.31
マーク・チョインスキー 3.75

メインはバンタム級タイトルマッチ。ドバリシビリ vs. オマリーの再戦。ドバリシビリは昨年9月にオマリーからタイトルを奪取した後、今年1月に最強の挑戦者ウマル・ヌルマゴメドフから判定勝ちしてタイトル防衛に成功。

対するオマリーは前回ドバリシビリに敗れてから、年末RIZINのリングでの挨拶を経て、ドバリシビリとのリターンマッチにダイレクトで臨む。もともとペーパーチャンプと揶揄されていたオマリー。前回ドバリシビリのテイクダウン&コントロールになすすべなく、5Rに前蹴りでボディを効かせるも、ポイントに余裕のあったドバリシビリに逃げ切られて完敗してから、どの程度成長しているのか。そもそも対策でドバリシビリのテイクダウンを防げるなら、これまで誰かがやっているだろうし、ドバリシビリ以上のレスリング力・カーディオを持った選手が出てこない限りは厳しいのでは。今回も何も出来ずに負けるようだと、ドバリシビリが王者のうちはタイトル挑戦が回ってくることはないだろう。そう考えると2連戦はリターンも大きいがリスクも大きい。

前回の対戦から印象が変わる要素がないため、オッズはドバリシビリがフェイバリット。実は前回の対戦時には、まだオマリー幻想があったのか、オマリーがフェイバリットだった。

前回と同じ内容でドバリシビリ勝利と予想。

セミはPFLから移籍のハリソンが3戦目で王座挑戦。PFLでは女子ライト級というほぼ選手層が極めて薄いリーグで敵なしだったが、3年目に元UFCラリッサ・パチェコとの3度目の対戦で判定負け。その後階級をフェザー級に落とすと、UFCではさらに1階級落としてバンタムで出場。かなり過酷な減量をしているようだが、ここまでは試合でその影響は見せていない。しかし、初戦こそ元王者ホリー・ホルムに圧勝したが、昨年10月の前戦では、ケトレン・ヴィエラ相手にテイクダウンをなかなか奪えず、判定勝ちしたものの苦戦した印象を残している。

王者はかつてアマンダ・ヌネスを唯一タイトル戦で破ったペーニャ。1度目のヌネス戦では、ジャブを的確にヒットさせて削り、最後はバックからのチョークで一本勝ち。しかし7ヶ月後のダイレクトリマッチでは、パンチでダウンを喫すると、後半はヌネスにテイクダウンを取られて一方に攻められる展開で完敗。

先月、元バンタム級王者アマンダ・ヌネスが現役復帰を宣言しており、この試合の勝者への挑戦が期待されている。より厳密に言えば、期待されているのはハリソンとヌネスの対戦だろう。王者ペーニャが意地を見せることはできるか。オッズは大差でハリソンがフェイバリットだが、ヴィエラ戦を見る限り、オッズほどの楽な試合にはならないと思われるが。

ハリソン判定勝ち。

メインカードでの注目試合は、Bellatorバンタム級王者パッチー・ミックスの初参戦。先月FAとなったニュースが出たミックスだが、バンタム級10位バティスタと対戦する予定のマルロン・ヴェラが欠場。タイミング良くミックスがUFCと契約し、ナンバーシリーズのメインカードでランカー相手のUFCデビューが決まった。

バティスタは現在バンタム級で継続している連勝記録では王者メラブに次ぐ7連勝中。昨年1月にリッキー・シモンに勝ってランキング入り。昨年10月にはレジェンドのジョゼ・アルドと対戦し、組んでケージに押し込むという退屈な展開で判定勝ちしたが、ファンの多くはアルド勝利を支持する内容だった。アルド戦以外では、スタンドで積極的に手を出し、チャンスがあればテイクダウンからの極めも狙っていくアグレッシブなスタイル。テイクダウンを防いで距離を取り、打撃のヒットでポイントアウトするというスタイルに徹底されるとミックスも苦戦するかもしれない。

第1試合開始は8日朝7時から。速報します。

 

 

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45 AB K-1 MMA o ONE UFC アロンゾ・メニフィールド ダナ・ホワイト リッキー・シモン

UFC on ESPN+110:ポストファイトボーナス

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:リッキー・シモン、ジェアン・シウバ

ファイト・オブ・ザ・ナイト:アロンゾ・メニフィールド vs. ジュリアス・ウォーカー

ファイト・オブ・ザ・ナイトはこの試合よりフォント vs. マツモトに出してほしかった。許容範囲内とはいえ、押し気味の内容で無敗をストップされた上にボーナスもないとか、マツモト気の毒。

メインはもしアイポークで減点があったら1-0のドローになっていた試合。とはいえ、ヤドンがセフードのタックルを切り打撃で押す展開で、もしアイポークがなく続いていたとしてもヤドン有利は動かなかったように思えた。勝敗がついたとはいえ、すっきりとしない結末。

両者は試合後のインタビューでともにリマッチを要望していたが、ダナ・ホワイトは試合後の記者会見では「また見たいとは思わない。2,3ヶ月後に再戦を組むか?いいや」と再戦については否定的。

bloodyelbow.com

アイポークは偶発的ではあったが、ヤドンが指をずっと前に向けていたので、レフェリーがもっと早めに強く警告していれば防げたかもしれない。反則さえなければスリリングで面白い試合だと思ったが。

連続KO勝利で注目されていたジェアン・シウバはK-1タイトル挑戦者のバグダサリアンを1RでKOし、試合後にはブライス・ミッチェル戦をアピール。ミッチェルにとってはランク外の相手との対戦になりメリットは薄いが、Xで「シウバを謙虚にさせる」とリアクションしており、実現する可能性は高そう。

もう一人の有望株・ミドル級のマンスール・アブドゥル・マリクは大幅アンダードッグのニック・クラインのバックブローを効かされピンチに陥る場面もあったが凌いで逆転KO勝ち。逆境を乗り越えたところは良かったものの、勝って当然の相手に苦戦したのでは、すぐにランカークラスとの試合が組まれることはなさそうか。まだ8戦というキャリアを考えたら慌てる必要はないが。