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BELLATOR MMA ジュリアナ・ヴェラスケス デニス・キルホンツ リズ・カモーシェ

【Bellator241】体格差を理解したファイトで、ヴェラスケスがキルホンツを相手にスプリット防衛

<Bellator世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
ジュリアナ・ヴェラスケス(ブラジル)
Def.2-1:48-47.48-47.47-48
デニス・キルホンツ(オランダ)

同じ階級とは思えないほど大きなヴェラスケスに対し、キルホンツが右ローを蹴る。サウスポーのヴェラスケスはワイドスタンス、右足を大きく前に出している。ロングフックで前に出てきたキルホンツから距離を取ったヴェラスケスが右ジャブを伸ばす。ボディ、続いて左を伸ばすキルホンツが右ローを入れる。

ローをチェックしたヴェラスケス、キルホンツの狙いは刷り込み済みか。キルホンツは大きな振りを見せて、前に出ると素早いコンビネーションを繰り出すも距離が合っていない。組まれても不利な状況が、キルホンツの踏み込みを一歩後ろに踏みとどまらせているようだ。ジャブと関節蹴りをヴェラスケスが見せ、キルホンツは右ハイを蹴る。チャンピオンは左のパンチを顔に届かせ、ワンツーにはバックステップで間合いを取り直す。それでも右を見せて前に出てワンツーフックを入れた挑戦者が、さらに右フックを打ち込み初回をリードした。

2R、ジャブを当てて回るヴェラスケスに対し、キルホンツが追いかけてパンチを振るう。大振り気味のパンチが続くキルホンツの左ハイをブロックしたヴェラスケスがワンツー。そこにワンツーを狙うキルホンツは、左を2発ヒットさせる。ヴェラスケスも右ジャブを返すが、キルホンツはリーチを厭わずローを蹴る。カットしたチャンピオンが、初めてダブルレッグを見せ、すぐに離れた。

組みを見せたことが、どう影響するか。キルホンツは変わらずロングのオーバーハンドやフックを繰り出し、ローをチェックしてボディを伸ばす。ジャブに右フックを当てたキルホンツは、まずは当たる場所はどこでも構わないようなパンチでヴェラスケスに反応させて距離をつめ、追撃で顔面を当てたラウンドとなった。

3R、組みを有効に使った方が良いように感じるチャンピオンだが、左オーバーハンドにワンツー、直後にボディストレートを打たれる。ローを蹴り合い、ヴェラスケスが左を入れる。それでも前に出るのはチャレンジャーで、ヴェラスケスが近距離で左フックを被弾。近い距離で戦いたくないチャンピオン、これでは組みは使えない。

キルホンツは右を伸ばし、ジャブや左を被弾してもステップインから粗いフックを振るう。間合いを外すヴェラスケスは、ジャブを打って左ロー、スピニングバックフィストをかわす。ジャブで左目の下が腫れてきたキルホンツに対し、ヴェラスケスは近い距離でパンチを受けると組むことなく離れる。右ボディフックにヒザを狙ったヴェラスケスが、続く前進にも首相撲がヒザを突き上げると、直後にダブルレッグでテイクダウンを決める。残り10秒でテイクダウン、そのままクローズドに収まったヴェラスケスはポイントアウトできたか。

4R、ワンツーから左ローを蹴ったキルホンツ、ボディは届くが顔面へのヒットは少なくなっている。それでも右を当てたチャレンジャーに対し、ヴェラスケスはロングのコンビをサークリングでかわす。ヴェラスケは右ジャブだけでなく、左ストレートが当たるようになってくる。さらに前進に左ローを合わせるなど、見えているチャンピオンはジャブを引き続き伸ばす。

思うように攻めることができなくなったキルホンツは、ジャブを被弾しワンツーは届かない。それでも思い切ってフックから前に出るが、空振りも多く削られてきたか。逆に近い距離でワンツーフックを当てたヴェラスケスは、距離のマネージメントができている。それでもキルホンツもワキを差されてからのテイクダウン狙いを切り、相打ちで右フックを入れた。

最終回、ローの蹴り終わりに右をヒットさせたキルホンツ。ヴェラスケスの動きが一瞬止まり、勢いをつけてコンビネーションを振るう。すぐに回復し、足を使うチャンピオンも距離がややズレてきたか。ジャブをかわしたキルホンツがワンツーを入れ、ジャブを被弾しても前に出る。

自らローでスリップしたキルホンツは、直後に右を当てるもヴェラスケスがワンツーで反撃。パンチの打ち合いで距離が詰まり、王者がクリンチでヒザを狙う。クリーンヒットはせず、距離を取り直した両者──ヴェラスケスの左ロングリードが届く。ヴェラスケスは左を当てるが、その左をかわしたキルホンツも左フックを打ち込む。

残り40秒でテイクダウンを切ったキルホンツは、勢いをつけたいところで右ジャブを打立てる。構わず前に出てパンチを続けたキルホンツだったが、クリーンヒットはなく逆にヴェラスケスが飛びヒザを狙いタイムアップに。リスクコントロールし、体格差をいかしたジャブのヒット数を上回ったチャンピオンだが、パンチで動きが止まるシーンがも見られた。

結果、ジャッジは48-47で互いが取り合い、最後のコールは48-47でヴェラスケスが王座防衛に成功した。自身のサイズをしっかりと理解したファイトを見せたチャンピオンは「ジャブがたくさん当たり、右ストレートが有効だったと思う。外を取れて戦うことができた。まずイルマレイ、そしてリズ・カモーシェと挑戦者は2人いる」と話した。


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リズ・カモーシェ

UFC264:第3試合・ジェニファー・マイア vs. ジェシカ・アイ

女子フライ級。マイア4位、アイ7位。

前戦シェフチェンコのタイトルに挑戦したマイアだが、今回はランキング一桁同士の対戦だがアーリープレリムに。柔術ムエタイがバックボーンだが、2Rにテイクダウンを奪った他は、逆に倒されて下になる展開が長く、ほぼチャンスがない状態での判定負け。4位だが王者との実力差はかなりあり、再挑戦も今のところ期待できない。

アイもまた2019年にシェフチェンコのタイトルに挑戦したが2RKO負け。その後、ヴィヴィアニ・アロージョには5ポンドオーバーの上で判定勝ちし、そこから2連敗といいところなし。リズ・カモーシェがシェフチェンコに負けた直後にリリースされており、ランカーでも悠長に構えていられない。ストライカーだがKOは少なく、15勝のうち判定勝ちが11。

アイが間合いを詰めてパンチを打ち込んでいく。ボディを打ち込むアイにテンカオを返すマイア。マイアのハイをキャッチして倒したアイ。グラウンドには行かないアイだがマイアが足をかけて下から倒そうとする。アイ離れた。パンチをヒットさせていくアイ。マイアはハイを出す。しかしアイが回転の早いパンチの連打を当てていく。手数で圧されるマイア。マイアも打ち返しているが下がり気味。組んだマイアだがアイが投げてテイクダウン。ガードを取ったマイア。ホーン。

1Rアイ。

2R。またアイが詰めていく。マイアミドルをキャッチされ引き込み気味に下に。すぐスイープを仕掛けたがアイは立って離れる。アイがパンチをヒットさせていく展開が続く。マイアも打ち返しているが手数で劣る。残り1分。マイアのワンツーをもらったアイ。額をカットしている。マイア出ていくが、アイが組み付いてケージに押し込み時間を使う。ホーン。

カットはバッティングの模様。2Rは手数が五分。

2R。変わらず手数を出していき出るアイ。一発の威力ではマイア。打撃戦が続く。パンチオンリーのマイアに対し、アイはローも混ぜていく。残り1分でアイタックル。受け止めるマイアをケージに押し込むが、離れた。なおも出るアイ。額のカットが開いて顔面真っ赤。それでも手を出す。マイアのパンチをかわして右を打ち込み、マイアの首がのけぞる。残りわずかで組んでテイクダウンを狙ったがタイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でマイア勝利。

スタッツで見ると1,2Rのヒット数ではマイアが少し上。3Rはややアイだったが、1人はフルマークでマイアを支持した。

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BELLATOR ONE リズ・カモーシェ 渡辺華奈

『Bellator 261』でリズ・カモーシェに敗れた渡辺華奈がコメント「この結果を受け入れてまた這い上がって行きます」


 『Bellator 261: Johnson vs. Moldavsky』でリズ・カモーシェに1ラウンド0分35秒でTKO負けした渡辺華奈がインスタグラムでコメント。何が課題かはハッキリしているので、アジャストしていって欲しいところです。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator261 MMA リズ・カモーシェ 渡辺華奈

【Bellator261】リズ・カモーシェ、35秒で渡辺華奈に爆勝。この敗北から日本の女子MMAが何を学ぶか

<女子フェザー級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
Def.1R0分35秒by TKO
渡辺華奈(日本)

ワンツーから左を振るい、ローとパンチのコンビと序盤から手数が多いカモーシェ。渡辺もワンツーを返すが、届かない。そしてガードが低く、頭が固定されているので打ったところにパンチを被弾してしまう。右ローから渡辺の右フックに右をカモーシェが合わせる。この一発が効いたか、渡辺が下がる。すかさず距離を詰めたカモーシェが再び右をヒットし、渡辺はケージを背負う。

カモーシェは勢いづき、右を打ち抜くと渡辺の腰が落ちる。何とか踏み止まる渡辺だが、足が揃い危ない状態でパンチを連打される。再び腰が落ち、パンチを纏められるとレフェリーが試合をストップ。カモーシェが35秒の爆勝、「私はベルトが欲しいから、力強いフィニッシュを見せると言っていた通りよ」と笑顔を見せた。

大敗を喫した渡辺、この敗北は彼女の個人的な敗北ではない。日本の女子MMAは、ここから学ぶものは多いはずだ


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BELLATOR Bellator261 News ティモシー・ジョンソン ブログ リズ・カモーシェ ヴァレンティン・モルドフスキー 渡辺華奈

【Bellator261】計量終了 渡辺華奈✖リズ・カモーシェ、フェイスオフでも一歩も譲らず

【写真】スコット・コーカーが前を向いてといっても、それを無視してカモーシェに目線を送り続けた渡辺 (C)BELLATOR

24日(木・現地時間)、25日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナ で開催されるBellator261「Johnson vs Moldavsky」の計量が行われた。

コメインでリズ・カモーシェと対戦する渡辺華奈は、「ジュードービースト」とコールされて登壇。スケールの上でガッツポーズを取り、胸を拳で戦い鼓舞した。

フェイスオフ後スコット・コーカーから前を向くように2度、3度と促されて渡辺もカモーシェも一向にも視線を逸らさない。ついにはコーカーが「撮影が必要なんだ」と間に、巨体を割って入れ渡辺が前を向く。それでも渡辺を見続けたカモーシェ、相当な意地の張り合いが見られた。


今大会のメインはティモシー・ジョンソン✖ヴァレンティン・モルドフスキーの間で争われるBellator暫定世界ヘビー級王座決定戦だ。正規王者のライアン・ベイダーは現在ライトヘビー級ワールドGPに参戦中で、ヘビー級での活動活動は定かでない。

いずれにせよ1位のジョンソンより、3位のモルドフスキーが掛け率で上回る今回の暫定王座決定戦の勝者は、仮ながら暫らくの間はベラトール最重量級の頂点に君臨することになる。

■視聴方法(予定)
6月26日(土・日本時間)
午前7時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator261対戦カード

<Bellator暫定世界ヘビー級王座決定戦/5分5R>
ティモシー・ジョンソン: 260ポンド(117.93キロ)
ヴァレンティン・モルドフスキー: 234ポンド(106.14キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
リズ・カモーシェ: 125.5ポンド(56.92キロ)
渡辺華奈: 125.25ポンド(56.81キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・ヴェイケル: 145.5ポンド(66.0キロ)
ケオニ・ディッグス: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
マイルズ・ジュリー: 156ポンド(70.76キロ)
シドニー・アウトロー: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 206ポンド(93.44キロ)
シモン・ビヨン: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ソーレン・バク: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・リー: 155.25ポンド(70.42キロ)

<ライト級/5分3R>
アイザイア・ホキット: 154.75ポンド(70.19キロ)
コーリー・サミュエルス: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ: 136ポンド(61.69キロ)
コディ・マシューズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
テイラー・ジョンソン: 185.25ポンド(84.02キロ)
ランス・ライト: 185.75ポンド(84.25キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョン・マカパ: 144.75ポンド(65.65キロ)
ジョン・デ・ジーサス: 145.5ポンド(66.0キロ)

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BELLATOR Bellator261 MMA UFC YouTube リズ・カモーシェ 渡辺華奈

【Bellator261】挑戦権獲得へ。渡辺華奈「私が強いところも多い」✖カモーシェ「支配でなくフィニッシュ」

【写真】米国で2戦目。ここで勝てば挑戦権獲得は確実だろう (C)BELLATOR

25日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナ でBellator261「Johnson vs Moldavsky」が開催され、渡辺華奈が北米2戦目でリズ・カモーシェと対戦する。

ベルトを巻くことはできなかったが、StrikeforceとUFCでは2階級で世界王座に挑戦経験があるカモーシェは、渡辺にとってキャリア最強の相手といっても過言でない。ともに勝てばBellator世界女子フライ級王者ジュリアナ・ヴェラスケスへの挑戦が確実視されるなか、23日(水・同)に揃ってバーチャル・メディアデーに臨んだ。


「米国での試合も2度目なので慣れました。米国に来るのも疲れないで、飛行機の中も楽しんでいます」という渡辺は、柔道出身ということでロンダ・ラウジーに例えられることに関して「ロンダ・ラウジー選手に似ていると言われるのは、とても嬉しいです。ベリー・ハッピー。でも柔道のスタイルは違います。投げ技も寝技も全然違います」と柔道=ロンダ論に対して、返答をした。

現王者のヴェラスケスは、デニス・キルホンツとの王座防衛戦が7月16日(金・同)に控えているが、「ヴェラスケス選手が判定で勝つと思います。その勝者に私が挑戦します」とカモーシェ越えを宣言。

対して、タイトル挑戦に関しては並々ならぬ意気込みのカモーシェは「カナ・ワタナベは10勝0敗という素晴らしい戦績を持つタフな選手。でも私は連勝を止めるだけでなく、完全にドミネイトし、ストロングフィニッシュを狙うわ。コントロールし続けるだけじゃなく、パウンドアウト、サブミッションでフィニッシュする。それこそ挑戦権を手に入れるのにふさわしい勝利だから」と話した。

渡辺からはカモーショに関して「穴のないファイター。でも、私の方が強いところもたくさんもあります」という言葉が聞かれた。

組んで倒す、トップを取るまでの強さは間違いなく渡辺はワールドクラスだ。

特にカモーシェが打撃で間を制してなお、クリンチやボディロックを仕掛けようものなら、内股、払い腰、担いで一本に匹敵する投げを打てるだろう。

と同時にそこに行くまでにパンチを被弾することは、ここから上のファイターのパンチ力を考えると、そうそうできない。そしてトップを取った後のコントロールはどうか。背中をつけることもでき、優れたレスリングテクニックを持つカモーシェを抑えこみ、パウンドで削ること──それを早い段階でできれば、渡辺にも多いに勝機はある。

■視聴方法(予定)
6月26日(土・日本時間)
午前7時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator261対戦カード

<Bellator暫定世界ヘビー級王座決定戦/5分5R>
ティモシー・ジョンソン(米国)
ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア)

<女子フェザー級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
渡辺華奈(日本)

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・ヴェイケル(ドイツ)
ケオニ・ディッグス(米国)

<ライト級/5分3R>
マイルズ・ジュリー(米国)
シドニー・アウトロー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ(米国)
シモン・ビヨン(カメルーン)

<ライト級/5分3R>
ソーレン・バク(ノルウェー)
ボビー・リー(米国)

<ライト級/5分3R>
アイザイア・ホキット(米国)
コーリー・サミュエルス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ(米国)
コディ・マシューズ(米国)

<ミドル級/5分3R>
テイラー・ジョンソン(米国)
ランス・ライト(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジョン・マカパ(米国)
ジョン・デ・ジーサス(米国)

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BELLATOR Bellator261 News ブログ リズ・カモーシェ 渡辺華奈

【Bellator261】6月25日、渡辺華奈が世界王座挑戦へ最後の難関=リズ・カモーシェと対戦

【写真】MMAとして完成度云々は抜き、生物としての強さでカモーシェ戦を突破してほしい (C)BELLATOR

8日(火・現地時間)、25日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナで開催されるBellator261で渡辺華奈が、リズ・カモーシェと対戦することが発表された。

4月にアレハンドラ・ララをスプリット判定で下し、北米デビューを果たした渡辺が勝てばタイトル戦という試合に挑むこととなった。


Bellator女子フライ級で既に3位にランクされている渡辺、対するカモーシェは5位ランカーだが、戦績云々ではなく存在感として格上といって良い相手だ。

2013年2月、UFCにとって史上初めてとなる女子マッチでロンダ・ラウジーの持つUFC女子世界バンタム級に挑戦し、RNCで勝機を創ったカモーシェ。1984年生まれ、沖縄のインターナショナルスクールを卒業しているカモーシェは、父と同じ米国海兵隊に入隊し、5年間で3度の中東派兵も経験している。

2009年の除隊後、2010年3月にMMAデビューを果たし、4戦目でStrikeforceと契約、7戦目にマルース・クーネンの持つ世界バンタム級王座に挑戦した。さらには前述したロンダ戦だけでなく、UFC世界女子フライ級王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコにもチャレンジするなど、世界の戴冠はなくともトップとして活躍してきた。

シェフチェンコ戦後にBellatorとサインし、ディアナ・ベネット、ヴァネッサ・ポルトに連勝中のカモーシェは、レスリングと打撃が融合したスタイルの持ち主だ。過去に渡辺が戦ってきた対戦相手と比較しても、断トツにMMAとしての完成度は高いといって過言でない。

確かに組みだけの展開でいえば渡辺が上だろう。しかし、その前段階の打撃から組むという流れになると話は違ってくる。特に渡辺は勝利したとはいえ、前回のララ戦で打撃と組みの相手に間があり、パンチを被弾するシーンが見られた。

国内で戦っている間は、それほどパンチ力のある相手がいなかったこともあるが、北米であの間が存在するのは危ない。当然、渡辺陣営もそこの矯正に掛かっているであろうが、今回の試合に関しては殴られても良いから組むことが重要になってくる。

キレーに戦うよりも、組んで抑えて削り勝つ確率が現段階では高いはず。何はともあれ渡辺にはその身体能力と運動神経がある。本場のBellatorデビューから間髪入れずして決まったビッグファイト、ファイトスタイルの修正はこの試合に勝ってからでも良い──そう思えるだけの大切な試合だ。

そんな渡辺はBellator公式リリースで、今回の試合にむけて以下のような意気込みを寄せている。

渡辺華奈
「この大変な時期に再び、試合の機会を与えて頂き感謝しています。リズ・カモーシェ選手は経験豊かで、ずっと戦い続けてきた世界のトップの1人であることは疑いようがありません。彼女のような素晴らしい選手と戦うことは光栄ですし、彼女のことを心の底から尊敬しています。そして、私が世界のベストになることを皆に証明できるチャレンジができ、嬉しいです。この試合でも説得力のある戦いをして、世界王座挑戦を実現させたいです」

■Bellarto260視聴方法(予定)
6月12日(土・日本時間)
午前7時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellarto260対戦カード

<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ドゥグラス・リマ(ブラジル)
[挑戦者]ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)

<175ポンド契約/5分3R>
ポール・デイリー(英国)
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
エイデン・リー(英国)

<128ポンド契約/5分3R>
ヴァネッサ・ポルト(ブラジル)
イララ・ジョアニ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ダマルケス・ジャクソン(米国)
マーク・レミンガー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー(米国)
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)

<フェザー級/5分3R>
タイワン・クラストン(米国)
ジャスティン・ゴンザレス(米国)

<ライト級/5分3R>
ニック・ニューウェル(米国)
ボビー・キング(米国)

<150ポンド契約/5分3R>
ルカス・ブレナン(米国)
マシュー・スキビッキー(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
アマンダ・ベル(米国)
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレックス・ポリジィ(米国)
グスタボ・トゥルヒーリョ(キューバ)

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BELLATOR Bellator256 Report ブログ リズ・カモーシェ ヴェネッサ・ポルト

【Bellator256】淡々と、着実に動き続けたカモーシェがポルトから3-0の判定勝ち

<女子フライ級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ヴェネッサ・ポルト(ブラジル)

回るカモーシェに右ローを蹴ったポルト。カモーシェもサウスポーの構えから右カーフを蹴る。ポルトも右ローを返し、右ミドルを狙う。ローカーフを続けるカモーシェが右ストレートも届かせるように。さらに左インサイドローも蹴るカモーシェに対し、ポルトは右ミドルを繰り出す。ローから左ストレートをセットしていくカモーシェだが、ポルトも右ローを蹴り、組んだところで時間となった。

2R、オーソでも構えるカモーシェは右ローを蹴る。ポルトの右を2発受けてサウスポーに戻したカモーシェが組んで、ケージへ。左腕を差し合い、クラッチを組めないカモーシェがシングルへ。足を制さず絞めを狙ったポルトを大きく抱えてテイクダウンしたカモーシェは、立ち上がってきてもケージに押し込み続ける。残り1分40秒で離れると、ポルトが右を放ち、カモーシェがカウンターを狙う。回るカモーシェと、追いかけるポルト──その距離はほぼ変わることはなかった。

最終回、フットワークを使いステップインのカモーシェが、ポルトの前進はかわす。追いかけたポルトは、カモーシェのダブルレッグをスプロールして離れる。噛み合わない部分で勝負する両者、拳が届く距離になるとカモーシェの方が精度の高い攻撃を繰り出す。
当ててから離れるカモーシェは、スリップしたから尻もちをつく。

距離を詰めたポルトに対し、カモーシェは起き上りながらダブレッグ。ケージに詰めてシングルへ、右腕を差しあげたポルトが耐えると、ダーティボクシングでカモーシェが連打を入れる。互いにエルボーを放って離れると、時間は40秒を切っている。カモーシェが左ミドルから左ハイを見せ、ショートのパンチを纏めると最後はクリンチ&パンチで試合を締め判定勝ちを手にした。


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BELLATOR Bellator246 Report ディアナ・ベネット ブログ リズ・カモーシェ

【Bellator247】見事なスイッチ&バック奪取からRNC。カモーシェがベネット破りベラトール初陣飾る

<131.7ポンド契約/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
Def.3R3分17秒by RNC
ディアナ・ベネット(米国)

右オーバーハンドを見せ、ストレート&ローを繰り出したカモーシェが組みからバックに回り、一気にテイクダウンへ。ワンフック、トラックポジションもベネットが立ち上がる。ケージに詰めてヒザを入れるカモーシェが自ら離れる。ベネットは左ミドルを蹴るが、カモーシェがより勢いのあるローを返し、右ストレートを当てる。さらに右オーバーハンドを届かせたカモーシェが飛び込んでワンツー、ベネットは左を入れてテイクダウン狙いも逆にケージに押し込まれる。

逆にベネットは体を入れ替えるが、カモーシェはダブルレッグにクレイドルを合わせトップに。ベネットが腕を取りにいきつつ、立ち上がり初回が終わった。

2R、互いに間合をとる慎重ななかでカモーシェが右オーバーハンド、ベネットは前に出てワンツーもカウンターを受ける。それでも前に出るベネットがダブルレッグでカモーシェを肩に担ぎ、スラムしてテイクダウン。ハーフで抑えてアームロックを狙う。腕を抜いてハーフバタフライを取ったカモーシェだが、金網際で動きを制限される。

背中を譲っても立ち上がることができなかったカモーシェは引き込んで、ヒールフックへ。腹の下でカカトを抱えるも、ベネットが上体を起こしてパンチをワキ腹にいれる。そのままヒザを入れ、トップを取り切ったベネットは立ち上がってローを蹴り、ラウンドを取り返した。

最終回、シングルでベネットをケージに押し込んだカモーシェ。キムラでテイクダウンを耐えたベネットだが、クリンチで押し込まれる展開が続く。残り半分で体を入れ家、逆にベネットがダブルを仕掛けるも、カモーシェは見事なスイッチでバックへ回る。時間を少しおいて、背中に飛び乗ったカモーシェはRNCをセットアップし、横回転でグラウンドへ。パームトゥパームで絞め上げタップを奪った。


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BELLATOR Bellator246 News ジョン・フィッチ ネイマン・グレイシー パトリック・ミックス フアン・アルチュレタ ブログ リズ・カモーシェ

【Bellator246】計量終了 メインは堀口恭司の2ndターゲット? 王座決定戦アルチュレタ✖ミックス

【写真】ミックスの極めの強さが、ここでも見られるようだと堀口にとっても怖い相手になりそうなミックスだ (C)BELLATOR

ベラトール、2日連続大会の2日目が12日(土・現地時間)、今やホームと化したコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催され、11日(金・同)に計量が行われた。

ベラトールデビュー戦となるリズ・カモーシェと戦うディアナ・ベネットは6.7ポンドと3キロ以上もオーバー。

同様にデレック・カンポスと対戦するキオーニ・ディッグスも1ポンド・オーバー規約から1ポンド重く、メインカード4試合中2試合がキャッチウェイト戦に変更されることとなった。


そんな今大会のメインは堀口恭司が返上したBellator世界バンタム級王座決定戦=フアン・アルチュレタ✖パトリック・ミックス戦が組まれた。当初は8月にリッキー・バンテハスを破ったセルジオ・ペティスと、この試合の勝者が戦うという話もあったが、今大会で新王者が決まる。アルチュレタは現在休止しているフェザー級ワールドGPに出場も、初戦でパトリシオ・フレイレに敗れた。今年の1月にはそのままフェザー級でヘンリー・コラレスを下し再起を果たすと、4戦ぶりのバンタム級戦が今回の王座決定戦となった。

対するパトリック・ミックスは2016年5月のプロデビューから13連勝中で10試合でフィニッシュ、うち8勝が初回で勝利を手にしている。主にKOTCで挙げた勝利が多いが、現UFCファイターのアンドレ・イーウェル、ベラトールではリッキー・バンデハス、そしてRIZINでの元谷友貴が含まれているのだから、その極め力は本物──というだけでなく、どこまでの能力の高さを持っているのかと幻想すら持てる存在だ。

何より負傷も癒えて今年中の復帰を明言する堀口は、RIZIN後にベラトールで戦うことも視野に入れているという話もあり、明日ベルトを巻くのがアルチュレタとなるのか、ミックスなのか非常に気になるところだ。

またセミではジョン・フィッチとネイマン・グレイシーという──粘っこいMMAが好きなファンには見逃すことができない一戦が組まれた。

フォークスタイルMMA✖グレイシー柔術MMA、どのようなグラップリング戦が見られるのか、非常に楽しみだ。

■視聴方法(予定)
9月12日(土・日本時間)
午前9時45分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前11時00分~DAZN

■Bellator246計量結果

<Bellator世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
フアン・アルチュレタ: 134.6ポンド(61.05キロ)
パトリック・ミックス: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・フィッチ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ネイマン・グレイシー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リズ・カモーシェ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ディアナ・ベネット: 131.7ポンド(59.73キロ)

<ライト級/5分3R>
デレック・カンポス: 154ポンド(69.85キロ)
キオーニ・ディッグス: 157ポンド(71.21キロ)

<ミドル級/5分3R>
ダニエル・マドリッド: 184.4ポンド(83.64キロ)
パット・ケイシー: 185.6ポンド(84.18キロ)

<ミドル級/5分3R>
タイ・グワーダー: 184.2ポンド(83.55キロ)
ジョージ・トコス: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィオン・フランクリン: 264.7ポンド(120.06キロ)
ラス・ヒルトン: 245.5ポンド(111.35キロ)