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【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。ヤネス✖コスタ「1周回って40年前の技術が」

【写真】初回に全くハイキックが見えていなかったヤネスが、2Rに逆転KO勝ち。ここから見えてくる事象とは (C)Zuffa/UFC

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑師範とともに見てみたい。

武術的観点に立って見たエイドリアン・ヤネス✖ランディ・コスタとは?!


──エイドリアン・ヤネス✖ランディ・コスタ、これも不思議な試合でした。

「なんで、急にコスタはやられたんですか?」

──いや、それを尋ねるためにこの試合をピックアップさせていただいたわけで(笑)。

「あぁ、そうですよね(笑)」

──いずれにせよ、ヤネスがあれだけ初回にハイキックの連打に晒されて危ないシーンがあるとは思いもしていなかったです。試合前のインタビューで『無駄打ちはしない』、『僕の動きには全て答がある。勢いで攻める選手は、その逆にしてやられることもある』と言っていたのですが……。

「その割にはハイキックをボンボン貰ってしまったということですね。あのコスタという選手は空手なんですかね」

──そうなのかもしれないですが、UFCで戦う以前の映像をチェックするとあれほど蹴りを使ってはいなかったです。

「アデミールって呼びたくなりますよね。あれだけ蹴っていると(笑)。ただ、MMAをやるうえで空手のような蹴りを使うようになったということも考えられますね。これはショーン・オマリーとモウティーニョの試合に通じているのですが、受け返しや捌きがまるで出来ていない。

今のボクシングの距離でないところでボクシングのパンチを使う打撃戦に蹴りという要素が加わってくると、フルコンタクト空手で見られた……MMAでは使えないだろうと思われていた技術がまるでないんです。

ヤネスがそれができていれば、あのハイキックは1発も貰わないものです。でも、ヤネスはボクシングが軸となった打撃の練習しかしていないのでしょうね。構えも大きなボクシンググローブをつけた構えで、蹴りがある競技の構えではなかったです。あれでは後ろ回し蹴り、下からの上段前蹴りも見ないです。

大きなグローブをつけたパンチに対する受け返しなんだと思います。彼がやってきていることは。でもコスタには蹴りがあった。そしてグローブもMMAグローブで小さい。素手やMMAグローブの打撃と、ボクシンググローブでは打撃はもう別物じゃないですか」

──ハイ。

「素手やMMAグローブだと、この方が良いという構えや受け方は存在しています。ただし、この受け返しや捌きに関しては武術的観点から見ると、私は真っ向から反対する立場を取っています」

──武術には攻防は必要ないからでしょうか。

「そうです。武術に攻防はあってはいけないです。だいたい受け返していると、入れない。私の考える究極の武術は受け返しでも、カウンターでもなく『入って』いくことです。それは居ついていたらできたい。受け返し、カウンターは居着いた行為でありそれは武術にはならない。ですが、この結論は受け返しをやってきた人間がある時を境に『これではダメだ、入れない』と思うようになった結果ですね。

受けも返しも、捌きも相手が攻撃することを合意している状態、つまり居着いた状態にあります。武術とは相手に攻撃させない、いわば相手だけ居つかせた状態にすることが一つの到達点ですから受け返し、捌きは否定しているんです。

それでも──入れない選手が、そこを使えないと『負けろ』と言っているようなもの。そんなバカな話はない。試合は武術なんて使えなくても、勝てば良いので。そうなった時に私にとっては原点も原点、40年前に習った技術を北米の最高峰で戦っている有望格が全く知らないことが分かりました。

ミドルを蹴って来られたら、こうやって受けて返します。後ろ回し蹴りを蹴ってきたら、こちら側にズレますよ──とか。ハイキックはこうやって防御しますよということが分かっていないんだなって。これがボクシンググローブをつけたキックなら、また話が違ってきます。

ただ素手やMMAグローブのような裸拳に近い状態で構えた時に一番有効な受け方、返し方、そして捌き方という技術が、ちょうどピッタリと今のMMAで使えるというのが、ホントに驚かされました」

──MMAに受け返し、捌きが必要だというのは、実はMMAが進化してきたから、それらが必要になったのではないかと……。

「その通りです。受け返しをやらなくても、蹴りの攻防で勝てていたのが、そこを身につけていないと勝てなくなってきた。あっ、でも私がここで言っている受け返しや捌きは、今のフルコンで見られるモノではないです。70年代、80年代のフルコンで見られた技術です」

──つまり当時の極真空手は、ルールでは禁じられていても顔面殴打があったらどうなるのかを考慮して戦っていたから、今のMMAで使えるということですか。

「そうです。それが90年代になって、ルールで禁じられたモノを考慮するよりも、このルールで勝たないとしょうがねぇだろうという風潮になり、顔面パンチがあればということは無視された技術が発展していったのです。

そうなる以前、『顔面パンチがあれば、こうだよな』とかやってきた技術体系が、今になってMMAに生きる。それがあれば勝てるとは言わないですけど、使えるということなんです。巡り巡って、1周回ったということなのでしょうね」

──ただし、ハイへの受け返しができていないヤネスが逆転勝ちを収めした。なぜ、コスタはあのまま攻勢を維持できなかったのか。

「マネージメントができていないことはあるでしょうね。何もハイが当たっているからって、ハイばかり蹴る必要はないです。完全にヤネスの意識はハイキックにいっているのだからミドルでもローでもいくらでも当たるのに。それを手っ取り早く頭を蹴って終わらせようとしてしまったのか。結果、粘られてしまって心が折れたのか。

1Rの終盤にはもうコスタの質量は落ちました。足が上がらなくなっていて。そういうところをヤネスは見えているじゃないでしょうか。技術的にはヤネスはハイを捌くことはできていない。できていれば、すぐに倒せていたでしょうね。それでも、あの状態で勝負をモノにしてしまうのは──彼は勝負の本質を理解しているのかもしれないです。技術云々でないところで、『こんな蹴りは、すぐに使えなくなる』ということが分かっている。

彼はコスタと違って、マネージメントができている。そして倒せる。倒すのもマネージメントの一つの形ですから。倒そうとしたところで、倒されることはいくらでもある。それが分かっているのでしょう。ヤネスというファイターは、上にいっても勝てる選手になる可能性を持っています。試合のなかで起きたことへの処理能力を兼ね備えている。優秀なアスリートなんです」

──ハイキックが見えていなくても?

「ハイキックが受けられないのは、一つの要素です。彼がこのままで良いと思うなら、そのままやれば良いですし。でも腕前は、挙げた方が良い。そうすれば、もっと安定した戦い方ができるはず。それがまだできていなくても、結果的に勝った。ヤネスは上にいっても、トップの人間が戦い方を切り替えてくることを理解して戦えるでしょう。勝負どころを逃さない……そんなヤネスも15位に入っていない。UFCというのは、つくづく強くて当たり前の世界なんですね」

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Report UFC UFC ESPN27 エイドリアン・ヤネス ブログ ランディ・コスタ

【UFC ESPN27】初回にコスタの猛攻受けたエイドリアン・ヤネスが、ボディからアッパーで逆転KO

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス(米国)
Def.2R2分11秒by KO
ランディ・コスタ(米国)

鋭い左ハイを蹴るコスタ。2発目をガードしたヤネスだが、パンチからの右ハイが頭部をかすめる。右ハイをもう一つ見せ、スイッチしたコスタが左ミドルから左ハイと蹴りで先制する。さらに左ジャブから右ストレート、ヤネスを圧倒するコスタがジャブから前に出てケージにヤネスを追い込む。

ここで右を当て、右ロー、ジャブを入れるとヤネスは右ストレートを空振りする。スイッチから左ミドル、オーソで左ジャブを当てるコスタがジャブから右フック、右オーバーハンド、さらに左ストレートと攻め続ける。顔面を真っ赤に染めたヤネスは、左ジャブから右ストレートを被弾し、ワンツーを返すと右をヒットさせる。

前に出るようになったヤネスが、右ストレートにも左フックを打ち、右を当てて関節蹴り、さらに右オーバーハンドとペースの落ちたコスタを逆に攻めていく。コスタは右ハイを返したが、左ボディフックを打たれ時間に。序盤のリードをコスタが守って初回を取った。

2R、ヤネスが右関節蹴り、コスタが左ジャブを入れる。ヤネスが右ハイ、前に出て右を当てるが、ジャブの差し合いはコスタに部がある。コスタはジャブから左ミドルを蹴り、ヤネスも右を打ち返す。近い距離でジャブを連続し、右を当てたヤナスはコスタのテイクダウン狙いを押し返す。

動き完全に落ちたコスタは、ガードを固めてパンチを打たれると、ケージを背負って右から左のボディを痛打され、右アッパーで両ヒザをマットにつけてしまう。座ったままでガードを固めたコスタにパンチを連打したヤネスが、逆転KO勝ちを決めた。

「立ち上がりは、動きが遅すぎた。そしてコスタは素早かった。なぜか分からないけど、そういう感じだった。2RにKO勝ちできると予想していて、1Rはウォーになるとは思っていた。思ってはいたけど、とにかくパフォーマンスが酷すぎたよ」とヤネスはタフファイトを振り返った。


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LFA MMA TJ・ディラショー UFC UFC ESPN27 YouTube エイドリアン・ヤネス コリー・サンドハーゲン ミランダ・マーヴェリック メイシー・バーバー ランディ・コスタ

【UFC ESPN27】「本当のメイシー・バーバーが帰ってきた」。マーヴェリックと対戦─メイシー・バーバー

【写真】23歳、8勝2敗のメイシー・バーバーが24歳、9勝2敗のミランダ・マーヴェリックと対戦。2人も肩回りと僧帽筋がとてつもなく発達している (C)Zuffa/UFC

24日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFC on ESPN27「Sandhagen vs Dillashaw」で、メイシー・バーバーが復活を賭して、ミランダ・マーヴェリックと相対する。

LFAでのプロMMAデビュー以来、アグレッシブかつウェルラウンダーぶりを見せつけたバーバーは、5戦目のコンテンダーシリーズを経て、6戦目でUFCデビューを果たした。オクタゴンでも3試合連続フィニッシュと飛ぶ鳥を落とす勢いだった彼女だが、2020年1月のロクダン・モダフェリ戦でプロ初黒星、ヒザの負傷もあり1年のレイオフを経験する。

復活を賭した今年の2月のアレクサ・グラッソ戦でも、試合勘の鈍りからが、ヒザの手術が影響したのか、以前の勢いの良さは見られず判定負けを喫した。

初めて壁にぶつかったバーバー。この間にUFCと契約して2連勝中のマーヴェリックとの試合を控えた彼女を初インタビューした。プレッシャーの欠片も感じられない、明るい言葉に終始したメイシー・バーバー、完全復活なるか。


──ミランダ・マーヴェリックと土曜日の夜に戦います(※取材は現地の21日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「絶好調よ。スーパーエキサイティング。しっかりと練習してきたし、もう準備はできているわ」

──デビューから8連勝と負け知らずだったメイシーですが、2020年1月ロクサン・モダフェリ戦で敗れ、ACLを負傷しました。そして今年の2月の再起戦でアレクサ・グラッソに敗れ現在2連敗中です。

「最初の敗戦はヒザを捻って、どうしようもなかった。もちろん、初めて負けて精神的にもハードだったし。そこからパンデミックも起こって、また負けて……。でも、この半年間は以前のように練習できるようになったし、この間に私がどう過ごしてきたかをミランダとの試合で見せつけるつもりよ」

──敗北を知り、そこから立ち上がった者が本物のファイターになるという見方もあります。

「その通りね。私にとって貴重な経験になったし、やっぱり無敗でいるって気付かないうちにプレッシャーになっていたって分かったの。また、やり直しだけど楽しみにしているわ」

──ACLの負傷から手術を行い、不安はないですか。

「ヒザは全く問題ないわ。今も、この試合に向けての調整期間も一切気にすることもなかったし。手術前と今の違いは、チョットした時にヒザの回りの皮膚感覚が違うぐらいで。ホント、それ以外は何も変わったところがないから気にならないのよ。痛みでもないし、変な感じってぐらいね(笑)」

──ヒザの影響でファイティング・スタイルが変わることもなかったですか。

「ノー、全くないわ。カムバックしてからも、以前と同じように戦えているわ。ヒザを負傷したことで、変わったのはファイトスタイルよりも気持ちの面ね。以前より、もっと集中するようになったと思う。

今からすると、私はちょっとイージーにトップランクのファイターになってしまっていたみたいで。色々な人が私のことを知って、なんかアイドル的に見られることもあった。自分が自分でないような立場になっていたのよ。

このスポーツのトップで戦うには、フィジカルでもメンタル揃って問題ない状態でないと。今、メンタル的には以前と比較して落ち着いているし、ポジティブよ。凄く穏やかでハッピーだから」

──精神面に関しては、パンデミックという厳しい時を過ごし、米国ではようやく社会がオープンになったことも影響していないですか。

「確かにそれもあるかもね。パンデミックが起こり、ロックダウンになった時は、私もヒザの負傷があったからこそ、家に閉じこもっていることに我慢できていたかな。

でもカリフォルニアでも、徐々に制約が解かれていて、かなりオープンになったし。今回のキャンプは前回の試合の時と違って、パンデミック以前と変わりなくチーム・アルファメールでトレーニングすることができたわ」

──チーム・アルファメールには3人の日本人ファイターが練習していますね。

「テル(石原夜叉坊)も今週末に試合があるわよね。テル、ナミキ(川原波輝)、それと……もう1人……」

──田中路教選手ですね。

「そうね、イエス。きっとそう。アハハハハ。1人だけ分からないなんて問題だから、イエスよ。困らせないでよ(笑)」

──申し訳ありません。今回は同世代のミランダ・マーヴェリックとの試合です。彼女が女子ストロー級で13位、メイシーが14位です。

「ぶっ飛ばすわよ(笑)。そして、私のポジションを取り戻す。アハハハ。まぁ彼女はINVICTA FC上がりでタフよね」

──打撃ではメイシーかと思いますが、テイクダウンが加わると彼女の打撃も相当に有効に感じます。

「う~ん、そのコンビネーションを出させないだけの経験が私にはあると思っているわ。私の方がハイレベルだと、ケージで証明してみせるから。

本当の意味で、メイシー・バーバーが戻ってきた──そういう試合をするから。もう過去2試合のことは過ぎたこと。本当のメイシー・バーバーが戻ってきた……リアルなザ・フューチャーがね。ヘルシーでハッピーなメイシー・バーバーが、ミランダ・メーヴェリックを支配するの。

だから日本のUFCファンの皆も、ザ・フューチャーを応援してね」

■視聴方法(予定)
7月25日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN27対戦カード

<バンタム級/5分5R>
コリー・サンドハーゲン(米国)
TJ・ディラショー(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイル・フィリップス(米国)
パウリアン・パイヴァ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
デリック・マイナー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー(米国)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス(米国)
ランディ・コスタ(米国)

<ミドル級/5分3R>
プナヘラ・ソリアーノ(米国)
ブレンダン・アレン(米国)

<ミドル級/5分3R>
イアン・ハイニッチ(米国)
ナソーディン・イマボフ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガル(米国)
ジョーダン・ウィリアムス(米国)

<バンタム級/5分3R>
フリオ・アルセ(米国)
アンドレ・イーウェル(米国)

<女子フライ級/5分3R>
シジャラー・ユーバンクス(ブラジル)
エリース・リード(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
ハンナ・ゴールディ(米国)

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LFA MMA TJ・ディラショー UFC UFC ESPN27 エイドリアン・ヤネス キック コリー・サンドハーゲン ショーン・オマリー ボクシング ランディ・コスタ

【UFC ESPN27】ランディ・コスタとKO必死マッチ、エイドリアン・ヤネス─02─「僕に無駄打ちはない」

【写真】どんなMMA IQの高いファイトを見せてくれるか! エイドリアン・ヤネス(C)Zuffa/UFC

24日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFC on ESPN27「Sandhagen vs Dillashaw」でランディ・コスタと戦う、エイドリアン・ヤネス・インタビュー後編。

LFAでのカイル・エストラーダ戦を契機に、自身のバランス、スタンスが大きく変わったというヤネスは、スプリットで辛勝したこの一戦後、コンテンダーシリーズとUFCで3試合連続KO勝ちしている。

「無駄打ちはない」、「ジャブのためのジャブは打たない」、「全ての打撃に意味がある」。エイドリアン・ヤネスの自信に満ち溢れた言葉に耳を傾けてほしい。

<エイドリアン・ヤネス・インタビューPart.01はコチラから>


──ボクシングがベースでMMAに転向したけわけでなく、MMAを想定した打撃をソリツ・コーチに仕込まれてわけですね。

「MMAファイターとして、何がベースかといえば柔術だよ。そして父から習ったボクシングだけでは、MMAで戦うには十分ではなかった。

とはいえ、父が仕事から戻ってきて疲れた体で教えてくれたボクシングは、僕にたくさんのモノをもたらしてくれた。今も、父に教わったボクシングは僕のファイトに生きているよ」

──ボクシング&レスリングのMMAファイターは、前足重心でステップインをしていくことが多いですが、エイドリアンの構えは後ろ足重心ですね。

「それはコーチのソウルの教えだよ。以前の僕は前にばかり移動していた。大きく踏み込んでね。それだと足を蹴られると、まず彼に教わった。ソウルは僕のスパーリングパートナーに、レッグキックを狙えと指示したんだ。

蹴られまくったよ(笑)。痛みを伴う指導だった。それからアジャストを重ね、少しずつ良くなってきた。ただ、本当の意味で転機になったのは2019年11月のLFAでのカイル・エストラーダ戦だった。

彼に蹴られまくったことで、チェックにしても何しても僕のスタンスは凄く変わった。良くなったんだ。あの後の試合は、バランスをよく取って戦えている。特にスタンスは変わったと思う。僕はスイッチヒッターだけど、ここ最近はスイッチする必要なく戦えているんだ」

──ランディ・コスタ戦はファイヤーワークスが期待されていますが、実のところエイドリアンがやるべきことをすれば、打ち合いになることは無いのではないかと思っています。

「そうだね。彼のパンチは手打ちで、動きが大きい。打ち始めを見極めやすいのは確かだ。カウンター……そう、僕は人のミスに付け込んでカウンターを打つようにしている。ボクシングを見ていても、そういうところばかりが気になるようになったんだ。

大振りした選手のミスを見逃さず、3発パンチを入れる。そういう試合をしたいと思う。ただ、ここ最近のランディの試合を見ると、彼も以前のような大振りで前進を繰り返すファイターじゃないことは明白だよ。

テクニックが向上しているし、スピードも僕と同じぐらいある。爆発力もある。僕らの持っている技術は違うけど、パワーとスピードは互角だろう。その上でランディは序盤から勝負を賭けてくるから、タイミングを見計らってカウンターを打ち込みたい。

僕の打撃には無駄打ちがない。全ての攻撃が、何かの仕掛けになっている。ただ意味もなくパンチを出さない……ジャブを打つためのジャブは使わないんだ。そんなジャブは意味がないから。ジャブもキックも、意味があるから使う。それがKOに直結しなくても、KOに結びつくように。

攻撃の皮切りとなるパンチでKOは狙わないよ。KOへの一歩になるだけで。僕のKOはドミネイトしたうえで、効果的な攻撃を当てた結果なんだ」

──凄く興味深いです。グスタボ・ロペス戦も、そのように試合を支配して最後は右のカウンターショットでした。

「あの試合もグスタボの細かいミスを見極め、彼の動きに合わせて戦った。全てを整えて、KOパンチを繰り出したんだ」

──コスタ戦でもエイドライアンがどのような組み立てをして、どう効果的にパンチを入れるのか楽しみにしています。バンタム級は層が異常に厚いです。コリー・サンドハーゲン、ピョートル・ヤン、ショーン・オマリー、素晴らしいストライカーが揃っていますが、自身の打撃に関してどれほど自信を持っていますか。

「ボクシングに限っていえば、トップ3にはいるだろう」

──おお!!

「打撃全面でいえば……それでもトップ10にいるはずだ。僕より目立っているストライカーもいるけど、無駄なパンチ、無駄なコンビネーションが多い。打撃に関して、僕と同じような精神構造をしていないんだ。そうだね、そうやって考えると、僕の打撃はトップ5だね(笑)。

IQ打撃は、自分がどこにいて、どういうタイミングでパンチや蹴りを使うのか把握していないと使えない。そういう組み立てができない選手は、少なくないよ。結果的にKOする選手は、いつか結果的にKO負けするんだ。

オープンハンドから左フックでKO勝ち、結論が同じでも僕には無駄打ちはない。そこには高度なMMA IQが必要になってくるんだ」

──いやぁ、そこまでの言葉を聞くとエイドリアンのファイトが楽しみでならないです。このインタビューを読んで、同じ気持ちになった日本のファンにメッセージをお願いします。

「多くのテクニックが詰まったショーを見てもらうよ。これだけ打撃のことばかり話してきたけど、試合がグラウンドになれば黒帯柔術家としての力を発揮して戦いたい。

テクニックをフルに使ったエンターテイメント・ファイトを日本の皆にも見てもらいたい。そのためにハードはキャンプをやってきたから。日本のファンに、僕の全能力を見てほしい。そのために全力で戦うよ」

■視聴方法(予定)
7月25日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN27対戦カード

<バンタム級/5分5R>
コリー・サンドハーゲン(米国)
TJ・ディラショー(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイル・フィリップス(米国)
パウリアン・パイヴァ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
デリック・マイナー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー(米国)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス(米国)
ランディ・コスタ(米国)

<ミドル級/5分3R>
プナヘラ・ソリアーノ(米国)
ブレンダン・アレン(米国)

<ミドル級/5分3R>
イアン・ハイニッチ(米国)
ナソーディン・イマボフ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガル(米国)
ジョーダン・ウィリアムス(米国)

<バンタム級/5分3R>
フリオ・アルセ(米国)
アンドレ・イーウェル(米国)

<女子フライ級/5分3R>
シジャラー・ユーバンクス(ブラジル)
エリース・リード(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
ハンナ・ゴールディ(米国)

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MMA TJ・ディラショー UFC UFC ESPN27 エイドリアン・ヤネス コリー・サンドハーゲン ランディ・コスタ

【UFC ESPN27】TJ・ディラショー戦へ、コリー・サンドハーゲン─02─「せめぎ合いになっても勝つのは僕」

【写真】ついにタイトル挑戦を明言したコリー・サンドハーゲン (C)Zuffa/UFC

24日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN27「Sandhagen vs Dillashaw」が開催される。同大会のメインでTJ・ディラショーと対戦するコリー・サンドハーゲン・インタビュー後編。

自身のMMAは全ての要素が途切れることなく繋がっている──サークルだというサンドハーゲンは、サークルとなったMMAを試合で確実に実行できるようになったと自信を深める。

そして、ついに彼はディラショーに勝ってUFC世界バンタム級のベルトに挑戦することを明言した。

<コリー・サンドハーゲン・インタビューPart.01はコチラから>

──TJはウェルラウンダーですが、どちらかというとグラウンドにならないで戦うことが多いと思います。対して、コリーは寝技になり、背中を下にしても構わないスタイルではないでしょうか。

「TJは何でもできるよ。打撃と同じようにレスリング、そして柔術も優れている。だから、どういう戦略を立ててくるか興味深い。うん、そこに関しては好奇心を持っているよ。と同時に、僕自身は柔軟性を持って戦う。TJと戦う時には、そういう考えでいないと全てに対応できないからね」

──何でもできるTJですが、どこか一番の長所だと思いますか。

「競争力があることだよ。生まれつき決定的な一発を持っている。ナチュラルキラーなんだ。そのうえアグレッシブだし、ちゃんと対応しないと一気に流れを持っていかれる。それと敗北を恐れずに戦うところから。そこが本当に厄介なところだよ。

ただし、全てを想定してトレーニングを積んできた。ハードな戦いになるだろうけど、TJにとっても僕との試合はこれまでのようにはいかないよ」

──TJはシングルレッグからバックを奪取することにも、長けているかと思います。シングルからワキを潜ってバックに回る速さは、ピカ一でした。

「テイクダウンも上手いんだよなぁ。う~ん、まぁレスリングでもやりあうよ。そうなっても全く構わない。彼がレスリングをしたいなら、レッスルも受けて立つ」

──レスリングは受けて立つ、ではその先の柔術はどうでしょうか。

「今の僕にとってはレスリングと柔術は同意語だ。レスリングと柔術が組み合わさって、グラップリングになっている。そうだね、レッスルする準備ではなく、グラップルする準備はできていると言い直さないとね(笑)。

今やMMAを戦ううえで柔術とレスリングは分かれていない。グラップリングとして、一つになっているからね」

──まさにサークル化しているということですね。

「その通りだよ。ずっとMMAを戦ってきて、その経験が全て良い方向で消化できている。そして、自分のすべきことをしっかりとケージの中で実行できるようになった。ここまで来るのに数多くの経験をして、学ぶことは膨大にあった。

凄く長い時間を要したから、今は柔軟に考えて、円滑にMMAを戦うことができる自信があるんだ。全てが一つに繋がり、必要なことを臨機応援に遂行する。それこそが僕の最大のアドバンテージだ。

もう僕はチャンピオン・レベルになっていると断言できるよ」

──おお、力強い言葉です。そのアドバンテージを持ち、何をファンに魅せたいですか。

「勝って、次はベルトに挑戦する姿を見てほしい」

──フランキー・エドガーに勝った後、アルジャメイン・ステーリングが反則勝ちでタイトルを得たため、ピョートル・ヤンとは再戦があるかもしれないという状況下で、タイトル挑戦は急がないと言っていました。もうチャンピオンになる時がやってきたと?

「イエス。僕がチャンピオンになる時だよ」

──そのためにTJ戦ですべきことは?

「黙っていても、僕の試合はエキサイティングになるだろう。KOしないといけないとか、心配する必要はない。僕の勝利は、ファンが楽しめる試合だからね。常に動き続けることができるし、色々な攻めを見せるから退屈な想いはさせない。また、これまでと同じように戦うだけさ」

──皆、ハイライトリール・フィニッシュを求めていると思います。その期待にコリーは応えてきました。我がままを言わせてもらうと、フランキーとの試合よりタフで、もう少し長期戦を見てみたい気もします(笑)。

「望むところだよ(笑)。ハイライトリールKOは、短期間で名前を挙げるのに役立つ。でもね、僕も本来は君と同じでタフな試合で、技術の攻防が見たい派なんだ。2人のファイターのせめぎ合いがね。そういう試合になったとしても、この試合──勝つのは僕だから」

──コリー、今日もありがとうございました。以前のインタビューで、ガールフレンドのお父さんが日本人だということを教えてくれ、日本のUFCファンはさらにコリー・サンドハーゲンを支持するようになりました。そんな日本のファンに一言をお願いします。

「今の彼女との関係は良好だよ。彼女のお父さんから日本のカルチャーについて色々と教えてもらっている。この前にも言ったように、日本を訪れることは僕のリストの中にしっかりと入っている。COVIDE19が終息したら、必ず日本へ行く。僕のサポートしてくれてから、皆はオリンピックゲームを楽しんでほしい(笑)。

そうだ、ガールフレンドのダディが『シブシブ』を作ってくれて。アレが、僕は大好きなんだよ」

──しゃぶしゃぶ、ですね(笑)。

「そう、シャブシャブだ(笑)。いつか日本でしゃぶしゃぶと食べてみたいね」

■視聴方法(予定)
7月25日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN27対戦カード

<バンタム級/5分5R>
コリー・サンドハーゲン(米国)
TJ・ディラショー(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイル・フィリップス(米国)
パウリアン・パイヴァ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
デリック・マイナー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー(米国)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス(米国)
ランディ・コスタ(米国)

<ミドル級/5分3R>
プナヘラ・ソリアーノ(米国)
ブレンダン・アレン(米国)

<ミドル級/5分3R>
イアン・ハイニッチ(米国)
ナソーディン・イマボフ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガル(米国)
ジョーダン・ウィリアムス(米国)

<バンタム級/5分3R>
フリオ・アルセ(米国)
アンドレ・イーウェル(米国)

<女子フライ級/5分3R>
シジャラー・ユーバンクス(ブラジル)
エリース・リード(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
ハンナ・ゴールディ(米国)

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Interview UFC UFC ESPN27 エイドリアン・ヤネス ブログ ランディ・コスタ

【UFC ESPN27】相手の正面に立たない男、エイドリアン・ヤネス─01─「ボクシングをクリアーに」

【写真】キャリア13勝3敗の27歳、エイドリアン・ヤネスの距離の取り方と移動はその距離とステップに超注目だ (C)MMAPLANET

24日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFC on ESPN27「Sandhagen vs Dillashaw」で、エイドリアン・ヤネスがランディ・コスタと戦う。

Legacy FCからLFAへ。そしてコンテンダーシリーズからUFCにステップアップを果たしたヤネスは、ボクサーだった父の影響でファイトを始め、その父に相手の正面に立たないボクシングを叩きこまれた。そのように彼のキャリアが伝えられてきたが、実際には父の教えをより昇華させたコーチとの出会いがあったという。

最強&最高UFCバンタム級戦線にあって、特異な存在感を持つエイドリアン・ヤネスの打撃論とは?


──LFAでエイドリアンの試合を視て以来、非常に興味深い打撃のスキルの持ち主ということで注目してきました。今回、インタビューを受けていただきありがとうございます。エイドリアンの声を日本のファンに届けることができて嬉しいです。

「僕の方こそ、ありがとう。日本のファンは凄くMMAのことが分かっていて、選手をリスペクトしてくれると聞いているよ。そういうファンの前に1度、試合をしてみたいんだ」

──土曜日の夜にランディ・コスタと戦います。今の調子はいかがですか。

「トレーニング・キャンプが凄く上手くいって、全て順調にやってこられたよ。キャンプの成果が、試合で出ることを期待している。精神的にも最高潮だし、そこも凄く大きいよ」

──3月に勝利した時、5月に地元ヒューストンの有観客大会に出たいとアピールしましたが、その時ばかりか2週間後のトヨタセンターでもマッチメイクされず、このタイミングになってしまいましたね。

「メェーン!! 正直いえば、UFCが5月に僕をヒューストン大会で使わなかったことに関しては、とても落ち込んだよ。UFC252を観客席からファンと一緒に眺めて……心は傷ついてしまった。僕もあの場で……ホームタウンのファンの声援を受けて戦いたいと心の底から思った。そういう最高の舞台で戦うことができる機会だったからね。

そうはいっても、5月にある大会だったし、あの時点でアピールしてもギリギリのタイミングだと理解はしていたよ。もう殆どの試合が組まれていたからね。

その頃にランディ・コスタと7月24日に試合をするサインをした。そして6月の終わりだったかな、8月7日にまたヒューストンで観客を入れたイベントがあるかもしれないという話を聞いたんだ。ただし、ヘビー級のマッチメイク次第だってことだったよ」

──いずれにせよ、UFCもファンが見たがるエイドリアンの試合をヒューストン大会に限らず、早々にブックしたかったでしょうしね。

「今週末に戦えることは凄くハッピーだよ。もう減量が残っているだけだし、ランディ・コスタとの試合はタフになることは分かっている。だからこそ、凄く楽しみなんだ。僕らのスタイルをみれば、ファンもどんな試合になるかは分かっているはずだからね。

ファンが喜んでくれることが間違いない試合になるし、そういう試合を戦う意義は大きいよ。この試合に関しては、こうやって日本のメディアに話を来てもらえるし、凄くワクワクしているよ(笑)」

──エイドリアンの打撃の特徴はフィニッシュ云々よりも、位置取りにあると思っています。自分は殴っても、相手には殴られない距離を取って倒すファイトをします。そうですね、コンテンダーシリーズから顕著になったと思います。幼少期の頃からボクシングをしており、亡くなったお父さんの指導を受けていたと聞いたことがありますが、ボクシングをいかにMMAに落とし込んだのでしょうか。

「ちょっと話が違うように伝わっているみたいだね。子供の頃、ボクサーだった父に少しだけボクシングを習った……それは確かだ。でも、ボクサーになりたいという気持ちは15歳の時にMMAジムに通い始めて、MMAファイターになりたいという風に心変わりした。最初はキックボクシングのクラスに出ていたんだけど、父は黙って椅子に座って僕がコーチの指導を受けるのを見ていることができなかった。僕の打撃は、そのコーチの方針で色々と矯正されそうになっていたんだ。

結果、たった1カ月でキックでなく柔術を練習することになった。それからは柔術だけを3年間練習したんだ。柔術を始めたことで、僕はMMAファイターへの道を歩むことになった。そして17歳になり、最初にアマチュアの試合に出た時は、ほぼ柔術だけで戦って勝てたよ。

でも僕自身は父に少しボクシングを習い、キックを1カ月やっただけだから、もっと打撃を向上させないといけないって心の底から思った。そして父に『何か、もっと他にやる必要がある。MMAを続けたいから』と伝えたんだ。父は良い練習場所がないか、ヒューストン中を探して回った」

──なるほど、そういうことだったのですね。そして、良い練習場所が見つかったと?

「そうなんだよ。その時に今も所属しているメトロ・ファイトクラブのソウル・ソリツに出会ったんだ。ソウルの打撃の指導は、父の教わってきたことの延長戦上にあった。彼と父もすぐに意気投合し、2人は本当に仲の良い友人になった。そして僕の打撃の指導面でも、しっかりとハマったんだ。

父と続けてジムに通い、ジムにいる間はほとんどコーチが付きっ切りだった。ソウルは今では僕の家族だよ。ソウルが僕をMMAファイターにしてくれた。レスリング、そしてタイで学んだムエタイを教えてくれて、僕のボクシングをクリアーにしてくれた。僕にはパンチだけでなくキックが加わった。ソウルが僕をMMAファイターにしてくれたんだ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
7月18日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

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