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【PFL2021#04】オバメルシェに判定負けのヘルド、ポイント3Pのままで厳しい状況に

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
マーチン・ヘルド(ポーランド)

サウスポーのオバメルシェに対し、右ミドルを蹴ったヘルドは組まれると、シングルに出てケージに押し込む。頭を押すオバメルシェが耐えきって離れ、左オーバーハンドを当てる。オバメルシェが左ハイを見せ、ボディフックを打ち込む。さらに左ハイを狙われたヘルドがクリンチも、すぐに離れたオバメルシェが左フックを振るう。

続けてロングのワンツーを見せたオバメルシェが、左ミドルを決める。組んだオバメルシェは右腕を差して押し込む。ヘルドが内股かビクトル投げの動きを見せた直後に前を向きなおす。小手投げも耐えたオバメルシェは離れ、ヘルドのステップインに右オーバーハンドを合わせてダウンを奪う。パウンドの猛攻に晒されたヘルドだが、ガードを取りしっかりと抱き着いてサバイブした。

2R開始直後に距離を詰めたヘルドが、右ハイを2発放つ。オバメルシェは左フックから左ハイと攻勢のまま、攻め急ぐことがない。これがマイナス1Pでプレーオフ進出をほぼほぼ諦めた選手の強みか。対して、少しでもボーナスが欲しいヘルドは逆転へ攻撃が粗くなっている。

ヘルドは大振りのパンチから組んでケージにオバメルシェを押し込む。動きがスタックし、レフェリーがブレイクを命じ残り2分20秒に。オバメルシェはここでも左を当て、右フックからパンチを纏めてヘルドをケージに押し込む。ウィザーのヘルドを小外で倒したオバメルシェがトップを奪取する。背中をつかされ、ハーフで抑えられたヘルドは、下のままでラウンド終了を迎えた。

最終回、左フックに左を合わされたヘルドは、右ハイも息が荒くなっている。オバメルシェは落ち着いてヘルドの動きを見てカウンターを狙い、テイクダウンも切っていく。右オーバーハンドを当てたオバメルシェのクリンチへ。ここでヘルドが、足関節を仕掛ける。

ヒザを押して足を抜いたオバメルシェは、ヘルドをスタンドで待ち受ける。残り2分半、あとがないヘルドは右を伸ばしてダブルレッグも、切ったオバメルシェがアッパーを入れる。ケージに押し込まれたヘルドは、ビクトル投げ。体を捻って足を向いたオバメルシェが、立ち上がったヘルドに左を打ち込む。直後に組んでいったオバメルシェはボーナスポイントも必要ないので時間を使う。最後の30秒、オバメルシェはボディから左ハイを放ち、ヘルドの前進にカウンターの右を当て跳びヒザをかわしてタイムアップに。

フルマーク判定勝ちのオバメルシェは2P、ヘルドもナタン・シュルチを破った3Pのまま──という状況に控室でこの試合を見ていたロイック・ラジャポフは強く拳を握った。


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【PFL2021#04】崖っぷちもジャンプアップも可能なペティス。試合順が有利に働くか

【写真】後がないペティス。ヘビー級のファブリシオ・ヴェウドゥムの次戦欠場が決まった中で、今シーズの目玉ファイターに残って欲しいがPFLの本音だろう(C) PFL

10日(木・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートPFL2021#04が開催される。

フェザー級とライト級のレギュラーシーズン最終戦。ここでは2018年&2019年世界王者ナタン・シュルチと、WEC~UFCからPFLと3冠を目指し参入したアンソニー・ペティスが敗北という波乱の展開となっているライト級の現状と戦局をレポートしたい。


【ライト級ランキング】
1位 3p カシアス・クレイ・コラード
2位 3p アクメト・アリエフ、アレックス・マルチネス、マーチン・ヘルド
5位 3p ハウシュ・マンフィオ
6位 0p ジョイルトン・ラターバッバ
7位 0p ロイック・ラジャポフ、ナタン・シュルチ
9位 0p アンソニー・ペティス
10位 -1p オリヴィエ・オバメルシェ

シーズン第1戦5試合を終え、シュルチとペティスの敗北があったものの5人の勝者は全て判定勝ちで、第2戦が終わるまでプレーオフ進出者が誰になるのかは、全く見えてこない。

ペティスは現在2位につけているペルー人ファイター=アレックス・マルチネスとの対戦となった。キャリアでいえば歴然とした差があるが、クレイ・コラード戦の動きを見る限り、ペティスのプレーオフに不進出も十分にありうる。

いずれにせよ、2位につけている選手を相手に他の選手の得点獲得状況を見極めて試合に挑むことができることで、PFL側のペティスに姿を消して欲しくないという意志が伺える。『ここで終わるかもしれない』という現実は、ファンの注目度が高まることは間違いない。

一方シュルチの対戦相手は、3P獲得ながら5位と落選ラインにいるハウシュ・マンフィオだ。

アリエフ、ヘルドというロシア&ポーランド勢よりも、組みしやすい相手とはいえるが、2度の優勝者に対してはペティスと比較すると突き放し感もあるマッチアップといえる。

アリエフは7位のロイック・ラジャポフ、ヘルドは初戦の欠場で-1Pという絶望的な状況にあるオリヴィエ・オバメルシェと対戦する。

他力本願にもフィッシュ勝利が絶対のオバメルシェを相手にヘルドも3P以上を獲得し、彼より後に戦う4選手にプレシャーを高めたいところだ。

オバメルシェは計算通り戦えるようなヤワな相手ではないが、初戦で封印した足関節のアテンプトは見てみたいヘルドだ。

そしてペティスを破ったことで一気に注目が高まったコラードは、ジョイルトン・ラターバッバとのマッチアップが決まった。

初戦でマンフィオにスプリットで敗れているドイツの市民権を持つブラジル人ファイターのラターバッハを相手に、コラードはペティス越えがフロックでなかったことを証明するためのファイトとなる。

■視聴方法(予定)
6月11日(金・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

■ PFL201#04対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
クラレッサ・シールズ(米国)
ブリトニー・エルキン(米国)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
アレックス・マルチネス(パラグアイ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
ボビー・モフェット(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
タイラー・ダイヤモンド(米国)

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード(米国)
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
ジェシー・スターン(米国)

<ライト級/5分3R>
マルチン・ヘルド(ポーランド)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ライト級/5分3R>
アクメト・アリエフ(ロシア)
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
シェイヤン・モラエス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
アルマン・オスパノフ(カザフスタン)

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【PFL2021#01】寝技一切なし、マーチン・ヘルドが連覇中のナタン・シュルチを破りPFL初陣で金星

【写真】この右アッパーが良かったヘルド。きわどい判定ながら。世界王者をボクシングマッチで破った(C)PFL

<ライト級/5分5R>
マーチン・ヘルド(ポーランド)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ナタン・シュルチ(ブラジル)

左から右を伸ばし前に出るヘルドに対し、シュルチも左フックを返し右ローを蹴る。ジャブから右を入れるヘルドは、額で受けるシュルチにパンチを続ける。勢いづき、左ジャブ、ワンツーを打ち込むヘルドが近距離では右アッパーを突き上げる。アッパーからフック、ボディから顔面、そしてワンツーと手を出し続けるヘルドに対し、シュルチの気持ちは折れておらずガードを固めて反撃の機会を持っているか。

ヘルドはワンツー、右オーバーハンドを続けるなかで、カーフを蹴られる。組んだシュルチはボディロック、ウィザーのヘルドはカニバサミにはいかず、ポジションを入れ替えダブルレッグで押し込んでいく。シュルチは右を差して押し返すと、ヘルドは小手投げから離れワンツーを見せた。直後のダブルを切ったシュルチが、クリンチでケージ際へ。首相撲からヒザを入れたヘルド、ラウンドを取ったが──逆に削られていないかは、気になるところだ。

2R、ガードの上からパンチを続けるヘルドが、ワンツーフックをヒットさせる。さらにジャブを伸ばし、シュルチは右カーフローも、右アッパーを受ける。やはり疲れた感のあるヘルドは、右を伸ばすが左を合わされる。ヘルドは左フック、左ジャブからアッパーを再び決める。構わず前に出たシュルチが右フックを振るい、圧力を高めていく。左右に回るヘルドを追いかけるシュルチは、パンチの交換のなかで右をヒットさせる。ヘルドもジャブ、アッパーを返す。

と、残り80秒でダブルレッグを決めたヘルドだが、シュルチがすぐに立ち上がる。クリンチでケージに押し込んだシュルチが、互いにヒザを蹴り合いラウンド終了を迎えた。

最終回、構えを変えてジャブを伸ばすヘルドに対し、じりじりと前に出るシュルチが右オーバーハンドを入れ、ダーティボクシングでは数で優位に立つ。ヘルドはヒザを見せ、距離を取り直して組むが、シュルチが足払いで突き放す。ワンツーに右をカウンターで当てたシュルチが、前に出て左ミドル。一発のキレはシュルチが上で、ヘルドは懸命に手を出すがミドルを蹴られて、大きく息をする。

残り2分、アッパーに右を合わせたシュルチ、ヘルドはジャブから距離を取る。シュルチは左フックに右を当て、右を続ける。ヘルドのパンチはガードの上を叩くことが多い。それでも右アッパーを打ち込んだヘルドは、左から右を被弾する。ヘルドは右アッパー、左ジャブを返し、ガッツポーズを見せ叫び声を挙げる。シュルチは拳を握って、ポーズを取ろうとした刹那、ヘルドがワンツーを入れてタイムアップ。

初回は明確にヘルド、最終回はシュルチ。2Rをどちらが取るか。結果──ヘルドが判定勝ち、フェザー級に続きライト級も連覇中の世界王者が敗れた。


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【PFL2021#01】計量終了 いよいよシーズン開幕。3冠狙う”ショータイム”ペティス「良い仕事をする」

【写真】アジアではエディ・アルバレスがBellator、UFCに続きONEで世界3冠を果たそうする一方で、ペティスはWEC、UFC、そしてPFLと前人未踏の3冠を狙う (C)PFL

23日(金・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートで開催されるPFL2021#01の計量が22日(木・同)に行われた。

2020年のブランクを経て、過去最高のメンバーが揃ったといえるPFLの2021年シーズン。今大会のメインに出場するアンソニー・ペティスはWEC、UFC、そしてPFLと3冠を目指す。


そのペティスはストリーミング用のモックウェイインとフェイスオフ後に「俺が良い試合をすることが誰もが知っている。素晴らしい対戦相手と良い仕事をするよ」とマイクで話すと、自身が使ったマイクをカシアス・クレイ・コラードに手渡す。

一瞬戸惑ったコラードは「僕もそのために来た」と早くも気圧されているような空気だった。

フェザー級の注目の一番、ランス・パーマー✖バッバ・ジェンキンスはメインカード・オープニングマッチだ。マクス着用がマストでない計量ながら、後者がバンダナマスクをしてフェイスオフに臨んだ。

カレッジレスリング時代に3勝1敗とパーマーに勝ち越しているジェンキンスは「ずっとレスリング時代のことを聞かれてきたけど、ヤツは新しい自分をぶつけてくるはずだ。ヤツは俺のことを知っている。俺もヤツのことが分かっている。何も秘密はない、俺の方が優れたファイターだ」と発言。

対して3度目の100万ドル獲得を目指すパーマーは「彼の言った通りだ。10年の戦いの過去がある。この試合に向けて、やるべきことはやってきた。明日、ケージで戦うだけだ。3連覇を目指す僕のケージに彼がやってきた。でも、これまでと変わりない尊敬しているよ」と静かにコメントした。

ライト級ではパーマーと同様に3度の挑戦を目指すナタン・シュルチが、マーチン・ヘルドと対戦する。

Bellator、UFCと北米メジャーで戦ってきた足関キング=ヘルドはポーランド国旗を高々を掲げてスケールに乗った。

またアクメト・アリエフと対戦するミハイル・オジンツォフが、1ポンドオーバー規約よりも0.4ポンド重く、唯一の計量オーバーに。

今回の試合の勝敗に関わらず0ポイント──ばかりか、今シーズンからは計量失敗にペナルティが用いられるようになり、-1Pからスタート。オジンツォフがプレーオフ進出のために、キャッチウェイトのこの試合でなすべきことは、少しでもアリエフの獲得ポイントを減らすことになる。

■視聴方法(予定)
4月24日(土・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2021#01計量結果

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス: 156ポンド(70.76キロ)
カシアス・クレイ・コラード: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ライト級/5分5R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
マーチン・ヘルド: 155.8ポンド(70.66キロ)

<フェザー級/5分3R>
モヴリッド・ハイブラエフ: 145.4ポンド(65.95キロ)
ラジャー・ストヤディノビッチ: 145.8ポンド(66.13キロ))

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 145.4ポンド(65.95キロ)
バッバ・ジェンキンス: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ロイック・ラジャポフ: 155.4ポンド(70.48キロ)
アレックス・マルチネス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョイルトン・ラターバッバ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
アクメト・アリエフ: 155.2ポンド(70.39キロ)
ミハイル・オジンツォフ: 156.4ポンド(70.94キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード: 146ポンド(66.22キロ)
アントニー・ディジー: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
チョ・ソンビン: 145.6ポンド(66.04キロ)
タイラー・ダイヤモンド: 145.8ポンド(66.13キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 146ポンド(66.22キロ)
シェイヤン・モラエス: 146ポンド(66.22キロ)

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【PFL2021#01】ペティスがメイン。シュルチ✖ヘルド&パーマー✖ジェンキス。そしてケースは準優勝者と

【写真】メインにアンソニー・ペティス出場。セミでシュルチ✖ヘルドという愉しみなカードが決定した (C)PFL

23日(火・現地時間)、PFLが2021年シーズン第1回大会のラインナップを発表した。過去最高のロースターが集結した今年のPFLは、ライト級とフェザー級のレギュラーシーズンからテイクオフする。

既報の通り 4月23日(金・同)に開幕するPFL2021年シーズン、会場は未発表だがラスベガスで開幕する。

メインはUFCから移ってきたアンソニー・ペティスが、クレイ・コラードと対戦する。コラードのMMA戦績は18勝8敗だが、過去2年間はボクシングを主戦場としており13勝3敗3分という結果を残している。そんな米国ジェネラル層を直撃するメイン以上、MMAファンはメインカード残り3試合に体温が上がるはずだ。


セミも同じくライト級で2度のPFL世界ライト級王者ナタン・シュルチが、マーチン・ヘルドと戦う。ポーランドの足関王はBellatorでブレイクし、UFCでは北米MMAの王道に力を封じ込められながらも、スタイルをアジャスト。不可解な判定負けや、逆転ヒザ蹴りを受けるなど結果的には成功を収めることをオクタゴンではできなかったが、さらなる強さを身につけ、ロシアのACAでも再び切れのある足関節を披露している。

セミ前にはフェザー級が2試合組まれた。まずESPN2オープニングバウトはPFLで負け無し、一時は離脱が決定とも伝わっていたフェザー級連覇中のランス・パーマーと、中東=BRAVE CFフェザー級王者から北米に戻るバッバ・ジェンキンスのマッチアップとなった。

共にレスリングがベースだが、ジェンキンスはペンシルバニア州立大からスアリゾナ州立大に移り、ペンステート時代にNCAA D1の149ポンド級で準優勝、アリゾナでは157ポンドでNCAA D1を制し、この両年にオールアメリカンに輝いている。

一方、パーマーはオハイオ州立大時代に4度のオールアメリカンに輝くも、NCAA D1での最高位が準優勝で、ほかは4位が2度と8位とフォークスタイルの実績ではジェンキンスがパーマーを上回る。パーマーがPFLで比類なき強さを見せてきたのは、テイクダウンを軸とし打撃とサブミッションを使ってきたからだ。このテイクダウンで、ジェンキンスに遅れを取ると、前後にある打撃と極めの無力化する可能性もある。

とはいえMMAはMMA、フォークスタイルレスリングではない。打撃とテイクダウンの融合により、パーマーがジェンキンスをドミネイトすることも十分に考えられる潰し合いの一戦だ。

さらにもう1試合組まれたフェザー級は、モヴィッド・ハイブラエフ✖ジェイソン・ソアレスという激闘必至の超注目カードだ。

ダゲスタンレスラーのハイブラエフとTitan FCフェザー級王者ソアレスはともオールラウンダーだが、後者の方が打撃に寄ってはいる。とはいえEBIなどグラップリング大会に出場するだけの腕も組み技で持つ、ソアレスがハイブラエフを相手にこれまでMMAでは見せなかった──打撃を効かせる前の組技という試合展開に応じることも十分にありうるだろう。

プレリミメインは2019年ライト級準優勝のロイック・ラジャポフがRIZINで活躍したジョニー・ケースと戦う十分にメインカード級の対戦、そして韓国からのチャレンジとなるチョ・ソンビンは、アルファメール所属で11勝1敗──7連調中のタイラー・ダイヤモンドの激突など、見逃せない9試合が決まった。

現状フェザー級が4試合のため、あの2名の追加発表と1試合が今後明らかになるかと思われる。

■PFL2021#01対戦カード

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
カシアス・クレイ・コラード(米国)

<ライト級/5分5R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
マーチン・ヘルド(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
ジェイソン・ソアレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<ライト級/5分3R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
ジョニー・ケース(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ライト級/5分3R>
アクメト・アリエフ(ロシア)
ミハイル・オジンツォフ(ベラルーシ)

<フェザー級/5分3R>
チョ・ソンビン(韓国)
タイラー・ダイヤモンド(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
シェイモン・モラエス(ブラジル)

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【PFL2021】ライト級は2連覇中のシュルチ、アンソニー・ペティスらに加えマルチン・ヘルドの参加確定

【写真】3連覇目指すシュルチと2018年シーズンの準々決勝でドローだったケース (C)PFL

2日(火・現地時間)、PFLが2021年シーズンのライト級とフェザー級出場選手を発表した。

(C)Zuffa/UFC

4月23日(金・同)に開幕するPFL2021ライト。

ライト級ではこれまで2018&2019ウィナーのナタン・シュルチ、UFCから転じてきたアンソニー・ペティス、RIZINで活躍したジョニー・ケース、そしてオリヴィエ・オバメルシェとジョイルトン・ラターバッバという5選手の出場が明らかとなっていた。

ここに2019年ベスト4のアクメト・アリエフ、準優勝のロイック・ラジャポフ、さらに中止された2020年メンバーだったマーチン・ヘルドに加えカシアス・コラード、ミハイル・オジンツォフの5人の参戦が決定した。


新たに発表された5選手のなかで新顔は3人。コラードはカシアス・クレイ・コラードの異名を持つ選手で、戦績は18勝8敗ながら2019年にボクシングに転向。そのボクシングでは2年間で8勝2敗3分、2020年は5勝1敗と堂々たる戦果を挙げてものMMA復帰となる。

(C)ACA

ベラルーシ人のミハイル・オジンツォフは戦績18勝2敗、昨年ロシアのRCCボクシング・プロモーションが開いたRoad to PFLの優勝者だ。

そんな新顔のなかで再注目は、やはりマルチン・ヘルドか。

2020年シーズン参加予定だったヘルドは、この間もグラップリングマッチに出て、その組み技力を磨いてきた。

現状、この10名でフルエントリーとされているが、これまではレギュラーシーズンは13名の参加で9位以下の5選手がプレイオフに進出できないというフォーマットだったが、今年はレギュラーシーズンが2試合ということで、人数をしぼったことも考えられる。

※フェザー級の出場選手発表はコチラから

■ライト級出場決定選手

ナタン・シュルチ(ブラジル)
ジョニー・ケース(米国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)
アンソニー・ペティス(米国)
アクメト・アリエフ(ロシア)
カシアス・コラード(米国)
ミハイル・オジンツォフ(ベラルーシ)
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
マーチン・ヘルド(ポーランド)

■その他の階級の出場決定選手

【フェザー級】
バッバ・ジェンキンス(米国)
シェイモン・モラエス(ブラジル)
チョ・ソンビン(韓国)
ランス・パーマー(米国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
ジェイソン・ソアレス(米国)
タイラー・ダイヤモンド(米国)
ブレンダン・ラウネーン(英国)

【ウェルター級】
レイ・クーパー3世(米国)
ローリー・マクドナルド(カナダ)

【ライトヘビー級】
セザー・フェレイラ(ブラジル)
ジョーダン・ヤング(米国)

【ヘビー級】
アリ・イサエフ(ロシア)
デニス・ゴルソフ(ロシア)
モハメド・ウスマン(米国)
ジャレッド・ウィリス(米国)
ヘイタム・モイル(ドイツ)
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
ブランドン・セイルズ(米国)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

【女子ライト級】
ケイラ・ハリソン(米国)

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【PFL2020】ロリマク=ウェルター、ヘルド&ケース=ライト、過去最高が期待されたシーズンが1年先延ばしに

Kayla Harrison【写真】ケイラ・ハリソンは「2020年は試合をしない」ことを明言した (C)PFL/RYAN LOCO

20日(月・現地時間)、PFLが5月21日(木・同)からスタートを切る予定だった2020年シーズンを2021年の春まで延期することを発表している。

レギュラーシーズン→プレーオフ→ファイナルというフォーマットを持つPFLは、ピーター・モーリー代表が「新型コロナウィルスの感染拡大を受け、シーズンフォーマットを重視するPFLでは今シーズンのスタートを2021年春に延期する。PFLではファイター、ファン、PFLの社員、パートナーの健康こそ第一かつ最大に優先させるべきだと考えている」と話している。


ジェイソン・ソアレス(C)TITAN FC

ジェイソン・ソアレス(C)TITAN FC

2020年は女子ライト級、男子はフェザー級、ライト級、ウェルター級、ライトヘビー級、ヘビー級と2019年と同じクラスでシーズンが進められる予定だった。

女子ライト級はケイラ・ハリソン、シンディ・ダンドワ、フェザー級はランス・パーマー、バッバ・ジェンキンス、ジェイソン・ソアレス、ライト級はナタン・シュルチを筆頭にマーチン・ヘルド、ジョニー・ケース、ウェルター級ではブラダボーイことレイ・クーパー3世にローリー・マクドナルド、ヘビー級にカマル・ウスマンの弟モハメド・ウスマンらの出場が決まっていたシーズンは事実上1年間スライドされることとなった。

バッバ・ジェンキンス(C)BRAVE CF

バッバ・ジェンキンス(C)BRAVE CF

この間、ランディ・クートゥアーをホストに関連番組の放送を始めるようだが、モーリーは無観客のノンシーズン大会の開催に関しては、大いに興味を持ちながら「PFLはESPNを通じてファイトをファンに届けることに特化した大会だが、今はそのことについて話す時ではない」としている。

マーチン・ヘルド(C)ACA

マーチン・ヘルド(C)ACA

いずれにせよロリマクが参戦するウェルター級、パーマーの3連覇がかかったフェザー級には前Breve CFフェザー級王者ジェンキンス、Titan FCフェザー級王者フアレスという注目団体の王者が参戦し、ライト級にはケース&ヘルドと過去最高のメンバーといっても過言でないロースターが揃っていただけに、まる1年の延期は非常に残念。

せめて注目選手が勢ぞろいする前哨戦のようなワンマッチ大会を開催して欲しいものだが、この事態を受け、看板ファイターのハリソンはツイッターで「今年は戦うことはないことを皆と約束するわ」と呟いている。

また2021年には2020年シーズンを詰め込み、本来の2021年シーズンとともに2シーズンを実行するのかなども明らかとはなっていない。