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【ZFN03】ZFNを率いるジョン・チャンソン「日本の選手もZFNを通してUFCに挑戦して欲しい」

【写真】ファイトショーツを脱いで、スーツを着るようになってもコリアンゾンビの挑戦は続きます (C)ZFN

11月15日(土・現地時間)に韓国はソウルのコリョ・テハッキョ(高麗大学)ファジョン・チュユックァン(体育館)で開催されるZFN03。
Text by Manabu Takashima

河名マスト×パク・チャンス、ユ・チャンミン×にヘイナウド・エクソン等が組まれた同大会を取り仕切っているのは、当然ジョン・チャンソンだ。

アジアから唯一、UFC Fight Passを通して世界中にファイトが届くイベントをなぜジョン・チャンソンは始めようと思ったのか。そして、今後をどのように考えているのか。コリアンゾンビは力強く、アジアのフィーダーショー化が目標だと断言した。


――改めてZFNを主催しようと思った要因は何だったのでしょうか。

「引退して数カ月後にUFC Fight Passから韓国のMMAイベントのストリーミングを考えているという相談を受けました。ご存じのように既に韓国には多くのプロモーションが存在していましたが、UFC Fight Passを通じてUFCに選手たちをステップアップできるフォーマットを確立できるのは自分だと考えたんです。それがZFNを始めようと思ったきっかけでした。

ずっとUFCと契約したい、チャレンジしたいという韓国の選手は存在していましたが、しっかりとしたUFCとのパイプはなかったです。結果、その想いを成就することができない選手もいました。そんな選手たちの力になりたい。そうすることが韓国のMMAの発展に寄与できる。それが自分にとってビジネスチャンスにもなると思ったのも事実です」

――そしてFight Passでの配信も行われましたが、何か苦労はありましたか。

「凄く順調に物事が進みましたね。もともとUFC Fight Passが望んだコンテンツでもあったので。改めてUFCとのパイプとなる韓国のMMAプロモーションの運営は、自分に相応しい仕事だと思えました。結果、2026年には大幅に放映料も増額されます。それこそUFCがZFNに満足している表れであり、サポート体制が整う証だと思っています」

――今年はZFN ORIZINというイベントにも着手しました。

「ORIZINは人材育成と発掘の舞台です。ポテンシャルの高い選手も経験は絶対に必要です。ZFN自体、まだ活動を開始して日が浅いこともあり選手の絶対数は不足しています。よってZFNのナンバー大会だけを行っていくのは無理があります。可能な限りORIZINを開いて、選手たちの経験値を上げ、実力をつける。そして認知度を高めるようにしていきたいと思っています。

これまでRoad FCやAngel’s FCに協力してもらいカードを組んできましたが、11月大会はZFNの選手だけで大会を実施しようと考えています。正直、手駒は足りていないです。そして知名度の高い選手もまだ多くいません。ただし、いずれは克服しないといけない課題で、すぐにもその克服に取り掛かるべきだと思いました。

2026年はUFC Fight Passで6大会の中継という契約が結ばれています。その場に相応しい選手の育成が急務です。選手層が厚くなると、それだけイベントの規模も大きくできますからね」

――なるほどです。年6回、期待が高まります。既にUFCにユ・ジュサン、Road to UFCにユン・チャンミン、そしてコンテンダーシリーズにファン・インスを送り出しています。

「ファン・インスのコンテンダーシリーズ出場は、UFCでなかったにも関わらず韓国では相当に注目されました。コアファンだけでなく、一般の人達がファン・インスのチャレンジに興味を持ち、結果を見守っていました。自分自身、彼がこれほどまでに注目されるとは思っていなかったです。

それだけに彼が負けて、UFCと契約できなかったことは残念です。仮にファン・インスがUFCにステップアップできていれば、さらにUFCへの関心度は高まったと思います。UFCもファン・インスの計量と試合における韓国国内の反応に驚き、韓国の担当者に『なぜ、ここまで注目されているのか』という連絡があったようです。

UFCがファン・インスの注目度の高さを認識した限り、彼にはセカンドチャンスが与えられるでしょう」

――現状、アジアのフィーダーショーでFight Passでグローバル配信されているのはZFNだけです。結果を残せばZFNから日本人もUFCにステップアップできるかという点が注視されています。韓国人選手のUFCへの道というだけでなく、アジアのフィーダーショーを目指すという考えを持っていますか。

「それこそが、自分とZFNの目標です。その力があるアジアのファイターのUFC進出をサポートする。それがZFNの役目です。ZFNを通して日本から桜庭和志、岡見勇信、朝倉海、堀口恭司のような選手をUFCに送り出したいと思っています。

私の本格的なキャリアのスタートは日本でした。今も取材を受けるとよく話していますが、SRCは非常に良い団体でした。彼らの選手への待遇は、ZFNを運営するうえでも凄く参考になっています。今も日本人の友人が多いですし、良い思い出ばかりです。だからこそ、日本の選手もZFNを通してUFCに挑戦して欲しいと思います。そして日本企業の興味を集め、日本人ファイターの後押しをしてもらえる環境を整えたいと思っています。これからもZFNをよろしくお願いします」


■視聴方法(予定)
11月15日(土・日本時間)
午後6時30分~UFC Fight Pass

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45 DWCS DWCS S09Ep06 MMA MMAPLANET o パディ・マコーリー ファン・インス

【DWCS S09Ep06】前に出ても、手が出ないファン・インス。マコーリーに0-3で敗れる

<ミドル級/5分3R>
パディ・マコーリー(アイルランド)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ファン・インス(韓国)

長身、フレームでも上回るマコーリーがローから左を狙う。スイッチスタンスのマコーリーはファン・インスのステップインに左を合わせる。左ハイを蹴り、ローをかわしたマコーリーが右ジャブを伸ばす。アップライトで前に出て右を届かせたファン・インスが、右リードフックをかわす。マコーリーは左右のローを蹴り、ファン・インスもローを返す。拳の攻撃が少ない両者、マコーリーがオーソから右を伸ばした。

残り90秒、ジャブと蹴りのマコーリーに対し、ファン・インスがステップインして右を狙う。詰めていくファン・インスに蹴りをいれ、パンチをかわすマコーリー。ファン・インスは圧を高めようとしたが、カウンターを狙われるとあその圧が下がった。

2R、両者にケージ際まで下がれと何度か注意が入るが、ファン・インスが聞かずファイトが始まる。すぐに距離を詰めていくファン・インスは右フックを受けそうになり、自らの右ミドルで姿勢を乱す。ファン・インスは左ステップフックを入れるが、次の手がなく右を受ける。続いて右で前に出たファン・インスは、組まれてケージに押し込まれる。マコーリーは右エルボーを当て、回って離れたファン・インスに前蹴り、関節蹴りを繰り出す。

ファン・インスは右をヒットし、左を被弾。それでも前に出てケージにマコーリーを追い詰めるが逆に左を貰う。エルボーで前に出たマコーリーがクリンチからヒザ蹴り、ケージに押し込んでスピニングバックエルボーを放つ。さらに右リードフックを入れたマコーリーがラウンドをリードする。距離は詰めるが、手が出なず攻撃を受ける形のファン・インスは最後の10秒も右が空を切った。

最終回、「最後の5分だ。ウォーリアーだろ」とコリアンゾンビに背中を押されたファン・インスが前に出る。ヒザを入れ、右をかわしたマコーリーは右を当て、右エルボーを狙う。さらにオーソから左リードフックを当てたマコーリーが、スイッチして左を効かせる。近い距離でも連打を入れたマコーリーに対し、チャンスが広がったファン・インスがパンチを被弾する数が増えてしまう。

マコーリーはワンツーを決め、ファン・インスの右をサークルアウト。ファン・インスはもう覚悟を決める時間帯だ。左ロングフックから右を決めたファン・インスが、頭を押さえて一発を狙う。が、出せないまま離れたマコーリーの受ける。残り90秒を前に、マコーリーがダブルレッグでテイクダウン。30秒掛けて立ち上がったファン・インスはクリンチで押し込まれた状態となり、ダブルレッグをギロチンで切り返したが、極まらない。最後の15秒でレフェリーがブレイクを掛け、最後のチャンスが与えられる。が、ここも間合いを測ってしまったファン・インスは0-3で敗れた。

勝ったマコーリーもコンテンダーシリーズとして厳しい試合内容を理解していたのだろうが、「時差ボケがひどかった」とバックステージインタビューで言ってしまっていた……。


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45 AB ABEMA AMMA Cage Warriors DWCS DWCS S09Ep06 F1 GFC MAX MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN51 ROAD FC Road to UFC UFC アントニオ猪木 イヴォ・バラニエフスキー キック キム・ハンソル ニコラス・メレガリ ファン・インス ボクシング モハメッド・アリー レアンドロ・ロ

【DWCS S09Ep06】ムンジアル黒帯世界王者、打撃でKO続けるモハメッド・アリー!!! ROAD FC王者も出場

【写真】道着を引っ張らないパスが、オクラゴンで見られるか(C)SATOSHI NARITA

16日(火・現地時間)、ネヴァダ州エンタープライズのUFC APEXでDWCS S09 Ep06が開催される。2025年シーズンも後半戦に突入し、初めて東アジアからROAD FCミドル級王者ファン・インスルが出場する。
Text by Manabu Takashima

Road to UFCが実施中というころもあり、アジア勢の出場はウェルター級以上という状況のなか、31歳の韓国人チャンピオンの登場だ。韓国でも決して選手層が厚くない同級で、ファン・インスル勝っても負けも初回KOという試合を続け、5勝1敗でRoad FCミドル級王座に挑み、2RKO勝ちでベルトを巻く。しかし、その後は全く挑戦者が現れず1年半後にキックボクシングでお茶を濁すしか実戦機会がなかった。


さらに1年10カ月を経てZFNでDouble GFCウェルター級王者でRoad to UFCワンマッチ3年連続出場したキム・ハンソルを81キロ契約マッチでスプリットで下し、今年の3月にはRoad FC暫定ミドル級王者ファン・インスを破り王座を統一していた。

(C)Zuffa/UFC

プロキャリア8年で8試合、国際戦は初めてというファン・インス。

TUF32ベテランのCage Warriorsファイター=パディ・マコーリーを相手にどのようなファイトを見せるか。韓国勢、そして日本勢にとっても一つの指標となるファイトだ。

そんなアジアからの挑戦者以上に注目なのが、コメインに出場するモハメッド・アリーだ。2018年ムンジアル黒帯スーパーヘビー級世界王者のアリー。決勝戦が今は亡きレアンドロ・ロの負傷で勝利したことで物言いをつけられがちだが、準決勝ではニコラス・メレガリを5-0で完全に下していることを忘れてはならない。

柔道家のような投げ、レスラーのようなテイクダウン&スクランブル能力を持つアリーは、まるでライト級のようなスピードを持つ重量級柔術家だ。メレガリ戦で見せたトレアナパスの強さは圧巻、ベウナウド・ファリアのオーバーアンダーパスに匹敵する完成度の高さと評価を受けていた。

そのアリー、10年前にノーギワールズで優勝しており、グラップリングも強い。加えて道着がなくなると、気の強さと戦闘意欲がさらに高まる傾向にある。シングルレッグを仕掛けられると、まるでアントニオ猪木の延髄斬りのように相手を頭部に蹴りに行ってエスケープしたり、ローキックといってもおかしくない足払いを繰り出す。

MMA戦績は4勝0敗で3つのフィニッシュ勝利――だが、一本勝ちはなく3つのKO勝ちを記録している。恐ろしいことにアリーはワールドトップクラスのグラップリングの技術を使わず、打撃で勝利を手にしてきた。対戦相手は決してクォリティオポネントとは言えないが、それでもヒザを効かせて動きを止めておいてパンチからハイキックを決める流れは、良い意味で柔術世界王者には見えない。

(C)Zuffa/UFC

対戦相手のイヴォ・バラニエフスキーは5勝0敗。

3つの初回KOと2つの1R腕十字で一本勝ちを誇る。もちろんインパクトを残すのは打撃戦だが、ここはアリーのMMAファイターとしての総合力が見てみたい一戦だ。


■視聴方法(予定)
9月17日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■DWCS S09 Ep06対戦カード

<バンタム級/5分3R>
エチェル・ソサ(スペイン)
マクソン・リー(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
イヴォ・バラニエフスキー(ポーランド)
モハメッド・アリー(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
トミー・ギャント(米国)
アダム・リヴィングストン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ファン・インス(米国)
パディ・マコーリー(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
コディ・チョヴェンチェク(カナダ)
ラファエル・ウーチブー(英国)

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45 Grachan Grachan74 Grachan75 MAX MMA MMAPLANET MMA甲子園 o POUNDOUT02 RIZIN ROAD FC YouTube イ・イサク キック スダリオ剛 ファン・インス ユン・テヨン ライカ ラ・インジェ 三上ヘンリー大智 佐藤藏ノ介

【Grachan75】三上ヘンリー大智が迎え撃つのは、爆発力の元Road FC暫定ミドル級王者イム・ドンファン

【写真】テイクダウンを意識するストライカー対決(C)MMAPLANET

11日(金)、GRACHAN実行委員会は8月10日(日)に東京都江東区のTFTホール500で開催されるGrachan75の対戦カードを発表した。今大会では三上ヘンリー大智が、韓国Road FC元ミドル級暫定王者のイム・ドンファンと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

今年1月、フランスのヘクサゴンMMAでプロ2敗目を喫したヘンリー。当初は6月22日のPOUNDOUT02でイ・イサクを相手に復帰戦を行う予定だったが、イ・イサクの欠場により試合は中止に。両者の対戦が流れるのは、これで4度目。結果、ヘンリーの試合は今回のGrachanにスライドされ、イム・ドンファンを迎え撃つこととなった。


イム・ドンファンのMMA戦績は6勝8敗と負け越しているが、戦績のイメージと実力があまり一致しないのが韓国MMAの特徴でもある。アマチュア時代は208~209ポンド、つまりライトヘビー級よりやや重い体重で戦うこともあったイム・ドンファン。プロデビュー以降はミドル級に落ち着くも、時おりライトヘビー級やヘビー級の試合にも応じていた。しかしミドル級戦も含めて黒星が続く。2023年にはRIZINでヘビー級のスダリオ剛とも戦っている(3R TKO負け)。

ただし、イム・ドンファンはそのスダリオ戦でもロー&カーフキックを受け続けながらも、右ストレートを当てていた。スダリオ戦以降の3戦はいずれもミドル級で戦い、まず昨年8月はRoad FCライト級~ウェルター級の雄、ユン・テヨンを打ち合いからの左フックで沈めている。

続く12月にはラ・インジェとRoad FCミドル級暫定王座を争い、延長戦開始早々にパンチの連打で相手を沈めてベルトを巻く。今年3月、正規王者ファン・インスとの統一戦には判定で敗れたが、負傷があったか右肩に大きなテーピングを巻きつつも、最後まで前に出続けたのはイム・ドンファンだった。

ラ・インジェ戦で爆発力を見せたイム・ドンファン。この打撃は侮れない(C)MMAPLANET

イム・ドンファンのファイトスタイルは、まずプレスをかけながら右ストレート→テイクダウンに繋げるというもの。スダリオ戦、ファン・インス戦でもロー&カーフを受けて止まることはなく、ケージ際での差し合いに持ち込む場面もあった。

さらに距離が詰まるとワンツーからパンチの連打が飛んでくるだけに、距離をとりながら多彩な蹴りを放つヘンリーでも、ここで安易に下がることは避けたいところ。一方でミドル級では減量の影響か、試合が長引くと疲労も見られるイム・ドンファン。このタイプが相手となった場合、やはりカギとなるのはヘンリーの試合勘、ひいては距離感だ。しっかりとチャンスを見極めることができれば、ヘンリーがパンチで仕留める可能性も十分にあるだろう。

また今大会に出場する尾崎蓮、野澤海斗、そして佐藤藏ノ介は5月のGrachan74で初参戦あるいはプロデビューを迎えたファイターだ。いずれも前戦は新鋭同士の対戦でフィニッシュ勝利を収めており、こうしたフレッシュなファイターたちの今後も期待される。同日にはMMA甲子園 夏の全国大会トーナメントも同時開催されることとなっている。

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45 MMA MMAPLANET o ROAD FC Road FC72 イム・ドンフアン キック ファン・インス

【Road FC72】右カーフの蹴り合いからイム・ドンフアンを捌き続けたファン・インスがミドル級王座統一

<ミドル級王座統一戦/5分3R>
ファン・インス(韓国)
Def.3-0
イム・ドンフアン(韓国)

ケージ中央で向かい合う両者。ファン・インスが右カーフキックを連続で当てる。右前蹴りで下がらせてから右カーフを蹴るファン・インス。イム・ドンフアンは連打からファン・インスをケージに詰めていく。右腕を差し上げてファン・インスをケージに押し込むイム・ドンフアン。ファン・インスが左オーバーフックからコツコツと右の拳を当てる。展開がなくレフェリーがブレイクをかけた。再開後、イム・ドンフアンは左右フックを振るうがファン・インスに届かず。ファン・インスが右カーフを蹴ると、打ち終わりにイム・ドンフアンの左ジャブがヒットした。

互いに右カーフを蹴り合うなか、効かされたかイム・ドンフアンが一瞬サウスポーにスイッチした。しかしイム・ドンフアンも右カーフを打ち返す。イム・ドンフアンが右を伸ばして前に出ると、ファン・インスは左ジャブを突きながら下がる。右ストレートでイム・ドンフアンの顔面を跳ね上げ、左ジャブ、右カーフを打ち込んでから距離を保つ。右カーフを受けたイム・ドンフアンがボディロックからドライブするも、ファン・インスはケージを背にしてラウンド終了を待った。

2R開始早々、ファン・インスの右カーフがヒットする。ファン・インスが左ハイを放つと、打ち終わりにイム・ドンフアンが右ストレートを繰り出した。ファン・インスがサウスポーにスイッチして左の蹴りを散らしたあと、オーソドックスに戻す。至近距離でパンチを打ってきたイム・ドンフアンを捌くファン・インス。イム・ドンフアンは左ボディを突き上げた。

距離を保ち続けるファン・インスは、イム・ドンフアンがサウスポーにスイッチすると右ハイを見せて右ストレートで追撃。イム・ドンフアンがシングルレッグで組み、ダブルレッグでドライブするもファン・インスがケージから離れた。ノーモーションの右を当てたファン・インスが自分の距離をキープする。残り30秒でファン・インスが右カーフを当てると、イム・ドンフアンが苦悶の表情を浮かべた。

最終回、イム・ドンフアンが右カーフで先制する。ファン・インスも右カーフのフェイントから右ハイへ。イム・ドンフアンが一気に距離を詰めてファン・インスをケージに押し込んだ。ボディロックで組んだイム・ドンフアンだが倒せず、ファン・インスが左に回って離れた。サークリングするファン・インスに対し、イム・ドンフアンが右カーフを当てる。

頭を下げて前に出るイム・ドンフアンを捌くファン・インス。しかしイム・ドンフアンの右カーフもヒットしている。下がりながら左ハイ、右ストレートを伸ばすファン・インス。鼻血が見られるイム・ドンフアンは、ファン・インスの右カーフを嫌がる。イム・ドンフアンは疲労のためか動きに切れが見られない。距離を詰めてくるイム・ドンフアンを、試合終了までファン・インスが捌き続けた。

裁定は正規王者ファン・インスが暫定王者イム・ドンフアンをユナニマス判定で下した。ミドル級王座を統一したファン・インスは「相手が強くてKOすることができませんでした。いつも助けてくれる人たちに感謝しています」、敗れたイム・ドンフアンは「これが終わりではありません。もっと強くなって戻ってきます。さらに成長して帰ってきます」と語っている。


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45 DEEP MMA MMAPLANET o RIZIN ROAD FC Road FC72 YouTube イ・ジョンヒョン キム・インソォン キム・テイン キム・ヒョンウ ナンディンエルデン・キム・インソォン パク・シウ パク・シウォン パク・ヘジン ファン・インス ヘジン ボクシング 上田幹雄 剛毅會 原口央 大成 平本蓮 水野竜也 海外 篠塚辰樹 関野大成 黒井海成

【Road FC72】ベルト&リベンジを賭けてキム・テインと再戦、関野大成「前回のKO負けが屈辱的でした」

【写真】(C)SHOJIRO KAMEIKE

16日(日・現地時間)に韓国はソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FC72で、関野大成が同ヘビー級王者キム・テインに挑戦する。
Text by Shojiro Kameike

関野はDEEP、豪州ビートダウンを経て、2023年よりRoad FCヘビー級に戦いの場を移す。3連続KO勝ちを収めたあと、翌2024年4月にキム・テインと空位のヘビー級王座を争ったが、1R KOで敗れていた。その関野が水野竜也戦、シム・ゴンオ戦の連続KO勝ちから、再びキム・テインと相対することとなった。MMAPLANTでは初のインタビューとなる今回、日本で苦杯を舐め続け、韓国の地で花開いた関野のキャリアをたどる。


打撃の面でMMAの距離を掴み始めているんです

――MMAPLANET初インタビューとなります。よろしくお願いします。現在はどちらにいらっしゃるのでしょうか。

「今は東京に来ていて、友人の家に泊まらせてもらっています」

――活動の拠点は茨城ですよね。現在はどのような練習環境にあるのでしょうか。

「もともと自分は茨城の三河幕府というところに所属していたんですけど、DEEPに出始めて何戦かしてフリーになりました。今もたまに三河幕府に行きますが、茨城では三崎和雄さんのKASHIMA DOJO、東京だとAACCやアライアンスとか、いろんなところに行かせてもらっていますね。試合がないシーズンは日・月・火が茨城で、水曜日の夜にAACCで練習し、そこから日曜日に茨城へ帰るまで東京にいるといった感じです」

――昨年12月はRoad FCで上下の打ち分けを効果的に使い、シム・ゴンオにKO勝ちして王座挑戦をアピールしました。

「そう言ってもらえると嬉しいです。あの試合は相性が良かったですね。シム・ゴンオは動きが遅いじゃないですか。自分はスピードタイプで、遅い相手は得意なんですよ。あと今まではずっと力み癖が抜けなくて、『相手をいたぶって楽しもう』というぐらいの気持ちで戦ったほうが調子は良いです」

――キム・テインは初めて対戦した時、スピードが速く感じられましたか。

「思ったより速い、というぐらいでした。それよりも、とにかく力が強かったです。特に四つの組み力が強くて。自分も今回はレスリングとか――それこそ自衛隊体育学校へレスリングの練習に行かせてもらっています。まだ数回しか行けていないけど四つの展開、グレコスタイルを練習するために今後も通う予定です」

――Road FCに出る前……DEEPで戦っていた時は、打撃戦からテイクダウンを奪われて敗れる場面も多かったと思います。しかし昨年9月の水野戦は、明らかにこれまでの試合内容とは違いました。しっかりテイクダウンを切って、打撃で倒すという内容で。

「最近、まず打撃の面でMMAの距離を掴み始めているんですよ。剛毅會の大珠君というトレーナーさんにミットをもらっていて――平本蓮君や篠塚辰樹君も指導している人です。大珠君は俺より身長も低いし体重も軽いのに、めちゃくちゃミットを受けてくれて。大珠君のミットのおかげで、MMAの距離を掴めるようになってきました」

――それまでMMAの距離は掴みづらかったということですか。

「試合の時は喧嘩みたいなイメージになってしました。それがキム・テインとの初戦ではモロに出ちゃって――自分の距離じゃないのに、感情的になって1Rからガンガン行ってしまう。でもKO負けしたことで反省して、水野戦からは距離を修正できましたね」

――喧嘩、ですか。DEEP参戦時はそのようなイメージがなかったです。距離を保ち、関節蹴りから相手の出方を窺っていくスタイルでした。

「もともとは距離を取って戦うほうが得意なタイプでした。でもDEEPで戦っていた時に、周りの人から地下格闘技に出ていた頃の大成のほうが強かったよ』って言われたんですよ。技術を身につけた分、荒々しさがなくなった。その面がもっと試合で出せれば――確かに自分もDEEPに出るようになってから、縮こまっている部分はあったんですよね。『プロとして、しっかり技術を見せていかない』とか考えたり。

国内での負けを経て、ボクシングの距離でガンガン行くようにしました。Road FCもそうだし、豪州のビートダウンに出た時も。さらにキム・テイン戦のKO負けのあと試行錯誤しながら、今は良い感じの距離で戦うことができるようになっています」

16歳でバカだったから、暴れ回っていたら好き放題できるのかなと思っていました

――格闘技のベースは柔道ですか。

「はい、中学3年の夏まで柔道をやっていました。ウチは両親が柔道をやっていて、道場も運営していたんです。俺も中学ではある程度の実績を残していたから、高校の柔道部からも誘いが来ていて。親も『柔道を続けてほしい』と言っていたけど、自分は燃え尽きたというか……。当時は友達と夜遊びするほうが楽しくなっちゃっていましたね」

――柔道を辞めたあとは、道を外してしまったとか……。

「そうですね。中学時代からチンピラみたいな人と喧嘩したりとか、ソッチの世界の人たちと揉めたりしていました。そういう喧嘩を通じて、自分も東京へ行ってソッチの道に進んだほうが良いと思ったんですよ。

ただ、新宿の歌舞伎町に行ってからのほうが、いろいろと分かってきましたね。たまたま自分がお世話になったところだけがそうなのか知らないけど、すごく大人な方たちばかりでした。『まだ16歳だから、自分たちの仕事を手伝わせることはできない。本当にやりたいなら20歳になってからだ』とか言われて」

――……。

「そこから2年ぐらい歌舞伎町にいたんですけど、何か違うなと思って。何て言うんだろう……、自分も16歳でバカだったから、暴れ回っていたら好き放題できるのかなと思っていました。でも周りはちゃんとした人たちが多くて。やっぱり漫画や映画の世界とは違うし、現実問題として生活していかないといけない。そのために皆が真面目にやっていたんですよ。

そういう姿を見ていて、自分も本当に好きなことをやろうと思いました。まず自分の環境を変えてみようと思って、19歳の時にセキュリティの会社に入ったんですよ。そこは格闘技をやっている人が多かったから、自分も一緒に自分も一緒に格闘技の練習をするようになりました。セキュリティの夜勤が終わって、朝方から練習して……。当時から地下格闘技に出ていたので、地下格闘技でベルトを取ってからプロのMMAに出ています」

――柔道ベースでありながら、打撃が中心のスタイルになった理由は何だったのですか。

「15歳から地下格闘技に出ていて、打ち合いを求められていましたからね。寝技は5秒まで、というルールもありましたし」

――その後、DEEPを経て豪州ビートダウン、韓国Road FCと海外で戦うようになったのは、どのような経緯があったのでしょうか。

「DEEPであまり勝てていなかった頃、DEEPを通じて海外の試合を紹介してくれるようになったんですよ。たぶん佐伯(繁DEEP代表)さんからすれば、『才能はあるけど練習しないヤツ』みたいな感じだったんじゃないですか(苦笑)。だから海外の試合を経験すれば、自分が成長するんじゃないか――と思ってくれたのか。毎回『今のままじゃ勝てないよ。頑張ってこい』とか言われながら、海外で試合していました」

DEEPとRoad FCのベルトを巻いて、両団体を背負って戦いたい

――豪州や韓国での試合を通して、自分自身の意識は変わりましたか。

「海外で試合するのって、アスリートっぽくて良いかなと思いました(笑)。あとは周りの目も気にしなくて良いじゃないですか。相手は何を喋っているかも分からないし。むしろ自由に、好き放題できるんじゃないかなと」

――キム・テインとの初戦では、計量前日の会見で乱闘騒ぎがありました。最近はRoad FCでも会見で乱闘劇が行われることがあります。関野選手の場合、プロモーター側から乱闘求められたのですか。

「いや、違います。俺は『乱闘してくれ』と言われたら、逆にやらないですね。人の言うことを聞かないタイプだから(苦笑)。あれは裏でキム・テインがずっと『来いよ、来いよ』と煽ってきていたんですよ。『俺のことをナメてんな』と思って、挑発に乗ってしまいました。もう二度と暴れないです」

――なるほど。試合スタイルはパンチ中心で、会見でも暴れるし、正直なところ「そういう選手なのか……」と思っていました。それゆえに水野戦の冷静な試合運びは、ギャップが大きくて。

「ギャップですか(笑)。ここ数年は先輩や友達、スポンサーさんに自分の試合を生で観てもらう機会がなかったじゃないですか。その前は韓国でキム・テインに負けていたし、みんなに成長した姿を見てほしくて。

水野さんは実績もあって強い選手です。そういう相手に圧勝できないと『この先はない』と考えていました。あの頃から、『これが最後の試合になっても良いぐらい頑張ろう』という気持ちで試合に臨んでいます」

――再びRoad FCのベルトを目指すなかで、DEEPメガトン級のベルトを狙うという気持ちはなかったですか。

「Road FCのベルトを獲ってからはRIZINに出るのが良いのかなとは思っています。でも持っているベルトが一つだけだったら、ありきたりですよね。Road FCとDEEPのベルト、2つあればRIZINに出る時も注目度が違うでしょうし。DEEPとRoad FCのベルトを巻いて、両団体を背負って戦いたいです。いろんな人に反対されたりしているんですけど」

――反対とは?

「……『DEEPだけでいい、Road FCにこだわらなくていいじゃん』とか言われたりするんですよ。でも自分はRoad FCにこだわりたい。やっぱり前回のKO負けが屈辱的でした。実力的には負けたと思っていないです。自分が舞い上がって、勢いだけで戦っちゃって……。次やったら絶対に勝てる。前回は負けた直後に、ジョン代表にも言ったんですよ。『すぐリベンジマッチを組んでほしい』って。そこからRoad FC側も僕のために試合を組んでくれたので、まずはRoad FCのベルトを獲りたいです」

――そのタイトルマッチの前に、昨年大晦日のRIZINでキム・テインが上田幹雄選手に敗れていることについては、どう感じていますか。

「う~ん、そこはそんなに……。『思っていたより上田君は組みが上手くなっていたな』という感じですね。キム・テインも途中まで押していたけど、やっぱり自分と似ている部分があります。スタミナがないところとか、一発もらったら絶対に返してやるって気が強いところとか(笑)」

――昨年4月から約1年、再戦でキム・テインに勝てるという自信は高まっていますか。

「もちろんです。この間、韓国の記者会見では『90パーセント勝てる』と答えたけど、今は95パーセントぐらいに近づいていますね。自分はいつも日本を代表している気持ちで、韓国で戦っている。今回も『負けたら日本に戻れない』という気持ちでいます。必ず勝って日本の皆さんにベルトを見せますので、応援よろしくお願いします!」

■Road FC72視聴方法(予定)
3月16日(日)
午後14時~ カカオTV、SOOP(旧アフリカTV)

■メイン対戦カード
<Road FCヘビー級選手権試合/5分3R>
[王者] キム・テイン(韓国)
[挑戦者] 関野大成(日本)

<Road FCミドル級王座統一戦/5分3R>
[正規王者] ファン・インス(韓国)
[暫定王者] イム・ドンフアン(韓国)

<ライト級/5分3R>
パク・シウォン(韓国)
ナンディンエルデン・キム・インソォン(韓国)

<Road FCフライ級王座決定戦/5分3R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
コ・ドンヨク(韓国)

<66キロ契約/5分3R>
キム・ヒョンウ(韓国)
黒井海成(日本)

<68キロ契約/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)
原口央(日本)

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【Road FC72】再戦、再起、復活。まさにReborn大会で、パク・シウォン復権。黒井海成も出場!!

【写真】ライト級とは到底思えない、パク・シウォン。今後を考えて、一足飛びでマゴメドフとの決勝が見たい(C)MMAPLANET

3月16日(日・現地時間)に韓国、ソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FC72の対戦カードが続々と発表されている。
Text Manabu Takashima

まずRIZIN DECADEに出場し上田幹雄に敗れた2024年Road FC MVPでライトヘビー級&ヘビー級二冠のキム・テインが持つ、ヘビー級のベルトに、関野大成が選手権試合。さらにRoad FCミドル級王座統一戦=正規王者ファン・インス×暫定王者イム・ドンフアン、2024年ライト級グローバルT準決勝=パク・シウォン×ナンディンエルデン・キム・インソォンの3試合がアナウンスされた同大会。

続いてフライ級王座決定戦=イ・ジョンヒョン×コ・ドンヨク戦、黒井海成×キム・ヒョンウの66キロ契約マッチが明らかとなっている。


キム・テイン×関野は昨年4月に王座決定戦で対戦しており、その時はキム・テインが1R3分55秒でTKO勝ちを収めベルトを巻いている。関野は9月のDEEPでベテラン水野竜也に続き、昨年末のRoad FC71でシム・ゴンオ戦と連続KO勝ちを収めて、ケージの中から挑戦をアピールしてリベンジマッチを現実のモノとした。

ミドル級王座統一戦は正規王者ファン・インスが、昨年12月のZFNに出場し81キロ契約でキム・ハンスルに勝利した2週間後に、暫定王座決定戦で勝利したイム・ドンファンと対戦することとなった。2021年7月に同王座を獲得したファン・インスだが、決して層の厚くない同階級でなかなか挑戦者が現れず、1年7カ月後にキックボクシングマッチでお茶を濁してから、さらに1年半が経過しても初防衛戦の機会は巡ってこなかった。

本人もこの状況にRoad FCからの離脱をSNSで宣言する一幕も見られた。このような経緯があったためRoad FCは、全方位外交のZNFのファン・インスの出場を認めていた。

キム・ハンスルにスプリット勝利したもののUFC入りとはならかったファン・インスには、再びRoad FCも対戦相手を探す作業が必要となった。

そこで過去にファン・インスに敗れているラ・インジェ、戦績5勝7敗のイム・ドンファンの間で、暫定王座が争われた。

いわば挑戦者では説得力がない対戦の勝者に、暫定王者という格を与えるような選手権試合だったわけだ。

一方、昨年10月に消化されたはずのライト級グローバルT準決勝が再び、パク・シウォン×ナンディンエルデン・キム・インソォンが組まれたのとも『?』となるファンが多いはずだ。

初戦でキャプテン☆アフリカをパウンドアウトした際に、パク・シウォンは拳を折り準決勝を棄権。対戦予定だったアルトゥル・ソロヴィエフが不戦勝でファイナル進出を決めていた。ところがソロヴィエフは契約更新の交渉でRoad FCと関係が悪化し、Road FC71を欠場してしまう。決勝でソロヴィエフと対戦予定だったカミル・マゴメドフは、ノンタイトル戦でヨ・ジェウを一蹴していた。

決勝戦が消滅、ソロヴィエフの再登場はない。この間、負傷が癒えたK-MMAの未来=パク・シウォンが復権、準決勝を戦うことに。しかも相手はソロヴィエフに敗れているナンディンエルデンと、なかなか強引な方法論が採られている。この勝者がマゴメドフとファイナルを戦うことになるが、さすがに不戦敗となったパク・シウォンを決勝にいきなり登用することはできず、準決で姿を消した者同士が拳を交えることになったというところか。・

年末大会でRIZINの敗北から再起したイ・ジョンヒョン。その彼の勝利直後にケージインしタイトル戦を要求したコ・ドンヨクの間でタイトルが争われるフライ級。Road FCでフライ級王座が設けられるのは2019年にONE WSに転じた、時のチャンピオン=、ソン・ミンジョンが契約満了によってタイトルを返上して以来6年ぶりとなる。

黒井は昨年10月のRoad FC70で初の海外遠征を敢行するも、パク・ジョングンの三角絞めにキャリア初黒星を喫している。対するキム・ヒョンウはバンタム級(=63キロ)グローバルTでベスト4のキム・ヒョンウと66キロ契約で再起戦を戦うことに。

Road FCでは2023年のトーナメント制移行以来、バンタム級とフェザー級を統合し、63キロでバンタム級をうたってきた。結果、現状としてフェザー級王座は存在せず、そのフェザー級で戦う黒井の試合は、以前のリミット65.5キロに+500グラムが加わった契約体重マッチとなった。

ここまでに発表されたラインナップは再戦、再起戦、復活と再生作用がRoad FC72だが、そんなReborn大会より2015年3月のイ・グアンヒ×クォン・アソル戦のヒジ打ち&大量流血の結果、禁止となっていたエルボーでの攻撃が解禁される。

10年ぶりにヒジ打ちだが、北米ユニファイドに倣うことなく直下エルボーは反則となる模様。また関節蹴りの全面禁止も決まっている。

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【ZFN02】ユン・チャンミンと対戦、パク・チャンス「海外が国内かということで、自分を軽く見ている」

【写真】本計量から3時間以上経過していたモック計量では、そこまでリカバリーできているようには見えなかったが……。ケージインする時には、75キロまで戻っているのか(C)MMAPLANET

既に零時を回っており、本日14日(土・現地時間)に韓国はコヤンのキンテックス7AホールでZFN02が開催され、Double GFCフェザー&ライト級王者のパク・チャンスがユ・チャンミンと戦う。
text by Manabu Takashima

そのパク・チャンス、今年の1月にはBlack Combatで中村大介を破り、6月にはDouble GFCで岩倉優輝を倒してライト級のベルトを巻いている。そして今回はZFN初陣を戦う。いちプロモーションのチャンピオンが、1年で2つも他団体で戦う。プロモーション間の行き来は、なぜ可能なのか。そしてユン・チャンミン戦についてパク・チャンスをインタビューした。


――Double GFC二階級チャンピオンのパク・チャンス選手ですが、Black Combatに続きZFNにも出場となりました。一つの団たいのチャンピオンが複数のプロモーションに出場するというのは珍しい事例かと思います。

「Double GFCもBlack Combatも試合のオファーがなく、この間にZFNと交渉して戦うことを決めました」

――毎回、単発契約でプロモーションを行き来している形なのでしょうか。

「Black Combatとは単発契約で、Double GFCから了承を得て戦っていました。今回のZFNに関しては。Double GFCとZFNの両プロモーションを行き来することができる契約になっています。そういう団体間の取り決めがあるのですが、交渉は団体間の取り決めではなくて自分たちでやっています」

――なるほど、日本とはかなり事情が誓いますね。ところでZFNのどういう点に魅力を感じて出場を決めたのでしょうか。

「ジョン・チャンソンさんという韓国MMA界のレジェンドが取り仕切っているプロモーションであること。そしてユン・チャンミンという戦意を駆り立てられる選手が相手だったからです。ここで勝って、もっと強い選手と試合をしていきたいと思っています」

――その先にUFCを見ているということですか。

「今はユン・チャンミン選手に集中しています」

――日本のリアリティTVショー、格闘代理戦争で優勝してONEとの契約を勝ち取り、海外で戦ってきたユン・チャンミン選手のキャリアをどのような印象を持っていますか。

「そこはまるで興味がないです」

――その素っ気なさには、逆に何かあるのではないかと邪推してしまいます。

「まぁONEで戦っていたといっても、そこで対戦してきた相手は別に強くない。今回の試合では、完膚なきまで叩き潰して勝ちます。自分の力を信じています。それにユン・チャンミン選手はONEで戦ってきたので、66キロの体を創ることができるのか。初めての減量で、調子を落とすかもしれないです」

――ライト級王座も獲得しているパク・チャンス選手ですが、普段の体重は何キロほどなのですか。

「試合がない時は80キロぐらいですね。計量後のリカバリーでは、大体75キロまでは戻っています。ただBlack Combatで中村大介選手と戦った時は、蜂窩織炎で体調が悪くてリカバリーもほとんでなくて。70キロあるかないかでした。

今回は過去になかったほど体調も良く、準備も完全です。自分のキャリアは彼と違って、韓国国内で築いてきたものです。海外が国内かということで、自分のことを軽く見ている人たちもいるようです。だからこそUFC Fight Passを通して、自分の強さを世界に披露したいと思っています」

■視聴方法(予定)
12月14日(土・日本時間)
午後6時30分~UFC Fight Pass

■ メインカード計量結果

<81キロ契約/5分3R>
キム・ハンスル:81.1キロ
ファン・インス:81.5キロ

<フェザー級/5分3R>
パク・チャンス:66.5キロ
ユン・チャンミン:66.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ユ・ジュサン:66.25キロ
河名マスト:66.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
ジャン・ユンソン:77.2キロ
佐藤天:70.3キロ

<ライト級/5分3R>
ドロブショク・ナホトフ:70.65キロ
マテウス・カミーロ:70.3キロ

<71.5キロ契約/5分3R>
ナンディンエルデン・キム・インソォン:70.0キロ
ホン・ジュンヨン:71.7キロ

<フェザー級/5分3R>
ジャン・イクファン:66.2キロ
チェ・ソンヒョク:65.7キロ

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【ZFN03】河名マストと対戦、ユ・ジュサン「試合映像をチェックするたびに安心してしまって」

【写真】こんなに丁寧かつ、穏やかでいて辛辣。K-MMA界の慇懃無礼男だ(C)MMAPLANET

明日14日(土・現地時間)、韓国はコヤンのキンテックス7Aホールで開催されるZFN02で河名マストと対戦するのは、第1回大会でヘッドライナーを務めたユ・ジュサンだ。
text by Manabu Takashima

キャリア7勝0敗、負け知らずだが世界レベルで戦う力を持っているのかは不明だ。それでも河名に対して「楽勝できる」と歯牙にもかけない様子で断言した。

さらにLookin’ for a Fightだからといって特別なことをしないで、いつもように戦う姿勢を貫くユ・ジュサン。その言葉も全く気負いがなく、落ち着いた表情で口にしていた。心の底から自信があるのか。それとも根拠なき自信なのか。HEATフェザー級王座決定戦=倉本拓也戦前のインタビューの時とデジャブのような落ち着きよう。その倉本戦は、言葉の通りとなった。果たして、河名マストに対して同じことができるのか。明日、ハッキリする。


――パブリック計量と会見の終了直後にインタビューを受けていただいてありがとうございます。

「自分の方こそ、インタビューをしていただいて感謝しています」

――計量と会見がドッキングし、明日には対戦する選手と言葉を交換する。選手によってはとてもナーバスになるシチュエーションかと思うのですが、凄くリラックスしていましたね。

「前回大会は普通に計量だけでした。まぁ、これをやるのは嫌な相手の時はあると思います。でも、マスト選手なら問題ないです」

――というのは?

「自分の相手にはならないからです(笑)。楽勝できる相手だからプレッシャーもないので」

――凄い自信ですね。

「マスト選手の武器は、グレコローマンレスリングです。でも、それだけです。ワンツールで。試合映像をチェックするたびに安心してしまって。このままでは油断をしてしまうので、試合を視るのもやめました」

――……。実は2年前の12月30日のAngel’s FCを取材していて、ユ・ジュサン選手は清水俊一選手とフェザー級王座決定戦で戦った時、試合後に立てないほど足にダメージがありました。聞くと試合前に負傷していたということで。でも試合中に足関節を仕掛けられてもまるで痛みを顔に出していなかったです。相当に気合の入った選手だと感じました。

「痛みを顔に出さない。それは上手くできていたと思います(笑)。実はZFNの第1回大会のヘイナウド・エクソン戦前も練習中にカーフキックを蹴られ、骨にがひびが入っていました。まぁ殴り合って、手術しないといけなくなったら手術をすれば良いという気持ちで戦いました。

でも明日の試合は、我慢強さでない自分の強さをお見せしたいと思っています」

――リモートですが、Lookin’ for a Fightということで自ずと求められていることは分かります。そのなかで、ダナ・ホワイトのお眼鏡にかなうためにライバルになりそうな選手は誰だと考えていますか。

「正直、そういうことは気にしていないです。なるようになるだけで。なれば、良いなぐらいの感覚です(笑)。だから明日の試合もこれまで通り、自分ができることを全て出して勝つだけです。

自分はもともと勝ち続けて、直接UFCと契約したいと考えていました。でもRoad to UFCが出来てしまって、そういうステップアップは難しくなりました。ついていなかったです。

だからLookin’ for a Fightで戦う機会が巡ってきたのは、ラッキーといえばラッキーです。でも別に明日の試合で、何かが変わるとかは期待していないです。このまま勝ち続けていれば、いずれはUFCと契約できるので。明日の試合も、そんな未来に近づくための一歩になれば良いです。

インパクトを残すためにわざわざ危険を冒す必要は、まだないです。このタイミングじゃない。安定した強さを見せる自信はあるので、よろしくお願いします」

――ユ・ジュサン選手の言葉を聞いていると、UFCと契約することでなく、UFCと契約したあとを見据えているように思えます。

「その通りです(笑)。自信はあります」

■視聴方法(予定)
12月14日(土・日本時間)
午後6時30分~UFC Fight Pass

■ メインカード計量結果

<81キロ契約/5分3R>
キム・ハンスル:81.1キロ
ファン・インス:81.5キロ

<フェザー級/5分3R>
パク・チャンス:66.5キロ
ユン・チャンミン:66.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ユ・ジュサン:66.25キロ
河名マスト:66.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
ジャン・ユンソン:77.2キロ
佐藤天:70.3キロ

<ライト級/5分3R>
ドロブショク・ナホトフ:70.65キロ
マテウス・カミーロ:70.3キロ

<71.5キロ契約/5分3R>
ナンディンエルデン・キム・インソォン:70.0キロ
ホン・ジュンヨン:71.7キロ

<フェザー級/5分3R>
ジャン・イクファン:66.2キロ
チェ・ソンヒョク:65.7キロ

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【ZFN02】計量&記者会見の融合。佐藤天&河名マスト、計量パス――そして堂々の英語で会見を乗り切る

【写真】赤コーナーも青コーナーもUFCへの道が閉ざされないように勝つのみ (C)MMAPLANET

明日14日(土・現地時間)に韓国はコヤンのキンテックス7Aホールで開催されるZFN02のパブリック計量&記者会見が、13日(金・同)にキンポ市のホテル・マリナベイ・ソウル・アラで行われた。
Text Manabu Takashima

午前11時20分から始まった計量では、アンダーカード出場選手が一通りスケールに乗り、フェイオフを終える、そしてアンダーカード最後の試合に出場するチェ・ジェフンとヤン・ジェグンの両者が席につき、司会者の代表質問に答える形で会見が実施された。

メインカード出場選手はスケール、代表質問、記者の質疑応答、フェイスオフという流れをカード単位で続ける(しかも休憩が途中で入る)という珍しいスタイルの公開計量&会見が見られた。


メインカード第3試合のライト級戦に出場するタジキスタンのドロブショク・ナホトフはUFC308の公開会見のファンの質問時間に、ダナ・ホワイトにUFC出場をアピールし今大会の試合出場とLookin’ for a Fightを実現させた張本人だ。

ブラジルのマテウス・カミーロとのマッチアップは、他のカードとは明らかに色合いが違い、興味深いものとなった。

続いて赤コーナーから佐藤天が登場、英語で「UFCの最後の方は良い試合を見せることはできなかったので、ここで良いパフォーマンスをダナ・ホワイトに見てもらって、UFCに戻りたいと思っている。フィニッシュを狙っているけど、彼は良いファイター。でも自分を信じている。韓国人選手は日本人選手よりUFCで成功している。ここにいるコリアンゾンビのように。でも日本人選手も負けていない。と同時に日本のMMA界は韓国のMMAのことをしっかりと認識しないといけないと思っている」とコメントした。

河名マストは青コーナー・ファイターとして、今大会に挑む。ユ・ジュサン戦を前にして、彼もまた英語で「ダナが試合を見ているのは、凄く嬉しい。RTUの決勝のつもりで戦う。これまで韓国の選手と何度も試合をしてきたけど、タフでパワフル、常に難しい試合だった。韓国での試合は初めてでもケンチャナヨ。ノープロブレム。自分のスタイル、レスリングを貫きたい。これまで対得した韓国人選手で印象深いのはパン・ジェヒョク選手。距離の取り方などが巧みで5分間、常に前に出る練習を繰り返すことで成長できた」と司会者の質問に答える。

さらに質疑応答では青コーナーで戦うこと、UFCと契約することに挑戦し続けることを問われ、「この試合はユ・ジュサン選手をステップアップさせるためのものだと理解しています。でもケージのなかでコーナーは関係ないです。僕だけの特別なステップアップの場にします。レスリングをやってきて、目標は五輪でした。MMAで世界のベストファイターが揃っているのはUFCです。だからUFCで戦いたい」と話した。

■視聴方法(予定)
12月14日(土・日本時間)
午後6時30分~UFC Fight Pass

■ メインカード計量結果

<81キロ契約/5分3R>
キム・ハンスル:81.1キロ
ファン・インス:81.5キロ

<フェザー級/5分3R>
パク・チャンス:66.5キロ
ユン・チャンミン:66.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ユ・ジュサン:66.25キロ
河名マスト:66.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
ジャン・ユンソン:77.2キロ
佐藤天:70.3キロ

<ライト級/5分3R>
ドロブショク・ナホトフ:70.65キロ
マテウス・カミーロ:70.3キロ

<71.5キロ契約/5分3R>
ナンディンエルデン・キム・インソォン:70.0キロ
ホン・ジュンヨン:71.7キロ

<フェザー級/5分3R>
ジャン・イクファン:66.2キロ
チェ・ソンヒョク:65.7キロ

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