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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL WT2025#03 インパ・カサンガネイ ジョシュ・シルヴェイラ ファビアン・エドワーズ マイク・シップマン

【PFL WT2025#03】エドワーズがカサンガネイを左ヒジで切り裂き、左で倒す。準決勝はシルヴェイラ戦

<ミドル級T1回戦/5分3R>
ファビアン・エドワーズ(英国)
Def.2R2分14秒 by TKO
インパ・カサンガネイ(米国)

サウスポーのエドワーズが左ミドルを突き刺した。カサンガネイは右ストレートから右ボディに繋げながらドライブした。ケージ際の差し合いから、カサンガネイがボディクラッチで差し上げる。エドワーズの払い腰を凌いだカサンガネイが、ケージに押し込み続けるも、切り返したエドワーズがダブルレッグへ。これを切られると離れた。エドワーズの左ストレートに右カーフを合わせて、ヒザを着かせるカサンガネイ。パンチからハイに繋げ、組んだカサンガネイだが、ケージ際でエドワーズに切り返された。

首相撲からヒザを突き上げるエドワーズが、押してくるカサンガネイに左ヒジを浴びせていく。この一撃が要因か、ケージ際の差し合いで、カサンガネイの眉間から出血が見られる。離れると打ち合いで左ヒジを打ち込んでいくエドワーズ。カサンガネイも左ハイを返し、パンチを打ち込むがエドワーズの左が冴えた。

2R開始前、カサンガネイの傷に対してドクターチェックが行われる。傷口は大きい者の、試合続行に。開始直後、エドワーズは左三日月蹴り、左ハイ、左ローと蹴りを散らす。飛び込んだカサンガネイの右がヒット。エドワーズはフラついたが体勢を立て直した。カサンガネイの前進に左ヒジをカウンターで合わせていくエドワーズだが、後続のパンチを受けて動きが止まる。

カサンガネイの突進を、左ヒジで迎え撃ちながらも捌いたエドワーズが、左右ストレートで相手を下がらせる。エドワーズの右跳びヒザをかわしたカサンガネイが左に回る。しかしエドワーズの左ストレートが顔面に突き刺さった。うつ伏せに倒れたカサンガネイの顔面にパウンドを連打したエドワーズが、レフェリーストップを呼び込んだ。

逆転KO勝ちともいえる展開で準決勝に進んだエドワーズは、この日マイク・シップマンを判定で下したジョシュ・シルヴェイラと対戦することとなった。


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45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL WT2025#03 UFC YouTube アルフィー・デイビス アレクサンデル・シャブリー アーロン・ジェフリー インパ・カサンガネイ ガジ・ラバダノフ キック クレイ・コラード サディボウ・シ シャミル・ムサエフ ジェイジェイ・ウィルソン ジョシュ・シルヴェイラ ダルトン・ロスタ ファビアン・エドワーズ ブレント・プリマス ボクシング マイク・シップマン マス・ブーネル ヴィニシウス・センシ

【PFL WT2025#03】面白いのはライト級。ラバダノフ、ブーネル✕ジェイジェイ&コラード✕デイビス

【写真】1年7カ月振りの実戦復帰。ブーネルとトーナメント1回戦を戦うジェイジェイ・ウィルソン(C)PFL

18日(金・現地時間)にフロリダ州オーランドのユニバーサル・フロリダで開催されるPFL WT2025#03の計量が17日(木・同)に行われている。
Text by Manabu Takashima

PFLワールドトーナメント第3週はライト級とミドル級の1回戦8試合と補欠戦が組まれた。トーナメント枠発表時と、メンバーの変更が多発するなか、ライト級ではPFL2024ライト級準優勝のブレント・プリマスと対戦予定だったBellator世界ライト級タイトルコンテンダー=アレクサンデル・シャブリーが欠場し、ヴィニシウス・センシが代役でトーナメント出場権を得ている。


昨年の世界王者シャミル・ムサエフが出場しないミドル級に対し、ライト級では世界王者ガジ・ラバダノフが参戦するライト級トーナメント。そのラバダノフはの初戦の相手は、UFCからBellatorで一戦を挟みPFL初出場となるマーク・ディアキシーだ。オクタゴン15戦、8勝7敗と一つ勝ち越しているディアキシーを相手にPFL世界王者がどのようなパフォーマンスを見せることができるのか。

MMA一強時代の風穴を開けるようなインパクトをラバダノフが残すことができるのか、注視したい。

また昨年のライト級シーズンを負傷欠場を棒に振ったジェイジェイ・ウィルソンが、仕切り直しのトーナメント出場となる。

UFCでは1勝2敗と負け越しているが、BellatorとPFLと合わせた旧メジャー3団体の通算成績が8勝5敗のマス・ブーネルに挑む一戦も楽しみだ。

さらにライト級ではこの他にも、クレイ・コラードとアルフィー・デイビスというボクシングMMA✕キックボクシングMMAの対戦も興味深い。テイクダウンを含めると、総合力はコラード。ただし、スタンドに限ると主に拳が武器のコラードに対し、デイビスは足を自在に使えるキックボクサーだ。

しかしながらリーチは7センチもコラードが上回っている。デイビスのパンチ < コラードのパンチ < デイビスの蹴りという距離関係が、どのように変化していくのか、注目だ。

■視聴方法(予定)
4月19日(土)
午前5時45分~U-NEXT

■PFL WT2025#03計量結果

<ミドル級T1回戦/5分3R>
インパ・カサンガネイ:185.6ポンド(84.19キロ)
ファビアン・エドワーズ:185.6ポンド(84.19キロ)

<ライト級T1回戦/5分3R>
ガジ・ラバダノフ:156ポンド(70.76キロ)
マーク・ディアキシー:155.2ポンド(70.40キロ)

<ミドル級T1回戦/5分3R>
サディボウ・シ:185.8ポンド(84.28キロ)
ダルトン・ロスタ:185.6ポンド(84.19キロ)

<ライト級T1回戦/5分3R>
マス・ブーネル:155.8ポンド(70.67キロ)
ジェイジェイ・ウィルソン:156ポンド(70.76キロ)

<ライト級T1回戦/5分3R>
クレイ・コラード:155.4ポンド(70.49キロ)
アルフィー・デイビス:155.6ポンド(70.58キロ)

<ライト級T1回戦/5分3R>
ブレント・プリマス:155.6ポンド(70.58キロ)
ヴィニシウス・センシ:155.8ポンド(70.67キロ)

<ミドル級T1回戦/5分3R>
ジョシュ・シルヴェイラ:185.6ポンド(84.19キロ)
マイク・シップマン:186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級T1回戦/5分3R>
アーロン・ジェフリー:185.4ポンド(84.10キロ)
ムラッド・ラマザノフ:185.2ポンド(84.01キロ)

<ライト級T補欠戦/5分3R>
ロバート・ウォルトリー:154.6ポンド(70.13キロ)
アントニオ・カルーゾ:155.6ポンド(70.58キロ)

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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL キック ジョニー・エブレン ファビアン・エドワーズ

【PFL SF01】Bellator王者エブレンがバックコントロールで無限ループ。エドワーズに判定勝利して王座防衛

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョニー・エブレン(ブラジル)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47
[挑戦者]ファビアン・エドワーズ(英国)

サウスポーのエドワーズに対し、エブレンが右ストレートと右ミドルを見せる。エドワーズもインローと左の前蹴り、エブレンの右ハイに左ストレートを返す。エブレンは右を振って前に出て右ハイ、エドワーズは左ストレートを狙う。

エブレンもエドワーズの蹴りに右ストレートを合わせ、左腕を差してエドワーズをケージに押し込む。離れたエドワーズに対し、すぐに右で詰めるエブレン。右ハイを蹴ってダブルレッグに入り、エドワーズの体を持ち上げるようにテイクダウンする。

背中を見せて立ち上がるエドワーズに対し、エブレンはバックコントロール、持ち上げてマットに叩きつける。ここもすぐにエドワーズが立ち上がるが、再びエブレンが持ち上げてテイクダウンし、最後はその立ち際にエブレンが細かくパンチを入れてラウンド終了となった。

2R、エドワーズが右ジャブから左の前蹴り、右のアウトローを蹴る。エブレンは大きな左フックを見せつつ前に出る。エドワーズは左ストレートを当てるが、前に出るエブレンが右ストレートからダブルレッグで組みつく。エドワーズが距離を取ろうとするが、エブレンはシングルレッグでしつこく組んでテイクダウンする。

エブレンはエドワーズの右足を超えてハーフガードになり、左腕を腰に回してトップキープする。エドワーズが亀になって立ち上がると、エブレンが持ち上げてテイクダウンしてバックから殴る。残り1分30分でエドワーズが立ち上がり、エブレンが持ち上げてテイクダウンする。

ここもエドワーズが立ち上がってクラッチを切って正対する。試合がスタンドに戻ると、互いにインローを蹴り合い、そこにストレートを狙う。エブレンが右ストレートで飛び込むと、エドワーズは左アッパーや左ストレートを狙う。

3R、インローの蹴り合いから、エドワーズが左ストレートからパンチをまとめ、左の前蹴り。エブレンは右ストレート見せ、エドワーズはエブレンのローに左ストレートを返す。エブレンはジャブを伸ばし、エドワーズも左ストレートと左アッパーを返す。

エドワーズはエブレンの右ミドルをブロックして左ストレート、左の三日月蹴りを立て続けに当てる。エブレンはダブルレッグで組みついてテイクダウンし、亀になるエドワーズのバックにつく。離れたエドワーズは左の三日月蹴りと左ハイ、ワンツーから左のヒザ蹴り、エブレンも左フックから右、シングルレッグに入る。

4R、エドワーズは前足にローを集めて左の三日月蹴り。エブレンは右ストレートで飛び込んで、スピニングバックキック、右ストレートにつなげる。エドワーズは左の三日月蹴りと左ストレート、前に出るエブレンは右フックからシングルレッグに入ってテイクダウンする。

すぐにサイドを取ったエブレンは亀になるエドワーズのバックにつく。エドワーズが立ち上がると、エブレンが持ち上げてテイクダウン。このラウンドもこれを繰り返し、時間が過ぎる。残り20秒でエドワーズが距離を取り、左の三日月蹴りと左のヒジで攻めるが、有効打はない。

5R、エドワーズが左の三日月蹴りからパンチをまとめる。ここでエドワーズにアイポークがあり、エブレンにインターバルが与えられる。再開後、エドワーズは左の三日月蹴りを当て、エブレンは右フックからシングルレッグへ。これを切ったエドワーズが左の三日月蹴りを蹴るとローブローとなる。

再開後、エドワーズが左の三日月蹴りとストレートで前進。エブレンも下がりながら右を返す。エドワーズは左ストレートから右フック、三日月蹴りとパンチでボディを狙い、左かパンチをまとめてヒザ蹴りまでつなげる。エブレンも右を返すが、エドワーズの三日月蹴りがもろに入る。

ここから前に出るエドワーズは左からパンチをまとめ、クリンチになると左ヒジとアッパー。これを受けるエブレンだが右を打ち返してシングルレッグで押し込む。最後は四つ組みでヒザを蹴り合い、エブレンがエドワーズをケージに押し込んで試合終了となった。判定は3-0でエブレンが勝利。エドワーズの挑戦を退けて3度目の王座防衛に成功した。


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【PFL】速報中!PFL Super Fights: Battle of the Giants

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今日はPFLのビッグイベントPFL Super Fights: Battle of the Giants NGannou vs. Ferreiraがサウジアラビアのリヤド キングダムアリーナで開催されます。3大タイトルマッチが配置され、メインはボクシングを経て久しぶりにMMAに復帰するフランシス・ガヌー。頭角を現わしてきた新鋭ヘナン・フェレイラと激突します。KO決着・短時間決着必至の一戦はどちらに転ぶのか。さらにクリス“サイボーグ”にAJ.マッキーなど日本でもおなじみの選手が大挙出場。日本時間は早朝ですが、本日もU-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【ライト級】
×AJ.マッキー(米国)
(判定1-2)
○ポール・ヒューズ(アイルランド)
1R、開始直後から軽快な動きを見せる両者。打撃の交差から組みに行くマッキー。一瞬身体が離れて再びタックルに行くとヒューズは飛び膝。ヒヤッとするがマッキーは足を掴んでテイクダウンを狙う。またも身体が離れると再びヒューズはタックルに合わせて膝蹴り。それでも組んだマッキー。しかしテイクダウンしたのはヒューズ。上から強めのパウンド。マッキーは足関節や蹴り上げで抵抗。スタンドに戻ると打撃の交差。ヒューズが飛び膝からの右フックがクリーンヒット!マッキーが腰を落としたところでラウンド終了。あと10秒あったら危なかった。
2R、じわじわとプレスをかけるヒューズ。マッキーは距離を取りつつ様子を窺う。残り半分になったところでマッキーは組み付いてケージに押し込む。だがすぐにヒューズは脱出。身体が離れるとパンチの交差で互いにヒット。ローブローでの中断を挟んで再び打撃の交差。身体が近づいたところでヒューズが左右の連打から膝蹴り。しかしヒューズはバランスを崩して転倒。そこにマッキーが組んでテイクダウンを狙うがタイムアップ。
3R、開始直後に組み付いたマッキー。しかしヒューズの腰は重い。マッキーは自らグラウンドに引き込むような動きを見せるがヒューズは付き合わない。スタンドに戻るとヒューズはまたも組み付いてスタンドでバックに張り付く。だがヒューズはこれも脱出。身体が離れるとヒューズはアッパーを2連発等で攻勢。最後はマッキーが組み付いてテイクダウンを狙うがヒューズは倒れずに試合終了。判定はまさかのスプリットでヒューズ!マッキーを飲み込んだ!

【フェザー級】
×フセイン・カリマゴマエフ
(判定0-3)
○ザッファー・モフセン
1R、長いお見合いからカリマゴマエフが片足タックルでテイクダウンに成功。しかしモフセンはケージを背にして立ち上がる。スタンドに戻ると再びカリマゴマエフがタックルで組み付く。だがモフセンの腰は重い。逆に小手投げのような形で倒しにかかるがカリマゴマエフも倒れずにラウンドを終えた。
2R、スタンドで長いお見合いからモフセンがカリマゴマエフのタックルに合わせて飛び膝。タックルで組むカリマゴマエフを潰すが、すぐにカリマゴマエフが足を掴んで下からタックル。これを切るモフセン。またも柔道の投げでモフセンがテイクダウン。しかしカリマゴマエフは下からの肘をヒットさせてすぐに立ち上がる。最後は差し合いでラウンド終了。
3R、スタンドで圧力を掛けるモフセン。嫌ったカリマゴマエフはタックルに行くがモフセンが切る展開。お互い決定的な場面を作れないまま時間が経過。終了間際にカリマゴマエフのタックルを潰したモフセンが上になる。じわじわとパウンドと肘で削って試合終了。微妙な判定はモフセンに軍配。


【べラトールミドル級タイトルマッチ】
○ジョニー・エブレン
(判定3-0)
×ファビアン・エドワーズ
1R、スタンドの攻防からエブレンが組み付いてケージ際での差し合い。しかしお互い腰が重く、身体が離れる。スタンドで打撃を交差させる中、エブレンがタックルでテイクダウン。エドワーズがすぐに立ち上がるがエブレンがバックに張り付いてコントロールしてラウンドを終えた。
2R、やはりスタンドの攻防からタックルで組み付くエブレンがテイクダウン。立ち上がるエドワーズのバックに周ってポジションをキープ。要所でリフトしてテイクダウンして優勢をアピール。終了間際にやっとエドワーズが脱出。身体が離れてスタンドの攻防になるが手数が出ないままラウンド終了。
3R、後がないエドワーズは手数を出し始める。細かいジャブに三日月蹴りで攻勢。しかし中盤に入ると組み付いたエブレンが簡単にテイクダウン。中腰のエドワーズに対してバックに周る。グラウンドをコントロールしてラウンドを終えた。
4R、早々にエブレンが片足タックルでテイクダウン。立ち上がるエドワーズのバックに周ってリフトしてテイクダウン。このリピートで完全に制圧する。最後の最後でエドワーズが脱出して打撃でプレスを掛けるがラウンド終了。エドワーズはKOするしかない。
5R、開始直後にエドワーズのパンチがアイポークになって試合は中断。再開するとスタンドの攻防からエドワーズの三日月蹴りがローブローになってしまいまたも中断。再開するとエドワーズがイケイケ。ジャブに三日月蹴りを的確にヒットさせるとエブレンは後退。苦し紛れにタックルに行くがエドワーズは切ってスタンドの時間が続く。押せ押せムードだったが最後はエブレンが組み付いてケージに押し込んで試合終了。判定は試合の大半をコントロールしたエブレンに軍配。

【PFL女子フェザー級 スーパーファイトチャンピオンシップ】
○クリス“サイボーグ”(ブラジル)
(判定3-0)
×ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
1R、打撃の交差からパチェコが打ち気に出たところに合わせてサイボーグがタックルでテイクダウン。簡単にサイドに移行。しかしパチェコはすぐに立ち上がる。立ち上がり際にサイボーグがハイキックからパンチをまとめる。さらにスタンドの攻防からサイボーグがタックルでテイクダウン。パチェコは下からギロチンを狙うが首が抜けて不発。このままサイボーグが上を固めてラウンドを終えた。
2R、スタンドで前に出るのはパチェコ。プレスをかけてサイボーグをケージに追い詰める。するとサイボーグはタックルでテイクダウン。ハーフになってポジションをキープ。側頭部にパウンドを入れて手数を稼ぐ。最後は猪木アリ状態になってブレイクがかかってラウンド終了。
3R、距離を取るサイボーグに対してパチェコは掛ってこいとアピール。徐々に距離が詰まるとサイボーグの蹴りを掴んでパチェコがフックを当てるとサイボーグはバランスを崩して転倒。パチェコが上を取る。手数こそないが上を固めてラウンドを終えた。
4R、このラウンドは終始スタンドの展開。お互いに一定の距離を置いて様子を窺う。徐々にパチェコが圧力を強めるが手数がなかなか出ない。一瞬距離が詰まるとサイボーグがパンチをたたみかける場面はあったがパチェコは後退して回避。終了間際にはサイボーグがタックルで組み付くと離れ際に激しい打撃の応酬でラウンド終了。
5R、後がないパチェコだがなかなか手が出ない。サイボーグも距離を取って様子を窺う。しかしサイボーグはチャンスと見るやパンチのラッシュで前に出てテイクダウン。上からパウンドを落とすがパチェコは立ち上がる。スタンドの攻防からサイボーグはクレバーにタックルでテイクダウンでまとめて試合終了。判定はサイボーグ。PFLの王座戴冠!

【PFLヘビー級 スーパーファイトチャンピオンシップ】
○フランシス・ガヌー(カメルーン)
(1R TKO)
×ヘナン・フェレイラ(ブラジル)
1R、カーフキックの蹴り合いで幕開け。そこからガヌーはタックルでテイクダウンに成功。フェレイラは下から三角を狙うがガヌーは冷静に対処。上をキープすると怒涛のパウンド。最後は亀になったフェレイラにパウンドを浴びせ続けて身体が伸びる。レフェリーが試合を止めた!ガヌー強い!
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【PFL SF01】計量終了 ガヌー、2年10カ月振りのMMA。エブレンはBellator防衛戦。AJ&スタッツも

【写真】フェヘイラが大きく見えるが、俊敏性がガヌーが上だろう (C)

19日(土・現地時間)にサウジアラビアはリヤドのキングダム・アリーナで開催されるPFL Super Fights 01「Battle of the Giants」の計量が18日(金・同)に行われた。
Text Manabu Takashima

オイルマネーを背景に、世界のスポーツエンターテイメントの誘致を進めてきた中東国家にあって近年、躍進しているのが門戸開放を進めるサウジアラビアだ。MMAでもPFL、UFCが進出を果たし、PFLはMENAという地域リーグも実施している。


そんなサウジアラビアで2月のPFL vs Bellator以来のビッグマッチとなるPFL SF01「Battle of the Giants」で2年10カ月振りのMMAマッチとなるフランシス・ガヌーが、その2月大会でライアン・ベイダーを破ったヒーナン・フェヘイラと戦う。

パブリック計量時のフェイスオフでは、一触即発どころ額をグイグイぶつけ合った両者。非常に険しい表情でにらみ合いを続けると、珍しく顔を合わせたままインタビューが始まる。

すると一転して「最後にケージに立っているのは1人。この試合のためにハードなトレーニングを積んできた。皆に喜んでもらえる試合をする」とフェヘイラが平たいコメントをする。

ガヌーは「(額をぶつけ合ったことを尋ねられて)ここまで来るとなんでもありだと思っている。もう、準備はできている。明日、その時がやってくる。俺がキングだ。アイツは明日、思い知ることになる」と話した。

コメインはスーパーファイト女子フェザー級のタイトルが掛かったブラジリアン同胞対決。ケイラ・ハリソンに唯一黒星を与えたパチェコは「彼女はこのスポーツのために尽くしてきた。ファンではないけど、憧れてきた。でも、ここには勝つためにやってきた。厳しい練習をしてきた私を誰も止めることはできない」とサイボーグに敬意を払った勝利宣言を行った。

一方、サイボーグは「ここにいられることを感謝し、凄く幸せに感じている。正しいタイミングで、正しい場所にいる。ベルトを巻くのは私の仕事だから。5分5Rのウォーを戦い抜くだけのコトはやってきた」と穏やかに語った。

SFのベルトが掛かったメインとコメインの前に組まれたのは、Bellator世界ミドル級選手権試合だ。

9月のBellator CSロンドン大会で組まれていたカードが、スライドされ同大会に花を添えることとなった。

加えてPFLはシーズン・ファイナルが控えており、AJ・マッキーJrやラフェオン・スタッツというBellatorライト級とバンタム級の中軸ファイターが、リヤドで戦う。

ポール・ヒューズ、マルコス・ブレノとBellatorバナーの下で戦うファイターが対戦相手というころもあり、Bellator内の序列争いがスーパーファイト・イベントで組まれたことになる。

またBRAVE CFでキャリアを積んだフセイン・カジマゴメドフ、UAEWで戦ってきたマカシャリプ・ゼニュコフ、PFL MENAから昇格(?)のタリク・イズマイル。加えてPFL欧州リーグに参戦中のイブラヒム・イブラヒモフと中東&ムスリム勢の投入が目立つ同大会。PFLのリーグ構想が既に形になりつつある印象も残るSuper Fights=PPVイベントだ。

■視聴方法(予定)
10月20日(日)
午前2時15分~U-NEXT

■ PFL Super Fights01計量結果

<PFL SFヘビー級選手権試合/5分5R>
フランシス・ガヌー: 256.8ポンド(116.48キロ)
ヒーナン・フェヘイラ: 251.5ポンド(114.07キロ)

<PFL SF女子フェザー級選手権試合/5分5R>
クリス・サイボーグ: 144.5ポンド(65.54キロ)
ラリッサ・パチェコ: 144.1ポンド(65.36キロ)

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョニー・エブレン: 184.7ポンド(83.77キロ)
[挑戦者]ファビアン・エドワーズ: 184.9ポンド(83.86キロ)

<フェザー級/5分3R>
フセイン・カジマゴメドフ: 146ポンド(66.22キロ)
サファー・モーゾン: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ライト級/5分3R>
AJ・マッキーJr: 155.8ポンド(70.66キロ)
ポール・ヒューズ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラフェオン・スタッツ: 135.8ポンド(61.59キロ)
マルコス・ブレノ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
マカシャリプ・ゼニュコフ: 155.6ポンド(70.57キロ)
デドリック・サンダース: 154.9ポンド(70.26キロ)

<フェザー級/5分3R>
イブラヒム・イブラヒモフ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ナチョ・カンポス: 145.9ポンド(66.17キロ)

<フェザー級/5分3R>
タリク・イズマイル: 145.1ポンド(65.81キロ)
タハ・ベンダウト: 145.5ポンド(66.0キロ)

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『PFL Super Fights: Battle of the Giants』オッズ



 BetOnlineの『PFL Super Fights: Battle of the Giants』のメインカードオッズは以下の通り。

▼PFLヘビー級スーパーファイトチャンピオンシップ/5分5R
フランシス・ガヌー-240(1.42倍)
ヘナン・フェレイラ+205(3.05倍)


▼PFL女子フェザー級スーパーファイトチャンピオンシップ/5分5R
クリス・サイボーグ+127(2.27倍)
ラリッサ・パチェコ-147(1.68倍)


▼Bellatorミドル級タイトルマッチ/5分5R
ジョニー・エブレン-350(1.29倍)
ファビアン・エドワーズ+275(3.75倍)


▼フェザー級/5分3R
フセイン・カジマゴマエフ-1200(1.08倍)
ザファー・モウセン+750(8.50倍)


▼ライト級/5分3R
A.J.マッキー-185(1.54倍)
ポール・ヒューズ+160(2.60倍)


 開始時刻は日本時間10月20日午前1時30分でU-NEXTで生配信されます。『UFC Fight Night 245: Hernandez vs. Pereira』と被るので当サイトでは試合結果のみとさせていただきます。続きを読む・・・
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45 AB BELLATOR Bellator CS2024#05 LFA MMA MMAPLANET o PFL UAEW UFC アーチー・コーガン ウスマン・ヌルマゴメドフ エスラム・アブドゥル・バセット カヴァナウ キアラン・クラーク シネード・カヴァナウ ジョニー・エブレン ティム・ワイルド ファビアン・エドワーズ リア・マコート

【Bellator CS2024#05】英国&愛蘭連合✖世界のなかで、非英国対決。10勝0敗=コーガン×11勝0敗=ソウザ

【写真】無敗対決、名のある選手に勝ってきたコーガンだが、名前を挙げようとする強豪との対戦は初めてか (C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)、英国はロンドンのOVOウェンブリーでBellator Champions Series2024#05「ロンドン」が開催される。
Text by Manabu Takashima

2週連続のBellator CSはサンディエゴから北米大陸&大西洋を横断し、英国はロンドンへ。メインは3月のBellator CS2024ベルファースト大会のシネード・カヴァナウ戦を肋骨の負傷で欠場したリア・マコートが、サラ・コリンズと戦う女子フェザー級の一戦だ。

コメインはPFL Challenger Seriesで本戦契約を勝ち取り、昨年は欧州シリーズを戦ったシメオン・パウウェルが、Bellatorの名がつくショーに初参戦。ドイツ在住のブラジル人ファイター=ハファエル・シャビエルと相対する。


Bellator CSは、そのフォーマットとしてBellator世界戦を組むのが前提だったが、イベント開催10日前にBellator世界ミドル級選手権試合=王者ジョニー・エブレン×挑戦者ファビアン・エドワーズ戦がキャンセルとなり、ローカル色の強さが浮き彫りとなる大会に。

ローカルといっても英国勢は押しなべて国際戦が並んでおり、アイルランド勢も加わると──その相手は豪州、ドイツ、リトアニア、ブラジル、エジプト、ウクライナと非常に国際色豊かだ。さながら英国&アイルランド連合✖ワールドというイベントのなかで、英国系が絡まない唯一のカードがアーチー・コーガン×マノエル・ソウザのライト級戦だ。

LFAでプロMMAをデビューし、3戦目でBellatorで戦うようになったコーガンはEagle FCの勝利を挟んでサークルケージで7連勝中、通算10勝0敗のファイターだ。ランペイジ・ジャクソンに憧れていたというコーガンは、コロラド州デンバーというマイルハイシティで育ち、大学ではさらに標高が高いワイオミングでカレッジレスリングに勤しんでいたスタミナ・モンスターだ。D-1レスラーで当然のようにレスリングは強いが、打撃勝負を挑む度胸がさらにコーガンのテイクダウン&コントロール能力をレベルアップさせている。

対戦相手のソウザは、コーガンを上回るデビュー以来の戦績は11連勝を誇る。

今大会でもメインカードに登用されたティム・ワイルドを相手に、初回KO勝ちしているソウザの実力は折り紙付きだ。今回の無敗対決を勝利したとしても、ウスマン・ヌルマゴメドフへのタイトルチャレンジャーになれるとは思えないが、この両者──順番を待ってサークルケージでのタイトル戦よりも、デカゴンのライト級ロースターに加わるところも見てみたい。そんな風に思わせる新鋭の潰し合いだ。

(C)UAEW

この他、UFCから転じるマーク・ディアキシー。UAEWアラビア・ミドル級王者エスラム・アブドゥル・バセット。

キャリア9連勝でサークルケージ9連勝というBellator欧州の秘蔵っ子キアラン・クラークが気になる選手が揃っている。

そのクラークは戦績12勝3敗のスパニッシュ・ファイター=セベンスイ・ルイとの試合が組まれた。

そろそろ上の相手との対戦が望まれるクラークが、その期待値をさらに上げるファイトができるのか。国際的な舞台で進出し始めたスペイン人MMAファイターのルイがアップセットを起こすか。人勢育成か、品評会か。そんなBellator CSロンドン大会だ。

■視聴方法(予定)
9月8日(日)
午前0時45分~ U-NEXT

■Bellator CS2024#05対戦カード

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート(英国)
サラ・コリンズ(豪州)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル(英国)
ハファエル・シャビエル(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・トレイナー(英国)
ローリナス・ウルボナビチス(リトアニア)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキシー(英国)
ティム・ワイルド(英国)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コーガン(米国)
マノエル・ソウザ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
マイク・シップマン(英国)
エスラム・アブドゥル・バセット(エジプト)

<175ポンド契約/5分3R>
ジョセフ・ルシアーノ(豪州)
スティーブン・ヒル(英国)

<バンタム級/5分3R>
キアラン・クラーク(アイルランド)
セベンスイ・ルイ(スペイン)

<ライト級/5分3R>
デラグ・キャリー(英国)
ドミトリー・フリツェンコ(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
イマン・アルマダフ(英国)
ダイアニ・シウバ(ブラジル)

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9.14『Bellator Champions Series London』のメインイベントとして予定されていたジョニー・エブレン vs. ファビアン・エドワーズ2が中止

04 地球の歩き方 Plat ロンドン [ 地球の歩き方編集室 ]


9.14『Bellator Champions Series London』のメインイベントはジョニー・エブレン vs. ファビアン・エドワーズ2(2024年06月18日)

 こちらの続報。



 Bellator MMAが9月14日にイングランド・ロンドンのOVOアリーナ・ウェンブリーで開催する『Bellator Champions Series London』のメインイベントで予定されていたジョニー・エブレン vs. ファビアン・エドワーズのミドル級タイトルマッチが中止になるとのこと。どちらかが負傷したものと思われますが理由は不明。セミファイナルに予定されていたサラ・コリンズ vs. リー・マーコートがメインイベントに昇格します。続きを読む・・・
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【Bellator CS2024#04&#05】9月の米国&英国大会でウスマン×シャブリー、エブレン×エドワーズII決定

【写真】早くも9月の世界戦が2試合決まった(C)PFL

18日(火・現地時間)、PFLが9月7日(土・同)と14日(土・同)というBellator Champions Seriesの2大会で2つの世界タイトル戦を組むことを発表している。
Text by Manabu Takashima

22日(土・同)にアイルランドのダブリンで日本から太田忍も出場するBellator CS2024#03が開催されるが、その後は9月から上記にあるよう7日に米国サンディエゴ、14日に英国ロンドン、10月は米国シカゴ、11月にフランス・パリ、さらに開催地未定ながら色々と期待してしまう12月31日大会のスケジューリングをPFLでは発表している。


今回のプレス発表では、早くもサマーブレイク後の米国&英国大会で組まれるタイトルショット──Bellator世界ライト級選手権試合=王者ウスマン・ヌルマゴメドフ×挑戦者アレクサンデル・シャブリー、Bellator世界ミドル級選手権試合=王者ジョニー・エブレン×挑戦者ファビアン・エドワーズの2試合がアナウンスされた。

カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナ(旧サンディエゴ・スポーツアリーナ、ヴァリービューカジノ・センター)で開催されるBellator CS2024#04で組まれた世界ライト級選手権試合は、5月のパリ大会で組まれていたが、チャンピオンの負傷で延期となっていた一戦だ。

またロンドンのOVOアリーナ・ウェンブリーで開かれるBellator CS2024#05の実施される世界ミドル級選手権試合は昨年9月のBellator299=ダブリン大会の再戦となる。前回の試合はチャンピオンのエブレンが3Rに右オーバーハンド2発でエドワーズがダウンし、パンチとヒジの連打でTKO勝ちを収めている。

エブレンは今年2月のPFL vs Bellatorでインパ・カサンガネイとの接戦に競り勝って以来の実戦で、エドワーズは3月のベルファースト大会でアーロン・ジェフリーに判定勝ちを収め、早くも王座を巡る一戦に返り咲くこととなった。

前回の試合後、決着がついていたにも関わらず興奮しエドワーズに何やら捲し立てたエブレンに向かって、敗者が詰め寄るシーンもあったが、早々のリマッチとエドワーズが連続で挑戦になったことは意外といえる。

いずれにせよBellator CSは当初の予定では1大会2つのタイトル戦が組まれる前提であったため、この他の階級のチャンピオンシップが組まれるのか。

そして9月といえばPFLではレギュラーシーズン及びプレーオフ=準決勝シリーズも終了しているタイミングだ。8月の準決勝大会に出場した選手は当然無理だが、PFLレギュラーシーズンに出場していたBellator勢が同シリーズで戦うことはあるのか──今後のカード発表を待ちたい。

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45 BELLATOR Bellator CS2024#01 MMA MMAPLANET o アーロン・ジェフリー ジョニー・エブレン ファビアン・エドワーズ ボクシング

【Bellator CS2024#01】ジェフリーのクリンチに屈せず、打撃を入れたエドワーズが判定勝ちで挑戦権ゲット

<ミドル級/5分3R>
ファビアン・エドワーズ(英国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アーロン・ジェフリー(カナダ)

サウスポーのエドワーズが、左の蹴りを繰り出す。すぐに組んだジェフリーがケージに押し込む。2度、3度と体を入れ替えるなかでエドワーズがテイクダウンも、すぐにスクランブルとなりポジションを変えながらのケージレスリングが続く。1分、2分と続くクリンチの攻防は、ジェフリーのハイクロッチから動きが起こり、エドワーズが離れた。直後にエドワーズの右にダブルを合わせたジェフリーが、ケージに押し込んだエドワーズにヒジとヒザを放つ。エドワーズは一旦はポジションを入れ替えたが、ケージを背負う時間が多く――最後に離れ左を伸ばした。

2R、前に出てきたジェフリーに左アッパーを入れたエドワーズだが、組まれてケージ・クリンチの展開に持ち込まれる。エドワーズが離れても、ジェフリーは即パンチを見せてダブルレッグ、そしてクリンチへ。すぐに離れたエドワーズが、逆にダブルレッグからシングルへ。がぶったジェフリーがヒザを頭部に。エドワーズは頭を上げ、ケージに押し込まれる。ダーティーボクシングのジェフリーだが、スペースが出来て体を入れかえたエドワーズが離れる。

打撃の間合いを少しでも長くしたいエドワーズだが、ジェフリーはすぐに組みつく。それでも離れるまでの時間が短くなり、打撃の間を持てるようになりつつあるエドワーズが、左腕を差してテイクダウン狙いから、バックに回って両足をフックする。スタンドのバックグラブに自ら着地し、距離をつくったエドワーズが組もうとするジェフリーにパンチを入れてラウンドを取り返した。

最終回、ジェフリーが右ハイ、そして前蹴りを見せる。右で飛び込むジェフリーにアッパーを当てたエドワーズが、左をヒット。直後にジェフリーが組んでいくが、エドワーズはすぐに離れる。ジェフリーはここで右エルボーをヒットさせて組み付くが、右を差したエドワーズが逆にテイクダウン。そのまま勢いでジェフリーがリバーサルもスクランブルでスタンドに。距離ができると優勢のエドワーズは、組まれてもクリーンテイクダウンを取られることなくケージから離れる。エドワーズはパンチ、蹴りと見せて組んできたジェフリーを首相撲で捕らえ、2度ヒザをボディに突き上げる。

シングルレッグから必死に胸を合わせ、エルボーを放つジェフリーはヒザを引き続きもらう。逆にクリンチでヒザ、ヒジを見せたジェフリーは最後までケージにエドワーズを押し込むも、タイムアップに。結果、エドワーズが判定勝ちでミドル級王者ジョニー・エブレンへの挑戦権、リベンジの機会を手にした。


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