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【LFA201】エンヒッキが絞めでなく、首を絞められて失神。カナニコフの反則でノーコンテストに

<ライト級/5分3R>
パウロ・エンヒッキ(ブラジル)
NC. 1R2分56秒
ウラジミール・カナニコフ(ロシア)

長身、リーチで勝るエンヒッキに対し、カナニコフが一つ目のジャブにダブルレッグを合わせる。エンヒッキはクローズドガードを取るが、ケージ際でパンチ、エルボーを打たれる。柔術黒帯のエンヒッキは、クローズドを続け防御に徹している。カナニコフはガードのなかでパウンドを続け、上体を起こして勢いのある拳も落としていく。防戦一方のエンヒッキに対し、カナニコフは両手で首を掴んで絞める。

これはユニファイドでは反則だが、左手で絞められ続け右のパンチを受けたエンヒッキが失神。レフェリーが試合を止めるが、「お眠り」ポーズをとったカナニコフだが、レフェリーから勝利は告げられない。結果はノーコンテストとなった。


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【LFA201】ブラジルで伯×露のチーム戦が組まれた理由。ソアレスCEO「LFAで戦えば世界中のどこでも」

【写真】米国でこれだけ国際戦を組むことができるのは、それだけ米国在住の非米国人ファイターが多いということ。ドメスティックファイトのバジェッドで国際戦が組めるのは強みだ(C)MMAPLANET

7日(金・現地時間)、ブラジルはカジャマルのジナージオ・ド・ポビーリョで開催されるLFA201「Conceicao vs Silva」では既報の通り、ブラジル×ロシアの国別対抗戦が組まれている。
Text Manabu Takashima

7年間で300人以上のファイターをUFCに送り出し、現時点のUFCとの契約下ファイターの14パーセントがLFAで戦ったことがある。さらにUFCのオフィシャルランキングにはLFA出身ファイター38人がランクインされている等々、#01フィーダーショーとして活動を続けるLFAだが、基本──振り落とすのが困難なほど、人材の宝庫であるブラジル大会は同国の選手によるドメスティックショーが基本だった。


国際戦が組まれてもアルゼンチン、コロンビアなど南米のファイターぐらいだったが、今大会の国別対抗戦に先立ち昨年11月のサンパウロ大会=LFA197では暫定女子ストロー級王者ナターシャ・クジウチナがヤズミン・ギマリャエスを相手に防衛戦を戦っている。

今年に入って2大会を米国内で消化しているLFAだが、メインンカード13試合に出場した26選手のうち米国人ファイターは14人で、他の国の選手は12名と46パーセントが開催地のパスポートを持っていない。また国際戦の割合は6割を超え、非米国人対決も5試合を数える。

LFAのエド・ソアレスCEOは「国際戦、国際大会を増やしてく」と同プロモーションの方向性を語っているが、ブラジルでロシアとの対抗戦が組まれたのはまた違った理由がある。UFCの前段階で何が必要か──そこを追求するLFAの姿勢が見て取れた。

エド・ソアレス
「多くのブラジル人ファイターが、ロシアに遠征をして困難な状況下で試合をしてきた。ロシア×ブラジルという対決が常にロシアで実施されている現状を打破し、ブラジルでロシア人選手とブラジル人選手を戦わせる機会を設けたわけだ。加えて……時折り、ロシアではフィニッシュをしない限り、他の国の選手は判定勝ちができないという試合が見られている。ブラジル人×ロシア人をブラジルで行っても、オフィシャル・コミッションの管轄下で、フェアなジャッジで試合が遂行されるという良い例を今回のイベントで示したい。

ブラジル大会だから、ブラジル人を勝たせるということではない。だから対戦相手はタフなロシア人選手を用意している。LFAが求めているのは、イージーファイトでフィニッシュ勝利を挙げるということではない。それはショーン・シェルビーも共通認識で。UFCに行くための準備をファイトウィークを通じて経験してもらい、ここで勝ち上がってUFCでも勝てる力をつけることなんだ。LFAで戦えば、世界中のどこでも戦える。そういう試合を組んでいくつもりだ」

■視聴方法(予定)
2月8日(土・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
LFA201「Conceicao vs Silva」

■ メイン対戦カード

<LFA女子ストロー級選手権試合/5分3R>
[王者]ホージー・コンセイソン(ブラジル)
[挑戦者]ラニー・シウバ(ブラジル)

<LFA暫定フライ級王座決定戦/5分3R>
マルコス・デグリ(ブラジル)
リンコン・サントス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・デラーノ(ブラジル)
アブ・ムスリム・アリカハノフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
パウロ・エンヒッキ(ブラジル)
ウラジミール・カヌニコフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・ヴィエイラ(ブラジル)
ウラジーミル・デインコ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・ペライア(ブラジル)
ジャンデルソン・バヘット(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
フィリッピ・ギダーニ(ブラジル)
ジョン・ブライアン(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
クレベルソン・ソウザ(ブラジル)
リンコン・サントス(ブラジル)

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【LFA201】ブラジルで女子ストロー級選手権&フライ級王座決定戦。そしてブラジル×ロシアの対抗戦

【写真】仕切り直しの王座防衛戦に挑むコンセイソン(C)Zuffa/UFC

7日(金・現地時間)、ブラジルはカジャマルのジナージオ・ド・ポビーリョでLFA201「Conceicao vs Silva」が開催される。前回大会で節目の200回大会を終え、2017年1月の活動スタートから300人以上のファイターがLFAを経て、UFCにステップアップを果たしている。
Text Manabu Takashima

現在UFCのロースターの14パーセントがLFA出身で、38人がランクイン。次なる節目となる300回大会を目指し変わらず精力的に活動するLFAにとって、今大会は20度目のブラジルでのイベントとなる。#01フィーダーショーの王座はUFCへのチケット、そのベルトを賭けて2階級の防衛戦が組まれているほか、今大会では3×3のTeam Challenge=国別対抗戦という新しい試みも実施される。


メインでラニー・シウバの挑戦を受ける女子ストロー級王者ホージー・コンセイソンは、2023年7月に暫定王者となり正規王者のジュリア・ポラストリと統一戦が組まれる予定だった。が、ポラストリがコンテンダーシリーズからUFCと契約したことで、正規王者に昇格している。

ブラジルのレスリング王者という肩書を持つコンセイソンは、昨年のコンテンダーシリーズで敗北を喫し、キャリアの仕切り直しとなる王座防衛戦に臨む。挑戦者シウバはキックのブラジル王者で、MMAグローブ着用のキックボクシングSFTでは女子ストロー級チャンピオンに輝いている。

そのシウバ、LFAで4勝1敗のレコードを残すと昨年8月にK-1 GPブラジル大会に出場して判定勝ち、続いて9月にはUAEWで戦いヒールフックで一本勝ちしている。砂漠から南北アメリカ大陸の#01フィーダーショーに戻ったシウバはまだ22歳、UFCが求める素材といえる。

王者エドゥアルド・シャポリン・エンヒッキが、20周年を迎えたTUFへの出演を画策中のフライ級戦線で、暫定王座が設けられることとなった。同王座をコメインで争うのはマルコス・デグリとリンコン・サントスだ。

タイランデス、つまりタイ人というニックネームを持つテグリは、ムエタイのブラジル王座を持つ一方でブラジリアン柔術でも黒帯──キャリア11勝(※3敗)のうち6試合がKO勝ちで、4試合が一本勝ちというウェルラウンディット・ファイターだ。

対するサントスはリオ最大、つまり世界最大のフェベイラ(スラム)=ホシンヤ出身のファイターだ。ドラッグが横行し、巨大ギャングの巣窟となっているスラムでは、子供たちの未来を切り開くためソーシャル・プロジェクトで長らく行われてきた。

サントスはそのなかで、ジエゴ・ブシェシャがムエタイを指導するというホシンヤ・プロジェクトに8歳で参加し、未来を切り開いた。ムエタイの国内王者となってMMAを戦うサントス、ホシンヤ・プロジェクトの成功例といえる。とはいえ富を求めるのであれば、今回の王座決定戦でデグリに殴り勝ち、LFAからUFCを目指すレールを敷いているに違いない。

世界を目指すための生き残り合戦の場で、ブラジルとロシアの3×3の対抗戦が組まれた。フェザー級、ライト級、ヘビー級で行われる王国×帝国のチーム戦。ジョゼ・デラーノ、パウロ・エンヒッキ、そしてアンドレ・ヴィエイラというブラジル勢の合計戦績は41勝15敗。一方、アブ・ムスリム・アリクカノフ、ウラジミール・カナヌコフ&ウラジーミル・デインコは40勝7敗……。

何もフィーダーショーでそんな勝負に出ることはないという声も聞かれそうだが、力があり、レコードも持つ彼らは更なるタフファイトを勝ち抜ぬくことでしか、世界最高峰から声が掛からないことが分かっている。楽な道がないことを知り抜いているからこそ、LFAでUFCとサインする力でなくUFCで勝ち残る力を養う。UFCのレベルアップが、フィーダーショーのレベルもあげ、より厳しい戦いが繰り広げられている。それがLFAの現状といえるだろう。

■視聴方法(予定)
2月8日(土・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
LFA201「Conceicao vs Silva」

■ メイン対戦カード

<LFA女子ストロー級選手権試合/5分3R>
[王者]ホージー・コンセイソン(ブラジル)
[挑戦者]ラニー・シウバ(ブラジル)

<LFA暫定フライ級王座決定戦/5分3R>
マルコス・デグリ(ブラジル)
リンコン・サントス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・デラーノ(ブラジル)
アブ・ムスリム・アリクカノフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
パウロ・エンヒッキ(ブラジル)
ウラジミール・カヌニコフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・ヴィエイラ(ブラジル)
ウラジーミル・デインコ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・ペライア(ブラジル)
ジャンデルソン・バヘット(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
フィリッピ・ギダーニ(ブラジル)
ジョン・ブライアン(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
クレベルソン・ソウザ(ブラジル)
リンコン・サントス(ブラジル)

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