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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN65 ジオニ・バルボーザ ディアナ・ベルビシャ

【UFC ESPN65】打撃のプレッシャーから見事なTD、バルボーザが肩固めでベルビシャに初回一本勝ち

<女子フライ級/5分3R>
ジオニ・バルボーザ(ブラジル)
Def.1R4分50秒 by TKO
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

ガードを上げるベルビシャが右ロー。バルボーザが踏み込んでジャブ、そこからワンツーにつなげる。バルボーザは前後のステップからジャブ、ベルビシャは右ローと右フックを打ち返す。バルボーザは細かくフェイントを入れてジャブを突き、ベルビシャもローを返して左フック、ジャブに右をかぶせる。

変わらずジャブを打つバルボーザ。ベルビシャは右フックのかぶせ、パンチで前に出てから右ローにつなげる。バルボーザはワンツーを立て続けに当て、ベルビシャをケージまで下がらせると右を振ってスピニングバックエルボー、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。すぐにマウントを取ったバルボーザが肩固めへ。これをがっちりと極めて、ベルビシャからタップを奪った。


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45 AB Black Combat Brave CF MMA MMAPLANET o ONE PFL ROAD FC Road to UFC TOP FC UFC UFC ESPN65 イ・チャンホ ウラン・サチバリディエフ オ・テホク オーデ・オズボーン キム・テキュン コーテヴィアス・ロミアス シャオ・ロン ジェラルド・マーシャート ジオニ・バルボーザ ジョアンデウソン・ブリト ジョシュ・エメット ソン・ミンジョン ダニエル・サントス ダニエル・フルンザ ダールミス・チャウパスゥイ ディアナ・ベルビシャ トーレス・フィニー ブラッド・タヴァレス ペドロ・ファルカォン マルティン・ブダイ ユ・スヨン レローン・マーフィー ロバート・ヴァレンティン ローマ・ルックンブンミー ヴァネッサ・デモパウロス ヴィクター・ヘンリー 上久保周哉

【UFC ESPN65】UFC初陣。前々回RTUバンタム級優勝イ・チャンホ「とにかく強くなりたいと思って試合を」

【写真】既に前回RTUバンタム級を制したユ・スヨンがデビューし、勝利を手にしているだけに遅れをとることはできない (C) MMAPLANET

5日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN65「Emmet vs Murphy」で前々回のRoad to UFCバンタム級ウィナーのイ・チャンホがUFC初戦を戦う。
text by Manabu Takashima

韓国国内でTOP FC、Angel’s FC、Zeus FC、Black CombatとBRAVE CFのインチョン大会。さらにONE Warrior Seriesと様々なプロモーションで経験を積み、体と精神面でタフさを磨き上げたイ・チャンホに、コーテヴィアス・ロミアス戦に至るMMAファイター人生を尋ねた。


──待望のUFC初戦を迎えました。今の気持ちはいかがですか。

「少し緊張していますが、それ以上にワクワクしています」

――Road to UFC決勝が2度キャンセルされ、去年の6月にようやく実施されて優勝。それ以来の試合になります。

「本当は11月のマカオ大会でデビューする予定だったのですが、腕を負傷して試合ができなくなってしまったんです。でも腕の方はもう今では全く問題ないです」

――イ・チャンホ選手は日本人選手との対戦がなく、我々もRoad to UFCの印象が強いです。MMAファイターを目指したのは、いつ頃だったのですか。

「そうなんですよね。自分は日本人選手と試合をしたことがなくて、日本のファンは自分のことは知らないですよね。ただ、昨年2月のRoad to UFC決勝でシャオ・ロンが欠場したときに上久保周哉選手と戦うという噂がありましたけど(笑)。

MMAを始めたのは20歳の時です。選手として活躍することは簡単でないことは分かっていました。ただ体を強くしたくて練習するようになったのですが、今、このようにファイターとして生きることができて幸運だと思っています」

――当時からエクストリーム・コンバットで練習していたのでしょうか。

「いえ、当時はモンスターハウスという家の近所にあったジムで練習していました。Road FCフライ級王者のソン・ミンジョン選手や今年はPFLで戦うキム・テキュン選手、ONEに在籍したこともあったオ・テホク選手らが当時はいました。今は皆、離れてしまいましたが。自分自身は3年前に、より強度の高いトレーニング環境を求めてエクストリーム・コンバットに移りました」

――モンスターハウス時代から特定のプロモーションでなくTOP FC、Angel’s FC、ONE WarriorsにZeus FCと様々な大会で戦っていました。エクストリーム・コンバット所属後もBRAVE CFの韓国大会、Black Combatで試合をしています。韓国では特定のプロモーションで活動する選手が多いというイメージでしたが、イ・チャンホ選手は全く違いますね。

「独占契約を結んでいなかったですし、自分を必要としてくれる大会で戦いたかったです。当時はUFCで戦うという夢に現実味はなく、とにかく強くなりたいと思って試合を受けていたました。だからエクストリーム・コンバットに移籍したわけです。より高い競争力とハードな練習が必要だと感じていたので。他にも良いジムがありますが、コヤンに住んでいたので、エクストリーム・コンバットを選ぶのは当然でした」

――その成果はTUF優勝という結果で証明しました。

「エクストリーム・コンバットで練習をするようになって、まず体力が強化されました。そしてグラップリングも打撃も洗練されたと思います」

――では対戦相手コーテヴィアス・ロミアスの印象を教えてください。

「試合の序盤はパワフルで力強い戦いをする選手です。ただ、繊細なテクニックの持ち主ではありません。とにかく試合開始直後パワーに気をつけないといけないですが、試合が進むほどに自分が試合をコントロールすることになるはずです。

自分の方がスタミナがあります。そして精神力も上回っています。もちろん、技術的にも自分が上です」

――Road to UFC準決勝のダールミス・チャウパスゥイ戦の逆転TKO勝ちこそイ・チャンホ選手の真価が発揮された試合のように感じます。

「あの試合こそ、自分の一番の強みである気持ちで勝った試合です。気持ちで上回っていたから、勝てました」

――では土曜日、どのような戦いをファンに披露したいと考えていますか。

「とにかくフィニッシュです。圧倒的な試合をして、勝ち切る。そしてUFCファンに自分の名前をインプットしてほしいと思っています」


■視聴方法(予定)
4月6日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前6時45分~U-NEXT

■UFC ESPN65対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ジョシュ・エメット(米国)
レローン・マーフィー(英国)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)
パット・サバチーニ(米国)

<バンタム級/5分3R>
コーテヴィアス・ロミアス(米国)
イ・チャンホ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート(米国)
ブラッド・タヴァレス(米国)

<フライ級/5分3R>
ルイス・グーロォ(米国)
オーデ・オズボーン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ロバート・ヴァレンティン(スイス)
トーレス・フィニー(米国)

<バンタム級/5分3R>
デーヴィー・グラント(英国)
ダニエル・サントス(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ジオニ・バルボーザ(ブラジル)
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

<ウェルター級/5分3R>
リス・マッキー(アイルランド)
ダニエル・フルンザ(ルーマニア)

<女子アトム級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー(タイ)
イステラ・ヌネス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ヴィクター・ヘンリー(米国)
ペドロ・ファルカォン(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
マルティン・ブダイ(スロバキア)
ウラン・サチバリディエフ(キルギス)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴァネッサ・デモパウロス(ギリシャ)
タリタ・アレンカ(ブラジル)

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45 MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN235 キック ディアナ・ベルビシャ モリー・マッキャン

【UFN235】新階級でモリー・マッキャンがトラウマ払拭の腕十字。ベルビシャを返り討ちに

<女子ストロー級/5分3R>
モリー・マッキャン(英国)
Def.1R4分59秒by 腕十字
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

2019年10月以来の再戦。前回はマッキャンが判定勝ちを収めている。今回からストロー級に落としたマッキャン、つまり前回とは階級を変えての再戦となる。

ベルビシャの右ローにいきなり重い右オーバーハンドを当てたマッキャンは、その後も踏み込んでワンツーを放つ。それを迎え撃つベルビシャだが、ジャブの相打ちにしても勢いはマッキャンが上だ。ベルビシャは右カーフ、さらに左ボディフックを決める。マッキャンはダブルレッグでスラムするようにテイクダウンを決めると、スタンドで待ち受ける。

スピニングバックキックを見せたマッキャンは、首相撲からヒザ蹴りにもボディロックで対抗してケージにベルビシャを押し込む。スピニングバックエルボーを決めて離れたマッキャンが、ヒジ打ちからボディショットと攻勢を維持。ベルビシャはローを返すが、ボディを打たれる。それでも首相撲からヒザ蹴りに出たベルビシャだったが、ボディロックで大きく抱え上げたマッキャンがスラムからマウントへ。エルボーを落とすマッキャンは、残り10秒で腕十字。勢いがあり過ぎて、真後ろに倒れこむような仕掛けとなったが──そのままスピンするように極めてタップを奪った。

「過去2試合のパフォーマンスの悪さをUFCに謝りたい。今日、前に向いて歩き始めることができる。階級を変えたけど、チャンピオンになるという目標は変わらない」と腕十字というフィニッシュにリベンジを果たしたマッキャンは語った。


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45 AB LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN235 アザット・マクスン アレッシャンドリ・パントージャ イ・ジョンヨン ギルバート・ウルビナ チャールズ・ジョンソン テンバ・ゴリンボ ディアナ・ベルビシャ トーマス・ピーターソン ナソーディン・イマボフ ハファエル・エステヴァン ヘナト・モイカノ ボクシング マルケル・メデロス ムスリム・サルコフ ムハマド・モカエフ モリー・マッキャン ユリア・ストレアレンコ ランディ・ブラウン ランドン・キニョネス ヴィヴィアニ・アロージョ 平良達郎

【UFN235】17勝0敗のカザフスタン人ファイター=アザット・マクスン「タツローとフライ級を盛り上げたい」

【写真】非常にクール、でも親しみやすい感じのマクスンだった (C)MMAPLANET

アレッシャンドリ・パントージャを頂点とするUFCフライ級戦線には10勝以上の無敗の選手が4人在籍している。10勝0敗のムハマド・モカエフ(英国)、12勝0敗のハファエル・エステヴァン(ブラジル)、15勝0敗の平良達郎──そして17勝0敗のアザット・マクスンだ。
Text by Manabu Takashima

UFCではエステヴァンと並び1勝0敗のため、まだランク外のマクスンが3日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN235:UFN on ESPN+93「Dolidze vs Imavov」に出場し、チャールズ・ジョンソンと対戦する。

中央アジアから中東で負け無しだったマクスンにとって、LFA王者だったジョンソンとの対戦はワールドクラスで戦う物差しとなる。ベルト獲りへ自信しかないマクスンにジョンソン戦、平良達郎について尋ねた。


──アザット、フライ級の新鋭としてBRVE CF時代から知る人ぞ知るファイターでしたが、日本のMMAファンにとっては未知強のままです。アザットはこれまでどのような格闘技の経験があるのか、まず教えていただけないでしょうか。

「10歳の時にフリースタイルレスリングを始めたのが、最初のコンバットスポーツとの出会いだよ。ただ住んでいる地域や市の大会では優勝できたけど、カザフスタンの全国大会では優勝できなかった」

──それにしてレスリングがベースなのですね。そう思えないほど、素晴らしい右ストレートを持っているので、ボクシングがベースだと思っていました。

「実は12歳……13歳の時に打撃の練習もするようになっていたんだ。その時、僕は天性のヘビーパンチャーだと気づいたよ」

──レスラー時代に、その天賦の才をストリートで試したことは?

「ないよ。全くない。ストリートファイトをした経験は一度もないから(笑)」

──承知しました。ではMMAに転じたのは?

「レスリングの大会で良い結果を残せなかった時、MMAの人気が僕らの国でも上がってきて──興味を持ったんだ」

──アザットのMMAは上手く打撃と組みが融合しているように感じました。打撃は打撃、レスリングはレスリングとして続けていたのか、それともコンバットサンボのような打と組みがある競技の経験はあったのでしょうか。

「コンバットサンボもスポーツサンボも経験はない。アレはロシアの格闘技だから。カザフスタンにはジェクぺ・ジェックという殴って、蹴って、投げて、グラウンドでも殴って良い伝統的なマーシャルアーツがあるんだ(※zhekpe zhek=憎しみと戦うという意味で、動画ではほぼMMA。アマとプロもあり、MMAプロモーションとしてzhekpe zhekも存在している。その一方で素手、カザフ国旗と同じ青のズボンをはいて土嚢が積まれたサークルで戦う試合も。さらにケージを使用し、無差別で子供が戦う試合も見られた……)。

大会は8人トーナメントで1日に3試合を戦う必要がある。プロMMAを戦う前にジェクペ・ジェックの経験があったから、MMAに転じるのは凄く簡単だった。だからイージーにオクタゴンMMAでフライ級チャンピオンになれたんだ」

──ジェクペ・ジェックですか……、興味深いです。ところでUFC二戦目となるチャールズ・ジョンソン戦を週末控え、今はどのような気持ちですか(※取材は1月31日に行われた)。

アザットは126ポンド(57.15キロ)。ジョンソンは125.5ポンド(56.93キロ)で計量をクリアしている(C)Zuffa/UFC

「普段と変わらない。

とても落ち着いていて、オクタゴンに入って勝つ。それが僕の仕事だから。チャールズ・ジョンソンが何をしてこようが、どの局面でも準備できている。打撃戦でも、レスリングでも僕は負けない。彼の攻撃で恐れるモノは何一つないんだ。この試合で勝って、これからどんなことが起こるか楽しみにしてほしい」

──その「これから」ですが、同じフライ級で無敗の平良達郎選手とデンバーで一緒にトレーニングをしたことがあるかと思います。平良選手の印象を教えてください。

「タツローとは今、言っていたようにコロラド州のデンバーで1カ月半ほど一緒に練習した。凄く良いヤツで、すぐに打ち解けて友達になったよ。技術交換もしたし、素晴らしい時間をタツローと過ごせた」

──とはいえ、同じ階級です。勝ち進めば戦うこともあるかと思います。

「タツローは今トップ15になったばかりだけど、輝かしい未来が待っているファイターだ。僕自身の成功とともに、タツローの成功を願っている。僕らでUFCフライ級ディヴィジョンを盛り上げたいと思う。当然、ベルトは僕のモノになるけどね」

──そこは譲れないと(笑)。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「サンキュー。アリガト。ラフマット(※カザフ語でありがとう)」

■視聴方法(予定)
2月4日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFN235対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ロマン・デリツ(ジョージア)
ナソーディン・イマボフ(フランス)

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
ドリュー・ドパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ムスリム・サルコフ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)
ナタリア・シウバ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アリアスカブ・カイジレフ(ロシア)
マフムド・ムラドフ(ウズベキスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ギルバート・ウルビナ(米国)
チャーリー・ラドキー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
モリー・マッキャン(英国)
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

<フライ級/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
アザット・マクスン(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)
ピート・ロドリゲス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブレーク・ビルダー(米国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
ユリア・ストレアレンコ(豪州)
ルアナ・カロリーナ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マルケル・メデロス(米国)
ランドン・キニョネス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
トーマス・ピーターソン(米国)
ジャマール・ポーグス(米国)

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MMA MMAPLANET o UFN UFN229 カロリーナ・コバケビッチ キック ディアナ・ベルビシャ

【UFN229】コバケビッチが多彩な打撃と手数でベルビシャに判定勝利。5連敗からの4連勝をマーク

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ(ポーランド)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

コバケビッチがワンツーで前進、首相撲からヒザ蹴りを突き刺す。ベルビシャは首投げでテイクダウンするがバックを許す。コバケビッチはマウントポジションに移行。ベルビシャはブリッジでポジションを返して立ち上がる。

コバケビッチがジャブを顔とボディに打ち分けて右のヒザ蹴り。前に出て組み付くと、離れ際に右ヒジを入れる。距離が離れるとベルビシャもプレッシャーをかけてジャブとヒザ。コバケビッチもジャブとヒザ蹴りを返し、右アッパーと右ボディにつなげる。

ベルビシャはジャブから右ストレート。この右を立て続けに当てる。コバケビッチがスピニングバックエルボーを見せ、組みつくとテイクダウンを奪ってラウンド終了となった。

2R、ベルビシャは右ミドルと右ロー。コバケビッチはベルビシャのパンチに合わせて両差しで組み付いてテイクダウンを狙う。ベルビシャはケージに身体を預けてディフェンスし、コバケビッチはシングルレッグへ。ここもベルビシャがテイクダウンを許さずに距離が離れた。

コバケビッチはサウスポーにスイッチして左のボディストレート。オーソドックスに戻してジャブの差し合いになると、ベルビシャも右ストレートを狙う。コバケビッチはジャブ&ヒザ蹴り、クリンチも織りまぜながらベルビシャを削る。コバケビッチはジャブと右アッパーを当て、ベルビシャの蹴り足をとってケージに押し込む。ここでベルビシャが投げてテイクダウンするがラウンド終了。

3R、ガードを上げて前傾姿勢で前に出るベルビシャ。コバケビッチは距離を取りながら右ミドル、ジャブと右ボディ。ベルビシャも右ストレート・右ヒジを返すが、コバケビッチが2Rに続いて右アッパーを効果的に当てる。

ベルビシャのジャブを被弾するコバケビッチだが、そこからの追撃を許さず。逆にスピニングバックフィストやスピニングバックキックも見せつつ、ジャブを起点に細かいパンチで攻め込む。ベルビシャも打ち合いに持ち込もうとするが、コバケビッチはそれをかわす。判定は多彩な打撃&手数で勝ったコバケビッチが勝利。これでコバケビッチは5連敗からの4連勝となった。


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Report UFC UFC ESPN13 ディアナ・ベルビシャ ブログ リアナ・ジョフア

【UFC ESPN13】ジョージアのリアナ・ジョフアが、ベルビシャに腕十字で一本勝ち

<女子フライ級/5分3R>
リアナ・ジョフア(ジョージア)
Def.1R2分23秒by 腕十字
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

ワンツーをヒットさせたベルビシャが、組んでジョフアをケージに押し込む。体を入れ替えられても、ヒザを入れテイクダウンに成功したベルビシャに対し、ジョフアが腰を切って腕十字へ。仰向けにされたベルビシャは右腕が伸びながら一度はクラッチを組み直す。上体を起こしたジョフアがもう一度下になりながら腕を伸ばし、腹ばいになるとベルビシャは「タップ」と連呼した。