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【Gladiator023】三度バルカ……蒙古襲来。竹本啓哉の挑戦を受けるテムーレン「全てにおいてカンダの下」

【写真】3月、6月に続き、早くも3度目の来日となるテムーレン。モンゴルのイケイケ・キャラだ(C)MMAPLANET

30日(土)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR023。そのメインイベントで、テムーレン・アルギルマーが自らの持つGladiatorバンタム級王座の初防戦を戦う。

3月の初来日ではスラムから神田T800周一をパウンドアウト。6月にその神田の持つ同王座に挑戦し、激しいスクランブル戦を制してテムーレンはベルトを巻いた。さらにGP後半戦の消滅を受けて、竹本啓哉の挑戦を受ける(本来は12月大会で対戦予定だった)こととなったテムーレンをインタビューすると──いつも通り、いやいつも以上に強気のテムーレンがいた。


──30日に初防衛戦が控えています。今の気持ちを教えてください(※取材は3日に行われた)。

「初防衛戦を迎えて、とてもエキサイトしているよ。防衛戦というのは、自分が本当のチャンピオンなのかを証明する機会なので。そういった意味でも、とても楽しみだよ」

──3月にグラジエイターで初めて戦い、6月にベルトを奪取。かなりタフな試合になりましたが、ベルトを巻いた試合についてはどのような感想を持っていますか。

「カンダが相当に自分のことを研究していて、3月の試合よりも遥かに厳しい戦いになった。ただし、自分も3月にカンダと肌を合わせて彼のことを理解できていた部分もあり、成長もしていた。最終的には戦略的な部分で、勝つことができたと思っている」

──あの試合で学べたことはありましたか。

「あの試合以降は、特に組み技を強化しようと練習してきたので、耳のカリフラワーが大きくなっているよ(笑)」

──テイクダウンは圧倒的に強さを見せていましたが、組みでもどのような面を強化してきたのですか。

「立ちレスだけでも、寝技だけでもなくバランスよく練習している」

──神田選手はテムーレンが最初から飛ばすので、スタミナ勝負という考えがあったようです。

「スタミナには自信があるよ。ただ試合展開によって、思った以上に早く疲れることもある。そういうところを見て、カンダは作戦を立ててきたんだろう。ただカンダが見落としているのは、モンゴルで試合をするのと日本で試合するのは全く違うということ。

ウランバートルは標高が1300メートルあって、酸素が少ないんだ。だから凄く疲れやすい。日本は全くそんなことがなくて、減量のために走っても全く疲れない。実際に試合になっても、すぐにモンゴルとは全然違うっていうことは体で感じていたよ。つまりは5分3R、ガンガン行けるということだよ。

何よりスタミナ配分を考えるよりも、僕自身はラウンド毎に自分が持っているモノを全て出したいと思っている。そういうスタイルだから、カンダは僕がスタミナはないと勘違いしたんじゃないかな」

──ところで所属するマザーライMMAの皆がトレーニングしていた112ファイトアカデミーが売却されたと聞いています。ケージもある素晴らしいジムだったのですが、今の練習環境は問題ないですか。

「112が閉鎖されたので当然、練習場所は代わったよ。僕らは元々シレンベーリというボクシングのクラブで練習していて、キックとMMAの指導も始まったことでジムが手狭になったから、別の場所で練習することにしたんだ。それがマザーライで、シレンベーリのMMAチームは別の場所で、支部のように活動していたんだよ。MMAに特化した練習場所だったけど、その場所が使えなくなり112を借りるようになった。でも112も閉められたから、またシレンベーリでトレーニングしているよ。

シレンベーリにもケージはあるので、金網を使った練習はできている。それとシレンベーリとは別に、レスリングマットが敷かれた場所でグラップリングのトレーニングもやっている。今はその2カ所で練習していて、練習仲間は変わりない。選手レベルの皆とトレーニングができているよ」

──では挑戦者、竹本選手の印象を教えてください。

「カンダより、下だ。立ち技、レスリング、寝技、全てにおいてカンダより下だ」

──竹本選手は、その神田選手とは1勝1敗ですが。

「それは知っているよ。タケモトとカンダの試合映像は、判定までいった試合を見た。確かにタケモトは得意な形になった時は強さを発揮するけど、僕との試合ではそうはならない。この試合に関しては、100パーセント勝つ自信がある。タケモトにはしっかりと練習して、試合当日を迎えて欲しい。僕はハードな練習をしているから、さらに強くなっているしコンディションも上々だ。どれだけ強くなっているのか、9月30日にしっかりと見せたいと思っている」

──テムーレンの活躍も含め、グラジエイターでは韓国、モンゴル、フィリピン勢と国際化が進み、そういう国際戦で勝ちたいと新たにグラジ参戦を決める日本人選手がチラホラと出てきそうだという話を聞きます。

「自分としては『戦いたい』と思える強い選手が来てくれるなら、絶対に戦うよ」

──では最後に今回の試合を楽しみにしているファンに一言お願いします。

「自分のことを応援してくれている日本の人々に感謝している。次の試合も期待を裏切らないよう戦い、僕のファンがもっともっと増えるような試合をしたいと思っている」

■視聴方法(予定)
9月30日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator023対戦カード

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本)
坪内一将(日本)

<フライ級/5分2R>
陸虎(日本)
古賀珠楠(日本)

<ストロー級/5分2R>
澤田政輝(日本)
三輪勇気(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
野口蒼太(日本)

<ライト級/5分2R>
秋岡翔(日本)
磯嶋祥蔵(日本)

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]テムーレン・アルギルマー(モンゴル)
[挑戦者]竹本啓哉(日本)

<Gladiatorフェザー級王座決定T決勝/5分3R>
パン・ジェヒョク(韓国)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝/5分3R>
森戸新士(日本)
世羅智茂(日本)

<フェザー級/5分3R>
河名マスト(日本)
ユン・ダウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
ハンセン玲雄(日本)

<ミドル級/5分3R>
藤井章太(日本)
イ・イサク(韓国)

<ライト級/5分3R>
八木敬志(日本)
エフェヴィガ雄志(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
前田吉朗(日本)

<バンタム級/5分3R>
藤原克也(日本)
川北晏生(日本)

<フライ級/5分2R>
和田教良(日本)
梅川毒一郎(日本)

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本)
高木亮(日本)

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
阿部光太(日本)

<バンタム級/5分2R>
エダ塾長こうすけ(日本)
宮口龍鳳(日本)

<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
空(日本)

<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
小松祐貴(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
向井琉綺弥(日本)
伊藤琥大郎(日本)

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【Gladiator023】グラジ初出場、八木敬志と対戦──エフェヴィガ雄志「肌を合わせて違いが分かった」

【写真】キルクリフFCとCombate Globalの経験が如何にエフェを進化させたか(C)TAKUMI NAKAMURA

30日(土)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR023にエフェヴィガ雄志が出場し、八木敬志と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

アジアのフィーダーショーを目指し、韓国、モンゴル、フィリピン人ファイターの招聘を続けることで、Gladiatorのケージの中が変わりつつある。顕著なのはプレリミ出場選手の顔触れ、そして実力のアップだ。そのなかで米国でCombate Globalで勝利したエフェの出場はトピックス。対戦相手の八木は格闘DREAMERS出身。マッチョファイターを相手に海外武者修行の成果を見せることはできるのか。キルクリフFCとCombate Globalの経験をエフェに尋ねた。


──Gladiator023で八木敬志選手と対戦するエフェヴィガ雄志選手です。まずキルクリフFCでのトレーニング、5月Combate Globalでのジェラルベルト・カスティーリョ戦も含めた米国での日々を振り返っていただきたいと思います。

「米国に行ったのが2月の終わり頃で、それから約3カ月練習させていただいたんですけど、最初の1カ月は初めて米国で生活することもあって、色々と苦しい時間でしたね。ジムは外国人選手ばかりだし、自分が全くジムに慣れていない中で、強度が高い練習やスパーリングもガチガチにやっていたんで、その圧力に押されてしまいました」

──単身一人で米国に渡ったのですか。

「行くのは一人だったんですけど、ジムの先輩だった佐藤天さんがあっちのファイターズハウスにいて。天さんは3年ぐらい米国に住んでいて、米国の生活にも慣れているんですよ。その天さんがいてくれたっていうのは大きかったですね。勝手知ったる人がいてくれて、日本語でも色々と説明してくれました。僕も英語は一応分かりますけど、ペラペラっていうことはないんで。あともう一人、木下憂朔がいて、途中から井上直樹君も来て、最初は天さんと僕の2人だったんですけど、最大では4人いました」

──練習面で最初に驚いたことは練習強度やスパーリングの激しさですか。

「キルクリフは練習が激しいというのは聞いていたんですけど、思っていた以上に激しかったです。あとは技術で言うとテイクダウンですね。米国はレスラー上がりの選手が凄く多くて、壁レスの技術は日本でもかなりやりこんでいたので、そこまですごいとは思わなかったですけど、平場で壁がないところでのテイクダウン技術にはかなり差を感じました」

──最初の1カ月で練習や生活に慣れ、そのあとはどのようなことを練習で学んだり、意識できるようになったのですか。

「コーチのヘンリー(・フースト)たちにもミットを持ってもらうようになり、打撃ではステップを使うようにと指導されました。キルクリフに来た当初は動きが固くて『もっとステップを使ってもっと自由に動け』と言われて。そこからステップワークはかなり良くなりました」

──ABEMA格闘チャンネルの公式YouTubeチャンネル「Fighter’s Diary」でもヘンリーコーチから「足を使え」と指導されている場面がありましたが、そこは口酸っぱく言われていたことなのですか。

「『足を動かせ』と『ガードを上げろ』はずっと言われていました。MMAはグローブが小さいので、僕はキックボクシングほどガードは意識してなかったんですよ。でもキルクリフでは、それがジムのスタイルでもあるんですけど、ちゃんとハイガードにしてステップを多く使うように指導されました」

──打撃における基本的なことですが、それをやることで変化はありましたか。

「はい。ガードとステップを見直して、打撃の被弾がだいぶ減りましたね」

――打撃以外の部分ではいかがでしょうか。

「レスリングコーチのグレッグ(・ジョーンズ)にいつも言われていたのが『テイクダウンは爆発力だ。爆発力がないと話にならないから、テイクダウンに入るときは爆発力と瞬発力を意識しろ』なんです。テイクダウンに入ってからの技術もいいけど、まずは『思い切り行け!』と言われていました」

──テイクダウンは爆発力、は面白い考えですね。

「もし口で言われただけだったら、僕も漠然としたまま終わったと思うんですけど、実際にそう指示されてテイクダウンを決める選手がたくさんいるんで、そういう選手の動きを見て、自分なりに練習しました。この角度で入ればいいんだとか、この状況になったら力を使って強くいけばいいとか。ただ指導されるだけじゃなく、肌でその教えを実感できたことは大きいです」

──練習そのものは実戦的なものが多かったのですか。

「基本的に午前中は強度高めの練習で、月水金はレスリングベースのドリル。金曜日は柔術の日もあるんですけど、レスリングをやることも多かったです。最初はドリルなんだけど、だんだんスパーに近くなっていってみたいな練習で、ハードなスパー系の練習は火・木の2日でした」

──1週間をトータルで見てスケジュールが組んであるのですね。

「そうですね。午前中に激しい練習をするので、午後は打ち込み中心で技術的&テクニカルな部分を磨くほうが多かったです」

──それだけ日々練習が充実していると、1日1日気づきも多かったのではないですか。

「気づきは本当に多かったですね。これまで知らなかったこと、テクニックもたくさんありましたし、それこそカマル・ウスマンやジルベウト・バーンズなど凄い選手がたくさんいる中で、見て学べたことも大きかったです」

──これも「Fighter’s Diary」を見させてもらった感想ですが、エフェヴィガ選手がキルクリフのトレーナーから信用や信頼を得ていて、指導にもすごく熱がこもっていると思いました。エフェヴィガ選手自身がキルクリフの練習に溶け込んでいる感触はありましたか。

「結構感じましたね。木下君は英語は喋れないですけど、自分から他の選手やコーチともコミュニケーションを取りに行くし、自分は英語がそこそこ喋れるんで、スパーやドリルが終わった後『あれはどうやってた?』など、ドンドン質問してコミュニケーションを取るようにしていました。その繰り返しで、選手やトレーナーと関係を築くことができました。来た当初はグレッグから『なんでお前は自分から行かないんだ!』と怒られましたし、天さんにも『あいつ、もっと行かないと日本に帰すぞ』と言っていたそうなんです(苦笑)」

──人づてに聞くと余計にダメージが大きいですね(苦笑)。

「でもそれを乗り越えると、グレッグから『今のは良かったぞ!』と言ってもらえるようになりました(笑)」

──そう考えると3カ月という長期滞在がよかったようですね。

「はい。締めが試合だったので、実際の練習期間は2カ月半くらいだったんですけど、1カ月だったら練習に慣れたところで終わっちゃっていたと思います」

──そのCombate Globalでのカスティーリョ戦ですが、1Rにパンチを効かされて、徐々にテイクダウンも織り交ぜて盛り返すという、キルクリフでの練習が試されるような試合展開でした。

「開始直後に右フックをもらった時は本当に焦りました。ダメージも多少ありましたし、精神的な動揺も大きかった。これはヤバい、と」

──しかもパンチのもらい方もよくなかったですよね。足を使ってガードを上げろと指示されていたにも関わらず、それを実践する前にもらったような形で。

「試合前に天さんと一緒に相手の映像を見ていて『これを気をつければ大丈夫』って話した“これ”を一番最初にもらいました(苦笑)」

──言い方を変えれば、警戒している技をもらってしまうのも試合だから起こりうることです。そこからの立て直し方というのは?

「あそこで1回やられて、相手をケージに押しこんだところで冷静になって、あとはもう行くしかないと思いました。セコンドの長南さんと木下君にも発破かけてもらって。ちょっと距離は詰まりすぎでしたけど、とにかく前に出るしかないと思って、それでキルクリフでやってきたレスリングのテイクダウンが役立ったんで、そこは本当に良かったですね」

──長期合宿を経て、最後に試合で締めるというのは、本当に内容の濃い時間になったようですね。

「練習するだけじゃない学びもあったし、試合中に自分にフィードバックがあったので、めちゃくちゃ充実していました」

──今、日本ではどのようなことを意識して練習されているのですか。

「キルクリフで学んだことはたくさんあるんですけど、若干激しいスパーに慣れていたからか、ちょっと雑なところが増えてたりしたんで、そこを長南さんに調整・指摘してもらっています。あと自分はまだテイクダウンのレベルが低いので、中村倫也さんに専修大学のレスリング部を紹介してもらって、そこに行かせてもらったり、純粋なレスリングの練習を始めました」

──そして今回、GLADIATORで試合が決まりました。日本に戻ってきて、このぐらいの時期に試合をしたいという希望があったのですか。

「帰国してすぐ試合を探してもらっていたんですけど、なかなか相手が見つからなくて、ようやくここで決まったという感じです」

──対戦相手の八木選手の印象は?

「パワーがある選手なんで、そこに気をつけながら戦いたいと思います。特徴がハッキリしている選手ですね」

──対策や攻略法はイメージできていますか。

「自分の基本的な強みはリーチとパンチ、蹴りを活かした戦いなんで、そこをしっかり意識して戦おうと思います」

──この試合を含めて、これからどう自分のキャリアを作っていきたいと思っていますか。

「GLADIATORのあと、どこで試合するかはまだ分からないですけど、どこで戦うにしろ、一つ一つ自分が確実に勝ち星を積み上げて、いずれは北米のプロモーションでやりたいと思っています。キルクリフには世界のトップ選手たちがいて、まだ自分がそのレベルに達していないことも分かったし、そこに追いつけるようにしっかりレベルアップをしていきたいです」

──肌でその差を感じることができたのも大きかったですか。

「そうですね。実際にUFCとかBellatorなどトップぷろもーしょんで戦っている選手と肌を合わせて、そのレベルが分かったことは大きかったです。彼らとの差を身近に感じて、自分と彼らの差にリアリティが出たところは大きいです」

──では最後に次戦に向けてファンのみなさんにメッセージをいただけますか。

「米国武者修行では試合までさせてもらって、その練習と試合で学んだこと、日本に帰ってきて新たに学んだことを含めて、さらにレベルアップした、強くなった姿を見せられると思うので、楽しみにしていてください」

■視聴方法(予定)
9月30日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator022対戦カード

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本)
坪内一将(日本)

<フライ級/5分2R>
陸虎(日本)
古賀珠楠(日本)

<ストロー級/5分2R>
澤田政輝(日本)
三輪勇気(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
野口蒼太(日本)

<ライト級/5分2R>
秋岡翔(日本)
磯嶋祥蔵(日本)

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]テムーレン・アルギルマー(モンゴル)
[挑戦者]竹本啓哉(日本)

<Gladiatorフェザー級王座決定T決勝/5分3R>
パン・ジェヒョク(韓国)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝/5分3R>
森戸新士(日本)
世羅智茂(日本)

<フェザー級/5分3R>
河名マスト(日本)
ユン・ダウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
ハンセン玲雄(日本)

<ミドル級/5分3R>
藤井章太(日本)
イ・イサク(韓国)

<ライト級/5分3R>
八木敬志(日本)
エフェヴィガ雄志(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
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<バンタム級/5分3R>
藤原克也(日本)
川北晏生(日本)

<フライ級/5分2R>
和田教良(日本)
梅川毒一郎(日本)

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本)
高木亮(日本)

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
阿部光太(日本)

<バンタム級/5分2R>
エダ塾長こうすけ(日本)
宮口龍鳳(日本)

<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
空(日本)

<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
小松祐貴(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
向井琉綺弥(日本)
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【Gladiator023】藤井章太が2年振りの試合でKTTの新鋭と。吉田開威と南友之輔、注目─空手からの挑戦

【写真】韓国の4勝0敗が、弱いわけがない(C)MMAPLANET&KTT

5日(火)、GLADIATORより30日(土)に豊中市176BOXで開催されるGLADIATOR023 の追加カード&全大会対戦カードが発表されている。
Text by Manabu Takashima

MMAのタイトル戦が2試合、フォークスタイルグラップリングのタイトル戦が1試合、さらに河名マスト&チハヤフル・ズッキーニョスの再起戦、エフェヴィガ雄志の初参戦や前田吉朗✖NavEの組み技マッチと上位カードが固まっていた同大会。今回の発表で全21試合が組まれることが明らかとされ、そのなかにミドル級チャンピオン藤井章太がKTTの新鋭イ・イサクと対戦するカードが含まれている。


2年振りの参戦となる藤井の相手を務めるイ・イサクのMMA戦績は4勝0敗で、柔道で韓国全国大会3位に2度輝く実績を残しているという触れ込みの新鋭だ。

藤井は過去7年間で2試合、2018年7月にTORAOで1分12秒、2年前の9月にグラジで一慶と戦い2R0分29秒でKOするなど、ケージで戦った時間は2021年7月デビューのイ・イサクよりも短い。そのイ・イサクもデビューから3試合は全て1Rフィニッシュを収めており、23歳という年齢もあって一気呵成に試合開始直後から攻めてくることが予想される。

その初手の対応が藤井には非常に大切になる一戦だ。この他、上記にあるようにTRIBE TOKYO MMAからエフェヴィガ雄志の出場が決まっていたが、さらに川北晏生、阿部光太とTTM勢が参戦する。川北は3回戦で藤原克也と。2度目のグラジ出場となる阿部は、前大会で実現しなかったスティーブ・ギレスピではなく森井翼と戦うこととなった。

プレリミ~メイン~ポスリミという流れを今年から導入しているグラジは、アジアのフィーダーショー化を目指すことを宣言──韓国、モンゴル、フィリピンから選手を招聘し国際戦を強化してきた。そんな国際戦目指してからメインカード以外の出場選手のレベルが顕著に上がっている。

これはJ-MMA全般に当てはまることだが、他競技で結果を残した選手の転向の波はグラジにも訪れつつある。それが今大会でいえば吉田開威と南友之輔の出場といえよう。

ともに剛柔流を学びながら、吉田は硬式空手やフルコン、南のポイント制のKTFルールで目覚ましい活躍をしてきた。いや、してきたという書き方は語弊がある。なぜなら吉田は今も空手で活躍し続けているからだ。

2019年にカザフスタンで開催されたIKKFアジア硬式空手で優勝経験がある吉田は、今年も第15回全日本総合武道選手権大会で2冠獲得。

さらに総合武道杯無差別級で優勝&ハードコンタクト空手部門軽中量級の部も頂点に立ち、さらには第37回全日本硬式空手道選手権大会の中量級で2連覇を達成している。

今回がプロ2戦目となる吉田に対し、デビュー戦を迎える南はカデットで世界王者となり、ドバイで行われたプレミアリーグで2位入賞とジュニア時代に活躍し。

名門・近畿大学進学後はスネの負傷で個人戦では結果を残せなかったが、大学選手権団体戦で2位を獲得している。空手家としてMMAを戦うのか。MMAファイターとして空手を駆使するのか。吉田✖空、南✖小松祐貴戦で確認したい。

以下、プレスリリースに寄せられた藤井とイ・イサクの今回の試合に向けての意気込みだ。

藤井章太
「GLADIATOR023大会で国際戦を組んで頂きありがとうございます! GLADIATORは旧体制の時より出場させて頂いてチャンピオンになり、強い思い入れのある団体です。対戦相手のイ・イサク選手は連勝中で無敗、若くて勢いのある選手だと思います。そしてKorean Top Teamという事で厳しい練習にも耐えてきているはずです。GLADIATORの王者としてベストな戦いが出来るように頑張ります」

イ・イサク
「チャンスを下さったGladiatorの皆さん、誠にありがとうございます。世界一の強者になるために、MMAファイターになりました。対戦相手の藤井選手は、チャンピオンで実績があるベテランの選手です。なので厳しい試合になるかもしれないですが、出来る限りの努力し、試合当日は金網で最高の試合を見せる覚悟です。よろしくお願いいたします」

バンタム級選手権試合=王者テムーレン・アルギルマー×チャレンジャー竹本啓哉。フェザー級王座決定T決勝=パン・ジェヒョク×ダギースレン・チャグナードルジ。PROGERSSフォークスタイルグラップリング暫定ウェルター級王座決定T決勝=森戸新士×世羅智茂戦。

そしてフェザー級の2河名マスト×ユン・ダウォン&チハヤフル・ズッキーニヨス×ハンセン玲雄。エフェフィガ雄志×八木敬志、NavE×前田吉朗のグラップリング戦に加え、ミドル級王者の国際戦と空手からのチャレンジャー──大阪発、9月のMMA月間の締めは見所の多いイベントとなりそうだ。

■視聴方法(予定)
9月30日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator022対戦カード

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本)
坪内一将(日本)

<フライ級/5分2R>
陸虎(日本)
古賀珠楠(日本)

<ストロー級/5分2R>
澤田政輝(日本)
三輪勇気(日本)

<ライト級/5分2R>
秋岡翔(日本)
磯嶋祥蔵(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
野口蒼太(日本)

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]テムーレン・アルギルマー(モンゴル)
[挑戦者]竹本啓哉

<Gladiatorフェザー級王座決定T決勝/5分3R>
パン・ジェヒョク(韓国)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T決勝/5分3R>
森戸新士(日本)
世羅智茂(日本)

<フェザー級/5分3R>
河名マスト(日本)
ユン・ダウォン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
ハンセン玲雄(日本)

<ミドル級/5分3R>
藤井章太(日本)
イ・イサク(韓国)

<ライト級/5分3R>
八木敬志(日本)
エフェヴィガ雄志(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
前田吉朗(日本)

<バンタム級/5分3R>
藤原克也(日本)
川北晏生(日本)

<フライ級/5分2R>
和田教良(日本)
梅川毒一郎(日本)

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本)
高木亮(日本)

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
阿部光太(日本)

<バンタム級/5分2R>
エダ塾長こうすけ(日本)
宮口龍鳳(日本)

<バンタム級/5分2R>
南友之輔(日本)
小松祐貴(日本)

<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
空(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
向井琉綺弥(日本)
伊藤琥大郎(日本)

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【Gladiator023】エフェヴィガ雄志が初出場、DREAMER八木と対戦。組み技戦でNavE×前田吉朗も!!!

【写真】肉弾戦か、現代MMAか。両者にとって自分を試すテストマッチ(C)MMAPLANET

25日(水)、GLADIATORより9月30日(土)に豊中市176BOXで開催されるGLADIATOR023 の追加カードの発表があった。
Text by Manabu Takashima

バンタム級選手権試合=王者テムーレン・アルギルマー×チャレンジャー竹本啓哉。フェザー級王座決定T決勝=パン・ジェヒョク×ダギースレン・チャグナードルジ。PROGERSSフォークスタイルグラップリング暫定ウェルター級王座決定T決勝=森戸新士×世羅智茂戦。

そしてフェザー級の2河名マスト×ユン・ダウォン&チハヤフル・ズッキーニヨス×ハンセン玲雄という5試合が既に決定している同大会のラインナップに加わったのはライト級3回戦のエフェフィガ雄志×八木敬志とNavE×前田吉朗の60キロ契約フォークスタイルグラップリングの2試合だ。


EXFIGHT、POWNDSTORM、修斗、Combate Globalと試合の度に舞台を変えるエフェの凱旋マッチは、大阪初進出となるグラジエイターとなった。対する八木は元DREAMERSで、WARDOGと雄志がグラジでその後のキャリアを積み、7月にはフィリピンで海外マットを踏んでいる。

現在、佐々木信治がベルトを巻くが無風状態のライト級にどのような影響を与えることになるのか――楽しみなマッチアップだ。

そして60キロ契約のPROGRESS提供フォークスタイルグラップリングを戦うことが決まったNavEと前田吉朗。NavEは3月にフライ級王座をショッキングな7秒KO負けで失って以来の実戦復帰となる。

1年8カ月ぶりの同ルール出場のNavEに対し、昨年4月にMMAから引退した前田は3月大会でフォークスタイルグラップリング戦に臨み、江木伸成を下している。レジェンドとの組み技戦とはいえ、基本は組み系MMAファイターのNavEは再浮上を目指す上でも落とせない一戦となる。

なお、この4選手の意気込みに加え、TRIBE TOKYO MMA長南亮代表の3選手を送り出す身の気合のコメントは以下の通りだ。

八木敬志
「試合を組んで頂き本当にありがとうございます。GLADIATORという大きな団体でたくさん目立てるように試合を盛り上げていきたいです。試合にむけて減量はプラン通りに落としていき、最高の状態を仕上げて相手を倒していきたい。
対戦相手のエフィヴィガ雄志さんの印象は前にABEMAで試合をみていて、今とても勢いのある若手の選手だなと思いました。自分も挑戦者の気持ちを忘れずに当日は精一杯暴れて倒したいと思います」

エフェヴィガ雄志
「GLADIATORに参戦出来る事を嬉しく思います。自分自身、大阪での初試合になりますし、今勢いのある団体で試合出来る事に興奮しております。

八木選手の印象は上背はないですがその分力があるという印象です。なかなか試合相手が見つからなかったので試合を受けて頂きありがたく思います。前回の米国での試合からさらに成長した姿をお見せ出来ると思うのでぜひ期待して下さい」

前田吉朗
「GLADIATORならではのルールで戦わせて頂ける事に感謝致します。総合格闘家として引退した身ですか、やはり毎日格闘技に触れていますと、戦いたいとウズウズしておる毎日でした。対戦相手もNavE選手ということで、しっかりと準備させて頂いております。
大会当日、自分が誰よりもどの試合よりも素晴らしいものを魅せれる様に精一杯いかせて頂きます。NavE選手しっかり準備しておいて下さい。引退したおっさんを秒殺くらい出来なきゃグラジエイターの顔としてのメンツに関わりますよ(笑)」

NavE
「GLADIATOR、PROGRESSを通じてPANCRASEとDEEP王者の前田吉朗さんとやらせてもらえるという事で心が踊りました。
自分はPRIDEではなくDREAMを視て格闘技を始めました。10年以上前にTVやDVDで視ていた、あの〝前田吉朗〟と時を経て交わらせてもらえて光栄です。リスペクトを込めて極めます! 漢と漢の本気の取っ組み合いをご堪能あれ!」

長南亮
「TRIBE TOKYO MMAは海外で試合をする事を目標にして日々鍛錬している選手が多いチームです。
エフェヴィガはEXFIGHTでデビューしPOWNDSTROM、プロ修斗、マイアミで開催されたグCOBATE GLOBALで勝利し、異色のキャリアを積んでいます。今回はGLADIATORさんとタイミングが合い大阪までチームで遠征する運びになりました。
私もゲスト解説で観戦した事がありますが、大阪の選手達が海外勢に苦戦を重ねている印象があります。今回試合をする八木選手はDREAMERS出身の選手なので少し縁があるのかと感じました。
ここで道草しているわけにはいかないので。はっきりと試合をフィニッシュして次に進ませます。その後はGLADIATORさんが継続参戦を希望してくれるか?再び海外へ挑戦になるかは未定ですが、全力で今回を勝利しなければ何も進めないという事は理解しています。
同日一緒に乗り込む川北、阿部も同様です。TRIBE TOKYO MMAの強さをお見せしましょう」

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Black Combat DEEP Gladiator Gladiator023 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC Wardog キム・ギョンピョ キム・ミンウ ダギースレン・チャグナードルジ チョ・ソンビン テムーレン・アルギルマー ハンセン玲雄 パンクラス パン・ジェヒョク ユン・ダウォン 世羅智茂 中川皓貴 大原樹理 森戸新士 河名マスト 竹本啓哉

【Gladiator023】フェザー級サバイバル戦、河名マスト×ユン・ダウォン&チハヤフル×ハンセン玲雄決定

【写真】タイトル、その先に向けて負けられない生き残り合戦が王座決定戦の前に行われる(C)Zuffa/UFC

9日(水)、GLADIATORより9月30日(土)に豊中市176BOXで開催されるGLADIATOR023 の追加カードの発表があった。

バンタム級選手権試合=王者テムーレン・アルギルマー×チャレンジャー竹本啓哉。フェザー級王座決定T決勝=パン・ジェヒョク×ダギースレン・チャグナードルジ。PROGERSSフォークスタイルグラップリング暫定ウェルター級王座決定T決勝=森戸新士×世羅智茂戦に続き発表されたのは、フェザー級の2試合――河名マスト×ユン・ダウォン、チハヤフル・ズッキーニヨス×ハンセン玲雄の2試合だ。


前述したように同大会ではフェザー級王座決定トーナメント決勝が行われるが、そこで戦うパン・ジェヒョクとダギースレンとの準決勝で惜敗を喫した河名とチハヤフルの再起戦。

河名と戦うユン・ダウォンはチャ・ジョンファン率いるMMA ストーリー所属のファイターだ。チェ・ムギョム、キム・ミンウ、キム・ギョンピョら強豪選手を輩出したMMAストーリー、ユン・ダウォンは今年の2月にBlack Combat代表として、ライト級戦でDEEPライト級チャンピオン大原樹理選手に敗れている印象が強いが、今回は本来のフェザー級での来日となる。

河名にとっては仕切り直しとなったRoad to ―Road to UFC、絶対に落とせない試合となる。対してチハヤフルのリスタートは、ハンセン玲雄とのマッチアップとなった。

パンクラス、DEEPで剛腕を発揮しつつも組みという課題を持ち続けているハンセンは、今回のリリースよると1月大会でリライアブル神戸の同門=中川皓貴選手がチョ・ソンビン選手に敗れた直後から、リベンジと王座奪取を明言していたという。

その後、6月大会でGladiator初出場を果たすと、WARDOGフェザー級チャンピオンの徳野一心一馬選手を30秒で下し、今回のチハヤフル戦を実現させた。

トーナメントが終わっても、続くサバイバル戦。ここに中川が加わることで、韓国人かモンゴル人が頂点に立つグラジのフェザー級戦線がより混迷化してくるか。

以下、今回の試合に向けて4選手の意気込みとなる。

河名マスト
「前回の試合では、自分の思うように試合が進められない中で、新たな発見をすることができました。その発見に頼ることなく、自分のやりたいことを押し付けていく中で、また新たな自分を見つけられるような試合にしていきます。

対戦相手のユン・ダウォン選手は、柔らかくて投げづらいタイプですが、そんなことお構いなしで固めて決着つけて勝ちます。グラジの借りはグラジで返す!」

ユン・ダウォン
「MMAストーリー所属のユン・ダウォンと申します。今回、チャンスを与えて下さったGladiatorの皆さん、本当にありがとうございます。マスト選手はグレコローマンスタイルレリンクのU23世界選手権優勝と聞きました。

彼のようなエリート選手は当然強いでしょうが、未だにMMAに慣れていない感じがします。MMA一筋の私が、しっかりとMMA的なゲームプランを実行して勝たせて頂きます。自分も連敗中ですので、勝利は譲れません。覚悟していて下さい」

チハヤフル・ズッキーニヨス
「ハンセン選手は良い選手だと思います。着実に力をつけてきていて、総合的に戦績以上の実力を持っていると思います。前回の30秒KOもお見事でした。が、申し訳ないのですが僕の負け筋が思いつきません。

彼の打撃で僕は倒れませんし、寝技でも上回ります。ドロドロのスクランブル合戦も望むところです。今大会ではフェザー級タイトルマッチがあり、個人的にはダギースレンが勝ってくれると思っています。

僕も差を見せてフィニッシュして、次期挑戦者として真っ先に名前が挙がる試合をします!」

ハンセン玲雄
「チハヤフル選手は前回大会のトーナメントではダギースレン選手を相手に粘り強い試合をしていて、面白い選手だなと思いました。他の試合を見ても打撃も組みもする、バランスの良い選手という印象です。

前回判定で負けていましたがトーナメントに出ていたチハヤフル選手をしっかり仕留めきって、ベルトに向けて良いアピールをします。

Gladiatorは外国人選手も多く出場していたり、関西にいて世界を体感出来る団体だと思い、その舞台で試合をしたいと思っていました。前回初めて出場したので、今回の試合でまずはGladiatorのお客さんに僕という選手を覚えてもらい、Gladiatorで猛威をふるっている外国人選手をしっかり倒してベルトを獲りたいと思っています」

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Gladiator Gladiator022 MMA MMAPLANET o Progress RIZIN UFC ダギースレン・チャグナードルジ チハヤフル・ズッキーニョス チョ・ソンビン テムーレン・アルギルマー パン・ジェヒョク 世羅智茂 加賀谷庸一朗 森戸新士 河名マスト 竹本啓哉 網藤雄太

【Gladiator023】9月30日、テムーレン×竹本啓哉。パン・ジェヒョク×ダギースレン。森戸新士×世羅智茂

【写真】蒙古襲来第3幕、竹本はテムーレンを止めることはできるのか(C)Zuffa/UFC

4日(金)にGLADIATORより、9月30日(土)に豊中市176BOXでGLADIATOR023 の開催とタイトルマッチ3試合など第一弾のカード発表が行われた。

当初、10月1日(日)に同所で開催予定だったGLADIATOR023だが、同日に名古屋でRIZIN LANDMARK06が開かれることを受けて、1日前倒しのイベント開催となった。

そんなGladiator023では今年に入ってからのアジア路線が引き続き踏襲され、Gladiatorバンタム級選手権試合=王者テムーレン・アルギルマー×チャレンジャー竹本啓哉、Gladiatorフェザー級王座決定T決勝=パン・ジェヒョク×ダギースレン・チャグナードルジ、PROGERSSフォークスタイルグラップリング暫定ウェルター級王座決定T決勝=森戸新士×世羅智茂戦がまず明らかとなった。


同リリースよると、6月のGLADIATOR022で開幕したバンタム級GPの準々決勝後半の4試合が組まれる予定だったが、出場希望選手が諸事情で参戦できなくなったことを受けて、前半戦と同様の質を保てないという主催者判断でGP戦は中止。既に対戦が決まっていたテムーレンと竹本のタイトル戦を12月から繰り上げて実施することになったとのこと。

またグラジ史上の最高の激闘といっても過言でないフェザー級王座決定T準決勝2試合で、それぞれ河名マストとチハヤフル・ズッキーニョスを破ったパン・ジェヒョクとダギースレンの韓蒙対決によって、チョ・ソンビンが返上したフェザー級のベルトの新しい持ち主が決まる。この辺りはグラジにかつてのHEATの色が加わったようにも思える。

さらに前回大会で森戸新士×網藤雄太、世羅智茂×加賀谷庸一朗という準決勝が行われたPROGRESSフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定トーンメントの決勝戦=同級暫定王座決定戦が、森戸と世羅の間で争われる。

この両者2021年9月に開かれたJBJJF第9回全日本ノーギ柔術選手権のエキスパート・ライト級決勝で戦っており、その時は世羅が森戸をレフェリー判定で下している。アドバンテージを取り優勢だった森戸、最終盤にニア・バックテイクでアドバンを獲得して競り勝った世羅。プログレスのFGルールは下になると相手に2Pが加点され、スクランブルで1P挽回できる。

森戸も世羅もADCC2024予選イヤーの今年、テイクダウンからトップゲームにも力をいれており、柔術ではなくグラップリングの総合力が問われる暫定王座決定戦となろう。

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MGL-1FN06 MMA MMAPLANET o キック ダギースレン・チャグナードルジ ナムナンバヤル・トール ナモーンゲレル・アムガランバートル

【MGL-1FN06】ナラントンガラグの愛弟子ナモーンゲレルが、キムラでヒヤリもナムナンバヤルに判定勝ち

<MGL-1 FCライト級挑戦者決定戦/5分3R>
ナモーンゲレル・アムガランバートル(モンゴル)
Def.2-1
ナムナンバヤル・トール(モンゴル)

ダギースレン・チャグナードルジをセコンドに帯同したナモーンゲレルが、体重オーバーでイエロースタートのナムナンバヤルに左フックを打っていく。ナムナンバヤルは右ロー、サウスポーのナモーンゲレルに右ハイを繰り出す。インローで前足を削られたナモーンゲレルは、左のクロスも右ストレートを先に届かされてしまう。

ナムナンバヤルのハイキックをがードして、テイクダウンを奪ったナモーンゲレルはスクランブルからクリンチになると、ボディロックテイクダウンを決める。ハーフで上を取ったナモーンゲレルは頭を押し付けて抑えて、細かいパンチを落とす。ナムナンバヤルが立ち上がるのに任せて、スタンドに戻ったナモーンゲレルは右インローを蹴られる。そのローにナモーンゲレルがフックを合わせて、姿勢を乱したナモーンゲレルからトップを奪取したところで初回が終わった。

2R、右に左を合わせたナモーンゲレルは、打ち出しが分かりやすいナムナンバヤルの右をかわし、蹴りを掴んでテイクダウンを決める。三角狙いを担いでパスしたナモーンゲレルは、サイドからマウントへ。ナムナンバヤルが暴れ、ブリッジをすかされて背中を取られる。ナモーンゲレルはRNC狙いも乗り過ぎて、抑えが甘くなって立ち上がられると、キムラに取られ寝技に持ち込まれる。

タップをしておかしくないほど腕を捩じられたナモーンゲレルだが、タップしない。ナムナンバヤルは、上四方で頭を跨がないような形でアメリカーナに移行したが極め切ること──いやタップを奪うことはできなかった。

最終回、肩が状態が心配なナモーンゲレルは左ストレートから、続いて右のパンチも見せる。ナモーンゲレルは左のロングが空振りするが、ナムナンバヤルも手数が少ない。ナムナンバヤルは前に出てロングフック、間合い取りなおしてジャブを伸ばす。ナモーンゲレルは左フックから左ストレート、さらにカウンターやフックと左一本の攻撃になっているか。

ナムナンバヤルは、その後も目立った攻撃がないままボディロックテイクダウンを許してしまう。ハーフで抑えたナモーンゲレル、ここはキムラを警戒してスペースを与えない。ボディロックでクラッチを組むなど、徹底して腕を取らせないで抑えるナモーンゲレルは、その分パンチもなく時間が進んだ。残り10秒を切っても、抑えたナモーンゲレルが判定勝ちを手にした──が、両者とも経験不足を露呈した試合内容だった。


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Gladiator Gladiator022 IMMAF MGL-1FN06 MMA MMAPLANET o ONE ROAD FC エンフトルガ・ガンボルド ジャダンバ・ナラントンガラグ ダギースレン・チャグナードルジ テムーレン・アルギルマー トゥルバヤル・フレルバートル ナムナンバヤル・トール ナモーンゲレル・アムガランバートル ボクシング ムンフジャルガル・バットスフ 中村倫也 海外

【MGL-1FN06】人材育成大会のメインに、トンガー期待&中村倫也とスパーをしたナムナンバヤルが出場!!

【写真】IMMAFのモンゴル大会ではウェルター級を制しているナムナンバヤル。ライト級では相当に大きなフレームになるだろう (C)MMAPLANET

明日24日(土・現地時間)、モンゴルはウランバートルのクロカス・イベントホールでMGL-1 FIGHT NIGHT06が開催される。

今年の1月に同所で行われたMGL-1 FC19ではメインでMGL-1 FCフェザー級王座決定戦をトゥルバヤル・フレルバートルと戦い、新王者となったダギースレン・チャグナードルジがGladiator022に来日し、フェザー級王座決定トーナメント準決勝で勝利しているのは記憶に新しいところだ。

メインはMGL-1 FCライト級挑戦者決定戦=ナモーンゲレル・アムガランバートル✖ナムナンバヤル・トールとなる今大会はFight Night大会。つまり人材育成大会になる。決して層が厚くないなかでトップ選手の海外進出が目立つモンゴルMMA界だけあって、ファイトナイト大会といっても前回大会から引き続き6選手が連続出場を果たしている。


セミに出場するバンタム級のムンフジャルガル・バットスフ(✖ビシグバヤル・ナラー)、第6試合ライト級のエンフトルガ・ガンボルド(✖チョイジャムツ・ホルトソンツェツェグ)、第4試合バンタム級のナンジド・ガンボルド(✖ウスフイレードゥイ・バータルホヤグ)、第2試合フライ級で戦うアルタンスフ・バットジャルガル(✖バルジンニャム・ザグドスレン)が前回大会で勝利し、連勝を狙う。

また第3試合バンタム級のテムージン・オラントゥグス(✖トゥウシントゥグルドゥル・ダシドルジ)、オープニングファイトのフェザー級出場のアンフバヤル・チョローンバートル(✖プレウバートル・バットウルズィー)は共にプロ2戦目、初白星を目指すことになる。

シチュエーションスパーで、体格差は絶対だったが中村倫也を倒すこともあった

メインのライト級挑戦権決定戦。

この試合で戦うナモーンゲレルとナムナンバヤルのプロMMA戦績は、前者が4勝1敗で後者は3勝1敗だ。ナモーンゲレルはガルーダBJJ & MMAの所属で、ナムナンバヤルは同大会を主宰するメンバーの1人ジャダンバ・ナラントンガラグ率いるシャンダスMMAに属しており、5月に中村倫也が同地を訪れた際にはレスリングスパーで肌を合わせている選手だ。

師トンガーがモンゴル期待の新鋭3選手として、ダギースレン、ナムナンバヤル、ガンドグトフ・バートンチョルの名前を挙げており、ナモーンゲレルはガンドグトフとチームメイトだ。

そのガンドクトフは、明日のRoad FCの63キロ級T補欠戦に出場するガルーダのエース的存在で、韓国遠征を前に強度の高い練習をするためにONEファイターのプレウ・オトコンジャガルが所属するイレードゥイMMAで出稽古を行っていたという。

イレードゥイMMAの運営&指導者である荒井順一氏は、ナラントンガラグの盟友であり──モンゴルMMA界の国際力をつけるための挙国一致体制の中で、ナムナンバヤルとナモーンゲレルが鎬を削るマッチアップといえる。

連勝を目指す連続参戦選手のなかで注目はライト級のエンフトルガ・ガンボルドとバンタム級のムンフジャルガル・バットスフのONE Team 勢だ。

ちょっと「大丈夫です。履いています」似のエンフトルガ

エンフトルガは前回大会で15秒KO勝ち。

今回がキャリア4戦目で、0勝1敗の選手と戦うだけにインパクトを残す勝利が求められる。

一方、2大会連続でコメイン出場となるムンフジャルガルはキャリア3勝1敗。前回はマウントパンチで3RTKO勝ちを収めており、明日戦うビシグバヤルはテムーレン・アルギルマーのチームメイトだが、ここまで戦績1勝3敗だけにしっかりと勝利を手にしたいところ。

モンゴル人MMAファイターのトップどころの多くの打撃を指導してきた名匠ガンバートル・シャグダル率いるONE Team勢は、しっかりとしたボクシングとレスリングができる。米国、そして日本や韓国、ONEを目指すためにもまずは国内で結果を残したい。

■MGL-1FN06対戦カード

<MGL-1 FCライト級挑戦者決定戦/5分3R>
ナモーンゲレル・アムガランバートル(モンゴル)
ナムナンバヤル・トール(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
ムンフジャルガル・バットスフ(モンゴル)
ヒシグバヤル・ナラー(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
エンフトルガ・ガンボルド(モンゴル)
チョイジャムツ・ホルトソンツェツェグ(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
オチルホヤグ・バザルワーニ(モンゴル)
ナランダライ・ツェレンダグワ(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
ナンジド・ガンボルド(モンゴル)
ウスフイレードゥイ・バータルホヤグ(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
テムージン・オラントゥグス(モンゴル)
トゥウシントゥグルドゥル・ダシドルジ(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
アルタンスフ・バットジャルガル(モンゴル)
バルジンニャム・ザグドスレン(モンゴル)

<フェザー級/5分3R>
アンフバヤル・チョローンバートル(モンゴル)
プレウバートル・バットウルズィー(モンゴル)

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Gladiator Gladiator022 MMA MMAPLANET o キック ダギースレン・チャグナードルジ チハヤフル・ズッキーニョス

【Gladiator022】大接戦——RNCを極めかけたダギースレンがチハヤフルにスプリット判定勝ち

【写真】モンゴル幻想は崩れず。ダギースレンの底力も見せつけた(C)MMAPLANET

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29.
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)

サウスポーのチハヤフルが前に出た。右の蹴りを見せてからサークリングするチハヤフル。ダギースレンが距離を詰めてくるが、チハヤフルはケージを背負わない。ダギースレンの右ストレートに対し、ダギースレンが左ミドルを返した。するとダギースレンが右スーパーマンパンチで下がらせ、さらに右ボディストレートを突き刺した。

右中心に攻めるダギースレンに対し、チハヤフルはテイクダウンのフェイントを織り交ぜる。しかしダギースレンの左フック、さらに右がヒット。チハヤフルは距離をつくって左ハイを見せる。ダギースレンの右をヘッドスリップでかわすチハヤフルだが、空いたボディにダギースレンの右が入る。ラウンド残り半分のところでダギースレンが右で突っ込んできた。カウンターで組みついたチハヤフルが、ボディロックからケージに押し込む。しかしダギースレンが左のオーバーフックからチハヤフルに背中を着かせた。

両手でチハヤフルの首を抱えるダギースレン、チハヤフルはフルガードからブリッジで崩しにいく。ダギースレンはケージまで運び、そのままパウンドを落としながらトップをキープ。チハヤフルはケージキックから腕十字を狙うも、ダギースレンが立ち上がった。

2R、距離をつくるチハヤフルに対し、ダギースレンが前に出る。チハヤフルが左ミドルからボディロックで組みつき、ダギースレンからテイクダウンを奪った。すぐにマウントへ移行したチハヤフルに対し、ダギースレンは下から暴れるも、チハヤフルが左手を枕にして抑え込む。ケージ際まで下がったダギースレンをパンチで削るチハヤフル。下から抱え込むダギースレンの顔を、左手で引きはがす。ダギースレンがハーフガードに戻し、首を抱えてリバーサルする。

しかし、この動きに合わせてチハヤフルがバックへ。ダギースレンはチハヤフルの右手を抱える。クラッチを切ったチハヤフルがバックマウントを奪い、ネルソンからコントロールしている。うつ伏せになってパンチで削られるダギースレンは立ち上がろうと試みる。それを潰すチハヤフルだったが、ダギースレンが抱え込みながらリバーサルに成功した。

下になったチハヤフルは、ケージ際でダギースレンの右腕を狙う。腕十字を極められずも、下から右ヒジをダギースレンの頭部に突き刺す。残り10秒で再び腕十字を仕掛けたチハヤフルに対し、ダギースレンもパウンドを落とすが、チハヤフルも打ち返した。

最終回、チハヤフルが左ミドルで距離をつくる。プレスをかけるチハヤフルに、ダギースレンが右のカウンターを何度も合わせていく。チハヤフルは左スイングからシングルレッグで組みつくも、倒すことはできず。スタンドではダギースレンが右を見せるが、チハヤフルも相手にケージを背負わせて組みついていく。

ダギースレンの左右フックがチハヤフルの顔面を狙う。チハヤフルはヘッドスリップやダッキングなど、ディフェンス力も見せつける。パンチを振りながら前に出て来るダギースレンに対し、チハヤフルが組みついてグラウンドに持ち込んだが、ケージ際でダギースレンがバックマウントからRNCへ。

苦悶の表情を浮かべたチハヤフルだが、RNCを凌ぐと反転してマウントを奪う。ケージキックを狙うダギースレンにパウンドの連打を浴びせ、うつ伏せになったダギースレンに対してパウンドからRNCを狙う。削りながら何度もRNCを仕掛けるチハヤフル。反転したダギースレンがスクランブルに持ち込む。一度は返したチハヤフルだが、最後はダギースレンがトップを奪い、動くチハヤフルにRNCを仕掛けたところで試合終了のゴングが鳴った。

裁定はスプリットでダギースレンの勝利。チハヤフルはモンゴル幻想を崩すことはできなかったが、チハヤフルの今後に期待が掛かる好勝負だった。


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Gladiator Gladiator022 MMA MMAPLANET o Progress UAEW YouTube キック ジェイソン・マルガリョ ダギースレン・チャグナードルジ チャンネル テムーレン・アルギルマー ハンセン玲雄 パン・ジェヒョク フェルナンド ボクシング ライカ ロランド・ディ 世羅智茂 八木敬志 加賀谷庸一朗 天草ストロンガー四郎 森戸新士 江木伸成 江田こうすけ塾長 河名マスト 溝口司 竹本啓哉 網藤雄太

【Gladiator022】バンタム級GP出場、ジェイソン・マルガリョ「タケモトの遅いパンチ&超遅い蹴りに注意」

【写真】1994年9月生まれ、28歳のマルガリョ。プロでは11勝6敗、アマは3勝3敗 というレコードの持ち主だ(C)MMAPLANET

本日11日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR022では8人参加のバンタム級GPがスタートする。そこでフィリピンのジェイソン・マルガリョが、竹本啓哉と対戦する。

アジアの#01フィーダーショーを目指すグラジエイターにあって、韓国とモンゴルが結果を残すなか――ポテンシャルこそ見せても勝利を手にできていないのがフィリピン勢だ。そのなかで手にしたチャンス、国際戦の経験も豊かなマルガリョはディンクレディブルMMA……つまり1月にグラジに来日したジョン・オルニドの同門でフィリピンMMAの強さを見せることを胸に竹本と相対する。


――ジェイソンが格闘技を始めたのはいつ頃ですか。

「17歳の時にボクシングを始めた。マニラから北に100キロほど離れたサンバレス州に住んでいて、柔術も生まれ故郷で習うようになった。ボクシングジムがMMAジムになったんだ。本当はプロボクサーになることが夢だった。でも17歳からやり始めたのでは、遅すぎた。だからMMAに転向した。

MMAキャリアをスタートさせるのに17歳は、まだ十分に早い。柔術、ボクシング、柔道、ムエタイという別々のスタイルの格闘技を学ぶようになり、19歳からMMAを戦ってきた」

――それからマニラに出てきてロランド・ディ門下として、活動するようになったのですね。

「生まれ故郷にいるより練習環境も良く、試合の機会もマニラの方が多い。だからマニラに引っ越した。2013年の時だよ。MMAを始めた直後だ。でもロランド・ディと練習を始めたのは3年前、それまではマルキーナでMMAをやっていた。ロランドは素晴らしいコーチで、最高のリーダーなんだ。いつもファイターにやる気を与えてくれる」

――ではジェイソンのMMAファイターとしての強みを教えてくれますか。

「僕はストライカーだ。でも、柔術でもレスリングでもタケモトと同じことがきるよ。念を押すけど、打撃の選手だけどね。僕らはどの局面でも戦える。そのために柔術とレスリングの練習を多くやっているんだ。確かにタケモトは良いグラップラーだ。でも、そんなことは気にしない。

この試合はMMAだから。サブミッションだけでなくパンチ、キック、エルボーと試合をフィニッシュできる数多くの武器を持っている。それに試合は常に立ち技から始まるからね。僕がタケモトを倒すことは分かっている」

――竹本選手の攻撃で注意しないといけないのは、どこだと考えていますか。

「タケモトの遅すぎる打撃だ。パンチは本当に遅くて、キックも超遅い。ただしグラップリングは本当に、本当に、本当に強いよ。彼がパンチを出すのはテイクダウンを狙うためだということは分かっている。そこもしっかりと対策を練ってきた。僕とタケモトとの試合はエキサイティングな戦いになる。爆発力のあるファイトになること間違いない。MMAはトータルファイティング。グラップリング、レスリング、どのような状況になっても戦うことがデキる準備をしてきた」

――ジェイソンの戦績を紐解くと、フィリピン以外の試合も多いですね。

「これまで僕はマレーシア、タイ、中国、アブダビで戦ってきた。UAEWでの戦いは、大きな舞台で凄いプレッシャーだったよ。勝てなかったけど、凄く良い経験になった。パニックになってはいけないことを学んだんだ。自分を見失っていたから、すぐに寝技に持ち込まれた。本来はパンチも蹴りも使えたはずだ」

――その経験が如何に成長につながったかを確認するには、竹本選手は格好の相手になりますね。

「だからこそ、この試合の機会が得らえた意味は本当に大きい。フィリピンで国際戦を戦うことはとても難しいから、このチャンスを与えてくれたGladiatorにとても感謝している。ベルトが掛かったGPに向けて、できることは全てやってきたよ。

グラジエイターでは不運にもジョン・オルニドは反則負けになった。エイドリアン・バトトもヒールで敗れている。僕はフィリピンMMAの底力を見せたい。新世代のフィリピンMMAファイターはただのストライカーじゃない。色々な技術を習得しているから、もっと国際的な舞台で戦うことができるはずだ」

――では最後に今回の試合に賭ける気持ちをお願いします。

「タケモトと戦う準備はできている。だからタケモトも僕と戦う準備ができていることを願っている。爆発力のある試合をして、タケモトをぶっ飛ばす」

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator022計量結果

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド:63.95キロ
今村豊:63.95キロ

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆:61.0キロ
田中壱季:61.05キロ

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:56.5キロ
廣瀬裕斗:56.7キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希:65.75キロ
天草ストロンガー四郎:65.6キロ

<バンタム級/5分2R>
藤原克也:60.9キロ
別所竜弥:61.2キロ

<フェザー級/5分2R>
ハンセン玲雄:66.05キロ
徳野一心一馬:65.95キロ

<Gladiatorバンタム級GP1回戦及びGladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
神田T-800周一:61.2キロ
テムーレン・アルギルマー:61.1キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
河名マスト:66.1キロ
パン・ジェヒョク:65.55キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:66.15キロ
ダギースレン・チャグナードルジ:66.1キロ

<Gladiatorバンタム級GP1回戦/5分3R>
竹本啓哉:61.65キロ※再計量
ジェイソン・マルガリョ:61.45キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T準決勝/5分2R>
森戸新士:76.35キロ
網藤雄太:76.55キロ

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定T準決勝/5分2R>
世羅智茂:76.2キロ
加賀谷庸一朗:75.9キロ

<バンタム級/5分2R>
江田こうすけ塾長:61.45キロ
溝口司:61.00キロ

<フライ級/5分2R>
江木伸成:56.3キロ
空:56.55キロ

<フェザー級/5分2R>
木村総一郎:65.8キロ
藤岡陸:65.95キロ

<ライト級/5分2R>
後藤丈季:70.5キロ
水野翔:69.8キロ

<ライト級/5分2R>
八木敬志:69.9キロ
直島弘昌:69.95キロ

<バンタム級/5分2R>
安枝匠:59.45キロ
吉田開威:61.15キロ

<ストロー級/5分2R>
田中優樹:51.75キロ
武尊:51.65キロ

<フライ級/5分1R>
MASATERU:56.25キロ
塩谷尚也:56.2キロ

<フェザー級/5分1R>
野口蒼太:56.25キロ
西村剛:56.2キロ

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