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【PFC】Pound 4 Pound FC山本喧一―02―「誰が本州のチャンピオン達を倒していくのか」

【写真】PODアリーナのケージに立つ山本代表。PODジム所属のPFCチャンピオン佐藤力斗&ディルバーグ・ペイトン。そして本州組のチャンピオン中西テツオ (C)PFC

POUND 4 POUND Fighting Championship=PFC山本喧一代表インタビュー後編。
Text by Manabu Takashima

北のMMA=PFC、氏は北海道の地産地消大会としてMMAの普及を目指し、継続的に活動をしてきた。地に足をつけた大会開催の背景には、コロナが大きく影響してきた。

継続大会こそ選手の育成と強化につながる。その信念の下に、道内全域からかつては存在した壁を取り払って選手が出場するようになったPFC。3月29日(日)には札幌市北区のPODアリーナで2026年第一弾PFC40を開く山本氏に、インタビュー後編では2026年の活動を中心に話を訊いた。

<山本喧一インタビューPart.01はコチラから>


――そういうなかで、PFCで育ってきた選手が首都圏で戦いたいとなる。現状、PFCからNEXUSという流れが主流に見えます。NEXUSとは提携関係にあるということでしょうか。

「NEXUSと提携していますが、僕の気持ちとしては全大会と提携しているつもりです。PFCのタイトルホルダーも他の大会に出るなら出てもらっていますし、縛ることは一切ないです。ただNEXUSさんは、アマチュアNEXUSをこっちでやらせてもらっていた関係もあります」

―道場での大会が定期的を行われている。そのなかで一つ上のイベントやマッチメイクが存在すれば、さらに北海道の選手たちの強化につながるのでは、と第三者としては考えてしまうのですが。その辺り、どのように考えられていますか。

「それは国際戦ということですよね。実際に去年、一昨年には韓国から選手を招聘するという話もあり、実現させようとしていました。ただ土壇場で来日できなくなったり、諸事情で流れてしまい話が頓挫したという感じでした。でも、そろそろ国際戦を組むという段階になってきたかと思います」

――では、そのなかで2026年のPFC。どのような流れを創っていきたいと考えていますか。

「今、アマチュアでキックが凄く盛んになっています。その流れで地元のキックをやっている人から『プロ化』を望む声が多いです。その理由の一つに中央で試合が組まれても、持ち出しのような形でセコンドに就くのも大変だという事情があるようです」

――そこはMMAもそうですよね。込々で〇万円。あと持ち出しで、試合機会を得る選手たちも決して少なくないようです。北海道となると、首都圏まで車移動なんてできないですし。

「その通りなんです。PFCはMMAから始まったので『MMAの選手が羨ましい』という風に言ってもらって。なら、PFCのなかでキックもプロの試合を組もうかと。去年はグラップリングのプロを始め、手応えを感じています。そこにキックも加えていこうかと考えています。

もちろんウチはMMA屋です。ただ、MMAをやっているとキックもグラップリングも練習しているわけで。北海道で頑張っている格闘技フリークの人達とは、繋がりがあります。そういう人達と頑張っていくことが、北海道における格闘技起こしになるかと思います。

それが選手の成長、そして観客動員にも関係してきますし。そういうイベントになるなら、線引きをなしにPFCは活動していこうかと思っています」

――年間、どれぐらいのイベント数を開いていく予定でしょうか。

「まずは4回と考えています。無理なく、肩の力を抜いたペースで。それもコロナで学んだというか……。どれだけ頑張っても、突破口がなくて。頑張り続けてきた人生だと思っているのですが、あの時は頑張れば頑張るほど墓穴を掘る。そんな経験をしました。なので身の丈にあったイベントを開き、持続できることを第一に考えています。

僕のなかでは現状には満足しています。ここで自力をつけて、体力がついた時に場所を借りて大会を開こうと思います。無理からスポンサーを集めて、大きなことをやる。そういう博打はしない。そういうことからは足を洗おうとコロナの時に学びました」

――今回、インタビューをさせていただいて「コロナ」という言葉が多く聞かれました。我々のなかで、過去のモノになりつつあるコロナが、どれだけ影響を与えたのかが改めて伝わってきました。

「やっぱり、10年やってきた飲食業を閉めましたね。往来ができない。人との繋がりが途絶えたことは、本当に辛かったです。食材を仕入れてもロスになるだけで。でも、格闘技はウチのようなマニアックなジムに需要がありました。家に閉じこもっていたら、健康的な生活が送れない。宣伝はできないけど、人は来る。自分としては『座して死ぬか。前に進むか』という二択だったのですが(笑)」

――飲食店はコロナ後も閉店時間が早まり、休みの日もしっかりと取るようになった。その分、ジムで汗をかく。人の生活として、良い方向になったという見方もできます。あくまでも結果論ですが。

「3時、4時まで酒を飲むより、ジムで汗をかくほうが健康的ですね。だから今やっていることを継続する。そこを崩すような博打を打つのではなく、この規模のことをコツコツとやって自力をつけること。実は昨日もアマチュアの大会、グラップリングのトーナメントとMMAのワンマッチを組んで開きました。アマチュアのグラップリング・トーナメントでも、1万円とかでも賞金を出すことができるのも、この規模でやっているからで」

――出場費を払って出る。それがアマの基本ですが。

「お小遣い程度かもしれないですが、ビギナークラスにもそういう賞金を出せる。ここでやることで、経費をかけずに大会を開けるので賞金を出すこともできます。この今を大切にしたいと思います。地方在住で試合経験を積むことができないアマ選手の旅費をフォローすることもありますし」

――そうして地産地消の格闘技大会が成長していくと。底辺拡大と頂点の伸張。この後者において、山本さんが2026年のPFCで期待している選手の名前を挙げていただけないでしょうか。

「そうですね。今、PFCのチャンピオンはストロー級がザ・タイガー石井選手です。フライ級が中西テツオ選手、バンタム級が森永ユキト選手と本州の選手です。フェザー級がウチのジム生でもある森崇純。彼はNEXUSの村井和道選手を倒してチャンピオンになりました。

去年の12月にチャンピオンになったのが、ライト級の佐藤力斗。彼もウチの選手で、ライト級で187センチあります。ちょっとライト級のなかでは、日本人離れしたフレームを持っている選手で、注目してほしいです。あとウェルター級が青森出身の成田佑希、彼は地下格出身で50戦以上のキャリアがあります。

それとミドル級がカタナマン選手、そしてヘビー級もウチのジム生ですが、テキサスから札幌に来て英会話の先生をやっているディルバーグ・ペイトン。彼も面白い存在ですね。

ウチのジム生でいえばライト級の佐藤力斗、ヘビー級のペイトン。本州の選手ですと、名古屋の中西選手は中国でも勝ち、Grachanにも急遽出場が決まりました(※2月1日にフェルナンドに判定勝ち)。

正直、今のPFCは北海道以外のチャンピオンが多いです。もともとは北海道の選手ばかりでしたが、本州から選手を招聘したことで現状のようになっています。北海道だけでは選手層が薄い。だから、本州から選手を呼ぶ。本州の選手もタイトルを獲って、今後のキャリアップにつながればと思っています。そんな本州の選手と北海道の選手の試合を組み、切磋琢磨することで成長できるというのが、自分の考えです」

――J-MMAの中枢に進出する道産子ファイターの出現をMMAPLANETでも期待させていただきます。

「ありがとうございます。北海道内だけで戦って、結果を残す。それでは井の中の蛙大海を知らず、です。本州のチャンピオンが多いなかで、ここからが彼らにとって本番です。それが今のPFCです。ここから誰が本州のチャンピオン達を倒していくのか。

それがプロのストーリーラインで、同時にアマチュアの試合を続けることで次世代のファイターが育ってきています。彼らが今年、次々とデビューをする予定です。ぜひとも、北海道のファイターに注目してください」

■視聴方法(予定)
3月29日(日)
午前11時00分~PFC公式YouTubeチャンネル


■PFC40対戦カード

<PFCミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] カタナマン(日本)
[挑戦者] 新名正啓(日本)

<次期バンタム級挑戦者決定戦/5分2R+1ex>
ジミー西将希(日本)
青木大地(日本)

<グラップリング・ヘビー級/5分2R+1ex>
ディルバーグ・ペイトン(米国)
ビッグジョン・ジャクソン(日本)

<ライト級/5分2R+1ex>
綾哉(日本)
松藤冬馬(日本)

<グラップリング・フェザー級/5分2R+1ex>
河永重春(日本)
池田貴一(日本)

<グラップリング・ライト級/5分2R+1ex>
伊藤尚司(日本)
レッドドラゴン(日本)

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45 MMA MMAPLANET o PFC39 キック ザ・タイガー石井 タイガー石井 早坂優瑠

【PFC39】タイガー石井、早坂優瑠の寝技を潰して3Rに左ハイでTKO勝ち&王座初防衛

<PFCストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ザ・タイガー石井(日本)
Def.3R3分17秒by TKO
[挑戦者] 早坂優瑠(日本)

石井がインローから右ストレート。これで早坂がバランスを崩し、そのまま石井がグラウンドで上を取る。クローズドガードを取る早坂に対し、石井は背筋を伸ばして細かくヒジを落とす。早坂は石井の手首を持ってガードから展開を作ろうとするが石井は崩れない。石井は左手と右足でラバーガードの形を作りつつ、左手で石井の右足をすくおうとするが、石井が右足で早坂の左手を挟んで固定。ここから石井が右ヒジをコツコツと落としていく。

2R、石井が早坂のインローに右ストレートを合わせる。石井は距離を取りつつ細かくインローを蹴り、早坂もパンチと飛び込んでのテイクダウンを仕掛ける。石井は左ハイ、早坂の飛び込みに右ストレートを狙う。早坂はそのまま自ら寝転がり、グラウンドに引き込もうとするが石井は付き合わない。

試合がスタンドに戻ると石井が右ストレートをタイミングよく合わせ、早坂がシングルレッグに入ると石井が早坂の右腕にキムラロックを狙う。石井は早坂の右足を両足でフックしてクルスフィックスのような形を作り、石井は左ヒジを早坂の側頭部に入れる。両選手とも無理に動かず、この形のままラウンド終了を迎えた。

3R、石井が右を振って前進。早坂も左ミドルを蹴って組みつこうとするが石井が突き放す。早坂は自らガードポジションを取るが、石井は立ち上がってローを蹴り、スタンドを要求する。ブレイク後、石井は右ストレートからパンチをまとめ、早坂のテイクダウンを切ってインサイドガードで上になる。石井は背筋を伸ばした状態から左のヒジを落とし、ダメージを与える。

早坂もフックガードから石井の体を浮かせつつ、足を取って上のポジションを取り返そうとするが、石井もネルソンで早坂の動きを固めるここでレフェリーがブレイクを命じる。スタンドでの再開後、石井がインロー。サウスポーにスイッチし、パンチのフェイントから左ハイキック。これで早坂からダウンを奪うと、レフェリーが試合をストップした。

王座防衛を果たした石井は「一安心しました。今後も引き続き頑張っていきたいと思います。北海道、帰ってきたぜ!」と語った。


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45 AB BELLATOR MAX MMA MMAPLANET o RIZIN UFC UFC323 UFN UFN265 アレッシャンドリ・パントージャ カイ・カラフランス ザ・タイガー石井 ジョシュア・ヴァン タイガー石井 タジル・ウランベコフ デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル マネル・ケイプ ライカ ヴァン 堀口恭司 平良達郎

【UFC323】「キョージがタイトル挑戦権を得られるよう全力でサポートしたい」パントージャ―02―

【写真】ザ・タイガー石井張りにリモート取材の時は、背景が一貫しているフライ級世界最強の漢(C)MMAPLANET

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガス近郊エンタープライズにあるTモバイル・アリーナで開催されるUFC323「Dvalishvili vs Yan 2」がジョシュア・ヴァンの挑戦を受けるUFC世界フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ・インタビュー後編。
Text by Manabu Takashima

TUFシーズン24世代とデイヴィソン・フィゲイレドが基礎を築いたUFCフライ級戦線が、今、最高に盛り上がっている。世界中からタイトルコンテンダーが生まれ、平良達郎に続き堀口恭司も9年振りのUFCで、タジル・ウランベコフを一方的に下し、ATTのチームメイト=パントージャへの挑戦を高らかにに宣言した。

UFCフライ級戦線新時代の代表格といえるジョシュア・ヴァン戦に向けて、自らの進化を実感しているというパントージャは、これから――堀口恭司との世界戦について熱く語り始めた。

<アレッシャンドリ・パントージャ・インタビューPart.01はコチラから>


カイ・カラフランスやカイ・アサクラというストライカーと戦っても、彼らが僕の攻めの起因になった。そういう戦いを見てもらえたはずだ

――ジョシュア・ヴァンの出現によって、最新バージョンのパントージャを期待できそうですね。

「どの試合でも学ぶことは多い。対戦相手のタイプが違うからね。そういう相手と戦うことで、自分は何ができるかを知ることができる。以前は爆発力を頼りに戦っていた。そして多くのミスをおかした。その失敗から多くを学んだんだ。爆発力でなく、技術でオクタゴンの戦いを制することが可能になった。

もう熱くなって戦う必要はない。格闘家人生を通して、常に学び続けてきた。だからこそ、僕はベストファイターになりたい。どこまで、自分が行けるのかを知りたいんだ。

今回の試合に向けてハードなトレーニングをしてきたことで、多くの面で進歩していることが感じられる。そういう意味でもジョシュア・ヴァンとの対戦は、素晴らしい機会になるだろう。例え彼がグラップリングを徹底的に避けて戦おうとしても、ね。

正直にいえばグラップリングを避ける相手と戦う時に、僕は苦戦を強いられてきた。打撃に専念にして、組み技に関しては攻防を避け、ただ抱き着いてくるだけのファイターが相手だとね。でも、今の僕はそうじゃない。カイ・カラフランスやカイ・アサクラというストライカーと戦っても、彼らが僕の攻めの起因になった。そういう戦いを見てもらえたはずだ。

ジョシュア・ヴァンを相手に、同じ理屈で戦うことができる。それこそが僕のアドバンテージだ。打撃でも組みでも、彼を大いに驚かせる戦いになるだろう」

――ジョシュア・ヴァンが殴りに来る。その瞬間にパントージャが何を魅せてくれるのか。期待しています。

「カイ・カラフランスはUFCフライ級で、最も頑強なテイクダウンディフェンスを駆使できるファイターだと言われていた。でも1分間あればテイクダウン、バックを制して絞めることができると証明した。そういう戦いが可能になるためにトレーニングをして、オクタゴンに上がっている。

全世界におけるベストファイターになるために、トレーニングに専念している。常に一緒にいてくれる家族も、今はいっしょに楽しむ時間を存分に創る時でないことを理解してくれているんだ。

いえば、ベストファイターになるためのトレーニングの日々を楽しんでいる。これから2、3年はそういう人生を送りたい。最大のモチベーションは、自分が如何に優れたアスリートかを世界に示すこと。そして、人間として成長することだから。それが僕にとってMMAを戦うということなんだ。勝利を得るために全エネルギーを使い、勝ってファイトマネーを手にする。ケガもない最高の状態でオクタゴンに向かい、ジョシュア・ヴァンを倒して家族の下に戻ることが楽しみでならない」

ブランドン・モレノがタイラに勝てば、彼はまた挑戦権を手にするに違いない

――素晴らしい精神性です。そのジョシュ・ヴァンとの防衛戦が組まれたUFC323では平良達郎選手が、ブランドン・モレノと対戦します。この試合の勝者が次期挑戦者になると日本では期待されています。そういう意味でも、平良×モレノが気になることはありますか。

「まずジョシュア・ヴァンというタフな相手のチャレンジを受けることに全神経を集中させなければいけない。これからのことは、彼に勝ってから考えることだ。一方で本当のチャンピオンは、誰とでも戦わなければならない。タツロー・タイラ×ブランドン・モレノの勝者、ブランドン・ロイヴァルとマネル・ケイプ戦の勝者、いずれかが次の挑戦者になるだろう。

ブランドン・モレノがタイラに勝てば、彼はまた挑戦権を手にするに違いない。ブランドン・モレノは他の3選手と比べて人気が高いからね。それだけファンに認知されている。ただタイラ、マネル・ケイプにもチャンスはある。これだけのタレントがいることが、UFCフライ級にとって素晴らしい。以前とは違う。その輪の中に自分がいることが、とても幸せだよ」

――輪の中というか、トップに君臨しているわけですから(笑)。

「ハハハハ。そうだね。フライ級は他の階級に見劣りしないばかりか、よりエキサイティングな階級になった。本当に最高だよ。ただ僕としてはジョシュ・ヴァンを倒せば、キョージがタイトル挑戦権を得られるよう全力でサポートしたい。

最高の友がタイトルを欲している。でも、UFCはすぐにそれが実現する場所じゃない。と同時に僕らには長い歴史がある。ここはUFCも好むストーリーになるに違いない」

キョージを見て、自分が何をしないといけないか分かった。だから、僕はチャンピオンになれたんだ

――UFN265で堀口選手は9年振りのオクタゴンにも関わらず、タジル・ウランベコフを一方的に破り豪快な笑顔と共にパントージャをコールアウトしました。

「最高だったよ(笑)。あれがキョージだよ。いつもあんな感じだ。面白くて、でも本当は凄く謙虚なヤツ。いつだって、僕にとって最高のチームメイトの1人だ。スパーだけでなく、ドリル練習でも全力でこなす。キョージは常に世界のベストファイターだ。ATTの誰もが、分かっていることだよ。

誰よりもハードな練習を自ら課している。その姿を見てきた僕が、どれだけキョージにインスパイアされてきたか。ATTを拠点にするようになって、どれだけキョージがサポートしてくれたか。キョージを見て、自分が何をしないといけないか分かった。だから、僕はチャンピオンになれたんだ。キョージとは、僕にとってそういうヤツなんだよ。

あの日から、今日までずっとキョージはATTのなかでベストの1人でい続けている。そして、常に最高の練習仲間で。オクタゴンの中だけでなく、外でも学ぶことは多い。

キョージがUFCに戻ること、ベルトを巻きたい気持ちは当然理解している。誰だって、そう思って練習をしているんだ。しかもキョージはBellatorとRIZINを制した。彼が手にしていないのは、UFCのベルトだけなんだ。キョージがUFCのベルトを欲するのは当然だよ。僕はキョージが挑戦権を得られるようにサポートする」

――最強のチャレンジャーになる人間のサポートをチームメイトとして行うわけですか。

「もちろんだ。キョージと世界戦を戦いたいからね。キョージとベルトを賭けて戦うことができれば、それは僕の人生にとっても神から与えられた最高のギフトになる。ファイターとして、世界のベストファイターと戦いたい。だから、戦い続けている。

キョージはDJがチャンピオンの時に、ベルトに挑み手にできなかった。でも、あの時と今のキョージは別人だ。キョージも僕から柔術が何かを学んだと思う。そんな彼とUFCフライ級王座を賭けて戦うなんて、歴史映画のようなじゃないか。でも、そんなファイトを実現させるために僕はジョシュア・ヴァンを倒さないといけない」

――堀口選手への想い、耳を傾けているだけで感極まってきます。

「ハハハハ。僕はいつだって正直に、自分の気持ちを話している。多くの人に理解されないことがあっても、それが僕の本音だ。この姿勢を持ち続けていると、皆も分かってくれるようになる。

12月6日に勝って、UFCにも僕らの歴史を説明して、キョージとの試合の重要性を伝える。まずはジョシュア・ヴァンに勝つことだ。この試合に勝てないと、キョージとの世界戦が実現しなくなってしまうからね」

――パントージャ、いつも最高の話を聞かせてもらい感謝しています。では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「キョージとのことは、またじっくりと話すよ。日本のファンには『キョージとの試合が実現し、日本を訪れることができれば最高だよ』と伝えて欲しい」

■視聴方法(予定)
12月7日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC Fight Pass
午前11時00分~PPV
午前7時30分~U-NEXT

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【PFC39】ザ・タイガー石井に挑む、釧路在住ファイター早坂優瑠「PFCのベルトだからこそ欲しい」

【写真】ケージも設置されている早坂の城、CORE QUEST KUSHIRO(C)SUGURU HAYASAKA

7日(日)、札幌市北区のPODアリーナで開催されるPFC39。今大会のメインイベントでは早坂優瑠がザ・タイガー石井の保持するPFCストロー級王座に挑戦する。
Text by Takumi Nakamura

早坂は北海道釧路市出身。MMAをやるために上京して約10年間の東京で過ごした後、釧路に戻って自らのジム、CORE QUEST KUSHIROを立ち上げた。現在はPFCを主戦場にしつつ、RIZIN札幌大会にも出場するなど、地元の釧路を拠点に活動を続けている。

PFCストロー級王座に挑むのは2023年11月の王座決定戦(木内SKINNY ZOMBIE崇雅に判定負け)以来、2度目となる早坂。その一戦を前にこれまでの道のり、そしてPFCへの想いを訊いた。


釧路では働きながら小さなボロボロのプレハブを借りて練習を始めた

――MMAPLANET初登場の早坂選手です。現在、早坂選手は北海道釧路市でCORE QUEST KUSHIROの代表を務めながらファイターとしても戦い続けていますが、以前は東京で活動していましたよね。

「そうですね。10年ほど東京で活動していて、10年前に釧路に戻ってきました」

――石澤常光選手(ケンドー・カシン)がPRIDEで戦った試合を見てMMAをやろうと思ったそうですね。

「はい。自分はカシン選手がすごく好きで夜中のプロレス中継をよく見ていたんです。そのカシン選手がPRIDEに出ることになって、ものすごく興奮しましたね。それで20歳の時、自分のやりたいことが何かな?と思って、格闘技をやりたいなと。で、どうせやるなら東京に行こうと思って上京しました」

――東京ではCORE所属としてZST、DEEP、パンクラスで試合を続けいた早坂選手が、地元に戻るきっかけは何だったのですか。

「ちょうど子供が生まれたり、東京の生活にも少し疲れてしまったり……。就職のことも含めて、格闘技を続けるかどうかも色々と考えていたんですね。それで地元に帰ることを決めたのですが、当時のジムの運営者から『どうせ帰るなら地元でジムをやってみなさい』という感じでアドバイスを受けて、地元でジムをやろうと思いました」

――地元に戻ろうと思った時には格闘技を続けるかどうかは決まってなかったのですね。

「どうしようかなと思っていました。地元の格闘技の状況も全然分からなかったので」

――釧路ではどのような流れでジムを作ることになったのですか。

「最初はお金もなかったので、働きながら小さなボロボロのプレハブを借りて練習を始めたんですね。それがしばらく続いて、たまたま当時の職場の社長と知り合うことになり、選手としてスポンサーをしてもらいながら働かせてもらうことになったんですよ。しかも会社の一室を貸してくれて、そこでサークルみたいな感じで人を集めて練習を続けていました」

――そこからジムとして独立することになると。

「6年ほど活動したあとに新型コロナウィルスの問題が起こって、社内で練習することが出来なくなったんです。それがきっかけでジムとして独立することを決めました」

――早坂選手が地元の釧路に戻った頃はMMAを練習する場所は他にありましたか。

「キックボクシングやボクシングジムはあったのですが、MMAの常設ジムはなかったと思います。プロ選手としては能登崇さんがいるのですが、当時は常設のジムで練習していたわけではなかったので。能登さんとはプレハブ時代から一緒に練習していて、今はお互いに独立して常設ジムをオープンして、それぞれ会員さんが集まっている感じですね」

――北海道でもMMAの練習をしたり試合に出る機会も増えていると思うのですが、早坂選手もそういった盛り上がりは感じていますか。

「僕のジムはRIZINを見て始める層と、BreakingDownを見て始める層の二つに分かれている感じですね。ただ長続きする選手が少ないので、そこは自分たちが変えていきたいと思って活動しています」

最後はPFCでキャリアを終えたいという気持ちもあるし、PFCのベルトを巻きたいという気持ちも強い

――今大会ではタイガー石井選手と対戦することになりました。オファーを受けた時の心境はいかがでしたか。

「4月に石井選手とやったばかリ(※石井が判定勝ち)だったので、心境としては早いなという感じでした。ただオファーを受けた以上、やるしかないと」

――一度戦ったことも踏まえて、どんな印象を持っていますか。

「ベテランの何でも出来る感じの選手で、全局面ですごく上手かったイメージですね。前回は少し相手に合わせすぎたのか、自分らしさが出せなくて悔いが残りました。今回はタイトルマッチで5Rですし、セコンドとも戦略は立てていますが、自分の得意な部分で、全力でいきたいと思っています」

――今回はベルトも賭かっています。

「もともとベルト云々という考えはなかったのですが、自分もキャリア的には終盤だと思っていて。その中で山本(喧一)代表に拾ってもらった感があるので、そういう意味で期待に応えたいというか、ベルトが欲しいという気持ちはあります。PFCのベルトだからこそ欲しいです」

――PFCに対する想い入れもあるようですね。

「ずっと昔からオファーを受けていたのですが、フライ級しかなかったこともあって断り続けていたんですね。そうしたら『PFCでもストロー級を作ることになりました。出てもらえますか』と言われたので、それだったら出ようと。僕も色々なイベントに出てきた中で、PFCが本当にすごくいいイベントだなと感じていて、単純にPFCが好きなんですよ。最後はPFCでキャリアを終えたいという気持ちもあるし、そう思うんだったらPFCのベルトを巻きたいという気持ちも強いです」

――対戦相手の石井選手はプロレスファンで、「Uインター(UWFインターナショナル)が好きだったので、ヤマケンさんがやっている大会に出ることに思い入れがある」と言っていました。早坂選手にもそういった想いもありますか。

「ありますね。僕が東京時代に所属していたCOREはヤマケンさんと関わりがあった人たちがやっていたジムで、ヤマケンさんの弟子が僕の先輩だったりして、間接的に近いところにいる存在だったんです。まさか自分がこういう形で交わるとは思っていなかったです」

――格闘技をやるために上京して、地元に戻ってジムをオープンする。そこからRIZIN北海道大会に出たり、地元のイベントでタイトルマッチをやったりと、こんな格闘技人生は想像されてなかったですよね。

「全く想像していなかったですね。格闘技を始めた頃の僕は金髪、ロン毛、色黒、ガリガリで(笑)。一応プロ志望ですと言ってジムには入りましたけど、本気でプロになれるとは思っていなかったですし、当時の僕のことを知っている人は誰も僕がプロになるとは思っていなかったと思います」

――これだけ長く格闘技に携わってきて、今はもう自分にとってなくてはならないものになっていますか。

「そうですね。格闘技をやっていて嫌な思いをしたこともありますけど、格闘技があったからこそ就職もできたし、良くしてもらったことがたくさんあります。格闘技にはたくさん恩を感じているので、これからも格闘技には携わっていきたいです」

――これからの選手としての目標を聞かせてもらえますか。

「明確にどの団体でチャンピオンになりたいというものは一切なくて。僕はもう本当に好きで格闘技をやっているだけなので、一戦一戦全力で楽しもうと思っています」

■PFC39対戦カード

<PFCストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ザ・タイガー石井(日本)
[挑戦者] 早坂優瑠(日本)

<PFCグラップリング・フェザー級王座決定戦/5分2R+1ex>
河永重春(日本)
渡部修斗(日本)

<PFCライト級王座決定戦/5分5R>
新名正啓(日本)
佐藤力斗(日本)

<PFCヘビー級王座決定戦/5分5R>
ディルバーグ・ペイトン(日本)
カタナマン(日本)

<63.5キロ契約/5分2R+1ex>
青木大地(日本)
星川陸(日本)

<グラップリング・ライト級/5分2R+1ex>
鈴木淳斗(日本)
伊藤尚司(日本)

<フェザー級/5分2R+1ex>
中場ガッツマン大地(日本)
櫻庭泰裕(日本)

<バンタム級/5分2R+1ex>
綾哉(日本)
佐藤陽向(日本)

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【PFC39】早坂優瑠の挑戦を受けるを受けるストロー級王者ザ・タイガー石井「可能な限り打・投・極、全部」

【写真】渋い漢。ザ・タイガー石井2025 11(C)TAKUMI NAKAMURA

7日(日)、札幌市北区のPODアリーナで開催されるPFC39。今大会のメインイベントではPFCストロー級王者のザ・タイガー石井が早坂優瑠の挑戦を受ける。
Text by Takumi Nakamura

2023年~2024年は古巣と言える修斗で戦い、2025年から再びPFCに参戦することとなった石井。5月大会で早坂に判定勝利すると、7月大会では木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅が保持するストロー級王座に挑戦予定だったが、木内が計量をクリアできず。試合消滅、計量をクリアした石井が新王座に認定される運びとなった。

今大会では早坂とダイレクトリマッチで再戦する形での初防衛戦=40代同士のタイトル戦に向けて、石井は「今の若い選手や今の総合にはない試合、僕と早坂さんにしか出来ない試合になる」と語った。


寝技で来たら寝技で勝負するし、打撃で来たら打撃でいくし、レスリングで来たらレスリングをやる

ザ・タイガー石井2023 06

――MMAPLANETでは約2年ぶりのインタビューとなるザ・タイガー石井選手です。

今回もリモートでのインタビューとなりますが……前回・前々回のインタビューと全く同じ構図なのは、あえてそうしていただいたのでしょうか。

「いえ、そんなつもりはないですよ。

ザ・タイガー石井2023 04

たまたま同じになっただけです(笑)」

――失礼しました(笑)。では改めてよろしくお願いします。7月のPFCでは木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅選手が保持するPFCストロー級王座に挑戦予定でしたが、木内選手が計量オーバーで試合が消滅。計量をクリアしていた石井選手が新王者に認定される形となりました。計量当日はどういう状況だったのですか。

「自分はリモートで計量に参加したんですけど、計量の時間になってもなかなか連絡がなくて、やけに時間がかかっているなと思ったんですよね。前回はスムーズに計量が終わったので、はじめは自分が計量の時間を間違ったのかなと思っていました。でも今思うとそういうこと(木内が計量オーバー)だったんだなと分かりましたね」

――試合が消滅したことを聞いた時は率直にどんな心境でしたか。

「想定外のことだったので、どうしていいか分からなくなっちゃいましたね。過去にも相手が計量で倒れちゃったことがあったんですけど、やっぱり心境的には複雑でした」

――そして今大会では4月に対戦して判定勝利している早坂選手とリマッチ&初防衛戦が決まりました。最初に早坂選手の名前を聞いた時はどう感じましたか。

「相手は早坂さんぐらいしかいないだろうなと思っていましたね。前回僕とやるまで早坂選手はランキング1位でしたし、僕とやったあとにRIZINでもしっかり勝っていた(6月のRIZIN札幌大会で鈴木嵐士にアンクルロックで一本勝ち)ので。だからある程度は想定していた相手です」

――一度戦ったことも踏まえて、どのような印象を持っていますか。

「寝技師、ですかね。実際に試合で肌を合わせて寝技の強さを感じましたし、寝技でガンガン攻めてくる上手い・巧みなグラウンドテクニックを持っている印象です」

――試合決定時のコメントで石井選手は「相手がワルツを踊ればワルツを、相手がジルバを踊ればジルバを」とプロレスラーのニック・ボックウィンクルの名言を引用していましたが、どのような意図であの言葉を使ったのですか。

「早坂くんが寝技で来たら寝技で勝負するし、打撃で来たら打撃でいくし、レスリングで来たらレスリングをやる。相手がやってきたことに対応するよ――的な意味ですね」

――例えばそれは今回の試合に対してだけではなく、石井選手がMMAをやる上でのモットーでもあるのですか。

「そうですね。本当は組みや寝技が得意な相手には打撃で行って組まないようにする、寝技につきあわない…そういう感じが理想なんですけど、自分は付き合っちゃう部分があるんですよね。総合格闘技なんだから可能な限り、打・投・極、全部できるようになりたいと思ってMMAを始めたので」

――石井選手もキャリアが長くなってきましたが、普段の練習から意識をしているようなことはありますか。

「特には決めてないです。総合も20年以上やっていますけど、基本的にやっていることはずっと変わらないですね。最近の総合は僕が総合を始めた頃、修斗で佐藤ルミナさんがトップだった頃からかなり進化していて、別競技になっていると思うんですよ。だから昔の総合のいいところは残しつつ、今の総合に対応しようと思ってやっています。昔のままでやっても勝てないので、変えなければいけないところは変えて、新しい技術も勉強しています。そこは柔軟にやりたいと思っています」

――純粋に試合や練習を続ける=MMAをやることそのものも変わらず楽しいですか。

「そうなんでしょうね。自分は元々プロレスが好きで、UWFから総合に入って。僕らの年齢の選手は当時のイメージのままやっているのかもしれないですね」

――先ほどのニック・ボックウィンクルの言葉もそうですが、石井選手はよくインタビューでプロレスラーの例えが出てきますが、そこにつながっているのでしょうか。

「今のプロレスは全然分からないんですけど、当時自分が好きだった時のプロレラーはやっぱり今でもすごく好きです」

――以前、田上こゆる選手と対戦した時には「僕の立ち位置を例えると新日本プロレスの藤原喜明や木戸修。誰と対戦しても良い試合をする。若手の壁になる」と例えていましたが、今回はどのような試合になりそうですか。

「今もそのイメージは変わらないし、早坂さんもベテランだと思うんで、大きく分類したら僕と変わらないような選手だと思うんですよ。だからと今の若い選手や今の総合にはない試合になると思いますね。今の若い人たちが期待するような試合にはならないかもしれませんが、逆に僕と早坂さんにしか出来ない試合になるんじゃないのかなと思います。もちろん試合なのでやってみないと分からないですけど。前回とは違うだろうし」

――早坂選手は一度戦って勝っている相手ですが、そこは忘れて初めて対戦する気持ちですか。

「『前回勝っているから勝てるでしょう』と言われるもしれませんが、それはあくまで前回の話なので。むしろ向こうは僕のことを対策してくるから、逆にやりづらいかもしれないですよね。僕の得意な動きや狙っている技もある程度は分かっているだろうし。約8カ月ぶりの再戦ですが、新たな気持ちで戦いたいと思います」

普段RIZINを見ている人たちからすると物足りない・退屈な試合になるかもしれない

――では実際に肌を合わせて、そこでどう戦うかを作っていく感覚ですか。

「そうですね。事前に相手のことをイメージしすぎると、それに固執してしまうので。寝技の選手だと思っていたら思いっきりパンチが来ることもあるだろうし、そういう固定観念に囚われないようにしたいです」

――石井選手は修斗での試合を挟んで、PFCに戻ってきた形です。PFCという舞台にはどのような想いがありますか。

「基本的にオファーをもらって、スケジュールが合ったら試合をやるスタンスなんですけど、僕はUインター(UWFインターナショナル)が大好きで、Uインターで若手選手だったヤマケン(山本喧一)さんが主催しているPFCに出ることには感慨深いものがありますね。そこは他の団体で試合をするのとは違う部分があります」

――ファン時代の石井選手からすれば、プロモーターと選手として山本代表と交流があるというのは不思議な状況ですか。

「なんか変な感じがします(笑)。ずっと見ていた人と会って話したりするわけなので。不思議な縁のようなものを感じています」

――改めて今回の試合を通して、何をお客さんに見せたいと思っていますか。

「あくまでいつもの試合の中の一つで、特に今回の試合で何かをやるということはないです。今回も自分のためにやるし、普段RIZINを見ている人たちからすると物足りない・退屈な試合になるかもしれないです。その中で自分なりにできること、持てる力を振り絞ってやるつもりではいるので、それを見てもらえたらと思います」


■PFC39対戦カード

<PFCストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ザ・タイガー石井(日本)
[挑戦者] 早坂優瑠(日本)

<PFCグラップリング・フェザー級王座決定戦/5分2R+1ex>
河永重春(日本)
渡部修斗(日本)

<PFCライト級王座決定戦/5分5R>
新名正啓(日本)
佐藤力斗(日本)

<PFCヘビー級王座決定戦/5分5R>
ディルバーグ・ペイトン(日本)
カタナマン(日本)

<63.5キロ契約/5分2R+1ex>
青木大地(日本)
星川陸(日本)

<グラップリング・ライト級/5分2R+1ex>
鈴木淳斗(日本)
伊藤尚司(日本)

<フェザー級/5分2R+1ex>
中場ガッツマン大地(日本)
櫻庭泰裕(日本)

<バンタム級/5分2R+1ex>
綾哉(日本)
佐藤陽向(日本)

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【PFC37】POD生まれ・POD育ちのプロ=佐藤陽向「間違いなく北海道の格闘技人気は上がっている」

【写真】POD入会と同時に格闘技を始めてプロデビューした佐藤。「今はコツコツ下積みをして、PFCで結果を出してベルトを巻きたい」と目標を語った(C)TAKUMI NAKAMURA

明日13日(日)、北海道札幌市北区のPODアリーナで開催されるPFC37で、佐藤陽向が吹田琢と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

学生時代はバスケットボールで汗を流し、高校卒業後に運動不足解消のためにPODジムに入会した佐藤。アマチュアでの試合出場をきっかけにプロの道を目指し、Nexus SPROUT NORTH内で行われたプロ昇格トーナメント優勝を経て、今年3月のNEXUS38でプロデビューを果たした。佐藤にとってプロ2戦目で迎える地元・北海道札幌での試合。POD生え抜きとして、プロの舞台に立つ佐藤に話を訊いた。


――MMAPLANETでのインタビューお願いします。佐藤選手はメディアの取材を受けるのが初めてだとお聞きしました。

「初めてです。少し緊張していますが…よろしくお願いします!」

――プロフィール的なところからお伺いしたいのですが、もともと佐藤選手はバスケットボールをやっていたそうですね。

「学生時代は6年間バスケットボールをやっていました。高校を卒業したあとはOBとしてたまに練習に参加させてもらっていたのですが、ものすごく運動不足になっているなと感じるようになって、職場の帰り道にこのジムがあることを見つけたんですよ。それでフィットネス感覚でジムに通い始めました」

――ではPODが山本喧一さんのジムということもあとで知ったのですか。

「はい。会長がUFCのトーナメント(UFC-Jミドル級トーナメント)で優勝していて、PRIDEでケビン・ランデルマンと試合しているのもあとで知りました。ランデルマンの攻撃をあれだけ受けていたのに、試合後ピンピンしていたところを見て、この人はどれだけタフなんだ…と思った記憶があります」

――バスケ部時代から格闘技そのものは好きだったのですか。

「いえ、一切格闘技を見たことがなくて、むしろ格闘技=おっかない印象があって、正直輩みたいな人たちがやるようなイメージが強かったです」

――ではまさにバスケ一色の学生時代だったんですね。ちなみに好きなプレイヤーは誰ですか。

「ものすごくミーハーっぽいんですけど、やっぱりマイケル・ジョーダンですね。世代は全く違っていて、そもそも靴の印象しかなかったんですけど(笑)、勉強としてジョーダンの試合を見るように言われて、それから完全にハマりましたね。プレーはもちろん、練習に対する姿勢や練習量の多さだったり、アスリートとして偉大な選手だなと思って尊敬しています」

――野蛮なものだと思っていた格闘技をいざ始めることになって躊躇はしなかったですか。

「最初はそうでしたね。ちょうど初めてジムに行った時にプロの選手たちがスパーリングをやっていて、めちゃめちゃおっかないなと思ったんですけど、ずっとバスケをやっていたので全く違うことをやってみたいという気持ちもあったし、プロ以外で優しく教えてくれる一般会員さんもいて雰囲気はすごくよかったです」

――実際に格闘技を始めてみていかがでしたか。

「めちゃくちゃ大変でした。バスケとは使う体力が全然違うじゃないですか。ミットやサンドバックを殴ったり蹴ったりするのがこんなに大変だとは思わなかったです。でもやっていくうちに練習に行く回数や練習頻度も増えて、格闘技にのめり込みましたね」

――佐藤選手は青木真也選手が好きなんですよね。

「そうですね。YouTubeで青木選手の試合を見たのがきっかけなんですけど、その試合が廣田(瑞人)選手とやった試合なんですよ。対抗戦で相手の腕をへし折って、最後に中指を立てているシーンのインパクトが強すぎましたね」

――確かにあの一戦は他の試合にはない衝撃があります。

「こんなにぶっ飛んだ人がいるんだなと思いました。いざ格闘技を始めて、僕のなかで格闘技=ボクシングみたいな感じで、すごく紳士的なスポーツだという印象に変わっていたんですよ。試合が終わったら相手と握手して健闘を称え合う、みたいな。そういう価値観を一気にぶっ壊された感じですね。でも青木選手はそれだけじゃなくて、格闘技に対する信念や考え方もすごいじゃないですか。そういうところで青木選手のことが好きになりましたね」

――練習をやっていくうちに段々と格闘技にハマって、プロを目指すようになったのですか。

「その気持ちが芽生えるきっかけがアマチュアのデビュー戦なんですよ。自分は練習でやられると周りから『全然ダメじゃん!』みたいな感じで茶化される感じのキャラクターだったんですけど、アマチュアのデビュー戦で勝った時に、みんながめちゃくちゃ褒めてくれてスーパーヒーローになったような感覚だったんです。アマチュアでこれだけ気持ちよかったら、プロで勝ったらもっと褒められる・たくさんの人の自分のことを認めてもらえるんじゃないかなと思って、自分もプロになりたいと思いましたね」

――アマチュアの試合に出たことで試合で勝つ喜びを知った、と。

「そうは言ってもアマチュアの練習でもキツいくらいだったので、プロの練習を隣で見ていて『やっぱりプロはレベルが違うよな』と思っていました。そうやって気持ちが揺らいでいたのですが、本気で決意が固まったのがNexusのプロ昇格トーナメントに出た時ですね。縁があってトーナメントに出ることになったのですが、その時に塩谷(優斗)選手にボコボコにされたんですよ」

――塩谷選手は同じPFC37に出場しますが、アマチュア時代にそんなつながりがあったんですね。

「僕もそれまでアマチュアではほぼ負けなしだったんですけど、過去に経験がないぐらいボコボコにやられました(苦笑)。その負けが本当に悔しくて、いつか絶対にやり返したいという気持ちが芽生えて、自分も絶対にプロになろうと思いました。それでプロ昇格トーナメントに何度か挑戦して、去年7月のトーナメントで優勝してプロになることができました」

――アマチュアで勝つ喜びと負ける悔しさをどちらも経験できた、と。

「そうですね。アマチュアで負けるたびに自分が情けないと思って。でも今の自分には格闘技しか頼れる・誇れるものしかないと思って、格闘技で頑張ろうと思いましたね」

――3月NEXUS38でのプロデビュー戦(野村颯にTKO勝利)がいきなりメインイベントという扱いでしたが緊張はなかったですか。

「アマチュアの時よりも緊張がなくて、アドレナリンもすごい出ていましたね。試合中は相手のことしか見えていなかったのですが、自分のやりたいことを全部出せた感じですね」

――佐藤選手にとってはアマチュアよりもプロルールの方がやりやすかったですか。

「そうですね。プロの方がやりやすさはありましたね。試合で使うグローブもアマチュア時代は分厚いグローブだったんですけど、プロになるとすごく薄くなるじゃないですか。試合前はこんな薄いグローブで殴られたらかすっただけでも失神するんじゃないかと思ってビビっていたんですけど、いざ試合になったらすごく動きやすくて、薄いグローブの方が自分のやりたい動きもできましたね」

――今回はプロ2戦目となりますが、どんな練習や準備を続けてきましたか。

「実はデビュー戦のあとの練習で怪我をしてしまって、それがめちゃくちゃ悔しくてメンタル的にも落ちていたんですよ。だから試合が出来なかった分の悔しさを今回の試合で出しきれたらいいなと思います」

――対戦相手の吹田琢選手にはどんな印象を持っていますか。

「吹田選手は試合を見ていても打撃が好きな選手だということが分かるので、そこに気をつけながら自分の得意な形に持ち込んでフィニッシュしたいですね」

――先ほどは青木選手が好きということもありましたが、やはり自分の一番の武器は組み技・寝技ですか。

「そうですね、ただ好きなこと(組み技・寝技)ばかりやって、打撃が疎かになってはダメじゃないですか。だから打撃でも戦えるように練習もしていて、それをどう試合で出すかも考えています」

――青木選手以外に好きな選手や参考にしている選手はいますか。

「練習で真似するのは同じのジムの選手なんですけど、打撃はPFCフェザー級王者の森崇純選手。寝技やレスリングはパンクラスで試合をしている遠藤来生選手ですね。同じジムに参考になる先輩たちがいることは本当に心強いです」

――これからの格闘技での目標を聞かせてもらえますか。

「今のところはっきりした目標がなくて、聞かれる度にパッと思いついたことを言っちゃうんですけど(苦笑)。今はコツコツ下積みするしかないと思っていて、PFCで結果を出してベルトを巻くことが出来たらいいなと思います」

――北海道でもMMAを練習できるジムが増えて、PFCのような地元に根付いた大会が行われたり、先日はRIZINも開催されました。北海道のMMAの盛り上がりを感じることもありますか。

「最初は自分もあまりそういうことは分かっていなくて、北海道は格闘技をやる人が少ないんだなというのを感じたり、漠然と東京に行ったりした方がいいのかなと考えたことがありました。でもどこにいても強くなる選手は強くなるし、僕自身は北海道の格闘技を盛り上げたいという気持ちが強くなりました。このまま北海道で格闘技を続けて、北海道の格闘技人口とか増やしたりしていきたいですね」

――例えば佐藤選手がMMAを始めた時期と比べてもMMAをやる人は増えていますか。

「それはすごく感じます。僕がジムに入った当初と比べると会員さんの数は年々増えているし、ジムが人でぎっしりになることもあるので、間違いなく北海道での格闘技人気は上がっていると思います」

――その中で佐藤選手はPODの生え抜きでプロになった選手なので、まさに近年の北海道のMMAを体現している選手ですよね。

「確かに格闘技経験ゼロの素人から始めてプロになったのは自分くらいかもしれないです。自分はそんなに模範になるような選手じゃなくて。甘えちゃうことも多くて(苦笑)、むしろアマチュアでめちゃくちゃ頑張っている選手を見て、自分の方が刺激をもらっています。ただバックボーンなしで素人からプロになった僕がプロで上まで行けたら、自分と同じ境遇の人にも勇気づけられたりはするのかなと思います」

――それでは最後に今回の試合でどんなものを見せたいですか。

「今回の試合は怪我からの復帰戦なので、自分の力を出しきれるかどうか心配なんですけど、自分の持っている限りの全ての技術を出して、相手を徹底的にコントロールして倒す試合を見せたいと思います」

■PFC37 対戦カード

<グラップリング・バンタム級選手権試合/5分3R>
渡部修斗(日本)
ジミー西将希(日本)

<PFCフライ級選手権試合/5分5R>
黒石大資(日本)
中西テツオ(日本)

<PFCストロー級選手権試合/5分5R>
木内SKINNYZOMBIE崇雅(日本)
ザ・タイガー石井(日本)

<ヘビー級/5分2R+ExR>
キングuk(日本)
カタナマン(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
中場ガッツマン大地(日本)
青木大地(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
吹田琢(日本)
佐藤陽向(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
佐藤力斗(日本)
鈴木淳斗(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
塩谷優斗(日本)
鳴海秀哉(日本)

<グラップリング・フェザー級/5分2R+ExR>
河永重春(日本)
中里侠斗(日本)

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【Shooto2024 Final】計量終了 メインは田上「倒す練習しかしていない」×旭那「格闘技人生の集大成」

【写真】前日計量の模様はYouTubeでもライブ配信された(C)MMAPLANET

29日(日)、大阪市住之江区のGORILLA HALL OSAKAで、今年最後の修斗公式戦興行「Shooto2024 Final」が開催される。メインは田上こゆる×旭那拳の世界ストロー級王者決定戦、コメインは環太平洋バンタム級王者決定トーメント決勝戦=野瀬翔平×ダイキ・ライトイヤーだ。
Text by Shojiro Kameike

世界ストロー級&フライ級の2冠王であった新井丈が、ストロー級のベルトを返上したことを受けて決まった王者決定戦。田上と旭那は今年5月にノンタイトル戦で対戦し、田上がKO勝ちを収めている。ベルトを賭けた再戦、ともに念願の王座奪取となるか。


現在、修斗の中で最もランカー同士のサバイバルマッチが活発となっているストロー級――そのストーリーに一つの幕が下りようとしている。まずは毎回恒例、ランカーたちの2024年の戦いを振り返ってみよう。

■2024年 修斗ストロー級 主な試合

1月28日@東京・後楽園ホール
黒部和沙 def. 大田ノヒロ by RNC
根井博登 def. 麻生Leg Lock祐弘 by TKO
※根井が2023年度ストロー級新人王に

3月23日@東京・後楽園ホール
旭那拳 ― 田上こゆる
※旭那の負傷により中止に

4月7日@東京・新宿FACE
黒部和沙 def. 澤田龍人 by 変形ツイスター

4月14日@沖縄・ミュージックタウン音市場
当真佳直 def. 根井博登 by 3-0
畠山隆称 def. 牧ケ谷篤 by 3-0

5月19日@東京・後楽園ホール
田上こゆる def. 旭那拳 by KO

5月26日@福岡・アクロス福岡
泰斗 draw 石原愼之介 by 1-1

9月22日@東京・後楽園ホール
山上幹臣 def. 黒部和沙 by ギロチン
内藤頌貴 def. 大城正也 by KO

10月20日@東京・新宿FACE
根井博登 def. 石原愼之介 by トーホールド

11月10日@沖縄・ミュージックタウン音市場
黒部和沙 def. 大城匡史 by RNC
畠山隆弥 def. マッチョ・ザ・バタフライ by KO

12月29日@大阪・GORILLA HALL
田上こゆる × 旭那拳

■2025年 修斗ストロー級 主な試合予定

1月19日@東京・後楽園ホール
当真佳直 × 山上幹臣
泰斗 × 内藤頌貴
田口恵大 × 知名昴海 ※新人王T決勝戦

新しい王者が決まるといえども、2025年も第1弾大会からランカー同士の潰し合いが行われる修斗ストロー級。そんななかで空位のベルトを争うのは、今年5月に対戦していた田上と旭那だ。初戦では田上が旭奈をKOしてランク1位に。直後後、当時の世界王者であった新井丈との対戦をアピールするも実現せず。旭那は2位に下がったものの、リマッチが王座決定戦となった。

プロデビュー以来4連勝、からの3連敗――田上はまさに絶頂からどん底を味わってきた。しかし、試合数こそ少ないものの昨年6月のタイガー石井戦と、旭那との初戦では、確実に新しいスタイルを見せている。それがケージ際に誘い込んでの打撃だ。それまでケージレスリング&テイクダウンで苦杯を舐めていた田上だけに、ケージ際の攻防対策は必須となる。そんななか石井戦は左オーバーフックからの右ヒジ連打、そして旭那戦は誘い込んでの右カウンターと、自身の強みを伸ばす形で2連続KO勝利を収めてきた。

それだけの成長を見せてきた田上に対し、復帰&リベンジ戦が即タイトルマッチとなった旭那が、前戦からどれだけ成長しているかは測り切れない。計量後に旭那は「前回の試合から色々見つめ直して、ベルトを獲るために全身全霊をかけて練習してきました。明日は格闘技人生の集大成となる試合です。注目してください」とコメント。対する田上も「立っても寝ても倒す練習しかしていないし、倒し切ります。5分5Rで泥臭い試合になっても勝つ自信がある。BLOWSの青井人君にも『負けたら五厘刈りやぞ』と言われているので、絶対に勝ち」と答えた。

コメインは9月の後楽園ホール大会からスタートした環太平洋バンタム級王者決定トーナメントの決勝戦だ。ダイキ・ライトイヤーは初戦の対戦相手、川北晏生が試合直前にカポジ水痘様発疹症を発症してドクターストップに。無傷で決勝に進出している。対する野瀬は初戦で人見礼王のパンチを食らい、右目が大きく腫れるもキムラで一本勝ち。

野瀬にとっては3年連続Road to UFC出場を経て、初のベルト獲得を目指すトーナメントでも、開始早々からコントロール&極めにかかるスタイルは変わらず。しかしアグレッシブすぎると、ダイキがカウンターの三角絞めを極めてしまう可能性もある。計量をクリアした両者は「終わってみれば『野瀬のためのトーナメントだったな』という内容で決勝戦を締めくくります」(野瀬)、「明日は自分と応援団のハッピーな1日にします」(ダイキ)と意気込みを語っている。

また、大会直前に出場が決まった夜叉坊はパンツを脱いで、フェザー級のリミットをジャストでクリアし、笑顔を見せた。計量後は「10年振りですかね。ここに帰ってくるまで長い旅でした。旅はこれからも続くので、明日はレフェリーが試合を止めるまで戦いを楽しみたいと思います」と挨拶した。修斗で2連勝プラスTTFCでは狩野優を下し、勢いに乗る轟は「今回は強い相手とマッチメイクしていただきました。しっかり倒して上に行きたいと思います」とアピールした。

■Shooto2024 Final 視聴方法(予定)
12月29日(日)
午後13時~ ツイキャスLIVE

■Shooto2024 Final 計量結果

<世界ストロー級王者決定戦/5分3R>
田上こゆる:51.8キロ
旭那拳:52.0キロ

<環太平洋バンタム級王者決定T決勝戦/5分3R>
野瀬翔平:61.1キロ
ダイキ・ライトイヤー:61.2キロ

<フェザー級/5分3R>
石原夜叉坊:65.8キロ
轟轟:65.8キロ

<キックボクシング 57.5キロ契約/3分3R>
白鳥光希:57.4キロ
タカヤ・ハーデスワークアウト:57.3キロ

<キックボクシング 70キロ契約/3分3R>
シンパヤック・ハマジム:69.6キロ
荒尾祐太:69.5キロ

<フェザー級/5分3R>
山本健斗デリカット:65.7キロ
青井太一:65.7キロ

<フライ級/5分2R>
高岡宏気:56.6キロ
渡辺健太郎:56.1キロ

<バンタム級/5分2R>
青柳洸志:
西村大地:

<バンタム級/5分2R>
青井心二:61.2キロ
中島陸:61.0キロ

<女子50キロ契約/5分2R>
Fukky:49.8キロ
嶋屋澪:49.7キロ

<キックボクシング 51.5キロT 1回戦/3分3R₊ExR>
伊藤琉之助:51.5キロ
山口悠真:51.4キロ

<キックボクシング 51.5キロT 1回戦/3分3R₊ExR>
酒井柚樹:51.2キロ
木下悦志:51.4キロ

<フェザー級/5分2R>
垂水稔朗:65.7キロ
稲葉祥真:65.7キロ

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o Shooto SHOOTO GIG TOKYO タイガー石井 修斗 安芸柊斗 泰斗

修斗240519:第1部セミファイナル・旭那拳 vs. 田上こゆる

ストロー級5分3R。

当初は3月の後楽園大会で組まれていたカードだが、旭那が調整中に左手の指を負傷(左中指骨性マレット指)したため中止に。2ヶ月を経て再度組まれた。

沖縄の旭那はキャリアの大半の試合を西日本で行い、ここ4試合は地元沖縄で、所属するTheパラエストラ沖縄(現THE BLACKBELT JAPAN)主催のイベントに出場している。東京での試合は2018年の『SHOOTO GIG TOKYO Vol.25』以来。ストロー級より重い54kgキャッチウェイトで行われたタイガー石井戦こそ判定負けで不覚を取ったが、本来のストロー級では現在5連勝でランキング1位。2023年11月の『THE SHOOTO OKINAWA vol.9』のメインで泰斗に判定勝ちした後、田上との試合をケージ上からアピールし、試合が決まった経緯がある。

大阪・BLOWS所属の田上は2019年に16歳でプロデビューしてから5連勝していたものの、2021年から2022年にかけて安芸柊斗、マッチョ ザ バタフライ、当真 佳直に3連敗。しかし泰斗に勝利して連敗を止めると、2023年6月には旭那に勝利した直後のタイガー石井を2RでKOしている。現在のランキングは5位。

両者オーソドックスでスタートするが、両者スイッチを繰り返す。パンチで詰めた旭那だが、ケージを背負った田上が右フックのカウンターでアゴを撃ち抜くと旭那ダウン!すかさずバックからパウンド連打を打ち込む。レフェリーストップ!

1R1分52秒、田上KO勝ち。

田上「大阪から新井チャンプに喧嘩売りに来ました。修斗ストロー級で僕と打ち合える男気のある選手とやりたいと思っています」

ケージサイドの新井に「近いうち、次にでも戦いましょう」と呼びかける田上。2試合続けて対戦を要求された新井は親指を立てて応える。

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【The Shooto Okinawa10】メインで根井博登を迎え撃つ当真佳直「無敗の新人を圧倒して勝ちます」

【写真】プロデビュー戦は沖縄大会だった根井と対戦する、沖縄メインイベンター当真(C)SHOJIRO KAMEIKE

13日(土)、翌日に沖縄市上地のミュージックタウン音市場で開催されるTHE SHOOTO OKINAWA 10の計量が行われ、メインで根井博登を迎え撃つ当真佳直が一発でクリアした。
Text by Shojiro Kameike

ここまで2連敗を喫したこともあった。しかし沖縄で着実に、諦めずに戦ってきたことでランキング的にもベルト挑戦が目前というポジションにいる。そんな当真が迎え撃つのは、現役高校生で2023年度新人王の根井だ。決戦前日、計量後に当真が根井戦について、さらに盟友である同級1位と旭那拳と、修斗ストロー級のベルトについて語ってくれた。


――当真選手が沖縄大会のメインを務めるのは、今大会が4度目となります。

「はい。前回のメイン(2020年11月、マッチョ・ザ・バタフライに判定勝ち)は微妙な試合でした。その点については自分でも考えて、今回はちゃんとフィニッシュするか、圧倒的な差をつけて勝ちたいです」

――マッチョ・ザ・バタフライ選手との初戦は正直なところ、内容的には押されていた末、相手の計量失敗があったことも影響して当真選手の判定勝ちとなりました。そのぶん昨年11月の再戦では絶対に決着をつけるという気持ちは強かったですか。

「そうですね。初戦は――練習ではうまくいっていても、試合では出せないものがあるんだなって思いました。たとえば練習では相手にバックを奪われても逃れることはできるんですけど、試合になると相手も必死だし、全力でキープしてきますよね。だから、そもそもバックを取らせない。その点を徹底していれば勝てる。

あとは自分のギロチンに対して過信していたところもありました。ただただギロチンを取りにいくのではなく、要所要所で使っていく。それがうまく行けば勝てるだろうと思ったんです。再戦ではギロチンこそ狙わなかったけど、作戦を徹底して完封できました」

――まさに正面からの強さこそが当真選手のスタイルだと思います。

「自分のスタイルは、まず相手の打撃にテイクダウンを合わせて、トップをキープしながら削って勝つこと。もちろんフィニッシュしたいですが、そこはまだ足りないところがあるかなって思います。でも練習の中ではフィニッシュする力もついてきているし、打撃も含めて全局面で戦える力はついてきました。あとは練習の試合の差を埋めることが大切で。それがいつも反省点であるけど、今は自信もあります」

――現在、修斗ストロー級ではランカー同士の潰し合いが繰り広げられています。その中でご自身の立ち位置については、どのように考えていますか。

■2023年~2024年 修斗ストロー級 主な試合
【2023年】
3月19日 
安芸柊斗 def 澤田龍人 by TKO

4月16日
ザ・タイガー石井 def. 旭那拳 by 2-0
当真佳直 def. 大城正也 by 3-0

5月22日
阿部マサトシ def. 木内SKINNY ZOMBIE崇雅 by 2-0

5月28日
畠山隆弥 draw 泰斗 by 1-0

6月18日
田上こゆる def. ザ・タイガー石井 by TKO

7月23日 
新井丈 def. 安芸柊斗 by TKO
※新井が王座防衛

11月12日
旭那拳 def. 泰斗 by 3-0
当真佳直 def. マッチョ・ザ・バタフライ by 3-0
畠山隆称 def. 蒔田伸吾 by TKO

【2024年】
1月28日
根井博登 def. 麻生Leg Lock祐弘 by 1R TKO
※根井が2023年度ストロー級新人王に

3月23日
旭那拳 ― 田上こゆる
※旭那の負傷により中止に

4月7日
黒部和沙 def. 澤田龍人 by 変形ツイスター

【試合予定】
4月14日
当真佳直(4位) × 根井博登
畠山隆称(6位) × 牧ケ谷篤

5月26日
泰斗(8位) × 石原愼之介

「今、僕はランキング4位です。まず2位の黒澤亮平選手はパンクラスに出ていて、次はタイトルマッチじゃないですか(4月29日にリトルと暫定ストロー級王座を争う)。次に3位の安芸柊斗選手は、MMAPLANETのインタビューで『フライ級に転向する』と言っていましたよね。あとはチャンピオンの新井丈選手もフライ級で戦うために、メチャクチャ体が大きくなっていて。僕も新井選手への挑戦を見据えていましたが、見ていると新井選手はもうストロー級に落とすのは無理なんじゃないかな、と思うこともあります」

――ということは、1位の旭那拳選手と……。

「そうなるかもしれないですよね。旭那選手の怪我で中止になりましたけど、3月に田上こゆる選手の試合が組まれていて。ここで旭那選手が勝ち、次に僕が勝てば対戦することになっていたかもしれない。その可能性は、まだ残っています。ただ――複雑な気持ちです」

――……。

「練習仲間で、いろんな技術を教わることもあります。プライベートで一緒に遊びに行くこともあります。正直なことを言えば、対戦したくないですよ。でもお互いに一番を目指しているなら、いつか戦わないといけない日が来る。それは分かっています」

――同じ階級の練習仲間で、しかも近い存在であればあるほど心境は複雑でしょう。しかし松根良太さんが修斗沖縄大会を始めて、今回で10回目を迎えます。その結果として、沖縄在住ファイター同士がベルトを賭けて戦う日が来たら、それは喜ばしいことでもあるかと思います。

「僕と旭那選手が戦うなら、沖縄大会でタイトルマッチをやりたいです。松根さんも、そう願ってくれていると思っています」

――そうしてランカー同士の潰し合いが繰り広げられるなかで、根井選手のように新人王トーナメントを制したばかりの新世代が絡んでくるとは思いませんでした。

「僕はそうなると思っていましたよ。根井選手は新人王トーナメント決勝の前から注目されていて、僕はすぐに対戦する日が来るだろうと思っていました。それだけ根井選手は強いし、特に新人王を獲った時に『次は自分だろうな』と。勘でしかなかったけど」

――しかし、ここまで上位陣が潰し合いをして、自身が勝ち残った。そこで新人が来るのか……とは考えなかったですか。

「そういう考えはないです。どんどん新しい選手が出てきてほしいですね。根井選手もそうだし、澤田龍人選手に勝った黒部和沙選手とか。どんどん入ってきて、どんどんランキングを動かしてもらいたいと思います」

――今のところ旭那選手と田上選手の試合については、5月19日のニューピアホール大会にスライドできるよう調整中と発表されています。また、王者である新井丈選手の動向次第でもありますが、当真選手にとって今回の試合はタイトルマッチ前哨戦だと思いますか。

「その気持ちはあります。新井選手か田上選手が相手なら後楽園ホールでも良いけど、旭那選手と対戦するなら、やっぱり沖縄が良いですね。どちらにしても、今回はタイトルマッチ出場をアピールできるよう、しっかり勝ちます。

自分としては、まず修斗のベルトを巻くために着実に進んできました。正直、2連敗した時は『自分はこんなモンなのか……』と考えた時もあります。でも、あの連敗からココまで来ました。もうあの時の自分とは違います」

――2連敗した時と今の自分では、何が違うと思いますか。

「打投極、全てが進化しています。それと――2連敗した時は、一気に攻め込んでダメだったら『もうダメだ……』という気持ちになっていました。でも今は、試合で劣勢になっても、諦めなければ必ずチャンスは来ると考えるようにしています」

――それこそ砂辺イズムなのかもしれませんね。2010年9月に砂辺選手が田原しんぺー選手をKOした試合がすごく印象に残っています。最初に砂辺選手がダウンを喫した時、過去の試合ぶりから『ダウンを跳ね返して勝つんじゃないか』と直感的に思いました。

「えぇ、そうなんですか」

――結果は田原選手の三角絞めをスラムで返してKO勝ち。試合後に聞いたところ、セコンドの勝村周一郎さんも砂辺選手がダウンした時に「勝った!」と思ったそうです。砂辺選手としてはダウンを喫してからのほうが強いのかもしれませんが、最後まで諦めない気持ちというのは理解できます。

「その話を聞けて嬉しいです。今回の相手は高校生で、パワーは僕が勝っていると思います。でも無敗の人間が、絶対に何か持っている。何かあるから無敗なので。だから『高校生だから勝てる』なんて考えていません。無敗だから何か持っているはずだけど、自分としてはこれまで負けたことがあるから分かるものがあると思っています。明日は、そんな無敗の新人を相手に圧倒して勝ちます」

■視聴方法(予定)
4月14日(日)
午後2時25分~ Twit Casting LIVE

■ THE SHOOTO OKINAWA10対戦カード&計量結果

<ストロー級/5分3R>
当真佳直:52.04キロ
根井博登:51.80キロ

<フェザー級/5分3R>
内藤太尊:65.52キロ
宇藤彰貴:65.62キロ

<ストロー級/5分2R>
畠山隆称:52.10キロ
牧ケ谷篤:52.04キロ

<ウェルター級/5分2R>
西條英成:76.92キロ
アイエティ・ケビン:76.80キロ

<フェザー級/5分3R>
南風原吉良斗:65.62キロ
メイヘム和成:65.24キロ

<ストロー級/5分2R>
木村旬志:52.16キロ
大城匡史:52.14キロ

<ストロー級/5分2R>
ふじい☆ペリー:52.48キロ→52.20キロ
知名昴海:51.52キロ

<ストロー級/5分2R>
大田ノヒロ:52.14キロ
高橋佑太:52.20キロ

<2024年度新人王Tフライ級準決勝/5分2R>
松本ごだい:52.22キロ
小生隆弘:56.56キロ

<修斗トライアウトマッチ バンタム級/3分2R>
山本敦章:61.10キロ
武田昴大:60.90キロ

<修斗トライアウトマッチ フェザー級/3分2R>
藤崎陽平:65.32キロ
神田篤社:65.48キロ

<アマチュア修斗 女子スーパーアトム級/3分2R>
高田双葉:48.36キロ
徳本望愛:49.22キロ

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【PFC32】渡部修斗に挑戦、ボビー・オロゴン×ホイスを視てMMAを始めた亀松寛都「所さんと戦いたい」

【写真】卍固めは仕掛けられた人の姿勢も大切です(笑) (C)KENICHI YAMAMOTO

3日(日)に札幌市北区のPODアリーナで開催されるPFC31。今大会ではPFCバンタム級選手権試合としてチャンピオン渡部修斗と亀松寛都が挑戦する。
Text by Takumi Nakamura

前PFCフライ級王者で、バンタム級転向2戦目で今回のチャンスを掴んだ亀松は「YouTubeで見た『ファニエスト外語学院』のボビー・オロゴンがきっかけ」でMMAに興味を持ったという変わり種。

山本喧一会長率いるPOD GYMに入門し、PODで純粋培養されたファイターでありながら、今回の試合前にはハワイのグレイシー・テクニックスでマックス・ホロウェイとも練習を重ねた。亀松は今回の渡部戦を「出世試合にする」と語った。


──試合3日前のインタビューありがとうございます。試合に向けた調整は万全ですか。

「今回会長からハワイのグレイシー・テクニックスで練習する話をいただいて、約一週間ほどハワイで練習してきました。通常の追い込みより期間は短かったんですけど、いい調整ができています」

──ハワイで練習を!

「道衣を着た柔術の練習がメインで、MMAではマックス・ホロウェイ選手とも練習させてもらって、貴重な経験をさせてもらいました」

──ホロウェイと練習できる機会は貴重だと思います。元UFC王者のホロウェイと向かい合って、どのようなことを感じましたか。

「(打撃は)軽くコンタクトするレベルの強度で、やっている最中はよく分からなかったんですけど、練習が終わってホテルに帰ってきてスパーリングの映像を見てみたら、びっくりするくらいやられていました(苦笑)。まだ自分がホロウェイ選手のすごさが分かるレベルに達していないというか。そのくらいホロウェイ選手は強かったですし、よくある表現ですけど世界の広さを肌で感じました」

──柔術の練習はいかがでしたか。

「自分はウワー!と動いて逃げることが多いのですが、道衣を着ているとそれができないし、道衣があると裸のグラップリングでは極められない技を極められてしまうので、勉強になりました。道衣の練習をして、より細かい部分まで意識するようになりましたね」

──亀松選手は今回がMMAPLANET初登場ということで、これまでのキャリアについて聞かせてください。格闘技を始めた何歳の時だったのですか。

「ジムに入ったのは14歳の時です。格闘技を始めた理由としては、真面目に学校に行くタイプではなくて、よく友達と学校をサボってYouTubeで昔のバラエティ番組を視ていました。それで『ファニエスト外語学院』の動画を見つけて、友達と一緒にハマって(笑)」

──「さんまのSUPERからくりTV」の人気企画ですね。もしかしてそれに出ていたボビー・オロゴンさんの……。

「そうです(笑)。あの番組でボビーがホイス・グレイシーと戦っていたのを見て総合格闘技のことを知って。それでネットで総合格闘技を検索したときにPOD GYMを見つけて入会することになりました」

──なるほど。今の話を聞くと凄い時代が来たな…と思います(笑)。

「おそらくこういう理由で格闘技を始めた選手は僕だけだと思います(笑)」

──では亀松選手はPOD生まれ・POD育ち、山本会長に格闘技のイロハを教わったのですね。

「はい。格闘技経験ゼロだったので、そうなりますね。会長のこともPRIDEの昔の映像を知っていたので、その人から格闘技を一から教わるというのも不思議な感じでした」

──プロデビュー戦は2020年3月、タイガー石井選手と対戦しました。異例の相手だったと思うのですが、どういう経緯で決まったのですか。

「もともとは別の選手とプロ昇格戦をやる予定だったんですけど、コロナの影響で欠場になっちゃったんです。その選手とタイガー選手の相手が同じジムで、ちょうど僕とタイガー選手の相手がいない状況になって、急きょ僕とタイガー選手が試合をすることになりました」

──そういった事情があったのですね。デビューから4連敗と勝てない時期が続き、5戦目で初勝利。そこからは4連勝と快進撃が続きました。何か変化があったのですか。

「当時は高校生で試合に出ても全く勝てなくて、腐りかけたんですよね。でも負けたまま格闘技をやめるのはかっこ悪いから『とりあえず高校生のうちは続けよう』、『何連敗してもいいから1回は勝とう』と思ってやったら、勝つことができました」

──しかも石井選手にはデビューから3年後にリベンジしました。あの時は勝てるという自信があったのですか。

「デビューしてから泥水をすすってきたわけだし、先輩の遠藤来生さんや山本空良さんにボコボコにされながら練習を続けてきたので、今の自分だったらタイガー選手にも勝てるという自信を持って戦いました」

──今大会は一夜限りのMMA復活となる渡部修斗選手と対戦することになりました。渡辺選手と対戦することは想像していましたか。

「ちょうど僕がジムに入った頃、ジムにFighting NEXUSのポスターが張ってあって、そこにデカデカと載っていたのが渡部選手だったんですよ。特に予備知識はなかったのですが自然と渡部選手に目がいって。で、タイガー選手や村井和道選手もそうだったんですけど、ポスターにデカく載っていたり、自然と目が行く選手と試合が決まることが多いんです。だから『ああ今回も決まったなぁ』って感じでした」

──オフィシャルのコメントでは「この試合が出世試合になる」という言葉がありましたが、どんな試合にしたいと思っていますか。

「どっちかが失神するんだろうなと思います。ただし、散る覚悟はありますけど、散るつもりはないです。自分が勝つパターンも見えているし、負けるパターンが分かっているからこそ、その対策も練習してきたので自信はあります」

──ターニングポイントになりうる試合で結果にこだわりたいという気持ちはありますか。

「もちろん勝つ気ではいるんですけど、ここで負けたからと言って僕の格闘技人生が終わるわけじゃないし、もし負けても次で勝てばいい。絶対に勝つという気持ちは変わらないですが、変な気負いはせずにのびのびと戦おうと思います。僕の場合はそういう姿勢で勝ってきたし、その方がいい結果を残せていたので、今回もそれでいこうと思います」

──試合する以上は白黒はっきりつけたい、勝つならフィニッシュして勝つ。そういったこだわりはありますか。

「僕はそれがプロの仕事だと思っています。前々回の村井戦は負けてしまったんですけど、すごく後楽園ホールが盛り上がっていて、会長から『試合には負けたけどプロの仕事は出来ていたぞ』と言われて、それがすごくうれしかったんです。僕はずっと面白い試合をしたいと思ってやってきたし、改めてプロの仕事はこういうことなんだなと思わされました。でもだからこそ負けてそう言われたことは悔しかったし、次は勝ってプロの仕事をしたいです」

──渡部戦をクリアした先の目標は?

「メジャーな舞台に出たいですし、最近口にしているのは所英男選手とやることです。もともと所選手は会長が東京でやっていたPODの出身ですし、それを抜きにしても見ていて熱くなる試合をする、こういう選手になりたいと思っていた選手なので、いつか所選手と戦いたいです。前回所選手が平井総一朗選手のセコンドでPODアリーナに来ていて、おこがましいのですが『所選手と戦いたいです』と直接お伝えさせてもらって、所選手からは『待てるかどうかは分からないけど待っています』と声をかけてもらいました」

──それはドラマがありますね。

「僕自身、ジムに入るまで所選手が会長の教え子ということを知らなくて、あとから知ったんですよ。それを知った時はすごく驚きましたし、嬉しくなりました。簡単に戦わせてもらえる相手じゃないことは理解していますが、それは目標にしたいと思います」

──それでは最後にファンのみなさんにメッセージをいただけますか。

「今回は相手が強いこともあるし、この試合に勝てば地元以外でも試合が組まれるチャンスが広がると思っているので、会場には僕を応援してくれる人たちがたくさん来てくれます。その人たちに感謝の気持ちが伝わる試合をしたいです」

■PFC32第2部対戦カード

<PFCバンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]渡部修斗(日本)
[挑戦者]亀松寛都(日本)

<PFCウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者] 新名正啓(日本)
[挑戦者] 成田佑希(日本)

<ライト級/5分2R+1ex>
飛田拓人(日本)
佐藤力斗(日本)

<63キロ契約/5分2R+1ex>
伊藤光(日本)
綾哉(日本)

<フェザー級/5分2R+1ex>
河永重春(日本)
中場ガッツマン大地(日本)

<ミドル級/5分2R+1ex>
森崇純(日本)
カタナマン(日本)

<ミドル級/5分2R+1ex>
カタナマン(日本)
金田一利明(日本)

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