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MMA UFN197 ソン・ヤードン フリオ・アルセ

【UFN197】ソン・ヤードンが、徹底して見てくるアルセに右ハイから右ストレートを決めてKO勝ち

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン(中国)
Def.2R1分35秒by TKO
フリオ・アルセ(米国)

サウスポーのアルセに対し、左ミドルをまず蹴ったソン・ヤードンが右オーバーハンドから左フックで前に出る。外したアルセはソン・ヤードンの動きをじっくりと見て、右ジャブを伸ばす。頭を振ってパンチを打ちながらソン・ヤードンが前身もことごとくアルセがバックステップやサイドステップでかわす。

それでも右フックを入れたソン・ヤードンは、ガードの上からハイ。アルセはテイクダウンのフェイクからフックを当てたが手数が少ないまま試合は残り90秒に。右ミドルを決めたソン・ヤードンが、蹴り足をキャッチしテイクダウンでなく殴っていく。前に出てくるようになったアルセの腹を殴ったソン・ヤードンは、ガードの上からハイを蹴り合い、アルセのジャブを回ってかわす。互いを見るラウンドは手数でソン・ヤードンが取った。

2R、タイガーシュルマンMMA黒帯2段のアルセは、師匠の「もっと深く踏み込め。集中して」という言葉に耳を傾ける。ソン・ヤードンがワンツーで跳びこみ、アルセはハイを返す。左ローを入れたアルセは、右ジャブを伸ばす。右ミドルを決めたソン・ヤードンは左ローで前足を蹴られる。

ソン・ヤードンはワンツーを伸ばし、右ハイから右ストレートをヒットさせる。この一発が効いて、ソン・ヤードンの追撃にケージ際まで下がったアルセは右ストレートからワンツーを被弾してダウン、パウンドの連打にTKO負けとなった。

スロースターターとマイケル・ビスピンに言われた「今日はKOの機会を探っていた。ハイをたくさん蹴って来たけど、僕のハイの方が威力があると思ったんだ」と話した。


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MMA UFC UFN197   アレックス・ヴォルカノフスキー シンシア・カルヴィーロ ジャイー・ロドリゲス ソン・ヤードン チアゴ・モイゼス チョン・ダウン ハファエル・アウベス フリオ・アルセ ボクシング マックス・ホロウェイ ミゲール・バエサ

【UFN197】計量終了 凄味と説得力しかないホロウェイ。UFC版漢江の奇跡チョン・ダウンも注目

【写真】 この減量のギリギリさも凄味だ(C)Zuffa/UFC

12日(金・現地時間)、13日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN197:UFN on ESPN+55「Holloway vs Rodriguez」の計量が行われた。

メインで対戦するマックス・ホロウェイとジャイー・ロドリゲスは問題なく計量をパス。本計量後のフェイスオフではホロウェイの目が窪んでおり、ドライアウトの過酷さが伝わってきた。


アレックス・ヴォルカノフスキーに連敗、2戦目では微妙な星を落としたホロウェイだが、今年1月のカルヴィン・ケイター戦では、4オンスのMMAグローブでそこまでやるかという打撃戦で抜けた強さを見せつけた。

「俺はUFCでベストボクサーなんだ。ベイビー」とケージの外を見ながらケイターの顔面を打ち抜いたシーンは圧巻、そのもの。もちろんボクシングもそうだが、エルボーの連打や蹴りを散らすなど、凄味のある攻撃でケイターばかりか見る者をも圧倒した。

そんな凄味が増し続けるホロウェイに対し、ロドリゲスは 2019年10月以来2年1カ月振りの実戦となる。昨年8月のザビッド・マゴメドシャリポフ戦を自らの足首の脱臼で欠場し、今年7月にはホロウェイの負傷で試合機会を逃してきた。

テコンドーをMMAに加味した以上に、ド派手な空中戦&回転攻撃を展開するロドリゲスは数々のハイライトリールKO勝ちをしてきた。とはいえホロウェイのボクシングのプレッシャーと精度に対抗できるのか。ロドリゲスの勝機は蹴りとパンチの連係だ。特に高い位置の回し蹴り、あるいは前蹴りをどこに着地させ、そこから構えが変わるかどうか。

さらにいえば前手か後ろ手、どちらをその蹴りと連動させるか。見えない攻撃がない限り、ホロウェイを切り崩すのは困難。逆をいえば、見えない攻撃が入ればロドリゲスにも十分に勝機がある。

この他、メインカードではインタビューを掲載したソン・ヤードンと、激闘必至のフリオ・アルセ戦。そしてプレリミではMMA版漢江の奇跡ばかりか、アジアの奇跡といっても過言でない──UFCライトヘビー級で3連勝中のチョン・ダウンがオープニングマッチでケネディ・ンゼチェクウと対戦する一戦も見逃せない。

■視聴方法(予定)
11月14日(日・日本時間)
午前3時00分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジャイー・ロドリゲス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル: 265 ポンド(120.2キロ)
マルコ・ホジェリオ・デ・リマ: 259ポンド(117.48キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
フェリシア・スペンサー: 145.5ポンド(66.0キロ)
リー・レトソン: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエサ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ケイオス・ウィリアムス: 169ポンド(76.66キロ)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)
フリオ・アルセ: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155ポンド(70.31キロ)
ジョエル・アルバレス: 157.5ポンド(71.44キロ)

<女子フライ級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ: 126ポンド(57.15キロ)
アンドレア・リー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
ショーン・ウッドソン: 145.5ポンド(66.0キロ)
コリン・エングラン: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・ケイシー: 126ポンド(57.15キロ)
リアナ・ジョフア: 128.5ポンド(58.28キロ)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー: 156ポンド(70.76キロ)
ハファエル・アウベス: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ: 205ポンド(92.99キロ)
チョン・ダウン: 204.5ポンド(92.76キロ)

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Interview UFC UFN197.UFN ESPN+55 ソン・ヤードン フリオ・アルセ ブログ

【UFN197】フリオ・アルセ戦へ、ソン・ヤードン「中国MMAの強さを証明する必要はもうない」

【写真】UFCで6勝1敗1分、23歳。彼自身も既にワールドトップクラスといえる結果を残している (C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN197:UFN on ESPN+55「Holloway vs Rodriguez」が開催される。

マックス・ホロウェイ✖ジャイー・ロドリゲスのフェザー級がヘッドライナーの今大会、メインカードでソン・ヤードンがフリオ・アルセと戦う。マルロン・ヴェラ、ケイシー・ケニーという猛者に勝利している中国MMA界の未来は「中国の強さを証明する必要なんて、もうない」と断言した。


──フリオ・アルセ戦、タフな相手との試合が迫ってきました。今の気持ちを教えてください。

「しっかりと準備をすることができた。最高の自分を試合で見せたいと思っている。過去最高のパフォーマンスを見せる。それだけだよ」

──同じチーム・アルファメールの田中路教選手が、試合前のキャンプでは午前中のプロ練習から午後にユライア・フェイバーがパーソナルで対策練習をしてくれると言っていましたが、ソン選手の場合も同じような感じだったのでしょうか。

「うん、そうだね。まるっきりタナカと同じだよ。ユライアのパーソナルは週に2回あった。でもパーソナル以外でも、レスリング、ボクシング、MMAトレーニングと毎日のようにユライアは僕をサポートしてくれた。

そうか、タナカが言っていたんだね。僕はタナカやテルトといつも一緒に練習してきたよ。アルファメールにはテルト・イシハラもいて、2人はまるで感じの違う日本人だよ。全てのアジア人ファイターは良い感じで一緒に練習し、食事も共にしたりしてきた。タナカは物静かで決して社交的ではなくて、テルトはパーティーガイだよ(笑)」

──アハハハ。では土曜日に戦うフリオ・アルセの印象を教えてください。

「試合が決まるまで、実は彼のことは知らなかった。でも映像をチェックしたら、タフなファイトになることは間違いないと思った。強い選手だ」

──サウスポーでパワフルな左ストレートだけでなく、右リードフックもあります。そしてハイペースで圧力を掛けてきます。ただしソン選手は既にケイシー・ケニーを下しています。あの試合の経験は、今回のアルセ戦に生きてくるのではないでしょうか。

「ケイシー・ケニーはサウスポー基調のスイッチヒッターだった。彼と戦う前にサウスポーと戦う時の距離、その距離のマネージメントの仕方を徹底して体に覚えさせた。ケイシー・ケニーとの試合、そのための練習がフリオ・アルセと戦う上でアドバンテージになることは間違いないよ」

──ではフリオ・アルセに対して、ソン・ヤードンのストロングポイントはどこになりますか。

「リラックスして戦えるところだろうね。そして良いパンチを入れることができる。リラックスしているから、自分が打つべき正しいタイミングでパンチを出すことが可能になるんだ。それが今の僕の強みだと思う。前回の試合は、そんな風に戦えなかった。

リラックスできれていればもっと良い動きができただろう。でも、今回はそうやって戦える自信があるんだ」

──中国は最もMMAの成長が著しい国の一つです。コンテンダーシリーズにもUFCにもアップカミングファイターが数多く出場しています。とはいえ2週間前にリー・ジンリャン、先週はジャン・ウェイリが大切な試合で敗れました。自身の手で中国パワーを見せないといけないという想いがありますか。

「中国のパワーを証明する必要なんて、もうないよ。2人ともビッグファイトで、本当に強い選手と戦って敗れただけだし。ジャン・ウェイリは世界王座に就いていた。リー・ジンリャンにしても、中国のMMAが世界のトップであることを既に示している。その上での勝敗だから。僕の今回の相手もそうだ。本当にタフな相手だ。

だから勝利を掴むためには最高のパフォーマンスを見せる必要がある。でも、それはこの試合で僕が勝つためであって、中国の強さを示すためじゃない。それはもう証明し終わっていることだから」

──なるほど。ところでチーム・アルファメールの選手はほぼ毎週のように全米で試合をしているにもかかわらず、ユライアは常にコーナーにいます。ソン選手にとってユライアはどれだけ大切な存在でしょうか。

「ユライアは僕の全てのUFCの試合でコーナーにいてくれている。ユライアがコーナーにいる意味は本当に大きい。ユライアなしで戦う自分の姿なんて、想像できないよ」

■視聴方法(予定)
11月14日(日・日本時間)
午前3時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFN197対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル(米国)
マルコ・ホジェリオ・デ・リマ(ブラジル)

<女子フェザー級/5分3R>
フェリシア・スペンサー(カナダ)
リー・レトソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエサ(米国)
ケイオス・ウィリアムス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン(中国)
フリオ・アルセ(米国)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス(ブラジル)
ジョエル・アルバレス(スペイン)

<女子フライ級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ(米国)
アンドレア・リー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ショーン・ウッドソン(米国)
コリン・エングラン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・ケイシー(米国)
リアナ・ジョフア(ジョージア)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー(英国)
ハファエル・アウベス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
チョン・ダウン(韓国)

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MMA News UFC   アントニーナ・シェフチェンコ アンドレ・イーウェル イスラム・マカチェフ ケイシー・ケニー シンシア・カルヴィーロ ソン・ヤードン チアゴ・モイゼス フリオ・アルセ

ベン・ロズウェル vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマ、ソン・ヤードン vs. フリオ・アルセ他『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』の対戦カードを紹介

 11月13日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』の対戦カードを紹介します。


“Mr. Gogo Choke” Ben Rothwell treft Marcos Rogerio de Lima tijdens UFC evenement op 13 november(MMA DNA)

 ベン・ロズウェル vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマのヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ロズウェルは5月の『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』でクリス・バーネットに2Rギロチンチョークで勝利して以来の試合。デ・リマは5月の『UFC on ESPN 24: Rodriguez vs. Waterson』でモーリス・グリーンに判定勝ちして以来の試合。


Voormalig titeluitdaagster Felicia Spencer treft Leah Letson op 13 november in Las Vegas(MMA DNA)

 フェリシア・スペンサー vs. リー・レトソンの女子フェザー級マッチが行われるとのこと。

 スペンサーは5月の『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』でノルマ・ドゥモンに判定負けして以来の試合で現在2連敗中。レトソンは2018年11月の『TUF 18 Finale』でジュリア・ストリアレンコに判定勝ちして以来実に3年ぶりの試合。甲状腺機能低下症の治療により復帰が遅れていました。


Song Yadong vs. Julio Arce added to Nov. 13 UFC Fight Night event(MMAJunkie)

 ソン・ヤードン vs. フリオ・アルセのバンタム級マッチが行われるとのこと。

 ソンは8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でケイシー・ケニーに判定勝ちして以来の試合。アルセは『UFC on ESPN 27: Sandhagen vs. Dillashaw』でアンドレ・イーウェルに2R TKO勝ちして以来の試合。


Miguel Baeza vs. Khaos Williams set for UFC event on Nov. 13(MMAFighting)

 ミゲル・バエザ vs. ケイオス・ウィリアムズのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 バエザは6月の『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でサンチアゴ・ポンジニービオに判定負けして以来の試合。バエザはこれがキャリア初黒星でした。ウィリアムズは6月の『UFC on ESPN 25: The Korean Zombie vs. Ige』でマシュー・セメルスバーガーに判定勝ちして以来の試合。


UFC books Joel Alvarez vs. Thiago Moises for Nov. 13 event(MMAJunkie)

 チアゴ・モイゼス vs. ジョエル・アルバレスのライト級マッチが行われるとのこと。

 モイゼスは7月の『UFC on ESPN 26: Makhachev vs. Moises』でイスラム・マカチェフに4Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。アルバレスは昨年10月の『UFC 254: Khabib vs. Gaethje』でアレクサンドル・ヤコブレフに1Rアームバーで勝利して以来の試合で現在3連勝中。『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でクリストス・ジアゴスと対戦予定でしたがビザ問題で欠場していました。


With Jessica Eye out, Cynthia Calvillo steps in to face Andrea Lee at UFC Fight Night 197(MMAJunkie)

 アンドレア・リーと対戦予定だったジェシカ・アイが病気により欠場、代わりにシンシア・カルヴィーロがリーと対戦するとのこと。

 カルヴィーロは9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でジェシカ・アンドラジに1R TKO負けして以来の試合で現在2連敗中。リーは5月の『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でアントニーナ・シェフチェンコに2R三角絞めで勝利して以来の試合。続きを読む・・・
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MMA UFC UFC265 ケイシー・ケニー ジョゼ・アルド ソン・ヤードン ブログ ペドロ・ムニョス マネル・ケイプ ラファエル・フィジエフ ヴィセンチ・ルケ

【UFC265】計量終了 アルド✖ムニョス&ソン✖ケニー=バンタム級生き残り合戦。ケイプ……

【写真】アルド、健在ぶりを引き続き見せることができるか──とはいっても、まだ34歳で老け込む年ではない(C)MMAPLANET

7日(土・現地時間)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC265「Lewis vs Gane」の計量が6日(金・同)に行われている。

メインの暫定ヘビー級王座決定戦はデリック・ルイスとシリル・ガンヌの間で行われ、計量での体重差は約8キロだった。


今大会はコ・メインのジョゼ・アルド✖ペドロ・ムニョスを始め、ソン・ヤードン✖ケイシー・ケニー、マイルズ・ジョンズ✖アンデウソン・ドスサントス、ジョニー・ムニョスJr✖ジェイミー・シモンズとバンタム級が4試合組まれている。

なかでも注目はメインカードで組まれているアルド✖ムニョス、ソン✖ケニーだ。バンタム級転向後マルロン・モラエスと世界戦のピョートル・ヤンに敗れたものの、アルドはマルロン・ヴェラに勝利し健在ぶりを見せている。

対するムニョスもジミー・リベラとの実力者対戦を制して、バンタム級トップ戦線で生き残っている。34歳になったアルド、攻勢時の圧力と威力は健在だが、試合中の波が以前よりもはっきりしてきた。体の動きというよりも、心の勢いを15分、25分という時間中に維持することが難しくなっているかもしれない。

その心身共に動きが落ちた時が、ムニョスの勝機であることは間違いない。とはいえ下降し続けることはなく、再び動けるのがアルドの特徴だ。ムニョスとして勝機を逃さない爆発力、もしくは極め力が必要とされる。

ソンとケニーはそれぞれカイラー・フィリップス、ドミニク・クルーズ戦での敗北からの再起戦となる。

打撃単体ではソン、テイクダウンこみではケニーの打撃もイーブンまで持ち込める。ソンとしてはテイクダウンを切ることで、勝利に近づける戦いだけに、ケニーのレスリングだけでなく柔道技で倒されないことが必須となる。

このほか、ウェルター級のヴィセンチ・ルケ、ライト級のラファエル・フィジエフと並び、気になるのがマネル・ケイプのオクタゴン3戦目だ。しかし、ケイプはフライ級のリミットは4ポンドもオーバーしており、UFC初勝利は手堅いと思われていた一戦に、暗雲立ち込めることとなった。

■視聴方法(予定)
8月8日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC265計量結果

<UFC暫定世界ヘビー級王座決定戦/5分5R>
デリック・ルイス: 264.5ポンド(119.97キロ)
シリル・ガンヌ: 247ポンド(112.03キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョゼ・アルド: 136ポンド(61.69キロ)
ペドロ・ムニョス: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ: 170ポンド(77.11キロ)
マイケル・キエーサ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ティーシャ・トーレス: 115ポンド(52.16キロ)
アンジェラ・ヒル: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)
ケイシー・ケニー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ボビー・グリーン: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダラコ・ロドリゲス: 136ポンド(61.69キロ)
ヴィンス・モラレス: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エド・ハーマン: 205.5ポンド(93.21キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 204.5ポンド(92.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ: 115ポンド(52.16キロ)
ジェシカ・ペネ: 116ポンド(52.62キロ)

<フライ級/5分3R>
マネル・ケイプ: 129ポンド(58.51キロ)
オード・オズボーン: 125ポンド(56.7キロ)

<バンタム級/5分3R>
マイルズ・ジョンズ: 136ポンド(61.69キロ)
アンデウソン・ドスサントス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィクトリア・レオナード: 125ポンド(56.7キロ)
メリッサ・ガート: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョニー・ムニョスJr: 135.5ポンド(61.46キロ)
ジェイミー・シモンズ: 136ポンド(61.69キロ)

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Report UFC UFC259 カイラー・フィリップス ソン・ヤードン ブログ

【UFC259】ソン・ヤードン、カイラ―・フィリップスの打&TDの前にオクタゴン7戦目の初黒星

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ソン・ヤードン(中国)

いきなり鋭い右を伸ばし、後ろ回し蹴りを見せたフィリップス。ソン・ヤードンは手を下げた構えで距離を取り、右アッパーを繰り出す。フィリップスは左ミドル、さらに左ジャブを伸ばす。右ストレート後に左ジャブの逆ワンツー、さらに右ハイを入れたフィリップスは、ソン・ヤードンをお株を奪う様なスピニングバックキックすら決める。

ジャブとアッパーの相打ち後も、手を出したのはフィリップスだ。ミドルにジャブを合わされたソン・ヤードンは、一度落ち着きたい。と、ソン・ヤードンが飛びヒザを見せ、やはり早いリズムのまま動き、左を被弾する。直後に右を当てたフィリップスは、ダブルレッグでテイクダウンを奪うも、ソン・ヤードンが即スクランブル。残り1分、アッパーからフックを入れたソン・ヤードンはローに右を合わせる。

にわかにパワーバランスが変わったかのような展開のなかで、フィリップスはクリンチに持ち込む。ソン・ヤードンが離れ際にエルボー、そして後ろ回し蹴りを繰り出す。最後はパンチを交換し、フィリップスが初回を取ったか。

2R、「タイミングを計って、しっかりディフェンスをしろ」とユライア・ファイバーの指示を受けたソン・ヤードンが、右を振るって前に出る。アッパーに右を合わせたフィリップスは、ここでもハイキックを繰り出す。ソン・ヤードンも前に出てワンツー、さらに左ハイから左右のフック。続く蹴りをキャッチしてクリンチのフィリップスは、離れながらスピニングバックキックを放つ。

覚悟を決めたような踏み込みからのパンチの交換で、圧をかけるソン・ヤードンはローを蹴られてもパンチを伸ばす。動きが落ちてきたフィリップスに対し、ソン・ヤードンが両手を前方で回す動きから右フックへ。フィリップスは一瞬組んで離れると、右ストレートを伸ばす。左の蹴りに左ジャブを合わせたフィリップスは、右に回りながら右を狙う。かわしたソン・ヤードンがボディを入れるが、直後にダブルレッグを許しハーフで抑えられてしまう。

互角の攻防のなかでテイクダウンを決め切ったフィリップスに対し、ソン・ヤードンがハーフから潜ってスクランブルに持ち込みスタンドへ戻る。右を当てたソン・ヤードンが左ボディを決めるが、判断の難しいラウンドになったか。

最終回、踏み込んで右を伸ばしたフィリップス。ソン・ヤードンの突進をいなし、ダブルレッグへ。ソン・ヤードンはしっかりとスプロールして、ボディフックを連打する。続いて左ミドルを入れたソン・ヤードン、フィリップスも右ミドルを返す。前に出るソン・ヤードン、回って手を出すフィリップス。ワンツーの相打ち、右ストレートも相打ちとなるが、距離を詰めてからのソン・ヤードンのパンチの回転が速い。

フィリップスの後ろ回し蹴りをかわしたソン・ヤードンが、手数で上回っている。と、フィリップスはダブルレッグを決め、ソン・ヤードンが、ケージを背負いながら立ち上がるところでバックを許す──と思いきや、そのままロールしてトップを奪取する。キムラを凌ぎトップを取り切ったソン・ヤードンをフィリップスはクローズドの中に収める。

フィリップスは2Rを取ったという計算で試合を進めているか。それでも最後に腕十字を餌に、足関節を仕掛けたフィリプス。タイムアップを迎えると、両者が大きく吠えた。結果、ジャッジも初回と2Rをフィリプスにつけたようで、3者揃って29-28で判定勝ち──ソン・ヤードンは7戦目でUFC初黒星を喫した。

「ビッグショーのトップ15のハードショットに興奮したよ。僕はタンキーニョ・メンデスの黒帯だし、柔術も見せることができた。前に進め続けるよ。誰もがチャンスを生かすことができる。それが僕のメッセージだ」と勝者は話した。


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【UFC259】計量終了 ジョーンズ、メディッチ、アルバーグ。アーリープレリミも注目カードがズラリ

【写真】上背でアデサニャが、ブラボヴィッチを上回っている?! (C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC259「Blachowicz vs Adesanya」の計量が、5日(金・同)に行われた。

UFC世界ライトヘビー級選手権試合=王者 ヤン・ブラボヴィッチ✖チャレンジャーUFC世界ミドル級王者イスラエル・アデサニャ、UFC世界女子フェザー級選手権試合=王者アマンダ・ヌネス✖挑戦者ミーガン・アンダーソン、UFC世界バンタム級選手権試合=王者ピョートル・ヤン✖挑戦者アルジャメイン・ステーリングというトリプルクラウンに加え、メインカードからプレリミまで気になるカードが、並びに並んでいる今大会。


まずアーリー・プレリミの第1試合にトレヴィン・ジョーンズが出場する。

PXCからTOP FC、そしてACAを経てDEEPにも来日したグアムのジョーンズは、昨年に8月に劇的な大逆転KOでチムール・ワリエフという強豪を下しながら、マリファナの服用で勝利を取り消され今回が仕切り直しの一戦となる。

対するマリオ・バウティスタはCombate AmericasやLFAからUFCへステップアップ。コーリー・サンドハーゲンには敗れたものの、元DEEP王者キム・ジンス、元LFA王者マイルズ・ジョンズに勝利している実力者だ。ワリエフ戦同様に苦戦は避けられないジョーンズが、どのような戦いを見せるか。

アーリー・プレリミ第2試合に出場のウロス・メディッチは昨年8月にコンテンダーシリーズで見事なパウンドTKO勝ちを収め、ダナ・ホワイトに見初められたファイターだ。

KINGS MMAでハファエル・コルデイロに師事するセルビア人ファイターのメディッチ、どのようやUFCキャリアのスタートを切るのか。

メディッチと同様に昨年のコンテンダーシリーズから注目のデビューを果たすのが、カーロス・アルバーグだ。

アデサニャのトレーニング・パートナーのアルバーグは、NZのトップ・キックボクシング・プロモーションであるKing Of the Ringの8人制トーナメントを100キロと92キロ級で制している。アデサニャが86キロ級と100キロ級で3度頂点に立っているに続く、マルチ王者がアルバーグだった。

打撃の強さは絶対的。組みは未知数のアルバーグだけに、ハードヒッター=ケネディ・ンゼチェクウとは手の合う顔合わせといえるだろう。

さらにキャリア13勝0敗のショーン・ブレイディと豪州の親子鷹ジェイク・マシューズのウェルター級戦ら、他プロモーションならメインカードでもおかしくないカードがアーリー・プレリミから見られる。

プレリミではドミニク・クルーズ✖ケイシー・ケニー、ソン・ヤードン✖カイラー・フィリップスという2つのバンタム級戦と、ジョセフ・ベナビデス✖アスカル・アスカロフ、ホジェリオ・ボントリン✖カイ・カラフランスのフライ級マッチが組まれているが、アスカロフが今大会唯一の体重オーバーとなり、127ポンド契約マッチとなった。

WEC世代の生き残りベナビデスにとって、厳しくタフなアスケロフと背水の陣で戦うマッチアップだ。

群雄割拠のバンタム級の覇権争い、アデサニャがチャンプ・チャンプを目指すメインイベント。ここで注視したいのはアデサニャの体重がリミットより5ポンド近く軽いということ。ブラボヴィッチはリカバリーが見込まれるため、このライトヘビー級世界戦はパワー&瞬発力✖スピード&タイミングの争いとなりそうだ。

■視聴方法(予定)
3月7日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOライブ

■UFC259計量結果

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヤン・ブラボヴィッチ: 205ポンド(92.99キロ)
[挑戦者]イスラエル・アデサニャ: 200.5ポンド(90.94キロ)

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス: 145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者]ミーガン・アンダーソン: 144.5ポンド(65.54キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ピョートル・ヤン: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]アルジャメイン・ステーリング: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マカチェフ: 156ポンド(70.76キロ)
ドリュー・ドパー: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ: 206ポンド(93.44キロ)
アレクサンドル・ラキッチ: 206ポンド(93.44キロ)

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ: 136ポンド(61.69キロ)
ケイシー・ケニー: 136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス: 136ポンド(61.69キロ)
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス: 125.5ポンド(56.92キロ)
アスカル・アスカロフ: 127ポンド(57.6キロ)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス: 125.5ポンド(56.92キロ)
ホジェリオ・ボントリン: 126ポンド(57.15キロ)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジョーダン・エスピノーサ: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ: 205.5ポンド(93.21キロ)
ケネディ・ンゼチェクウ: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ブレイディ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジェイク・マシューズ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
リヴィア・ヘナタ・ソーサ: 116ポンド(52.62キロ)
アマンダ・レモス: 116ポンド(52.62キロ)

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ: 156ポンド(70.76キロ)
アーロン・クルーズ: 155ポンド(70.31キロ)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ: 134.5ポンド(61.0キロ)
マリオ・バウティスタ: 135.5ポンド(61.46キロ)

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Interview UFC UFC259 カイラ―・フィリップス ソン・ヤードン ブログ

【UFC259】チーム・アルファメール在住ソン・ヤードン「ユライアのパッションに感じられるだけで──」

【写真】計量時のソン・ヤードン。下にあるZOOMインタビュー時の輪郭と比較すると、相当にハードな減量を行っていることが伺える (C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC259「Blachowicz vs Adesanya」でソン・ヤードンが、カイラ―・フィリップスと対戦する。

オクタゴン6勝目(※1分0敗)を目指す──躍進、中国MMAパワーを象徴する23歳のファイターに、アルファメールの現状とともに今回の試合への意気込みを尋ねた。


──土曜日の夜にカイラ―・フィリップスと対戦します。今の調子はいかがですか。

「凄く調子は良いよ。なんたって10カ月も練習を続けてきたんだから」

──昨年5月にアジア人ファイターとしては、コロナ・パンデミック以降真っ先に試合が組まれたソン選手ですが、そこから試合間隔が空いてしまいました。

「他の試合のオファーもあったけど、相手のケガで試合が実現しなくて。発表される前の試合だったし、結果的にこうやって10カ月も試合の機会が巡ってくるのを待たないといけなくなってしまったんだよ。

COVID19は世界中の全ての人々に影響を及ぼした。MMAでも、この機会にチャンスを得た選手もいるし、失くした選手もいる。でもUFCはこの困難な状況で本当に素晴らしい仕事を成し遂げたと思っている。だから試合がなかったことに関してストレスは感じていたけど、そこは理解しないといけないって分かっていたよ」

──ところでソン選手の母国、中国から新型コロナウィルスが発生しましたがサクラメントにいてご家族など心配ではなかったですか。

「そうだね、現実問題として中国に帰国すると長期間の隔離措置をとる必要があって僕は家族にはずっと会っていないんだ。そしてサクラメントでトレーニングに集中してきた。でも今では中国は最もコロナウィルスを抑え込んだ国だし、家族のことは心配していないよ」

──反対と言えば母国にいればより安全なのですが、50万人が命を落とした米国で濃厚接触のMMAのトレーニングを続けているわけですね。

「その通りだね(笑)。もし感染するようなことがあれば、僕の世代はそれほど重症化する恐れはないけど、医療費がどれだけ掛かってしまうのかっていう点は本当に心配だよ。僕の友人でも感染した者もいるしね。でも、予防対策をしながらトレーニングするしかない。それにサクラメントにいる中国人ファミリーが、凄く僕を助けてくれているから。何かあっても、僕は大丈夫だよ」

──ところで私たちも把握できないほど、チーム・アルファメールは出入りの激しい状況になっていますね。

「確かにチームを離れた選手がいるけど、僕にとってアルファメールは最高のチームだよ。重量級の選手はいないけど、これだけ自分のウェイトのファイターが揃っているジムは他にないからね。

それにさ、ファイターもそれぞれの生活がある。結婚したらまた状況も変わって来るし、しょうがないからチームを離れるしかない選手もいるしね。僕も人の出入りは本当に多くみてきた。人は一つの場所に一生いるってことはないだろうし。でも、僕にとっては最高のチームなんだ。

ユライアは海外からやってきた選手に対し、全く何の偏見も持たず公平に接してくれる。それに42歳になっているのに、今も毎日練習を続けているんだ。ユライアのパッションを間近で感じられるだけで、僕も頑張ることができる。本当にユライアだけでなく、他のコーチとの関係も家族のようなんだよ」

──ではカイラ―・フィリップスの印象を教えてください。

「髪の毛が多い(笑)。カラテ・スタイルのような打撃を使うよね。でも柔術も上手い。全ての局面において、良いファイターだと思うよ」

──テイクダウンをどれだけ防ぐことができるのかが、カギを握ってきそうです。

「実は以前にヒザのケガをして、レスリングのトレーニングはそれほど行えない時期があったんだ。でも、この2年間は徹底してレスリングの練習をしてきたから、そこは自信を持っているよ」

──同じ夜にバンタム級タイトル戦があります。勝利予想をしてもらえますか。

「アルジャメインが勝つと思う。グラップリング能力で、大きくピョートル・ヤンを上回っているからね。良い試合になると思うけど、アルジャメインがチャンピオンになるよ」

──群雄割拠、激しい生き残り合戦が繰り広げられているUFCバンタム級戦線ですが、現状でのソン選手のターゲットを教えてください。

「決して大きなゴールではないけど、今年中にトップ10になりたい」

──トップ10、トップ5の間違いじゃないですか。

「でも、君の言う通りUFCバンタム級は本当にコンペティティブだから。直近のゴールをトップ10に定めているんだ。もちろん、そこからトップ5を目指したいよ。でも、一歩一歩時間をかけてステップアップしていこうと思う」

──すでに中国人女子選手はジャン・ウェイリのように世界の頂点に立ったファイターがいます。ソン選手は成長著しい中国MMA界にあって、自分の果たすべき役割をどのように捉えていますか。

「まだ全てにおいて始まったばかりだよ。技術的にもまだまだ成長させないといけない。7年間戦ってきたけど、自分自身ではまだキャリアの長いニューファイターだと思っているよ(笑)」

──今日はインタビューを受けていただきありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。僕はこれまで2度、日本に行ったことがあって。東京と横浜を尋ねて、本当に日本のことが好きなんだ。だから日本ファンにも今週末、僕の試合を楽しみにしてほしい」

■視聴方法(予定)
3月7日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOライブ

■UFC259対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヤン・ブラボヴィッチ(ポーランド)
[挑戦者]イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス(米国)
[挑戦者]ミーガン・アンダーソン(豪州)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ピョートル・ヤン(ロシア)
[挑戦者]アルジャメイン・ステーリング(米国)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マカチェフ(米国)
ドリュー・ドパー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ(ブラジル)
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ(米国)
ケイシー・ケニー(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
ソン・ヤードン(中国)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス(米国)
アスカル・アスカロフ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
ジョーダン・エスピノーサ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ブレイディ(米国)
ジェイク・マシューズ(豪州)

<女子ストロー級/5分3R>
リヴィア・ヘナタ・ソーサ(ブラジル)
アマンダ・レモス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
アーロン・クルーズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
マリオ・バウティスタ(米国)

The post 【UFC259】チーム・アルファメール在住ソン・ヤードン「ユライアのパッションに感じられるだけで──」 first appeared on MMAPLANET.

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UFC ESPN08 UFC Result アリスター・オーフレイム クラウジア・ガデーリャ ソン・ヤードン ダン・イゲ ブログ

【UFC ESPN08】試合結果 コロナの時代のUFC3連戦、トリでアリスターがハリスに勝利

【写真】豪快なハイキックからの追い打ちで復活Vを挙げたアリスター(C)Zuffa/UFC

5月16日(土・現地時間)にUFC on ESPN08「Overeem vs Harris」がフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで行われた。

コロナの時代のUFC3連戦のトリは、アリスター・オーフレイムがウォルト・ハリスにTKO勝ち。好勝負となったクラウジア・ガデーリャ✖アンジェラ・ヒルは前者がスプリット判定をモノにしている。

フェザー級転向のエジソン・バルボーサは省エネファイトが響き、ダン・イゲに逆転スプリット負け、ソン・ヤードンはマルロン・ヴェラに判定勝ちを収めている。

UFC on ESPN08「Overeem vs Harris」
<ヘビー級/5分5R>
○アリスター・オーフレイム(オランダ)2R3分00秒
TKO
詳細はコチラ
×ウォルト・ハリス(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○クラウジア・ガデーリャ(ブラジル)3R
判定
詳細はコチラ
×アンジェラ・ヒル(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ダン・イゲ(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×エジソン・バルボーサ(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
○クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)3R
判定
詳細はコチラ
×エリク・アンダース(米国)
<バンタム級/5分3R■>
○ソン・ヤードン(中国)3R
判定
詳細はコチラ
×マルロン・ヴェラ(エクアドル)
<ウェルター級/5分3R>
○ミゲール・バエザ(米国)2R0分18秒
KO
×マット・ブラウン(米国)
<ミドル級/5分>
○ケヴィン・ホランド(米国)3R
判定
×アンソニー・ヘルナンデス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジガ・チカゼ(ジョージア)3R
判定
詳細はコチラ
×アーウィン・リヴェラ(メキシコ)
<フェザー級/5分3R>
○ネイト・ランドヴェール(米国)3R
判定
×ダレン・エルキンス(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○コートニー・ケイシー(米国)1R3分36秒
腕十字
×マラ・ロメロ・ボレッラ(イタリア)
<ヘビー級/5分3R>
○ホドリゴ・ナシメント(ブラジル)3R
判定
×ドンテイル・メイス(米国)


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Report UFC UFC ESPN08 ソン・ヤードン ブログ マルロン・ヴェラ

【UFC ESPN08】ソン・ヤードン、マルロン・ヴェラとの激しい打撃戦で2つのラウンドを取り判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン(中国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
マルロン・ヴェラ(エクアドル)

結局のところ、ユライアの計量は何であったのか──とうぐらい、普通にオクタゴンに上がったソン・ヤードン。ややクラウチングのソン・ヤードンに対し、ヴェラはアップライトで構える。ソン・ヤードンが右オーバーハンドを振るい、離れたヴェラにローを蹴る。近い距離ではヴェラはガードを固める。ローを蹴り合った両者、ソン・ヤードンがガードの上から右ハイを蹴っていく。ヴェラの前蹴りに右を振るうソン・ヤードンは、ガードごとヴェラの頭を左フックで打ち抜いていく。左ミドルをキャッチしたソン・ヤードンが、ケージにヴェラを詰める。首相撲から前に出たヴェラは離れて、左カーブキックを走らせる。

続いて太腿を蹴ったヴェラだが、左フックを被弾。ヴェラが首相撲に取ろうとしたところでフックを当てたソン・ヤードンは、逆にケージに押し込むとボディにパンチを入れる。体を入れ替えたヴェラが足の付け根にヒジ、ソン・ヤードンがヒザ蹴りからエルボーを打っていく。ボディにヒザを返したヴェラだが、微差でラウンドを落としたか。

2R、右ローに続き、右ミドルを入れたソン・ヤードンが、踏み込んで右ストレートをヒットさせる。ソン・ヤードンはガードの上からパンチを見せ、続いて腹に右を打ち込む。細かいパンチで前に出たヴェラは首相撲も、ソン・ヤードンが離れる。いつものような打撃と組みの連係にスピードがないヴェラだが、左ミドルを蹴る。ソン・ヤードンが右を返し、ボディから左フック、そして右を当てる。続いてフックを連打したソン・ヤードンは、左に回りながら鋭い踏み込みを見せ、左フックをヒットさせる。

ヴェラはワンツー、ソン・ヤードンが左ジャブを返し、右フックをテンプルに打つ。ヴェラの突っ込みに離れたソン・ヤードンが、ヒザ蹴りを受けながら組みつく。体を入れ替えたヴェラが、ここでパンチを連打。ソン・ヤードンも思い切りパンチを返し、ヴェラがエルボーを当てる。この打ち合い後、動きが落ちたように見えたヴェラだが、重い左ボディを打ち込みソン・ヤードンの動きが一瞬止まるシーンも。終盤に盛り返したヴェラが、最終回に望みをつないだ。

3R開始直後にテンカオを入れたヴェラ。組んだソン・ヤードンがケージに押し込み、時間を使う。押し込み返したヴェラは小外掛けでテイクダウンし、一気にマウントを狙う。素早い反応でクローズドガードに戻したソン・ヤードンだが、エルボーを被弾。ヴェラは立ち上がってボディを殴り、顔面にパンチを落とす。足を捌いてパスを狙ったヴェラ、ソン・ヤードンがケージにもたれて立ち上がる。

そこでボディを打ったヴェラは離れると、フックをブロックしワンツーから左を振るう。さらに左ミドルを蹴ったヴェラに対し、ソン・ヤードンが左ロングフックを届かせる。前に出てきてヴェラに左を当てたソン・ヤードンは、ボディフックにもアッパーを入れる。ヒザ蹴りから左ストレートを伸ばすヴェラがワンツー、ソン・ヤードンもワンツーを返す。ならばとヴェラはパンチからヒザ蹴り、ソン・ヤードンがアッパーを見せると組みついてケージに押し込む。

回ろうとしたところでテイクダウンを取られたソン・ヤードンだが、すぐにスタンドに戻りテイクダウンを狙う。スプロールしたヴェラがバックを伺うと、ソン・ヤードンが自らガードへ。ヒジを落とし、スクランブルでバックに回ったヴェラは最後にマットに手をついて蹴りを見せタイムアップに。

初回はソン・ヤードン、最終回は確実にヴェラ。2Rがどう判断されたか──結果、ジャッジ3者が29-28をつけてソン・ヤードンが判定勝ち。ヴェラは結果に納得せず、握手を拒否した。