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【Road to UFC 2025】吉田、山内、伊藤、井村、青井、中村、神谷、エフェがアジア太平洋トーナメントへ

27日(木・日本時間)、UFCはRoad to UFC第4シーズン(Road to UFC 2025)の開催を正式に発表した。5月22日(木)と23日(金)の2日間にわたって、昨年と同様に中国は上海のUFC PIから本戦契約を勝ち取るためのトーナメント戦が開幕する。
Text by Shojiro Kameike

今年のRTUはフライ級、バンタム級、フェザー級、そしてライト級の4階級で開催。従来のアジア圏に加え、オーストラリアとニュージーランド=オセアニア圏のファイターも参戦することになった。そんなアジア太平洋圏のRTUに出場が決定した選手の名前をお伝えする。


■フライ級
吉田開威(日本)
山内渉(日本)
アグラリ(中国)
イン・シュアイ(中国)
ムリドゥル・サイキア(インド)
ナムスライ・バットバヤル(モンゴル)
リオ・ティルト(インドネシア)
アーロン・タウ(ニュージーランド)

■バンタム級
伊藤空也(日本)
井村塁(日本)
チュングレン・コレン(インド)
ピーター・ダナソー(タイ)
カイ・シャン(シンガポール)
ソラン・ランポ(中国)
ティ・ハイタオ(中国)
ヴァン・イ・ギエム(ベトナム)

■フェザー級
青井人(日本)
中村京一郎(日本)
アヘジャン・アイリヌアー(中国)
リー・カイウェン(中国)
ユン・チャンミン(韓国)
ソ・ドンヒョン(韓国)
パク・オジン(韓国)
セバスチャン・スーレイ(豪州)

■ライト級
神谷大智(日本)
エフェヴィガ雄志(日本)
デニ・ダファ(インドネシア)
ドン・マーファン(豪州)
ジャック・ベッカー(豪州)
パク・ジェヒョン(韓国)
キム・サンウン(韓国)
レン・ヤーウェイ(中国)

オセアニア勢の出場はこれまでも噂されてきたが、特に豪州のフィーダーショーであるエターナルMMAの影響が強く見える。その意味では伊藤空也と神谷大智もエターナルの実績が評価されたといえるか。UFCとしてはアジアのみだとビジネス面で難しいため、近年特に力を入れているオセアニア地域の選手を取り入れたという見方もある。

日本からは各階級2ずつがエントリーしている。これは各国のバランスから考えると、いまだ日本のファイターに対する評価があるともいえるか。ここにエントリーしている日本人ファイターが、国内でベストの実績を挙げているとは言い切れない。しかし、ベストになろうというファイターが選ばれた――というのが実感だ。それはおそらく各国も同じ。出場メンバーの詳細については今後お伝えしていくとして、今年のトーナメントも熾烈な戦いとなることは間違いないメンバーだ。

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45 Eterna Eternal MMA92 MMA MMAPLANET o UFC キック セバスチャン・スーレイ テイザー・マローン ボクシング

【Eternal MMA92】序盤2RでKOしきれなかったスーレイ。スプリット判定で、マローン下し王座防衛も……

<Eternal MMA豪州フェザー級選手権試合/5分5R>
セバスチャン・スーレイ(豪州)
Def.2-1:48-47.48-47.47-48
テイザー・マローン(豪州)

マローンの蹴りに、思い切りワンツーからスリーとフックのコンビを繰り出したチャンピオン。気勢をそがれたマローンは、スイッチをするが踏み込んで手を出すことができない。回るマローンに対し、踏み込んで右を打ったスーレイは組まれて離れる。ワンステップで踏み込み、右を伸ばすスーレイ。マローンは組みを切られると、頭を下げて右を振るう。マローンの右ローで姿勢を乱したスーレイは、組みを突き放す。と、素早い踏み込みから王者はワンツーを放つ。挑戦者はローを蹴っていくが、ボディを殴られケージに下がる。完全に腹を庇う構えのマローンだが、スーレイはボディを抉る。最後は組んでバックに回ったスーレイが初回をリードした。

2R、サイドキックで関節を狙うマローン。スーレイは右ストレートを当てる。カーフに構えを変える場面もあったチャンピオンだが、またもボディを打ち抜き顔面にもパンチをまとめる。必死に組もうとするマローンだが、ダーティボクシングでパンチをまとめられる。それでもケージに押し込んだ挑戦者に対し、スーレイは簡単に体を入れ替える。そして間合いを取り直すと、フック&アッパーを決める。マローンも左を返したがパンチをまとめられシングルレッグへ。アンクルピックを切って、背中を譲りつつ正対したスーレイがヒザをボディに突き上げる。

ヒザを続けたスーレイは、顔面にフックを連打する。マローンは腹を守り、頭をガードして密着するが、これでは組みの展開にも持ち込めない。離れたスーレイは左ミドルハイ、そしてボディフックを続ける。マローンが組んでケージへ。ワキを差し返したスーレイに、マローンはヒジを打つ。このタイミングでスーレイが距離を取り、時間となった。

3R、スーレイが右ロー。マローンが左インローを返す。左ボディに右を返したチャレンジャーは、懸命に殴られない位置を取ろうとしている。ならばとスーレイは左ハイ、組みを狙われるとボディを殴る。マローンはカーフから組んで、バックへ。後方に引きずるようにテイクダウンを狙うと、ヒザをついたスーレイにフック、そしてRNCを狙う。チャンピオンは正対して、ダブルアンダーフックから離れる。右ミドル、左フックをヒットさせたスーレイは、UFCを考えるならそろそろ仕留めたいところだ。しかし、右を空振りしマローンに組まれると、右足を抱えられテイクダウンを取られて3Rが終わった。

4R、スーレイはミドルを蹴って、スイッチ。オーソに戻して左ボディを狙う。組もうとしたマローンは投げを防ぎ、左を打ち込む。それでもスーレイが組んでバックに。マローンが正対したタイミングで離れたスーレイが、右を伸ばす。初回、2Rと違い倒せる空気がなくなってきたチャンピンは、自らクリンチを選択する。マローンのエルボーで、距離を取り直したスーレイが前蹴りを繰り出す。試合はすぐにクリンチの攻防となり、スーレイがワキを潜ってバックへ。マローンが正対し、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。スクランブルでバックに回ったマローンはネルソンを解いて、エルボーを入れる。さらに後方からのパンチ、両足をフックしてRNC狙いと完全に形成逆転。最後もエルボーを落としたマローンがラウンドを取った。

最終回、スイッチして蹴りのマローンに対し、スーレイが組んでバックに回る。組んで時間を稼ぎ、序盤の貯金で逃げ切りを図るつもりか。一度、間合いを取り直したチャンピオンは直後にダブルレッグへ。ケージを背負って切ったマローンが打撃、スーレイが組みと戦い方が真逆に。スリップしたマローンに組んだスーレイは、ここもバックへ。マローンが正対すると、シングルで押し込むチャンピオンはエルボーを受けながらもバックへ。

挑戦者がすぐに正対し、試合はクリンチの攻防が続く。残り100秒で離れた両者。ここでスーレイが組みに行き、エルボーを被弾する。それでも蹴りに右アッパー、続いて左フックでダウンを奪う。マローンはたまらず組みへ。スーレイは、ここで組み合いを選択してバックへ。マローンが胸を合わせると、間合いを取り直したスーレイはなんとダブルレッグからクリンチ、そのまま時間を迎えた。

結果はスーレイがスプリット判定勝ち。「ダナ、ショーン、俺がチャンスをくれ」とUFC行きをアピール。とはいえ、この試合がコンテンダーシリーズばりの査定マッチであるなら勝ってもサインはなし──そんなスプリット判定勝ちだった。


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【Eternal MMA92】UFC前夜に、火の玉コング=平川智也が体重オーバーのフィルポット戦を了承

【写真】UFCの前夜に1年5カ月振りの勝利を手にすることができるか (C)ETERNAL MMA

8日(土・現地時間)、豪州はローズヒルのローズヒルガーデンズ・レースコースでEternal MMA92が開催される。日本から修斗で活躍してきた平川智也が出場する今大会はEternal MMAらしくUFCファイトウィーク、UFC312の前夜に行われる。
Text Manabu Takashima

UFCの会場となっているクドスバンク・アリーナから、Eternalが開かれるローズヒルガーデンズ・レースコース──つまりは競馬場まで、有料の自動車専用道路を使用すると僅か6.2キロしか離れておらず、10分もかからない。そして日曜日のPPVショーにはライト級王者だったクイラン・サルキルド、トム・ノーラン、元フェザー級王者ジャック・ジェンキンス(HEX FSでも6戦を経験)というEternal MMA卒業生が4選手が出場している。


ちなみにライバルのHEX FSからも元ウェルター級王者ジョナサン・ミカレフ、バンタム級王者コルビー・シックネス、ジミー・クルートが参戦。ジェンキンスを加えると4×4で、ここでも豪州ドメスティックMMAプロモーションの覇権争いは互角の様相を呈している。

ともあれ、これだけの元Eternal MMAファイターが翌日に世界最高峰で戦うのだから、メインとコメインのベルトを賭けて戦うウェルター級=スティーブン・コステロ×デヴィッド・マルチネス、フェザー級=セバスチャン・スーレイはコンテンダーシリーズ並みの一発勝負に、明日の一番に賭けてくるに違いない。

コメインでマローンの挑戦の受けるフェザー級王者スーレイはキャリア7勝1敗。対するチャレンジャーは4勝0敗で、スーレイは日本のSASUKEとの対戦がまとまらなかった過去がある。表現方法は悪いが、綺麗なレコードをもってこの日を迎えたかった感はある。

そんななか4週間前に代役出場が決まった平川は今日の計量を61.5キロでパスしたが、対戦相手のVTJ、ONE WS、ACBベテランのアラン・フィルポットは62.5キロで計量失敗。フェザー級のリミットは61.2キロ+500グラム規定なので800グラムのオーバーとなっている。

平川陣営はキャッチ戦となる一戦に合意し、フィルポットのファイトマネーの50パーセントを得ることとなった。その平川、プロモーションの対戦カードではTOMOとだけ書かれ、ずいぶんと端折られた感もある一方で、Fire Ball KONGというニックネームが与えられている。もちろん、平川の師匠筋の五味隆典への尊敬の念から名づけられたニックネームだ。

過去3戦、修斗で勝利のない平川だが、Fire Ball KONG=火の玉コングの名にふさわしい吹っ切れたファイトに期待したい。


■視聴方法(予定)
2月8日(土・日本時間)
午後5時00分~UFC Fight Pass

■Eternal MMA92メイン対戦カード

<Eternal MMA豪州ウェルター級王座決定戦/5分5R>
[王者]スティーブン・コステロ(アイルランド)
[挑戦者]デヴィッド・マルチネス(豪州)

<Eternal MMA豪州フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]セバスチャン・スーレイ(豪州)
[挑戦者]テサー・マローン(豪州)

<バンタム級/5分3R>
アラン・フィルポット(英国)
平川智也(豪州)

<ミドル級/5分3R>
キャム・ロウストン(豪州)
アルフレッド・スタッダート(ジンバブエ)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エッチェル(豪州)
ショーン・パーカー(豪州)

<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・ストックマン(豪州)
ブレア・ブレタッグ(豪州)

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