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45 LFA LFA201 MMA MMAPLANET o アブ・ムスリム・アリクハノフ ジョゼ・デラーノ

【LFA201】7勝0敗のダゲスタン戦士のTDを切り続けたジョゼ・デラーノが左ストレートで初回KO

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・デラーノ(ブラジル)
Def.1R3分46秒by KO
アブ・ムスリム・アリクハノフ(ロシア)

サウスポーのデラーノに対し、アリクハノフが右ミドルを蹴ってバランスを崩す。すぐに立ち上がったアリクハノフのテイクダウン狙いをデラーノが、3度に渡りスプロールする。左ストレートで距離を詰めようとするデラーノは、その後もテイクダウンを切り続ける。アリクハノフはジャブから右を被弾し、リードフックも受けて組めない。序盤のテイクダウン狙いの失敗と被弾で、組みの勢い自体が弱まっているアリクハノフは、ダブルレッグを切られワンツーで殴れる。組みつくようにヒザをついたアリクハノフを殴るデラーノは、シングルを切って立ち上がる。

アリクハノフも続いたが、左ストレートを打たれてダウン。勝敗は決した。14勝3敗のブラジル人が、7勝0敗のダゲスタン・ファイターを駆逐し「今夜のパフォーマンスには満足している。1RでKOするために練習している。そして、やり遂げた。ベルトを取る準備はできている」と話した。結果、ブラジル×ロシアの対抗戦は1-1 & 1NCとなった。


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45 AB LFA LFA197 LFA201 MMA MMAPLANET o UFC YouTube ウラジミール・カヌニコフ エド・ソアレス クレベルソン・ソウザ ショーン・シェルビー ジョゼ・デラーノ ナターシャ・クジウチナ パウロ・エンヒッキ ホージー・コンセイソン マルコス・デグリ ヤズミン・ギマリャエス ラニー・シウバ リンコン・サントス

【LFA201】ブラジルで伯×露のチーム戦が組まれた理由。ソアレスCEO「LFAで戦えば世界中のどこでも」

【写真】米国でこれだけ国際戦を組むことができるのは、それだけ米国在住の非米国人ファイターが多いということ。ドメスティックファイトのバジェッドで国際戦が組めるのは強みだ(C)MMAPLANET

7日(金・現地時間)、ブラジルはカジャマルのジナージオ・ド・ポビーリョで開催されるLFA201「Conceicao vs Silva」では既報の通り、ブラジル×ロシアの国別対抗戦が組まれている。
Text Manabu Takashima

7年間で300人以上のファイターをUFCに送り出し、現時点のUFCとの契約下ファイターの14パーセントがLFAで戦ったことがある。さらにUFCのオフィシャルランキングにはLFA出身ファイター38人がランクインされている等々、#01フィーダーショーとして活動を続けるLFAだが、基本──振り落とすのが困難なほど、人材の宝庫であるブラジル大会は同国の選手によるドメスティックショーが基本だった。


国際戦が組まれてもアルゼンチン、コロンビアなど南米のファイターぐらいだったが、今大会の国別対抗戦に先立ち昨年11月のサンパウロ大会=LFA197では暫定女子ストロー級王者ナターシャ・クジウチナがヤズミン・ギマリャエスを相手に防衛戦を戦っている。

今年に入って2大会を米国内で消化しているLFAだが、メインンカード13試合に出場した26選手のうち米国人ファイターは14人で、他の国の選手は12名と46パーセントが開催地のパスポートを持っていない。また国際戦の割合は6割を超え、非米国人対決も5試合を数える。

LFAのエド・ソアレスCEOは「国際戦、国際大会を増やしてく」と同プロモーションの方向性を語っているが、ブラジルでロシアとの対抗戦が組まれたのはまた違った理由がある。UFCの前段階で何が必要か──そこを追求するLFAの姿勢が見て取れた。

エド・ソアレス
「多くのブラジル人ファイターが、ロシアに遠征をして困難な状況下で試合をしてきた。ロシア×ブラジルという対決が常にロシアで実施されている現状を打破し、ブラジルでロシア人選手とブラジル人選手を戦わせる機会を設けたわけだ。加えて……時折り、ロシアではフィニッシュをしない限り、他の国の選手は判定勝ちができないという試合が見られている。ブラジル人×ロシア人をブラジルで行っても、オフィシャル・コミッションの管轄下で、フェアなジャッジで試合が遂行されるという良い例を今回のイベントで示したい。

ブラジル大会だから、ブラジル人を勝たせるということではない。だから対戦相手はタフなロシア人選手を用意している。LFAが求めているのは、イージーファイトでフィニッシュ勝利を挙げるということではない。それはショーン・シェルビーも共通認識で。UFCに行くための準備をファイトウィークを通じて経験してもらい、ここで勝ち上がってUFCでも勝てる力をつけることなんだ。LFAで戦えば、世界中のどこでも戦える。そういう試合を組んでいくつもりだ」

■視聴方法(予定)
2月8日(土・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
LFA201「Conceicao vs Silva」

■ メイン対戦カード

<LFA女子ストロー級選手権試合/5分3R>
[王者]ホージー・コンセイソン(ブラジル)
[挑戦者]ラニー・シウバ(ブラジル)

<LFA暫定フライ級王座決定戦/5分3R>
マルコス・デグリ(ブラジル)
リンコン・サントス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・デラーノ(ブラジル)
アブ・ムスリム・アリカハノフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
パウロ・エンヒッキ(ブラジル)
ウラジミール・カヌニコフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・ヴィエイラ(ブラジル)
ウラジーミル・デインコ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・ペライア(ブラジル)
ジャンデルソン・バヘット(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
フィリッピ・ギダーニ(ブラジル)
ジョン・ブライアン(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
クレベルソン・ソウザ(ブラジル)
リンコン・サントス(ブラジル)

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45 AB K-1 LFA LFA201 MMA MMAPLANET o UAEW UFC アブ・ムスリム・アリカノフ ウラジミール・カヌニコフ ジョゼ・デラーノ パウロ・エンヒッキ ブログ ホージー・コンセイソン マルコス・デグリ ラニー・シウバ リンコン・サントス

【LFA201】ブラジルで女子ストロー級選手権&フライ級王座決定戦。そしてブラジル×ロシアの対抗戦

【写真】仕切り直しの王座防衛戦に挑むコンセイソン(C)Zuffa/UFC

7日(金・現地時間)、ブラジルはカジャマルのジナージオ・ド・ポビーリョでLFA201「Conceicao vs Silva」が開催される。前回大会で節目の200回大会を終え、2017年1月の活動スタートから300人以上のファイターがLFAを経て、UFCにステップアップを果たしている。
Text Manabu Takashima

現在UFCのロースターの14パーセントがLFA出身で、38人がランクイン。次なる節目となる300回大会を目指し変わらず精力的に活動するLFAにとって、今大会は20度目のブラジルでのイベントとなる。#01フィーダーショーの王座はUFCへのチケット、そのベルトを賭けて2階級の防衛戦が組まれているほか、今大会では3×3のTeam Challenge=国別対抗戦という新しい試みも実施される。


メインでラニー・シウバの挑戦を受ける女子ストロー級王者ホージー・コンセイソンは、2023年7月に暫定王者となり正規王者のジュリア・ポラストリと統一戦が組まれる予定だった。が、ポラストリがコンテンダーシリーズからUFCと契約したことで、正規王者に昇格している。

ブラジルのレスリング王者という肩書を持つコンセイソンは、昨年のコンテンダーシリーズで敗北を喫し、キャリアの仕切り直しとなる王座防衛戦に臨む。挑戦者シウバはキックのブラジル王者で、MMAグローブ着用のキックボクシングSFTでは女子ストロー級チャンピオンに輝いている。

そのシウバ、LFAで4勝1敗のレコードを残すと昨年8月にK-1 GPブラジル大会に出場して判定勝ち、続いて9月にはUAEWで戦いヒールフックで一本勝ちしている。砂漠から南北アメリカ大陸の#01フィーダーショーに戻ったシウバはまだ22歳、UFCが求める素材といえる。

王者エドゥアルド・シャポリン・エンヒッキが、20周年を迎えたTUFへの出演を画策中のフライ級戦線で、暫定王座が設けられることとなった。同王座をコメインで争うのはマルコス・デグリとリンコン・サントスだ。

タイランデス、つまりタイ人というニックネームを持つテグリは、ムエタイのブラジル王座を持つ一方でブラジリアン柔術でも黒帯──キャリア11勝(※3敗)のうち6試合がKO勝ちで、4試合が一本勝ちというウェルラウンディット・ファイターだ。

対するサントスはリオ最大、つまり世界最大のフェベイラ(スラム)=ホシンヤ出身のファイターだ。ドラッグが横行し、巨大ギャングの巣窟となっているスラムでは、子供たちの未来を切り開くためソーシャル・プロジェクトで長らく行われてきた。

サントスはそのなかで、ジエゴ・ブシェシャがムエタイを指導するというホシンヤ・プロジェクトに8歳で参加し、未来を切り開いた。ムエタイの国内王者となってMMAを戦うサントス、ホシンヤ・プロジェクトの成功例といえる。とはいえ富を求めるのであれば、今回の王座決定戦でデグリに殴り勝ち、LFAからUFCを目指すレールを敷いているに違いない。

世界を目指すための生き残り合戦の場で、ブラジルとロシアの3×3の対抗戦が組まれた。フェザー級、ライト級、ヘビー級で行われる王国×帝国のチーム戦。ジョゼ・デラーノ、パウロ・エンヒッキ、そしてアンドレ・ヴィエイラというブラジル勢の合計戦績は41勝15敗。一方、アブ・ムスリム・アリクカノフ、ウラジミール・カナヌコフ&ウラジーミル・デインコは40勝7敗……。

何もフィーダーショーでそんな勝負に出ることはないという声も聞かれそうだが、力があり、レコードも持つ彼らは更なるタフファイトを勝ち抜ぬくことでしか、世界最高峰から声が掛からないことが分かっている。楽な道がないことを知り抜いているからこそ、LFAでUFCとサインする力でなくUFCで勝ち残る力を養う。UFCのレベルアップが、フィーダーショーのレベルもあげ、より厳しい戦いが繰り広げられている。それがLFAの現状といえるだろう。

■視聴方法(予定)
2月8日(土・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
LFA201「Conceicao vs Silva」

■ メイン対戦カード

<LFA女子ストロー級選手権試合/5分3R>
[王者]ホージー・コンセイソン(ブラジル)
[挑戦者]ラニー・シウバ(ブラジル)

<LFA暫定フライ級王座決定戦/5分3R>
マルコス・デグリ(ブラジル)
リンコン・サントス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・デラーノ(ブラジル)
アブ・ムスリム・アリクカノフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
パウロ・エンヒッキ(ブラジル)
ウラジミール・カヌニコフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・ヴィエイラ(ブラジル)
ウラジーミル・デインコ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・ペライア(ブラジル)
ジャンデルソン・バヘット(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
フィリッピ・ギダーニ(ブラジル)
ジョン・ブライアン(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
クレベルソン・ソウザ(ブラジル)
リンコン・サントス(ブラジル)

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45 LFA LFA179 MMA MMAPLANET o アラン・ヴィリャルバ ショーン・シェルビー ジョゼ・デラーノ

【LFA179】右を打ち抜きダウンを奪ったデラーノが、残り5秒でRNCを極めきり完勝

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・デラーノ(ブラジル)
Def.1R4分55秒by RNC
アラン・ヴィリャルバ(アルゼンチン)

ルフィのコスプレ――といっても麦わら帽子を被っているだけだが――で入場のデラーノはLFA6戦目で、これまでに4勝1敗という結果を残している。南米版=日韓戦ともいえるブラジル×アルゼンチン対決に、リオはデラーノにとって完全ホームだ。

左右にステップを踏みつつ、ジャブからワンツーで様子見のデラーノ。ジャブで前に出たヴィリャルバに対し、出入りを繰り返すデラーノがショートのコンビを見せる。遠い距離と、近距離でパンチの質を変えるデラーノはヴィリャルバのロングフックをかわして、ステップインにヒザを狙う。

笑みを浮かべたヴィリャルバが、ジャブから右を伸ばすが当たらない。デラーノはスイッチして左を当てると、ヴィリャルバのステップインからのパンチを頭を振ってかわす。それでもヴィリャルバの手数が増えると、近い距離ではパンチを被弾するシーンも。と思いきやデラーノはヴィリャルバのステップインに右から左のワンツーを合わせてクリーンノックダウンを奪う。鉄槌、パウンドの追撃から背中を見せたヴィリャルバに両足をフックし、残り5秒でRNCを極めた。

BTTの師匠ムリーロ・ブスタマンチと抱き合ったデラーノは、麦わら帽子を被って勝ち名乗りを受けた。「距離が鍵だとインタビューで言っていた通りになった。ブラジルとアルゼンチンというライバル対決は凄くプレッシャーになったけど、ゲームプラン通り戦えた。そして最後はサブミッションできた。ママ、誕生日おめでとう」と話したデラーノは、「もう前から準備はできているけど、より状況は整った。僕は最高のチームで、マスター・ムリーロ・ブスタマンチ、マスター・ヴィトー・ピメンタの指導を受けている。ダナ、ショーン・シェルビー、連絡を待っている」と言葉を続けた。


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LFA LFA166 MMA MMAPLANET o UFC ガブリエル・サントス ジョゼ・デラーノ ファブリシオ・ソアレス

【LFA166】14勝1敗のソアレスを完封。ショートの単打を連続するジョゼ・デラーノが3-0の判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・デラーノ(ブラジル)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ファブリシオ・ソアレス(ブラジル)

過去に計量失敗など、LFA王座に2度絡んでいるデラーノは王座決定戦で現UFCファイター=ガブリエル・サントスに敗れて以来の再起戦で、14勝1敗のソアレスを迎える。開始直後に左ハイを見せたソアレスだが、直後のワンツーでアイポークがあったと右目を抑え、試合が中断する。再開後、デラーノはワンツーで前に出てジャブを当て、右ストレートに続ける。ステップインからの右がヒットするデラーノは、組んできたソアレスを逆にボディロックで捉えてケージに押し込む。両ワキを差す形になったデラーノが首相撲からヒザをボディに入れ、左エルボー。さらにヒザを続ける。

この間に体を入れ替えたソアレスのダブルレッグを切ったデラーノは、シングルも余裕を持って防ぎヒザを突き上げる。ここでデラーノは離れて、左ロー&ボディ。続いて右ストレートを入れたデラーノは、左ミドルハイから左ストレートを決める。さらには右を空振りし、ダブルで組みつかれながらボディロックテイクダウンを決めたデラーノが、サイドで抑えて殴っていく。デラーノはソアレスのバギーチョークを察知して防ぎ、ギロチンを仕掛けたところで時間となった。

2R、右ボディを入れたソアレスだが、デラーノのパンチのコンビの前にバランスを崩し、左ストレートを被弾して動きが一瞬止まる。デラーノは左ストレートを続け、オーソでは左ジャブを当てる。ソアレスも左ハイを狙うが、かわしたデラーノがワンツー、続いてテンカオを決める。さらに右エルボー、左ストレートというコンビを見せたデラーノが、近い距離で細かいパンチを当て、ソアレスの踏み込みに合わせて組みつきテイクダウンを決める。

背中を取ったデラーノは、落とされそうになるのを修正して両足をフックする。それでも乗り過ぎで下になりかけると、キムラを潰されサイドを許す。ソアレスはスクランブルでダースチョークをセットし、ヒザを頭に突き刺す。デラーノはボディロックに取り、頭を抜くが払い腰で投げられる。直後に右腕を差して立ち上がり、リバーサルを決めたデラーノが、サイドコントロールでラウンド終了を迎えた。

最終回、ワンツー、前蹴り、左ミドルと積極的に動くデラーノが右をヒットさせる。頭がぶつかった後に、ワンツーからパンチを纏めヒジを決めたデラーノは、さらにワンツーを的確に決める。ソアレスも左を返し、前に出てヘッドムーブも左を打たれ、左ハイを蹴られる。ボディにもパンチを被弾したソアレスは、それでも前に出るがパンチの空振りが目立つ。左で腰が落ちたソアレスは、ついにケージまで後退。上体がブレるような大振りパンチで、とりあえずは間合いを取り直したソアレスだが、引き続き左で殴られる。

左ミドルハイで肩口を狙ったデラーノは、ソアレスに組ませずに左をヒット。ソアレスは後ろ回し蹴りをかわされ、ジャブから右を貰う。コンビというよりも、単打を続けるような独特のデラーノのパンチに反撃の機会が訪れなかったソアレスは、そのままタイムアップを迎え0-3で敗れた。


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DEEP DEEP114 LFA MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC エド・ソアレス ガブリエル・シウバ ジョゼ・デラーノ パンクラス ブラック 佐伯繁 修斗 剛毅會 北岡悟 松嶋こよみ

【DEEP114】元UFC&現LFA=ガブリエル・シウバ戦決定。松嶋こよみ「力を試すうえでは丁度良い相手」

【写真】 剛毅會を離れ、MMAで空手を戦うのではなく空手も生かしたMMAを戦う道を往く松嶋(C)MMAPLANET

7日(水)、7月2日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP114 IMPACTに出場が発表されていた松嶋こよみの対戦相手が、ブラジルのガブリエル・シウバになることがDEEPより発表されている。

佐伯繁DEEP代表曰く日本人選手が対戦を避けるなか、「外国人、強い相手」という佐伯代表と松嶋陣営の想いが合致したファイターが来日を果たすことになった。


(C)LFA

シウバは1994年8月生まれの28歳。

2011年のMMAデビューから8連勝でUFCと契約も2連敗でリリースとなり、その後はコロナ・パンデミックの発生で2年3カ月のブランクを経験している。昨年LFAブラジル大会で実践復帰を果たし、そこからは1勝1敗だ。

スタイル的にはオーソ基調のスイッチヒッターで、乱打戦上等のウェルラウンダーといえる。シウバはLFAで戦い、LFA社長エド・ソアレス率いるブラックハウスのマネージメント配下にある。DEEP陣営から打診を受けたソアレスが挙げたファイターは実はシウバだけでなく、修斗ブラジル・フェザー級王者からLFAに転じたジョゼ・デラーノも候補に挙げられていた。

松嶋自身は「どちらでも良い」というスタンスであったが、所属するパンクラスイズムの北岡悟はシウバの元UFCファイターという肩書に重きをおきシウバをピックしたという話も伝わってくる。そのシウバ、本来5月27日にLFAブラジル大会でラリアン・ドゥグラスと対戦予定で、勝利&ケガがないならDEEP参戦が決まるという状況だった。それがドゥグラスの欠場により、日本へ行き&松嶋と戦うことが5月の最終週には決まっており──松嶋もシウバ対策を進めている。発表まで時間を要したのは、佐伯代表が危惧していたビザ取得のデッドライン問題がクリアになる必要があったという見方ができる。

ともあれコロナ以降のJ-MMAにおいて元UFCファイターの招聘はクリーンヒットに他ならない。また、あくまでもUFCを目指す松嶋は、8月27日の準決勝大会のワンマッチ出場、あるいは来年のRoad to UFC参戦を目指し、このタイミングで試合を戦うことが絶対であった。加えてUFC関係者の目に留まるであろうUFCベテランとの対戦に向け、松嶋こよみは以下のような意気込みを話している。

松嶋こよみ
「勝てない相手とは思えないし、自分の力を試すうえでは丁度良い相手。Road to UFCでは負けられない──やられないという意識で試合に臨んでいたので、今回はもうそういうことは関係なく、本当にKOする。倒すための試合だと思って準備しています」

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LFA LFA143 MMA MMAPLANET o ジャイル・ジェスイノ ジョゼ・デラーノ ブログ

【LFA143】12勝、12の初回勝利はメッキだった……。ジェスイノ、デラーノのヒザ蹴りに1R失神KO負け

<フェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
ジョゼ・デラーノ(ブラジル)
Def.1R3分00秒by KO
ジャイル・ジェスイノ(ブラジル)

タッチグローブ直後に右ローを蹴ったジェスイノだが、空振りに。サウスポーのデラーノは左に回りワンツーで左を逃す。スピニング系の動きを見せるジェスイノは、頭を振ってこねるようなパンチを見せるが、ガードが甘くジャブを被弾する。構えを変え、独特のリズムの打撃もスピードに欠け振りが大きなパンチはデラーノに届かない。逆にワンツーを被弾したジェスイノは、積極的に前に出るが空振りを続ける。

残り半分、左ストレートを当てたデラーノはジェスイノの前進にテンカオを効かせ、テイクダウン狙いに右ヒザを一閃。初回フィニッシュ勝利を続けていたジェスイノだが、この一発で倒れ鉄槌の追い打ちに気を失った。

12勝、6つの初回KOと6つの初回一本勝ちという戦績のジェスイノだが、この試合の動きを見る限り、これまでの対戦相手の力不足により作られたレコードだったようだ。


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LFA LFA143 MMA MMAPLANET o UFC   ウィリアネジソン・パイヴァ カロリーナ・マルチンス ガブリエラ・フェルナンジス ジャイル・ジョズイノ ジョゼ・デラーノ フェルナンド ブルーノ・ロピス マルセロ・マルケス

【LFA143】計量終了 12勝1敗、全て1Rフィニッシュ。平均試合タイム89秒のジョズイノは本物??

【写真】コンテンダーシリーズまで10カ月、この時期のタイトル戦勝者のターゲットはどこになるのか(C)LFA

30日(金・現地時間)、ブラジルの北東部ペルナンブコ州レシフェのジナーシオ・ジ・エスポルチ・ジェラルド・マガリャエスで開催されるLFA143「Lopes vs Paiva」の計量が、29(木・同)に行われている。

LFAのブラジル大会としては、初めてノルデジスチ(北東部)に進出を果たした今大会はライトヘビー級と暫定女子フライ級王座決定戦の2階級のタイトル戦が組まれている。


ライトヘビー級はブルーノ・ロピス×ウィリアネジソン・パイヴァ、暫定女子フライ級はガブリエラ・フェルナンジスとカロリーナ・マルチンスが、ともに王座決定戦戦う。

これらの2つのタイトル選手に出場する4選手とともに、7試合が組まれたメインカード出場選手は誰1人として計量失敗はなかった。

対して6試合が組まれたプレリミでは、そのプレリミメインのミドル級でルカス・フェルナンドと対戦するファビオ・アギラーが、3.8ポンド・オーバーの188.8ポンドで計量を終え、両者の対戦はキャッチウェイト戦で実施されることになった。

今や(おかしな表現方法だが)メジャー・フィーダーショーでさえ、キャリア10戦前後で全勝、もしくは1敗か2敗でないと上位で試合が組まれないというなか、メインカードではタイトル戦以外でウェルター級とフェザー級の一戦に注目したい。

ウェルター級のマルセロ・マルケス✖アウグスト・マチアスは、7勝0敗✖9勝1敗というレコードを持つ者のマッチアップだ。

そしてフェザー級のジョゼ・デラーノとジャイル・ジョズイノは前者が11勝2敗、後者は12勝1敗と抜群の戦績を残している。デラーノは6月大会でフェザー級王座決定戦でマイケル・スタックと対戦し判定勝ちを収めたが、計量オーバーのためベルトを巻くことはできなかった。

そんなケジメの一戦で、デラーノと戦うジョズイノは12勝のうち6試合がKO勝ち、6試合が一本勝ちというパーフェクト・フィニッシャー。しかも、全ての勝利が1Rでこれまでの平均ファイトタイムが1分29秒というモンスター的な記録を残している。

とはいえ対戦相手はデビュー戦、負け越し、勝ち星無しという相手ばかり。ジョズイノにとってデラーノとの一戦は、これらの記録が実力を表す実数なのか、それとも作られたメッキなのかが明らかとなるLFA初陣となる。

■視聴方法(予定)
10月1日(土・日本時間)
午前11時~UFC Fight Pass

■LFA143計量結果

<LFAライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
ブルーノ・ロピス: 204.2ポンド(92.62キロ)
ウィリアネジソン・パイヴァ: 204.8ポンド(92.89キロ)

<LFA暫定女子フライ級王座決定戦/5分3R>
ガブリエラ・フェルナンジス: 125ポンド(56.7キロ)
カロリーナ・マルチンス: 125ポンド(56.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・デラーノ: 145ポンド(65.77キロ)
ジャイル・ジョズイノ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マルセロ・マルケス: 155.4ポンド(70.48キロ)
アウグスト・マチアス: 155.4ポンド(70.48キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイオ・マシャド: 145.2ポンド(65.86キロ)
ガブリエル・シウバ: 145.8ポンド(66.13キロ)

<女子ストロー/5分3R>
マヤラ・タイズ: 115.4ポンド(52.34キロ)
ホゼ・コンセイサォン: 114.8ポンド(52.07キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マイコン・ドゥグラス: 261.4ポンド(118.56キロ)
エジナウド・ノヴァイス: 247ポンド(112.03キロ)

<ミドル級/5分3R>
ファビオ・アギラー: 188.8ポンド(85.63キロ)
ルカス・フェルナンド: 185.8ポンド(84.27キロ)

<フェザー級/5分3R>
レオナルド・ダ・シウバ: 143.4ポンド(65.04キロ)
ネイト・オリヴェイラ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョゼ・アリー: 153.8ポンド(69.76キロ)
カウエ・フェルナンジス: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ミゲル・フェルミーノ: 204ポンド(92.53キロ)
ヴィトー・コスタ: 204.4ポンド(92.7キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ナタリア・アウヴェス: 115.4ポンド(52.34キロ)
イングリッジ・シウバ: 113.8ポンド(51.61キロ)

<フライ級/5分3R>
ルイス・アギラー: 125.2 ポンド(56.78キロ)
カッシオ・アルドゥイーニ: 126ポンド(57.15キロ)

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