カテゴリー
MMA MMAPLANET NEXUS28 o RIZIN コンバット柔術 ジェイク・ウィルキンス ジェイク・ムラタ パンクラス 修斗 小森真誉 河村泰博 渡部修斗 須藤拓真 高城光弘

【NEXUS28】仕切り直し。須藤✖渡部修斗があったからこそ──2月とは違う河村泰博×須藤拓真が見られる!?

【写真】須藤の足関前、足関後の展開がより楽しみになったバンタム級タイトルマッチだ(C)MMAPLANET

27日(金)、NEXUSが8月7日(日)に東京都新宿区GNEスポーツパレスで開催するNexus28と対戦カードを発表し、仕切り直しのバンタム級タイトルマッチが決定した。

2月大会で予定されていた同階級の頂上決戦はチャンピオン河村泰博のコロナ陽性の影響で延期されていた。


その後、河村は4月29日のパンクラス立川大会で高城光弘戦が決まっていたが、対戦相手の負傷で中止に。河村にとって今回の王座防衛戦は昨年11月のVJT以来、9カ月振りの実戦となる。

一方チャレンジャーの須藤拓真は4月のRIZIN TRIGGERで過去に同王座を返上した渡部修斗と対戦しスプリット判定勝ちを収めている。この渡部戦、柔術家としてMMAを戦う信条を持つ須藤にとって、初めてMMAで足関節を極めることができなかった試合となった。それゆえにこれまでのMMAで詰めなかった経験となったはずだ。

足関節を極め切れない場合の処置、下にステイするのかトップをとりに動くのか──チャンピオン河村もまた、須藤✖渡部戦によって挑戦者への理解度が進んだであろう。結果的に、今回のタイトル戦は2月に実現していたケースと比較しても、より進化し、より緻密さが求められる戦いになる。

また今大会ではキャリア15年目を迎える小倉拓也のNexus初陣も決まっている。青森在住、修斗からTTFC、地元興行のGFGを経て札幌のPFCでベルトを巻いた小倉が4年10カ月振りに東京での試合に挑む。対するジェイク・ムラタはパンクラス、Nexus、そしてIREのコンバット柔術とケージの中で結果が残せていない状況が続いている。11月7日の後楽園ホール大会出場へジェイク・ムラタもそうだが、ジェイク・ウィルキンスや小森真誉らの再起が掛かった試合も注目だ。

The post 【NEXUS28】仕切り直し。須藤✖渡部修斗があったからこそ──2月とは違う河村泰博×須藤拓真が見られる!? first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o PANCRASE TSUNE   ジェイク・ムラタ パンクラス 上田将竜 修斗 岩本達彦 平田丈二 有川直毅 木下憂朔 村山暁洋 松岡嵩志 田村一聖 秋葉太樹 粕谷優介 近藤有己 透暉鷹 鈴木一史 鶴屋怜

『PANCRASE 327』試合結果


第2部

第5試合 メインイベント ウェルター級 5分3R
○木下憂朔[ゆうさく](パンクラス大阪稲垣組/1位)
×村山暁洋(GUTSMAN/2位、元王者、元修斗環太平洋同級王者)
1R 1’48” KO (左飛び膝蹴り)

第4試合 コーメインイベント フライ級 5分3R
×秋葉太樹(フリー/3位)
○鶴屋 怜(パラエストラ松戸)
1R 3’42” 裸絞め

第3試合 バンタム級 5分3R
×井村 塁(Nexusense/2位、ネオブラッドトーナメント2020優勝・MVP)
○TSUNE(リバーサルジム新宿Me,We/7位)
判定0-3 (出口27-30/太田27-30/荒牧27-30)

第2試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント決勝 5分3R
×岩本達彦(BLOWS/2位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
○透暉鷹[ときたか](ISHITSUNA MMA/3位、修斗2019同級新人王)
1R 4’30” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 73kg契約 5分3R
○近藤有己(パンクラスイズム横浜/元ミドル級・ライトヘビー級・無差別級王者)
×鈴木一史(リバーサルジム新宿Me,We/WARDOG王者)
判定3-0 (出口29-28/大藪29-28/山崎29-28)

第1部

第6試合 メインイベント フライ級 5分3R
○上田将竜[まさたつ](G-face TEAM緒方道場/1位)
×有川直毅(K-PLACE/4位)
判定2-1 (大藪28-29/太田29-28/山崎29-28)

第5試合 コーメインイベント ライト級 5分3R
○松岡嵩志(パンクラスイズム横浜/8位)
×冨樫健一郎(パラエストラ広島/元1位)
2R 1’35” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第4試合 ライト級 5分3R
×平 信一(綱島柔術/ZST/9位、ZST王者)
○粕谷優介(CROWN)
2R 2’40” 裸絞め

第3試合 フェザー級 5分3R
○田村一聖(IJC/6位、元王者)
×三宅輝砂[きさ](ZOOMER/9位、ネオブラッドトーナメント2021同級優勝)
判定3-0 (出口29-28/太田29-28/梅木29-28)

第2試合 バンタム級 5分3R
○平田丈二(闇愚羅)
×ジェイク・ムラタ(パラエストラTB/Fighting Nexus/元ZST王者)
1R 4’57” TKO (レフェリーストップ:左アッパー→グラウンドパンチ)

第1試合 フライ級 5分3R
―谷村泰嘉(パラエストラ八王子/7位)
―大塚智貴(CAVE/ストロー級7位、ネオブラッドトーナメント2021ストロー級優勝)
中止 (谷村の体調不良)

プレリミナリーファイト フェザー級 5分3R
○工藤修久(禅道会小金井道場)
×平田純一(デラヒーバジャパン宇都宮)※DAMM FIGHT JAPANから所属変更
判定3-0 (29-28/30-27/29-28)

 4月29日に立川ステージガーデンで開催された『PANCRASE 327』の試合結果。第2部のメインイベントは木下憂朔が村山暁洋に1R KO勝ち。鶴屋怜が秋葉太樹に1Rリアネイキッドチョークで勝利。近藤有己が鈴木一史に判定勝ちしています。続きを読む・・・
カテゴリー
ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase327 RIZIN Road to UFC RYO TSUNE UFC ジェイク・ムラタ 上田将竜 井村塁 岩本達彦 平田丈二 有川直毅 木下憂朔 村山暁洋 松岡嵩志 田村一聖 秋葉太樹 粕谷優介 近藤有己 透暉鷹 鶴屋怜

【Pancrase327】村山暁洋と対戦、木下憂朔「前回以上の衝撃を。メチャクチャ強いなっているので」

【写真】炭火焼けいじ──はお父さんが営んでいるお店とのこと (C)MMAPLANET

29日(金・祝)、東京都の立川ステージガーデンにて開催されるPancrase327の第2部のメインで木下憂朔が、村山暁洋と戦う。

事実上今大会のヘッドライナーである木下は、昨年11月にほぼ勝利を手中に収めながら金網を掴んでの踏み付け行為で反則負け──キャリア初黒日を喫したRIZIN TRIGGER参戦からホームで再起戦を戦う。

4試合連続初回フィニッシュ、DEEP王者を相手に内容では圧倒していた木下を計量直後にインタビュー。この間の成長をケージの中で披露したい気持ちが満ち溢れていた木下だった。


──計量を終えて、今の調子はいかがですか。

「いよいよやなって感じですね。前回の試合からちょうど5カ月、準備期間が長かったのでようやくソレをお披露目できるなって。体調の方も水抜きはいつも通りしんどいですけど、時間をかけてそこまでは落としてきたので調子は良いです」

──とはいえ、計量の日に大阪から移動するのはやはり厳しいですね。

「どっちにしろしんどいので。東京にいても(笑)。そこは大丈夫です」

──ところで、蒸し返すわけではないのですが……いや、蒸し返しているのですが、前回のTRIGGERでの反則負け。ケージを掴んでいなくても、勝負は決していた可能性が高く。レフェリーもそこで指導がなくて、あとから勝ちが取り消されて反則負けという裁定をどのように捉えていますか。

「あの直後はわけが分かっていなかったので、『ハァ?』という感じだったのですが、ルールはルールですし。動画を視ても、アレを審判の人たちが良しとすると続いちゃいますからね。だから、僕がケージを掴まなかったら良かったので。

RIZINルールやから、踏み付けで終わらせたいという意識が強すぎました。普段やらんことやから、金網を掴んでしまったんやと思います。どういう形でもフィニッシュできていたはずなのに、要らん拘りが出てしまいました。興奮しすぎて、覚えてないのですけど、いつもやらんことをやるとああなってしまいました」

──しかしレコード的には反則負けであろうが、黒星はつけたくなかったのでは。

「そこも何日間は、そういう気持ちになったのですが、自分が進みたい先にいけるならソレで構わないという風に思っています。試合結果ばかりでなく、試合内容に拘るしかないって」

──ポジティブで、良いですね。それなのに──試合前日に気持ちを上下させてしまうような質問になってしまうかもしれないですが、6月にシンガポールで開催されるRoad to UFCに木下選手は出場の有力候補という話は伝わっていました。ただし、アジアの事情かウェルター級自体が組まれなかった。

「そうなんですよ……。そのつもりだったんですけど……でも、いつか行くんで。早くいけそうな今回のタイミングが、僕には当てはまらなかっただけで。自分が頑張れば、いつかオファーくると思っています」

──その頑張る試合が、明日に控えています。

「メインでやるのも初めてで。大阪大会でもなかったことです。先輩の試合も見てきたけど、自分がその場に立つのがベストで。ただただ楽しみ、それだけです。変に気負うこともないです。これまでも4試合目、5試合目で戦っていても、自分がメインやと思って戦ってきたので。それが叶ったのだから、これまで通り僕が一番面白い試合をするだけです」

──ズバリどういった試合をしたいですか。

「カルペディエム芦屋で岩崎さんにグラップリングを習って、寝技や組みも自信がついてきたので打撃もより思い切り使えます。その打撃も当然、スキルアップしていますし。総体的にMMAとして、この半年で上がっているので前回以上の衝撃をお見せします(笑)。めちゃくちゃ強くなっていると思うので」

■視聴方法(予定)
4月29日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase327計量結果

<2022年ネオブラッドTストロー級1回戦/5分3R>
江崎壽:52.65キロ
大和田光太郎:51.9キロ

<ミドル級/5分3R>
押忍マン洸太:83.35キロ
佐藤龍汰朗:82.95キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.6キロ
Ryo Takagi:65.9キロ

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔:77.25キロ
村山暁洋:77.15キロ

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹:56.9キロ
鶴屋怜:56.65キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.85キロ
TSUNE:61.3キロ

<フェザー級挑戦者決定T決勝/5分3R>
岩本達彦:65.9キロ
透暉鷹:66.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己:72.4キロ
鈴木一史:72.35キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.05キロ
有川直毅:57.1キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.3キロ
冨樫健一郎:69.1キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.35キロ
粕谷優介:70.3キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.5キロ
三宅輝砂:65.85キロ

<バンタム級/5分3R>
平田丈二:61.1キロ
ジェイク・ムラタ:61.3キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:64.85キロ
平田純一:65.8キロ

The post 【Pancrase327】村山暁洋と対戦、木下憂朔「前回以上の衝撃を。メチャクチャ強いなっているので」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase327 RYO TSUNE   ジェイク・ムラタ 上田将竜 井村塁 岩本達彦 平田丈二 有川直毅 木下憂朔 村山暁洋 松岡嵩志 田村一聖 秋葉太樹 粕谷優介 近藤有己 透暉鷹 鶴屋怜

【Pancrase327】計量終了 世代闘争多し。有川直毅「勝って世代交代」&木下憂朔「僕の大会なんで」

【写真】5カ月ぶりの試合に減量疲れも感じさせなかった木下。闘志が外に出ることがないが、気持ちで戦う村山とどのような戦いになるか(C)MMAPLANET

28日(木)、東京都新宿区の新宿サンエービル地下1階会議室で、明日29日(金・祝)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase327の計量が行われた。

3部制、全14試合=28人の出場選手は計量失敗はなく、明日を迎えることとなる。

以下、1部と2部の出場選手の試合に賭ける意気込みだ。


上田将竜
「先手、先手でかまします」

有川直毅
「勝って世代交代。出たいところがあるので、しっかり成り上ります」

松岡嵩志
「勝って這い上がりたいと思います」

冨樫健一郎
「経験の差を見せようと思います。頑張って勝ちます」

平信一
「明日は投げる」

粕谷優介
「道場生がいっぱい見に来るので、良いところ見せたいと思います」

田村一聖
「やってきたこと全部出して、圧倒して勝ちたいと思います。宜しくお願いします」

三宅輝砂
「圧倒するのは僕です。お願いします」

平田丈二
「明日は戦いを楽しみたいと思います」

ジェイク・ムラタ
「明日は戦いを目いっぱい苦しもうと思います」

工藤修久
「明日は道場の皆、生徒がたくさん見に来るので精いっぱい頑張って良い試合をしたいと思います」

平田純一
「とうとう今年、49歳になっちゃいましたけど、何とか出し切って良いところ見せたいと思います」

村山暁洋
「今回、最高の状態に仕上がったので明日は一本、KOで勝ちます」

木下憂朔
「明日、色んなカードが組まれていると思うんですけど、僕の大会なんで楽しみにしておいてください」

秋葉太樹
「明日は完全決着に近づけるように、全力で最高の試合を見せたいと思います」

鶴屋怜
「明日は面白い試合をするんで、注目してください」

井村塁
「明日は地元の立川で試合ができるので、再起の一戦でしっかりと自分らしくフィニッシュして……勝ちます。以上です」

TSUNE
「かつて一緒に練習していた後輩なんですけど、ここまで先に行かれちゃったんで明日はぶっ飛ばしたいと思います」

岩本達彦
「明日はトーナメントの決勝ということで、相手はリザーバーの選手になっちゃったんですけど、本戦出場者がリザーバーに負けるわけにはいかないので。明日もフィニッシュしてタイトルマッチに向けてタイトルマッチに賭けたいと思います」

透暉鷹
「明日はやってきたことを出すだけなんで、ガッチリと自分を信じて戦います」

近藤有己
「まず階級が変わってしまって、スミマセンでした。全力を出します」

鈴木一史
「格闘技を始める前からテレビでずっと見ていた選手と戦える機会がくるとは考えていなかったので。このチャンスにしっかりと勝ちたいと思います」

■視聴方法(予定)
4月29日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase327計量結果

<2022年ネオブラッドTストロー級1回戦/5分3R>
江崎壽:52.65キロ
大和田光太郎:51.9キロ

<ミドル級/5分3R>
押忍マン洸太:83.35キロ
佐藤龍汰朗:82.95キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.6キロ
Ryo Takagi:65.9キロ

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔:77.25キロ
村山暁洋:77.15キロ

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹:56.9キロ
鶴屋怜:56.65キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.85キロ
TSUNE:61.3キロ

<フェザー級挑戦者決定T決勝/5分3R>
岩本達彦:65.9キロ
透暉鷹:66.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己:72.4キロ
鈴木一史:72.35キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.05キロ
有川直毅:57.1キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.3キロ
冨樫健一郎:69.1キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.35キロ
粕谷優介:70.3キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.5キロ
三宅輝砂:65.85キロ

<バンタム級/5分3R>
平田丈二:61.1キロ
ジェイク・ムラタ:61.3キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:64.85キロ
平田純一:65.8キロ

The post 【Pancrase327】計量終了 世代闘争多し。有川直毅「勝って世代交代」&木下憂朔「僕の大会なんで」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase327 ジェイク・ムラタ ボクシング 平田丈二 木下憂朔 村山暁洋 田村一聖 粕谷優介 近藤有己 鶴屋怜

【Pancrase327】パンクラス立川大会に、ザッツ・英才教育=鶴屋怜参戦!!

【写真】全く予想できなかった鶴屋怜のデカゴン登場だ(C)MMAPLANET

14日(月)にパンクラスが4月29日(金・祝)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催するPancrase327で鶴屋怜が出場することが発表された。

ウェルター級新世代の星=木下憂朔と村山暁洋のウェルター級戦、2021年ネオブラッド・トーナメントフェザー級優勝の三宅輝砂が元同級KOP田村一聖に挑み、さらには三宅同様に昨年度のネオブラ・ライト級を制した伊良波心が不動心・近藤有己に挑むなど、新世代がベテランに挑む試合が並ぶ同大会に、19歳・鶴屋怜の参戦が決まった。


2020年全国高校選抜フリー60キロ準優勝、父はパラエストラ千葉ネットワーク総帥の鶴屋浩。幼少期より兄の健人ともに英才教育を受けてきた怜は小学生の頃から中学にかけてレスリング、柔術、サンボでことごとく結果を残してきた。

健人が大学でボクシングを続ける一方で、怜は進学をせずMMAデビューという道を選んだ。昨年2月のプロ初戦から対戦相手が体重超過で不戦勝となった試合を除き、D3連勝でデビューイヤーを終えている。デビュー戦を戦ったDEEPから、予期せぬパンクラス参戦──となった怜。テイクダウン能力の高さ、さらに首投げからアームロックと父親の得意の流れを披露するなど、激しい試合のなかでMMAを楽しむ洒落っ気も見せてきた怜に対し、パンクラスは誰を用意しているのか──対戦相手の発表が待たれる。

また今大会では平良信一×粕谷優介のライト級戦、平田丈二×ジェイク・ムラタというZST王者勢の試合も組まれている。

The post 【Pancrase327】パンクラス立川大会に、ザッツ・英才教育=鶴屋怜参戦!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA IRE06 MMA MMAPLANET ジェイク・ムラタ 清水俊一

【IRE06】MMAグラップラー同士のコンバット柔術は、オーバータイムで清水がジェイクを下す

【写真】OTでの一本決着、グライディング系のジェイクはOTは苦手か(C)MMAPLANET

10日(日・祝)に東京都港区のリバーサル田町芝浦スタジオで開催されたIRE06。

コンバット柔術ルールの6試合がABEMAでライブ配信されるという画期的な大会から──本戦第1試合の清水俊一×ジェイク・ムラタ──MMAグラップラー同士の一戦の模様をレポートしたい。

<無差別級/7分1R>
清水俊一(日本)
Def.OT
ジェイク・ムラタ(日本)

両者揃ってMMAではバンタム級で戦うが、「なら、同じ体格だから」ということで無差別級で戦うことになった両者。立ちレスでケージに押し込んだジェイクが小外からバックに回りテイクダウンを奪う。サイドで掌底を落とすジェイクに前腕が当たるということで注意が入る。

清水が正対し、下から掌底を入れるとジェイクが立ち上がる。直後のスタンドの展開で右の掌底を入れてダブルレッグに入ってしまったジェイクに注意が入る。

「ビックリしたぁ」と言う清水は再開後にアームドラッグを狙う。反応したジェイクをケージに押し込んだ清水が、テイクダウン狙いをすかしてトップを取ると掌底を打っていく。清水のギロチンに立ち上がったジェイクが再びボディロック&バック、そしてテイクダウンを決める。

フルガードを取った清水が下から掌底、立ち上がった村田も掌打を放つ。MMAでは下から、これほど打撃を使うことはなく──これもコンバット柔術の特徴か。

そのなかでパス狙いのジェイクに対し、清水が上手くスイープを決めたトップへ。スクランブルで立ち上がると、がぶってケージに押し込みテイクダウンへ。ジェイクは倒され際に上を取り、掌底を打ちながらスクランブル狙いは小手で耐える。

清水はダブルレッグを決め、両足を束ねるとジェイクの立ち上がり際に跳びつき三角狙いもすっぽ抜ける。ヒザをついた座ったジェイクは、叩けとアピールして掌底を打っていく。レッスルアップからダブルでトップを決めた清水に対し、ジェイクはネルソン狙いからのスクランブルでトップを取る。最後も上下から掌底を見せて時間となった。

OT先攻はジャンケンで勝った清水がサドルを選ぶと、クロスヒールでタップを奪う。15秒以内に一本化必要なジェイクだったが、50/50をエスケープした清水がOT勝利──これもコンバット柔術らしい勝利だった。


The post 【IRE06】MMAグラップラー同士のコンバット柔術は、オーバータイムで清水がジェイクを下す first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Flash IRE06 MMA MMAPLANET   ジェイク・ムラタ 清水俊一

【Flash】IRE06 第1試合結果

【写真】MMAファイターの両者による掌打の打ち合いが見られた(C)MMAPLANET

<無差別級/7分1R>
清水俊一(日本)
Def.Overtime by クロスヒールホールド
ジェイク・ムラタ(日本)


The post 【Flash】IRE06 第1試合結果 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA IRE06 MMA MMAPLANET UFC   ジェイク・ムラタ チャンネル ブログ 今成正和 石黒翔也

【IRE06】今成正和戦へ、柔術家 石黒翔也─02─「足関を極めちゃうところを見届けてください」

【写真】12月26日に柔術マッチで米倉に一本勝ちしている石黒(C)ASJJF ROLLING TOUR

10日(日・祝)に東京都港区のリバーサル田町芝浦スタジオで開催されるIRE06のメインで今成正和と戦う石黒翔也インタビュー後編。

未知の体験となるコンバット柔術挑戦の2週間前に、石黒はプロ柔術大会=ART01で米倉大貴と戦っていた。この無茶ともとれる試合間隔で、なぜ彼は今成正和とこのルールで戦うことを決めたのか──。

全ては柔術家として強くなるためだった。

<石黒翔也インタビューPart.01はコチラから>


──ヒールに関しては、課題を克服することができたという感覚でしょうか。

「ハイ。そこを試合で出せるか。自分の中では柔術とグラップリングを両立させるということが面白くて。どちらかしか勝てない選手が多いなかで、自分自身もほぼグラップリングをやってこなかったので、柔術ではない未知の部分に侵攻していって強い人を倒すということを想像すると、凄くワクワクしてきます。

ヒール無しで高橋Submission選手に勝てたことも結構自信につながっていて、今成さんを相手にしても自分の柔術のスキルを生かせば勝てなくないんじゃないかなって。そういう自分への期待があります」

──例えばノーギだと今成選手のヒールを警戒してハーフガードなどで足を組まず、ニーシールドやZガードを取ることができると思います。ただし、コンバットでは密着しないと腹や顔を叩かれるかもしれないです。

「ガードに関しては色々と考えました。シッティングガード、オープンガード、ハーフガード……デラヒーバガードは足が結構取られやすいです。ハーフで足を組むとサドルや、外掛け、ヒザ十字を創られたりして。デラヒーバもバックステップからサドルとか……。シッティングでも足回しをしていると、足を取られるじゃないですか。

さらにそこに掌底が加わるので、打撃に意識がいっていると足の警戒心が疎かになりますよね。特に今成さんが相手ですからね。

でもガードポジションって何も攻撃をされないということはないので、今あるガードで叩かれない態勢を創りながら、かつ足関に意識をいかせる……そういう戦いをしないといけないです」

──加えて今回は、広いマットとは違いケージの中で試合が行われます。

「ケージに関しては1度も入ったことがなく、練習でも体感したことがないんです」

──それは厳しい……。

「三田と田町は近いので、場所借りをして1度体感しにいこうかと思っていたのですが、今週はスケジュールが立て込んでいて……それができるか分からないんです(苦笑)。

ケージとマットの違いは回転して逃げられないこと。ヒールなんかも詰まって、アジャストされる。あとはプレッシャーパスで、三角絞めも潰されます」

──ケージに押し込まれると、お尻も持ち挙げられやすいですしね。

「そういうところを意識して、壁を使って練習してきました。ヒール、掌底、ケージ、そこに今成さんとIREで戦うというのは、自分には絶体絶命の状況です。でも、そこでも自信があります。結果を出して、エクスタシーを感じたいなと思います」

──そのような戦いの前に、12月26日にART01は米倉大貴選手と柔術マッチを戦い送り襟しめで一本勝ちを収めています。この三重苦の試合前に柔術のワンマッチを戦う時、練習に対しても、どのような気持ちで臨んでいたのでしょうか。

「今成選手と戦うことが決まったのは12月の頭ぐらいでした。それで……グラップリングの練習をし始めたのは、試合まで1カ月を切ってからぐらいで。その10日後には米倉選手との試合が控えていました。

もちろん僕は柔術家ですし、普段から柔術をメインに練習しています。そんななかで米倉選手との柔術の試合があっても、12月の半ばからはグラップリングの練習をしないといけなかったのです。ただ、何があっても一番落としたくないのは柔術の試合なんです」

──……。

「そういう気持ちは自分の中にあります。自分、2020年から柔術の試合に負けていなくて。このまま連勝を続けて、海外のトーナメントに出たい。ここは絶対に守りたいところなんです。なのでグラップリングの試合が決まって、そっちの練習をして柔術で負けるようなことがあったら、自分自身もコンバット柔術のオファーを受けたことに対して、ネガティブな感情が起こっていたと思いますし、皆の期待を裏切ることになってしまいます。

今成さんとの試合が近づいてくるのに、柔術で負けたとばかり考えるようになっていたはずです。だから米倉選手との試合前は、ほぼ100パーセント意識をあの試合に向けていました」

──それでも、この時期にコンバット柔術で戦う必要はあったのでしょうか。

「それは今成選手が相手だからです」

──素晴らしいです。では道着で──ムンジアルで勝ちたい選手にとって、この試合を経験することは自身の強化につながると石黒選手は考えていますか。

「もちろんです。グラップリングの練習をすることは柔術にとってもポジティブになります。グラップリングでも結果を残し、自分はどっちでも強いという自信をもって柔術で思い切りに試合に臨めるようになりたい。そういう風に自分を高めるためにも、今回の試合は大切だと思っています」

──ホイス・グレイシーのUFCがあったから、今のMMAがあります。MMAが急激に進化しても、根っこに柔術があった事実は変わりありません。MMAPLANETはMMAのサイトですが、コンバット柔術に出場することで、読者が石黒選手の道着の試合にも興味を持ってもらえると嬉しいです。そんなMMAやグラップリング・ファンの読者の方に、最後に一言アピールお願いできますか。

「MMAファンの皆さん、柔術家の石黒翔也です。今成正和選手を極めるところ……足関を極めちゃうところをぜひ見届けてください。宜しくお願いします」

■視聴方法(予定)
1月19日(日)
午後7時00分~ABEMA格闘チャンネル
             
■対戦カード

<68キロ契約/7分1R>
今成正和(日本)
石黒翔也(日本)

<63キロ契約/7分1R>
倉本一真(日本)
寒河江寿泰(日本)

<65キロ契約/7分1R>
魚井フルスイング(日本)
村田卓見(日本)

<51.5キロ契約/7分1R>
杉内由紀(日本)
石黒遥希(日本)

<無差別級/7分1R>
ジェイク・ムラタ(日本)
清水俊一(日本)

<65キロ契約/7分1R>
福山祐平(日本)
大嶋聡承(日本)

The post 【IRE06】今成正和戦へ、柔術家 石黒翔也─02─「足関を極めちゃうところを見届けてください」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA IRE06 MMA MMAPLANET PRIDE   キック ジェイク・ムラタ チャンネル 今成正和 倉本一真 寒河江寿泰 杉内由紀 石黒翔也 石黒遥希 高橋SUBMISSION雄己 魚井フルスイング

【IRE06】掌+踵+金網=三重苦の今成正和戦に挑む、石黒翔也─01─「掌底があることをチャンスに変える」

【写真】指導を終え、自宅に戻った午後11時にインタビューに応じてくれた(C)MMAPLANET

10日(日・祝)に東京都港区のリバーサル田町芝浦スタジオで開催されるIRE06のメインで、2021年のJBJJF全日本選手権黒帯ライトフェザー級を制した石黒翔也が今成正和と戦う。

2020年から柔術で負け知らずの石黒だが、ノーギの経験は今大会のプロデューサーを務める高橋SUBMISSION雄己と戦った昨年7月のQUINTETのみ。当然、掌底有りのコンバット柔術ルール、さらにいえばケージも初体験という石黒は未知の領域で、この手の戦いの国内トップファイターと掌を合わせることになった。

ヘレン・ケラー・ファイト、三重苦に立ち向かう石黒にインタビューを行った。


──来週月曜日にIREのコンバット柔術ルールで今成選手と戦う石黒選手ですが、ファイトウィークになっても指導などお忙しそうですね。

「実は今日と明日、KIDSキャンプという冬休みのキャンプをやっていまして。それが午後1時から4時まで、通常の指導時間以外に入っているのと、午前中はIREに向けてのグラップリングの練習とプライベートレッスンがありました」

──なので終日、取材時間が取れずと。いやぁ、お疲れ様ですという一方で4日後に試合を控えていて(※取材は1月6日に行われた)、そのハードスケジュールで体を休めることができますか。

「インストラクターが僕の仕事で、試合に出ること……選手として生きているわけではないので、試合前なので自分の仕事を減らすことはないです。それでも道場の人は色々と気に掛けてくれていますし、今回の試合の前々日まで普通に仕事をして、日曜日はインストラクター仲間がKIT04に出場するので、計量後にセコンドに就きに行きます(笑)」

──いやはや……。

「タイトではあるのですが、それがキツイということはないです。僕にとって柔術の指導は楽しいことなので、精神的なストレスも本当になくて。だから試合に影響することもないですね」

──前日計量の68キロだと、柔術でライトフェザー級の石黒選手は減量が必要なのでしょうか。

「全然ないです。普段から66キロなので、減量もないですし何もストレスがない。道着抜きで62キロにしないといけないライトフェザー級の試合の時は、5キロほど落とす必要があるのですが、その時でも仕事に影響をすることはなく同じようにやっています」

──とはいえ、今回の試合は石黒選手にとって自分はヘレン・ケラー、三重苦マッチと呼んでいるんです。

「ヘレン・ケラー? どういうことですか」

──掌底、ヒールフック、そしてケージです。

「あぁ……なるほど(笑)」

──まず打撃を使った格闘技経験はありますか。

「1度もないです(笑)」

──それでも胸ぐらをつかんで取っ組み合いをしながら殴るという子供時代の喧嘩や、付き合っていた女性に頬を張られるとかあるかと思います。でも、グラウンドで掌底っていうのは経験するはずないですよね……。

「アハハハハ。今回の試合に関しては高橋Submission選手にルールを確認して、実際に練習もやってみました。打撃って練習しないと、目が追いつかなかったです。柔術は掴む競技なので、相手の動きをコントロールできるのに対し、打撃は腕が浮いているのでどこから飛んでくるか分からない。

あっ、打撃の1度もないと言いましたが、体験でキックをやったことがありました。元々はMMAをやりたくて12歳の時から柔術を始めて……。PRIDEやDREAMを見て、MMAで勝つことを目標にしていたので、その時に(笑)。でもすぐに柔術にどっぷりとハマったので、それ以来人を蹴ったり殴ったりしたことはなかったです。

ただ元々の気持ちがそこだったので、打撃有りをやってみたいという気持ちはどこかに残っていたんだと思います。その点、コンバット柔術はグラップリング主体で掌底があるというルールなので、今の僕でもやっても良いかと思ってオファーを受けたんです」

──MMAではないと。

「そうですね。MMAを近々に出たいという気持ちはないです。柔術のインストラクターとして生活を成り立たせているので、打撃とか他の分野の練習量を増やすことは難しいですし。コンバット柔術も十分に危ないとは思いますが(笑)、MMAより寝技が生きるルールで自分に勝機もあるので、楽しみです」

──柔術やグラップリングよりも、下になるとダメージを受ける危険性が増します。今成選手の上攻めもあまり想像できないのですが、コンバット柔術に出ることで試合スタイルを変えることはありますか。

「結構、掌底があることをチャンスに変えることができると思います。腕が伸びるし、その分態勢も崩れます。グラップリングはガンガン動く試合がある一方で、もの凄く膠着する試合も存在します。それって腕を引いて、アタックしてこない選手の試合ですよね。でもコンバットは掌底があって、手を伸ばすということはアグレッシブに攻めてくることなので。そういうアグレッシブな試合が得意なんです」

──しかし、ノーギでヒールもあります。

「ハイ。僕はこれまでノーギをやってこなくて、QUINTETの高橋選手との試合が初めてのノーギでした。でも、あのルールはヒールがない。実はこれまでもグラップリングの試合に何度かオファーを貰っていたのですが、ヒールがあるから断って来ていたんです。

でもグラップリングはヒールがないとダメだと感じるようになり、QUINTETが終わってからグラップリングの練習をする時はヒールをガンガン仕掛けてもらうように変わりました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
1月10日(日)
午後7時00分~ABEMA格闘チャンネル
             
■対戦カード

<68キロ契約/7分1R>
今成正和(日本)
石黒翔也(日本)

<63キロ契約/7分1R>
倉本一真(日本)
寒河江寿泰(日本)

<65キロ契約/7分1R>
魚井フルスイング(日本)
村田卓見(日本)

<51.5キロ契約/7分1R>
杉内由紀(日本)
石黒遥希(日本)

<無差別級/7分1R>
ジェイク・ムラタ(日本)
清水俊一(日本)

<65キロ契約/7分1R>
福山祐平(日本)
大嶋聡承(日本)

The post 【IRE06】掌+踵+金網=三重苦の今成正和戦に挑む、石黒翔也─01─「掌底があることをチャンスに変える」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA IRE06 MMA MMAPLANET YouTube ジェイク・ムラタ チャンネル 今成正和 倉本一真 寒河江寿泰 杉内由紀 村田卓実 石黒翔也 石黒遥希 高橋SUBMISSION雄己 魚井フルスイング

【IRE06】ついに水と油の異種格闘コンバット柔術実現。尺骨掌底=倉本一真×足関エントリー=寒河江寿泰

【写真】接点のない両者の接点は、互いの得意分野と危険地帯となる(C) MMAPLANET

2日(日)に弥益ドミネーター聡志YouTubeチャンネル及び、高橋Submission雄巳のSNSで10日(月・祝)に東京都港区のリバーサル田町芝浦スタジオで開催される今成柔術主催「IRE(imanari roll ecstasy)06」のプロマッチ=「IRE produced by 高橋SUBMISSION雄己」で寒河江寿泰×倉本一真が組まれることが発表されている。

これで68キロ契約(前日計量)の今成正和✖石黒翔也、51.5キロ契約(当日計量)の杉内由紀vs石黒遥希戦、65キロ契約(前日計量)=魚井フルスイング×村田卓実、無差別級(当日計量※体重記録のため)=ジェイク・ムラタ×清水俊一に続き、6試合目でついに水と油のマッチアップが決まった。


ここまで発表されたコンバット柔術5試合は柔術、グラップリング、MMAという3つのルールセットで双方あるいは一方が、相手の分野の試合経験を持つという顔合わせだった。

対して寒河江と倉本は違う。倉本は全日本3連覇&世界選手権出場のグレコローマンレスラーでこそあるが、柔術やグラップリングの色は全く感じられない。そして柔術とグラップリングを並行して戦う寒河江も、MMA色はない。

MMAとグラップリングで交わることがなかった両者は、スタイル的にも水と油の両者といえる。寒河江としては掌底も、バックスープレックスも受けたくない。ただし、倉本の掌が顔面に届く距離、背中を取られた態勢こそ、自らの攻撃へのエントリーを創ることができる間合いとなる。

と同時に掌で叩かれるビンタでなく、倉本が前腕の最先端部=尺骨を振り下ろす掌底を駆使すると、寒河江は経験したことがない痛み、意識が遠のく危険性を十分に秘めている。

倉本としては足関節のエントリーをさせないで、尺骨系の掌底を打つことができるか。掌底の距離こそ、MMAとグラップリングの接点――コンバット柔術の醍醐味といえる位置関係となる。

The post 【IRE06】ついに水と油の異種格闘コンバット柔術実現。尺骨掌底=倉本一真×足関エントリー=寒河江寿泰 first appeared on MMAPLANET.