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【UFC292】極めるか、倒すか。間合いと減量&睡眠=ステーリング✖オマリー戦展望─02─

【写真】さぁ、いよいよ3日後に両者の競演が見られる(C)MMAPLANET

19日(土・現地時間)、ボストンのTDガーデンにてUFC 292「Sterling vs O’Malley」が開催される。メインのUFC世界バンタム級選手権試合展望後編。
Text by Isamu Horiuchi

絶対的なバック奪取能力と、コントール力を誇る王者ステーリングと、卓越した打撃の当て勘を有する挑戦者オマリー。当然のように事前の挑発の試合を行うなかには、ステーリングの減量とオマリーの睡眠というエレメントにも言及は及んでいた。

<アルジャメイン・ステーリング✖ショーン・オマリー考察Part.01はコチラから>


ステーリングの卓越した打撃回避の能力、多少不格好でも組みついてしまえばケージに押し込んで強引にテイクダウンやバックを奪ってしまう無類の組み力、そして一度有利な体勢を取ったら決して相手を逃さない圧倒的なコントロール力こそが、王者優位説の強力な根拠だ。

さらに注目したいのは、試合開始直後の攻防だ。というのも以前ステーリングは、オマリー同様に長いリーチを誇るストライカーのコリー・サンドハーゲンと対戦した際に、スタートと同時に──絶妙な間合いを保ちつつも──プレッシャーをかけて下がらせ、蹴り足を掴むとあっという間にテイクダウンからバックを奪取、そのままチョークを極めて驚愕の圧勝劇をみせているのだ。

今回の試合に向けても王者は「サンドハーゲン戦と同じように極めてやるよ。前に出てプレッシャーをかけてやる。奴はフットワークを使うだろうけどこっちは逃げ道を遮断する。すると奴は苦し紛れに蹴ってくるだろうから、それを掴んで奴の体を二つ折りにしてやるさ。1ラウンド半分で極めるよ」と宣言している。

王者が予告通り試合開始と同時に圧力をかけてゆく可能性は高いと思われる。対するオマリーがそれに屈せず、逆に王者を下がらせる、あるいは出鼻の打撃を当てることはできるのか。試合開始直後から、まったく目が離せない一戦だ。

また、オマリーとしては序盤から組み伏せられてしまったとしても、極められさえしなければ次のラウンドはスタンドから再開となる。2019年のクインテッド・ウルトラにて五味隆典をギロチンチョークで仕留める等、以前からグランプリング大会にも精力的に出場して実績を出しているオマリーは、前戦から1年間、さらなるグラップリングの強化に多くの時間を割いてきたという。

何度ポジションを奪われようが極めさせず、試合を長引かせれば長引かせるだけ王者の集中力は下がり、必殺の左右のストレートが当たる可能性が上がるだろう。

またオマリーは、ステーリングがキャリア唯一のKO負けを喫した2017年のマルロン・モラエス戦についても言及し「モラエスがやったように、俺が奴を眠らせる姿をいつも頭に浮かべているよ」と語ってもいる。

スタンドでオマリーのプレッシャーを感じた王者が不用意にテイクダウンに行くようなことがあれば、モラエス戦のようにカウンターのハイキック、あるいはヒザを当てるチャンスが広がる。

昨年10月のTJディラショー戦の時のステーリングの公式計量時の様子

さらに──。

「アルジョは俺よりはるかにキツい減量をしているはずだ。だから脳から水分が抜けて一発で倒れるよ」とも語るオマリー。

王者に対してSNS上で「俺は今日すげえカロリーの高い美味い晩飯を食ったぜ。アンタはなにを食ったんだい?」、「俺は今日もたっぷり質の高い睡眠を摂ったぜ。アンタの睡眠はどうだい?」(※最近オマリーは、睡眠の専門家を雇ってその向上に努めている)とユーモラスな挑発を繰り出してもいる。

対するチャンピオンも、その投稿に対して「お前は寝ているんだな。俺は練習するんだ。違いが分かるか?」と気の利いたリプをしている。とまれ、当代最高のグラップラー✖ストライカー、クラシカルにして最先端の攻防を、心ゆくまで堪能したい。

■視聴方法(予定)
8月20日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前7時00分~U-NEXT

■UFC292対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング(米国)
[挑戦者]ショーン・オマリー(米国)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャン・ウェイリ(中国)
[挑戦者]アマンダ・レモス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー(米国)
イアン・ギャリー(アイルランド)

<バンタム級/5分3R>
マーロン・ヴェラ(エクアドル)
ペドロ・ムニョス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ(米国)
デモン・ブラックシアー(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン(米国)
ブラッド・タヴァレス(米国)

<ミドル級/5分5R>
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)
デニス・チュルリン(ロシア)

<TUF31ライト級決勝/5分3R>
カート・ホロボウ(米国)
オースティン・ホバート(米国)

<TUF31バンタム級決勝/5分3R>
コディ・ギブソン(豪州)
ブラッド・カトーナ(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート(米国)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー(米国)
ナタリア・シウバ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
マリーナ・モロズ(ウクライナ)
カリーニ・シウバ(ブラジル)

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MMA MMAPLANET o UFC UFC292 アマンダ・レモス アルジャメイン・ステーリング ショーン・オマリー ジャン・ウェイリ ピョートル・ヤン ヘンリー・セフード ライカ

【UFC292】UFC世界バンタム級級選手権=ステーリング✖オマリー、展望。絶対の組み力の前の拳の精度

【写真】135ポンドの世界の頂点は組と打が頭抜けたウェルラウンダー対決だ(C)MMAPLANET

19日(土・現地時間)、ボストンのTDガーデンにてUFC 292「Sterling vs O’Malley」が開催される。王者ジャン・ウェイリーにアマンダ・レモスが挑戦する女子ストロー級タイトルマッチをコメインとするこの大会のメインは、王者アルジャメイン・ステーリングにショーン・オマリーが挑むバンタム級タイトルマッチだ。
Text by ISAMU HORIUCHI

世界王者ステーリングは、5月に3年ぶりに復帰した元二階級王者ヘンリー・セフードとの大一番に臨み、お互いが裏をかき合う総力戦の末に2-1で競り勝って3度目の防衛に成功している。この3度連続防衛は、とかく移り変わりの激しいUFCバンタム級の史上最多記録だ。


対するオマリーは、17年のコンテンダーシリーズ2にて衝撃的なKO勝ちを収めてUFCとの契約を得た選手。その後も──薬物検査失格による2年のブランクを挟んだものの──順調にKO勝ちを重ねてボーナスの山を積み上げスターダムに駆け上がると、昨年10月のアブダビ大会において元王者ピョートル・ヤンとの大激闘を判定2-1で制し、今回のタイトル初挑戦権を得た。

実績で圧倒的に上回るのは、当然長期政権を樹立する王者ステーリングの方だ。が、人気では派手なKOを量産し弁も立つ優男=オマリーが大きく勝る。挑戦者もそのことを十分に認識しており、

「アルジョにとって俺との試合はリスキーだよな。俺を避けてフェザー級に上げて(同級絶対王者ヴォルカノフスキーとの)チャンプ・チャンプファイトに挑むという選択肢もあったはずだ。でもスーパースターである俺との試合は、(不人気王者の)アルジョにとってはビッグマネーを稼げる試合になる。だから奴はいかに危険だと分かっていても、俺との試合から逃げることはできなかったんだろうな」と、完全に上から目線で語っている。

そんな両者の試合だが、勝敗に関しては相性的に王者有利を指摘する声が大きい。その背景には、この試合が近年のタイトル戦では珍しいほど明確な「ストライカー✖グラップラー」の構図を描いていることがある。

ステーリングはMMA界最高峰のバック取り&コントロールの名手だ。昨年4月にヤン戦では2、3ラウンドに序盤にテイクダウンからバックの奪取に成功し、そのままラウンド終了まで圧倒的有利なポジションをキープしてみせた。また5月の前戦では、五輪金メダリストのセフードに対してもケージレスリングで五分以上に渡り合い、テイクダウンやバック奪取に成功している。

対するオマリーは、前戦でストライカーのヤンにテイクダウンやバックを取られる場面が何度も見られた。

そのたびに見事なガードワークや体捌きで脱出してみせていたが、もしステーリング相手に一度でもポジションを許してしまったら、そのままチョークを極められてしまうか、あるいはラウンド終了まで一方的にコントロールされる可能性が高い。

よって、この試合の最大の見所はその前の段階──つまり、オマリーがいかに王者に組み付かせずに打撃を当てるか、逆にステーリングがいかにオマリーの打撃をもらわずに組みつくかとなるだろう。

バンタム級では突出した身長&リーチ(180センチ&183センチ)を誇るオマリー。その長い間合いとスムーズなフットワーク、精妙なフェイントや体捌きを見て伝統派空手出身ではと思う者も多いだろうが、高校を中退して初めて習った格闘技がMMAだ。相手の出鼻に抜群のタイミングで蹴りやジャブを放って距離を保ち、またスイッチを自在に使いこなし左右どちらからも鋭い打撃を繰り出すことができる。

特に「無造作に」とでも言いたくなるほど肩の力が抜けた状態から放たれ、相手の顎を瞬時に撃ち抜く左右のストレートの威力は天下一品だ。

打撃格闘技のバックグラウンドなしに、かくなる打撃技術を習得しているのだから天賦の才に恵まれているとしか言いようがない。

「詳しいことは言えないけど、アルジョの穴はたくさん見えているよ。そして顎を打ち抜いてライツ・アウトしてやるさ。俺は今までもそうやってキャリアを築いてきたんだから」と挑戦者は自信を覗かせている。

が、王者ステーリングはただのグラップラーではない。スタンドで有効打をもらわないことにおいても──これまた天下一品だ。

前述のヤン戦やセフード戦では、常に相手から視線を外さずにスイッチを繰り返しては、やはり長いリーチ(180センチ)を活かした前蹴りや、軽いが予測困難な変則のヒジや手技足技で距離を保ち、強引に詰めて来られてもテイクダウンに入ることで、5Rにわたって見事に被弾を回避してみせた。

試合前は自信満々だったセフードも、試合後には「アルジョは頭をいつも振っていて、こちらが予想していたよりもはるかにパンチを当て辛かったよ」と、「ファンクマスター」の異名に相応しい王者の変則的な立ち技スタイルの手強さを認めている。

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
8月20日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前11時00分~PPV
午前7時00分~U-NEXT

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MMA o UFC アマンダ・レモス

UFC on ESPN51:第3試合・ジャケリン・アモリム vs. モンツェラート・ルイス

女子ストロー級

ブラジルのアモリムMMAデビューから6戦連続で1Rフィニッシュ勝利してUFCと契約。柔術黒帯のグラップラーで、6勝のうち5勝は一本勝ち。今年4月のUFCデビュー戦ではUFC2勝4敗のサム・ヒューズと対戦。1Rにテイクダウンからバックを奪いチョークを仕掛けたがフィニッシュ出来ず。2R以降はタックルを切られる展開となりジリ貧に。しかも切られるとすぐ引き込む悪癖で判定負けで初黒星を喫した。打撃も荒く、今のままだとUFCでは厳しい。28歳。

メキシコのモンツェラートは21年に試合1週間前の代役UFCデビューを果たした。レスリングがバックボーンで、同じUFCデビュー戦の相手に首投げ→袈裟固めで押さえ込んでの判定勝ち。しかし2戦目は当時ランキング14位で、来週ジャン・ウェイリーのタイトルに挑戦するアマンダ・レモスにわずか35秒、パンチを貰ってのKO負け。そこから2年以上のブランク明けとなるが、首投げのみの勝利した初戦から成長しているのかどうか。30歳。

どちらも自分のバックボーンだけに頼り切ったスタイルだが、寝技が武器のアモリムには、モンツェラートは初戦のように首投げ→袈裟固めは狙いにくいだろう。

いきなり組んでいったアモリム。ケージに押し込む。投げた。テイクダウン。ハーフ。足を抜いてマウント。ルイスもがくが、マウントを維持するアモリム。安定感がある。体を起こして強いパウンドを入れるとポジションを返そうとするルイスだが返せない。うつ伏せになったルイスから四の字バック。またマウントに戻る。肘。腕十字!女子特有の柔らかさで耐えているルイス。逃れた。オモプラッタに移行。そこから首を捕らえてチョーク。しかし入ってない。解除してパウンドを打ち込んだがホーン。

1Rアモリム10-8。ルイス何もさせてもらえず。

2R。距離を取るルイス。遠い間合いから左オーバーハンド。右ハイを入れたアモリム。キャッチしたルイスだが、ここで引き込み。しかしスイープしマウント。ヒクソンクラッチからパウンド。四の字バックに。反転しようとしたルイスだが、アモリム下にならずマウント。肩固めをセット。外れた。パウンド。残り1分。肘。また腕十字。しかしクラッチして耐えたルイス。パウンドラッシュに。ホーン。

2Rアモリム10-8。最後のパウンドは残り時間があれば止められていた。

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o アマンダ・レモス カールストン・ハリス ギャビン・タッカー ダスティン・ジャコビー

UFC on ESPN50:ポストファイトボーナス/総評

ファイト・オブ・ザ・ナイト:該当なし

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:タティアナ・スアレスダスティン・ジャコビーディエゴ・ロペス、カールストン・ハリス、アスー・アルマバイエフ

フィニッシュ勝利した全員がパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト受賞。いつもの4人より多い5人。

メインはサンドヘイゲンがまさかの塩漬け。ヴェラ戦からテイクダウンが増えてると思ったが、今日はほぼグラップラー。しかしサンドヘイゲンのテイクダウンから押さえ込みが良かったのと同じくらい、フォントのリカバリーが無さすぎた。これがそのまま他のトップ選手に通用するとも思えず。勝ったが次期挑戦者となる期待はあまり持てない内容。

逆にセミではタティアナ・スアレスが王座挑戦に大きく前進する勝利。前回は久々の復帰戦で、テイクダウンに苦労する場面も見られたが、今回は足に指がかかると百発百中でテイクダウンに成功していた。王者ジャン・ウェイリーは今月アマンダ・レモス相手に防衛戦。ウェイリーが勝ったら、次期挑戦者に決まってもおかしくない。

前回緊急出場で無敗のランカー・モフサル・エフエロフを追い込んだロペスは、中堅のギャビン・タッカーから秒殺勝利。が、タッカーがブランク明けだったので、ランカー挑戦まではもう1試合挟んだほうがいいか。

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F1 o ONE UFC UFC Fight Night   アマンダ・レモス ハンナ・ゴールディ 魅津希

魅津希が3年ぶりに復帰、9.23『UFC Fight Night』でハンナ・ゴールディと対戦

3年後、確実にジャズ・ギターが弾ける練習法(模範演奏CD付)(リットーミュージック・ムック)


 UFCが9月23日に開催するFight Nightシリーズで魅津希 vs. ハンナ・ゴールディの女子ストロー級マッチが行われることをEuroSportのマルセロ・ドルフ記者が確認したとのこと。

 魅津希は2020年8月の『UFC on ESPN 15: Munhoz vs. Edgar』でアマンダ・レモスに判定負けして以来3年1ヶ月ぶりの試合。左膝の負傷により復帰が遅れていました。

 ゴールディ昨年7月の『UFC Fight Night 208: Blaydes vs. Aspinall』でモリー・マッカンに1R TKO負けして以来の試合でストロー級復帰戦。最近4試合の戦績は1勝3敗でフライ級とストロー級を行ったり来たりしています。続きを読む・・・
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INVICTA o UFC アマンダ・レモス マッケンジー・ダーン 村田夏南子 魅津希

UFC288:第4試合・マリナ・ロドリゲス vs. ビルナ・ジャンジロバ

女子ストロー級。ロドリゲス5位、ジャンジロバ9位。一桁ランカー同士だが第4試合という扱い。

ロドリゲスはUFC6勝2敗2分け。4連勝で一時はランキング3位まで上がったホドリゲスだが、昨年11月、前戦のアマンダ・レモス戦でキャリア初のKO負け。王座挑戦圏から一歩後退となった。ムエタイがバックボーンのストライカーだが、グラウンドに穴がある。36歳。

ジャンジロバはInvictaで魅津希UFCでは村田夏南子に勝利している。UFC4勝3敗。負けた相手はカーラ・エスパルザ、マッケンジー・ダーン、アマンダ・ヒバス。一本勝ちの多いグラップラー(18勝中13回、一方でKO勝ちは1度のみ)。34歳。

いきなりタックルに入ったジャンジロバ。切れずにケージ際で尻餅をついたロドリゲス。寝かせようとするジャンジロバ。立とうとするが、ジャンジロバ立たせずバックに回る。ハーフバック。ロドリゲスは正対してハーフにするが、背中を完全につけられている。押さえ込みながらパウンドを入れていくジャンジロバ。ハーフでキムラのセット。放して肘を落としたジャンジロバ。下から足で距離を作るロドリゲス。ジャンジロバはガードに入っていきハーフにした。時間がない。ホーン。

1Rジャンジロバ。

2R。ジャンジロバがバックブローを見せてからタックルに入るが、これはロドリゲスが切った。ジャンジロバローシングル。ケージ際で足首を掴んだジャンジロバ。ケージ際でボディロックしてテイクダウン狙い。オーバーフックしてこらえるロドリゲスだが、ジャンジロバはテイクダウンを狙いつつパンチを入れる。ジャンジロバ引き込み。足関を狙いながら上を取った。ハーフ。また背中を付けたロドリゲス。パウンド・肘で削っていくジャンジロバ。ジャンジロバサイドに出た。残り1分。ロドリゲスは肘でカット。ケージを蹴るがポジションを返せない。残り20秒でノースサウスチョークをかけたジャンジロバだが、自ら放すと肘を入れた。ホーン。

2Rジャンジロバ。ロドリゲスはテイクダウンされた後、一度も自力で立てていない。

3R。ジャンジロバのタックルを切ったロドリゲス。飛び膝。しかしジャンジロバがまたシングルレッグに。ケージに押し込みテイクダウン狙い。両足を束ねて尻餅をつかせた。寝かされないように抵抗しつつ肘を入れるロドリゲス。ジャンジロバ徐々に上半身を押さえに行き、完全に寝かせた。肩固めをセットするがまだ浅い。立ったジャンジロバに下から蹴り上げ連打。ペダラーダのラッシュ。が、ジャンジロバは無理に行く必要はない。ガードに入ったジャンジロバに下から殴るロドリゲスだがタイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でジャンジロバ勝利。

3Rはちょっと逃げ切りに入って攻められたジャンジロバだが、1・2Rはテイクダウンからほぼドミネイトして完勝。トップ5を下してタイトル挑戦圏内に入ってきた。

ロドリゲスはテイクダウンされた後リカバリーできず。連敗で当面タイトル挑戦からは遠のいた。

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MMA o UFC   アマンダ・レモス アンジェラ・ヒル エイドリアン・ヤネス シンシア・カルヴィーロ ロブ・フォント

4.8『UFC 287』でミシェル・ウォーターソン vs. ルアナ・ピニェイロ、シンシア・カルヴィーロ vs. ルーピー・ゴディネス

4.8 UFCでロブ・フォントとエイドリアン・ヤネスが対戦(2022年12月31日)

 こちらの続報。


 UFCが4月8日に開催する『UFC 287』でミシェル・ウォーターソン vs. ルアナ・ピニェイロの女子ストロー級マッチが行われることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。

 ウォーターソンは昨年7月の『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodríguez』でアマンダ・レモスに2Rギロチンチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。現在UFC女子ストロー級ランキング11位。ピニェイロは2021年11月の『UFC Fight Night 198: Vieira vs. Tate』でサム・ヒューズに判定勝ちして以来1年5ヶ月ぶりの試合で8連勝中(UFC戦績2勝0敗)。現在UFC女子ストロー級ランキング13位。

 なお、同大会は正式発表されてませんが、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される見込みだそうです。


 同じく『UFC 287』でシンシア・カルヴィーロ vs. ルーピー・ゴディネスの女子ストロー級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 カルヴィーロは昨年8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でニーナ・ヌネスに判定負けして以来の試合で4連敗中。現在UFC女子ストロー級ランキング14位。ゴディネスは同じく昨年8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でアンジェラ・ヒルに判定負けして以来の試合。続きを読む・・・
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F1 MMA o ONE UFC   アマンダ・レモス

『UFC Fight Night 214』アマンダ・レモス vs. マリーナ・ロドリゲスを見たファイター・関係者の反応

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 『UFC Fight Night 214: Rodriguez vs. Lemos』アマンダ・レモス vs. マリーナ・ロドリゲスを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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MMA o ONE UFC YouTube   その他 アマンダ・レモス ダニエル・ロドリゲス ニール・マグニー マーク・マドセン

『UFC Fight Night 214: Rodriguez vs. Lemos』前日計量動画/4選手が計量ミス

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MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Marina Rodriguez (115.5) vs. Amanda Lemos (114.5)
・Neil Magny (170.5) vs. Daniel Rodriguez (170)
・Josh Parisian (265.5) vs. Chase Sherman (255.5)
・Nate Maness (125.5) vs. Tagir Ulanbekov (124.5)
・Grant Dawson (157.5)* vs. Mark Madsen (155)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Darrick Minner (146) vs. Shayilan Nuerdanbieke (145.5)
・Miranda Maverick (125.5) vs. Shanna Young (126)
・Mario Bautista (135.5) vs. Benito Lopez (138.5)**
・Jinh Yu Frey (115.5) vs. Polyana Viana (115.5)
・Johnny Munoz (135.5) vs. Liudvik Sholinian (135.5)
・Carlos Candelario (128.5)*** vs. Jake Hadley (126)
・Ramona Pascual (137)**** vs. Tamires Vidal (134)

 『UFC Fight Night 214: Rodriguez vs. Lemos』前日計量結果。グラント・ドーソン、ベニート・ロペス、カルロス・キャンデラリオ、ラモーナ・パスクアルが計量ミス。4選手が計量ミスというのは歴代1位タイとのこと。ドーソンが出場給の30%、その他の3選手は20%を譲渡し試合は行われます。






 前日計量&フェイスオフ動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・マリーナ・ロドリゲス vs. アマンダ・レモスは11人全員ロドリゲス支持。

・ニール・マグニー vs. ダニエル・ロドリゲスはマグニー支持2人、ロドリゲス支持9人。

・チェイス・シャーマン vs. ジョシュ・パリジャンはシャーマン支持7人、パリジャン支持4人。

・タギル・ウランベコフ vs. ネイト・マネスはウランベコフ支持9人、マネス支持2人。

・グラント・ドーソン vs. マーク・マドセンはドーソン支持1人、マドセン支持10人。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC03 アマンダ・レモス キック ミッシェレ・ウォーターソン

【UFC ABC03】ウォーターソンに距離を取らせなかったレモスが、ダブルレッグをギロチン斬り

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・レモス(ブラジル)
Def.2R1分48秒by ギロチンチョーク
ミッシェレ・ウォーターソン(米国)

予想通り足を使うウォーターソンが、距離を取って戦う。レモスは追わず、飛び込みを待つ序盤に。ウォーターソンの左ローより外のレンジで試合が進み、レモスが左ジャブから左ミドルを入れる。ウォーターソンが構えを変えると、そこに反応するレモスが右オーバーハンド、右ローを蹴っていく。ローにワンツーを合わせたレモスが、自らの空振りで姿勢を乱す。詰めないウォーターソンはサイドキックも、レモスの圧を跳ね返せないようだ。

と、ダブルレッグで一気にテイクダウンをウォーターソンが決める。残り45秒、レモスはバタフライガードからスイープを狙う。ウォーターソンは左足を抜いて、パンチ。殴られながらレモスは上を取り返し時間に。

2R、右を入れたレモス。ウォーターソンが右に回るが左ミドルを受ける。オーソに構えたウォーターソンは左前蹴り、スイッチして右サイドキックで距離を取る。踏み込んで右を当てたレモスは、ボディを抉り右オーバーハンドへ。ここでウォーターソンはダブルレッグからテイクダウンへ。シングルに切り替えたを合わせたウォーターソンだが、切ったレモスがギロチンにとって引き込む。ロールし力を入れた時点で、ウォーターソンがタップ。レモスはレフェリーが見落としても絞めを解き、ウォーターソンも敗北を清く認めた。


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