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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN66 アブス・マゴメドフ ミシェウ・ペレイラ

【UFC ESPN66】四次元ファイト不発。持ち前のダイナミックさに欠けたペレイラがマゴメドフに判定負け

<ミドル級/5分3R>
アブス・マゴメドフ(ドイツ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)

サウスポーに構えるペレイラに対し、マゴメドフが右の前蹴りを放つ。ペレイラは左の蹴りのフェイントを見せ、左ボディフック・ストレートを放つ。前に出るマゴメドフは右ローを蹴って、ペレイラの右前蹴りに対して右のオーバーフックを放つ。じりじり前に出るマゴメドフが右ミドルと右ストレート、ペレイラの蹴りに左フックを合わせる。

マゴメドフは組みつくペレイラを突き放し、右ハイ、左フックから右ストレート、右ボディストレート、右フックと手数を増やし、下がるペレイラをジャブでおいかける。そしてマゴメドフが右ストレートからダブルレッグでテイクダウンするとハーフガードの状態から一気にパンチを落とす。

マゴメドフは立ち上がるペレイラの後ろに回りこみ、ペレイラの背中に飛び乗るように両足をフックする。ここはマゴメドフが足を解除してバックキープし、ペレイラが反転して正対する。マゴメドフがすぐに打撃のプレッシャーをかけて左フック、変わらず前に出てインローを蹴り、終盤は右ボディストレートと右ハイを見せた。

2R、マゴメドフは歩くように前に出て左右の前蹴り。ペレイラも左ローを蹴るが力がない。マゴメドフは蹴りのフェイントからジャブを突いて右ボディストレート。ペレイラが前に出ようとするところに左フックを狙い、右の前蹴りで下がらせる。ペレイラは下がりながら左のテンカオ。組みついたマゴメドフはペレイラをケージまで押し込む。

離れたペレイラが左の前蹴りと左ボディストレート。マゴメドフは右フックを打ち込んで左フック、右アッパーから左フック。ペレイラはこれを空振りさせ、スタンドでマゴメドフのバックに就くが、マゴメドフもすぐに正対して離れる。マゴメドフが右ストレートから左フック、右の前蹴り。ペレイラは下がって攻撃を返す。マゴメドフも前には出るが手数が少ない。

この展開に場内からはブーイングが起こる。マゴメドフは右ボディ、ペレイラが左フック。ジャブの相打ちになるとペレイラが右ボディ、マゴメドフは右の前蹴り。ペレイラがパンチ、マゴメドフが前蹴りを繰り出したところでラウンド終了。再び会場からは大きなブーイングが起きた。

3R、マゴメドフがジャブ、ペレイラがワンツー。ここまでのラウンドと違い、前に出るペレイラがジャブ、左ボディ、左ミドルと手数を増やし、左ストレートでボディを狙う。マゴメドフも前には出るが攻撃が出ない。ペレイラもビッグヒットはないもののジャブを前蹴りを当てる。

マゴメドフもジャブとワンツーを返してダブルレッグへ。切ったマゴメドフがヒザ蹴りを蹴る。試合がスタンドに戻るとペレイラが左右の前蹴りでボディを狙い、これでマゴメドフの足が止まる。ペレイラは左ボディを放ち、左の前蹴りでボディを狙う。マゴメドフも右フックを当てるが、ペレイラも左のヒザ蹴りを突き刺してジャブから前に出る。

残り1分、マゴメドフがダブルレッグに入るもテイクダウンはできない。試合がスタンドに戻るとマゴメドフが左フック、ジャブを立て続けに当てる。ペレイラも前蹴りを返すが、マゴメドフが左フックを合わせて左右のフック。ペレイラはそれ空振りさせてパンチを返すが当たらない。試合終了のブザーが鳴り、両者が手を挙げて勝利をアピールするが、会場からは三度ブーイングが起きた。持ち前の四次元ファイト、そしてダイナミックさに欠けたペレイラ。判定は3-0でマゴメドフに軍配が上がった。


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45 AB MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN66 WWE アダム・ブラムハルド アブス・マゴメドフ アラテンヘイリ アンソニー・スミス アンドレ・ムニス イクラム・アリスケロフ カルロス・プラチス キック キャメロン・サーイマン ギガ・チカゼ ギャリー クリスチャン・ロドリゲス クリス・グティエレス ゲージ・ヤング ジミー・フリック ジャケリン・アモリン ジョン・カスタネダ チェルシー・チャンドラー チャン・ミンヤン ティモシー・クアンバ デモン・ブラックシアー ニコラス・ダルビー ブラック ベンソン・ヘンダーソン ペイトン・タルボット ホセリン・エドワルツ ボクシング ポリアナ・ヴィアナ マット・シュネル マルコム・ウェルメーカー ミシェウ・ペレイラ ライカ ランディ・ブラウン ロベルト・ロメロ 空手

【UFC ESPN66】サーイマンとUFC初陣。マルコム・ウェルメーカー「僕はただのKOアーチストじゃない」

【写真】まさか22歳になってから、格闘技を始めていたとは……(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)、ミズーリ州カンザスシティのTモバイル・センターでUFC on ESPN66「Machado Garry vs Prates」が開催され、マルコム・ウェルメーカーがUFCデビューを果たす。
text by Manabu Takashima

今回のカンザスシティ大会は、UFCの親会社TKOグループホールディングスIncが所有する3つのエンターテイメント・イベントが、連続開催されるという初の試みの中で実施される。

24日はプロフェッショナル・ブルライダーズ──つまり、プロの闘牛団体──牛使いの祭典。26日がUFC、そして28日にはWWE RAWがTモバイル・センターで行われ、TKOテイクオーバーと呼ばれている。

そんな特別感のある同大会で、キャメロン・サーイマンと戦うウェルメーカーは格闘技を始めたのが22歳で、スタイルはケンポーカラテという変わり種だ。ジム自体がMMA中心となり、彼は8連勝でUFC初陣を迎える。遅いスタートと、マイナーな格闘技がベースのウェルメーカーは、自分を強くしたのは10試合に及ぶアマMMAの経験だったと話した。


――マルコム、今週末にキャメロン・サーイマンとUFCデビュー戦を戦います。今の気持ちを教えてください。

「ワクワクしているよ。世界最高峰のレベルで戦うという夢が現実になる。キャンプは最高だったし、このマッチアップも最高にエキサイティングだ。もう、楽しむ準備はできているよ」

──昨年のコンテンダーシリーズでアダム・ブラムハルドを見事な右クロスでKOして以来、マルコムがいつUFCで戦うのかを楽しみにしていました。

「ありがとう。そんな風に言ってもらえて嬉しいよ」

──勝利後、「打撃には自信がある」とインタビューで応えていたのですが、マルコムはもともとは打撃格闘技出身なのですか。

「僕の所属するファリエーズMMAは、元はケンポーカラテのジムだったんだ。名前もファリエーズ・ケンポーカラテだった。父や兄もケンポーカラテをやっていて、そこが数年前にファリエーズMMAになったんだ。ジムのプログラムが変わって、MMAが軸になった。でも、僕のコーナーは皆、ケンポーカラテ出身だ。

僕自身、ケンポーカラテを学びながらボクシングやレスリグを少しかじっていた。でも、ほぼケンポーカラテの練習をしていた。コーナーにいてくれるコーチは、僕のことをDay 1から知っているんだ」

──日本は拳法と空手は別々で、ケンポーカラテという競技はないです。ケンポーカラテとは、どのようなスタイルなのでしょうか。

「ぶっちゃけていうと、僕のケンポーカラテの知識は本当に少ない(笑)。コーチが黒い道着を着て指導しているとか、そんなもんで。僕が練習をやってきたなかで分かっていることは、現実的な状況を踏まえていたということ。ナイフとか、武器を持った相手と戦うことも想定されていた。首への攻撃や、急所への打撃も多かった。血なまぐさいモノだったよ」

──MMAを戦うようになって生きている点はありますか。

「オーソもサウスポーもなかったことかな。コーチからはどっちの構えでも、殴って蹴ることができるように指導を受けた。それは本当に初期の初期から習っていたことだよ。僕は自然とスイッチして戦るようになっていたけど、当時は誰もがスイッチして戦うということはなかった」

──そもそもなぜ、ケンポーカラテを始めたのですか。

「凄く自然なことだったよ。兄ちゃんや父ちゃんがMMAを戦っていて。父ちゃんは特にMMAの第一世代だった。父ちゃんはケンポーカラテのブラッグ道着でMMAを戦っていたんだ。4人トーナメントとか、そういう時代だよ。まだ、僕が赤ん坊の時だけどね。だから、まあ言えば……その時から、始まっていたんだよ」

──ではマルコムは物心からつく前からケンポーカラテをやってきたのですね。

「ノー。僕が練習を始めたのは22歳になってからだよ。だから8年前かな」

──えっ!!

「配管工をしていたんだけど、どんどん太ってしまって。一緒に働いてたヤツから『マーシャルアーツでもやって、痩せないか?』って誘われたんだよ。で、ケンポーカラテのスクールにいって、ぶっ飛ばされた。ハッハッハッハッハ」

──それまで格闘技の経験はなかった?

「ノー。ボクシングも、レスリングもやったこともなかった。バスケットボールをガキのころにやっていただけで、全く他のスポーツの経験もない。ただ父ちゃんがケンポーカラテを始めたころにベンソン・ヘンダーソンの写真を見せてくれて『お前に似ているだろう。世界チャンピオンだ』と(笑)。それでやる気がでてきて、思い切り練習するようになった。そうしたら体重も落ちて、凄く動けるようになった時にコーチから『キックの試合に出てみないか』と誘われたんだ。もちろんって答えて、TKO勝ちを収めた」

──それから、アマを経て8連勝でUFCと契約を果たせた。マルコムはもともと素質があったと思っていますか。それともハードトレーニングの賜物でしょうか。

「僕は22歳で練習を始め、キックの試合に出るようになった。周囲は本当にガキの頃から、キックやファイトをやってきた連中だ。MMAを戦うようになってからは、対戦相手の多くがキッズの時からレスリングをやっていた。

そういう意味では、10試合戦ったアマMMAの経験が凄く生きている。ハイスクールレスリングの州王者や、カレッジでレスリングをやっているヤツ。MMAでは子供の時からレスリングをやってきた人間ばかりだ。でも、喧嘩腰のファイトでテイクダウンを切ってきた。きっとラッキーだったんだよ。

特にアマの8試合目から10試合目までの3試合は、国内で最高レベルのアマMMAファイターと戦えた。あの3試合でプロでもやっていけると確信が持てた。ベストアマチュアは、プロでやる能力は十分にある。あの経験がプロでやっていけるという自信を与えてくれたんだ」

──アマとプロルールの差は、どのような点にあったのでしょうか。

「これは大会によって違うけど、僕の場合はヒザやエルボーを顔に打ってはいけなかった。それぐらいかな。他の州ではエルボーも許されて、プロルールと同じところもある。だからアマで強い選手は、プロでも結果を残せる」

──それでファイトマネーがないのは、過酷すぎますね。

「そこだよ。最悪だよ(笑)」

(C)Zuffa/UFC

──では、ここからは次戦について。

まず対戦相手のサーイマンの印象を教えてください。

「彼は若くて、才能のあるウェルラウンダーだ。20歳やそこでUFCにデビューをし3連勝した。今は2連敗中だけど、それは相手が本当に強かったからに過ぎない。クリスチャン・ロドリゲスとペイトン・タルボットだからね、相手は。この2敗があるからって、彼が良くないファイターなんてことは絶対にない。サーイマンは、本当にグッドファイターだよ。

破壊力もあるし、試合をまとめる力も持っている。それでも、僕は打開できる。僕の方が優れたストライカーで、優れたレスラーだ。グラップリングでも僕が上だったとしても、これはMMAだ。グラップリングじゃない。僕の力をもってすると、思うような試合ができ、フィニッシュへの道筋も見えてくるに違いない。

ファンも僕がKOファイターだと知っている。ただ倒すだけじゃない。見て楽しんでもらえる……僕はエンターテイメント・ファン・ファイターだ。1Rで倒すことができれば、それはそれで構わない。でも15分間、チケットを買ってくれた人が満喫できる激しい試合がしたい。僕はただのKOアーチストじゃない。ファンをハッピーにデキるファイターなんだよ」

■視聴方法(予定)
4月27日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前6時45分~U-NEXT

■UFC ESPN66対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
イアン・マチャド・ギャリー(アイルランド)
カルロス・プラチス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
チャン・ミンヤン(中国)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チカゼ(ジョージア)
ダヴィッド・オナマ(ウガンダ)

<ミドル級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
アブス・マゴメドフ(ドイツ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
ニコラス・ダルビー(デンマーク)

<ミドル級/5分3R>
イクラム・アリスケロフ(ロシア)
アンドレ・ムニス(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
マット・シュネル(英国)
ジミー・フリック(米国)

<ライト級/5分3R>
エヴァン・エルダー(米国)
ゲージ・ヤング(米国)

<フェザー級/5分3R>
クリス・グティエレス(米国)
ジョン・カスタネダ(米国)

<バンタム級/5分3R>
デモン・ブラックシアー(米国)
アラテンヘイリ(中国)

<バンタム級/5分3R>
キャメロン・サーイマン(南アフリカ)
マルコム・ウェルメーカー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジャケリン・アモリン(ブラジル)
ポリアナ・ヴィアナ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ティモシー・クアンバ(米国)
ロベルト・ロメロ(メキシコ)

<女子バンタム級/5分3R>
チェルシー・チャンドラー(米国)
ホセリン・エドワルツ(パナマ

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45 o UFC UFC314 アブス・マゴメドフ ギガ・チカゼ ギャリー ゲージ・ヤング ジェフ・ニール ジミー・フリック ニコラス・ダルビー ニール・マグニー ブラック ポリアナ・ヴィアナ マット・シュネル マルコム・ウェルメーカー ランディ・ブラウン ロベルト・ロメロ

UFC on ESPN66:オッズ/予想と展望

イアン・マシャド・ガリ1.77
カルロス・プラテス 2.10
アンソニー・スミス 4.90
ジャン・ミンヤン 1.19
ギガ・チカゼ 2.45
デビッド・オナマ 1.57
ミシェル・ペレイラ 1.70
アブス・マゴメドフ 2.20
ランディ・ブラウン 1.40
ニコラス・ダルビー 3.05
イクラム・アリスケロフ 1.18
アンドレ・ムニス 5.10
マット・シュネル 1.39
ジミー・フリック 3.10
エヴァン・エルダー 1.49
ゲージ・ヤング 2.70
クリス・グティエレス 1.74
ジョン・キャスタネーダ 2.14
ダモン・ブラックシア 1.21
アラトゥン・ヘイリー 4.70
マルコム・ウェルメーカー 1.83
キャメロン・サイマン 2.00
ジャケリニ・アモリン 1.13
ポリアナ・ヴィアナ 6.50
ティミー・クアンバ 2.10
ロベルト・ロメロ 1.77
チェルシー・チャンドラー 3.40
ヨセリン・エドワース 1.34

今月初めまではジャマール・ヒル vs. カウル・ラウントリーJr.がメインだったが、ヒルの欠場で延期に。4月12日のUFC314でのジェフ・ニール戦が中止になったプラテス(プラチスから表記変更)とイアン・マシャド・ガリー(ギャリーから表記変更)の試合が代わりにメインとなった。

アイルランドガリーは「ネクストマクレガー」の呼び声も高く、無敗でUFCと契約後8連勝。ただ、上位陣が相手になると判定勝利が多く、試合内容はマクレガーから程遠かった。それでもランキングに入ると、昨年12月にシャフカト・ラフモノフとの無敗対決が組まれる。当初ラフモノフは王者ムハマドとの対戦が組まれていたが、ムハマドが負傷欠場。ラフモノフ戦は暫定王座決定戦になってもおかしくないところだったが、当時ランキング7位のガリーの実績不足と見られたのかノンタイトル戦に。ガリー劣勢の展開から、最終ラウンドにバックを取りチョークで逆転勝ちを狙ったものの、凌がれて判定負けでキャリア初黒星を喫した。

プラテスは昨年2月のUFCデビューから4連続KO勝ち・4連続ボーナス獲得で、ウェルター級でもっとも勢いのある選手。所属チームも今一番ノッているファイティング・ナード。ローカル時代を含めると、11連勝・10連続KO勝利。長いリーチからの左のパンチでダウンを取りまくっている。一方で、ランカーとの対戦は前回のランキング15位ニール・マグニー戦が唯一で、まだ上位陣相手に実力のテストはされていない。

無敗がストップしたガリーと連勝中のプラテス。勢いのある選手の方がオッズで人気を集めることが多いが、意外にもフェイバリットなのはガリー。確かにガリーにもフィニッシュされるイメージはなく、長期戦になった時のプラテスが未知数ではある。

プラテスKO勝ちと予想。

セミではRoad To UFCシーズン1のワンマッチ出身・ジャン・ミンヤンがUFC3戦目でライトヘビー級ランカーで元タイトル挑戦者のアンソニー・スミスに挑む。ミンヤンもUFCデビューから2戦はKO勝ちで連続ボーナス獲得。15歳でプロデビューしてから20歳までの5年間で6敗しているが、そこから11連勝中。

オッズでは大きくフェイバリットとなっているが、ミンヤンよりもここ8戦で2勝6敗のスミスのダメージの蓄積が不安視された結果か。ミンヤンは勝った試合でも被弾することは結構あり、UFCでの2勝はいずれもデビュー戦の相手との対戦で、プラテス以上に未知数。勝てばアジア勢として初のライトヘビー級ランキング入りとなるが。

プレリムでは元フライ級ランカーのマット・シュネルが登場。前回敗れて3連敗となった際に、オクタゴンにグローブを置いて去り引退を表明したが、何事もなかったように半年で復帰する。負けて4連敗となれば、引退しなくてもUFCからはリリースされそうだが、オッズではフェイバリット。

第1試合開始は27日朝7時から。速報します。

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45 AB MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFN UFN241 アブス・マゴメドフ アラテンヘイリ アンジェラ・ヒル エイドリアン・ヤネツ エジソン・バルボーサ エミリー・ダコーテ カールストン・ハリス クレイジソン・ホドリゲス ケイオス・ウィリアムス ジョシュア・クリバオ テンバ・ゴリンボ トム・ノーラン ピエラ・ロドリゲス マクワン・アミルカーニ メリッサ・ガト ライカ ラミズ・ブラヒメジ ルアナ・ピネイロ レローン・マーフィー ヴァネッサ・デモパウロス ヴィクター・マルチネス

【UFN241】メインはストライカー対決=バルボーザ×マーフィー。脱中堅争いのファイターたちも要注目

【写真】大胸筋の付き方が、違う (C)Zuffa/UFC

日本ではRoad to UFCが注目を集める今週末、北米のUFCは通常運転=18日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスはUFC APEXでUFN241:UFN on ESPN+99「Baroboza vs Murphy」が開催される。
Text by Manabu Takashima

メインはUFC在籍14年目を迎えるエジソン・バルボーサに、キャリア13勝0敗1分でオクタゴンでも1分けを挟んで5連勝中のレローン・マーフィーが挑む一戦だ。


UFCで18勝11敗、現在2連勝中のバルボーザ。タイトル挑戦経験こそないが、ライト級とフェザー級で大半の試合はランカー対決を続けてきた。対してマーフィーが5連勝を果たした相手は、バルボーザが戦ってきたレベルにはないという見方はできるだろう。

それでもジョシュア・クリバオ、マクワン・アミルカーニ、そしてリカルド・ラモスらを下しているのだから、その機会があれば勝利を手にしている可能性も十分にある。マーフィーのストロングポイントは、思い切りの良い打撃にあることは間違いない。

勢いがあり過ぎてテイクダウン防御がザルになったり、ガードがおそろかになって被弾することもある。ただし、組みも含めて常にアグレッシブな姿勢で活路を開いてきた。特に組みに対応した打撃、勝負所の詰めなど目を見張るものがある。

この積極性が、より立ち技格闘技に近い攻撃をMMAのなかで見せてきたバルボーサに通じるのか。互いにカーフを得意にしており、前足潰しという部分で両刃の剣といえる先制攻撃を臆することなく繰り出せるのは、どちらか。詰め将棋のなかで、全てを覆すパワフルなパンチを持つマーフィー。対してバルボーザは、どの距離で戦おうとするのか。非常に興味深い。

またガイアナのルタドール=カールストン・ハリス、馬力で全て打開するグラップラー=ジンバブエのテンバ・ゴリンボ。

現在連敗中ながら、パンチで間を制すと蹴りが生きてくるエイドリアン・ヤネツなど、脱中堅を目指すメインカード出場選手たちの戦い振りにも注目したい。

■視聴方法(予定)
5月19日(日・日本時間)
午前5 時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■ UFN241対戦カード

<フェザー級/5分5R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
レローン・マーフィー(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ケイオス・ウィリアムス(米国)
カールストン・ハリス(ガイアナ)

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ(米国)
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ(米国)
ヴィニシウス・サルバール(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
アンジェラ・ヒル(米国)
ルアナ・ピネイロ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
トム・ノーラン(豪州)
ヴィクター・マルチネス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウマル・シ(フランス)
トゥコ・トコス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
テミレス・ヴィダウ(ブラジル)
メリッサ・ガト(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アブス・マゴメドフ(ドイツ)
ヴァレリー・アウベス(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(コロンビア)
アリアニ・カルネロッシ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
アラテンヘイリ(中国)
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
エミリー・ダコーテ(米国)
ヴァネッサ・デモパウロス(ギリシャ)

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MMA o UFC アブス・マゴメドフ ダン・イゲ

UFC on ESPN52:第7試合・プナヘレ・ソリアーノ vs. ダスティン・シュトルツフス

ミドル級。

ハワイアンのソリアーノはUFC3勝3敗。ローカルでは全試合1Rフィニッシュ。コンテンダーシリーズの試合のみ判定勝ちだったが、UFCでの3勝もすべてフィニッシュ勝利(うち1RKOが2回)。しかし前戦はロシアのロマン・コプィロフに強打で攻めたものの、失速し初のKO負けを喫した。レスリングと柔道でハワイの高校州王者になっている。同じハワイ出身で現在もエクストリーム・クートゥアの同門・ダン・イゲに誘われてMMAを始めた。31歳。

シュトルツフスはドイツ系アメリカ人。幼少からレスリング・タンスードーなどを学び、ルタ・リーブリと柔術で黒帯を取得。大学時代にドイツに留学し、現在もドイツ在住。コンテンダーシリーズでは、現在UFC3連勝で次にランカーと対戦する女ー・パイファーを1Rに投げた際に右肘を脱臼させてのアクシデント的なTKO勝ち。が、UFC本戦ではカイル・ドーカス、ホドウフォ・ヴィエラ、ジェラルド・マーシャートに3連敗。UFC3勝4敗のドワイト・グラントにはテイクダウンからの押さえ込みで判定勝ちしたが、前戦はロシアのアブス・マゴメドフに前蹴りを効かされ、パンチ連打でダウン→パウンドでわずか19秒でのKO負け。メインカードに組まれているものの、負けて1勝5敗になったらリリースだろう。32歳。

 

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【UFN231】マゴメドフのプレスに耐え、3Rにダウン&バック奪取のボハーリョが判定勝ちでUFC本戦5連勝

<ミドル級/5分3R>
カイオ・ボハーリョ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
アブス・マゴメドフ(ドイツ)

サウスポーのボハーリョが距離を取って関節蹴りを繰り出す。マゴメドフは右を振るいながら距離を詰めるも、ボハーリョがバックステップでかわす。左ハイからサークリングするボハーリョは、ワンツーで飛び込んだ。これをかわされると再び距離を取る。マゴメドフが右前蹴りをボディに突き刺すも、ボハーリョの足は止まらない。マゴメドフが右ストレートを伸ばすと、ボハーリョがバランスを崩した。ボハーリョにケージを背負わせたマゴメドフが、ボディに右ストレートを伸ばす。ボハーリョは右サイドキック、左ミドルを繰り出すが、マゴメドフの前進は止まらない。

残り1分30秒で、ボハーリョがダブルレッグで飛び込んだが、マゴメドフがスプロールした。ボハーリョの立ち上がり際にマドメドフが右ハイを狙う。ケージを背負ったボハーリョがワンツーを伸ばしたところで、マゴメドフの左手がアイポークに。試合は中断され、ドクターチェックが入る。再開後、ケージ中央でマゴメドフがワンツーを繰り出した。ボハーリョも距離を詰めたところでラウンドが終了した。

2Rもマゴメドフがプレスをかける。ケージを背負ったボハーリョにマゴメドフがフックの連打を浴びせる。ここでケージ中央に回ったボハーリョが蹴りを散らすも、マゴメドフを止めることはできない。しかしボハーリョから距離を詰めて右フックを当てると、一瞬マゴメドフの動きが止まった。さらにボハーリョがパンチで追撃する。さらにボハーリョの右ジャブが当たり始める。右ジャブから左ボディを突き刺すボハーリョ。マゴメドフの右フックをブロックし、距離を詰めていくシーンが増えてきた。マゴメドフも右ボディストレートを伸ばす。残り20秒でケージを背負ったボハーリョが左跳びヒザを、マゴメドフの脇腹に当てた。

最終回、ボハーリョが観客を煽る。ボハーリョの右ローに、マゴメドフが左右フックを合わせた。右ジャブを伸ばして距離を保つボハーリョは、左ハイを当ててからテイクダウンのフェイントを見せる。マゴメドフも左右の蹴りを散らし始めた。ボハーリョは右ヒジ、左ストレートからプレスをかけてマゴメドフにケージを背負わせた。やや動きが落ちたマゴメドフに対し、ボハーリョが右ジャブから左の縦ヒジを当てる。これが効いたかマゴメドフの動きが止まり、下がるように。一気に前に出るボハーリョのパンチを受けて、マゴメドフが嫌がるようにダウンする。ボハーリョはトップからバックへ。マゴメドフはパンチを受けながら振り落とそうと試みるも、ボハーリョがバックマウント奪取から四の字フックへ。ボハーリョがパンチで削るも、マゴメドフが堪えて試合終了のホーンを待った。

裁定はボハーリョのユナニマス判定勝ちに。これでボハーリョはUFC本戦で5連勝となった。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC293   アブス・マゴメドフ アレキサンダー・ヴォルコフ アントン・トゥルキャリ イスラエル・アデサニャ オースティン・レーン カーロス・アルバーグ キック ショーン・ストリックランド ジェイミー・マラーキー ジャスティン・タファ ジャック・ジェンキンス ジャレッド・キャノニア タイソン・ペドロ タイ・ツイバサ チョン・ダウン ドリキュス・デュプレッシー ナスラ・ハクパレス ナソーディン・イマボフ フィリッピ・ドスサントス ブラッド・ダイアモンド ボクシング マネル・ケイプ ヤン・ブラホヴィッチ ロバート・ウィティカー

【UFC293】有言実行……いや嘘から出た実はなるか?!=アデサニャ✖ストリックランド戦展望「奇跡は?」

【写真】ジャブでミドル級無双のアデサニャをストリックランドは攻略できるのか(C)Zuffa/UFC

10日(日・現地時間)、豪州のシドニーにあるクドス・バンク・アリーナにて、UFC 293「Adesanya vs Strickland」が行われる。2017年11月以来、実に約6年ぶりにこの地での開催となる今大会のメインイベントは、王者イスラエル・アデサニャにショーン・ストリックランドが挑むミドル級タイトルマッチだ。
Text by Isamu Horiuchi

アデサニャは2019年6月にロバート・ウィティカーを破って正規王者に。当時のライトヘビー級王者ヤン・ブラホヴィッチに挑んでの二階級王者奪取こそ失敗したものの──実に5度の連続防衛に成功した。昨年12月にはキックボクシング時代からの天敵アレックス・ペレイラに5R逆転TKO負けを喫して王座陥落したが、今年の4月に再戦。

2Rに劇的なKO勝利を挙げてリベンジに成功した。ペレイラが階級を上げた今、ミドル級では頭二つほど抜けた存在だ。


ランキング5位のストリックランドと、チャンピオンの因縁は、昨年7月のUFC 276の試合前記者会見から始まっていた。同大会のメインでジャレッド・キャノニアの挑戦を受けるアデサニャと、アレックス・ペレイラとの対戦を控えたストリックランドは、お互いの対戦相手そっちのけで口論を交わしたのだ。

もちろん先制攻撃を仕掛けたのは、数秒に1回は放送禁止用語を口にするのが通常運転のストリックランドの方だ。アニメ好きで有名なアデサニャに対して「おい、Pornhub(世界最大のアダルトサイト)のお前のページはアニメばっかなんだよな! アニメでbeat off(自慰行為)している奴が、俺をbeat(ぶちのめす)することができるわけねーぜ!」と下品だが上手いことを言って挑発。

すると、王者も負けじと「もしお前が(ペレイラに)勝ったら、次に俺がお前と戦い、KOしてやる。そしてお前の墓の上でTikTokダンスを踊ってやるよ」と言い返す。

するとストリックランドはいかにも嬉しそうに──「ハ! 聞いたか? 大の大人がTikTokだってよ! こういうのがヤベーんだよ。こんな野郎がチャンピオンなんだぜ!」とさらに煽る。

その後も言い合いは続き──。

ストリックランド まあ、イジーはいい奴だぜ! 俺はポルノアニメ中毒の男をダメ野郎だと見下したりしねえんだ!

アデサニャ そのジャンルはHentaiって言うんだ。そのくらい知っとけや!

ストリックランド なるほど、Hentaiか。俺は大人だからそんなもん見ねーよ!

アデサニャ とにかくお前は、(ストリックランドの対戦相手のペレイラを指して)この男に集中したほうがいいぞ。マジだ。こいつはお前をあっという間に眠らせちまうからな。

などと──誰が得するのか分からない方向に話は展開し、アデサニャの警告通りストリックランドはペレイラに1RKO負けを喫し、続くジャレッド・キャノニアは1-2で競り負け、ランカー上位の壁に跳ね返された。

その後、今年1月にランキング12位のナソーディン・イマボフ戦(ライトヘビー級契約)に競り勝つと、7月にはノーランカーのアブス・マゴメドフを2RKOに下して現在2連勝中とはいえ、本来ならば挑戦権を得られるような実績ではない。

実際、現在アデサニャの挑戦者に最も相応しいとされているのは、7月にウィティカーを倒した南アフリカのドリキュス・デュプレッシーだ。が、デュプレッシーはその試合で負傷。当初よりシドニー大会への出場を熱望していたアデサニャ──10歳の頃に故郷のナイジェリアからニュージーランドに移住している王者にとって、同じオセアニアのシドニーは地元同然だ──の挑戦者が見当たらなくなってしまったのだ。

そこで今回白羽の矢が立てられたのが、ランキング6位までの選手中、デュプレッシー以外で唯一アデサニャとの対戦経験のないストリックランドというわけだ。

実績も地位も大きく差のある両者だけに、下馬評では王者が圧倒的有利だ。両者の主武器であるスタンド打撃を比較しても、王者有利説は揺らがない。まず武器の数が違う。アデサニャは自在にスイッチして左右の多彩な蹴りとパンチを使いこなすが、常にオーソのストリックランドの打撃は、前蹴り以外はほぼパンチのみ。もし遠い間合いで戦えば、アデサニャの蹴りで翻弄されローでダメージを蓄積される可能性が高いので、ストリックランドとしては得意のジャブを多用しながら前に出るしか勝機はないだろう。

しかし、打撃一発一発の精度と鋭さ、反応速度やスピードも目に見えて王者が上だ。抜群の距離感と巧みな足捌きを持つアデサニャが、前に出たいストリックランド相手に自分の間合いを保ちつつ、カウンターを面白いように当てる展開が容易に想像できる。

だが──それでもストリックランドには、大番狂わせを期待させる何かがある。幼少時代「とんでもねえ人種差別主義者の祖父とアル中で虐待癖のある父親」に育てられ、自分の性格も大きく歪んでしまった語るストリックランド。

内面の怒りを抑えきれずにハイスクールをドロップアウトされた後、MMAジムで練習を初体験したとき「人生で初めて幸せを感じた」と語る。

それ以来MMAに生活の全てを注ぎ、現在まで周囲が引くほどのハードなスパーリングを毎日重ねてきた。排外主義的、性差別的な発言で物議を醸すことも多く「MMAがなければ、俺は間違いなく今監獄にいるよ」と語るストリックランド(過去の犯罪歴もあり、今回豪州入りのためのビザ取得にも苦労があったようだ)には、MMAこそ社会で生きる唯一の術だ。

数限りないスパーを通して独自のスタイルを練り上げたストリックランドは、やや不格好だがよく伸びるジャブを持つ。さらに自己流L字ガード的な体捌きで、打撃を完全に避けきれなくても威力を逃す術にも長けている。

多少打たれても意に介さず前に出続ける闘志と、それを5R続けるスタミナも間違いなく持っている。遠距離では決して王者に当たらないであろうパンチも、距離を詰めることができれば話は別だ。前回のマゴメドフ戦では、一度ケージ側に詰めたら倒し切るまで延々と連打を放ち続けてみせた。組技のフィジカルに関しては王者を上回っており、ボディロックからのテイクダウンもあり、上をキープしパウンドで削るスキルも持っている。

技術的洗練を極めた王者の打撃を、戦う以外は社会に居場所のない挑戦者が、不格好かつ愚直にプレッシャーをかけ続け、最後には呑みこんでしまう奇跡は訪れるのだろうか。

■視聴方法(予定)
9月10日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前7時00分~U-NEXT


■ UFC293対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]イスラエル・アデサナニャ(ニュージーランド)
[挑戦者]ショーン・ストリックランド(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(豪州)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
マネル・ケイプ(ポルトガル)
フィリッピ・ドスサントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
オースティン・レーン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ(豪州)
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
チョン・ダウン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
チャペ・マリスカル(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー(豪州)
ジョン・マクデッシ(カナダ)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ランドン・キニョネス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ブラッド・ダイアモンド(ニュージーランド)
チャーリー・ラドキー(米国)

<フェザー級/5分3R>
シェーン・ヤング(豪州)
ガブリエル・ミランダ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ジュセ(フランス)
キーファー・クロスビー(米国)

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9.10『UFC 293』のメインイベントはイスラエル・アデサニヤ vs. ショーン・ストリックランド、セミはタイ・ツイバサ vs. アレクサンダー・ヴォルコフ

るるぶオーストラリア'24



 UFCが9月10日にオーストラリア・シドニーのクドス・バンク・アリーナで開催する『UFC 293』のメインイベントがイスラエル・アデサニヤ vs. ショーン・ストリックランドのミドル級タイトルマッチになることを発表。

 アデサニヤは4月の『UFC 287: Pereira vs. Adesanya 2』で行われたアレックス・ペレイラとのダイレクトリマッチで2R KO勝ちし王座を奪回して以来の試合。ストリックランドは7月の『UFC on ESPN 48: Strickland vs. Magomedov』でアブス・マゴメドフに2R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFCミドル級ランキング5位。


 また、同大会のセミファイナルではタイ・ツイバサ vs. アレクサンダー・ヴォルコフのヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ツイバサは昨年12月の『UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland』でセルゲイ・パブロビッチに1R KO負けして以来の試合で2連敗中。現在UFCヘビー級ランキング6位。ヴォルコフは3月の『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』でアレクサンダー・ロマノフに1R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。現在UFCヘビー級ランキング8位。続きを読む・・・
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『UFC on ESPN 48』ショーン・ストリックランド vs. アブス・マゴメドフを見たファイター・関係者の反応

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 『UFC on ESPN 48: Strickland vs. Magomedov』ショーン・ストリックランド vs. アブス・マゴメドフを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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【UFC ESPN48】アイポークでダブルビジョンのストリックランド。パンチの猛攻でアブス・マゴメドフ沈める

<ミドル級/5分5R>
ショーン・ストリックランド(米国)
Def.2R4分20秒by TKO
アブス・マゴメドフ(ドイツ)

ワンツーからローを蹴るマゴメドフが、フックで前に出る。ストリックランドはジャブを放った際に、アイポークがあり右目を抑えてインターバルを要求する。2分を経過した時にストリックランドは、ドクターに「ダブルビジョンだ」と伝える。さに40秒を経て、ストリックランドが試合再開に応じた。マゴメドフはカーフからワンツーで前に出る。さらに左フックで前に出るマゴメドフが、リードフックを当てる。ストリックランドはジャブを返し、マゴメドフのパンチを大方を防御するが、勢いのあるカーフを蹴られる。下だけでなく、ハイを入れたマゴメドフは、ダブルレッグを決めてバックへ。ストリックランドが立ち上がると、離れたマゴメドフが左を届かせた。ジャブから右を繰り出すストリックランドだが、アイポークはあったが初回はマゴメドフがリードしたか。

2R、ジャブから右をヒットさせたストリックランドは、下がったマゴメドフの腹と顔面にパンチを入れる。メゴメドフもワンツーを返すが、鼻血を流して勢いが明らかに落ちている。さらにジャブから右ストレート、ショートのコンビをまとめるなどストリックランドが攻勢に出る。ケージを背負ったマゴメドフはワンツー、ジャブ、右を打たれ何とか左ジャブを返す。

それでも圧を受け、両手で顔面を覆う場面が増えたマゴメドフは、ジャブを打たれると左に下がる。距離を詰めて右につながるストリックランドが左右のフックから右を打ちこむ。さらにパンチを纏めるストリックランドは、左ボディショットから左を打ち返してきたメゴメドフに右を連で入れ、パンチを纏める。背中を見せて距離を取り直したマゴメドフの左ハイをもう力はない。ガードが開くと右を打たれたマゴメドフは、続くワンツーについに倒れると、ストリックランドがパウンドを連続で打ち続けレフェリーが試合を止めた。

終って見れば完勝のストリックランドは「今も二重に見える」と明かした。


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