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【LFA103】メインは意外性の男カーライル✖魂のファイト=ダグワドルジのライト級。セミに松濤館女子出場

【写真】メインで対戦するカーライルとダグワドルジ (C)LFA

26日(金・現地時間)、オクラホマ州ショーニーのグランドカジノ・ホテル&リゾートでLFA103「Carlyle vs Dagvadori」が開催される。

メインはUFCを1勝2敗でリリースされたスパイク・カーライルが、ウェルター級王座に挑戦も魂のファイトの末に敗北を喫したバットスムベレル・ダグワドルジと対戦する。


カーライルはズバリ意外性のファイターだ。打撃で劣勢になり、走って逃れながらスピニングアックフィストでKO勝ちしたり、ケージに押し込まれた状態でエルボーの頭部に連打し、ダウンを奪ってマウントからパウンドアウトするなど、過去の試合で見せてきた。

手足は決して長くないカーライルは、テイクダウン&パウンド、スクランブルでポジション奪取という平均的な試合を全力で動いてモノにしてきた。対するダグワドルジはオーバーハンドとフックのファイターで、根性のファイトが判定に反映されるために、打撃後に組まれて倒されることを警戒したい。

セミでは初代LFA女子ストロー級王者ヴァネッサ・デモパウロスが、シンシア・アーセオとの対戦で再起をかける。

昨年7月の王座を奪取したデモパウロスは、8月のコンテンダーシリーズで敗北しUFCにステップアップを果たせず、2カ月後にはルピタ・ゴディエネスに敗れベルトも失ってしまった。

3連敗は再浮上の芽を摘まれるために許されないデモパウロスと戦うアーセオはユナイテッド松濤館空手協会出身、ヘッドギアとグローブ着用で顔面への直接殴打が認められたポイント制ルールなどで活躍してきた。

とはいえ、蹴りが届く距離でピョンピョン飛び跳ね重心の高い構えの打撃は、MMAへ応用するのは難しい。Invicta FCで跳ねることができなかったアーセオにとっても、正念場のLFA初陣&前王者との対戦となる。

またイザヤ・バティン・ゴンザレスと対戦するフェルニー・ガルシアは、LFA初陣でスプリット判定負けをして以来、現在3連勝──うち2つがスプリット判定勝ちという接戦男だ。

4連勝できれば、王座挑戦が見えてくるだけに大切なゴンザレス戦となる。

■視聴方法(予定)
3月27 日(土・日本時間)、
午前10時00分~UFC Fight Pass

■ LFA103対戦カード

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(ブラジル)
バットスムベレル・ダグワドルジ(モンゴル)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴァネッサ・デモパウロス(米国)
シンシア・アーセオ(米国)

<ライト級/5分3R>
アブドゥルカリーム・アルセルワディ(米国)
ジェイク・セバスチャン(米国)

<バンタム級/5分3R>
フェルニー・ガルシア(米国)
イザヤ・バティン・ゴンザレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・クィンラン(米国)
ダラス・ジェニングス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ケンドリック・ラッチマン(米国)
ルシアノ・ラモス(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ジャコビー・ジョーンズ(米国)
キャメロン・アンセル(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジオヴァナ・カヌート(ブラジル)
アマンダポ・ボーグ(米国)

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