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GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 伊藤盛一郎 橋本圭右

【GTF04】大健闘の橋本圭右から、伊藤盛一郎がヒザ十字で一本勝ち

<65キロ契約/7分1R>
伊藤盛一郎(日本)
Def.3分18秒by ヒザ十字
橋本圭右(日本)

座った橋本に対し、飛び込んだ伊藤は首を狙う。一度、伊藤を浮かせて引き込み直した橋本だが、サイドで抑えられる。ニーインから逃げようとした橋本は、首を取らせないように動くが体力と瞬発力で上回る伊藤が再びパスから、ギロチンを狙う。

足を絡まれても、首を極めさせず防御に徹する橋本は大健闘だ。それでもハーフの橋本に対し、伊藤は組んだ足を取りヒザ十字を極めた。

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GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 世羅智茂 山中健也

【GTF04】75キロT準決勝 世羅はオーバータイムで高本を下し、山中は充実のバックチョーク

【写真】高本は受けの強さを発揮したが、OTでは世羅の極めが上回った (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<75キロT準決勝/7分1R>
世羅智茂(日本)
Def.OT
高本裕和(日本)

ガードを取った高本に対し、世羅はヒザ十字からヒールへ移行する。落ち着いてヒザを抜いた高本に対し、世羅はニーシールドでスイープを狙いつつ足を取ろうとする 。高本は上で固め、清水ほどではないが関節技を防ぐための寝技を続ける。

ハーフからキムラ狙いの世羅だが、ここも高本が防いで立ち上がる。世羅は座り、やや待ちの姿勢で高本を攻めさせようとしているか。残り2分30秒、クローズドを取った世羅に対し、高本はガードの中に収まる。ガードが開くと、腰を上げた高本に対し世羅はハーフニーシールドに。デラヒーバから足を取らせない高本に対し、巴スイープで浮かせてクローズドを世羅が選択する。残り30秒、両者が動かず──高本は一発の腕狙いが不発となり、狙い通り延長戦を迎えた。

先攻の世羅は腕十字を選択。体を跨いだ高本だが、6秒でタップを強いられる。高本もスパイダーウェブ、跨いで立ち上がった世羅は20秒以上我慢し安堵のタップをした。

<75キロT準決勝/7分1R>
山中健也(日本)
Def.4分09秒by RNC
小川智也(日本)

小川が下を選択し、山中も慎重に動いて腰に右手を回す。フレームで肩を押す小川は、間合を取り直すように立ち上がる。ジャンピングガードでクローズドを取った小川に対し、立ち上がった山中はガードが割れて足首を捌く。小川は三角絞めから足関節を狙うが、バックを伺う山中はトラックポジションからワンフックでRNCを極めた。足関節でなく、絞めで勝つあたりが山中の充実ぶりを伺わせた。


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GTF04 JJ Globo Report ZST イゴール・タナベ グラント・ボクダノフ ブログ

【GTF04】90キロ準決勝、イゴールが貫録の腕十字。ボグダノフに秒殺で敗れた谷口は仕事をやり切る!!

【写真】攻めのバリエーションが豊富なイゴール、しっかりと極めていく (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<90キロT準決勝/7分1R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
Def.3分50秒by 腕十字
柳井夢翔(日本)

引き込んだ柳井がリバースデラヒーバも横回転からバックを取りに行ったイゴールはワンフックからトラックポジション、さらにバナナスプリットを伺う。柳井が前転しハーフガードも立ち上がったイゴールは一気にパスし、スクランブルでギロチンへ。足を絡ませた柳井に対し、足を抜いて捌いたイゴールが三角クラッチから腕を取りに行く。十字に移行したイゴールが、柳井を前転させて右腕を伸ばした。

<90キロT準決勝/7分1R>
グラント・ボグダノフ(米国)
Def.0分13秒by トーホールド
谷口実(日本)

開始直後にテイクダウンを奪ったボグダノフが、ヒザ十字からトーホールドに移行し一気にタップを奪った。


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GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 清水清隆 米倉大貴

【GTF04】60キロ級準決勝。米倉が2試合連続ヒールで一本、清水は2連続OT勝利でしてやったり

【写真】初戦に続きヒールで秒殺の米倉 (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<60キロT準決勝/7分1R>
米倉大貴(日本)
Def.0分27秒by ヒール
井手智朗(日本)

座って下から足に入った米倉が、井出が尻をついたところで一気に内ヒールを極めた。

<60キロT準決勝/7分1R>
清水清隆(日本)
Def.OT
高橋サブミッション雄己(日本)

座ってバタフライガードの高橋、立ち上がった清水に対し引き込んでワキを差していく。腕を抜き、離れた清水は寝技には付き合わない。清水はダブルレッグを決めると、ラバーを取らせず腰を引く。清水はスタンドに戻り、カニバサミを狙う。防いだ高橋、ツーオンワンの清水は引き込んだ高橋を抑えて時間を使うと、自らスタンドに戻る。

高橋はテイクダウンに逆らわずガードを取るが、とにかく清水の腰が遠く寝技を続けることができない。スタンドに戻り高橋の今成ロールをかわした清水がシングルを決める。清水は仕掛けられると立ち上がり、今度はボディロックテイクダウン。そして離れる。噛み合わない一戦=清水のペースで試合が進むが、高橋もスタミナは残しているだろう。

残り30秒で互いに仕留めに行くことはなく、最後にスタンドでダブルレッグを決めた清水。頭が当たったことで、少し表情が変わった高橋は延長戦で後攻となり清水のバックチョークを26秒でエスケープした。高橋はスパイダーウェブも、一瞬にして腕を抜いた清水がファイナル進出を決めた。


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GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 小野隆史 藤代晃精

【GTF04】藤代晃精が小野隆史との足の絡め合いから、トーホールドを極めてタップを奪う

【写真】GTF03出場の小野から藤代が足首固めを極めた (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<70キロ契約/7分1R>
藤代晃精(日本)
Def.4分57秒by トーホールド
小野隆史(日本)

直ぐに座った小野に対し、藤代が側転パスガードを狙う。藤代が足を取りにいき、小野が引き抜く。右足を抱えて藤代を浮かせた小野が、左足を取りに行く。防いだ藤代も左足を狙い、小野が回転してエスケープ。中央で再開となると、藤代は外ヒール、足を持ち替えて内ヒールを狙う。内掛け50/50の藤代は小野が足を組んだことで、つま先を取ってトーホールドへ。たまらず小野がタップした。


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GTF04 JJ Globo Report ZST イゴール・タナベ グラント・ボクダノフ ブログ 柳井夢翔 谷口実

【GTF04】谷口がディープハーフでレダの足首を極め大金星。イゴール、柳井、ボグダノフらと準決に

【写真】 (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<90キロT1回戦/7分1R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
Def.5分10秒by 腕ひしぎ腕固め
内藤由良(日本)

座ったイゴールは、背中をつけて内藤が入ってくるのを待つ。回って距離を取る内藤は、腕を触われると下がる。業を煮やしたイゴールは立ち上がってアームドラッグ、そしてテイクダウンを狙う。引き込まれると離れる内藤に対し、再び立ち上がったイゴールがアームドラッグから足に組もうすると。

反転させて距離を取った内藤をようやくガードの中にいれたイゴールだが、内藤が立ち上がる。ダブルレッグを切り返した内藤が上を取ると、ガードを取ったイゴールが三角絞めへ。スラムにも内藤の左腕を伸ばしたイゴールが腕ひしぎ腕固めを極めた。

<90キロT1回戦/7分1R>
柳井夢翔(日本)
Def.6分41秒by トーホールド
高橋快人(日本)

シッティングからシングルを取った柳井、カニバサミ狙いの高橋は下になり腕を取りに行く。足を抜いて離れた柳井は、スタンドに戻って再び座る。サドルから内ヒールを仕掛けた柳井だが、高橋はヒザを抜いて防御。上を取った柳井はキムラから、ギロチンを取りマウントへ。足が抜けきれず、上からギロチン、腕とどちらも狙うことできる柳井がやがてマウントを取る。

上を取り返した高橋は、三角絞めと足関節に対応して立ち上がる。その高橋がジャンピングから草刈りも、柳井が察知して防御。残り1分で柳井は座って足を絡ませる。立ちあがった高橋がジャンプするようにパスを狙うが、足を取った柳井がトーホールドを極めた。

<90キロT1回戦/7分1R>
グラント・ボグダノフ(米国)
Def.OT
濱岸正幸(日本)

濱岸の小外掛け狙いも、足を払ったボグダノフがテイクダウン。スタンドで待ったボグダノフは、シングルレッグで濱岸を投げる。下を選択した濱岸は、足関を狙いボグダノフが抜いて立ち上がる。シングルを切った濱岸、引き込んだボグダノフのスイープ狙いを濱岸が潰してパスからバックへ。

腰をずらしたボグダノフのロールに対し、濱岸は背中に乗り過ぎて前方に落とされる。バック&絞めから、三角に移行したボグダノフだが濱岸は立ち上がって防御する。立ちレスでは、ボグダノフがテイクダウンを決めて足を狙うも、濱岸はこれを許さない。試合がスタンドに戻ると、ボグダノフはダブルレッグも場外に。

マット中央で再開となり、ボグダノフは引きこむ。後方回転からの腕十字を察知した濱岸、またも立ちレスとなりボグダノフの照応が目立つ。残り20秒、スタンドで背中を見せた濱岸の背中をジャンプして取ったボグダノフはSNSを極め切れず、タイムアップに。

OTは先攻がボグダノフで、バックを選択する。濱岸は動けず、一気に上半身を起こすもボグダノフがついてくる。右手を喉下に通したボグダノフが1分04秒でタップを奪った。後攻の濱岸もバックを選びアゴの上から絞めていくが、体を捻ったボグダノフが24秒で胸を合わせてスケープしOTを制した。

<90キロT1回戦/7分1R>
谷口実(日本)
Def. OT
レダ・メブトゥシュ(フランス)

テイクダウンを決めたレダは、ガードの中に収まり立ち上がると一気にパスを決める。サイドから枕で固めるレダが足関節へ。外ヒールを逃れた谷口は、再びサイドで抑えられるとポジションには全く斟酌せず、レダはマウントへ。ワキを締めて必死に腕を取らせない谷口が、ディープハープへ移行すると、なんと両足で足首を極めてレダがタップ。大番狂わせが起こった。


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GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 世羅智茂 小川智也 山中健也 高本裕和

【GTF04】75キロ級Tの初戦は全試合がOTに。世羅、高本、小川、山中が準決勝へ

【写真】本戦で軽量の寒河江を削った世羅がOTで準決勝進出を決めた (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<75キロT1回戦/7分1R>
世羅智茂(日本)
Def.OT
寒河江寿泰(日本)

座った寒河江が出てくる世羅に対し、足を取りに行く。場外ブレイク後、上からプレッシャーを掛ける世羅は、足首を掴んでパス狙い。足に絡まれても、的確に対処し逆にトーホールドを狙う。足を抜いた寒河江は、足を一本抜いてきた世羅の肩を押して許さない。足をクロスせず、内回りで足を狙うが届かない寒河江。

世羅はパスを狙い続け、足関には瞬時にして反応する。残り3分、一気にパスを決めた世羅に対し、寒河江が腕を取ってバックを伺う。世羅が許さず、前方に落とすと場外ブレイクに。マット中央でリスタートした時点で、寒河江がかなり消耗しており世羅がパスしてサイド、マウントへ移行する。ブリッジで寒河江が暴れ、残り1分半で再開。俄然、トップからの圧力を強めた世羅はスタンドに戻ってアームドラッグも、ひいた寒河江がシッティングを取る。

残り40秒、両者OTを考えつつの試合はタイムアップとなった。延長戦、肩で息をしている寒河江に対し、先攻の世羅はスパイダーウェブを選択肢、下になった世羅は14秒で腕を抜かれてしまった。

寒河江はシートベルトえ、14秒のキープを狙うも腰をずらした世羅が12秒で逃げて思わず苦笑いの延長勝利となった。

<75キロT1回戦/7分1R>
高本裕和(日本)
Def.OT
鹿志村仁之介(日本)

金曜日のパンクラスにファイターとして出場した鹿志村と、レフェリーを務めていた高本の対戦。引き込んだ高本の潜りに対し、ギロチンをセットをしながら腕を固定して抑える鹿志村。ブレイクが掛ると、鹿志村のカニバサミを潰した高本が上を取る。立ち上がった高本に対し、鹿志村が足関節を狙う。抜いてトップで固める高本は、足首を掴んで払っていく。

試合はスタンドに戻ると、鹿志村が小内を仕掛ける。立ちレスが続き、高本は内股をかわす。続いて鹿志村の今成ロールも、高本は足を取らせずトップで抑える。腕十字狙いも、腰をあげて防いだ高本に対し、鹿志村はスタンドに戻る。高本は引き込んでハーフを取ると、鹿志村はこれを嫌い反転して足を引き抜く。飛びつき十字とアグレッシブな鹿志村を跳ね返し、また吸収するような試合運びを見せた高本はしてやったりの延長戦へ。

鹿志村はスパイダーウェブ、高本は体を跨いで6秒でエスケープに成功。高本もスパイダーウェブで、6秒以上経過して勝利確定後の32秒でタップを奪った。

<75キロT1回戦/7分1R>
小川智也(日本)
Def.OT
竹内稔(日本)

ジャンピンガードで下になった小川がクローズドを取る。ハーフになると、再びクローズドに戻した小川だが、オープンから竹内に合わせて立ち上がる。カニバサミをすかした竹内はパスを狙い、小川が戻す。後方に倒れつつヒールを狙った竹内、足を抜いた立ち上がった小川はここもジャンピンガードへ。

小川のギロチン対して、背中をつけて抜けた竹内がパスを狙う。抜かせない小川は、ハーフニーシールドで固め、竹内の動きを封じる。クローズド&ギロチン狙いの小川は、竹内の足関を抜け、最後の30秒でキムラクラッチから腕十字というOTのような形で時間となった。

先攻の竹内はシートベルトから絞めへ、15秒でタップを奪ったか……エスケープと言う声も聞かれたが、四の字フックのままでエスケープはないはずだ。後攻の小川は腕十字狙いも、37秒で竹内がエスケープしたが、小川が準決勝進出を決めた。

<75キロT1回戦/7分1R>
山中健也(日本)
Def.OT
渡部拳士郎(日本)

座った山中が足を絡ませストレートフットロックへ。カイオ・テハ流から両足で挟んでいくと、渡部は手を掴み防御する。ヒールに切り替えようというタイミングでロールして足を抜いた渡部。シッティングの山中の頭とアゴが当たり一旦ブレイクが入る。再開後、パスを狙いつつ足を守る渡部に対し、アームドラッグから懐に入った山中は、リバースデラヒーバから回転して足を取りに行く。

徹底して防御している渡部の右足を内ヒールに捕えた山中。渡部は壊れてもおかしくないが、タップをしない。攻め続けた山中は取れないままOTへ。スパイダーウェブを選択した渡部は、クラッチを解くが山中が23秒でヒジを抜く。後攻の山中はバックを選び、立ち上がった渡部をRNCで仕留めた。


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GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 井手智朗 清水清隆 米倉大貴 高橋サブミッション雄己

【GTF04】予選突破の渋谷&堤は揃ってヒールで敗れる。一回戦突破は米倉、井出、清水&高橋

【写真】米倉がヒール一閃、速攻でタップを奪った(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<60キロT1回戦/7分1R>
米倉大貴(日本)
Def.1R0分40秒by ヒールフック
渋谷カズキ(日本)

ダブルガードから上を取った米倉が、内ヒールへ。逆に足を取れず上を向かされたところで渋谷がタップした。

<60キロT1回戦/7分1R>
井手智朗(日本)
Def. by RNC
潤鎮魂歌(日本)

カニバサミを仕掛けた鎮魂歌、かわした井出がトップへ。鎮魂歌は左腕を差してリバーサルし、井出はハーフバタフライからラバーを狙う。鎮魂歌は強いポスチャーでトップをキープしてギロチンから上を取る。しかし、首を抜いた井出がワキを潜ってバックに回る。上を向きハーフで潜ろうとする鎮魂歌に対し、井出は左足を引いて対応する。

さらにパスからバックを取った井出は両足をフックし、足を一本を抜きつつ亀の鎮魂歌をパームトゥパームで絞めつけタップを奪った。

<60キロT1回戦/7分1R>
清水清隆(日本)
Def.OT
後藤貴史(日本)

後藤の飛びつきガードをかわした清水は、続くジャンピングガ―ドでスラム気味に中に入る。クローズドの後藤の下からの仕掛けをはねつける清水だが、レフェリーがブレイクを命じスタンドで再開される。後藤は飛びつきガードから寝転んでも、清水は立って待つ。一気にダブルレッグを決めた清水が、ガードの中でしっかりとポスチャーを取る。攻めさせず、清水はガードが開くのを待っているか。

ガードが開いても動かない清水に対し、後藤はクローズドに戻る。2度目のブレイクが掛り、いなされた後藤がガードを取り、立ち上がってジャンピンガードも清水は付き合わない。残り30秒でガードのなかに入った清水は完全にOT狙いでタイムアップを迎えた。先攻の清水がシートベルト、右腕を入れてパームトゥパーム。19秒でタップを奪われた後藤はスパイダーウェブを選択。しっかりとクラッチを組み、上を向いてエスケープした清水が準決勝進出を決めた。

<60キロT1回戦/7分1R>
高橋サブミッション雄己(日本)
Def.by ヒールフック
堤宏太(日本)

両者座り、高橋が足を絡ませていくと堤が腰を引きトップに。そのままサドルまで入った高橋が内ヒールでタップを奪った。


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GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 大浦マイケ 松本大輔

【GTF04】オーバータイムなしのスーパーファイト第1試合、大浦マイケ✖松本大輔はドローに

【写真】最後のリバース三角も、タイムアップに(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<78キロ契約/7分1R>
大浦マイケ
Draw
松本大輔(日本)

座ったマイケ、付き合わない松本。立ちレスに戻り、マイケがテイクダウンに。ミッションコントロールの松本をマット中央に戻り、スラムせずにリリースしたマイケがカニ挟みを防いでハーフでトップに。ロックダウンからエレクトリックチェアー気味の松本は、ハーフニーシールドに移行しヒザ十字を狙う。上体を潰して足を抜いたマイケがマウントを取る。

足関狙いの松本は、左足から右足に持ち替えトーホールド。マイケもトーホールを取り、ロールから場外へ。マット中央での再開となり、マイケが寝転がって攻めてこいと挑発する。松本の足関狙い、カーフスライサーを潰しパスからニーインベリーのマイケは、自ら下になりつつリバース三角へ。松本が時間まで耐えてドローとなった。


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GTF04 Interview JJ Globo ZST イゴール・タナベ ハイサム・リダ ブログ レダ・メブトゥシュ 勝村周一朗 小野隆史 濱岸正幸

【GTF04】GTF04の見所を勝村周一朗に訊く─04─「今大会で機運が高まれば、ハイサム✖イゴールを──」

【写真】このいやらしい笑みが意味する、ZSTにおける今後のグラップリングシーンとは(C)MMAPLANET

いよいよ本日26日(日)、午後2時より東京都大田区のゴールドジムサウス東京アネックスで開催されるZSTグラップリング=GTF04。

無観客&有料配信される今大会、各階級の見所を聞く勝村周一朗インタビューも最終回を迎える。

<勝村周一朗インタビューPart.03はコチラから>

今回は90キロトーナメントとスーパーファイトの見所、ここから見えるネクストGTFについて話してもらった。

<90キロT1回戦/7分1R>
イゴール・タナベ
内藤由良

<90キロT1回戦/7分1R>
高橋快人
柳井夢翔

<90キロT1回戦/7分1R>
グラント・ボグダノフ
濱岸正幸

<90キロT1回戦/7分1R>
谷口実
レダ・メブトゥシュ


──GTF04、90キロ級Tの見所はもう集約されるかと思うのですが……。

「イゴール✖レダとなるのか。カルペからはレダとハイサムの申し入れがあって、僕はハイサムとイゴールが見たいからレダはスーパーファイトって考えていたんです。それがレダがどうしてもイゴールと戦いたいからトーナメントに出たいと」

──そのイゴールに教え子の内藤選手を当てたのはファットニンジャにニンジャチョークをというストーリー狙いでしょうか。

「いえ……内藤は国士館でキャプテンだったレスラーなんで──ニンジャチョークも一応できるのですが……もう、これは温情かもしれないです(笑)。一番強い人間と当たれ、と」

──イゴール決勝はマストと?

「う~ん、あのう……そうですね。ぶっちゃけ、4人の総当たりでも良かったかも……。これはもう一本勝ちを楽しんでくださいというトーナメントなのですが、濱岸君もOTに行くと強いかと思います。その濱岸さんと初戦で戦うボグタノフは、今は用賀のUFCジムでインストラクターをしているんです。誰もがイゴール✖レダが決勝になると思っているので、他の参加選手の発奮を期待します。色んな選択ができるグラップリング・トーナメントですから」

──そして今大会ではスーパーファイトが4試合組まれています。愛弟子でRIZIN出場を控えている伊藤選手は橋本圭右選手と戦います。

「そのために勢いをつける試合。そういう風に盛一郎も捉えていて欲しいです。苦戦するのも良いですけどね、僕としては。橋本選手は盛一郎に勝って、グラップリングで神龍誠と戦うというぐらいの気持ちで試合の臨んで欲しいです」

──イグルーの大浦マイケ選手がZSTの松本選手とのマッチアップです。

「ZSTにままいる所英男ムーブの松本選手が、マイケにどこまで意地を見せるのか。でも松本選手は、ここに挑戦すると言ってくれる数少ないZSTの選手なので──その意気込みでぶつかった欲しいです。

そういう意味では藤代選手と戦う小野選手への期待値は高いですね。3月の65キロ級トーナメントで岩本健汰選手に負けたけど、打倒岩本を目指して頑張っていて。今回もトーナメントに出たいと言ってきたんです。でも60キロには落とせないし、75キロは重すぎる。ということでスーパーファイトで戦ってもらうことにしました。

以前、藤代選手と小野選手は山内(慎一)君が主宰しているFINISHで戦いドローだったんです。2人が戦った当時と比較して、どれだけ成長しているのかが問われる対戦です」

──なるほど。そしてハイサム✖アンディ・コングですね。

「大内(敬)の教え子アンディが、これはもうとにかく……ハイサム相手に踏ん張ることができるのか」

──う~ん、このスーパーファイトと90キロ級トーナメントで見えてくることがあるのですが……。

「ハイ、8月のZSTでハイサム・リダとイゴール・タナベが組めるなら──その機運が今大会で高まるなら、イゴール✖ハイサムはMMAの前座じゃない──グラップリングをメインにしますっ!!」

■GTF04対戦カード

<無差別級/7分1R>
ハイサム・リダ
アンディ・コング

<78キロ契約/7分1R>
大浦マイケ
松本大輔

<70キロ契約/7分1R>
小野隆史
藤代晃精

<65キロ契約/7分1R>
伊藤盛一郎
橋本圭右

<60キロT1回戦/7分1R>
米倉大貴
渋谷カズキ

<60キロT1回戦/7分1R>
井手智朗
潤鎮魂歌

<60キロT1回戦/7分1R>
清水清隆
後藤貴史

<60キロT1回戦/7分1R>
高橋サブミッション雄己
堤宏太

<75キロT1回戦/7分1R>
世羅智茂
寒河江寿泰

<75キロT1回戦/7分1R>
鹿志村仁之介
高本裕和

<75キロT1回戦/7分1R>
竹内稔
小川智也

<75キロT1回戦/7分1R>
渡部拳士郎
山中健也

<90キロT1回戦/7分1R>
イゴール・タナベ
内藤由良

<90キロT1回戦/7分1R>
高橋快人
柳井夢翔

<90キロT1回戦/7分1R>
グラント・ボグダノフ
濱岸正幸

<90キロT1回戦/7分1R>
谷口実
レダ・メブトゥシュ