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ブログ 純喫茶は地球を救う

珈琲王城@上野

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純喫茶密集地帯のひとつ上野。なかなか下車する機会もないので思い切って喫茶店巡りのツアーに繰り出しました。まず最初に向かったのは上野を代表する老舗 珈琲王城です。
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上野駅を出てすぐ。紫色の看板が目を引く外観はレンガを重ねたような造りで昭和の香りが漂います。クラシックな柄のソファはいい感じに色褪せてレトロさを引き立てています。
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でもコロナ対策は万全というギャップがすごい。窓や扉は開放されて背の高い空気清浄機が設置されてるじゃありませんか。しかも席にはマスクケース!まさに至れり尽くせり。徹底ぶりは今まで行ったお店の中で文句なしに一番です。
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そんな王城は看板メニューが多数。薬膳が効いたカレーに厚切りトースト、迫力満点のピザに昔ながらのナポリタン。どれもこれも気になります。でも今日は上野の喫茶店ツアー。誘惑を絶ってクリームソーダを注文しました。

ソーダは定番の緑と青はもちろんありますが、狙い目は王城の看板の色をあしらった紫色。いわゆる王城カラーというやつです。せっかく来たからには紫にしよう。見慣れたクリームソーダにワンランク上の高級感が加わります。

でも味はなんだ?グレープ?ざくろ?判別不能ですが、その甘酸っぱさが暑さで完全にダレ気味だった身体をシャキッとさせてくれました。そこに重なるバニラアイスとの相性もよし。王城ソーダにして大正解です。

次こそはカレーかピザトーストか。後髪を惹かれつつ、上野純喫茶2軒目へと向かいました。珈琲王城、また来るとしよう。
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リスボン@三鷹

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その昔、よく徘徊していた吉祥寺・三鷹近辺。今思うともっといろんなお店に入っておけばよかったと後悔する事が多いですが、その中のひとつが三鷹にある喫茶店リスボンです。

場所は三鷹駅を降りてすぐ。雑居ビルの地下。なんと小説にもなった伝説のラーメン店江ぐち(現在の中華そばみたか)の向かいにあるじゃないですか。純喫茶へのアンテナを張ってなかった当時は当然ながらスルー。そんな自分を恨みました。

外観はどこにでもあるような普通の喫茶店。飾りっ気はありませんが、逆にこれくらいさりげない方が入りやすい。喫茶店初心者の方にこそオススメしたくなります。気さくな笑顔のご主人がまた入りやすい雰囲気を醸し出してるんだな、これが。
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メニューを見て驚いたのがお値段の安さ。トースト類がなんと200円台~。思わずメニューを二度見してしまったほどです。アイスコーヒーとジャムトーストで合計600円。これぞまさしく昭和価格。トーストは2種類注文するなんて贅沢なオーダーも出来ちゃいます。

トーストはよくある食パンだろうに妙に美味い。焼き方が美味さの秘訣なのか。表面をサクッとした軽い食感。内側はモチモチ。これにスタンダードないちごのジャムがよく合う。ありきたりから生まれた逸品です。
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そしてトーストの合間に飲むアイスコーヒーがまた安らぎの時。改めてこれまでリスボンの存在を知らなかった事を後悔させられました。三鷹に来たらリスボン。また来よう。
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不純喫茶ドープ@中野

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一部のマニアを騒がせている「せつない気持ちのゴミ捨て場」不純喫茶ドープ。7月末にオープンするやいなやTwitterやインスタを通じて話題沸騰。純喫茶に対して不純喫茶とはうまい事考えましたね。諸説あるものの純喫茶とはアルコールを扱わない喫茶店のこと。不純って事はお酒も出すお店って事?激しく妄想を掻き立てらるじゃありませんか。不純喫茶を求めて中野に向かいました。
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中野ブロードウェイを通り抜けてすぐ。目の前に「喫茶酒場」の文字が飛び込んできました。水色地にピンク色の文字という奇抜な看板。純喫茶と言えば街に同化してひっそりと営んでいるイメージですが、不純喫茶ドープはその真逆。これ以上ないほど目立って異彩を放っています。

でも入口にあるショーケースには3色のソーダ水にプリン、ナポリタン。純喫茶のスタンダードメニューが並んでいます。不純でありながらも純な中身。見かけは不良だけど中身は純朴って事?このアンバランスな感覚がたまりません。

お店は開店直後だというのに満席。行列も出来ている人気ぶり。皆さん不純なモノに引き寄せられるんですね。しばらく待ってから魅惑の不純喫茶に突入です。
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注文したのはまずはクリームソーダ。定番の緑、青に加えてはちみつレモン、ピンクがあるのが心憎い。悩ませてくれます。

迷った挙句に欲張って青と緑を注文しました。登場したクリームソーダ。炎天下のせいか、緑と青がいつも以上に鮮やかな事。ソーダ水の海に飛び込みたいのは私だけではないはず。グラスにプリントされた不純喫茶ドープの文字も映えています。

早速一口飲んでみるとソーダ水自体は甘くない。オトナのソーダ?はっ!そうかアイスクリームを溶かして飲むとちょうどいい甘さになるって事?大正解。。。アイスがソーダ水に混ざり合うと絶妙の配合になるじゃありませんか。甘すぎないクリームソーダ。不純喫茶なかなかやりますね。
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さらに調子に乗って注文したのは昭和のプリン。上には生クリームとさくらんぼが乗るオールドスタイル。令和のご時世ではなかなかお目にかかれない絶滅危惧種です。食べてみて感心の一言。固めの食感で卵の味が色濃く出ている。そこにほろ苦いカラメルが混ざり合う理想的な仕上がり。これぞ古き良き昔ながらのプリンです。

失礼ながら文化祭ノリのお店だろうとたかをくくっていましたがとんでもない。お店の雰囲気も喫茶メニューもしっかり作り込まれていました。お見事です。ちなみに17時以降は喫茶酒場としておつまみも充実しているとの事。これは夜の部も期待できるのではないでしょうか。純喫茶以上に純な不純喫茶。騙されたと思ってぜひぜひ。
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どんぐり舎@西荻窪

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古くて味わい深い喫茶店の多い中央線沿線。その中でも一際レトロでジブリ的な雰囲気のあるお店が西荻窪にあるどんぐり舎です。お店の入口には草木が生い茂って森のようないでたち。まるで花屋か植物園か。少し入るのに躊躇します。
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それでもお店の中には名探偵コナンなどマンガが置かれていて一転して庶民的な雰囲気。お客さんの中にはマンガを読みながらくつろいでいる人もいるから肩肘張らずにのんびりできるのでご安心ください。
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注文したのはまずはアイスコーヒー。自家焙煎で豆の入った大きな瓶が置かれていて、壁にはお手製のコーヒー産地マップが貼ってあるから豆に対するこだわりの強さがヒシヒシと伝わってきます。
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そんなコーヒーと一緒にいただいたのはジャムトースト。3枚にカットされたトーストの上にはりんご、いちご、ブルーベリーの3種類のジャムがのっているのがうれしいじゃありませんか。厚切りの食パンは表面はカリカリ、中はモチモチという絶妙の食感。そこに自然な甘酸っぱさのジャムがめちゃくちゃよく合います。合間の飲む重厚感のあるコーヒーが口の中をリセットしてくれて、次の一口がまた美味しくなる。どんぐり舎、やりますな。
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喫茶YOU@東銀座

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東銀座にある喫茶YOUのオムライス。なめらかな流線形のフォルム。その上に無造作にかけられたトマトケチャップの赤と卵の黄色のコントラストはもはや芸術品と言っていいでしょう。純喫茶ミニチュアコレクションに選出されたのも頷けます。

YOUのメニューはナポリタンに野菜カレー、煮込みハンバーグ、サンドイッチなど喫茶店の定番が並んでいるので目移りする事うけあい。他に手が伸びそうになりますが、それでも最後の最後はやっぱりオムライスに踏みとどまってしまうのが魔力であり魅力なのかもしれません。
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そんなオムライス。オムレツにスプーンを入れると中身は半熟でとろとろした食感。これがケチャップライスを優しく包んでくれます。バターかマーガリンが効いて香ばしさも抜群。さらにチーズか生クリームのようなコクが加わって高級な味に仕上がっています。

ぺろっと完食して食後のコーヒーを飲むのが幸せのひととき。喫茶メシ、そしてオムライスの最高峰を満喫させていただきました。そしてお会計のために1階のレジに向かうと純喫茶ミニチュアコレクションのガチャガチャが置いてるじゃありませんか。ここで喫茶YOUが当たったらご利益ありそうだな。運試しにぜひぜひ。
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DEN@鶯谷

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1度見たら忘れられない喫茶店のメニュー。その際たるものが鶯谷にあるDENのクリームソーダでしょう。鶯谷と言えばラブホテルの街ですって?いえいえ、それ以上の名物があるのです。

細長いグラスに注がれたメロンソーダ。その上に剣を突き刺さすかのようにソフトクリームが乗っけられています。しかもコーン付き!まるでメロンソーダの上に誤ってソフトクリームを落としたんじゃないかと思うほどのインパクト。まさか下町の古めかしい喫茶店でこんなにもインスタ映えしそうなメニューが出てくるとは。。。テンションMAXです。
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そんなDENのクリームソーダに初挑戦。まずはコーンを取ってソフトクリームから食べ始めます。ちょっと固めの食感は溢れ落ちないようにという配慮でしょうか。この固さ、嫌いじゃない。頃合いを見てかじるコーンがちょうどよい箸休め。こんな風にして食べるのもアリですね。

やっと水面が見えてきたところで甘めのメロンソーダを一口。ソフトクリームがいい感じに溶けて混ざり合う瞬間が幸せのひと時。気がついたらきれいに平らげていました。噂に違わぬインパクト。ありそうでない唯一無二のクリームソーダ。鶯谷でぜひ!
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喫茶ロゼ@吉祥寺

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吉祥寺界隈を生活圏にしていた頃にもっと通っておけばよかったと悔やむのが喫茶ロゼ。昔ながらのこじんまりした喫茶店です。

喫茶というネーミングですがお食事メニューが充実したお店。ナポリタンやピラフ、ビーフシチューという洋食の定番からピーマン豚肉炒めに焼きそばなんて変わり種までバリエーション豊かなメニューが用意されてます。
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その中でもなんかんだで惹かれるのが自家製ハンバーグ。チーズをのせたのをいただきます。ごくごくよくあるハンバーグなんですが、なぜか無性に食べたくなるから不思議。

ふんわりした食感のパテは手作り感満載。そこにデミグラスソースがたっぷりかかってチーズが程よく溶けてくるのが美味しい瞬間です。ここぞとばかりにご飯と一緒にかっこむ。これぞ定食バーグ、おかずバーグの決定版。近くにあったらうれしいハンバーグの美味しい喫茶店。最高です。
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Paris COFFEE@渋谷

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コロナ禍による自粛要請や景気悪化の影響で倒産や閉店する飲食店が増えているというニュースを耳にする今日この頃。でもどこかテレビの向こう側の話と思っていましたが、渋谷の老舗喫茶店Paris COFFEEが閉店したと聞いて一気に現実に引き戻されました。
非常事態宣言後、まるでゴーストタウンになったような渋谷の閑散ぷりを思い返すと、Paris COFFEEならずともやっていくのは厳しいでしょう。悲しいかなこの手の悲報はこれから続くかもしれません。
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久しくお邪魔していなかったParis COFFEE。最後に行ったのはちょうど1年前。クライアントとの打ち合わせ後のまったりムードをアイスウインナーコーヒーで楽しみました。薔薇の花びらをイメージした生クリームの美しさはもはや国宝級。そんなお店が閉店してしまうなんて。。。古き良き喫茶店がまた1つ無くなってしまった。コロナのバカヤロー。
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近江屋洋菓子店@淡路町

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コロナ禍でなかなか行く機会がなくなった喫茶店。テイクアウトをやっているお店もあるようですが、純喫茶の魅力はやっぱりお店の雰囲気。喫茶メシを持ち帰るだけでは正直物足りません。
そんな中でもテイクアウトしてもお店の雰囲気や魅力を損なわないのが淡路町にある近江屋洋菓子店です。明治17年創業という老舗中の老舗。地元に根差した老若男女に愛される洋菓子のお店です。もう何を注文していいか思考停止になるくらいたくさんのケーキや焼き菓子が並ぶショーケースが魅惑的。何を食べるか悩まない人はいないでしょう。そんな近江屋洋菓子店。元々、喫茶コーナーでのイートイン以上にテイクアウトが盛んなだけあって、ステイホームしながら喫茶店の魅力を存分に楽しめるのです。
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この日注文したのは全部で3個。食べ過ぎですって?いやいやいや、これでも絞りに絞って泣く泣く3個にしたのです。ホントは5、6個行きたかった。。。
まず最初にいただいたのはサバラン。洋酒が染み渡ってしなしなになったスポンジが独特の食感。アルコールが効いて苦み走ったところに生クリームの甘さが程よく絡まって大人の味に仕上がっています。
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続くショートケーキとクラシックショコラはどこか懐かしいレトロな味わい。特にクラッシックショコラは大きめの栗が1粒のっかる豪華な逸品。生クリームで包まれた中には濃厚なチョコレートケーキが隠れていて思わずテンションが上がります。ねっとりした食感はまるでチョコレートそのものを食べているよう。チョコレート好きには絶対にオススメです。
自宅でも純喫茶気分を満喫できる近江屋洋菓子店のテイクアウト。こんな時期だからこそぜひぜひ。次はアップルパイとフルーツポンチを行ってみよう!
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神田白十字@神保町

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後楽園ホールに向かう時の憩いの場。それは神田白十字。いつ行ってもちょうど良い空き具合。並ばなくてよし、ゴミゴミしてなくてよし。イベントが始まるまでの時間調整に何度となく使わせてもらいました。
肩肘張らずに気軽に入れる雰囲気が大好きでしたが、明くる日にお店の前を通るとなんとなんと解体作業が始まっているじゃありませんか。神保町を代表する純喫茶が消える。。。しばし呆然と立ち尽くしたのは言うまでもないでしょう。数々のドラマの撮影に使われていた事やチョコレートパフェを注文したら男の人で注文するのは珍しいと面白がられてフルーツ盛りだくさんにしてもらった思い出が頭の中を駆け巡りました。
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私のラスト神田白十字はいつの日だったか。思い出してみるとポップソーダのライムとハンバーグサンドが最後の晩餐。閉店時間間際のため品切れになっているメニューばかりで、せっかくなので1度も注文したことがないものを選んだ記憶があります。
ポップソーダは爽やかな酸味が効いたライム味。メロンやコーラと比べてスッキリして飲みやすい。そしてハンバーグサンドは食パンでハンバーグを挟んだ豪快な逸品。濃厚なデミグラスソースがパンとよく合います。ありそうであまり見かけない喫茶メニューにこの日も満足してお店を後にしました。

あれから1年くらい。何の前触れもなく閉店してしまうとは。。。親孝行したいときには親はなしということわざがありますが、純喫茶もまったく同じ。行こうと思った時には姿を消しているかもしれない刹那的な存在なのだと改めて感じました。さようなら神田白十字。