カテゴリー
Battle Hazard08 JJ Globo Report ZST ブログ 八田亮 米倉大貴

【Battle Hazard08】米倉大貴、防御力の高さを見せた八田からしっかりと内ヒールで一本勝ち

【写真】内ヒールが極まった瞬間、米倉はニヤリと笑みを浮かべた (C) MMAPLANET

<GTFルール60キロ契約/10分1R>
米倉大貴(日本)
Def.1分10秒by ヒールフック
八田亮(日本)

まず座った米倉に対し、八田は体重をかけて抑えにいく。既に八田の右足を抱えた米倉が横回転で頭を近づる。前方に走るようにして足を抜こうとした八田だが、米倉は腹ばいから上を向いて内ヒールへ。

ヒザを押し、ロールして逃げる八田、ついていく米倉と揃ってロープに詰まると上体を起こす。米倉はそのまま下に残り、上の八田の左足を取る。対角線の左ワキで抱えた米倉に対し、八田はロープ際でも腹這いになり右足で蹴り、足を抜いて立ち上がる。

直後に右足を抱えた米倉は右足スネを脹脛に当て、スペースを作るとその右足を差し込む。左足を制して、八田に回転できないようにした米倉が、ストレートフットロックからヒールに移行し、そのままリバーサルでトップに。

直後に右足をとって後方に倒れ込むと、内ヒールを極めた。「練習していた内ヒールを極めることができた良かった。IGLOO最強!!」と勝者はメイクで話した。


カテゴリー
Battle Hazard08 JJ Globo News イゴール・タナベ ブログ レダ・メブトゥシュ 八田亮 宮城友一 寒河江寿泰 山中健也 岩本健汰 森戸新士 清水俊一 米倉大貴 駒杵嵩大 高橋サブミッション雄己

【Battle Hazard08】GTFルールで米倉大貴✖八田亮、イゴール✖レダ。清水は寒河江とコンバットGTF

【写真】ベルトを設けて、防衛戦でも良いかと思う一戦だ (C) MMAPLANET

27日(木)、ZSTより30日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるBATTLE HAZARD07の全試合順が発表された。

ZSTが提供する格闘技界のおもちゃ箱、GTルール=グラップリングが3試合、グラップリング・タッグが1試合、そして──ついにゴンバットGTFという名のコンバット柔術戦が組まれることとなった。


夜の部=リングMMAのZST68とダブルヘッダーで開催される今回のバトルハザード。メインは米倉大貴✖八田亮のGTルール60キロ契約の一戦が組まれた。米倉は先のGTF04 の60キロ級トーナメントで3試合連続ヒールで一本勝ちして優勝しており、非常に勢いがある。対して八田は昨年のIBJJF全日本ブラジリアン柔術選手権の茶帯ルースター級で米田と同門IGLOOの山本博斗に決勝で敗れたものの準優勝に輝いている。

八田はパンクラスではブラジル人黒帯柔術家のマーカス・アマラフを2Rにギロチンで仕留めており、その際には打撃をまるで使わない完全グラップリングマッチをMMAで見せている。グラップリングで結果を残す米田、MMAを柔術で戦う八田の対戦。米田が速攻を見せるのか、八田が粘っこい展開のなかスクランブルでの強みを見せることができるのか。気の抜けない一戦となる。

セミはメインの10分1Rに対し、7分1RのGTルール戦=イゴール・タナベ✖レダ・メブトゥシュが組まれた。イゴールはGTF0490キロ級Tで優勝。レダはイゴールとの決勝対決が期待されていたが、谷口実にまさかのミノル・ロックで一本負けを喫した。いってみれば、そのレダがトーナメント柔優勝のグラント・ボグダノフ越えを果たさずイゴールと対戦する。なんのための8人制トーナメントだったんだ──と目くじらを立てる必要がないのが、格闘おもちゃ箱バトルハザードだ。

宇野薫&植松直哉が王者という──古のグラップリング・タッグ王者組への挑戦権を掛けた一戦では、森戸新士&高橋サブミッション雄己が岩本健太&山中健也というこれもGTF65キロ及び75キロ優勝者が手を携え相対する。

岩本と山中が日ごろから練習をしている同門なのとは対照的に、森戸と高橋はどう見ても即席タッグだが、ツープラトンの攻撃が許されているわけではないグラップリング・タッグだけに1+1が2以上になることはない。負傷などのケースと駆け引きというファクターを除けば、個の力が問われる勝負だ。

上記のようなグラップリングの豪華カードが並ぶなか、清水俊一と寒河江寿泰はコンバットGTFルールを戦う。

現状、ルールの詳細は不明だが──恐らくはコンバット柔術のグラウンドで掌底が認められた戦いになると思われる。そうなるとやはり気になるのは、寒河江の掌底に対する耐久力だ。清水の気質を考えると、相手の庭に入って戦いたくなるだろうが──ここは正座をしてガードの中に居座り、叩く。そこで寒河江の反応を見る必要がある。

また今大会では平信一✖谷口実という一戦が、ルールは当日発表というマッチアップがなされている。出場選手もルールを当日知るのか、そういうことが可能であれば──いよいよ独特のバトルハザード・ワールドが展開されるといえよう。

なお夜の部のZSTではFighting NEXUSフライ級チャンピオンの駒杵嵩大とGladiatorライトフライ級チャンピオン=宮城友一というグラスルーツMMAファンにとっては、垂涎もの対戦が実現──する。

カテゴリー
GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 清水清隆 米倉大貴

【GTF04】奪取&組みついた米倉大貴が、清水清隆をヒールで秒殺し60キロ級トーナメントで優勝

【写真】3試合連続の秒殺勝利で米倉が優勝を果たした(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<60キロT決勝/10分1R>
米倉大貴(日本)
Def.1R0分18秒by ヒールフック
清水清隆(日本)

開始直後に走って組みついた米倉は、強引に足に組みつきマット際でテイクダウンに成功する。そのまま右足を取って内ヒールに入ると、一瞬にして清水がタップを強いられた。

「今回優勝できたのは、イグルーのオーナーの斎藤さん、練習してくれた皆、そして内ヒールを教えてくれたモッティ(岩本健汰)のおかげです。僕がグラップリングで一番尊敬している松本義彦選手、チャンピオンを賭けて僕と対戦してください」と話した。


カテゴリー
GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 清水清隆 米倉大貴

【GTF04】60キロ級準決勝。米倉が2試合連続ヒールで一本、清水は2連続OT勝利でしてやったり

【写真】初戦に続きヒールで秒殺の米倉 (C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<60キロT準決勝/7分1R>
米倉大貴(日本)
Def.0分27秒by ヒール
井手智朗(日本)

座って下から足に入った米倉が、井出が尻をついたところで一気に内ヒールを極めた。

<60キロT準決勝/7分1R>
清水清隆(日本)
Def.OT
高橋サブミッション雄己(日本)

座ってバタフライガードの高橋、立ち上がった清水に対し引き込んでワキを差していく。腕を抜き、離れた清水は寝技には付き合わない。清水はダブルレッグを決めると、ラバーを取らせず腰を引く。清水はスタンドに戻り、カニバサミを狙う。防いだ高橋、ツーオンワンの清水は引き込んだ高橋を抑えて時間を使うと、自らスタンドに戻る。

高橋はテイクダウンに逆らわずガードを取るが、とにかく清水の腰が遠く寝技を続けることができない。スタンドに戻り高橋の今成ロールをかわした清水がシングルを決める。清水は仕掛けられると立ち上がり、今度はボディロックテイクダウン。そして離れる。噛み合わない一戦=清水のペースで試合が進むが、高橋もスタミナは残しているだろう。

残り30秒で互いに仕留めに行くことはなく、最後にスタンドでダブルレッグを決めた清水。頭が当たったことで、少し表情が変わった高橋は延長戦で後攻となり清水のバックチョークを26秒でエスケープした。高橋はスパイダーウェブも、一瞬にして腕を抜いた清水がファイナル進出を決めた。


カテゴリー
GTF04 JJ Globo Report ZST ブログ 井手智朗 清水清隆 米倉大貴 高橋サブミッション雄己

【GTF04】予選突破の渋谷&堤は揃ってヒールで敗れる。一回戦突破は米倉、井出、清水&高橋

【写真】米倉がヒール一閃、速攻でタップを奪った(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<60キロT1回戦/7分1R>
米倉大貴(日本)
Def.1R0分40秒by ヒールフック
渋谷カズキ(日本)

ダブルガードから上を取った米倉が、内ヒールへ。逆に足を取れず上を向かされたところで渋谷がタップした。

<60キロT1回戦/7分1R>
井手智朗(日本)
Def. by RNC
潤鎮魂歌(日本)

カニバサミを仕掛けた鎮魂歌、かわした井出がトップへ。鎮魂歌は左腕を差してリバーサルし、井出はハーフバタフライからラバーを狙う。鎮魂歌は強いポスチャーでトップをキープしてギロチンから上を取る。しかし、首を抜いた井出がワキを潜ってバックに回る。上を向きハーフで潜ろうとする鎮魂歌に対し、井出は左足を引いて対応する。

さらにパスからバックを取った井出は両足をフックし、足を一本を抜きつつ亀の鎮魂歌をパームトゥパームで絞めつけタップを奪った。

<60キロT1回戦/7分1R>
清水清隆(日本)
Def.OT
後藤貴史(日本)

後藤の飛びつきガードをかわした清水は、続くジャンピングガ―ドでスラム気味に中に入る。クローズドの後藤の下からの仕掛けをはねつける清水だが、レフェリーがブレイクを命じスタンドで再開される。後藤は飛びつきガードから寝転んでも、清水は立って待つ。一気にダブルレッグを決めた清水が、ガードの中でしっかりとポスチャーを取る。攻めさせず、清水はガードが開くのを待っているか。

ガードが開いても動かない清水に対し、後藤はクローズドに戻る。2度目のブレイクが掛り、いなされた後藤がガードを取り、立ち上がってジャンピンガードも清水は付き合わない。残り30秒でガードのなかに入った清水は完全にOT狙いでタイムアップを迎えた。先攻の清水がシートベルト、右腕を入れてパームトゥパーム。19秒でタップを奪われた後藤はスパイダーウェブを選択。しっかりとクラッチを組み、上を向いてエスケープした清水が準決勝進出を決めた。

<60キロT1回戦/7分1R>
高橋サブミッション雄己(日本)
Def.by ヒールフック
堤宏太(日本)

両者座り、高橋が足を絡ませていくと堤が腰を引きトップに。そのままサドルまで入った高橋が内ヒールでタップを奪った。


カテゴリー
GTF04 Interview JJ Globo ZST ブログ 勝村周一朗 清水清隆 米倉大貴

【GTF04】GTF04の見所を勝村周一朗に訊く─02─「60キロ級の本命は清水選手、OTで勝つ」

【写真】60キロ予選を勝ち抜いた渋谷、堤と(C)ZST

明日26日(日)に東京都大田区のゴールドジムサウス東京アネックスで開催されるZSTグラップリング=GTF04。

無観客&有料配信される今大会、各階級の見所を勝村周一朗氏に尋ねた。

<勝村周一朗インタビューPart.01はコチラから>

まずは以下の顔合わせが決まっている60キロトーナメントから、自画自賛色の強い勝村氏の予想とは。

<60キロT1回戦/7分1R>
米倉大貴
渋谷カズキ

<60キロT1回戦/7分1R>
井手智朗
潤鎮魂歌

<60キロT1回戦/7分1R>
清水清隆
後藤貴史

<60キロT1回戦/7分1R>
高橋サブミッション雄己
堤宏太


──日本のグラップリングを成熟させたい。そんな勝村さんですが、60キロ級トーナメントではどのような選手に期待をしていますか。

「期待しえいるのは、8選手全員です(笑)。現状のGTFで面白いという戦いをしてくれるのは渋谷君じゃないですかね。ちょっと嫌らしいけど、60キロ級の1回戦は全てMMA✖柔術にしたんです。MMAファイター同士でも、柔術家同士でも面白くなると思うのですが、敢えてMMA✖柔術にすることが成熟への道かと」

──GTFルールだと、今回はMMAファイターと柔術家、どちらに分があると考えていますか。

「……希望的観測を含めて、MMAファイターが行ってしまうかと。だからこそ柔術家が勝つところが見てみたい。その結果、MMAファイターがテクニックでやられるなら奮起するだろうし、逆に柔術家がフィジカル&テクニックに屈するなら、そこを課題とする。そうやって裸の組み技で一本を取る技術を身につけようとしてくれるはずです」

──勝村さん、ロマンチストですね(笑)。

「いや、そうやってMMAだ、柔術だってところからグラップリングの裾野を広げていきたいんです。コレを毎月やっていくことができれば、見る側も成熟していきます。今、日本のファンが米国のグラップリングを見ても『なんだ、これ?』となってしまうじゃないですか。

でもゴチャゴチャやっているなぁと思っている人が、日本人の柔術家とMMAファイターのグラップリングを見ることで、なぜゴチャゴチャしているのか理解でき、それがゴチャゴチャにならなくなる。

それでも現状ではZSTにおけるノーポイント&サブオンリーというルールを利用できるのは、MMAファイターじゃないかと」

──つまりはMMA勢のフィジカル&テクニックが今回は優位ではないかと? 以前は日本の柔術家のフィジカルが強くないイメージがありましたが、現状は競技柔術のトップ選手は全くそんなことなくなったかと思います。

「米倉選手はそういうフィジカルの持ち主だと思います。米倉選手は優勝できる力が十分にある。でも僕のなかで本命は清水選手です。極めさせない、パワーで取れたら良いなという試合をする。で、オーバータイムで勝つ。MMAファイターは、OTでは決して強くないと思います。でも、清水選手は強そう(笑)。

ただ本人から『俺は勝村さんが望むような試合はしません』っていう発言があるんです。そうなると後藤選手がまた輝くんじゃないかって。いやぁ、本当に最高の顔合わせですよ」

──マッチメイカー冥利に尽きると。

「潤鎮魂歌に柔術家が苦戦する試合とか、見たくないですか? 本戦とOTの性格が違い過ぎるので、誰が強いのかは本当に分からないトーナメントだと思います」

<この項、続く>