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DWTNCS S02 #06 J-CAGE Report ブログ 椿飛鳥 西川大和

【Shooto2020#06】西川大和がスラムを許した直後に三角絞めで椿から一本勝ち

【写真】叩きつけられても即、三角へ(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<ライト級/5分2R>
西川大和(日本)
Def.1R3分23秒by三角絞め
椿飛鳥(日本)

右ミドルから組んで小外掛けでテイクダウンを決めた西川が、ハーフで抑える。右を差して立ち上がった椿が抱えて逆にテイクダウンし、スクランブルでバックに回る。もう1度前方に崩し、立ち上がったとこで倒すという繰り返しで椿が削っていく。胸を合わせた西川だが、椿が執拗にシングルでテイクダウンを狙う。

ダブルに切り替え大きく抱えあげてスラムした椿だが、同時に大和が三角絞めをセットアップしタップを奪った。


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J-CAGE News Shooto2020#06 ブログ マックス・ザ・ボディ 大尊伸光 工藤諒司 椿飛鳥 西川大和 野瀬翔平

【Shooto2020#06】渋谷大会で大尊✖マックス・ザ・ボディ、そして工藤諒司✖野瀬翔平!! 椿✖西川も

【写真】この一戦は楽しみ──である一方で、危険かもしれない(C) MMAPLANET

26日(火)、Sustainより19日(土)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-EASTで開催するShooto 2020#06の追加カードが発表された。

既報の通り環太平洋フェザー級選手権試合=王者・仲山貴志✖SASUKE、フライ級の猿丸ジュンジ✖飯野タテオ、フェザー級の藤井伸樹✖後藤丈治が組まれている、この昼夜大会。本日明らかとなったのは3回戦が1試合、2回戦が5試合の計6試合だ。


まず3回戦はウェルター級(※本来はライト級──新型コロナウィルス感染予防のために当日計量&水抜き減量禁止、1階級上のクラスで戦うというフォーマットを他の試合と同様に用いている)で、大尊伸光が2年振りの修斗出場となり、マックス・ザ・ボディと対戦する。

大尊は2018年大晦日のRIZIN、トフィック・ムサエフ戦以来の実戦復帰となり、マックス・ザ・ボディは6月のTTFC08で村岡倫行をパウンドアウトしたばかり。プロ修斗初陣ながら、過去にマックス・ザ・ボディはGladiatorでプロシューターのウエタ・ユウから勝利を収めており、キャリア再浮上を願う大尊とともに、一戦の結果と内容如何で勝者はライト級の台風の目となる可能性もある。

この他、2回戦ながら修斗からONEウォリアーシリーズに転じた工藤諒司が、ライト級で野瀬翔平と戦うというカードも組まれた。現状、海外渡航がままならない状況でウォリアーシリーズのイベント再開の目途が立っておらず、4月にはRoad to ONEで椿飛鳥に圧勝している工藤。9月のRoad to ONE03出場という声も聞かれたが、ここで1年半ぶりのプロ修斗参戦となった。対する野瀬は中止となった3月大会で小林孝秀戦がキャンセルされ、半年遅れで試合出場機会を得たことになる。

柔道王国・九州のエリート柔道家だった野瀬は、高校の時に首の骨を折る大事故から復活を遂げMMAの道を歩んできた。2017年アマ修斗で全日本を制覇し、闘裸男を中心にキャリアアップに努め、現在は5勝1分と順調に成長している。そんななかで、MMAファイターとしての評価では1歩ばかりか、2歩、3歩と先をいく工藤の対戦。工藤としては、勢いのある若い選手に対して星を落とせない試合であり、野瀬は一発大物食いで2ステップ、3ステップとジャンプアップの機会としたい。

一点気になるのは──この一戦も計量無しで通常階級より1階級思いライト級で組まれているが、野瀬はもともと減量なしでフェザー級で戦ってきた選手で、水抜き減量を行えば修斗ではバンタム級で戦うことができる。ONE階級でいえば昨年9月のRoad to ONEでもフェザー級で試合をしている。コロナ禍の間に野瀬のフィジカルが大いに強化されていない限り、工藤という実力者を前にして実質1階級の体の違うは、勝負の行方を占ううえで大きなファクターとなる可能性は高い。

さらに4月のRoad to ONEで工藤に爆殺された椿が、プロ修斗初陣で西川大和と戦うというマッチアップも見られる。西川は椿と同じく、4月のRoad to ONEのムエタイマッチに出場、緑川創に敗れるも立ち技だけでも強さと頑張りを見せ評価を挙げた。

結果5月のプロ修斗無観客大会で木下タケアキとの試合機会を掴むと、この試合では一転テイクダウンを駆使して破り、今回の椿戦を迎えることなった。勢いでは西川だが、工藤戦の敗北を生かすためにも、椿は意地を見せないといけない顔合わせといえる。

この他、フライ級で大 陽✖関口祐冬、女子51キロ契約で中村未来✖永尾音波、そしてウェルター級ではヨシ・イノウエ✖飯田健夫というカードが決まっているダブルヘッダー、その他のカードの発表と、第1部と第2部の割り振りも気になるところだ。

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Bu et Sports de combat ブログ 岩﨑達也 工藤諒司 椿飛鳥

【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。工藤諒司✖椿飛鳥。「殴る実感が拳にある」

Kudo vs Tsubaki【写真】工藤が圧勝した試合に存在した、椿の突破口とは(C)MMAPLANET

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑師範とともに見てみたい。

武術的観点に立って見た──工藤諒司✖椿飛鳥とは?!


──工藤選手と椿選手、力の差があると予測されていた試合でした。

「う~ん、今回の試合だけを見ると、本来はそれほど力の差は大きくないと私は感じました」

──それはどういう点からでしょうか。

「まず構えとして、椿選手の重心は蹴りがある戦いとして捉えると良い構えです。対して工藤選手の構えや重心はレスリングがベースにあるのも関係しているでしょうが、蹴りが出せる構えではない。ただし、構えが良くても蹴らない、パンチを出さない椿選手は工藤選手からすると怖くないですよね。

そこで椿選手はサウスポーにスイッチし、そこで出された左ミドルが良かったです。工藤選手のあの反応は危ういものだったのも確かです。あの瞬間は椿選手にとって試合の突破口となりえたのですが、続く攻撃がなかったです。繰り返しますが、あの左ミドルでチャンスを切り開いたのに、そこで攻撃が終わってしまいました。単体で見た質量でいえば工藤選手が上でしたが、あそこは相手の関係による質量で椿選手が上回っていた。でも、その先がなかった」

──重心や構えでは椿選手の方が良い、ただし個々の質量においては工藤選手が上というのはどういうことですか。

Kudo vs Tsubaki 02「それは工藤選手が常に殴る気でいるからです。これは格闘技と向かいあうと一生の課題になってくるのですが、工藤選手には殴る実感が拳(けん)にあります。相手の顔を殴る感触が常にある。椿選手はそこがなかったです」

──両者の技量以外に以前にアマ時代ですが対戦経験があり、工藤選手が勝っている。その後のキャリアの積み方を見ても、圧倒的に工藤選手の方が経験もあった。そういうなかで組まれた試合で、気持ちという部分で椿選手が最初から圧されており質量が下がるということはありますか。

「気持ちという言葉は、適切ではないですね。誰にでも気持ちはあります。ただ、私個人としては気持ちには具体性がないので、何かを検証するベースにしたくはないのです。『気持ちだ』っていう言葉、アレを試合中に使いたいとは思えない。もっと具体的であるべきで。それが思考だとか、意識だと分かります。気持ちって、説得力ないですよ。ぶっちゃけて言うと嫌いな言葉です(笑)」

──では精神状況として、不利だと思われている選手が思考や意思のありようで質量が下がるということは?

「これは失礼な言い方になってしまいますが、椿選手は勝つ気持ちがどれだけあったのか。ただし、それは椿選手に限ったことではないんです。MMAだ、空手だ、格闘技の試合だといっても、漫然と試合場に上がる人は少なくない。言ってしまえば、私もそうでした。

試合に出ている人間の誰もが、やる気満々で勝つ気満々ってことは決してないです。それがどれだけの大舞台で大切な試合でも。疲れて果てて試合場に上がる人もいます。防護服がケージサイドにいる異様な空間での試合でも、格闘技は一対一なんです。そのなかで工藤選手はもう勝つことしか考えていなかった。そういう思考の差が、能力以上に違っていたと思います」

──工藤選手は油断も驕りもなかったということですね。

「ばかりか、ここで負けて失うモノが多いのは圧倒的に工藤選手という試合だったわけですよね? 試合はどちらも負けられない。でも、より負けられないという状況は存在します。そして、より負けられない工藤選手は優位だったと思います。工藤選手は何が来てもぶん殴る、パウンドアウトするっていうのが拳にありました」

──椿選手は試合前に以前の試合で背中を向けてしまったので、そういう風にはなりたくないという決意はあったのですが。

「背中を見せないようにするのは、まず避け方を上達させるところからですね。あの避け方をしていると、結果的に背中を見せてしまう。喧嘩をしたことがない子が、いくらでも格闘技をしている時代になったので。そうですね、後ろを向く……そこは頑張って克服してほしいです。

椿選手は右足前で、左足で蹴った時の質量を基本にして……あの重心だとしっかりと打てるし、しっかりと蹴ることができます。両手両足を使える重心なんです。左足が前の時は、どうでもない。受動的です。本人はオーソの方が動きやすいと思っているかもしれないですが、攻撃するならサウスポーでないかと思いました。そういう長所はあったんです。だから、長所を伸ばして自信をつけて行って欲しいです。

背中を見せてしまうのは、自信がないから。なら工藤選手と戦ったなかで、良い点があったのだから、そこを自分の切り口にして全体の動きを創っていければと思います。工藤選手は殴る実感が拳にあって、何があっても殴る気でいます。そしてレスリングという武器がある。MMAを戦ううえで、多くの武器を既にモノにしているんです。だから用心して、手堅くいってもイニチアシブを握ることができる。

椿選手はそういう工藤選手に負けはしましたが、能力的に大きな差があるわけではない。工藤選手と同じことをするのではなくて、自分の特徴を生かして稽古で核を創っていってほしいです。左の蹴り、左の突きなんかで相手をおちょくることができるようになれば良い選手になると思います。そこで自信がつけば、もう背中なんて見せなくなります。頑張って欲しいです」

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J-CAGE ONE Report Road to ONE02 ブログ 工藤諒司 椿飛鳥

【Road to ONE02】工藤、全局面で椿を圧倒してTKO勝利

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
工藤諒司(日本)
Def.1R2分59秒 by TKO
椿飛鳥(日本)

打撃の交換から工藤がテイクダウンを奪う。工藤は椿の背中をしっかりマットにつけてV1アームロックを狙いながら、マウントポジションへ移行。確実に椿の動きを制しつつ、肩固めを狙う。これがかなり深く入ったように見えるが、椿も身体をずらして頭を抜いて脱出する。チャンスを逃した工藤だったが立ち上がった椿に右フックから襲い掛かって一気に連打。距離を取ろうとする椿にパンチの連打を浴びせて、最後はレフェリーストップでTKO勝利を呼び込んだ。

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Interview J-CAGE ONE Road to ONE02 ブログ 工藤諒司 椿飛鳥

【Road to ONE02】椿飛鳥戦へ──工藤諒司「椿選手は強くなっているはず。僕はそれ以上に強くなっている」

Kudo【写真】アマ修斗で戦った時はレスリングだけだったと、打撃に自信をつけた工藤は言う (C)MMAPLANET

17日(金)に開催されるRoad to ONE02で、椿飛鳥と対戦する工藤諒司。

アマ修斗時代に戦った両者。工藤はアマ修斗関東選手権優勝からプロへ進み、昨年10月にウォリアーシリーズを選択。一方、椿は工藤に敗れてからアマ修斗全日本を制し、格闘代理戦争出演を経て──それ以前にトライアウトで合格していた──ウォリアーで戦うようになる。

同じウォリアーで戦うもの、歩んできた道は違う。工藤は「それぞれの道を歩んだ」と互いのプロセスは気にせず、新型コロナ感染問題で不安定な時期を経て──ただ勝負に集中している。


──金曜日に試合が迫ってきました。新型コロナウィルス感染の拡大、さらには非常事態宣言がなされた状態での準備期間でした。

「ジムが休館になったりとかはあったのですが、選手だけでは練習をしてきたので、トレーニングの頻度が落ちることはそれほどなかったです。出稽古に来ている選手とか、いつもより数は減ってはいましたが……」

──日程、会場が変わることなどストレスになることはありませんでしたか。

「大会があるのかないのか、ハッキリしないところはあったので、2週間前から1週間前は考えることはありましたね。緊急事態宣言が出た時は厳しいとは思ったのですが、その時もやりたいという気持ちでした」

──今、格闘技をする時かという声も挙がるかと思います。

「ハイ。周囲の声は気になります。応援してくれる人もいると思いますが、自粛すべきだと言う人もいるはずですし。ただし、ケージに入ればやるだけです」

──ところで2月のウォリアーシリーズでイ・ミンヒョクに判定勝ちを収め、2カ月後の試合で他の選手のように『ここで試合がしたいから』という状況ではなかったかと思います。

「そうですね。期間は短かったですが、試合があるなら出たいとは思っていました」

──昨年10月にはウォリアーシリーズで4連勝中だったジェリー・ホルシムに勝利し、先ほど言ったように2月も勝った。ONE本戦で戦える力を既に示したのではないかと。

「う~ん、僕はONEウォリアーで4試合やって、勝っていればONEに上がれると思っています」

──改めてオルシムに勝った試合を振り返ってもらえますか。ウォリアーシリーズ初戦で初の国際戦、チーム・ラカイのファイターが相手でした。

「あの試合はケガがあって練習があまりできていなくて、スタミナが心配でした。だから見過ぎてしまいましたね。ただ、アレはアレで練習状況からすると勝てて良かったと思います。初めて外国人選手と戦ったのですが、組んでもそれほど力強さは感じなかったです。ただ右は怖かったので、貰わないよう警戒して戦っていました」

──ではイ・ミンヒョク戦の手ごたえは? 相手のフックをしっかりと外してテイクダウンだけでなく、パンチ、蹴りもミドルを決めるなど圧倒しました。

「外からフックを振りまわしてくる相手で、そこを頭に入れて戦っていました。練習してきたことが出せたかと思います。打撃も上達したというか、そこを試合に出せて嬉しかったですね。ただ、これまで戦った選手にはない気持ちの強さを感じましたし、倒しきりたかったです」

──ウォリアーシリーズで2連勝、ここで椿選手と戦うということはどのように思いますか。

「アマチュア修斗で戦った時の印象は残っています。あの時はレスリングだけで戦いましたけど、椿選手もアレから強くなっているはずです。でも、僕はそれ以上強くなっていると思うので、負けることはないかと……」

──アマ修斗からプロ修斗で戦ってきた工藤選手としては、格闘代理戦争からウォリアーで戦う椿選手に負けられないという気持ちは?

「そこを気にすることはないです。それぞれの道があるので、ここでまた当たるのかって感じだけでした。今、このタイミングで大会を開催してもらえることは、とても有難いです。なので思い出に残るという言い方はおかしいですけど、普通ではない大会というイメージもありますし、ここで勝つことはとても大切だと思います。だからこそ、勝って良い思い出にしたいです」

──無観客、恐らくはこれまで経験したことがない雰囲気のなかでの試合になるかと思います。

「会場入りしてみないと分からない部分もあると思うんですけど、そこまで不安はないです。無観客が試合に影響するわけでもないですしね。気にする人は気にするかもしれないけど、特に僕は気にしないです。どういう会場よりも、どういうケージなるのかとか、そっちの方を少し気にしています」

──では改めて、この試合への意気込みをお願いします。

「前回の試合で決めきれないところがあって、本当に悔しかったです。今回の試合はフィニッシュまで持っていって、次の試合に繋がるようにしたいです」

■Road to ONE対戦カード

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
世羅智茂(日本)

<ムエタイ72.5キロ契約/3分3R>
緑川創(日本)
西川大和(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
祖根寿麻(日本)
後藤丈治(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
工藤諒司(日本)
椿飛鳥(日本)

<グラップリング・フェザー級(※70.3キロ)/10分1R>
宮田和幸(日本)
田中路教(日本)

<ムエタイ・ストロー級(※56.7キロ)/3分3R>
HIROYUKI(日本)
ポン・ピットジム(タイ)

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J-CAGE News ONE Road to ONE02 ブログ 世羅智茂 宮田和幸 工藤諒司 後藤丈治 椿飛鳥 田中路教 祖根寿麻 青木真也

【Road to ONE02】Road to ONEはさらなるクローズドへ、メディアの現地取材もNG

Road to ONE【写真】メディアにも取材規制の通達があったRoad to ONE。UFCの無観客試合もメディアはクローズド、ONEは極一部(2名)のみ取材が許可されていた (C)MMAPLANET

14日(火)、サステインよりRoad to Japan実行委員会主催のRoad to ONE02に関して、メディアもクローズドアウトされるという発表があった。

昨日の対戦カード発表時に会場も公としないことや、「会場を専門業者により1日複数回の消毒を実施、サーモグラフィー・体温計のよる検温、うがい、アルコール消毒を徹底し、3密の状況を極力避け、大会関係者にはマスク着用を義務付ける」などコロナウィルス感染予防の姿勢がリリースで伝えられていたが、メディアにも安全性の確保と3密を避けるために会場での取材ができないことが通達された。

また一部選手の話を聞くと、今大会の出場選手の移動などにも通常にはない配慮がなされているとのこと。この時期に大会を開く、そのためには可能な限りの努力をする意思がメディアの取材規制やこの辺りにも表れている。

※MMAPLANETからMMAファン、格闘技ファンの皆さんへ。「仮にABEMAの中継で、開催場所に思い当たったという方がいらしても、SNSでの拡散及び、目星をつけた会場に足を運ばないこと」を強くお願いしたいです。


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【Road to ONE02】会場はシークレットに。ABEMA中継のTVマッチの体で大会は行われる方向に

Road to ONE02【写真】会場も公とされない、実質シークレットTVマッチとして大会は行われる (C)MMAPLANET

13 日(月・現地時間)、サステインよりRoad to Japan実行委員会主催のRoad to ONE02、全6試合の決定カードが発表された。

本来であれば昨日に港区のニューピアホールで開催予定だった同大会は、新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大を受け17日(金)にスライドされ無観客で行われることが決まっていた。

この時期での開催ということもあり、主催者からはウィルス対策として、「会場を専門業者により1日複数回の消毒を実施、サーモグラフィー・体温計のよる検温、うがい、アルコール消毒を徹底し、3密の状況を極力避け、大会関係者にはマスク着用を義務付ける」などリリースには明記されている。

また対戦相手の欠場が決まっていたSARAMIは新たな相手が見つからず女子戦は行われないこととなった。さらにキックにも変更が見られ、今大会は以下のように6試合が組まれ、その模様はABEMAでライブ中継される。


■Rod to ONE02対戦カード

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
世羅智茂(日本)

<ムエタイ72.5キロ契約/3分3R>
緑川創(日本)
西川大和(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
祖根寿麻(日本)
後藤丈治(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
工藤諒司(日本)
椿飛鳥(日本)

<グラップリング・フェザー級(※70.3キロ)/10分1R>
宮田和幸(日本)
田中路教(日本)

<ムエタイ・ストロー級(※56.7キロ)/3分3R>
HIROYUKI(日本)
ポン・ピットジム(タイ)

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Road to ONE02 (4月17日) 対戦カード──SARAMIの試合は流れる……

Goto【写真】紆余曲折が見られた後藤✖祖根の一戦も組まれる。それでも、大会はこのまま行われるのか──何が起こるか分からないのが、我々の過ごす「今」だ(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

2020年4月17日(金)
Road to ONE02

■視聴方法(予定)
4月17日(金・日本時間)
午後7時~ ABEma格闘チャンネル

※プレスリリースにある予防対策など詳細の後程アップします。

■対戦カード

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
世羅智茂(日本)

<ムエタイ72.5キロ契約/3分3R>
緑川創(日本)
西川大和(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
祖根寿麻(日本)
後藤丈治(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
工藤諒司(日本)
椿飛鳥(日本)

<グラップリング・フェザー級(※70.3キロ)/10分1R>
宮田和幸(日本)
田中路教(日本)

<ムエタイ・ストロー級(※56.7キロ)/3分3R>
HIROYUKI(日本)
ポン・ピットジム(タイ)

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Interview J-CAGE ONE Road to ONE02 ブログ 工藤諒司 椿飛鳥

【Road to ONE02】強大な相手=工藤諒司戦に向け、椿飛鳥─02─「弱い人間なりに頭を使って戦います」

Tsubaki【写真】トライデント・ジム、森修会長とともに戦う椿 (C)MMAPLANET

17日(金)に開催されるRoad to ONE02で、工藤諒司と対戦する椿飛鳥インタビュー後編。

キャリア5戦未満のファイターで、一時的とはいえ注目度は国内チャンピオン・クラスより高かった。そんなキャリアの積み方をしてきた椿だが、恵まれた環境だからこそ他の選手が経験したことがない状況とも向き合っている。

そんな椿はアマ修斗時代に敗れたことある工藤のことを「人間として強い、人種が違う」とまで言う。強大な敵との戦いに向け、椿はプロデビュー戦となったアンヴァー・アマーリ戦の苦い経験をも重ねて、必勝の期して挑む。

<椿飛鳥インタビューPart.01はコチラから>


──どこかでトライアウトに受からなくて、格闘代理戦争にも出演せずに新人王トーナメントからキャリアを積んでいたらなと後悔したことはありましたか。

「あぁ……、そういう風に考えたことは正直ないです。想像ができないというか、もうこうやってキャリアを積んできたので。やっていることで結果を残そうと思ってきただけですね」

──前田浩平選手、葛西和希選手という代理戦争出演メンバーもパンクラスで一からキャリアを積んでいます。格闘技が好きな人間は、どういう状況でも戦っている。平田樹でなくても、皆、格闘技と向き合っている。

「格闘技は本当に好きです。それとトライデント・ジムのことが好きだし、会長のことが一番好きです。このジムで格闘技を始めて、会長にずっとお世話になってきました。指導だけでなく、金にもならないのに会場への送り迎えもしてくれたり……会長の熱意に接させてもらってきました。何のために格闘技をやるのかといえば自分のためですが、会長が教えてくれる格闘技で結果を残したいです。それが恩返しといえば恩着せがましいけど、会長に喜んでほしいと思っています」

──工藤選手との試合で結果を残せば、それは森会長も大感激かと。ただし強大な相手です。一番気を付けないといけないと思っている攻撃はどこになりますか。

「やっぱりレスリングです。あのテイクダウン能力はずば抜けています。テイクダウンという軸があって、ボクシングが滅茶苦茶うまいです」

──そういう工藤選手に対して、椿選手がしなければならないことは?

「弱い人間なりに距離だとか、細かい部分で頭を使って戦います。生物としてフィジカルとか敵わないし、そこでは勝てないので」

──ウォリアーシリーズはリングですが、今回はケージが使用されます。

「僕、ケージの方が好きなんです。その方が戦いやすいですし」

──工藤選手もそうではないでしょうか。

「アッ……。ちょっと、そこ考えていなかったです!! 『俺、ケージ得意だ』ってばっか思っていて。向うもそうですよねっ!! でも、自分のやるべきことをやるしかないです。間違いなく精神的、肉体的、頭脳的にも厳しい戦いになることは覚悟しています」

──プロデビュー戦で7勝0敗のアンヴァー・アマーリと戦い、最後は気持ちが折れて背中を見せたように見えました。

「技術的も気持ち的も僕は足らなかったです。だからこそ、あの試合は多くのモノをもたらしてくれました。戦い方だけでなく、人生の過ごし方にも影響しています。

試合はきつくなるのだから、そこから逃げないよう戦います。アマーリ戦は指摘されたように、気持ちが折れて背中を見せました。甘ったれていたし、四点ヒザを蹴られた時点でヤバイと思ってしまって。あんなのが怖くて背中を見せるなら、格闘技なんて辞めちまえって……今の僕は言えます。

そう言った手前、工藤選手との試合は……あの試合と同じようなコトを繰り返すようなら……色々な面で覚悟を決めて、17日にはケージに入ります。上にいくために内容まで問われる試合……僕は回りにどう思われても一番を目指しています。チャンピオンになりたいですし、会長や会社に恩返しがしたいです。そういう意味で、この試合は自分が上に行けるかどうかが見えてくる試合になるかと思っています」

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Interview J-CAGE ONE Road to ONE02 ブログ 工藤諒司 椿飛鳥

【Road to ONE02】現状を抜け出す戦い=工藤諒司戦に向け、椿飛鳥─01─「生物として強い。人種が違う」

Tsubaki【写真】昨年10月のウォリアーシリーズ東京大会でカンボジアのロン・ラーを破って以来の実戦となる椿(C)MMAPLANET

17日(金)に開催されるRoad to ONE02で、椿飛鳥が工藤諒司と対戦する。

アマ修斗全日本を制し、プロデビュー前にONEウォリアーシリーズのトライアウトを受けて合格。その後、格闘代理戦争に出演してから、シンガポールでプロデビューを迎えた。

そんな特異なプロセスを経てプロMMAファイター人生のスタートを切った椿に、自身のキャリアの積み方、工藤戦に向けての想いを尋ねた。


──椿選手は今、働きながら格闘家生活を送っていますが、この現状で会社の方は?

「家事代行の仕事なんですが、コロナの影響もなくはないですが仕事は続いています。僕の会社は実業団のチアダンスのチームを持っていて、アスリート採用に積極的なんです。僕に対しても格闘技の練習を考慮してくれますし、試合の時も融通を利かせてくれています」

──では所属するトライデント・ジムの方は?

「ジムの方は緊急事態宣言を受けて休館になっています。現状は公園を走ったり、シャドーをしていますが、スパーリングとはできていないです。でも、それまでやってきましたし、世の中がこうなったらしょうがないよなって感じです」

──それまでの仕上がりをキープすると。

「ハイ、今回は自分のジムだけで練習してきました。これまではHAGANEジムの同年代の選手とMMAやグラップリングのスパーをやってきましたが、今回はコロナのことも考えて自分のジムだけでやってきました。電車移動とかすると、自分だけでなく練習仲間を感染させてしまうリスクもありますし。やっぱり自分がかかる以上に、人にうつしたくないという気持ちが大きかったです」

──その気持ちはよく分かります。ところで今回の試合は、ONEウォリアーシリーズの試合が延期されてという流れで決まったのでしょうか。

「いえ。僕はウォリアーで試合が全然組まれていなかったです。2月大会と4月大会に向けて、試合を組んで欲しいと年明けからマッチメイカーに連絡していたのですが……『分かった。考えておく』っていう感じで。

あと1試合契約が残っていて、そこで勝っても現状はONEに行くのは難しいだろうし、契約延長になるにしても強い相手に勝っていかなければならないと思っていました。でも、その前に試合を組んでもらえない。これは『ウォリアーシリーズにも必要とされていないんだな』って悲しい気持ちになっていました(苦笑)」

──それは精神的に厳しい状態でしたね。

「メチャクチャ不安でした。僕もそこまで能天気な人間ではないので、必要とされているのかどうかは気にしますし。この状態で試合が組まれないのはどういうことなのか。その覚悟はしていました。だから日本に戻ってくることも考えないといけないとは思っていました」

──ウォリアーシリーズは本戦に出てもおかしくない日本人選手、そして豪州や韓国人選手が出場するようになりました。

「差が激しいですね。ソン・ミンジョンとか、ウォリアーシリーズじゃないだろうって(笑)。豪州やニュージーランドからも20試合とか30戦とかやっている選手が紛れ込んで来て。僕のようにウォリアーシリーズでデビューしてONEを目指す登竜門から、他である程度のキャリアを残している選手がONE本戦で戦うために生き残りを賭けて戦う状況になっていると思います」

──椿選手はキャリアの積み方としては、本当に特異ですかね。

「他にはいないと思います」

──平田樹選手と椿選手のみという。

「あぁ良いですね。成功例と失敗例ということで」

──何を自虐的になっているのですか(笑)。

「アハハハ」

──それでもRoad to ONEのオファーがあって、しかも相手は工藤選手。オファーがいつ頃でしたか。

「3月17日でした」

──即答ですね。

「ハッキリ覚えています。会社の昼休みにご飯を食べていたら、ジムの(森修)会長からLINEが来て。『Road to ONEがあるみたいで、椿も出場候補になっているみたいだよ』って。絶対に出たかったですし、その時点で工藤選手とやることになるかもとはチョット思っていました。そうしたら数時間後に工藤選手との試合でオファーがありました」

──そこで工藤選手になるかもと思った根拠は何だったのでしょうか。

「長南さんが動かれている大会だし、同じ階級ですしね。ウォリアーシリーズでも当たることがあると思っていたので。そこを踏まえての直感でした」

──直感が当たりましたね。

「やっぱり来たか……と」

──椿選手と工藤選手、戦績だけでなく勝ってきた相手もかなり違いあるのが現実です。

「工藤選手はONEの本戦レベルですよね。MMAPLANETの記事にあったように修斗にいたら、タイトルに絡んでいたはずです。生物的に強くて、僕とは人種が違います(笑)」

──工藤選手と戦うことで、試合を受けることに躊躇することはなかったですか。

「それはないです。口が裂けてもノーはない。会長とのやりとりで試合を受けるかどうかの判断材料は、日時だけなんです。その日に戦えるなら、誰とでも戦う。

対戦相手の名前を聞いてから断るなんて、逃げたことになります。単純に男としてダサい。工藤選手の名前を聞いたときも、これはチャンスでしかないと思って間髪入れずに『戦います』と答えました。現状を変えるには、工藤選手は格好の相手です」

──アマ修斗で戦ったことがあるそうですね。

「ハイ。2017年の関東大会の決勝で試合をして、ホンットに何もできなかったです。大学4年で就職活動もせず、全日本アマ修斗で優勝しようと練習に励んでいた時期で……。あの敗北で自分に絶望しました」

──それでも、その年の全日本で優勝しました。アマ修斗全日本優勝から、修斗で新人王トーナメントに出るのはプロMMAファイターとして、凄く順調なスタートになるのですが。

「なんか、ウォリアーシリーズのトライアウトに受かっちゃって。運が良いのか悪いのか(笑)」

──そこから格闘代理戦争2ndシーズンに出演と。アマ修斗しか戦っていない状況で、知名度は国内王者を凌駕するほどになりました。今から振り返り、格闘代理戦争で得られた経験とは何だったでしょうか。

「その知名度が上がるということも含め、他の選手にはできない経験をさせてもらったと思っています。人に見られ、メディアがつく……何より青木さんと少しでも関われたこと、本物を知ったという言い方は失礼かもしれないですが、青木選手の近くにいることができたことは素晴らしかったです。

ただ調子に乗ってしまいました。勘違いしちゃうというか……結果、実力がないのに注目されてしまったので辛かったです。会場にいても話し掛けられる。嬉しい反面、疲れを感じるようになっていましたね」

──出稽古にいくと、椿だってことで当たりも厳しくなかったですか。

「それはあったと思います。でも人それぞれですしね」

<この項、続く>