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【Road to UFC2023Ep05】クリマコ戦前の鶴屋怜「本戦を見据えて、打撃のチャンスがあったら見せたい」

【写真】無敗の選手には、特有の勢いがある (C)TAKUMI NAKAMURA

27日(日・現地時間)、シンガポールのインドアスタジアムで開催されるRoad to UFC 2023Ep05のフライ級準決勝で、鶴屋怜が米国のマーク・クリマコと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

準々決勝のロナル・シアハーン戦では、父・鶴屋浩の得意技だった首投げからのVクロスを決めて快勝した鶴屋。UFC本戦へ向けて落とせない試合が準決勝・決勝と続いていくが、すでにその目はUFC参戦やUFCファイターたちとの戦いを見据えている。


――Road to UFCフライ級準決勝が迫ってきました(※取材日は15日に行われた)。今の仕上がりはいかがですか。

「いつも通りにいい感じに仕上がっています!」

――準々決勝後のインタビューではロータス世田谷やTRIBE TOKYO MMAでも出稽古しているということでしたが、今回の試合に向けて新たに取り入れていることはありますか。

「今回はあまり寝技の練習はやらないで、パンチメインの練習をしているんですよ。UFCの本戦に出てから(打撃を強化する練習を)やるよりも、こういう時期にやっておいた方がいいかなと思って。本戦を見据えて、次の試合は打撃を見せるチャンスがあったら見せたいと思います」

――まだトーナメント中ではありますが、すでに本戦を意識して練習をしているようですね。

「もちろんこの試合も大切なんで、この試合に勝つことにも力を入れているんですけど、自分の目標はUFCなんで、そこを見据えてやっています」

――どこで打撃を教わっているのですか。

「岡田遼さんに週1回パーソナルトレーニングという形で指導を受けていて、MMAのための打撃を教わっています」

――具体的にはどんな部分が伸びていますか。

「自分の武器であるテイクダウンがある中での打撃なので、相手がそこを警戒しているなかでいかに打撃を当てられるか。武器のテイクダウンをより活かすためにどんな打撃を当てるのか。そこを考えてやっています」

――組み技ベースの選手が打撃を覚える過程で、打撃偏重になってファイトスタイルが崩れる選手もいます。そのバランスはどう考えていますか。

「自分のなかでは純粋な打撃だけを練習するのではなくて、MMAにアジャストした打撃を覚えようとしているので、そこまで大きく変わることはないと思います。今までやっていきたことに、より打撃の要素が加わったというイメージですね」

――鶴屋選手はあまり前傾にならず、比較的に身体を起こして構えますよね。あまりレスリング出身らしくない構えですが、あれはあえてそうしているのですか。

「相手にプレッシャーをかけたいというのもありますし、テイクダウンを切るのにも自信があるので、いわゆるレスラーっぽい構えをしなくてもいいのかなと思ってやっています」

――誰かに指示されたわけではないのですね。

「そうですね。自分が動きやすいように構えて、ああいう形になりました」

――打撃のエッセンスが加わったことで、MMAでのスパーリングでも攻め手が変わりましたか。

「攻めのパターンは増えましたね。打撃を意識させることで、今までよりもテイクダウンが取りやすくなりました」

――打撃以外の部分ではどこを伸ばしたいと思っていますか。

「言ったらキリがないんですけど、寝技も完璧なわけじゃないし、全体的にバランスよく自分を向上させたいです」

――ここまでの戦績は7戦7勝。すべてフィニッシュして勝っていて、試合で劣勢になる場面もあまりない。試合で反省することが少ないと思うので、自分の課題を見つけることは難しくないですか。

「よく反省点がないように思われがちなんですけど、自分のなかでは『ここダメだったな』と反省する場面もあるんですよ。例えば1Rに雑な動きをしてしまうことがあったり。UFCの本戦で試合するようになったら、その雑さを突かれてラウンドを落とすことが出てくると思うんです。そういう細かい反省点を鍛える…というか、試合を重ねて慣れていきたいです」

――やはり見ているところはUFC本戦を見据えた戦いですね。

「今のレベルの相手だから押し切ることができたけど、もし相手が柔術黒帯だったら極められていたかもしれないし、簡単にエスケープされていたかもしれない。自分のなかで感じている修正点をなくしていきたいです」

――では前回のロナル・シアハーン戦を振り返って、どのような修正点がありましたか。

「2Rは落ち着いて自分のやりたいことができたんですけど、1Rは攻めようとしすぎて飛ばしすぎたかなと思います。極めよう、極めようとすればするほど、逆に極められなかったりするので。もっと力を抜いて戦えればよかったかなと思います」

――MMAにおける脱力&出力のタイミングはまだ難しいですか。

「そうですね。前回のシアハーン選手は試合映像を見る限り、そこまで力はないと思ったんですけど、実際に組んだら結構力が強かったんですよ。どうしても試合にならないと分からないことってあるし、いざそういう場面が来たときに、まだびっくりしてしまうことはあるかもしれないです」

――準決勝で対戦するマーク・クリマコ選手にはどんな印象を持っていますか。

「全体的にバランスよくできるかなと思います。ただ極めが強いわけでもないので、いつも通りやれば1Rか2Rでフィニッシュできると思います」

――バランスがいい選手=警戒すべき特徴や武器がないという部分もあります。そういう相手の攻略法はどう考えていますか。

「この相手だから対策を立てるというのはなく、普通にテイクダウンして一本取れれば取りたいです。ただ戦績がキレイな選手なので、そこまで上手くいかないと思うんですよ。そうなった時に今練習している打撃の部分を見せられたらいいなと思います」

――決勝の相手=チーニョーシーユエ×チェ・スングクの勝者について意識はしていますか。

「僕としてはクリマコ選手が一番手強いと思っていたので、決勝はどちらが来ても問題ないかなと思います」

――あと2つ勝てば優勝、現実的にUFC参戦が見えてきました。今のこの状況をどう感じていますか。

「UFCという目標があって、デビューしてから父親と『どんなキャリアを作っていこうか?』という話をしてきたんですけど、今のところすべて上手くいっているかなと思います」

――今回初めて鶴屋選手を取材させてもらったのですが、21歳ながら非常に落ち着ているし、しっかり自分の考えを持っている選手だなと感じました。昔からそういう性格だったのですか。

「そうですね。僕は3歳からレスリングをやっていたんですけど、小学生の頃、試合後にお父さんに何か言われても『俺には俺のやり方があるんだよ!』って言い返していました(笑)。そうやって自分の芯を持っている方だと思います」

――勝手なイメージで恐縮ですが、親子で格闘技をやっていると、親からの影響が強かったり、あまり親に対して自己主張しない印象がありました。

「僕のお父さんは練習中に何かを言ってくるタイプじゃなかったし、技術的にどうこう言う感じでもないので、それも影響していると思います」

――先ほどのどのようなキャリアを作っていくかという話も自分発信だったのですか。

「そうですね。まずは自分のやりたいことを伝えて、それを軸に色々とサポートしてもらっています」

――プロとして結果を出して、戦うステージもステップアップすることで注目度も上がっていると思います。周りの期待やプレッシャーは感じていますか。

「プレッシャーに感じることはないんですけど、無敗の選手として変なところで躓けないなとは思います」

――例えば無敗というレコードにはこだわりがありますか。

「見ている人たちにとっても無敗って分かりやすいと思うんですよ。僕を応援してくれる人だったら『無敗の鶴屋怜ってどれだけ強いの?』と期待してくれるし、アンチだったら『鶴屋怜、そろそろ負けねえかな?』という目線で試合を見るかもしれない。形はどうあれ自分の試合をたくさんの人に見てもらいたいし、それがもっと格闘技が盛り上がるきっかけになってくれたら嬉しいです」

――プロとして、たくさんの人に試合を見られることが好きなのですね。

「はい。僕の中でそれは大きいですね。試合が決まってから一カ月、二カ月ずっと試合を楽しみにしてくれているファンの人たちがいるわけじゃないですか。そういう人たちの応援はやっぱり力になります。アンチの声は気にしません(笑)」

――ではその応援している人たちも含めて、どんな試合を見せたいですか。

「問題なく圧勝して勝って、決勝も勝って優勝します!」

■視聴方法(予定)
8月27日(日・日本時間)
Ep.05午後5時~UFC FIGHT PASS
Ep.06午後7時~UFC FIGHT PASS
午後4時30分~U-NEXT

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BELLATOR MMA NEXUS o RIZIN UFC クレベル・コイケ スダリオ剛 スパイク・カーライル パンクラス 中島太一 修斗 堀江圭功 安藤達也 山本琢也 山本空良 岡田遼 摩嶋一整 朝倉未来 横山武司 金原正徳 鈴木千裕

RIZIN.44:クレベル vs. 金原など、追加7カード発表。

RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
クレベル・コイケ vs. 金原正徳

4月に山本空良に勝利した際に、ケラモフとの対戦をアピールしていた金原。が、ケラモフ戦は後から指名した朝倉未来に取られてしまっていた。その埋め合わせで、同様に対戦したい相手として名前を挙げていた前王者のクレベル戦が組まれた。年齢的にもキャリア最後の大勝負になる。

クレベルは体重オーバーで王座剥奪されたが、ノーコンテストになった鈴木千裕戦も1Rでタップを奪っており、ここで勝てば次の試合でタイトル挑戦の可能性は高い。

RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
スパイク・カーライル vs. 堀江圭功

昨年4月に武田から一本勝ちし、今年5月にはサトシ相手にフィニッシュを許さなかったカーライル。Bellatorからのレンタルなのか、今後の継続参戦があるのかは微妙なポジションだが、今回から階級を上げる堀江にとっては、勝てば一気にタイトル挑戦者候補になれる試合。

RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
中原由貴 vs. 白川陸斗

ケラモフ戦がケラモフの怪我で流れた中原 vs. ケラモフ戦を怪我で流した白川。中原はRIZINでは直前の対戦相手変更で2連勝した後、大晦日には有利と見られていた鈴木千裕戦でまさかのKO負け。白川はRIZINで3連勝していたが、ケラモフ戦前の負傷で長期欠場となったため、約2年のブランク。中原としては格が違うと思っているのでは。圧勝して勝ちたいところ。

RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
摩嶋一整 vs. 横山武司

摩嶋は実力者と言われていて、序盤は強さを見せるも、失速して敗れる展開が続いていたが、5月の芦田戦で4戦目にしてRIZIN初勝利。NEXUS王者横山は体重オーバーの山本琢也に引き込んでの腕十字で秒殺勝利。しかしお互いもっと別の相手とやるところが見たかった気も。中原・白川をばらしてこの2人と対戦するカードの方が見たかった。

RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
中島太一 vs. 岡田遼

昨年4月、階級上のフェザーでケラモフと対戦し、マウント三角で完敗した中島。今年4月にはパンクラスで正王者となったバンタム級タイトルの防衛戦を行ったが、挑戦者の田島がまったく攻めてこないままの判定勝ち。今回は適正階級でRIZIN初勝利を目指す。UFC出場を目指していた元修斗王者岡田だが、果たせずRIZINバンタム級GPに参戦したものの、元谷に判定負け。その時点で「2022年で引退」を公言していた。その後に組まれた修斗での安藤達也で敗れ王座から陥落。自らのジムも開き、明言はしないもののリタイアしたかに思われたが、ここに来て復活。

RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
シビサイ頌真 vs. ヤノス・チューカス

昨年10月にスダリオに敗れているチューカスが再登場。もともと対戦相手が微妙な試合しかしておらず、スダリオ戦もパッとしなかったのでもういいかと思ったが。シビサイはきっちり勝たなければいけない試合。

RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
スダリオ剛 vs. トッド・ダフィー

ダフィーはUFCで肩・両膝を負傷し、4年のブランク明けの試合で1Rアイポークによるノーコンテストになり、そのままリリース。そこからさらに3年半のブランク明けとなる今年2月にKSWに参戦し、かつてUFCで破っているヘビー級王者フィリップ・デ・フライの王座に挑戦したが、1RKO負け。37歳とそこまでの年齢ではないが、30代ではこの2Rしかしていないので、現在の実力は不明。

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MMA MMAPLANET o RYO TSUNE UFC UFC ABC05 クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス 中村倫也 岡田遼 平良達郎 松根良太

【UFC ABC05】平良達郎の4戦目はホドリゲスの3ポンドオーバーでキャンセル。シンガポール大会出場へ?!

【写真】ファイターの宿泊ホテル入りす前、エアビーに滞在中だった時の平良の写真。まさか、このようなことになるとは……想いもしなかった(C)RYOTA MATSUNE

24日(土・現地時間)、フロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC ABC05「Emmett vs Topuria」。同大会でクレイジソン・ホドリゲスと対戦予定だった平良達郎だったが、ホドリゲスの体重オーバーで試合はキャンセルされることとなった。

平良がフライ級リミットの丁度126ポンドだったのに対し、ホドリゲスは129ポンドと1ポンド・オーバー規約からさらに3ポンド重かった。

平良の師匠・松根良太氏からMMAPLANETが受けた連絡によると、本人は当初は「やります、やりたいです」という意志を見せていたという。その後、イリディウムのジェイソン・ハウス代表、セコンドの岡田遼と話し合いのなかで、出場を見送る判断に至ったという。

「これまでのキャリア、これからのキャリアを考えると体重超過を許してまで試合をする相手でない」というのが、陣営の判断の根拠だ。

実際、今年2月のシャノン・ロス戦でも、ホドリゲスは127ポンドと計量に失敗。ロスが試合をキャッチウェイト戦を飲んだ結果、ホドリゲスが59秒KO勝ちを収めている。この理不尽なKO勝ちも今回の判断に関係していると思われるが、無敗できたキャリアを3ポンドもオーバーした相手に脅かされる必要はない。同時に、今後も体重オーバーは許さないという意思表示ができたと捉えることができる。

それでも、まさに松根氏の言うように「苦渋の決断」。氏は「次に向けて気持ちを切り替えさせます」ということだが、実際に今回の試合前から陣営は「年間4試合出場」を目標にケガがなければ8月26日のシンガポール大会に連続出場を直訴する予定でいた。

既にUFCにもイリディウムを通じて、この意志は伝えられている。現状、本人、陣営、関係者も落胆し、やり切れない気持ちの整理をする段階にあると思われるが、ファンや日本のMMA関係者にとってはシンガポールで、平良達郎と中村倫也がUFCファイターとして共演すること喜びでしかないはず。

ホドリゲスの体重超過、UFCに全く責のないことだが、ここは8月のシンガポールで平良&中村の揃い踏み、あるいには他大会であろうが平良の次戦を早々に決定事項としてほしいところだ。


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DEEP Gladiator Grachan MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2023#04 Wardog キック ザ・タイガー石井 タイガー石井 パンクラス 井口翔太 修斗 加マーク納 岡田遼 旭那拳 田上こゆる 長野将大

【Shooto2023#04】22歳差対決=田上こゆる✖ザ・タイガー石井。10年振りに加マーク納がプロ修斗参戦

【写真】なんだか、おとぎ話のようなマッチアップだ (C)MMAPLANET & SHOJIRO KAMEIKE

5月31日(水)、半期に一度のプロ修斗大阪大会の開催とカード発表がSustainよりあった。18日(日)に大阪市淀川区のメルパルクホール大阪で開催されるShooto2023#04は、キックの8人トーナメントが、従来の大阪大会と同じく組まれている。

修斗公式戦で目を引くのは、4月の沖縄大会で12年振りの修斗出場でストロー級ランカーの旭那拳を破ったザ・タイガー石井の参戦。対戦相手は──負けられないだけでなく、MMAとしての成長を見せ続ける必要がある田上こゆるだ。


1979年7月生まれ、43歳の石井が初めて修斗のリングに上がったのは2003年5月のこと。田上が1歳4カ月の時に、石井はキックからMMAに転向を果たした。年の差実に22歳というマッチアップは、田上にとって対戦相手がひたすら組んでテイクダウン&コントロールを狙ってこない初めての試合になるかもしれない。

田上にとっては、昨年の夏のミルウォーキー、ルーファスポート修行で感じた組み技の成長を確信に変える試合が組まれたといっても過ではない。とはいっても、石井はムエタイをMMAに落とし込んだ、組み技を持つ。仮に田上がMMAに拘り過ぎれば、打撃と組みが一体化した石井の一発にヒジやヒザの餌食、さらに崩しを食らうことも十分にあり得る。

田上がMMAをするには、打の圧で石井を上回ること。そうすれば田上のMMAは回り始める。今後、組み力のアップデートが必要な田上だが、それは彼の持つ打撃の強さを生かすため。

正直、修斗関係者は誰も石井が旭那を破るとは思っていなかったはず。それ故に広がるザ・タイガー石井幻想。MMAで勝つために打撃の圧が絶対に必要な田上と、そんな若さをザ・タイガーが老獪さでいなすことができるのか。興味深い交わりといえよう。

ザ・タイガーのプロ修斗カムバックロードの裏で、34歳=加マーク納の修斗10年振りの参戦もコア層には気になるところだ。

加マーク納は2013年にその後の修斗世界王者、そして今は京葉間で事業家としての成功を目指す岡田遼とプロデビュー戦を戦い、RNCで一本負け。以来、Wardog、GRANDSLAM、HEAT、GLADIATOR、パンクラス、DEEP、ZST、さらにGrachanでキャリアを積んできた。

グラジとZSTではフライ級王座に絡んだが、ベルト奪取ならず。現時点で直近の試合となったグラチャンでは王座決定T及びフライ級タイトル戦線に当然のように顔を出すと思われていたが、継続参戦はなかった。

前回の長野将大戦では跳びヒザKOというキャリアハイの勝ち方をしており、井口翔太と続けて「しょうた」を相対する加マーク納──流れ流れて原点回帰にも注目したい。

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LFA MMA MMAPLANET o ONE PRIDE Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep01 SASUKE UFC その他 イ・ジョンヒョン イ・チャンホ イープークールー イー・チャア ウィンドリス・パティリマ ウズアズベク・ジャフフ エプライム・ギンディン キム・サンウォン キム・サンウク キム・ハンスル キ・ウォンビン クリス・ホフマン シャオ・ロン シャン・シンカイ スミット・クマール タイラークゥ ダールミス・チャウパスゥイ チィルイイースー・バールガン チェ・スングク トップノイ・キウラム ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ パンクラス ビリー・パスラタン ピーター・ダナソー ホン・ソンチャン マーク・クリマコ ユ・サンフン ライカ ラナルドラ・プラタップ・シン リー・カイウェン ルー・カイ ロナル・シアハーン ロン・チュウ 上久保周也 丸山数馬 原口伸 岡田遼 海外 神田コウヤ 野瀬翔平 鶴屋怜

【Road to UFC2023Ep01】UFCへの道、その一歩。鶴屋怜「そんなに時間を掛けないで良いかな」

【写真】いうとメッチャ普通の男の子。20歳最後の試合、UFCへ切符を賭けたトーナメントを目前にしてもまるでいつもと変わりなかった鶴屋怜 (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。そのエピソード01で組まれたフライ級準々決勝に鶴屋怜が出場し、インドネシアのロナル・シアハーンと相対する。

キャリア2年でパンクラスの頂点に立ち、3年目でUFCを直接目指すトーナメントに臨む鶴屋は、全く気負いも奢りもなく初戦突破に絶対の自信を見せていた。


――今回は黒髪が勝負頭ですか。もう中国ですし、これから染めることはできないですよね。

「ハイ。今回は黒で行きます(笑)。本当はもっと長くて、編み込んで戦おうと思っていたのですが、1週間前に上海に入るならずっと編みこんでいるのは無理だなって(笑)。なので今回は普通で」

──それはもう、岡田遼さんに来てもらってから編み込んでもらうしかないですね。随分と独り身が長く、料理だけでなく裁縫から何からできるようになったと聞いています(笑)。

「アハハハ、さすが編み込みまでは……」

──怜選手の試合は土曜日、改めて現地に入ってどのような気持ちでいますか。

「最初は環境が変わることが不安で、練習をしても疲れるのが早いなって感じました。でも昨日も(神田)コウヤ君と練習していると、ちょっと体も慣れてきたみたいで。めっちゃ良い感じで動けるようになってきました」

──これまで日本で戦ってきた時とファイトウィークの過ごし方自体、随分と違うかと思います。

「そうッスね。時差もないし問題はないです。それに日本と比べると減量のご飯とか用意されているし、そういう部分で凄くしっかりしていて。マッサージとか、なんでもやってくれますし。そういうところが海外と日本とは違うんだなって風に思ったりはしています」

──それは海外と日本でなくて、UFCとその他の違いですね(笑)。

「そうですね、UFCですね。凄いなって思います」

──では日本のファンもほとんど分からない対戦相手、ロナル・シアハーンについてどのような選手が説明をしていただけないでしょうか。

「そうッスね。基本的にサウスポーのストライカー。戦績は7勝0敗で5KOっていう風に紹介されていて」

──インドネシアのONE PRIDE MMAで戦績を積んできた選手ですが、このONE PRIDE MMAの試合が予想以上に組みをやろうとする選手が多いのですが、とにかく荒っぽいです。そして無理に、できない組み技を使うことなく立ち技で勝負すれば良いのにと思わされることもしばしあります。

「荒いですね。僕の相手も何年前の試合か分からないですけど、組みの力でいえば1Rで仕留められると思います」

──つまり、ここは初回で勝つと。

「フフフ、まぁそうですね。そんなに時間を掛けないで良いかなって感じです」

──ではトーナメント全体を見て、一番警戒しているのは誰になりますか。

「まぁ最初に戦う選手のことは気にしていないです。2回戦で戦うかもしれないマーク・クリマコとイ・ジョンヒョン……この試合の勝者には注意しようと思います。韓国の20歳のイ・ジョンヒョンとクリマコの試合は結構レベルが高いかと。

クリマコは最初、警戒はしていなかったのですが、負けた試合は1発貰って倒れただけなので。それ以外で考えると、結構強い選手なのかと思います」

──MMAとして、やはりLFAで戦っている米国人選手ですから、MMAをさせれば韓国人選手よりも完成度が高くなるのかと。

「クリマコは実際に会ってみると、思ったより背が低くて。それでいてゴツイので、組みも強そうですね。あの体形の人はテイクダウンもしづらいことが多い。2回戦で当たるには、トーナメントを見回してみて嫌な相手ですけど……でもUFCで戦っていくなら、全員に勝たないといけないので」

──同じ日のワンマッチで組まれたトップノイ・キウラム✖ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル、ピーター・ダナソーなどトーナメント戦出場選手よりも強いかもしれないです。

「あぁ……でもトップノイの試合を見たんですけど、あんまり良い動きをしていなかったですよね。昨日、ミット打ちを見て凄いなと思ったのですが、試合だとそんなに攻めないし強いという印象はないです」

──押忍。本来はこの試合に集中してほしく、このような他の選手の話題をこのタイミングで振るのは憚れるのですが、今回だけは次を見ていても必勝でいって貰わないと困ります。

「そうですね。その通りだと思います。しっかりフィニッシュして、海外のファンに認知されるためにも印象に残る試合をします」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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ABEMA MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK05 修斗 倉本一真 太田忍 岡田遼

【RIZIN LANDMARK05】太田忍と対戦、倉本一真─02─「岡田選手に負けてから、MMAを向き合えるように」

【写真】昨年11月とは違う倉本が見られるはず、彼にはその素養と環境がある(C)MMAPLANET

29日(土・祝)、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05で、太田忍と対戦する倉本一真のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

両者の対戦が決まって以降、何やらインターネット上で騒ぎが起きていた。レスリング時代に対戦経験のある2人に対して、煽り煽られのコメントが寄せられる。太田忍が倉本について語る動画がアップされたり、SNSでやり取りが行われたり――といった流れに対し、倉本自身は「因縁の対決」であることを否定する。レスリングはレスリング、そしてMMAはMMAだからだ、と。では、MMAファイターとして彼は太田戦で何を見せるつもりなのかを尋ねた。

<倉本一真インタビューPart.01はコチラから>


――ファイト・レディーで練習することになった経緯のなかで、「元谷選手に負けた直後に行きたい気持ちが強くなった」とありました。それは、元谷戦の試合内容が影響していたのでしょうか。

「それはあります。前回の試合は、勝てるっていう気持ちしかなかったです。でも負けて、自分の弱いところが分かって……。負けた日にマネージャーから『米国で練習しましょう』と言われて、僕もすぐ『お願いします』って答えました」

――自分の弱かったところ、敗因は何だったと思いますか。

「打撃をもらいすぎですね。今まで負けた試合は、全部ガードが低くなっていました。相手のパンチが速いとか、そういうことよりも僕のガードが緩くなることが多すぎて。それは今までもずっと言われていることなんです」

――相手のパンチが効いているからガードが上がらないのか、スタミナの問題なのか、それとも癖なのか……。

「ガードを上げすぎると、自分のスタイルが変わっちゃうところがあるんです。動きづらくなる、テイクダウンに行きづらくなってしまいますよね。もちろんレスリングでガードを上げることはないし、空手も伝統派だったのでガードは低いじゃないですか。それで試合中も『ガードを上げろ! ガードを上げろ!!』と言われても、気がついたら下がってしまっていて」

――だからこそ米国で、レスリングを生かしながら打撃でも勝つMMAを再確認する必要があったのですね。

「はい。そこはガッチリ修正しています。細かいことは言えないですけど、とにかくガードは大切に(笑)」

――なるほど。時系列が分からなかったので、太田忍戦に向けて米国でレスリング特訓をしているのかと思っていました。

「対策とか、そういうことではないですね。本当にもうイチから、自分のMMAを見直しています」

――ではその太田戦について……SNS上では太田忍選手との間で煽ったり煽られたりという話があり、因縁の対決とも言われています。

「別に煽ったりしたことはないですよ。いろいろ言われているみたいですけど、僕はトラッシュトークに興味がなくて……。彼も会えば挨拶して、普通に話かけてきますしね。僕の嫁さん(リオ五輪女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉)は、彼と同級生ですし」

――レスリング時代の対戦成績は、倉本選手の2勝1敗です。2013年と2014年の全日本選手権で倉本選手が勝利し、翌年の国体では太田選手が勝っています。

「うーん……、それもレスリング時代の戦績だから、今は関係ないですよ。過去に僕がレスリングで勝っているからどうというのはないです。今回はMMAの試合なので」

――ではMMAの話をすると、太田忍選手がRIZINでMMAデビューした時はどのように感じましたか。

「もともと彼がMMAをやりたいというのは知っていて、実際デビューして『いずれ対戦することもあるかな』とは思っていました。過去にレスリングで対戦しているので、プロモート側も煽りやすいでしょうし。でも、こんなに早く対戦することになるとは考えていなかったです」

――ではMMAファイターとしての太田忍選手の印象を教えてください。

「……まだこれからじゃんじゃないえすか。なんか彼の気持ちも分かる気がするんです」

――というと?

「彼はすごく運動神経が良いんです。レスリングという競技は、瞬発力やセンスも大事な部分で。レスリング時代も、そういうセンスの良さがありました。今はMMAでもそのレスリング力とセンスで戦っているところがあると思います。それは僕も、人のことは言えないんですよ。自分自身がそうだったので」

――以前、自衛隊体育学校のレスリング部を取材させていただいた時、オリンピック級の選手の身体能力に驚かされました。MMAでもデビュー当初は、その身体能力だけで勝ててしまうのではないかと……。

「ある程度勝てると思います。僕自身も修斗でデビューした頃は、そんな状態で勝てていました。岡田選手に負けて(※2020年5月、岡田遼にKO負け)ようやく、MMAの基礎をちゃんとしっかり学び始めました。テイクダウンしてグラウンドに持ち込んでから、どう進めるのか。ギロチンを取られたり、バックマウントを奪われたらどうするか。力や運動能力だけでは、どうしようもない。本当に一つひとつ細かい技術が必要になって」

――……。

「それって当たり前のことなんですよ。当たり前のことだけど、そうやってMMAと向き合えるようになったのが、岡田選手に負けてからで。それでも、今も試合中にガードが下がってしまい、負けることがある。だから米国へ行って練習する。そうやってきたんです。……何だろう? あんまり人のことを、とやかくは言いたくはないんですけど」

――インタビューでは冷静に語ってくれてきた倉本選手の語気が、いつもより強くなっていることに少し驚いています。

「うん、そうですね……、彼はいきなりRIZINという大舞台でデビューして、MMAではまだそういう経験をしていない。自分自身が通ってきた道なので。『レスリングの対戦成績は関係ない』と言ったのは、そういう意味です。これはMMA。だからこそ僕も『ここで負けたら終わり』という気持ちでいますし、絶対に勝ちます」

■視聴方法(予定)
4月29日(土)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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【ONE FF12】安藤達也 on ONE FF with 川原波輝「たっちゃんとずっと一緒にいる感じ」(川原)

【写真】エネルギーが有り余っている感じがします(C)TATSUYA ANDO

本日、31日(金・現地時間)にタイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fight11。同大会では安藤達也が出場し、アリ・モタメドと対戦する。

昨年3月に岡田遼を下し、修斗世界バンタム級王者となった安藤がこの1年、どのように過ごし、なぜルンピニーで戦うことになったのか。ここを尋ねようと思ったが、その前にセコンドとして現地入りしている盟友・川原波輝の言葉から、今回のインタビューを始めたい。


──画面からご機嫌な様子が既に伝わってきますね(笑)。

「計量が終わったんで、ご機嫌になっていました。ハイドレーションとか、色々と初めてのことが多くて。そこが心配だったことは正直ありました」

──ナビゲートしてくれるような人はいましたか。

「ハイ、川原波輝選手が一緒に来てくれています」

川原 ウィーッス(笑)。ご無沙汰しています。どこにでも現れる川原です(笑)。

──いやぁ、ケージの中にはなかなか現れないじゃないですか(笑)。

「アハハハハハ」

川原 痛い、痛い、痛い。

「そこ、試合がないこと一番気にしていますから!!」

──まだONEとの契約は残っているのでしょうか。

川原 ハイ、そうです。

──全然、試合を組んでもらえていないですね。

川原 自分の責任です。今後のことは考えないといけないのは事実ですが、もう一発ONEで勝負したいです。倒せなかった僕の責任なんで。ONEも期待してくれていた。でも、その期待に応えることができなかったので。

──ルンピニー、フライデーファイツが始まったので、タイのリングで再起戦ということもあるのではないですか。

川原 そこも実は進んでいたのですが、実現しなくて。

──なるほどぉ。今は、大阪ですか。

川原 いや、今はバンコクです。

──それは合点承知の助ですよ(笑)。今、拠点は大阪なのですか──と尋ねたかった次第です。

「アハハハハ」

川原 東京でたっちゃんのサポートをしていて、それからバンコクに来ました。今ビザの申請中で、アルファメールで練習できないんですよ。凄く、時間が掛かっていて動けない状態なので、たっちゃんとタイに1カ月ほど合宿に来て。一旦、東京に戻って3週間ほど練習して、またバンコクに来ています。だから、たっちゃんとずっと一緒にいる感じですよね」

「ホントは僕の2週間後とかに試合があるってことだったんですけど、相手が見つからなかったみたいで。このままタイに残って、今度は僕がセコンドに就いて2人でタイで試合をこなすつもりだったんですけど」

──ではルンピニーで試合を組むという方向には、ONEも動いてくれていたのですね。それは安心しました。

川原 相手が見つかれば、即戦います。ルンピニーなら試合ができると踏んでいたので」

──では安藤選手のインタビューではありますが、しっかりと川原選手の言葉も書き記すようにします。

川原 お願いしまーす!!

──では、そういうことで。お二方、お疲れさまでした。

川原 いやいやいや、たっちゃんのインタビューじゃないですか(笑)。

「アハハハ。でも、これでバンコクに来て一つ収穫があったじゃん(笑)」

──では安藤選手、ぶっちゃけてお伺いします。昨年、Road to UFCのオファーがあったのにワクチン接種をしておらず、戦えなかった。この話、本当ですか。

「ハイ。話があってからワクチンを打っても、間に合わない状態で。岡田戦が終ってから、ワクチン接種をしておけば間に合っていたはずですけど、ダメでした」

──それぞれの判断ですが、ワクチン接種をしないというポリシーがあったのですね。

「ありました。ずっと。でも、そんなこと言っていられないと思って接種して。でも、やっぱりワクチンは大丈夫だったのかという話は続いているじゃないですか」

──ハイ。だからこその自己判断ですよね。

「もう、進むしかないなって」

─こればかりは時代と為政者に翻弄されたわけですが、その世の中に生きていくうえで自分がどう判断するのか。10年後に後悔することになるかもしれないし、半年後に後悔するかもしれない。でも、今やりたいことをやるのも人生です。

「その通りっスね。格闘技をやっている時点で、そういうものかもしれないし。アハハハハ」

──確かに。

「加えて10月の準決勝大会にフェザー級でオファーがあったんですけど、階級が違うから受けなかったんですよ。それでSASUKE君が出て。今からすると、あの試合を受けて階級を落とせば良かったんですよね……」

──そこも確かに……です。

「それが俺としては『なんで、バンタム級じゃなかったんだよ』って欲張ってしまいました」

──勿体ない……。そしてONE FFで戦うということは、何か吹っ切った部分があったということでしょうか。

「UFCをどうしようと思っている間に話を頂いて、『ワンマッチ契約だから出てみないか』と。それで一発出てみようと、試合ができていなかったので」

──では、ここからONE本戦を目指すわけでもないと?

「それが今回、ONEの計量をやってみてスゲェ良いのかなって思って。話を貰えたら、ONE本戦で戦っていきたいと考えています」

──良かったというのは、体調面ですか。

「ハイドレーションは心配だったのですが、このサイズで戦えるのが一番良いのかなって。それにONEのバンタム級は層が厚いし、強い選手がいるじゃないですか。この階級に可能性を感じました」

──やはり62キロで、あの髭があったときと顔つきが違います。

「アハハハハ。あの時はヤバい、職質対象でした。それに、もうちょいゲッソリしていましたよね。今回は先輩方や波輝君にアドバイスをもらって、食生活とかも管理し、体重もキープして通過できました。体にもっと力が入るのかって思います。

ただし、切れは北米のバンタム級まで落とす方がありました。今後はONEのバンタム級でやっていくには、気持ちサイズをアップしても良いのかと思います。これまであまりフィジカルとか気にしていなかったけど、今後は必要かと」

──ONE本戦出場、そのように目標が定まったのであれば今回の試合は、そうなるためのパフォーマンスが必要になってきますし、そういう勝ち方が求められます。

「なんか……思ったより、自分の苦手なタイプではあると思っています」

<この項、続く>

■放送予定
3月31日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE FF11 MMA対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
安藤達也(日本)
アリ・モタメド(イラン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アリソン・バルボーザ(ブラジル)
アリ・カブドゥラ(カザフスタン)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレクサンドラ・サビチェバ(ロシア)
アネリヤ・トクトゴノバ(キルギス)

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ONE Friday Fights11:修斗バンタム級王者安藤達也が3月31日のONE Friday Fights11に参戦。

修斗バンタム級王者の安藤達也が3月31日のONE Friday Fights11に出場。

安藤は昨年3月に岡田遼のタイトルに挑戦し2RKO勝ちで王座獲得。昨年のRoad To UFCに出場の噂も流れたが、出場はなかった。

相手のアリ・モタメドはONEウォーリアーシリーズで3勝2敗。RIZIN TRRIGERにも出場した吉野光に勝利している。2020年12月にONEデビューしたが、中国のチェン・ルイに1RKO負けしている。今回はそれ以来2年3ヶ月ぶりの試合となる。

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【RIZIN LANDMARK04】金網RIZIN最恐──倉本一真と戦う、元谷友貴「相手の距離は無視します」

【写真】岡田遼的なファイトは、元谷も得意なところだろうが──2年半前と比較すると、MMAをより理解した倉本は圧が違うという見方ができる。それだけに元谷の距離の取り方は非常に興味深くなる(C)SHOJIRO KAMEIKE

6日(日)、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで開催される「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」で、元谷友貴が倉本一真と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2011年にプロデビューし、翌年にDEEPフライ級王座を獲得した元谷も、キャリア11年を数えるベテランファイターとなった。昨年行われたRIZINバンタム級GPでは2回戦敗退となったものの、以降は3連勝。現在は地元の石川県から名古屋へ活動拠点を移している元谷に、現在の練習と心境を訊いた。

勢いに乗る倉本といかに戦うのか。そのポイントは、元谷の距離だ。


――石川県出身の元谷選手ですが、現在は活動拠点を名古屋に移しているのですね。

「はい、名古屋にいるんですよ。プロ練みたいな形でガイオジムと志村道場でお世話になっていて、名古屋のプロ選手が集まってスパーリングしています。あとはstArt Japanですね」

――なぜ名古屋に移ろうと思ったのでしょうか。

「一度、2年ぐらい東京に行っていたじゃないですか。トーナメントで負けて(2021年9月、RIZINバンタム級GP2回戦で瀧澤謙太にKO負け)、石川に戻ったんですよ。そこから石川で、どうやって練習していこうか考えながら週末は名古屋へ練習しに行っていて」

――ずっと名古屋では練習していたのですね。

「そうです。東京へ行く前も名古屋には来ていて、その時も東京へ行くか名古屋に行くかって考えていました。その時は良いタイミングがあって、東京へ行くことになったんですけど」

――では名古屋に移住したのは、最近のお話なのですね。

「去年の大晦日――金太郎戦までは石川にいて、名古屋に引っ越してきたのは今年の2月ぐらいです。おかげさまで練習しやすくなってきました」

――今回の倉本一真戦は名古屋で行われます。現在は、名古屋に対して地元意識のようなものはあるのでしょうか。

「あぁ、それは結構ありますね。地元感というか。もともとプロデビューしてから初期は、DEEP公武堂ファイトとか名古屋で戦うことも多かったですし」

――では今年に入ってから、名古屋での練習で新しく始めたことや、それが試合で出せたものなどはありますか。

「まだ試合では出てないんですけど、良い感じにはなってきていると思います。うーん……」

――試合前なので、具体的なことは言いにくいですか(笑)。

「アハハハ、そうですね(苦笑)。技術的な面でも新しいことを学べていますよ。やっぱり日沖さんのパーソナルトレーニングを受けているので」

――stArt Japanでは、日沖さんのパーソナルトレーニングを受けているのですか。

「はい。パーソナルを受け始めたのは前回の試合(今年7月、太田忍に判定勝ち)のあとからで、週1のペースですけど、それでもすごく勉強になっています。名古屋に来たのも、いろんな人と練習したいからで。なかでも日沖さんは強くて、キャリアも長くて、何でも知っているMMAの教科書みたいな人ですから。その日沖さんの技術を学びたいと思いました」

――パーソナルトレーニングを受け始めたのは太田戦後ということは、今回の試合がケージであることは影響しているのでしょうか。

「いや、それは関係ないですね(笑)。特にケージの練習をしているっていうわけではなくて、ケージの試合も含めたいろんな練習をさせてもらっています」

――そうだったのですね。ケージでの試合は昨年2月の昇侍戦以来となるので、ついそうではないかと思ってしまいました(笑)。

「アハハハ。ただ、やっぱり自分の中ではケージのほうが得意だとは思っていますよ。でもケージだからっていうことじゃなく、自分がずっと全て足りなくて。ずっと全てやらないといけないと思い続けています」

――元谷選手のプロデビューは2011年で、もうキャリア11年のベテランです。それでもまだ、全て足りていないと思いますか。何か足りないものを補っているということではなく。

「それは思いますよ。練習でも試合でも、いつも自分は何も分かっていないなぁと感じています(苦笑)。MMAはやることが多いので、やってもやってもゴールがないというか。もう無限な感じがしますよね。だから今も、どの局面でも、まだまだやなって思います。打撃でもレスリングでも、寝技でも。自分はどの競技でもトップを取ったとか、そういう経験がないので」

――それでも最近は、テイクダウン・ディフェンスというより倒されても早く立ち上がるという意識は強まっているように感じます。以前はどのポジションからでも極めにいくような印象がありました。

「そうですね。最近は下にならないようにしていて、寝技でも下から狙うことは少なくなっていますね。やっぱり対策されていて、下からの技は掛かりにくくなっているんですよ。特に太田選手はガブりが強いから、倒されてもすぐに立つ練習はしていました。下から狙っても極めることができずに、そこで疲れちゃったら盛り返すことが難しいじゃないですか。だから今はずっと、下にならないことは意識しています」

――では今回対戦する倉本選手の印象を教えてください。

「すごい爆発力がありますよね。以前はジャーマンで投げているイメージがありましたけど、最近の試合ではパウンドが強いっていう印象です。あと、試合は見ていないしパウンドじゃないけど、掌底で相手の顔面を破壊したんですよね? とにかく攻撃力が強いです」

――ずっと同じバンタム級で戦ってきた選手ですが、これまで倉本選手のことを対戦相手として意識したことはありますか。

「それが、無いんですよ。意外と今まで対戦するかもっていう話もなかったので。もしRIZINのトーナメントで、お互い勝ち上がっていたら――っていうぐらいで」

──元谷選手が倉本選手より上回っているところは、どこだと思いますか。

「上回っているところ、うーん。レスリングとパワーは負けると思います。でも、それ以外は……。これは打撃でもレスリングでもなく、MMAなので」

――元谷選手の年齢とキャリアで、瀧澤選手に敗れたとき、その後のキャリアについて考えることはなかったのでしょうか。

「とりあえず、また一歩ずつ頑張っていくしかない。どう練習していこうかと、ゆっくり考えました。ただ、自分の年齢やキャリアは気にしていないです。今まで怪我もないですし」

――キャリア11年で、大きな怪我をした経験はないのですか。

「そうですね。ダメージも……日頃からダメージを溜めないよう、そんなにハードなスパーはしないんです。それはキャリア初期から意識していました。とにかくダメージを受けたくないから、ハードなスパーは避けてきて(笑)。試合でダメージが見えてきたら、その時はその時で考えます。

でも僕って、試合でそんなにダメージを受けている印象ないですよね? 堀口戦(2017年4月、堀口恭司に判定負け)のあとは頭痛があったり、あとはKO負けした時ぐらいで。もともと被弾することも少ないし、試合後もダメージが残ることは少ないんですよ。自分の距離で戦えている時は、自分のほうがずっと削ることができていると思います」

――ご自身の中で一番大切にしているのは、その距離ですか。

「はい。距離は大事だと思っています。絶対に自分のしたいように動ける距離で――相手の距離は無視します。練習でも、相手の良い距離に入るか入らないか、それぐらいの意識で。入る時にどうするか、入らない時にどうなるか。まず足を止めて打ち合うということがないんですよ。打ち合うような距離になったら、すぐテイクダウンに行ったりだとか」

――確かに、これまで元谷選手が打撃で打ち合っている印象はありません。

「キャリア初期はよく打ち合っていましたけど、それも打ち合いというか自分がバーッと手を出していただけで(笑)。相手の攻撃を被弾した経験は、そんなにないです」

――先ほどMMAはゴールがないと仰いました。ではファイターとしてのゴール、今の目標はどこにあるのでしょうか。

「やっぱりベルトは欲しいです。今すぐにでもベルトを巻きたいんですけど、最近はそれも叶わず、ズルズルここまで来ていて(笑)。反対に、いつまで戦い続けるかっていうことは考えていないですね。たぶん――壊れるまで、じゃないですか。アハハハ」

――壊れる……これまでダメージを溜めないようにキャリアを送ってきて、これから壊れるようなことは起こりえますか。

「もちろん、格闘技ですから。十何年やってきて、年齢も重ねて、いろいろ少しずつは溜まってきていますよ。KO負けすることもあるし。壊れたり、あとは連敗して気持ちが乗らなくなったら、どうするか考えますね」

――今はまだ、気持ちが乗り続けているということでしょうか。

「そうなんです。まだまだ……悔しいっていう気持ちが強いんですよ。練習でも試合でも。勝っても負けても。その気持ちがなくなったり、上を目指すことができなくなったら、すぐに辞めますね。ずっと上を目指していきたい。だから続けています」

――なるほど。試合まで残り4日となりました(※取材は11月2日に行われた)。現在の仕上がりはいかがですか。

「ここまで怪我もなく、体調も崩さず来ているので。ただ、調子が良い時は試合で調子が悪いんですよね(苦笑)」

――えっ……。

「なぜでしょうね? コンディションが良い時は、調子こいちゃうんでしょうか。コンディションが悪くて練習できていない時のほうが、試合は良かったりするので。今から減量でコンディションを落として試合当日を迎えます(笑)」

――アハハハ、そう言えるほど調子は良さそうですね。では最後に、MMAPLANET読者の皆さんへ意気込みをお願いします。

「今週末の倉本戦でしっかり勝って、次につなげたいと思います。応援よろしくお願いいたします!」

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CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFN212   アスカル・アスカロフ アレクサ・グラッソ カブ・スワンソン ジョナサン・マルチネス ジョーダン・ライト ドゥスコ・トドロビッチ ニック・マキシモフ ハファエル・アスンソン ピエラ・ロドリゲス ブランドン・ロイヴァル マナ・マルチネス ヴィヴィアニ・アロージョ 岡田遼 平良達郎 松根良太

【UFN212】計量終了 ヴェルガラが失敗も、平良達郎はキャッチ戦を了承。アスカロフ×ロイヴァル消滅

【写真】計量の3日前、MMAPLANETのリモートインタビューを受けた際のヴェルガラ。その時、彼が何を話していたかは後程掲載します(C)MMAPLANET

10月15日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」の計量が、14日(金・同)に行われた。

オクタゴン2勝目を目指す平良達郎は126ポンドでクリアも、対戦相手のCJ・ヴェルガラは129ポンドと1ポンドオーバー規約からさらに3ポンドも重く計量をミスした。


本計量開始時間から15人目のジョナサン・マルチネスまで列をなして次々とスケールに乗る中、平良は13番目に登壇してリミットいっぱいでクリア。ガッツポーズを創った。

対してヴェルガラは2時間の猶予があるなか、56分を経過した時点で22人目──最後の1人として計量会場に合われると、加減に体重計に乗り上記の通り計量をミスした。

残り1時間以上があるなかで体重を測り、ミス。直後に平良陣営の目の前でガブガブと水の飲みだしたヴェルガラはギリギリまで体重を落とすことを諦めて、少しでも楽をしたいという心境になっていたのだろう。これには平良の師匠・松根良太も兄貴分の岡田遼も怒り心頭だったが、平良本人は落ち着いて全てを受け入れている様子でキャッチウェイト戦を了承したという。

なお計量開始前にフライ級注目の一番=アスカル・アスカロフ×ブランドン・ロイヴァル戦がキャンセルされたという発表もあった。アスカロフが体重を落とせなかったことが原因。これも平良陣営からの情報によるとPIのサウナで全く汗が出ていないアスカロフが目撃されていたそうだ。

■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN212対戦計量結果

<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
カブ・スワンソン: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
ヴィクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 206ポンド(93.44キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)

<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス: 136ポンド(61.69キロ)
ブランドン・デイヴィス: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト: 146ポンド(66.22キロ)
ルカス・アレッシャンドリ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 115.5ポンド(52.38キロ)
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 129ポンド(58.51キロ)
平良達郎: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
ピート・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

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