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【UFC ESPN13】試合結果 ジミー・リベラがステーマンに快勝。中東育ち?!ラジズ&チマエフの次戦に注目

【写真】フェザー級で組まれたバンタム級トップ10対決。ジミー・リベラがコディ・ステーマンに快勝した(C)Zuufa/UFC

16日(木・現地時間)にUFC ESPN13「Kattar vs Ige」がUAEはアブダビのヤス島=UFC Fight Islandで開催された。

メインのフェザー級マッチはカルヴィン・ケイターがダン・イゲに判定勝ち、コ・メインでのフライ級戦ではティム・エリオットがライアン・ベノイトを同じく判定で下している。

新チャンピオン=ピョートル・ヤンが誕生したバンタム級では、試合の5日前にフェザー級で戦うことが決まったジミー・リベラ✖コディ・ステーマン戦が組まれ、リベラがステーマンのテイクダウンや打撃の距離を殺すファイトで3-0で勝利した。

ファイトアイランド大会はは中東バーレーンがベースのBrave CFやアブダビ・ウォリアーからステップアップした選手の活躍も多いの特徴だ。今大会で目立っていたのは体重アブドゥル・ラザクを破り、ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得したムニール・ラジズ。

またジョン・フィリップスに何もさせずダースチョークで勝利し、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトの5万ドルを獲得したスウェーデン在住のダゲスタン人ファイター=カムザット・チマエフも次戦が楽しみだ。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ムニール・ラジズ✖アブドゥル・ラザク
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=カムザット・チマエフレローン・マーフィー



UFC ESPN13「Kattar vs Ige」
<フェザー級/5分5R>
○カルヴィン・ケイター(米国)5R
判定
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×ダン・イゲ(米国)
<フライ級/5分3R>
○ティム・エリオット(米国)3R
判定
×ライアン・ベノイト(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジミー・リベラ(米国)3R
判定
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×コディ・ステーマン(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○タイラ・サントス(ブラジル)3R
判定
×モリー・マクマン(英国)
<174ポンド契約/5分3R>
○ムニール・ラジズ(チュニジア)3R
判定
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×アブドゥル・ラザク(米国)
<ミドル級/5分3R>
○カムザット・チマエフ(スウェーデン)2R1分12秒
ダースチョーク
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×ジョン・フィリップス(英国)
<フェザー級/5分3R>
○レローン・マーフィー(英国)3R
判定
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×ヒカルド・ハモス(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
○モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)1R5分00秒
TKO
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×アンドレアス・ミハイリディス(ギリシャ)
<149ポンド契約/5分3R>
○フェザー級/5分3R3R
判定
×クリス・フィッシュゴールド(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○リアナ・ジョフア(ジョージア)1R2分23秒
腕十字
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×ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
<バンタム級/5分3R>
○ジャック・ショア(英国)3R
判定
×アーロン・フィリップス(米国)
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Report UFC UFC ESPN13 アブドゥル・ラザク ブログ ムニール・ラジズ

【UFC ESPN13】予想外の完成度……ドバイ在住のチュニジア人ファイター=ムニール・アジズがラザクに快勝

<174ポンド契約/5分3R>
ムニール・ラジズ(チュニジア)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
アブドゥル・ラザク(米国)

ドバイ在住のチュニジア人ファイター=ラジズ、体重超過のラザクに右ローを蹴っていく。ワンツーで前に出てくるラザクに対し、ヒザを見せたラジズだがラザクの圧力は止められない。ワンツーからローをラジズが見せるも、前に出続けるラザックはヒザを被弾しながら左右のパンチでラッシュをかける。

ケージ際でガードを固めつつ、ハイキックを蹴ったラジズのボディをラザクの左フックが抉る。ラジズは気持ちが折れることはなく、ヒジを打ち返す。ラザクもエルボーを見せるが、ラジズは右ミドル、そして右ハイを蹴っていく。縦ヒジを連続したラジズに対し、ラザクの勢いが弱まる。ローの蹴り合いから左ボディを伸ばしたラジズは、ローをチェックして笑顔を浮かべる。アジズはヒザの後ろを蹴るようなローからハイキック、そして左ジャブを伸ばす。さらに左ボディから右ハイのコンビネーションを繰り出したアジズは、チェックしながらも左足が効かされるように。ローの蹴り合い、左フックを入れたラザクは残り15秒でダブルレッグを許し、ラジズが予想以上の完成度の高さを見せた。

2R、ラザクのローをかわし、右ローを2発入れたラジズ。さらに関節蹴りを連続し、スイッチの右ハイからパンチを纏めると、下がったラザクにヒザを突き上げる。ケージに詰まり、ヒザ、エルボー、左右のパンチを打たれるラザクが、思い切りフックを振るう。間合いを取り直したラジズはヒザを再び入れ、打撃戦の流れで前に出てきたラザクにダブルレッグを決める。

ラジズはサイドで抑え、ブレイクが掛るまで息を整える。試合がスタンドに戻ると、ボディから顔面を殴り、ヒザ蹴り、ヒジを入れたラジズがケージを背にしたラザクにダブルレッグを決める。頭を抱えてマウントを耐えるラザクに対し、ラジズはサイドに移行。ここもレフェリーがブレイクを命じ、試合はスタンドで再開へ。息の荒いラジズに対し、ラザクが反撃に出たところでタイムに。

最終回、ローから左を当てたラザク。続く組みをかわしたラジズはローを蹴られ、左ジャブを返す。ラジズは軽い右ハイを見せ、ダブルレッグにヒザを合わせる。そのままケージにラジズを押し込んだラザクがリフトアップから2度に渡り、尻もちをつかせる。すぐに立ち上がったラジズはケージに押し込まれ、ポイントを挽回しないといけない展開で時間を使われる。

ここでラジズは体を入れ替え、ダブルレッグを仕掛ける。ケージを背負って耐えていたラザクは首を抱えてしまい、背中をマットにつかされる。根負けしたラザクは、サイドを許しエルボーと鉄槌を落とされる。その後はブレイクが掛ろうが抑えるラジズは、足を戻させても再び背中をつけさせサイドへ。スクランブルから立ち上がったラザックは最後に左右のフックを振るったが、時間とともに肩を落とした。

結果、ラジズがUFCデビュー戦で想像以上の総合力の高さを見せ判定勝ち──「これが始まり。大きなことは言いたくないけど、準備はできている。世界にショックを与えたかったんだ」と話した。