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Interview Special UFC ジョゼ・アルド ピョートル・ヤン ブログ 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:7月─その壱─ピョートル・ヤン×ジョゼ・アルド「ACA」

【写真】ピョートル・ヤンの戴冠=ACA=ロシアの軽量級の強さ (C) Zuffa / UFC

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観──青木のMMA論で深く、そして広くMMAを愉しみたい。そんな青木が選んだ2020年7月の一番、第一弾は12日に行われたUFC251からピョートル・ヤン✖ジョゼ・アルドの一戦を語らおう。


──海外の注目すべき試合は、まま戻ってきたMMA界。2020年7月度の青木真也が選ぶ、この一番。最初の試合をお願いします。

「ピョートル・ヤン✖ジョゼ・アルドですね。ヤンはUFCでも無敗でチャンピオンになった。これはACAのレベルの高さを証明しましたね。フライ級からフェザー級にかけては、なんだかんだといって強い。

フライ級のアルカル・アルカロフも苦戦はしても負けていないし。ヤンがチャンピオンになって、マゴメドシャリポフがフェザー級であの位置にいるというのは」

──思えばUFCのチャンピオンやトップというファイターは、ここまで輩出しているのはACAぐらいかもしれないですね。

「ロシアのこのあたりは強いですよね」

──今は独立した国も多いですが、サンボでも旧ソ連国家ではロシア語も話せない超強豪の軽量級世界王者などがいました。

「ソビエト連邦という共同体から、独立した国にチャンピオンも散らばり、そこいらの国から出てくる柔道やサンボの世界王者クラスの選手はソ連時代には世界大会に出られないという恐ろしい状況だったわけですし」

──その恐ろしさの末裔が、MMAでも活躍していると。

「それぐらいレベルが高いです。ただし、コンディション的にはACAの時の方が強い」

──そこは科学的要素も含まれているでしょうが、結局は強さの上にそこがあり、互いが使用していた。そこが抜けても彼らは強いということなのでしょうか。

「UFCでは抜いているというか、上手く調整している。誰もが(笑)。でも、強いですよ。アルドのローにも下がらない。構えは変えたけど、押し切っちゃう。あれは普通ならローから上を貰っちゃいます。やっぱり、ヤンもタフです」

──ただしヤンはまだジミー・リベラとジョゼ・アルドしか、トップ10とは戦っていない。この辺りがまた楽しみです。

「マルロン・モラエス、コディ・ガーブラント、それとお縄を頂戴しているTJ・ディラショーが出てきたら……。ディラショーがいない間にモラエスとセフードが潰し合い、その間隙をぬってヤンが世界チャンピオンになった感はありますしね。

そこも含めて、コロナ禍での運というのはあります。アブダビはブラジル人とロシア人だらけだったし。そこはあると思います。と同時にアブダビのような状況にロシアがあるということは、これからもどんどん出てくるでしょうね」

──柔道やボクシングだとロシア勢は重量級もトップを走っていますが、MMAは決してそうではないのも興味深いです。

「ACA自体がウェルター級になるとガクンと落ちます。それでもヤンがガーブラントとかやると……、分からないけどガーブラントとかが勝ってしまいそうですね。だからチャンピオンだけど、もう一周できる。これはもうUFCならでは、です。それだけ層が厚い、UFCに集まっているということですよね」

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Bu et Sports de combat Interview UFC ジョゼ・アルド ピョートル・ヤン ブログ 岩﨑達也

【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。ピョートル・ヤン✖ジョゼ・アルド

【写真】ヤンはまだ底を見せていない。アルド戦では彼の全容は見えないということは、誰と戦ったも楽しみが増える(C)Zuffa/UFC

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑師範とともに見てみたい。

武術的観点に立って見た──ピョートル・ヤン✖ジョゼ・アルドとは?!

ジョゼ・アルドですら憎くもない人間と戦い続けることはできない


──ジョゼ・アルドを5Rにパウンドアウトで破ったピョートル・ヤンがバンタム級王者になりました。この試合、初回はヤンが攻勢でした。

「結果から言わせてもらいますと、やはりやる気の問題なんだと思います。アルドは長年ずっとトップを戦ってきて、最高の結果も残してきた。でも、今も収入を得るためなのか、まだやれると証明しようと戦っているのか。それは頭の判断ですが、体が戦いたがっているようには見えなかったです。それでも良いところがあるのはさすがなのですが……、ジョゼ・アルドですら憎くもない人間と戦い続けることはできない。それが人間という生き物なのかと思った次第です。

UFCのPPV大会では数字が取れる名前のある人がずっと上の方で戦っていますが、もうお腹いっぱいになったような選手が少なくないです。これから成り上がってやろうという選手とは、明らかに気持ちは違うのですが……ファンは、ビッグネームが見たいということなのですね。

そういうなかで1Rにアルドがパンチを打とうとしているのですが、彼のパンチが良いのは右ローをしっかりと蹴ることができている時なんです。パンチを打とうとしている時は、エネルギーが小さくなってしまう。ジャブからワンツーなんて、ボクシングをやっていると。アルドがパンチで行こうとする時は、ピョートル・ヤンの間です。ただし、右のカーフキックが入るとアルドの間になります」

──1Rはずっとパンチを被弾し、最終局面でテイクダウンを狙いました。

「不可解ですよね。あの先に何があるのか。蹴れば自分の間になるのに、あそこでテイクダウンにいった。いった先にどのようなビジョンがあるのか。恐らくは、コレというものがないからスクランブルに持ち込まれると自分から下になってしまったのでしょう。

ピョートル・ヤンに関しては、これはヒョードルやヌルマゴメドフにも当てはまるのですが、スタンドの打撃よりパウンドが圧倒的に良いです。スタンドでもショートの右アッパーなどは凄く良かったですが、パウンドの時の質量が一番高いです。もともと重力や引力との関係もあるので、人は上を取った時の方が質量は高いのですが、そうなった時にピョートル・ヤンの質量は最高値です。あのボディで、試合を終わらせることができてしまいそうなぐらい。

でもアルドが2Rに盛り返すというのは、さすがに歴戦の強者ですね。あの局面は、ヤンが腹を攻めなかった。ばかりか、ペースを落としました。そこでアルドの右の蹴りが入った。そうなると間が良くなり、左のボディブローも効き始める。あの局面ではアルドの方がヤンよりも、質量が高かったです」

──前足を蹴られたヤンがサウスポーにスイッチすると、一気に勢いがなくなったように見えました。

「サウスポーになった時は、本気で食いに行こうというのが見えなくなってしまいましたね。蹴りは良かったですけど。だから、あの時はアルドが勝てる、勝機を見いだせたはずなんです。それなのに3Rと4Rは、アルドは何もしなかった──下がるだけで。ビジョンが見えなかったです。反対に2Rを失ったヤンは、何かをしようと前に出てくる。その時にアルドが、ヤンに対して何をやろうとしているのか、それがなくて漠然と戦っているようにしか見えなかったですね。

そうなるとサウスポーでも、ヤンの質量が上がり、間もヤンになっていく。アルドのリアクションはバックステップで外すだけでしたし。だからヤンの回転が上がっていきました」

──最終回、仕留めに行った時のヤンは顔面を殴り、ボディを殴り、ヒザも蹴った。多彩な攻撃を見せていました。

「それはヤンが良いというよりも、アルドがもう終わっていたので。ああなると余裕が持てると思います。あの状況で、打ち返すことができる、あるいはテイクダウンができる人間に対して、あれだけのテクニックを見せることができるのか。この試合のアルドでは、ヤンの力というのは測りかねる部分があるかと私は思います。

いや凄く高い能力の持ち主ですよ、ヤンは。そして冷静です。最後のパウンドは殺すというよりも、レフェリーに止めろよというメッセージを送って殴っているように感じました。この試合もそうだし、もう5Rを戦い切れない選手が多くなっているから、5R制ってどうなんだろうなって感じます。5Rを戦い切る稽古と、気持ちがどれだけ創ることができるのかというのは、このところのUFCでは思うところですね。5Rあることで2Rぐらいは休む選手ができているので」

──日本人としては長丁場に活路を見出したいと思ってしまうのですが……。

「以前、黒崎健時先生が著書で42.195キロを100メートル・ダッシュのつもりでやりきれば必ず勝てるのだ。ただ、それをやる勇気のある人間がいないと言われています」

──物理的に無理だと思ってしまうかと、それは。

「でも、私はそれをやろうとする選手がこれまでも勝ってきたと思います。ジョルジュ・サンピエールにしても、ドミニク・クルーズにしてそうでした。今はあの時の彼らのように仕上げられないのでしょうね。

今後、ピョートル・ヤンがそこまでできるのか。それこそ指導者と選手が、人格の殺し合いをするような稽古でないと5分✖5Rというのは戦いきれないのではないかと思います。それは対人だけでなく、心肺機能を上げる練習にしても。そして、そんな稽古は10何年もできないでしょう」

──GSPやドミニクのようにピョートル・ヤンがなれるかどうかは、練習次第だと?

「ハイ。この試合からだけだとヤンは分からない。このままでコディ・ガーブラントやマルロン・モラエスとやって勝てるのか。ガーブランドはスタンドで、ドミニク・クルーズを効かせることができた選手です。それゆえにTJ・ディラショーにやられてしまったのですが……」

──そのTJ・ディラショーも来年の1月に戻ってくることができます。

「まぁ、UFCのバンタム級は凄いことになっていますね。だからこそアルドと戦った状態のヤンだと、ガーブラントには勝てないような気がします」

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Report UFC UFC251 ジョゼ・アルド ピョートル・ヤン ブログ

【UFC251】ローを効かされ、サウスポーを強いられて尚、アルドをTKO。ヤンが新バンタム級世界王者に

<UFC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>>
ピョートル・ヤン(ロシア)
Def.5R3分24秒by TKO
ジョゼ・アルド(ブラジル)

ヤンが左ジャブを伸ばし、アルドもジャブを返す。ボディを互いに打ち合うと、ヤンが左ハイを狙う。ジャブを伸ばすヤンが右オーバーハンドから、返しの左は空振りに。ここでアルドが右ローを蹴るも、直後にワンツーの右ストレートを打ち抜かれる。攻め急ぐことのないヤンはローでバランスを崩されたが、立ち上がってすぐにワンツーを打っていく。左の蹴りのフェイクに続く右ローを空振りしたアルドは、直後の右ハイはしっかりとブロックする。

アルドはジャブから右ロー、ヤンはボディを返す。残り90秒、右を当てたヤンはローで体がよれるも、すぐに右ストレートをヒットさせる。左ミドルを入れたヤン、アルドはテイクダウン狙いから下になり、ヤンが腰を上げた状態から重いパウンドを落とす。ボディを効かせたヤンは顔面にパンチを纏めるとアルドは、蹴り上げでスペースを作りながら、ガードを取ったままラウンド終了を迎えた。

2R、腹を空けたままの構えのアルドが強烈な右ローを蹴り、左ジャブ、再びローを蹴る。構えを変えたヤンは、右ミドルをブロックして左ストレートを伸ばす。右を当てたアルド、ヤンは左ハイ。オーソに戻したヤンは、左ボディを受けて大振りのパンチは空振りに。アルドはここでもローで左足を蹴り、ヤンは2つ蹴られたところでスイッチする。

右手前でもワンツーを伸ばすヤンだが、ボディを打たれる。アルドは右ミドルを入れ、右ストレートを2つ伸ばす。対サウスポーの方が戦いやすいか、アルドは右ボディを打ち込み、プレッシャーを強める。さらに右ハイを蹴っていくアルドは、オーソに戻したヤンに右ロー。ヤンは直ちにサウスポーに戻し、左ストレート、左ハイも最後に右ミドルを蹴ったアルドがラウンドを取り返した。

3R、サウスポーのままのヤンが右ミドルからヒザ蹴りと腹を狙われる。アルドは左リードフックを放ち、圧で上回るようになる。ヤンも左ミドルを蹴り返し、ワンツーで前に出る。右ジャブをヤンが入れると、アルドはボディを狙い、右ボディストレート、左ボディフックを2発入れる。左フック、ボディから右を当てたアルドは腹を殴る。ケージに詰まっていたヤンは、ここで前に出てオーソに。右から左アッパーもローを蹴られる。スイッチした直後にヒザを顔面に届かされそうになったヤンは、強まるアルドのプレッシャーのなかで左フックを振るう。

右ストレート、左ボディフックを入れたアルド、ヤンが左ボディストレートを返す。さらにワンツーで前に出たヤンは、右を被弾してスピニングバックフィストを見せる。ボディから左を当てたヤンに対し、アルドがヒザを返すも右エルボーを被弾する。アルドは動きが落ちてきたか、ヤンがラウンド後半になって盛り返した。

4R、ボディを貰った直後に左を顔面に返したヤンは、クリンチから離れると左ミドルを蹴り込む。アルドはボディ、そして右ストレート、さらに左ボディフックで腹を抉る。ヤンは前に出てクリンチからエルボー、ヒザ蹴りのアルドもヒジを打っていく。左2発からワンツー、ボディを入れたヤンは、アッパーを2つ見せる。アルドはボディを返すも、足払いでバランスを崩すなど中盤を迎えると動きが落ちる。

ボディ、左フックを打ったヤンは、右を当て口を開けたアルドに右ジャブから左ハイを狙う。回るアルドは、走るように間合を外す。追いかけたヤンが左ロー、鼻血を流すアルドは必死に距離を取る。ヤンはボディから右フック、左アッパー。頭を抱えたように動きが止まったアルドの足を取り、軸足を払ってテイクダウンしたヤンが、ガードのなかに収まる。細かいパンチ、ボディから右を打ち込み、エルボー、腰を上げてボディを殴ると、ヤンは勢いのある左のパンチを2つ打ち込み、ラウンドを明確に取った。

最終回、インターバルでどれだけアルドは回復できたか。いきなり左ストレートを打ち抜いたヤンは、ケージ際まで下がったアルドからボディから左アッパーでダウンを奪うとパウンドを纏める。ハーフで抑え、エルボーを入れるヤンが、ハーフのアルドの右腕を殺して抑えパンチとエルボーを落とす。

右腕を制されたままのアルドは、エルボーを受け背中を見せる。キャンバスがすぐに真っ赤に染まるほど流血に見舞われたアルドは、後方からの鉄槌に動けない。レフェリーは試合を止めず、ヤンは左右のパンチ、ヒザを続ける。バックを譲ったままのアルドは右のパンチ、鉄槌、エルボーを受け続け、ついにはレフェリーが試合をストップした。

新UFC世界バンタム級王者に輝いたヤンは、ケージサイドインタビューで「少しハードファイトになることは予想していたけど、ローがきつかった。初回と2Rはプレッシャーを与えて疲れさせ、3Rから攻めるのが作戦だった」と話した。


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News UFC UFC251 アマンダ・ヒーバス アレックス・ヴォルカノフスキー カマル・ウスマン ジョゼ・アルド ピョートル・ヤン ブログ ペイジ・ヴァンザント ホルヘ・マスヴィダル マックス・ホロウェイ レオ・サントス

【UFC251】計量終了 終始笑顔のアマンダ・ヒーバス。マスヴィダルもミステリアス・スマイル!?

【写真】マスクをせずに計量に臨んだマスヴィダル、この笑顔が意味するところは (C)Zuffa/UFC

10日(金・現地時間)、11日(土・同)にUAEはアブダビのヤス島=ファイトアイランドで開催されるUFC251「Usman vs Masvidal」の計量及びフェイスオフが行われた。

3階級の世界戦に出場する選手は全員が問題なくパス。ジョゼ・アルドとバンタム級王座決定戦を戦うピョートル・ヤンはスケールに乗る前に服と一緒にマスクを外し、つけるように指示を受ける。

一方でマック・ホロウェイの挑戦を受ける世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーと、メインで世界ウェルター級王者カマル・ウスマンに挑戦するホルヘ・マスヴィダルはマスク無しで体重を測った。

そのマスヴィダルは下着を脱いで計量に臨み、指を組み腕を合わせるや満面の笑みを浮かべる。フェイスオフではマスクをつけたマスヴィダルだが、離れるとすぐに外し──ウスマンに何やら呟くようなシーンも見られた。


メインカード出場選手では会見などで、いつも明るさ満点のアマンダ・ヒーバスが大きなマスク着用でも体重計の上で思い切り笑顔を見せていることが分かった。そのヒーバス、ペイジ・ヴァンザントと相対すると鋭い目つきになるものの直後に背筋をピンと伸ばして、周囲にお辞儀するなど、どこまでも好人物ぶりを披露している。

なお女子バンタム級でカロル・ホサと対戦予定だったするヴァネッサ・メーロが 141ポンドと6ポンドのオーバー──30パーセントのファイトマネーのカットで、キャッチウェイト戦へ。またフライ級でジャルガス・ジャマグロフと戦うパウリアン・パイヴァは拝むような仕草をスケールの上で見せたが、3ポンド・オーバーで掌を合わせ周囲に詫び20パーセントの減給となり契約体重戦に臨むこととなった。

■UFC251計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン: 170ポンド(77.11キロ)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル: 170ポンド(77.11キロ)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ: 145ポンド(65.77キロ)

<UFC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
ピョートル・ヤン: 135ポンド(61.24キロ)
ジョゼ・アルド: 135ポンド(61.24キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ: 115ポンド(52.16キロ)
ローズ・ナマジュナス: 116ポンド(52.62キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント: 126ポンド(57.15キロ)
アマンダ・ヒーバス: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オデズミア: 205.5ポンド(93.21キロ)
イリー・プロハースカ: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ: 171ポンド(77.56キロ)
ムスリム・サリコフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)
ダニー・ヘンリー: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
レオナルド・サントス: 156ポンド(70.76キロ)
ロマン・ボガトフ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ: 252ポンド(114.3キロ))
マクシム・グリシン: 223ポンド(101.15キロ)

<フライ級/5分3R>
パウリアン・パイヴァ: 129ポンド(58.51キロ)
ジャルガス・ジャマグロフ: 126ポンド(57.15キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ: 141ポンド(63.95キロ) 136ポンド(61.69キロ)
カロル・ホサ: 141ポンド136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ: 136ポンド(61.69キロ)
デイヴィー・グラント: 136ポンド(61.69キロ)

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Interview UFC UFC251 ジョゼ・アルド ピョートル・ヤン ブログ

【UFC251】アルドとバンタム級王座決定戦、ピョートル・ヤン「彼が成長しているようには見えない」

【写真】ヤンという名前は祖父が中国からロシアに移り住み、中国由来であることを会見で話したピョートル・ヤン(C)Zuffa/UFC

8日(水・現地時間)、11日(土・同)にUAEはアブダビのUFCファイトアイランドで開催されるUFC251「USMAN vs Masvidal」のバーチャル・メディアデー2日目が行われた。

ここではジョゼ・アルドとUFC世界バンタム級王座を賭けて戦うピョートル・ヤンの
受け答えを抜粋してお届けしたい(※要約)。


──パンデミック下で、試合に向けてどのようなトレーニングキャンプを行えたのだろうか。

「今はトレーニングについて振り返る時じゃないけど、全て上手くいったよ。トレーニングが十分でなかったとしても、僕のモチベーションは勝利を手にするのに十分だった。キャンプが良かっただけにチャンピオンになるチャンスは大きくなった。

世界中のファイターがパンデミックの影響を受けている。受けていない選手は1人としていない。状況に合わせて、誰もが家でしっかりと体を動かしてきたはずだ。皆が同じ条件だった。そして今、ここで戦う。問題ないよ」

──タイガームエタイの練習で得られたことは?

「初めてタイガームエタイを訪れたのは2014年だった。当時、まだプロで1試合しか戦ったことがなかった。食べ物、マッサージ、気候、凄く雰囲気が気に入って、キャンプに集中できたんだ。またキャンプをタイガームエタイで行いと思うし、新しい環境で練習するのも必要だと思っている」

──UFCタイトルに初挑戦するということで、普段と違う面は?

「ナーバスになり過ぎることはないし、心配もしていない。ただ試合に集中してきたし、それ以外の部分に関しては考えないようにしてきた。他のことは試合が終わってから考える。今は試合のことしか、頭にない」

──この試合はジョゼ・アルドが王座決定戦に出てくるに値しないという声があるけど、アルドのことだけを想定して練習してきたのか。それともアルジャメイン・ステーリングになることもあるという考えはあった?

「対戦相手を決めるのは僕の仕事じゃない。ただ、空位のベルトを賭けて誰とでも戦うつもりだった。マッチメイカーがアルドを選んだ。ならアルドと戦う。彼は偉大な選手だし、レジェンドだよ」

─そのアルドと、どのような戦いをしたい?

「試合展開によるよ。倒せそうならKOを狙う。判定になりそうなら、判定勝ちをする。僕のゴールは勝利で、勝ち方にはこだわらない」

──以前、ノヴァウニオンでトレーニングした経験があるけど、ジョゼ・アルドとの練習がアドバンテージになると思っているかい。

「スパーやグラップリングをジョゼ・アルドとしたことは、素晴らしい経験になっている。でも4年以上も前の話だ。僕はあの時より強くなっている一方で、彼が当時より成長しているようには見えない。

あの練習がアドバンテージになるとは考えていないよ。アルドはボクシングとローでプレッシャーをかける。ずっとその戦い方だった。練習をしたことで僕がアルドを少し理解した。アルドも僕のことが少し分かった。それだけでアドバンテージはないし、何も変わらない。

試合を盛り上げるにはプロモーションが必要だけど、僕らは互いに尊敬しあっている。互いを知っていることが試合に影響を及ぼすこともない。彼のゴールはチャンピオンになることで、僕のゴールも同じ。だから良い試合になるよ」

■UFC251対戦カード

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン(ナイジェリア)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル(米国)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ(米国)

<UFC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ジョゼ・アルド(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
ローズ・ナマジュナス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント(米国)
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オデズミア(スイス)
イリー・プロハースカ(チェコ)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ(ブラジル)
ムスリム・サリコフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)
ダニー・ヘンリー(英国)

<ライト級/5分3R>
レオナルド・サントス(ブラジル)
ロマン・ボガトフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
マクシム・グリシン(ロシア)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)
ハウリアン・パイヴァ(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
カロル・ホサ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ(米国)
デイヴィー・グラント(英国)

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【UFC251】対戦カード プレリミでタイトルコンテンダー=オズテミア✖元RIZIN王者プロハースカ

【写真】スイスからオズテミアがヒストリック・イベントに。西欧からオズテミア以外に3選手、旧ソ連圏以外の東欧からは対戦相手のプロハースカとポーランドのティブラの2選手が出場する。またメインのウスマン✖マスヴィダルもオフィシャルで発表された(C)MMAPLANET

2020年7月11日(土・現地時間)
UFC251
UAE アブダビ
UFC Fight Island

■視聴方法(予定)
6月12日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOW ライブ

■対戦カード

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン(ナイジェリア)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル(米国)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ(米国)

<UFC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ジョゼ・アルド(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
ローズ・ナマジュナス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント(米国)
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズテミア(スイス)
イリー・プロハースカ(チェコ)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ(ブラジル)
ムスリム・サリコフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)
ダニー・ヘンリー(英国)

<ライト級/5分3R>
レオナルド・サントス(ブラジル)
ロマン・ボガトフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
マクシム・グリシン(ロシア)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)
ハウリアン・パイヴァ(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
カロル・ホサ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ(米国)
デイヴィー・グラント(英国)